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MG RGM-79(G) ジム(陸戦型)全塗装 レビュー

今回は以前レビューいたしました「MG RGM-79(G) ジム(陸戦型)」を全塗装していきます。

今回も、なるべく調合しなくてもよさそうなカラーを探して瓶出しで塗っていきたいと思います。

塗装レシピ

サーフェイサー:Mr.サーフェイサー1200を使用しましたが、オレンジとイエローの発色考えたら白サフかピンクサフを使用したほうが良かったのではと、少し後悔しております。

以下は使用した塗料です。

本体:FG-06 プラチナブロンドベース(フレームアームズ・ガールカラー ガイアノーツ)

胴部:NC-010 マンダリンオレンジ(ガイアノーツ)

頭部他カメラ部:下地 シルバーの上にクリアーグリーン(ガイアノーツ)

バイザー内部:VO-15 フレームメタリック2(ヴァーチャロンカラー ガイアノーツ)

関節:メカサフ へヴィ(ガイアノーツ)

スラスター内側レッド:PB-01 パンツァーレッド(1)(ガリアンカラー ガイアノーツ)

武器類:HM-03 ヘビーダークグレー(重戦機エルガイムカラー ガイアノーツ)

ビームライフルホワイト部:ニュートラルグレーⅠ(ガイアノーツ)

塗装済み完成

成型色は茶色強めですが、塗装完成見本は今回の黄色っぽいほうが近い感じです。

マスキングポイント

本体でマスキング使用したのはこのスネ部分のグレーだけです。こちらも付属のホイルシールをマスキングテープ代わりにしております。中のシリンダー部はガンダムマーカーのメッキシルバー使用しています。

アクション

まとめ

今回は「MG RGM-79(G) ジム(陸戦型)」を全塗装でレビューしてきました。

少し古いキットではありますが、そこはやはりMG!ジムのシンプルな構造と相まってマスキング必要個所も最小限で、ほぼ部品ごとの塗装でOKでした。

ただ、ビームライフルの色分けは超絶面倒です。最近の設計ならば、絶対にパーツ分割されていると思われますが、この辺りは古さを感じずにはいられませんでした。

このキット、成型色が少々安っぽい印象だったので、おもちゃっぽさから脱却させるには、全塗装オススメです。

あと、ガイアノールのメカサフを今回初めて使用しましたが、かなり使い勝手はよかったです。なるべく塗装回数を少なくして、ABSパーツの破損率下げたい場合はうってつけだと思いました。

以上、「MG RGM-79(G) ジム(陸戦型)」全塗装レビューでした。

MG ガンキャノン 全塗装 レビュー

今回は以前レビューいたしました「MG ガンキャノン 」を全塗装していきます。

今回も、なるべく調合しなくてもよさそうなカラーを探して瓶出しで塗ってます。

ガンキャノン自体、メディアに登場してから40年以上経過していることもあり、ボディの赤も時代によっていろんな解釈がありますが、今回は「めぐりあい宇宙」のガンキャンをイメージしてカラーを選択しました。

塗装レシピ

赤と黄色の部分はGSIクレオスのピンクサーフェイサーを使用しています。

それ以外は同じくGSIクレオスの「Mr.サーフェイサー1200」です。

以下は使用した塗料です。

本体レッド:ミディアムレッド(ガイアノーツ クラッシャージョーカラー)

胴部などイエロー:RX-78イエロー Ver.アニメカラー(GSIクレオス ガンダムカラー)

頭部ホワイト:ニュートラルホワイト(ガイアノーツ ナスカシリーズ)

頭部レッド部:モンザレッド+黒少々(GSIクレオス)

関節、足首など:ブルーグレー(ガイアノーツ ボトムズカラー)

武装とバックパック:ヘビーブルーグレー(ガイアノーツ エルガイムカラー)

ミサイルランチャー:ニュートラルグレーⅠ(ガイアノーツ )

コアファイターは後ほど

(ガイアノーツさん、上記キャラクターカラーも定期的に再販よろしくお願いします)

