「RG」カテゴリーアーカイブ

RG フリーダムガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」をスミ入れ+リアリスティックデカールにクリアコートで作成して見ていきたいと思います。

機体紹介

フリーダムガンダムは『機動戦士ガンダムSEED』後半から『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の前半でキラ・ヤマトが搭乗したモビルスーツです。

パトリック・ザラの号令の下、物量で劣るザフト軍が単機で戦況を覆すほどの戦闘力を有した機体取りて開発されました。しかし、クライン派の手引きでキラ・ヤマトの手に渡り、三隻同盟の一翼としてクルーゼのプロヴィデンスを撃破、SEED DESTINYでシンのインパルスに撃墜されるまで長きにわたり、キラの翼としての役割を担った機体でした。

キット紹介

キットはリアルグレードシリーズの第5弾として2011年11月に一般店頭発売されました。

初期のRGなので、アドヴァンスドMSジョイントが頭部以外のフレーム全てに採用されております。また、1/144ながらもコクピットハッチの開閉や翼の展開ギミックなども再現されており、MSのリアルを追及したシリーズの1台となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはビームサーベル以外は全て新規です。表記は全て「RG 1/144 フリーダムガンダム」です。

素材はPS素材と一部ABS素材になっています。また、ポリキャップは付属しません(一部撮影前に切り離しています)。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

E1パーツ

E2パーツ

F1パーツ

F2パーツ

Gパーツ

SB-1パーツ

リアリスティックデカール1

リアリスティックデカール2

各部組立

RGは一度組むと外せないパーツが多々あります。そのため、スミ入れ、デカール、クリアコートを行ってから組みあげています。

今回のクリアコートは以下です。

  • ホワイト、胸部などダークブルー:半光沢
  • ABS素材:水性のつや消し
  • それ以外:つや消し(UV Cut) 

いずれもMR HOBBYシリーズです。

また、メインカメラとリアカメラはクリアーブルーで部分塗装しています。

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

フレーム

素組完成

ウイングを後ろ側に回すと自立できないので、アクションベース6を使用しています。

ただ、そのままでは接続パーツに合わないため、先端のピンをカットしてベース部も削っています。

ギミック&可動

頭部

アクション

比較

撮影中

まとめ

今回は「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」レビューしてきました。

シリーズナンバー05と、アドヴァンスドMSジョイントが全身に採用されている初期のRGでした。そのため可動範囲や装甲のスライド機構などはよくできていますが、腹部の関節が緩めで、保持力の点では少々難ありでした。

特にSEED系のMSはバックパックが重いため、キット単体でバランスをとるのはなかなか難しい物でした。

ただ、RX-78のVer.2.0発売のアナウンスがされているので、今後初期のRGに関してはリニューアルの機会があるのでは?と期待しております。 

最近のRGシリーズ(Gガンダムなど)ではアドヴァンスドMSジョイントの使用箇所が減っていますので、より進化したバランスが取れたものが待ち望まれます。

全体的にはRGらしく情報量も多いため、手間はかかりますが完成後の満足度も高い一品だと思います。

あと、個人的にはバンダイ純正の水転写デカールが無いのも少々残念に思っています。

以上、「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. よくできた翼の構造
  2. 保持力はともかく、よく動く各関節
  3. 武器含め、成型色でしっかり色分け

キットの残念ポイント

  1. バックパックの重さに耐えられず自立できないボディーバランスと、姿勢を維持できない腹筋
  2. サイドアーマーに接続するも、すぐポロリするビームサーベル(ダボが活かされていない…)
  3. 先端がぴったりくっつかない翼(個体差化も)

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形、ノーマル
  • 腕付け根:アドヴァンスドMSジョイントによる2軸
  • 脚部付け根:スライド機構付き軸受け
  • 関節構造:腕、脚ともにアドヴァンスドMSジョイントによる二重、首:胴体側1軸+頭側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ:頭部ツインアイとメイン・リアカメラ、ビームサーベル

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
  • 型式:ZGMF-X10A
  • 名称:フリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:三隻同盟→無所属
  • 商品価格:2,750円(税10%込)
  • 発売:2011年11月19日
  • パッケージ:RG標準
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

コラム 2024年ガンプラ新製品(かってに)予想

新年あけましておめでとうございます! 年始恒例のガンプラ新製品予想を”あくまで”個人的見解”で、今年も行っていきたいと思います。

また、旧年中は多くの方に当サイトを訪問いただき、大変ありがとうございました。

更新速度の遅いサイトではありますが、いつもご訪問いただき大変感謝しております。

本年も何卒、よろしくお願いいたします。

さて、あくまでここでは勝手な予想なので、寛容さをベースに気楽に優しい気持ちでお読みいただければ幸いです。

2023年の市況と予想の答え合わせ

市況

2023年はコロナの収束があったり、再販アイテムを(おそらく)バンダイさんが絞った影響などで、店頭にキットが全くないといった状況からは脱した感じでした。

ただ、2023年4月以降(2023年度)の再販品は毎回、同じキットばかりの印象で、バラエティに乏しい状況でした。

また、転売も少し下火になってきたかな、といった印象もあります。

2023年かってに予想」の答え合わせ

ここからは、昨年のガンプラ新製品予想の答え合わせを行っていきます。

このページのおかげで、ガンプラ新製品発表時や日々のプレバン商品発表時には、毎回人一倍に一喜一憂しています。

MG

  • ガンダム試作一号機GP-01 Ver.2.0 →外れ
  • シャア専用リックドム(リニューアル版) →外れ 
  • ゼータプラス 1.5 →外れ
  • ジムⅢ →外れ

HG

  • ガンダムマックスター →当り
  • ガンダムデスサイズヘル →当り
  • イージスガンダム →外れ
  • ハイドラガンダム →外れ
  • シャア専用高機動型ザク →外れ
  • 高機動型ザク (地上用) →当り
  • ジム(ドアン版) →当り


RG、FM

  • RG シャア専用ゲルググ →外れ
  • RG クロスボーンガンダムX3 →外れ
  • FM フォビドゥンガンダム →当り

トータルでは5勝9敗 勝率.357でした。作年は出来レース的なものしか当たらずでした。

2024年ガンプラ新製品や市場の傾向は?

2024年は1月公開の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が控えているので、年の前半はSEED系のキットが新旧入り乱れての展開になることは、おそらく間違えないかと。

何しろ、劇場版登場機体も、すべて公開されていない可能性もありますし。

また、店頭ガンプラ不足も、ようやく落ち着いてきましたので、そろそろ一般店頭発売の新商品や、脇役系の再販も活性化してほしいところです。

なにしろ、4文字HG(HGUC、HGAC、HGCEなど)の店頭発売は2022年9月のシェンロンガンダムを最後に1年以上、MGに至ってはVer.kaのゼータはありましたが、無印MGとしては2022年3月のリックドムを最後にこのままいくと2年以上なにも発売されていない状況になっています。

昨今の流通事情やその他、我々が知らぬ問題があるのかもしれませんが、新商品がプレバンだけになりつつある現状には少々憂慮しております。

再生産は今発表されている各店舗の予約ページ見る限り、種類はかなり回復しそうです。

勝手に今年(2024年)のガンプラ新製品予想

では、気を取り直して楽しく、ガンプラ新製品予想をしてみたいと思います。

HG

シリーズ物の続きで、W系から「アルトロンガンダム(TV版)」、この機体でTVシリーズ後半の5機がそろいます。すでにビルド系で「ジーエンアルトロン」が発売されておりますので、肩のトラを今年の干支、「龍」に変えて商品化を待つばかりかと思います。

また、プレバンで展開中のGガンダムシリーズからは「ボルトガンダム」と予想します。人気で言えばドラゴンガンダムの方が(アルゴには失礼ですが)上だと思っています。ただ、そのため最後に残すよりこの辺りで商品化しておかないとシャッフル同盟がそろわない事態になる心配がありかと。

さらに、昨年も書きましたが、ジェミナス関連から「ハイドラガンダム」も準備は進んでいるであろうと思ってます(ヴァイエイト& メリクリウスのシュイヴァン系があまり売れてなさそうだったので切れるかもですが)。

そして、今年こそはガンダムSEEDの初期GAT-Xシリーズのリニューアルが行われるのではと思っています。最初はイージススタートで。

宇宙世紀ものでは、ティフォエウスガンダム・キメラでサイコガンダムMk-Ⅱの腕が採用されたので、当然本家も出てくるとは思いますが、おそらくそれは来年以降と読みます。

それよりも先に、ハイザックカスタムの方が先ではないかと思っております。ホビーハイザック (A.O.Z RE-BOOT版)からのパーツ差し替えでの登場と予想します(ボリーノク来たら逆に大喝采ですが)。

MG

MGはすでにナラティブガンダムとシナンジュスタインナラティブ版のVer.kaがアナウンスされていますので、あってもあと一体程度かと。

また、今まで2年周期で新作が発表されているMGEXが準備されている可能性もあります。

MGEXは主役級かつ、毎回何かテーマを持った内容(ユニコーンは究極表現、ストフリは金属表現)なため、機種選定はちょっと難しいです。

直近の新作やリニューアルされた機体を除くと、ガンダムGP-01、陸戦型ガンダム、ダブルオーガンダムあたりが候補になるかと思いますが、テーマ部分がいまいち想像できずです。

