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RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン試作零号機DX 陽電子砲セット レビュー

今回は『RG エヴァンゲリオン零号機 DX 陽電子砲セット』をレビューしていきます。

エヴァのリアルグレード第二弾!、綾波レイが登場するエヴァンゲリオン零号機、キットは零号機と零号機改(劇場版)のコンパチ仕様となっています。

また今回は、DX版を選択。エヴァ本体の他にヤシマ作戦で使用した「陽電子砲」(ポジトロンキャノン)同梱版です。初号機の輸送台セットはあまり惹かれませんでしたが(ATフィールドだけ欲しかった)、新劇場版・序でのクライマックス、ヤシマ作戦で使用されたポジトロンライフルは初号機持っているなら、やはりほしいオプションになります。

製作はパーツ切り出し後に、リアリスティックデカールをはり、クリアコートを行ってから組み立てております。

組みあがった段階で関せとなる予定です。

今回のクリアコートは光沢、半光沢、つや消しの3種類使用しています。

主な塗り分けは、

光沢:オレンジ、ダークグリーン

半光沢:ダークレッド

つや消し:ホワイト、ブルーグレー、ダークグレー

といった、塗り分け(吹き分けか?)にしておりまます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはガンダムシリーズのRGと同じフォーマットで頭部のアップと全身で構成されています。DXセットなので陽電子砲とG型装備も描かれています。

側面は店頭で訴求できるようにキット解説がしっかり載っています。

取説もRG準拠で28ページの大ボリュームです。

ランナー紹介

システムインジェクションのパーツはないので、素材は全てPS素材となっております。ハンドパーツ部は柔らかめな素材ですが、表記はPSです。表記は全てランナーで「RGエヴァンゲリオン」となっています。初号機と同じランナー使用しているのでカラー再現のために色ごとに分割されて部分があります。