塗装済み完成

マスキング&マーキングポイント

基本マスキングが必須な個所はありませんが、今回は頭部の合わせ目を消すために、マスク部塗装後にバイザー事マスキングして、ヘルメット部を塗装しております。

ガンダムデカールは気を付けて作業しても、やっぱりうまく貼れません。修行が足りないのか…

「ガンダムデカール(水転写)も再販してくれー」と切に願います。

アクション

まとめ

今回は「MG ガンキャノン」を全塗装でレビューしてきました。

今回、塗装するにあたり、赤をどの赤にするかは非常に悩みました。

最終的にはガイアノーツの、「ニュートラルレッド」をチョイスししたのですが、個人的にはかなりイメージに近い仕上がりになったと思っております。

関節や足首に使用した「ブルーグレー」も、求めていたのはまさにこれ!といった色でした。

さすがはどちらもサンライズ公認といったところでしょうか。

また、ライフルやキャノン砲に使用したヘビーブルーグレーも塗装中は少し緑が強い気がしましたが、乾燥後はまずまずでした。

ガンキャノンは赤の面積が大きく、単調になりがちなので、みなさんも自分の赤にこだわって塗装することをオススメいたします。

あと、マーキングシールはやはり失敗確率が高いです(個人的な感想)、ガンダムデカール(水転写)のガンキャノン用再販を希望します、なぜかガンダムデカールDXシリーズにも108や109のちょうどよい大きさの物が付属していないので、泣く泣く本体付属の物を使用いたしました。

以上、「MG 1/100 ガンキャノン 」全塗装レビューでした。

HGUC ディジェ 全塗装 レビュー

今回は以前レビューいたしました「HGUC 1/144 ディジェ」を全塗装していきます。

ディジェを塗装するきっかけとなったのは、ガイアノーツのNAZCA(ナスカ)シリーズから昨年(2022年)後半に出た新色「NC-015 ダークブルーイッシュパープル」を入手したところが大きいです。ガンダムMk-Ⅱの胸部などでも使える、いままでありそうでなかった濃い紺色が発売されたおかげで、ディジェのボディの紺色も塗装意欲がわいてきたことに起因します。

塗装レシピ

サーフェイサーは黄色部分のみGSIクレオスの「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ピンク」、それ以外の部分は同じくクレオスの「サーフェイサー 1200」、仕上げのクリアコートは「Mr.スーパークリアー UVカット つや消し」使用しています。

以下は使用した塗料です。

本体グリーン部:ウォーカーグリーン(WM-04 ガイアノーツ)

関節などグレー部:ジョイントグレー(NC-007 ガイアノーツ)

本体ブルー部:ダークブルーイッシュパープル(NC-015 ガイアノーツ)ライフルの一部にも使用

シールド、スラスター部:ニュートラルグレーⅣ(074ガイアノーツ)

本体レッド部:ブラッドレッド(AT-15 ガイアノーツ)

本体イエロー部:マンダリンイエロー(NC-014 ガイアノーツ)ライフルのチューブ部にも使用

スラスター内側レッド:モンザレッド+黒少々(GSIクレオス)

武器本体部:ニュートラルグレーⅤ(075 ガイアノーツ)

センサーグリーン部:ホイルシール

モノアイピンク部:シルバーの下地に蛍光ピンク(GSIクレオス)

塗装済み完成

マスキングポイント

アクション

まとめ

今回は「HGUC 1/144 ディジェ」を全塗装でレビューしてきました。

前述した「ダークブルーイッシュパープル」と同時発売になった「NC-014 マンダリンイエロー」も黄色の部分では使用しています。

以前、3本セットで販売していたころのガンダムカラー(GSIクレオス)のイエロー2を置き換え可能なアイテムになっており(イエロー2重宝してました)、今後レギュラー商品として入手できることは個人的には喜ばしいです。

また、四肢のグリーンはMr.カラー391(機体内部色ターコイズ)とガイアノーツのAM-05 オーラグリーン2とで悩みましたが、結果としてはウォーカーグリーンでよかったと思っています。水色に振る手もありましたが、グリーン派です。

本体はマスキング必要箇所は少な目でしたが、ライフルは手間がかかりました。ある程度割り切ってもいい部分かもしれません(パイプのイエローのみ塗分けるなど)。

以上、「 HGUC 1/144 ディジェ」全塗装レビューでした。

HG ヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機) 全塗装 レビュー

今回は以前レビューいたしました「HG ヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機) 」を全塗装していきます。

今回も、なるべく調合しなくてもよさそうなカラーを探して瓶出しで塗っていきたいと思います。

各バーニアの内側や、シールドのメガ粒子砲の発射口などの赤丸リアスカート先端のフィン部分などマスキングが必要な部分も散見されますので、可能な限り塗分けしていきたいと思います。