一般店頭はMGEXが本当に出てくるとしたら、今年はナラティブの2台と合わせて終了かもです。

プレバンは予想不可能ですが、ドムのバリエーション、ゼータプラスのリニューアル、ジムⅢ推しです。

RG

RGは昨年のエピオンがすっかり店頭の守り神状態になってしまっているので、年一ペースが崩れるのではとの心配もしております。

仕様変更でインパルスガンダムが2月に準備されていますので、新作は出てきても年の後半ではと思います。機種は2年間同じこと言っていますが、「ゲルググ」を予想します。

最近はその神通力も落ちてきてると感じますが、「シャア専用」の力とファースト世代が元気なうちにこれだ!というゲルググの決定版を期待しています。

あと、今年もプレバン限定で「クロスボーンガンダムX3」がそろそろと予想します。

FULL MECHANICS

このシリーズは特に予想が難しく、このままカオス、アビス、ガイアと続くのか、はたまたスローネ3兄弟かまったく予想できないです。

ただ、SEED系ならばカオス、ガイア、アビスの順番になる気がしてはいます。

まとめ

MGEX

  • 本命 ガンダム試作一号機GP-01
  • 対抗 陸戦型ガンダム
  • 穴  ガンダムダブルオー

MG

  • ドム系(リニューアル版)バリエーション
  • ゼータプラス 1.5
  • ジムⅢ

HG

  • ボルトガンダム
  • アルトロンガンダム
  • イージスガンダム
  • ハイドラガンダム
  • シャア専用高機動型ザク
  • ハイザックカスタム
  • ギャンシュトローム

RG

  • RG シャア専用ゲルググ
  • RG クロスボーンガンダムX3

FULL MECHANICS

  • カオスガンダムまたはガンダムスローネアイン

なにが飛び出す2024年、世情も不安定な方向へ進んでいる気がしておりますが、

引き続き、本年もよろしくお願いいたします。

RG ゴッドガンダム レビュー

今回は「RG 1/144 ゴッドガンダム」をリアリスティックデカール+クリアーコートでレビューしていきます。リアルグレードのキットは一度組むと外すことが困難なパーツが多いため、レビューしつつ最終完成形として仕上げてまいります。

機体紹介

「機動武闘伝Gガンダム」の後半の主役機、ネオジャパンのガンダムファイター、ドモンカッシュが駆るモビルファイターです。

シャイニングガンダムをベースに、ミカムラ博士により開発され、第13回ガンダムファイトの決勝大会で活躍しました。

キット紹介

キットはリアルグレードシリーズ第37弾として2022年8月に一般店頭にて発売となりました。当初の予定(6月発売)より発売時期が2か月後ろ倒しとなっております。

設計は完全新作で、本編で印象的な腕組ポーズの再現や、MFならではの格闘ポーズが決まるような可動域の確保とリアルな外観の両立を目指したキットとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはBパーツ以外、すべて「RG 1/144 Gガンダム」表記&PS素材です。Bパーツは「ADVANCED MS JOINT 20」表記でABS&PP素材です。

各部組立

コアランダー以外は、パーツ切り出し→ゲート処理→スミ入れ→リアリスティックデカール貼り付け→クリアコートを行ってから撮影しております(コアランダーのみ撮影してからデカール貼っています)。

クリアコートは全てミスターカラースーパークリアーシリーズのスプレー缶使用してます。

ホワイト部は半光沢、フレームはつや消し、外装はつや消しのUV Cutタイプです。本当は外装全てUV Cutタイプにしたいのですが、半光沢は商品化されていないので、通常版です(クレオスさん商品出して!)。

頭部

胸部

ランドセル(コア・ランダー)

腕部

腰部

足首

脚部

武装他

フレーム完成

デカール&クリアコート完成

スミ入れは基本スミ入れシャープペンとコピックモデラー0.2mm使用しています。

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「RG 1/144 ゴッドガンダム」をリアリスティックデカール&クリやコート仕上げで見てきました。

「最新のガンプラが、最高のガンプラ」と言わんばかりの素晴らしいキットでした。可動、パーツ分割、作りごたえと非常に高次元でバランスの取れた1台でした。

おそらく、人の動きにどこまで近づけられるのか、みたいなのが開発時の裏テーマであったのではないかと思われるほど、よく動きます。

また、頭部をはじめパーツ分割も秀逸で、目立った合わせ目もなく、プロポーションも普通に見た限り文句ない出来でした。

目立ちそうなところにはアンダーゲート処理も施され、この後に出てくるであろう、エクストラフィニッシュやメッキバージョンなどの塗装済モデルにも対応したつくりとなっています。

個人的には、今はまだない水転写デカール(純正品)が流通したら、全塗装で仕上げてみたい欲求に駆られました。

成型色の質感やゲート部分の改良も素晴らしく、ガンプラ好き、Gガン好き万人にオススメできる1台でした。

以上、「RG 1/144 ゴッドガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. ガンプラ史上最高レベルの頭部分割
  2. クサビ形からより進化した、跡が残りにくい細ゲート
  3. 可動もプロポーションも良好なのに、部品点数も抑えてあり作りやすい

キットの残念ポイント

  1. 水転写デカールの選択肢も発売時に用意してほしかった
  2. 素組だと一緒に並べられるクオリティのMFがない
  3. なし

  • 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
  • 型式:GF13-017NJⅡ
  • 名称:ゴッドガンダム
  • 搭乗者:ドモン・カッシュ
  • 所属:ネオ・ジャパン
  • 商品価格:3,850円(税10%込)
  • 発売:2022年08月13日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

RG ウイングガンダム レビュー

今回は『RG 1/144 ウイングガンダム』をレビューしていきます。

ウイングガンダムはTV版、EW版にゼロだとか、アーリーだとか、カスタムだとか結果として非常にわかりずらい機体となっておりますが、こちらはTV版に出てきた、いわば元祖ウイングガンダムとなっております。

ビームサーベル以外は共有パーツなしの完全新規設計となっております。以前はRGの売りの一つであった「アドヴァンスドMSジョイント」は翼の付け根だけで使用(どんどん使用箇所が減ってくな)。

頭部以外はフルフレームとなっているこのキット、RGはあとから分解するのが非常に困難なので、リアリスティックデカール(メッキシルバー以外)貼ってから、クリアコートで仕上げていきます。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全て新規ランナー(RG1/144ウイングガンダム表記)で、素材は基本PS素材、BパーツのアドバンスドジョイントのみPS+ABSになっています。

各部組立

インナーフレームはミスターカラーの「スーパークリアーつや消し」、外装は同じくミスターカラーの「スーパークリアー UVカット つや消し」と、若干使い分けています。

部分塗装は目の周りのみで、スミ入れして、デカール貼って、クリアーコートしてから組み立てています。

RGは一度組んだ後の取り外しができそうもない箇所が多々あるので、一発組上げ&完成で進めています。

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

フレーム完成

クリアコート&シール、スミ入れ完成

ギミック&可動

アクション

変形

比較

まとめ

今回は『RG 1/144 ウイングガンダム』を見てきました。

作ってみた感想としては、非常によくできているなと。1個1個の部品精度が高いというか(その影響で非常に取り付けが固いところもありましたが)、スキのないかっちり感とでも言いましょうか、完成度の高い一品でした。

成型色も非常にきれいで、クリアーコートだけでもなかなか満足いく仕上がりになっています。

そして、今回の目玉(?)、翼の構成はちょっとばかりの感動ものです。たたんだ際も極小ピンを仕込むことで、変に浮いたりすることなくきれいに固定できます。独自ギミック入れることで、たたんだ時にきれいなシルエットにならなかったりすると「余計な事しやがって!」と思ってしましますが、このキットに関しては全くそんなことがなく、翼の展開もウエルカムな出来となっています。

その一方で、キット独自の鳥モードの変形方法が取説に載っていないのが解せません。本体とは別に1枚ペラで入っていたのに無くしたんじゃないかと思ったほどでした(ま、一度変形したらもうすることはないんだけどね)。

鳥モードはともかく、普通のバードモードはきれいにきまって、こちらも好印象でした。

最近のMGは内蔵フレームの再現率が下がっており、逆にRGは大きさの関係で頭部こそフレーム有りませんが、それ以外はしっかりフルフレームで、フレーム+外装で本物のように組上げる手順はまさにリアルグレードといったところでしょうか。キットのレベルも年々上がってきているので、そのうち中級者以上のメインシリーズがMGからRGにとって代わるかもです。

あと、リアリスティックデカールもいいんですが、全塗装しようかと思うと水転写が欲しいところです。最近は後追い(と言っても1年以上空く場合もありますが)で発売されることが多いですが、昔みたいに本体出たらあまり時間空けずに発売してほしいです。同じキットを2回以上作る機会はあまり多くはないので、一期一会、どうせ作るなら新製品のうちに納得の1台を作りたいというのが人情。それでないといつか水転写がでたら作るぞと、積みプラが増える一方です。バンダイさんぜひお願いします。

HGすら作ったことがない、ずぶなガンプラ初心者でない限り、気になった方にはぜひとオススメできる1台でした。

キットのグッドポイント

  1. 太もも部のパーツ分割が斬新かつ新鮮
  2. 翼部分の極小ピンによるロックが秀逸
  3. 変形部のロック機構も洗練されている

キットの残念ポイント

  1. 頭部など取り付けが固い部分が散見
  2. 胸部のクリアーグリーンのパーツが外れやすい
  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW(TV版)
  • 型式:XXXG-01W
  • 名称:ウイングガンダム、ガンダム01(ozによるコードネーム)
  • 搭乗者:ヒイロ・ユイ
  • 所属:L1コロニー
  • 商品価格:3,520円(税10%込)
  • 発売:2021年06月19日
  • 積みプラ解消: -9cm(パッケージの高さだけで算出)

RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機 レビュー

今回は「RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機(先行量産機)」をレビューしていきます。

待ちにまった「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(最後の記号読めねぇっす)
もやっと公開(20201/03/08)になりましたんで、今作らずにいつ作る!?ということで、積み山から急遽引っ張り出してきました。

弐号機あらため2号機ということで、TV版から新劇場版になって、見た目が最も変わった1台です。先に発売されております初号機、零号機とも比較しながら見ていきたいと思います。

