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HGUC ナラティブガンダム用 B装備拡張セット レビュー

今回はナラティブガンダムA装備用の追加パーツ「ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ナラティブガンダムB装備は追加バックパックに有線式遠隔攻撃端末、両腕のミサイルポッド内蔵小型シールドを装備した形態になります。

メガ粒子砲を備えた有線式の遠隔攻撃端末は、NT-D発動時にはケーブルをパージし、クロー型へ変形しキャプチャーフィールドを展開します。

キット紹介

「HG 1/144 ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」は2019年4月に初回発送されたプレミアムバンダイ(以下プレバン)限定商品です。

一般店頭発売されました「ナラティブガンダムA装備」に付属のナラティブガンダム素体をB装備仕様にするための拡張パーツセットです。

各部追加装備とサポートパーツの構成となっています。クロー型へはパーツ差し替えで再現しています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表示は全て「HG 1/144 ナラティブガンダム」、素材はPS素材になります。

各部組立

バックパック

有線式遠隔攻撃端末

サーベルラック

小型シールド

装備取り付け

腰部

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は、「HG 1/144 ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」をレビューしてきました。

キット自体は拡張パーツセットなので、可もなく不可もなくといった印象でしたが、色分けもしっかりされており、形状なども気になる部分はありませんでした。

やせっぽっちなGが、ボリュームアップするので、いい感じではあるのですが、肝心のナラティブガンダム本体の関節が経年によるものなのか、かなりゆるゆるになっており、フル装備だとポーズ固定するのが難しい状況でした(特に胸と足の付け根)。ここらで全塗装して関節に踏ん張りが効くように調整が必要と感じました。

A装備購入したけど、置くところが確保できずに素体のまま飾っているのであれば、オススメなセットになっています。

また、最初からA装備は置けないと断念される方には、ガンダムベース限定(しかも品切れ状態)ではありますが、B装備と本体セットもありますので、そちらを検討されてもいいと思います。

あとは、定期的に再販していただけることを願うばかりです。

以上、「HG 1/144 ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. リード線を使用した有線攻撃が再現可能
  2. 大型シールドへ展開可能なオリジナルギミック搭載
  3. 全体的にボリューム感があって、ナラティブガンダムの迫力が増す

キットの残念ポイント

  1. クロー展開は差し替えではなく、可動で再現してほしかった
  2. ミサイルポッドの塗分けはかなり大変そう
  3. (再販されそうですが)安定した入手(購入)がむずかしい

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • クリヤーパーツ:パーツサポートパーツ(支柱)
  • パッケージ:プレバン標準
  • 派生キット:HG 1/144 ガンダムベース限定 ナラティブガンダム B装備

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/B
  • 名称:ナラティブガンダムB装備
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍(またはルオ商会か?)
  • 商品価格:1,404円(税込)
  • 発売:2019年4月
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 1/144 ディジェ(ナラティブVer.)& ディジェ

今回は2018年12月に発売された『 HG 1/144 ディジェ 』とプレミアムバンダイで2019年5月に発送となった『HG 1/144 ディジェ(ナラティブVer.)』 を比較しながらレビューしていきたいと思います。

アムロ搭乗の機体なので、それなりに知名度もあるディジェですが、2015年のRE/100でキット化されるまで 、なかなかキット化には恵まれなかった1機です。

その反面、キット化が遅かった分、最新フォーマットで再現されたディジェをZ版とナラティブ版で比較しながらレビューしたいと思います。

写真が分割されているものは基本的に左がZ版、右がナラティブ版になっております。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはZ版がキリマンジャロイメージのパッケージ、ナラティブは映画でのマーサ強奪のシーンです、プレバンのモノカラー印刷(紺)になっています。