塗装レシピ

サーフェイサーはレッド、イエロー部の下地はGSIクレオスのピンクサフ、それ以外は同じくGSIクレオスのMr.サーフェイサー1200です。

トップコートもクレオスで基本部分は「Mr.スーパークリアー 溶剤系スプレー UVカット つや消し」、動力パイプなどのメタリックグレー部とファンネルは「Mr.スーパークリアー 溶剤系スプレー 半光沢」でつやを変えています。

以下は使用した塗料です。

本体レッド:HJ01C マイスターレッド(ガイアノーツ ボトムズカラー)HJモデラーズカラーシリーズになります。

胴部、バーニアなどダークグレー:AT-27 スチールブラック(ガイアノーツ ボトムズカラー)

頭部、脚部などライトグレー:325 グレーFS26440(GSIクレオス)

関節、動力パイプ:UG05 MSグレー連邦系(GSIクレオス ガンダムカラー)

スラスター内側レッド:モンザレッド9+ブラック1(GSIクレオス)

コクピットハッチのレッド:AT-16 ブラッドレッド(ガイアノーツ ボトムズカラー)

ファンネル:VO-33 マイルドオレンジ(ガイアノーツ バーチャロンカラー)

ビームガトリング:074 ニュートラルグレーⅣ(ガイアノーツ)

スコープ:白サフ+049クリアーピンク(ガイアノーツ)

ナイフ:159 スーパーシルバー(GSIクレオス)

塗装済み完成

マスキングポイント

アクション

まとめ

今回は「HG ヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機) 」を全塗装でレビューしてきました。

バーニアの内側はある程度しょうがないとは思いますが、ショルダーアーマーやリアスカートあたりは、シール付属していないので、マスキングするか、気合のガンダムマーカーや筆塗りで塗装するしかない部分でした。そこそこ面積も大きいく目立つ部分なので、なにかしらの方法で塗装したい部分です。

また、本体のライトグレー部分は組立説明書ではシルバーの指定でしたが、個人的にはRE/100にならってグレーにしております。個人的にはこちらのほうがしっくりくると思っています。

本体のレッドは店頭で見つけた「HJ01C マイスターレッド」が近いのでは?と思って使用したところ、かなりいい感じでした。おそらくRGサザビー本体のレッドの片方や、ナドレの髪にも使えそうな感じです(HJブランドのせいか、若干お値段高めなのがネックです)。

シールでの補完がされていない部分も多々ありますので、塗装することで、グッと情報量が増えるキットでした。全塗装に限らず、部分塗装でもいいので、是非ともチャレンジしてほしい1台でした。

以上、「HG ヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機) 」全塗装レビューでした。

MG ドワッジ レビュー

今回は機動戦士ガンダムダブルゼータに登場した、「MG 1/100 ドワッジ」をレビューしていきます。

ジオン残党軍が使用するMSとしてダブルゼータやガンダムユニコーンに登場した機体ですが、実際には一年戦争末期にドムの改良型として、ジオン公国軍が戦線に投入したMSとなります。

キットとしては、旧MGドムをベースに関節可動部を追加、ドムと共通部分の内部フレームや外装部も一部リニューアルされ、ドワッジ専用パーツが追加されたものとなっています。

先日発売(2022年2月)されたMGドムはこのキットで新規採用された関節を有したフレームに対応したドム用の外装を追加したものとなっています。

傑作キットだったために、リニューアルの機会が遅くなってしまった、「MGドムリニューアルへの道第一段階」といった使命を帯びたキットとなっています。

 

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはドムから転用したものと、新規ランナーとの混在です。素材はエモーショナルマニュピレーターの一部でABSとPE素材、ポリキャップとありますが、それ以外は全てPS素材になります。