今回も作成方法はパーツ切り出し後に、リアリスティックデカールをはり、クリアコートを行ってから組み立てていきます。

クリアコートは成型色によってつや消しと光沢をつかいわけていく予定です。

ちなみに2号機は、

光沢:レッド

半光沢:ブラウン、オレンジ、ホワイト

つや消し:グリーン、ブルーグレー、ダークグレー

を予定しております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材、表記も「RG エヴァンゲリオン」で統一されています。

各部組立

頭部

胴部

足首

脚部

腕部

武装など

余剰パーツ

完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機(先行量産機)」をレビューしてまいりました。

劇場版も見事に完結し(生きてる間に終わってよかった~)、鑑賞したその勢いで、一気に作り終えました。

既にレビューしておりますが、傑作キット「RG エヴァンゲリオン初号機」と基本構造は一緒なので、予想範囲内ではありますが、この2号機もそのまま組むだけで、イメージ通りのエヴァ2号機が完成いたします。

2号機オリジナルな頭部も、設計した人の変態ぶり(ほめてます)が伝わってくるパーツ分割で、4つの目も色分けされている驚異の完成度(塗できれば更によいと思いますが)! もうクリアコートだけで十分満足です。

とはいえ、気になる点がゼロかと言われれば、決してそんなこともなかったりします。

一つはやっぱり、このレベルのキットであるならば、水転写デカールの用意が欲しい事。特にウエポンラック側面はもっときれいに仕上げたい欲求にかられます。

あと2号機に関しては、DX版の発売はなく、単体販売のみのためS型装備(破のオープニングの飛行装備)が用意されていません。劇中で印象に残っている登場シーンを再現できない形となっております。

もっとも、この点に関しては、零号機のシールドなどと一緒に、後々プレバンあたりで武装セットみたいな形で追加販売されそうですね、今のところ「ロンギヌスの槍」も同梱されているRGのキットはないし。そこに水転写デカールも一緒にセットして販売そうな予感…もしデカール付きで発売されても、完成した後から出されてもな~って感じです。

また、既に発売済みの8号機、2021年6月発売予定のMark06と今後もシリーズ展開予定されておりますが、個人的には今回の劇場版の終劇に合わせて、エヴァのプラモも一区切りついた感じです。

今回活躍した新2号機や、ビーストモード、コード999なんかも、どこまでキット化されるかはわかりませんが、零号機、初号機、2号機の3機揃ったところでOK気分ではあります(プレバンの初号機夜間戦闘は予約しておりますが)

アンダーゲートも多用されていますので、エクストラとかチタニウムフィニッシュVer.も出てくるんだろ~な~との予想もつきます。

ともかく今回のRGエヴァシリーズ、どれも完成度は高いので、各々好きなエヴァを手に入れて組み立てることをオススメいたします。

キットのグッドポイント

  1. 安定のRGエヴァクオリティ
  2. クリアコートだけで十分な成型色発色
  3. サンダースピアの作りがなかなか良い

キットの残念ポイント

  1. 別売でもいいので、水転写デカールが欲しい
  2. オプション武装が少な目
  3. 親指と人差し指の付け根のシールは予備多めにつけてほしかった(既に2カ所無し)
  • 登場作品:ヱヴァンゲリヲン新劇場版
  • 型式:
  • 名称:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型2号機(先行量産機)
  • 搭乗者:式波・アスカ・ラングレー、真希波・マリ・イラストリアス
  • 所属:特務機関NERVユーロ支部→特務機関NERV日本本部→Wille
  • 商品価格:4,950円(税10%込)
  • 発売:2020年09月12日
  • 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)

RG ジオング レビュー 【機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセット】

今回は「RG 1/144 ジオング」をレビューしていきます。

RGジオングは単体バージョンとファーストガンダム最終話のシーンを再現できる「機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセット」版の2種類が商品展開されますが、後者のエフェクト付きのDX版を見ていきます。

ファーストガンダムのラスボスだけあり、MGは2002年、HGは2001年と、どちらもシリーズ初期に商品化されており、インジェクションキットとしては久しぶりの新作となります(立体物としてはROBOT魂が2018年にプレバン限定で発売されています)。

最近の多関節構造を取り入れたジオングは何処がどれくらい動くのか?といったところが非常に気になるこのキット、可動部分以外も新しい要素はあるのかなどを詳しく見ていきたいと思います。

キットの正式発売は2021年の1月の予定ですが、2020年11月12日~15日に東京は新宿で開催されております、「GUNPLA EXPO TOKYO 2020」での先行発売の商品を使用していきます。

今回はモノアイなどの部分塗装だけ行い、リアリスティックデカールとスミ入れしてクリアコートで仕上げる予定です。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表記がないものは全てPS素材です。拡張キットの一部でABSが使用されています。ランナー表記も当たり前ですが基本「RGジオング」です。

ここまでがノーマル版と共通の中身になります。

以下からはエフェクトセットで追加となっているランナーです。

各部組立

頭部

後頭部の脱出ハッチも開閉します。

胸部

腰部

腕部

脚部

「あんなもの、飾りです。お偉方にはそれが分からんのですよ」

その他

エフェクトパーツ

フレーム完成

シール、スミ入れ&クリアコーティング仕上げ完成

ギミック&可動

アクション

比較

ラストシューティング

まとめ

今回は『機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセット』をレビューしてきました。

ジオング本体は久々のキット化でしたが、個人的には決定版ではないかと思ったほど、よくできてます。

プロポーションに肘やスカートの可動、成型色の発色まで高い次元でまとまっております。

また、ほぼすべての部分でフレーム再現されており、ザク2.0やガンダム2.0の頃のMGと同等の構造となっております。

近年のMGは作りやすさに軸足が移動して、フレームや内部構造の再現に重きが置かれなくなってきている分、RGに力が入っているのかとも感じました。

そんなジオングですが、手の指部分だけは、納得できない作りとなっています。アドバンスドジョイント採用されているため、関節部分のベースと指のプラ部分がくっついており、取り外し不可。指部分と関節部分を塗り分けるのは困難を極める構造となっています。

今回のようにクリアコートのみでの仕上どまりなら問題ないですが、全塗装する場合のいい方法がすぐには思いつかない感じです、来月以降のHJやMGでの作例を参考にしたいと思います。

最後にエフェクトパーツとラストシューティングセットについてです。正直なところ、本体単体でいいかなと思います。

ビーム&バーニアエフェクトはボリュームあってかなりかっこよいのですが、置き場所取るので、実際飾る段階になったら(我が家の場合)おそらく駐機姿勢。豪華なエフェクトも宝の持ち腐れになりかねません。

またラストシューティングセットですが、これを使用すると、せっかく良い出来のジオング本体がお蔵入りです、それはあまりにももったいない。

今回のレビューが終わったら我が家の場合はエフェクトセット&ラストシューティングセットはしばらく日の目を見ることはなさそうな予感です。

ビームエフェクトで豪華展示予定の方は迷わずセットですが、迷っている方は本体単体で十分かと思います、価格も4000円弱の差がありますし。

と、いろいろ申してきましたが、ジオング本体は間違えなくこの先10年以上は決定版として君臨出来る内容なので(MG2.0なんてのもあるかもしれませんが)、ファースト好きな方やシャア好き、サイコミュ好きはぜひ1台手に取ってほしいキットでした。

キットのグッドポイント

  1. スカート内部や腕部のフレームパーツのモールドが細かく素晴らしい。
  2. スカートの作りが精工で、きちんと組み立てれば隙間なし!
  3. 成型色もきれいで、クリアコートだけでも十分OK
  4. 可動もプロポーションも含めて、この先10数年(もっとか!?)はジオングの決定版とおもわれる。

キットの残念ポイント

  1. 塗装するな!と言わんばかりな、指のアドバンスドジョイント構造
  2. ビームエフェクトとバーニアエフェクトだけで良いような気も…
  3. エフェクト使用すると、展示スペースの確保が大変
  4. 前腕分離時にリード線を差し込むのがちょっと大変
  5. 台座関連で発生する大量の余剰パーツ(展示方法によっては台座自体もか?)
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MSN-02
  • 名称:ジオング
  • 搭乗者:シャア・アズナブル大佐
  • 所属:ジオン公国軍
  • 商品価格:9,900円(税10%込)
  • 発売:2021年01月
  • 積みプラ解消: -14cm(パッケージの高さだけで算出)

RG RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)レビュー

今回は「RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」をレビューしていきます。

RGの第8弾キットとして、2012年に一般店頭発売されたものとなっています。

最近のRGではアドバンストジョイントがほとんど使用されていないキットもございますが、このキットは頭部以外の骨格として使用されております。

ゼータの第1話から、ダブルゼータの最終話(その1つまえまでだったか?)まで約2年間にわたり活躍した傑作MSを見ていきたいと思います。

今までRGはデカール+クリアコートでの仕上げばかりでしたが、今回のレビューでは塗装(ABS系のパーツは水性クリアーコートのみ)と別売りの水転写デカールで手間かけ仕上げで行ってい見たいと思います。