メインの取説は共通です。ナラティブVer.は追加でモノクロ両面の物が追加されています。

ランナー紹介

A1 パーツ  PS素材 紺 部品点数も色味も共通です

A2 パーツ  PS素材 紺 A1と対になるパーツです。

B1パーツ PS素材 グリーン・グレー 脚部と頭部になります。ナラティブVer.は左下にライトユニット用のパーツが追加されています。

B2パーツ PS素材  グリーン・グレー  こちらはパーツ共通です。

C1パーツ PS素材 グレー 武装になります。

D1パーツ PS素材 グレー ナラティブVer.は専用ビームライフルとライトユニットが追加されています。

D2パーツ PS素材 グレー パーツ共通です。

E1パーツ PS素材 イエロー パーツ共通ですが色味が違います。

E2パーツ PS素材 レッド・レッド&ブルー ナラティブVer.は色再現のために赤と青の2枚が付属しています。

Fパーツ PS素材 グレー パーツ共通です。

Gパーツ TPE樹脂 グレー・ブルー パイプ類です。

SB-20パーツ クリヤーイエロー ビーム刃で共通です

PC-002 ポリキャップ 共通です

ホイルシール ナラティブVer.のほうが色再現の関係で量が多いです。モノアイは1つに減っています。

各部組立

ここからは基本ナラティブVer.で作成し、Z版と相違があるばあいは比較していきます。

頭部

パーツ一つずつだた頭部だとわからないような分割です。やはりゲルググに似ています。

胸部

お腹の赤い部分も独立して可動します。肩も引き出し式になっています。

腕部

左肩のウェポンラックが1パーツだという事実に、バンダイの進歩が感じられます。

腰部

フロントスカートはきれいに分割されています・。

足首

足首は関節なしです。

脚部

デザインの割には膝もしっかり曲がります。

ランドセル

武装

補足 Z版からの追加パーツ

ライフル、肩のサーチライトと取り付け用の肩です。

素組完成

ギミック&可動

肩のウェポンラックに接続パーツ取り付けることによってクレイバズーカを懸架出来ます。

もちろん背中のバックパックにも接続可能です。

サーチライトなしの一般機も再現できます。

アクション

Z版も何枚か

比較

グレーも渋くてかっこいいですが、やっぱりグリーンのイメージが強いですかね。

まとめ

今回は『HG ディジェ(ナラティブVer.)』と『HG ディジェ』を2台まとめてレビューいたしました。

本体カラー、肩のサーチライト、追加のビームライフル以外は全く同じなこの2台。当然組立やすさも出来上がりのプロポーションも同じになっています。

購入のしやすさは店頭販売されているZ版が圧倒的ですが、ナラティブ見た後ではグレーの機体も気になる1台です。希望小売価格では100円(税別)違いと(実勢価格だともっと違いますが)、どちらを選択するかはタイミングと好みの問題かと思います。

キット自体は2018年製だけあって可動域、プロポーション、色分けと、普通に作る分には全く問題がない好キットでした。

組立してて難しい部分もなく、説明書通りに作成すれば、出来の良いディジェがご自宅にやってきます。

ツインアイも選択できる頭部パーツなど、細かいところですがマニア心もくすぐられます。

関節もKPS素材なので、仮組いた後でもパーツが外しやすく、ばらして塗装する際にも楽そうだなーと感じました。(前回のMG Sガンダムは二度と外れないのではと感じる部分が多数ありました)

ただ、ナラティブVer.のサーチライトは正直ちゃっちいので、取り付けないほうがいいかもと思いました。

いずれのディジェもいい出来ですので、オススメできる1台です。

全くの余談ですが、旧キットのディジェもパーツの合せ目が非常にきれいでびっくりした記憶が残っています(スカートの切り離しの途中で断念しましたが)。

キットのグッドポイント

  1. どこから見ても色分けばっちりなディジェが手に入る
  2. モノアイとツインアイを選択できる心憎いパーツ
  3. ROBOT魂並に動く胴体の可動部
  4. 前部スカートの分割が秀逸

キットの残念ポイント

  1. シールドがポロリしやすい
  2. 頭部も少しポロリする場合が…
  3. ビームライフル(Z版)のチューブが塗りずらそう
  4. クレイバズーカのグリップをたたむと元に戻すのがチョー大変
  • 登場作品:機動戦士Zガンダム
  • 型式:MSK-008
  • 名称:ディジェ
  • 搭乗者:アムロ・レイ
  • 所属:カラバ
  • 商品価格:2,052円(税込)
  • 発売:2018年12月8日
  • 登場作品: 機動戦士ガンダムナラティブ
  • 型式: MSK-008
  • 名称: ディジェ
  • 搭乗者:ミシェル・ルオ、ヨナ・バシュタ
  • 所属:ルオ商会
  • 商品価格:2,160円(税込)
  • 発売:2019年5月 二次配送:2019年7月