Aパーツ ホワイト 脚部中心です。

B1パーツ グレー 脚部もも部分です。

Cパーツ イエロー 腕部や胴体、足首などの外装です。

Dパーツ ダークグレー 脚部のフレーム中心です。

Eパーツ グレー 腕部や肩の外装です。

F1パーツ ダークレッド アンビリカブルケーブル接続部などです。

F2パーツ レッド アンビリカルケーブルのプラグのパーツです。

G1パーツ イエロー 脚部のパーツです。

G2パーツ ホワイト 胴体部です。

H1パーツ イエロー 手の甲部分になります。

H2パーツ グリーン 背中や足裏です。

I1パーツ ダークレッド 靴底や首部分です。

I3 イエロー 膝部分です。

Jパーツ イロプラ 武装とハンドパーツになります。紫の部分は他のランナーに比べ柔らかいです。

Kパーツ シルバー ケーブル接続部と銃口です。

Lパーツ クリヤーレッド 核部分です。

Nパーツ イロプラ 上腕などです。

Oパーツ イエロー 零号機専用のパーツ群です。

P1パーツ クリアーグリーン 頭部のクリアー部です。

XDパーツ イロプラ X番号のパーツからポジトロンライフルです。おそらくXA~XCは初号機の輸送台と思われます。

XEパーツ ライトブルー 本体部分です。

XFパーツ ホワイト 砲身付近です。

XGパーツ グリーン

アンビリカブルケーブル ケーブル部分になります。

リアリスティックデカール エヴァ本体と陽電子砲用のものが1枚にまとめられています。

各部組立

頭部

今回も驚異の分割で完全色再現されています。頭頂部と単眼部にクリアーパーツが使用されています。

頭部のデザインだけ見ると、単眼や口の部分にガンダムの影響があるのかと(?)思ってしまいます。

胸部

胸部ブロックに背骨をつなげて腰部分につながっています。初号機と同じ作りです。

完成すると、このコアが全く見えなくなっていまうのが、少し残念です。

プラモデルですが、脊椎あります。

腕の付け根部分のフレームと外装になります。

通常の零号機だと、腕部に連動した胸部装甲の可動がなくなり少し残念です。

腕部

腕も色分けほぼ完全再現です。手首パーツが豊富に用意されています。

肩ブロックです、通常の零号機は非常にシンプルな構成です。

肩ブロックは腕と胴体の間に挟み込む形になります。

足首

足首は初号機との色違いになっています。

脚部

フレームというよりは筋肉です。生体標本に近いです。

フレームだけの状態で本体にとりつけてみました。マラソン選手見たいです。

ノーマル零号機はももの全面がホワイトになっています。

武装

武装はパレットライフルとプログレッシブナイフになります。ただ、通常零号機だとナイフの収容するところがありません。

刃の部分はシール処理になります。

アンビリカブルケーブル

ケーブルは本体の差込口との反対側を接続するところがないのが問題です。

零号機改用パーツ

今回は使用しません(組替えもなし)。改で追加された方のウエポンラック、胸部、カラー変更された太もも前面部分になります。

年代的に、零号機改はどうしても青くしたくなってしまいます。

組立完成

成型色の良さもあり、クリアコートだけで不満のない仕上がりです。

黄色いボディに単純な頭部デザインと、試作機感がいいです。

ギミック&可動

首関節と頭部の関節で大きく前後します。

腰(というか胴体全部)で猫背姿勢からキョーツケの姿勢まで、人のように動きます。

肘も当然ながらしっかり曲がります。

もも上げも苦も無くこなします。

足首もつま先含め大きな可動範囲になっています。

エントリープラグの搭載ハッチが開きます。プラグにシール貼ると中まで入れることができません。シールの両端も処理が難しいです。

アンビリカブルケーブル接続部です。ケーブル部分も良く曲がります。

アクション

立膝もきれいにきまります。

通常のアクションベースだと取り付けできないので、バンダイフィギュア用の魂STAGE使用してます。

プログレッシブナイフは専用の持ち手使用します。

零号機といえば、やはり暴走シーンでしょうか!?

比較

基本骨格は一緒ですので背格好は同じですが、肩のウェポンラックの有る無しで、シルエットが違ってきます。

陽電子砲

こちらが本体部分、組上げ後の写真撮り忘れました。

砲身部分になります。ラジエター部分の造形がかっこいいです。

こちらは土台部になります。露出が暗く判りずらいですが、黒いパーツはキャタピラ部になります。

なかなか、良い出来です。成型色クリアーコート仕上げですが、しっかり塗装すると更によい仕上がりになると思います。細かいところまでよくできています。

G型装備

G型装備ですが、初号機のパーツと組み合わせての作成になります。今更ばらせないので、必要パーツ全部付けてほしかったです。

初号機に取り付けられないので、射撃姿勢のカット撮影の気力を無くす…

まとめ

『RG エヴァンゲリオン零号機DX 陽電子砲セット』をレビューしてきました。

驚かされたRG初号機と同様の作りですので、零号機本体も非常によくできており、完全新規となっている頭部も驚異の色分け再現でバンダイの力を見せつけられる一品となっています。

成型色も非常にきれいで、クリアコートだけでも(もしくはクリアコートなくても)十分にカッコよく仕上がるキットとなっています。

ただ、今回のDXセットとしてみた場合、零号機用のESVシールドが付属しないという、どこがデラックスなんだー!といった商品構成が非常~に残念です。

(G型装備も必要部品全部入れてほしかった)

正直ここまでのセットでシールドがないなんて… 初号機にポジトロンライフル構えさせて、零号機はどうしろっていうんですか!