パッケージ&内容物紹介

RGフォーマットの顔のアップと全身像の組み合わせです。

取説もRG標準です。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ 胸部やスリッパ部分などです。

Bパーツ ABS素材 グレー アドバンストジョイントです。

Cパーツ PS素材 イロプラ バックパックや黄色の部分です。

D1パーツ PS素材 ホワイト 腕、脚、頭部やシールドです。

D2パーツ PS素材 ホワイト D1と対になるパーツです。

E1パーツ PS素材 グレー 胸部フレームやライフルです。

E2パーツ PS素材 グレー E1と対になるパーツです。

Fパーツ ABS素材 グレー 手首などです。

G1パーツ PS素材 ホワイト② 脚部や肩です。グレー濃い目の白です(変な日本語かな)。

G2パーツ PS素材 ホワイト② G1と対になるパーツです。

SB1 PS素材 クリーピンク ビーム刃です。

リアリスティックデカールです、今回は水転写使用するので、メタリックの部分の未使用の予定です。

個人的には嫌いなメッシュパイプです。

今回はオプションのガンダムデカール使用します。

ガンダムデカールは再販と再販の感覚が長いのを改善してほしいです。

各部組立

フレーム 脚部

膝裏のパイプはバンダイさんが大好きなメッシュパイプです。個人的には普通のプラパーツの方がいいと思います。

フレーム 胴体+腕部

コクピットブロックは塗装(ガイアノーツ フレームレッド)しております。

フレーム完成

フレームだけ見ているとMGかと思ってしまいます。

ボディバランスも良好です。

外装組立

外装はパーツごとに塗装、スミ入れ、水転写デカール、クリアコートを行ってからくみ上げています。

RGシリーズは一度組むと、パーツ外すのに苦労するイメージが強いので、この方法を採用しております。

塗装レシピは

白 ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ

濃い白 ガイアノーツ ニュートラルグレーⅡ

青 ガンダムカラー ブルー14

赤 ガイアノーツ フレームレッド

黄色 白3:ガンダムカラーRX78イエロー7

濃い黄色(スネとかたのバーニア) ガンダムカラーイエロー2

グレー ガイアノーツ ジョイントグレー+ニュートラルグレーⅤ

武器 濃い部分はガイアノーツニュートラルグレーⅤ、薄いグレーはMrカラーのニュートラルグレー+ミディアムブルー

ABSパーツとアドバンストジョイントは水性のプレミアムトップコートつや消しのみです。

それ以外の塗装部分はMr.スーパークリアーIVカットつや消しを使用しています。

頭部

ツインアイはシルバーの上から蛍光グリーンで塗装しております。

口の上のモールド部分、雑な塗装になっていましまいたが、マスクの鼻の部分がスリットになっているので、中の赤い部分が見えてしいます。なんでもいいので、黒などのダーク系で塗装しておくことをオススメいたします。

頭頂部のグレーはもう少し薄いほうがよかったと後から思っております。(しかしリペイントはせず)

足首

つま先の凹み部分と足裏のグレーは塗装断念しました。

脚部

腰部

胸部

胸のダクトと襟周り、頭部Vアンテナの黄色は色味変えています。

腕部

肩部分は上から差し込む形になっています。接続部分のパーツが写っていないです(置き忘れ)。

ランドセル

取説ではバーニア内側はグレーでしたが、設定どおり赤にしました。

武装

バルカンポッドは本体胸部と同色で塗装しています。

ライフルのエネルギーパック1個は余剰パーツです。各武器のメタリックグリーン部分はシール使用しています。

完成

痛恨!サーベルのデカールの位置左右で間違えております。

ギミック&可動

首の前後の可動域は広めです。

腰も左右、前後に稼働します。

ひじも難なく折りたためます。

肩部分も大きく上げることができます。

膝もしっかり落り曲げられます。

つま先はおそらくGディフェンサーとの接続用に大きく稼働します。

立膝は少しバランスが悪いです。

シールド接続部分は設定に縛られることなく、丸穴とL字の接続パーツ使用しています。ポージングの幅が広がっています。

腰のマウントラックを開いてハイパーバズーカを搭載可能です。

バルカンポッドは頭部側面の接続穴に両側からはさむ形になります。塗装がはがれないかと少し気をもみます。

コクピットハッチも開閉します。青い上半分は前に引き出すだけとなっています。

腰のラッチにビームライフルやバズーカの弾倉を懸架出来ます。

シールドは差し替えなしで伸縮します。

シールド裏にエネルギーパック装着可能です。ただシールドののぞき穴を完全にふさいでしまいます。

アクション

劇場版で印象的なキックシーンも再現可能です。

サーベル引く抜くポーズも余裕で取れます。

サーベルのビーム刃が長めです。

ニューハイパーバズーカも無理なく構えることができます。

せっかくなので、ドダイ改にも乗せてみました。百式もリックディアスも手持ちがないのが残念!

比較

同じRGのゼータガンダムとの比較です。

思いのほか大きさに差があることが分かります。変形機構ない分、プロポーションはMkⅡの方がよいですね。RGで百式も欲しいですね。

エゥーゴの主力3機種です。来月プレバンから発送されるリックディアスが待たれます。

まとめ

今回は「RG ガンダムMkⅡ(エゥーゴから)」をレビューいたしました。

サイコガンダムを作成した際に、1/144のMkⅡが1台もないのはちょいと問題かと思い、クローゼットから引っ張り出しての製作となりました。

RGシリーズとしては8番目の製品だけあって、初期のキットで指摘されていた、部品のポロリもほとんどなく(塗装している影響もあると思いますが)、組立を行っていて、ストレスを感じる箇所はありませんでした。

強いて言えばシールが多くて、根気がいつも以上に必要だということぐらいでしょうか。

個人的にはいまだに、定義がよくわかっていないのですが、ムーバルフレーム(RGやMG2.0のRX-78だって同じ様な作りだし)をユーザーに意識させるためか、説明書通りに組み立てると、フレームのみの全身が完成して、外装パーツを順番に取り付けていく演出など(おそらくそういった意図のはず)、楽しみにながら製作できる点も高評価でした。

今回は、RGをはじめて全塗装+水転写デカールで作成してきました。細かいパーツ分けや、デカールの数も多く、手間と時間はかかりましたが、仕上がりは満足度の高いものとなっています。

もちろん、未塗装、シールなしでも十分な結果(完成品)を手に取ることができる好キットだと思います。

最近はMGよりもRGの方が組みごたえや、出来上がった時の達成感が得られるような気がします。メーカー内における商品の位置づけとかも少しずつ変化しているのかもしれませんね。

キットのグッドポイント

  1. 説明書どおりに組むだけでイメージ通りのMkⅡが組みあがります
  2. ムーバルフレームを意識させられる組立順番
  3. RGですが、目だたポロリもなし(塗装したからかも)

キットの残念ポイント

  1. 黄色とオレンジの違いなど、細かい色分けが取説でもオミットされていた。
  2. 腰のスイングロックや股関節のロックが使いずらい

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:RX-178
  • 名称:ガンダムMk-II
  • 搭乗者:カミーユ・ビダン、エマ・シーン、エル・ビアンノ
  • 所属:エゥーゴ
  • 商品価格:2,750円(税10%込)
  • 発売:2012年05月12日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン試作零号機DX 陽電子砲セット レビュー

今回は『RG エヴァンゲリオン零号機 DX 陽電子砲セット』をレビューしていきます。

エヴァのリアルグレード第二弾!、綾波レイが登場するエヴァンゲリオン零号機、キットは零号機と零号機改(劇場版)のコンパチ仕様となっています。

また今回は、DX版を選択。エヴァ本体の他にヤシマ作戦で使用した「陽電子砲」(ポジトロンキャノン)同梱版です。初号機の輸送台セットはあまり惹かれませんでしたが(ATフィールドだけ欲しかった)、新劇場版・序でのクライマックス、ヤシマ作戦で使用されたポジトロンライフルは初号機持っているなら、やはりほしいオプションになります。

製作はパーツ切り出し後に、リアリスティックデカールをはり、クリアコートを行ってから組み立てております。

組みあがった段階で関せとなる予定です。

今回のクリアコートは光沢、半光沢、つや消しの3種類使用しています。

主な塗り分けは、

光沢:オレンジ、ダークグリーン

半光沢:ダークレッド

つや消し:ホワイト、ブルーグレー、ダークグレー

といった、塗り分け(吹き分けか?)にしておりまます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはガンダムシリーズのRGと同じフォーマットで頭部のアップと全身で構成されています。DXセットなので陽電子砲とG型装備も描かれています。

側面は店頭で訴求できるようにキット解説がしっかり載っています。

取説もRG準拠で28ページの大ボリュームです。

ランナー紹介

システムインジェクションのパーツはないので、素材は全てPS素材となっております。ハンドパーツ部は柔らかめな素材ですが、表記はPSです。表記は全てランナーで「RGエヴァンゲリオン」となっています。初号機と同じランナー使用しているのでカラー再現のために色ごとに分割されて部分があります。