HG ナラティブガンダムC装備

パッケージ&内容物紹介

パッケージは最終決戦の場面が描かれています。

組立説明書はHG標準の片面カラーの物です。

初回特典でナラティブのメカニカルレポートがついてました。連邦のMSの紹介のみで、袖付きのMSは載っていませんでした。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 脚部と腰がメインです。

A2パーツ PS素材 A1と対になるパーツです。

B1パーツ PS素材(KPS) 関節部分中心のランナーです。

B2パーツ PS素材(KPS)B1と対になるパーツです。

Cランナー イロプラ PS素材 A装備ではわかれていたVアンテナなどがまとめられてます。

Dパーツ PS素材 足底やランドセルなどダークブルーの部分です。

Eパーツ PS素材 サイコフレーム一式です。

F2パーツ PS素材 コアファイターの機種です。

Gパーツ PS素材 C装備専用のパーツ群です。

Hパーツ PS素材(KPS) 脚部関節とライフル C装備専用です。

ホイルシール ツインアイとセンサー部のシールです。

各部組立

頭部

Vアンテナの安全ダボは削っています。額のメインカメラのシールがはがれたのでガンダムマーカーの蛍光グリーンで塗装しています。

頭部はA装備と一緒です。

胸部

胸部のサイコフレームは少な目です。

写真だとわかりずらいですが、ユニコーンの肩についているものと同型のセンサーが脇の下についています。

ランドセル

サイコフレームを前後からはさむ形になっています。

サーベルの取り付け方法が往年のRX-78を踏襲しています。

腕部

肩と前腕部にサイコフレームが追加されています。

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

肘、膝含め、手足は良く動きます。

アクション

すみません、Ⅱネオジオングは持ち合わせがありませんでした。

比較

まとめ

『HGナラティブ C装備』のレビューを行いました。

HGのクオリティがワンランクアップした2018年以降のキットだけあって、色分け、可動域ともにHGトップクラスの出来になっています。

サイコフレームを本体に無理やり取り付けた感や、ユニコーンとの共通点(わきの下のセンサーなど)も見て取れて、組んでて楽しかったです。

キットはナラティブA装備の素体で共通ですが、同じランナーでも微妙にスイッチかまして変更されていたりと、設計段階からかなり入念に作られていたことがうかがい知れます。(A装備ランナー紹介はこちら)

HGの単体MSとしてはちょっとお値段高い印象ですが、標準的な武装も追加され、弱っちい印象だった本体もサイコフレームでバージョンアップ、組み立てやすさに広い可動域、色分けもしっかりできているので万人にオススメできる好キットに仕上がっています。

キットのグッドポイント

  1. 組んでいて気持ちい、パーツ精度の高さ
  2. サイコフレームついてやっと主役機らしくなった本体
  3. ダイナミックなポーズもしっかり決まる広い可動範囲

キットの残念ポイント

  1. せっかくよく動くんだから平手も欲しい
  2. クリアパーツが見ずらいので、ランナーからの切断部分が分かりずらい
  3. ここまで色分けできたのに、首周りのグレー部に塗装が必要
  4. サイコフレームついたランドセルのデザインがいまいちな気がする
  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/C
  • 名称:ナラティブガンダム
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:2484円
  • 発売:2019年3月9日

HG ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)[ゴールドコーティング]

今回はHGフェネクスのゴールドコーティングのレビューをいたします。

正式には、HG 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)[ゴールドコーティング]とカッコが2種3か所と過去のガンプラでも最も長いキットネームになっております。

ベースは当然ながらHGユニコーンガンダムデストロイモードに尻尾付きアームドアーマー2枚と接続用パーツを追加してゴールドメッキしたものになっています。

今回はグレーとブルーのメッキされていない部分は組む前に塗装、スミ入れ、クリアコートを行ってから組みあげる方式としてます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージにも「ゴールドメッキ仕様」と表記されています。

組立説明書はHGの標準的な使用になっています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ メッキ以外のパーツになっています。