製品的には万点近い出来なのに、商品としてはこれじゃ0点です。

2号機や8号機に追加ならまだ許されますが、ポジトロンライフルとセットでプレバンで発売された日には殺意を覚えるに違いありません。

ROBOT魂には付属しているのにどうしてRGでは実現しなったのか、疑問しか残りませんでした(バンダイの商品アンケートにも商品に関してシールドの有無の回答項目がありましたが)。

DXセットにするか通常版にするか、悩んでDXにしましたが、ヤシマ作戦完全再現できないのであれば、通常版で(差額2200円税込み)良かったと思いました。

キットのグッドポイント

  1. 成型色の発色もよくそのままでも十分な出来上がり
  2. 初号機同様、人造人間であることを意識させられる、本体構造
  3. 初号機同様、可動も大きく、腕や脚の可動に連動する外装

キットの残念ポイント

  1. たかだかシールド1枚、ヤシマ作戦ちゃんと再現させてくれ~!!!
  • 登場作品:新世紀エヴァンゲリオン
  • 型式:
  • 名称:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン零号機
  • 搭乗者:綾波レイ
  • 所属:NERV日本本部
  • 商品価格:7,150円(税10%込)
  • 発売:2020年06月20日
  • 積みプラ解消: -8.2cm(パッケージの高さだけで算出)

RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機 レビュー

今回は『RG エヴァンゲリオン初号機 』をレビューしていきます。

ガンダムシリーズ以外では初の「リアルグレード」ということで、否が応にも期待は高まります。キットはスケール表記がないためノンスケール(覚醒すると巨大化するからか?)キットの全高は17.5cmと表記されておりますが、肩ブロックで計測すると20cm弱なのでだいたい1/200~230ぐらいといったところでしょうか。果たして人造人間は最新のリアルグレードとしてどのように表現されているか見ていきたいと思います。

製作はパーツ切り出し後に、リアリスティックデカールをはり、クリアコートを行ってから組み立てております。

クリアコートは色によってつや消しと光沢をつかいわけています。

初の人造人間なので、ガイアノーツカラーのエヴァシリーズを参考にして、

光沢:パープル、明るいグレー、オレンジ、シルバー、ホワイト(目の部分)

つや消し:グリーン、ダークグレー、レッド

といった、塗り分け(吹き分けか?)にしておりまます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはRGシリーズの基本フォーマットで頭部のアップと全身で構成されています。作品が違ってもシリーズの統一感が保たれております