Aパーツ ホワイト 脚部中心です。

B1パーツ グレー 脚部もも部分です。

Cパーツ イエロー 腕部や胴体、足首などの外装です。

Dパーツ ダークグレー 脚部のフレーム中心です。

Eパーツ グレー 腕部や肩の外装です。

F1パーツ ダークレッド アンビリカブルケーブル接続部などです。

F2パーツ レッド アンビリカルケーブルのプラグのパーツです。

G1パーツ イエロー 脚部のパーツです。

G2パーツ ホワイト 胴体部です。

H1パーツ イエロー 手の甲部分になります。

H2パーツ グリーン 背中や足裏です。

I1パーツ ダークレッド 靴底や首部分です。

I3 イエロー 膝部分です。

Jパーツ イロプラ 武装とハンドパーツになります。紫の部分は他のランナーに比べ柔らかいです。

Kパーツ シルバー ケーブル接続部と銃口です。

Lパーツ クリヤーレッド 核部分です。

Nパーツ イロプラ 上腕などです。

Oパーツ イエロー 零号機専用のパーツ群です。

P1パーツ クリアーグリーン 頭部のクリアー部です。

XDパーツ イロプラ X番号のパーツからポジトロンライフルです。おそらくXA~XCは初号機の輸送台と思われます。

XEパーツ ライトブルー 本体部分です。

XFパーツ ホワイト 砲身付近です。

XGパーツ グリーン

アンビリカブルケーブル ケーブル部分になります。

リアリスティックデカール エヴァ本体と陽電子砲用のものが1枚にまとめられています。

各部組立

頭部

今回も驚異の分割で完全色再現されています。頭頂部と単眼部にクリアーパーツが使用されています。

頭部のデザインだけ見ると、単眼や口の部分にガンダムの影響があるのかと(?)思ってしまいます。

胸部

胸部ブロックに背骨をつなげて腰部分につながっています。初号機と同じ作りです。

完成すると、このコアが全く見えなくなっていまうのが、少し残念です。

プラモデルですが、脊椎あります。

腕の付け根部分のフレームと外装になります。

通常の零号機だと、腕部に連動した胸部装甲の可動がなくなり少し残念です。

腕部

腕も色分けほぼ完全再現です。手首パーツが豊富に用意されています。

肩ブロックです、通常の零号機は非常にシンプルな構成です。

肩ブロックは腕と胴体の間に挟み込む形になります。

足首

足首は初号機との色違いになっています。

脚部

フレームというよりは筋肉です。生体標本に近いです。

フレームだけの状態で本体にとりつけてみました。マラソン選手見たいです。

ノーマル零号機はももの全面がホワイトになっています。

武装

武装はパレットライフルとプログレッシブナイフになります。ただ、通常零号機だとナイフの収容するところがありません。

刃の部分はシール処理になります。

アンビリカブルケーブル

ケーブルは本体の差込口との反対側を接続するところがないのが問題です。

零号機改用パーツ

今回は使用しません(組替えもなし)。改で追加された方のウエポンラック、胸部、カラー変更された太もも前面部分になります。

年代的に、零号機改はどうしても青くしたくなってしまいます。

組立完成

成型色の良さもあり、クリアコートだけで不満のない仕上がりです。

黄色いボディに単純な頭部デザインと、試作機感がいいです。

ギミック&可動

首関節と頭部の関節で大きく前後します。

腰(というか胴体全部)で猫背姿勢からキョーツケの姿勢まで、人のように動きます。

肘も当然ながらしっかり曲がります。

もも上げも苦も無くこなします。

足首もつま先含め大きな可動範囲になっています。

エントリープラグの搭載ハッチが開きます。プラグにシール貼ると中まで入れることができません。シールの両端も処理が難しいです。

アンビリカブルケーブル接続部です。ケーブル部分も良く曲がります。

アクション

立膝もきれいにきまります。

通常のアクションベースだと取り付けできないので、バンダイフィギュア用の魂STAGE使用してます。

プログレッシブナイフは専用の持ち手使用します。

零号機といえば、やはり暴走シーンでしょうか!?

比較

基本骨格は一緒ですので背格好は同じですが、肩のウェポンラックの有る無しで、シルエットが違ってきます。

陽電子砲

こちらが本体部分、組上げ後の写真撮り忘れました。

砲身部分になります。ラジエター部分の造形がかっこいいです。

こちらは土台部になります。露出が暗く判りずらいですが、黒いパーツはキャタピラ部になります。

なかなか、良い出来です。成型色クリアーコート仕上げですが、しっかり塗装すると更によい仕上がりになると思います。細かいところまでよくできています。

G型装備

G型装備ですが、初号機のパーツと組み合わせての作成になります。今更ばらせないので、必要パーツ全部付けてほしかったです。

初号機に取り付けられないので、射撃姿勢のカット撮影の気力を無くす…

まとめ

『RG エヴァンゲリオン零号機DX 陽電子砲セット』をレビューしてきました。

驚かされたRG初号機と同様の作りですので、零号機本体も非常によくできており、完全新規となっている頭部も驚異の色分け再現でバンダイの力を見せつけられる一品となっています。

成型色も非常にきれいで、クリアコートだけでも(もしくはクリアコートなくても)十分にカッコよく仕上がるキットとなっています。

ただ、今回のDXセットとしてみた場合、零号機用のESVシールドが付属しないという、どこがデラックスなんだー!といった商品構成が非常~に残念です。

(G型装備も必要部品全部入れてほしかった)

正直ここまでのセットでシールドがないなんて… 初号機にポジトロンライフル構えさせて、零号機はどうしろっていうんですか!

製品的には万点近い出来なのに、商品としてはこれじゃ0点です。

2号機や8号機に追加ならまだ許されますが、ポジトロンライフルとセットでプレバンで発売された日には殺意を覚えるに違いありません。

ROBOT魂には付属しているのにどうしてRGでは実現しなったのか、疑問しか残りませんでした(バンダイの商品アンケートにも商品に関してシールドの有無の回答項目がありましたが)。

DXセットにするか通常版にするか、悩んでDXにしましたが、ヤシマ作戦完全再現できないのであれば、通常版で(差額2200円税込み)良かったと思いました。

キットのグッドポイント

  1. 成型色の発色もよくそのままでも十分な出来上がり
  2. 初号機同様、人造人間であることを意識させられる、本体構造
  3. 初号機同様、可動も大きく、腕や脚の可動に連動する外装

キットの残念ポイント

  1. たかだかシールド1枚、ヤシマ作戦ちゃんと再現させてくれ~!!!
  • 登場作品:新世紀エヴァンゲリオン
  • 型式:
  • 名称:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン零号機
  • 搭乗者:綾波レイ
  • 所属:NERV日本本部
  • 商品価格:7,150円(税10%込)
  • 発売:2020年06月20日
  • 積みプラ解消: -8.2cm(パッケージの高さだけで算出)

RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機 レビュー

今回は『RG エヴァンゲリオン初号機 』をレビューしていきます。

ガンダムシリーズ以外では初の「リアルグレード」ということで、否が応にも期待は高まります。キットはスケール表記がないためノンスケール(覚醒すると巨大化するからか?)キットの全高は17.5cmと表記されておりますが、肩ブロックで計測すると20cm弱なのでだいたい1/200~230ぐらいといったところでしょうか。果たして人造人間は最新のリアルグレードとしてどのように表現されているか見ていきたいと思います。

製作はパーツ切り出し後に、リアリスティックデカールをはり、クリアコートを行ってから組み立てております。

クリアコートは色によってつや消しと光沢をつかいわけています。

初の人造人間なので、ガイアノーツカラーのエヴァシリーズを参考にして、

光沢:パープル、明るいグレー、オレンジ、シルバー、ホワイト(目の部分)

つや消し:グリーン、ダークグレー、レッド

といった、塗り分け(吹き分けか?)にしておりまます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはRGシリーズの基本フォーマットで頭部のアップと全身で構成されています。作品が違ってもシリーズの統一感が保たれております

側面は店頭で訴求できるようにキット解説がしっかり載っています。

ガンダムシリーズとは異なり、底箱は化粧箱使用になっておりません。

取説も既存のRG準拠の使用となっています。

カラー両面のチラシが封入されていました。30MMとガンダム以外のキャラ系キットの紹介になっています。

ランナー紹介

素材はシステムインジェクションを使用しているMランナーのみPS、ABS、PPの複合素材となっておりますが、それ以外は全てPS素材のランナーとなっています。

Aパーツ パープル 脚部と頭部、肩部の装甲(拘束具)です。

B1パーツ パープル 脚部と腕部中心です。

Cパーツ ダークグレー 胴体部分と腕部のインナー中心です。

Dパーツ ダークグレー 脚部中心です。

Eパーツ ダークグレー 腕部や肩の外装です。

Fパーツ レッド 本体やアンビリカブルケーブルの赤い部分です。

G1パーツ グリーン 本体の緑色の部分になります。

H1パーツ メタリックグレー 胸部や掌拳部、背中になります。

I1パーツ オレンジ 靴底などのオレンジ部分です。

Jパーツ イロプラ 武装とハンドパーツになります。紫の部分は他のランナーに比べ柔らかいです。

Kパーツ シルバー ケーブル接続部と銃口です。

Lパーツ クリヤーレッド 核部分です。

Mパーツ イロプラ(システムインジェクション)上腕、頭部の角、瞳部分の塗り分けもパーツ分割も難しい部分がパーツ単体で色分けされています。

アンビリカブルケーブル 同線です。

リアリスティックデカール RGシリーズの中ではシール数は標準やや少なめって感じでしょうか

各部組立

頭部

歯だけは今回数少ない部分塗装を行いました。隠ぺい力気にしてガイアノーツのニュートラルホワイト使用してます。

目の部分と角はシステムインジェクションで色分けされています。目の周りの黒い部分と、角の緑の部分はつや消しにしたかったのですが、諦めて光沢クリアになっています。

部分塗装もシールもなしで、ここまで色分けされているのは驚きです。

バンダイスピリッツ社内にエヴァ好きな変態がいるに違いない!と思うぐらい驚異の色分け再現です。

映像、見直してみると、歯は塗らなくてもいいかもと後から思いました。

胸部

胴体は作成手順が多いので、分割写真おおめです。

胸部ブロックに背骨(?)と脇腹を3段構造で追加していきます。そして股関節へとつながります。

プラモデルですが、脊椎あります。

腕の付け根部分になります。

本体に拘束具をかぶせていきます。

胴体完成です。

腕部

腕も色分けほぼ完全再現です。手首パーツが豊富に用意されています。

肩ブロックです。

足首

足首です。足裏の色分けされています。

脚部

フレームというよりは筋肉です。生体標本に近いです。

本体にとりつけてみました。

筋肉隆々といった印象です。

武装

武装はパレットライフルとプログレッシブナイフになります。プログレッシブナイフは折りたたみがギミックはなく、収納用が別途付属します。

刃の部分はシール処理になります。

アンビリカブルケーブル

メタリック感出そうと思い、ガンダムマーカーエアブラシでシルバーを塗りましたが、ほとんど効果ありませんでした。

組立完成

塗装なしでこの色分け完成度、恐れいいります。

ギミック&可動

頭部の付け根と首の可動部があるので、頭は大きく前後できます。

腰(というか胴体全部)で猫背姿勢からキョーツケの姿勢まで、人のように動きます。

肘も当然ながらしっかり曲がります。

太もも裏の部分をふくらはぎで押すと引っ込み、もも全面のパーツが前側にスライドします。

足首も自由に動きます。

エントリープラグの搭載ハッチが開きます。

プログレッシブナイフの格納も再現できます。折りたたんだバージョンのナイフを入れます。

アンビリカブルケーブル接続部です。ケーブルは固すぎず、柔らかすぎずで絶妙な硬度です。

アクション

プロポーション重視のせいかアクションベース取付穴などが無いので、同じバンダイの魂STAGE使用してます。

立膝もきれいにきまります。

クラウチングスタートからの~

ダッシュも可能です

プログレッシブナイフは専用の持ち手になります。

咆哮!