Bパーツ 胴体中心のメッキパーツです。

Cランナー 2枚入っています、脚部中心です。

Dパーツ 足裏とバーニア、マグナムになります。

Eパーツ クリアーブルー サイコフレーム一式です。

Fパーツ アームドアーマー表記のランナーです 、2枚入ってます。

H1ランナー フェネクス専用ランナーです、2枚入ってます。

表記ないですがこちらもFパーツ 追加のサイコフレームです。

こちらもFパーツになります。アームドアーマー接続部1個だけ使用します。

ポリキャップです。

ホイルシールです。目の部分は黄色と赤が選択できます。

各部組立

頭部

Vアンテナがフェネクス専用です。ツインアイは黄色を選択しました。

胸部

肩のセンサー上部はホイルシールを使用しました。グレー部分は塗装、つや消しクリアでコーティング済みです。グレーはガンダムカラーのジオン系グレー使用してます。

ランドセル

青部分はストックしてるガンダムカラーのブルー⑨(百式のボディ部の青)仕様したのですが(左)、赤味が足りなかったのでクリアーブルーにクリアーレッド混ぜたものを重ね塗り(右)しました。写真ではわかりずらいですが、いい感じに仕上がってます。

ビームサーベルのゴールドが目立ちます。

腕部

前腕部のゲート跡が少し目立ちます。ゲート跡はガンダムマーカーのゴールドでリタッチしてます。

腰部

背部のバーニアの展開する部分のふたの固定角度が分かりずらいです。

足首

脚部

脚部もパーツ多めです、ももの左右分割が新鮮です。

アームド・アーマーDE

尻尾も入れると結構な大きさです。

武装

一応ついてますが、フェネックスの場合もたせなくてもいいかもと思います。

完成

眩いばかりの輝きです。光が強すぎて肉眼だと細部の面がよくわからないです。

ギミック&可動

アクション

マグナム持っている印象はあまりありませんが。

膝関節が緩めなので、飾るときはアクションベースがあった方がいいかもしれません。

逆にメッキ部分は重ね塗りされているので、腕関節などは少しきつめです。

比較

こうして見るとナラティブがとても貧弱に見えます。

ナラティブA装備作った時に、「これがやりたい!」と思った構図です。

まとめ

昨年ナラティブの映画を観終わって最初に思ったのは「フェネクス買おう(しかもメッキ)」でした。

映画館のスクリーンで動くフェネクスは製作意欲を刺激する1台でした。

製作してみての感想は、それほど目新しい構造ではありませんが、サイコフレームとデストロイモードでスライドする装甲を再現するために同じクラスのHGと比較するとパーツ数がかなり多くなっています。

今回はメッキ仕様だったので、塗装する手間はありませんでしたが、通常モデルでボディ部分も塗装するならばそれなりに手間はかかります。

グレーとブルー部分は塗装しないとボディのゴールドに負ける気がしたので、サフ→機体色→スミ入れ→クリアコートとしています。

グレーはつや消し、ブルーは半光沢で艶に差を出したかったのですが、もう一つ狙った感じにはなりませんでした。

膝関節が緩いので、自立させているとカクンといくのと、サーベルのビーム部がが付属していない点、握り手しかないのが多少気になりますが、それ以外は問題も無いと思います。

なにはなくとも、このゴールドとサイコフレームのブルーで仕上げられた機体の美しさが圧倒的な存在感を放っていて、ずっと眺めていたくなる存在です。

基本メッキ仕様やチタニウムフィニッシュなどの表面加工キットはあまり手を出さないのですが、このフェネクスはお勧めしたい1台でした。

以上で、HGユニコーンガンダム3号機フェネクスのレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全身ゴールドの美しさ
  2. クリアーブルーのきれいなサイコフレーム
  3. 豪華絢爛、完成したときの存在感バツグン

キットの残念ポイント

  1. どうしても目立つゲート跡
  2. そして指紋も目立つ
  3. 膝関節が緩め
  4. 平手も欲しい
  • 登場作品:機動戦士ガンダムナラティブ
  • 型式:RX-0
  • 名称:ユニコーンガンダム3号機フェネクス
  • 搭乗者:リタ・ベルナル
  • 所属:地球連邦軍→暴走、行方不明
  • 商品価格:5400(税込)
  • 発売:2018年10月6日