側面は店頭で訴求できるようにキット解説がしっかり載っています。

ガンダムシリーズとは異なり、底箱は化粧箱使用になっておりません。

取説も既存のRG準拠の使用となっています。

カラー両面のチラシが封入されていました。30MMとガンダム以外のキャラ系キットの紹介になっています。

ランナー紹介

素材はシステムインジェクションを使用しているMランナーのみPS、ABS、PPの複合素材となっておりますが、それ以外は全てPS素材のランナーとなっています。

Aパーツ パープル 脚部と頭部、肩部の装甲(拘束具)です。

B1パーツ パープル 脚部と腕部中心です。

Cパーツ ダークグレー 胴体部分と腕部のインナー中心です。

Dパーツ ダークグレー 脚部中心です。

Eパーツ ダークグレー 腕部や肩の外装です。

Fパーツ レッド 本体やアンビリカブルケーブルの赤い部分です。

G1パーツ グリーン 本体の緑色の部分になります。

H1パーツ メタリックグレー 胸部や掌拳部、背中になります。

I1パーツ オレンジ 靴底などのオレンジ部分です。

Jパーツ イロプラ 武装とハンドパーツになります。紫の部分は他のランナーに比べ柔らかいです。

Kパーツ シルバー ケーブル接続部と銃口です。

Lパーツ クリヤーレッド 核部分です。

Mパーツ イロプラ(システムインジェクション)上腕、頭部の角、瞳部分の塗り分けもパーツ分割も難しい部分がパーツ単体で色分けされています。

アンビリカブルケーブル 同線です。

リアリスティックデカール RGシリーズの中ではシール数は標準やや少なめって感じでしょうか

各部組立

頭部

歯だけは今回数少ない部分塗装を行いました。隠ぺい力気にしてガイアノーツのニュートラルホワイト使用してます。

目の部分と角はシステムインジェクションで色分けされています。目の周りの黒い部分と、角の緑の部分はつや消しにしたかったのですが、諦めて光沢クリアになっています。

部分塗装もシールもなしで、ここまで色分けされているのは驚きです。

バンダイスピリッツ社内にエヴァ好きな変態がいるに違いない!と思うぐらい驚異の色分け再現です。

映像、見直してみると、歯は塗らなくてもいいかもと後から思いました。

胸部

胴体は作成手順が多いので、分割写真おおめです。

胸部ブロックに背骨(?)と脇腹を3段構造で追加していきます。そして股関節へとつながります。

プラモデルですが、脊椎あります。

腕の付け根部分になります。

本体に拘束具をかぶせていきます。

胴体完成です。

腕部

腕も色分けほぼ完全再現です。手首パーツが豊富に用意されています。

肩ブロックです。

足首

足首です。足裏の色分けされています。

脚部

フレームというよりは筋肉です。生体標本に近いです。

本体にとりつけてみました。

筋肉隆々といった印象です。

武装

武装はパレットライフルとプログレッシブナイフになります。プログレッシブナイフは折りたたみがギミックはなく、収納用が別途付属します。

刃の部分はシール処理になります。

アンビリカブルケーブル

メタリック感出そうと思い、ガンダムマーカーエアブラシでシルバーを塗りましたが、ほとんど効果ありませんでした。

組立完成

塗装なしでこの色分け完成度、恐れいいります。

ギミック&可動

頭部の付け根と首の可動部があるので、頭は大きく前後できます。

腰(というか胴体全部)で猫背姿勢からキョーツケの姿勢まで、人のように動きます。

肘も当然ながらしっかり曲がります。

太もも裏の部分をふくらはぎで押すと引っ込み、もも全面のパーツが前側にスライドします。

足首も自由に動きます。

エントリープラグの搭載ハッチが開きます。

プログレッシブナイフの格納も再現できます。折りたたんだバージョンのナイフを入れます。

アンビリカブルケーブル接続部です。ケーブルは固すぎず、柔らかすぎずで絶妙な硬度です。

アクション

プロポーション重視のせいかアクションベース取付穴などが無いので、同じバンダイの魂STAGE使用してます。

立膝もきれいにきまります。

クラウチングスタートからの~

ダッシュも可能です

プログレッシブナイフは専用の持ち手になります。

咆哮!

エントリープラグをかみ切るシーンも再現できます。

比較

同日発売のオリジン版RX-78との比較です。かなり身長差があります。

まとめ

『RG エヴァンゲリオン初号機 』のレビューしてきました。

ガンダム以外の初のRG!その記念すべき第一段のキットとしては、申し分ない非常に良いキットでした。

もはや執念とも思える色分け成型(本体は歯しか塗装してないです)、モビルスーツとはまた違うアプローチによる関節可動に連動する外装、人造人間であることを感じさせられるフレーム(脊椎に筋肉表現など)、何も考えすに取説通りに組み立てるだけで、イメージ通りのエヴァ初号機が自宅にやってきます。

結構手放しで誰にでも推薦できるキットとなっています。

今回は付属のリアリスティックデカールとクリヤーコートで仕上げましたが、色分けが高次元で行われていますので、緑の部分はガイアノーツのエヴァカラー蓄光グリーンで塗装しても良かったな(角と上腕のシステムインジェクションパーツはマスキング必要ですが)~と作っている途中で思いました。

今回の初号機でMS以外でも、RGのシリーズ展開にも期待がたかまります。未来には楽しいことがたくさん待っていると考えるとワクワクします。

過去にエヴァにはまったことがある人には、ぜひ手に取ってもらいたいキットでした。

この後の零号機も楽しみです。

キットのグッドポイント

  1. 成型色での驚異の色分け(もはや執念か!?)
  2. 人造人間であることを意識させられる、本体構造
  3. 可動も大きく、腕や脚の可動に連想する外装

キットの残念ポイント

  1. さすがに腰のひねりは入れられなかったか
  2. 通常版にも入れてほしかったATフィールドのエフェクトパーツ
  • 登場作品:新世紀エヴァンゲリオン
  • 型式:
  • 名称:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機
  • 搭乗者:碇シンジ
  • 所属:NERV日本本部
  • 商品価格:4,950円(税10%込)
  • 発売:2020年03月14日
  • 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)