エントリープラグをかみ切るシーンも再現できます。

比較

同日発売のオリジン版RX-78との比較です。かなり身長差があります。

まとめ

『RG エヴァンゲリオン初号機 』のレビューしてきました。

ガンダム以外の初のRG!その記念すべき第一段のキットとしては、申し分ない非常に良いキットでした。

もはや執念とも思える色分け成型(本体は歯しか塗装してないです)、モビルスーツとはまた違うアプローチによる関節可動に連動する外装、人造人間であることを感じさせられるフレーム(脊椎に筋肉表現など)、何も考えすに取説通りに組み立てるだけで、イメージ通りのエヴァ初号機が自宅にやってきます。

結構手放しで誰にでも推薦できるキットとなっています。

今回は付属のリアリスティックデカールとクリヤーコートで仕上げましたが、色分けが高次元で行われていますので、緑の部分はガイアノーツのエヴァカラー蓄光グリーンで塗装しても良かったな(角と上腕のシステムインジェクションパーツはマスキング必要ですが)~と作っている途中で思いました。

今回の初号機でMS以外でも、RGのシリーズ展開にも期待がたかまります。未来には楽しいことがたくさん待っていると考えるとワクワクします。

過去にエヴァにはまったことがある人には、ぜひ手に取ってもらいたいキットでした。

この後の零号機も楽しみです。

キットのグッドポイント

  1. 成型色での驚異の色分け(もはや執念か!?)
  2. 人造人間であることを意識させられる、本体構造
  3. 可動も大きく、腕や脚の可動に連想する外装

キットの残念ポイント

  1. さすがに腰のひねりは入れられなかったか
  2. 通常版にも入れてほしかったATフィールドのエフェクトパーツ
  • 登場作品:新世紀エヴァンゲリオン
  • 型式:
  • 名称:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機
  • 搭乗者:碇シンジ
  • 所属:NERV日本本部
  • 商品価格:4,950円(税10%込)
  • 発売:2020年03月14日
  • 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)

RG 1/144 シナンジュ用拡張セット レビュー

RGシナンジュをレビューしましたので、ついでといっては何ですが、「RG 1/144 シナンジュ用拡張セット」をレビューいたします。

この拡張セットはRGシナンジュ本体には付属していない「 ロケット・バズーカ × 2 」に「 ビーム・アックス用エフェクト × 2 」、「ダグザやられた 破損した頭部 」、「 そして敬礼するダグザ中佐フィギュア 」、「 ハンドパーツ(握り手) × 左右各1 」といった内容になっております。

ロケットバズーカは2本付属しているので両手装備が可能となっております。

また、ダグザ中佐に破壊された頭部とダグザ中佐が付属しているので、RE:0096の9話のシーンを再現することもできます。残念ながら、襟の部分のエングレービングは付属していないので、汚し塗装は検討項目です。

パッケージ&内容物紹介

拡張キットのスタンダードで段ボールの薄型パッケージです。雑誌の付録と同じ感じです。

取説はモノクロで6ページ(全体を1/3に折って写真の大きさです)です。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材 2枚付属してます。頭部フレームとダグザ中佐も2セットになります。

RGの本体同様にグロス仕上げになっています。

リアリスティックデカールです、実際に使用するのはバズーカで6枚と頭部の2枚で残りはお好きにお使いくださいの状態です。HGのシナンジュに転用したい感じです。

各部組立

ロケット・バズーカビーム刃

頭部・握り手・ダグザ中佐

手の甲部分は本体から調達する形になります(これぐらいは付属させてほしかった)。頭部のフレームはモノアイ部分の構成が変わっております。ダグザ中佐この大きさでも敬礼しているのが分かりますが、塗るのはかなり大変そう。

組み立てた頭部です。ダメージ部分含めて塗装したいところです。

キット本体との連携

本体に取り付けたところです。元の頭部を外して付け替えるだけです。

シナンジュのビームライフルにロケットバズーカ合体させたものです。スコープ部分の造形が複雑です。

こちらはシールドに接続させた状態です。

フル装備です。武器の重みでポージングは難しいです(腕を上げては固定できない)。

肩回りの可動と手首の可動(エングレービングが若干干渉)がおもっとほど広くなく、バズーカ構えるのは少し苦手です。

腰のラッチにバズーカ懸架出来ます。

ビームアックス単体で飾る場合はこのビーム刃はかっこいいです。

付属の握り手です。正直微妙な感じです。

まとめ

今回は 「RG 1/144 シナンジュ用拡張セット」 をレビューいたしました。

RGシナンジュ本体に付属していなかったバズーカなどを補完するセットとなっております。

ロケットバズーカはギミック含めなかなかよくできており、いい感じですが、正直この内容で¥ 1944 (+送料)はちとお高い気が。

ま、プレバン販売なので、キット内容が分かった上で、この価格で購入する人相手の商品なので、双方納得済みといえばそれまでですが。

ただ、今回本体と拡張セット組み立てて感じたのは、シナンジュ本体は1台しかないので、魅力的な武器がいくつあっても飾るときはどれか選択する必要があるといったことです。どこぞのプロ野球チームやサッカークラブのように、お金出していい選手たくさん集めても試合に出られる人数は決まっているわけで、その辺のバランスも考えさせられました(RGシナンジュ複数買いなら解決できますが) 。

我が家のシナンジュはビームライフル+ロケットバズーカにシールド(ノーマルグレネード付)で落ち着いております。

「バズーカ欲しい~」となったら選択の余地はありませんが、購入前に金額とセット内容もう一度見直してからポチる商品かとも思います。

キットのグッドポイント

  1. 砲身伸縮、スコープ部の合体などギミック満載のロケット・バズーカ
  2. 1/144でこの精度!ダグザ中佐

キットの残念ポイント

  1. お値段高め
  2. 握り手がもう一つ…
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:
  • 名称:
  • 搭乗者:フル・フロンタル
  • 所属:ネオジオン(袖付き)
  • 商品価格:1944
  • 発売:2016年9月16日(プレバン)

RG シナンジュ レビュー

今回は『RG 1/144 シナンジュ』をレビューしていきます。

2016年8月発売のこのキット、この記事を書いているは2019年なので既に3年が経過しております。その後に「ユニコーンガンダム」や「サザビー」、「クロスボーンガンダムX1」そして2019年8月には「νガンダム」も発売となりますが、RGシリーズのクオリティのターニングポイントは「シナンジュ」だったのではないかと思い、3年遅れではありますが、改めて見ていきたいと思います。

キットは袖付きモビルスーツの悩みの種、エングレービングがパーツ分割で色分け再現されていたり、各部スラスターや装甲の可動、装甲裏面のメカニカル表現など、1/144の大きさに中身がぎっしり詰まったキットとなっています。

レビュー内容

今回のRGシナンジュ レビューはMGシリーズ同様にフレーム部分を作成してから外装をかぶせていく方法で製作していきます。

フレームのグレー部分はランナー切り離し前にスミ入れ→つや消しクリアコート。

外装部分はミスターホビーの「UV Cutクリアー」を使用し、外装の赤部分はグロス処理されていますので、それを生かす形で光沢、他はつや消し仕上げにしています。

また、ブラック部分は質感変えるため、同じミスターカラーですが、「つや消しスーパースムースクリアー」を使用しています。

ただし、シルバー部分だけは成型色では心もとないので(過去最高のメタリックの成型色ですが)、黒サフからミスターカーラー8番のシルバーで塗装しております。

シール類はナンバーやラインなどは水転写デカール(RGシナンジュ用)を使用、スコープやメタリック部分はリアリスティックデカールで使い分けていきます。

一方、外装部のスミ入れは今回実行しておりません。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはRG標準、シナンジュの頭部アップと全身のイラストになっています。

箱の縦横サイズは一般的なHGサイズですが、厚みはあります。また、サイドには完成見本写真がたっぷり掲載されています。

ランナー紹介

Aパーツ 

イロプラ PS素材 「RG 1/144 シナンジュ」表記 ダークグレー、ホワイト、グレー、クリアーグリーンと使用率が少ない色がまとめられています。

Bパーツ 

グレー ABS素材 アドバンストジョイントパーツです。各部の内部フレームになります。頭部以外全身です。

Cパーツ 

レッド PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 頭部やスカート、シールドになります。

Dパーツ 

レッド PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 脚部やスラスター部です。2枚入っています。

E1パーツ 

グレー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 脚部や胴体部のフレームになります。

E2パーツ 

グレー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 E1と対になる部分です。

F1パーツ 

グレー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 腕部などのフレームが中心です。

F2パーツ 

グレー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 F1の対になるランナーです。

Gパーツ 

ブラック PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 エングレービングのブラック部分が中心です。

H1パーツ 

ゴールドメッキ PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 エングレービングの金色部分です。

H2パーツ 

イエロー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 スラスターなどのイエロー部分です。

Iパーツ 

シルバー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 2枚付属 装甲裏側のシルバー部です。 このランナーは全てシルバーで塗装予定です。

Jパーツ 

クリアーイエロー PS素材「RG 1/144 シナンジュ」表記 2枚付属 こちらはビーム刃です。

シール

リアリスティックデカールです。今回は右下のメタリック部分のみ使用予定です。

キャンペーン時に購入したのでプレミアムデカールもあります。こちらは状況見ながら部分使用するかもといった感じです。

各部組立

頭部

クリアーグリーンのモノアイになっています。また、周囲の枠も別パーツになっています(小さい)。

モノアイ部クリアーパーツですが、組み込むと目立たなくなります。おそらく、リアリスティックデカール使用したほうが効果が高そうです。銀河鉄道999の機械伯爵に似ています。