HG ナラティブガンダムA装備 素組完成

今回はナラティブガンダムのA装備を素組で作成いたします。

サイズ的には結構な大型アイテムですが、組立はいかがなものか見ていきたいと思います。

各部組立

本体部

エンジン部分は大き目なパーツ分割です。

デザインの雰囲気的にはZZのメガライダーっぽいです。写真ないですが、後部スラスターの黄色い部分はシールでの再現になります。

本体メガ粒子砲

腰部分のみ差替えになります。フロントアーマー角のグレー部分外してメガ粒子付きのパーツに変更します。

腰部分を横から見た図です。

上面の装甲外して脚部を中に入れてふたをいます。すんなり入るので、無理なく組めます。

本体接続部&台座

最初スタンドだけかと思いましたが、ナラティブとA装備のジョイントも含まれています。

ジョイントパーツ単体です。ビームサーベルラックはここにありました。

ナラティブ本体に装着するとこんな感じです。サーベルとバーニアが若干干渉します。

大型ブースター

本体との取り付けパーツ(一番上のグレーのパーツ)は向きあります。この写真だと正しいのは一番右の1本だけで他3本間違っています。(要注意です)

取り付けると、結構なボリュームです。

アーム部

作りは単純ですが、サイコキャプチャーの爪が片方で3セットあるので、パーツ数は多めです。

レールが長くて撮影ボックスに収まりきりません。

素組完成

A装備に乗るのではなく着こむって感じになります。

手綱握ってソリに乗っている風にも見えます。

ギミック

サイコキャプチャー

取説だと少しわかりずらいですが、サイコキャプチャーの展開はスムーズにおこねます。ナラティブの腕部分に干渉しなしようにレールを90度ぐらい回転させて前方へずらします。

L字の別パーツ使用してキャプチャーモード再現できます。なかなかの迫力になります。中に早くフェネクス入れたいところです。

大型ビーム・サーベル

ビーム部だけで22㎝あります。本体と合わせて63㎝!!この状態でディスプレイできる人は日本国内にどれだけいることか!?

その他ギミック

ミサイルポットのカバーが取れて中を見ることができます。残念ながらミサイルの赤はシール対応です。ただこれぐらいならガンダムマーカーで塗装チャレンジしてもいいかもです(うまく発色するか微妙ですが)

スラスターは若干ではありますが稼働します。ただPS素材同士スライドなのでギシギシしてスムーズではありません。

A装備取り外し

まとめ

今回は「HGナラティブガンダムA装備」素組で完成いたしました。

A装備も見た目は複雑な感じですが、組立自体はサクサクできます。サイコキャプチャーの爪を6個作ったりするあたりが少し面倒でしたが、特に難しいことはありませんでした。

ただ、MSと違って大型パーツが多いので、サイコキャプチャーのレールやロケットブースターなどの合わせ目は少し目立ちます。パーツが大きいのできちんと処理するなら時間かかりそうです。

また、色分けもナラティブ本体ほど気合は入っていないため、爪の黄色い部分の根元の青や、ミサイルポッドの赤い部分がシール再現となっています。この辺も技術的には全く問題ない部分なので、コストの問題っぽいですね。

全体としては大型キットにもかかわらず、パーツ剛性も高くスタンドもしっかりしているため、飾っていてたわんだり、何となくダラーとならなずにカッチリしているのは「ほほう」となりました。ナラティブ本体との合体(?)も無理なく出来て合体変形ものでありがちな、一度変形させたら二度と戻す気力がなくなるといったことはありませんでした。

サイコキャプチャー展開してぜひともフェネクス(NT版)と並べて飾りたいところです。展示場所確保の問題はついて回りますが…

キットのグッドポイント

  1. 大きい割にはかっちりした作りで、しっかりディスプレイが出来る
  2. サイコキャプチャーを展開するとなかなかな迫力で、完成したときの満足感が高い
  3. 複雑そうなA装備も組立自体は比較的シンプル
  4. ナラティブの装着が容易

キットの残念ポイント

  1. ナラティブ本体と比較するとA装備の色分けがもう少し
  2. 大きさ的にしょうがない面もあるが、目立つ合わせ目も多数
  3. 何故か、一番白化に気を付けたい紺色のランナーがくさび型ゲートになっていない
  4. やっぱり大きい 飾る場所確保が難しい

機体データ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/A
  • 名称:ナラティブガンダム
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:5940円
  • 発売:2018年11月30日

HG ナラティブガンダムA装備(素体)

今回はナラティブガンダムA装備のMS本体部分を素組(一部シール使用)で組立て行きます。

この後、追加キットのB装備、完全版ともいえるC装備の元となる素体をチェックしていきたいと思います。

各部組立

頭部

パーツは色分け再現のために非常に細かくなっています。カメラとツインアイ部分はクリアパーツになっていますが、 塗装するにしても シールを使用するにしてもクリアである意味はあまり感じられません。逆に部品の凹凸が分かりずらくシール貼るのにてこずります。

胸部

こちらもパーツ数は多めです。A装備装着したときに上半身を起こさなければならないので、可動部分もしっかり確保されています。

バックパックはシンプルです。

腰部

腰も色分け再現のため、グレー部分はすべて別パーツです。

脚の付け根の軸部分はスイング機構がついています。

腕部

腕はシンプルなデザインです。フレームに前腕部の装甲をかぶせていきます。

足首

配色といいνガンダムっぽい足首です。

脚部

脚部の太ももはフレームむき出しになっています。

ビームサーベル

ビームサーベルの柄の部分は2分割で、ビーム刃はピンクです。

素組完成

装甲が少ない分、かなりスリムな印象です。カラーリングも過去最も地味なガンダムかもしれません。

ギミック&可動

上半身の可動範囲が広く、関心いたしました。

アクション

このキット唯一の手持ち武器です、しかしサーベルラックはどこだか判らず。

まとめ

今回は「HGナラティブガンダムA装備」の素体部分を作成いたしました。

カラーリングが地味だとは言え、色分けもツインアイとカメラ以外はほぼ完ぺきに再現されており、そのまま組むだけで満足感が高い「ナラティブガンダム」が手に入ります。

特に上半身の反らせる部分の可動は秀逸で今後発売されるガンダムタイプにも応用されることを期待したいです。

しかし、これを手に入れるにはこの後レビューするA装備ごと購入しなければいけないのが、少々考えさせられます。

B装備が装備単体でプレミアムバンダイ販売となってしまったため、MS単体が欲しい場合はC装備まで待たなければならないのが少しもったいない気がします。

確かにこの素体だけだと、カラーリングも地味でやせっぽっちに見えるので、セールス的には少し苦しい商品になってしまう予想も立ちますが、いきなり5000円も少しハードル高いですよね。

せっかく映画もヒットしているのだから、気軽に購入できる主役機は早く欲しいところです。

キットのグッドポイント

  1. ほぼ完璧な色分け(あとはバーニア部だけか)
  2. 上半身の可動域

キットの残念ポイント

  1. 武装がビームサーベルだけ
  2. 平手が欲しい
  3. A装備なしだとやはり貧弱か
  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/A
  • 名称:ナラティブガンダム
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:5940円
  • 発売:2018年11月30日

HGUC ナラティブガンダム A装備(パッケージ~ランナー紹介)

今回は「HGUC ナラティブガンダムA装備」をレビューしていきます。

ナラティブガンダムは宇宙世紀物としては「F91」以来27年ぶりの劇場オリジナル作品となります。

ガンダムユニコーンの「ラプラス事変」の1年後、UC0097年が舞台となっています。起動実験中に暴走事故を起こしたユニコーンガンダム3号機「フェネクス」を捕獲する”不死鳥狩り”作戦を中心に物語は展開していきます。

ナラティブガンダムはその名の通り、このストーリーの主人公「ヨナ・バシュタ」が搭乗する主役機として、フェネクス捕獲作戦に参加します。

今回のキットはナラティブガンダムにA装備といわれる高機動装備を装着した状態でのキットとなっています。

イメージ的には小さくしたデンドロビウムかガンダムSEEDのミーティアユニットといった感じで、かなり大型のキットです。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはジェスタ(シェザール隊仕様)とともにフェネクス捕獲作成を展開中の場面になっています。

側面はキット解説と機体の細部紹介になっています。

大きさ比較でHGのジム置いてみました。HGとしてはかなり大型です。サイコガンダムより大きい感じです。

組立説明書は中綴じ製本されています。カラーは表紙と裏面だけで中面は全てモノクロ印刷です。

プレバンで発売されるB装備のチラシが入っていました。

ネタバレするので多くは語りませんが、映画見た感想としては「B装備」は一般ではなくプレバンでいいかなと思いました。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 ホワイト ナラティブガンダム本体の白い部分です。