後頭部の襟足に分割線が少しだけ発生します。また、頭頂部のグレー部分もフレームがのぞく形で色分けされています。

胸部

アドバンスドMSジョイントにコクピットブロックと腰との接続を取り付けていきます。コクピットポッドは赤く塗るべきか…

塗り分けも、部分塗装も全くすることなく、エングレービング部分もこの仕上がりになります(ベースの黒部分はつや消しクリアコートしております)。

ランドセル

勢いあまってプロペラントタンクは両方組み立ててしまいました。ランドセルでもこのボリューム!スペシャルなMSです。

スラスターの開閉もスムーズに動きます。

腕部

腕もアドバンスドMSジョイントを骨にして組上げていきます。

シルバー部分は塗装して、オレンジっぽい金属表現部分はリアリスティックデカールを使用しています。水転写デカールも組む前に張り付けています。

腰部

腰も上部と下部のアドバンスドMSジョイントのブロックになっています。

腰部分のパーツの多さに驚かされます。ここも部分塗装することなく色分けはばっちりです。

足首

足首も可動部が多いです。

脚の甲の赤い部分は合わせ目発生しますが、それほど目立ちません。

脚部

脚部もアドバンスドMSジョイント中心にフレームパーツ取り付けていきます。

フレームだけ先に組むと後でばらさないと外装取り付けられない部分が出てくるので注意して下さい。

曲線多用した脚部もしっかり再現されています。材料ケチっていない感がいいです。

武装

こちらはライフルとグレネードです。

グレネードはライフルに装着可能です。シールドにも取り付けられます。

サーベル&トマホークです。トマホークは接続してナギナタとしても使用可能、またシールドにも取り付けられます。

シールドも色分けばっちりです。

フレーム完成

この写真だけだとMGと見間違えるほどの密度になっています。最近のMGは内部フレームが簡略されていますので、少し前(ザク2.0やガンダム2.0あたり)のMGに通じる作りになっています。

立膝も難なく再現、フレーム状態だと関節よく曲がります。

ボディバランスも良好です。支え無しで片足立ちも可能です。

素組完成

水転写デカールとクリアコート(光沢&つや消し)だけですが、十分満足できる仕上がりです。

ギミック

前腕部のサーベルラックの展開です。動きはスムーズです。

腕も各部が内部のシルバー部分と 外装部が開放状態になります。

ランドセルのメインスラスターは上下に開きます。

腰のサイドアーマーのスラスター部がスライドします。

脚部のスラスターは後方にスイングしてカバーが開きます。

コックピットハッチも開閉します。パイロットは乗っていません。モノアイも一応稼働するのですがほとんどわからないので割愛いたします。

途中で刃向きを180度回転させます。

シールドに装着したままでのビームアックスの展開です。

アクション

立っているだけでカッコいい機体

コロニー内も含め両脚で立っているイメージがあまりない機体です(ほぼ宇宙戦だった気が)

腰の関節が上半身の重みに耐えられず、思ったところで固定できないです。

比較

こうして並べてみると上腕とプロペラントタンク以外はほとんどの部分に手が加えられているように見受けられます。袖付きのみなさん結構頑張っています。

まとめ

今回は「RG シナンジュ」をレビューいたしました。

正直、ここまでカッコよく、よくできたキットだとは思っていませんでした。

RGはサザビー、 クロスボーンX1 と作成してきて、初期の若干ネガティブな印象(ポロリ、少々おもちゃっぽい等)を改めていましたが、シナンジュの時点でRGは新たな段階に移行していたようです。3年も気が付かずにすみませんでした。

脚部やサイドアーマーのバーニア展開、腕部のアーマーオープン、そしてエングレービングの成型色での完全再現など、1/144でここまで再現出来ていることには特筆に値すると思います。

また、今回の製作では水転写デカールと(赤い部分は)光沢仕上げを選択しましたが、曲面が多い構成なので、その効果は高かったと思います。

完成品見てても思いますが、かなり満足度の高いキットです。

RGνガンダムが世間注目されておりますが、このシナンジュも是非おススメしたい1台です。

以上、「RG シナンジュ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 加工しずらい部分もありますが、機体の性格が表現されたグロス仕上げによるゴージャス感
  2. 曲線多用された機体も見事に再現されている造形(単純にかっこいいです)
  3. エングレービングも完璧な色分け再現、バンダイおそるべし。

キットの残念ポイント

  1. 膝のアーマーがポロリしやすい
  2. アンダーゲートも多用されているのに、そこそこ大きなゲート跡が残る部分がある
  3. バックパックや、シールドの重さに耐えきれない腰の関節

  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:MSN-06S
  • 名称:シナンジュ
  • 搭乗者:フル・フロンタル
  • 所属:ネオジオン
  • 商品価格:4104円
  • 発売: 2016年8月6日

RG 1/144 クロスボーンガンダムX1

今回のレビューは『RG 1/144 クロスボーンガンダムX1』です。

F91以降の小型化されたMSでは初めてのリアルグレード。

その小さなサイズにどのようにまとめられているのか非常に気になる1台です。今回のキットは「GUNPLA EVOLUTION PROJECT」にも指定され最小ながら密度感と色分け再現で極限の精密再現とうたわれています。

また個人的には製作手順も少しばかり考えて、いかに効率よく、しかもそれなりに満足のいく仕上がりにするにはいかがなものかを検討するキットにしたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

RG表示のパッケージです、エボリューションプロジェクトのロゴも入っています。

取説はRGの標準的につくりですが、全体的に完成キットの写真が少ないです。

下の写真のようにキット写真はページ分割された部分に挿し込まれています。

ガンプラビルダーズワールドカップのチラシが入っていました。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材 青、赤、黄色部分です。

Bパーツ グレー ABS PP素材 アドバンスドMSジョイントになります。

Cパーツ ホワイト PS素材 武器や腰回り、頭部になります。

Dパーツ ホワイト PS素材 2枚入っています。脚部、腕部です。

Eパーツ グレー PS素材 腰フレーム中心です。

Fパーツ グレー PS素材 腕と脚のフレームです。

G1パーツ クリアピンク PS素材 ビーム部です。

Hパーツ ダークグリーン PS素材 ABCマントです。

リアルティックデカールです。 キット構成にもよるのかもしれませんが、メタリックの部分が減った気がします。中央のクロスボーンのマークは選択式となっていますが。私には違いがよく判りません。

各部組立

今回は時短とある程度満足いく仕上がりを両立すべく下記手順で作成します。

フレーム部:ランナー切り離す前に、スミ入れ→つや消しクリアコート→切り出し→ゲート処理→組立

外装部:ランナー切り離し→ゲート処理→スミ入れ→シール貼り付け→クリアコート→フレームに組付け

仮組などは一切なし!パーツごとに仕上げて組みあがり=完成となるような工法で作成していきます。

頭部

眼は相パッチタイプを選択しています。頭部をバラせば付替えは可能ですが、結構面倒です。

赤い隈取部分はシールでの再現でしたが、さすがにこの大きさでは粘着力が足りなかったのか、余白部分が多いつくり(ほほ部分がすべて透明の余白になっていました)だったので、エナメルの赤で(MGのX1作成時に購入したもの)塗装しました。少し薄めすぎて頭部右半分のモールドに流れ込んだため、ここだけスミ入れが茶色っぽくなってしまいました。

後頭部の合せ目にある縦線にガタツキがあり、きれいにラインが引けませんでした。軽くスジボリしなおしたほうがよさそうです。

胸部

RGの売りだったアドバンスドMSジョイントは、上半身のベースとコアファイターの2カ所のみとなりました。

胸の部分は丸みが強いので、どうしてもシールが浮き気味になります。特にクロスボーンマークはしわをとりきるのが難しいです。水転写デカール使いたいところです。

腕部

腕のフレームはKPS素材で普通に組上げます。小さいMGって感じです。指は固定で平手が付属しています、武器用の握り手も付属しています。

肩の黄色い部分も成型色で再現されています。腕のビーム発生装置もしっかり可動します。

腰部

腰の密度感も高いです。腰のシザー・アンカーも可動します。

足首

足首は前半分が可動します。

脚部

脚部もMGっぽいつくりで、アドバンスドフレームは採用されていません。

膝のブルーのパーツ並べ忘れです。先にフレーム組んでますが、オレンジのパーツの取り付けにはスネのフレーム一度ばらさなければならない作りです。

コアファイター

コアファイター用のスタンド接続パーツも付属しています。

合体状態です。機種を折りたたんでビームガン部分を上にはね上げます。

武装

細かな武器が多いです

A.B.C.マント

中央のパーツに四方向からパーツを付けていきます。

この状態で頭からかぶせていきます。

フレーム完成

この写真だけ見ると一瞬MGかと思う密度です。頭部はさすがに小さくてフレームなしです。

素組完成

ギミック&可動

ビームザンバーとビームピストルが合体してザンバスターになります。撮り忘れてますが先端にグレネードも取り付け可能です。

頭部もとっても小さいですが、フェイスオープンいたします。眼はアイパッチ仕様にしています。左目はガンダムマーカーで塗っています。アップにすると胸のシールの余白が目立ちます

足裏にヒートダガーが装着できます。

フロントスカートはシザー・アンカーになります。フロントスカートはシザー部が展開します

アクションベースの取り付けパーツは腰のマウント部に装着します。

左右のアーマーに各種武器を懸架出来ます。

腕のビーム発生装置が設定どおりに展開できます。

ビーム基部を取り付け、先端部分にシールドパーツを取り付けます。

差替えでブランドマーカーにもなります。

アクション

ノーマルサーベルもあります。

マント装着状態です。

比較

以前作成したMGとの比較です。MGの方が胴体細い印象です。

同スケールのジェスタとの比較です。背中のバーニア抜かすと頭一つ以上違います。

まとめ

今回は『RG 1/144 クロスボーンガンダムX1』のレビューを行いました。

なりは小さいですが、非常によくできた好キットでした。RGにありがちだったポロリもほとんどなく、可動域、色分け、ギミックとその小さなボディにこれでもかと詰め込まれて、MGに決して引けを取らない、非常に高い完成度になっていると思います。