A2パーツ PS素材 ホワイト A1の対になるパーツです。

B1パーツ PS素材 グレー ナラティブガンダムのフレームを中心とした部分です。

B2パーツ PS素材 グレー B1の対となるパーツです。

C1パーツ PS素材 グレー ナラティブガンダムボディのグレー部分です。

C2パーツ PS素材 グレー C1と対になるパーツです。

Dパーツ PS素材 グレー 足底とランドセルです。

E1パーツ PS素材 レッド 本体の赤い部分です。

E2パーツ PS素材 イエロー Vアンテナです。

F1パーツ PS素材 クリアー 大型ビームサーベルのスタンド部です。

F2パーツ PS素材 ブルー 胴体の青い部分です。

G1パーツ PS素材 グレー A装備のパーツです。

G1パーツ PS素材 グレー G1と対になる部分です。

H1パーツ PS素材 イエロー サイコキャプチャーの爪です。

H1パーツ PS素材 イエロー H1と対になる部分です。

I1パーツ PS素材 ホワイト A装備で使用します。

I2パーツ PS素材 ホワイト I1と対になる部分です。

Jパーツ PS素材 ホワイト A装備のエンジン外装と思われます。2枚付いてます。

Kパーツ PS素材 ホワイト 大型ビームサーベル部で2枚入っています。

Lパーツ PS素材 グレー プロペラントタンクです。こちらも2枚入ってます。

M1パーツ ABS素材 グレー A装備のメカ部分です。2枚入っています。

Nパーツ ABS素材 グレー A装備のメカ部で大き目なパーツです。

Zパーツ PS素材 クリアピンク 大型ビームサーベルの刃です。

DBA-1 DBA-2パーツ ABS素材 クリアー 大型ビームサーベル用スタンド部です。

BA2パーツ PS素材 グレー スタンドです。

SB-13パーツ PS素材 クリアピンク 通常のビームサーベル刃になります。

PC-001A ポリキャップです。

ホイルシールです。 結構多めな印象です。

中締め

今回はキットボリュームが多いので、3回ぐらいに分けていきます。

初回はここまで。ランナーだけで31枚! なかなかな枚数です。

ABS素材はもう止めるのかと思っていたのですが、まだまだ使用されていました。大型キットなので部品にかかテンションが高くてKPSだと対応できないのかな~と勝手に想像しております。

次回はナラティブガンダムの素体作成していきます。

HG1/144 シナンジュ・スタイン(ナラティブ Ver.)

今回は公開が迫った機動戦士ガンダムNTより「HG シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)」のレビューをしていきます。

シナンジュ・スタインは輸送中にジオン残党(袖付き)に強奪されて、フロンタルのシナンジュに改装された機体なんで、ナラティブで登場するのはどっから出てきたの?と思っていたら、袖付きに奪われた機体は2機だったそうな(後付け設定か?)。

ナラティブでは、その残ったもう1機がスクリーンに登場するとのことでした。

キットはHGシナンジュのパーツ差し替え商品かと思いきや、流用パーツは武器類と腰ブロックぐらいで、本体はほぼ新規パーツで構成されています。

HGとしては前回のムーンガンダム同様パーツ多めに思われます。

それでは、内容を見ていきます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはライフル構えている場面です。お供のMSはギラズールが確認できます。

側面はキットの内容紹介ですが、アクションシーンのカットが少な目です。

組み立て説明書は片面カラーの標準的な物ですが、こちらも完成写真やアクションポーズ少な目です。ライフルや細かい部分の塗り分けが分かりずらいです。

発売までの締め切りが厳しくて写真少ないのかも?と勘ぐってしまします。

ランナー紹介

今回はポリキャップ以外は全てPS素材(一部KPS)になっておりABSは使用されてません。

Aパーツ グレー 武器とスカート部です。

Bパーツ 2枚入ってます。腕や脚になります。

Cパーツ ブルースラスターやボディーの濃い青色の部分です。

Dランナー ブラウン シナンジュと共通ランナーです。ビームトマホーク関連とスカート裏パーツは不使用です。

E1パーツ ブラウン おそらくKPS素材です。Dパーツと色味は一緒ですが、素材が違うせいか、こちらはつや消し仕上げになっています。(Dパーツは光沢有り)最後はクリアコートしてつやを揃えたいです。

E2パーツ E1と対になるパーツです。

Fパーツ ネオ・ジオングと共通です。バズーカになります。

G1パーツ ブラック 袖付きのエングレービングです。

G2パーツ グレー 胴体や膝部分です。

ポリキャップです。けっこうたくさん使います。

サーベルのビーム刃です。クリアーイエロー。

ホイルシールです。エングレービングと目の部分などです。

各部組立

頭部

頭部は細かくパーツ分けされてます。写真だとツインアイがきちんと見えますが、肉眼だと結構見ずらいので塗装は少し大変そうです。

胴体

細かいパーツ分割で色分けもしっかり再現されています。

腕も色分け、可動範囲申し分ない出来です。パーツの合いもカチッとしてます。

腕の内側のエングレービングの模様部分が半分に分かれているのが、残念なポイントでした。

腰部

フロントスカートの排気口部分が別パーツになっています。今後この部分だけ色変更されたりして販売されるキットがあるんでしょうか、少し?と思うパーツ分割でした。

足首

可動部分ありそうな分割ですが、足首自身には可動部分ありません。

脚部

脚部もパーツ多めでちょっと面倒でしたが、この細部のディティールや情報量の多さを見ると納得できます。

バックパック

めちゃめちゃ推進力ありそうなバックパックです。

この写真の角度だと目立ちませんが、左右の上側のバーニアカバーの青いパーツはゲート処理に要注意です。

武装

ライフルの塗装ガイドが取説だけだとわかりずらいです、Webの商品ページに頼るしかない状態です。

素組完成

プロペラントタンクがはみ出た!

バーニア多め、燃料も多めです。

可動範囲などは動画でご確認ください。

アクション

ライフル大きいので取り回しは悪そうです。

フル装備も可能です。

バズーカは銃身に懸架できます。ショートバレルになるので命中率は下がりそうですが。

合体させるとそれなりの重量ですが、しっかり保持でき、肩も下がらず自立出来ます。

サーベルはイエローです。

バズーカ両手持ちは、両手とも手首ばらす必要があるので、少し面倒です。

ガンダムエースの付録でついてきたサザビー用ロングライフルにもバズーカ懸架可能です。なかなかな重武装です。

まとめ

今回は「HG シナンジュ・スタイン(ナラティブVer)」の素組までのレビューを行いました。

感想は、「HGおそるべし」といったところでしょうか。前回、「HGムーンガンダム」でもパーツ数や分割で驚いたのですが、今回のシナンジュもフレームが無いだけで、MGやRGに迫るクオリティでした。

細かなディティールで密度の高いパーツ群や色の再現性など、少し前のHGとは一線を画す商品に思えます。

ムーンガンダムより前の(まだ作ってませんが)ガルバルディ辺りはどうなのかと非常に気になりました。また、この後に完全新規で発売されるHG(ナラティブガンダムとディジェあたり)のクオリティはいかがなものかも興味深いところです。

今回のシナンジュスタインやムーンガンダムレベルのキットが標準になると、旧キットとのレベルの差が広がりそうです。

キット価格が税込み¥2808とお値段も一昔前のMG並ですが、満足いく商品でした。塗装、スミ入れ仕上げまで行いたいのと同時にフロンタルのシナンジュも作りたくなりました(RGが1台積まれているはず)。

気になった点としては

  • 取説のカラーガイドが分かりずらい
  • パーツの組立で少し硬い部分が何カ所かった
  • ほとんどがくさび型ゲートなので、ニッパーは薄刃でないと厳しいかも
  • 腕のエングレービングにつなぎ目が…
  • 股関節のポリキャップが緩くて左右に足が広がりがち
  • 脚のスラスターの赤い縁取り部はシールが欲しかった

といったあたりでしょうか。

組立で堅い部分があったおかげか、ポージング時の武器の保持はかなりしっかりしてます。その反面、股関節のポリキャップが結構緩めで簡単にあしが開くのはちょっといただけない感じでした。

また、くさび型ゲート多様されているので、ランナーからの部品カットにはそれなりに切れ味のいい刃が薄めのニッパー推奨します。

試しに刃が厚めのゲート切り出し用でカットしようと思ったら、場所によってはパーツとくさびの隙間が狭くて、うまく刃が入らないところがありました。

気になる所がゼロではありませんが、総じてキットの完成度は高い一品になっています。

映画公開の間に合わせ商品と思ったら大間違いです!手に取って作る意義のある1台ですので、気になっている方はぜひ手に取ってもらいたいキットです。

時間見て、シールとスミ入れして引き続き、レビューします。