ABCマントも無理に布などの別素材使用することなく、プラで再現することによってカッコよく決まっています。(マントだけ全塗装したいと思ってます)

ただ、その小ささ故、各部品は本当に小さい!頭部のアイパッチや口周りの部品は気を使いましたし、目も疲れました。

この完成度で展開されるであろうX2、X3のクロスボーンシリーズが今から楽しみです。

余談ですが、このRGの内容なら満足できるということで、我が家のクローゼットの中に積まれてるX2、X2改、X3のMGは売却することといたしました。

40代後半以上の方は老眼鏡必須、頭部の作成にはハズキルーペも必要にはなりますが、ガンプラ作ったことがある方には皆にオススメ出来るいいキットでした。

また、今回はパーツ組む前に、スミ入れ、シール貼り、クリアコートしてからくみ上げました。内部フレームに関してはランナー切り出し前にクリアコートまでして手順減らしております。

製作時間短縮と完成品クオリティの両立目指しました。作成にかかった時間と仕上がりにはまずまずの内容ではなかったかと思います(しっかり時間計測しておりませんでしたが)。

キットのグッドポイント

  1. 小さいからといって諦めない、設計内容、色分け&ギミックも完全再現
  2. アドバンスドMSジョイントを使用しなかった英断(?)とその恩恵でポロリもないしっかりした組みあがり
  3. プラ製のABCマントもカッコいい
  4. このキットをベースにF91も含めたシリーズ展開に期待

キットの残念ポイント

  1. 胸のエンブレムシールがどうしても浮く、水転デカールが写別売りでも欲しい
  2. 部品が小さすぎて、目に負担がかかる(仕方ないですが)
  • 登場作品:機動戦士クロスボーンガンダム(コミック)
  • 型式:XM-X1
  • 名称:クロスボーン・ガンダムX1
  • 搭乗者:キンケドゥ・ナウ
  • 所属:クロスボーン・バンガード
  • 商品価格:2700円
  • 発売:2019年5月25日

RG 1/144 サザビー レビュー

2018年08月11日一般店頭発売店頭発売になりました、「RG 1/144 サザビー」のレビューをしていきます。

ご存知の方がほとんどだとは思いますが、サザビーは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場したMSでシャア・アズナブルが最後に搭乗した機体となっています。

歴代のガンダムシリーズ中でも非常に人気が高く(今年のNHK大投票で8位)宇宙世紀のMSを代表する1台で、このブログの記念すべきファーストレビューとしても申し分のないキットだと思います。

今回は素組の後にリアリスティックデカール貼り付け、つや消しクリアコートで仕上げていきたいと思います。

パッケージ&内容物

パッケージ

RGのパッケージとしては過去最大の大きさです。
RGシナンジュと比較するとよくわかります。
厚みは一派的なMGと同じ感じです。側面はRGフォーマットの機体解説になっています。
反対側はアクションポーズとなっています。

中箱にも関連商品の紹介が印刷されています。さすが高額商品!

組立説明書

取説の表紙はサザビーの頭部のアップです。

裏面はデカール指示書、組立ページのボリュームがあるせいか、中面のカラーページは少な目です。

今回は初回封入特典として「宇宙世紀最新ガンプラBOOK」がついてました。

ガンダムからこの秋の最新作ガンダムNTまでの年表と共に、「ムーンガンダム」、「ガンダムNT」のキット紹介が載っています。

それとは別に1枚ぺらでガンダムベーストーキョーの紹介チラシが入ってました。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ 黒のパーツの質感がいいです。
Bパーツ ダークグレー ABS/PP素材 アドヴァンスドMSジョイントです。
初期のころのRGと比べると少な目です。
Cパーツ ライトレッド PS素材 頭部と腰アーマー中心です。
Dパーツ レッド PS素材 ライトレッドより濃い赤(当たり前か)になってます。
Eパーツ ライトレッド PS素材 2枚入ってます。
ファンネル面倒だなと身構える
Fパーツ レッド PS素材 2枚入ってます。
脚の外装中心です。
Gパーツ グレー PS素材 フレームになります。
Hパーツ グレー PS素材 2枚入ってます。
Iパーツ グレー PS素材 
脚部のフレーム中心です。
Jパーツ クリアグリーン PS素材
ビーム刃になります。
色は違いますが、RGシナンジュと共通です。そのため一番上のパーツは使用しません。

Kパーツ ブラックPS素材 2枚入ってます。
プロペラントタンクが目立ってます。

フレーム作成

今回のRGはフルフレームなので、フレームのみ作成して外装をかぶせていく手順で作成します。

本物っぽくて(リアルグレードだけに)、この製作手順が個人的には好きです。

足首フレーム

足首です、足裏は4分割されてます。

アキレス腱部分のパイプパーツが目立ちます。
(しまった!つま先のパーツが上下反対だ!!)

脚部フレーム

脚部のフレームです。
膝裏の赤い部分は後からつけるの大変そうだったので、ここで装着してます。

脚部フレーム完成です。
同じパーツで左右の違いをうまく再現していて、感心させられました。

腰部フレーム

腰部のフレームです。基部にアドヴァンスドジョイント使用してます。
脚の付け根にスイング機構がついてます。

付け根のスイング機構は黄色のバーニア部分がロックの役割をしています。

胸部フレーム

胸部フレームのパーツです。首の受けパーツのとんがり具合がサザビーって感じです。

各パーツのモールドが多く密度が非常に高くなってます。

腕部フレーム

腕部のフレームパーツです。
上腕のシリンダー部も再現されています。

肘は感動的な可動範囲です。

肩部フレーム

肩部フレームです。
付け根の部分にアドヴァンスドジョイント使用してます。

肩だけで自立します。意味ありませんが。

頭部&バックパック

頭部とバックパックのフレームになります。

アクシズに埋め込みたい。
密度の高い内部フレームです。完成後に見えないのが残念なぐらいです。

フレーム完成

モノアイなど内部フレームで使用するリアリスティックデカールはここで張り付けてます。

MGシリーズ以上の内部フレーム!
これだけでもかなりかっこいいです。
(ここもつま先のパーツ上下逆です)

外装装着

足首完成

色分け、可動箇所と非常によくできてます。

脚部完成

フレームと比較すると、外装パーツは少な目です。

脚部完成です。分割部のつなぎ目の合いもいい感じです。

腰部完成

腰部のパーツ数としては過去最高なのでは!?と思えるほど作りになってます。

胸部完成

腰部に比べると部品点数は少な目です。

動画でも引っ掛かりましたが、肩関節のパーツがきちんと奥まで入っていないと胸と背中のパーツがきれいに入りません。

腕部&肩部完成

腕は力強い造形です。

肩のバーニアもしっかり色分けされてます。

頭部完成

小さな頭部ですが、パーツ数は多めです。

頭部は小型でシャープです。

ファンネル完成

6セット作成は気力が必要です。

バックパック完成

プロペラントタンクが目立ちます。

武器完成

ストレートのビーム刃は2本なので、ビームアックスと3本同時装着はできません。

素組完成

ノーマル状態

素組完成です!
出来上がって一言「かっこいい~」
素組だけでもかなり満足感の高い商品です。

各部開放状態

開けられるところは開けて、伸ばせるところは伸ばした状態です。

見やすくするためにプロペラントタンクは外しています。

1/144とは思えぬギミック満載のボディです。
手首と上腕の引き出し機構は素直に感動を覚えました。

比較写真

RGのZガンダムとの比較です。Zも決して小さい訳ではないですが一回り以上違います。
実際、MGのF91Ver.2.0よりも大きいです。
並べておいても違和感ないような...
UC版ですが、同スケールの標準的なMSジムⅢと。
大人と子供ぐらいの差があります。
こうしてみるとサザビーがいかに特別なMSかがうかがい知れます。

アクションポーズ

本体がマッシブなので、ラストの格闘シーンも様になります。

中締め(素組終了)

RG 1/144サザビーの素組が終わりました。

ここまで組んでの感想は「かっこいい~」の一言に尽きます。

希望小売価格4860円(税込み)と1/144としては結構なお値段ですが、実際に出来上がった立体物を手に取ってみるとこの価格さえ安く感じるほどの、充実の内容でした。

いくつか、パーツの組み合わせに難儀したところや、6個あるファンネルのパーツ見て萎えそうにもなりましたが、そんな些細なことなどぶっ飛ばすくらいな充実した商品でした。

肘の関節や、上腕と手首にも設けられた引き出し機構、良く曲がる膝にロック機構を備えた股関節の前後、左右に開くフロントアーマーに重厚なリアアーマー、このサイズで変形することに驚きを隠せないファンネル。平成30年時点でのバンダイの技術が詰め込まれた商品となっていると感じました。

多少気になった点としては、

  • 足首が大きく可動部分も多いのに接地感がもう一つ
  • カラー指定を見ると、実は赤が三種類になっているが、カラーガイドの印刷だと塗り分けがよくわからない
  • プロペラントタンクがモナカ割(しかし、つなぎ目はカラーのせいもあって目立ちませんが)

ぐらいな感じでしょうか。ま、出来上がりのキットを目にしたら微々たるものですが。

初めてのガンプラにはオススメできませんが、過去にガンプラ製作の経験がある人には全員に推薦したいキットです。

この後、νガンダムのRGの発売は既定路線だと思いますが、今回こんなすごい物(サザビー)見せられると、今後のリアルグレードの展開が気になりました。

もう、ズゴックみたいな普通のMSはRGシリーズでは出せないのではと逆に心配になりました。

RGのジムとかドムとかザクⅢとかは期待できないのかな~なんて思っちゃいます。

最終報告はリアリスティックデカール貼った後に。

To be continued