各部組立

頭部

胸部

腕部 

腰部

足首

脚部

武装

余剰パーツ

フレーム完成

素組完成

ギミック&可動

全塗装&水転写デカール

今回は全塗装で仕上げました。

キットが発売になった2019年当時はまだガイアノーツ使用していなかったので、全てGSIクオレスのミスターカラーを使っています。

本体ライトブラウン:サンディブラウン100%

ダークグリーン:ダークグリーン50%+ブラック40%+グリーン10%

オレンジ:黄橙色80%+ホワイト10%+ガルグレー10%

レッド:シャインレッド(多分)100% 記憶があいまいです

武器と関節のグレー:ニュートラルグレー70+ミディアムブルー30%

ヒート剣のイエロー:未塗装

となっております。

今ならオレンジ部分はガイアノーツのビビットオレンジ、グレー部分はエルガイムカラーのヘビーブルーグレー辺りを試してみたいところです。

アクション

比較

まとめ

今回は「MG 1/100 ドワッジ」をレビューしてきました。

キットの製作から少し時間が経っていたため、一部(特に塗装レシピ)あいまいなレビューとなってしまったのは反省点ですが、そのおかげでリニューアル版MG ドムと比較する形でお届けすることができました。

ドワッジの時点で、関節周りは改良済みでしたが、新MGドムでは肩ブロックとアーマーが更に改良されて、どちらも合せ目が出ない(目立たない)構造に進化しておりました。こういった小さな改良の積み重ねは好感が持てます。

また、ドワッジ特有のリア部分の造形もしっかりしており、外装部のつぎ足しました感がほとんどなく自然な仕上がりで、キットの完成レベルに貢献している点も非常に好印象です。

車でいうと、メーカー純正のエアロパーツ的な印象で、スキマもなくさすがメーカー純正!といった改造MSといったところです。

ただ、その反動として、大量に発生する余剰パーツは少し考えものですが。

新たに新造された関節部も効果的で、特にバズーカ構えるときに顕著だった、旧MGの窮屈なポージングも大きく改善されております。

MGドム(2022版)のレビューでも書きましたが、完成時の見た目は非常に良いだけに、中身もフルモデルチェンジしてほしかったのが本音です。やはりポリキャップ頼りの大型関節などは将来的な保持力に不安が残ります。

完成後のたたずまいは非常にカッコよいため、リニューアルドムと並べて置きたい1台でした。

ただ、プレバン販売なので、いつか再販されることに期待したいです。

以上、「MG 1/100 ドワッジ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. スラスター内部やリアスカートの放熱フィンなど、パーツの出来が良い
  2. 旧MGドムから新造された可動部の効果大
  3. ドムから一部差し換え対応の外装だが、既存パーツとの違和感なし

キットの残念ポイント

  1. リニューアル分とドムからの改装分で大量に発生する余剰パーツ
  2. 何処にも懸架出来ないヒートトマホーク
  3. 頭部が外しずらくなったため、モノアイの可動が面倒

  • 登場作品:機動戦士ガンダムダブルゼータ、機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:MS-09G
  • 名称:ドワッジ
  • 搭乗者:アマサ・ポーラ他
  • 所属:ジオン公国、ネオ・ジオン
  • 商品価格:5,500円(税込)
  • 発売:2019年4月19日発送(第一次販売)
  • 積みプラ解消: -cm(計測前に廃棄してしまいました)

HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)全塗装レビュー

今回は以前レビューしました、「HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」を全塗装していきたいと思います。

・今回の塗装にあたっては、なるべく調合しないで近い色を探す

・合せ目消しは程々に

の、2つを念頭に進めていきます。

リニューアル版とはいえ、基本設計は古いキットですので、最新のHGと比較すると合せ目は多め、また武器類などは段差も高めな印象です。

そのため全てをきれいに上げていたら時間がかなりかかりそうでしたので、あくまで全塗装仕上げを行うことを優先しました。

調合に関しても、時間短縮と色切れの心配を払しょくするため、なるべく市販の物をそのまま利用しております。

塗装レシピ

今回基本カラーは全てガイアノーツ使用しています。モノアイだけミスターカラーです。

本体レッド:003 ブライトレッド

本体ブラウン:203 レッドブラウン

本体パープルグレー:NC-007 ジョイントグレー

スカート裏、クレイバズーカ:AT-27 スチールブラック

頭頂部レッド:023 スカーレット

モノアイ:シルバー下地+蛍光グリーン

と、全て瓶から100%で使用しています。

本体の赤は取説の指定でもモンザレッド65%+シャインレッド35%に白少々をかなり明るめな赤なので、今回のブライトレッドは結構近いと思います。

ブラウン部はもう少しトーン落とすと更に良い気もしますが、個人的には十分許せる範囲でした(指定ではレッドブラウン45+ココアブラウン40+ブラック15+ホワイト少々)。

関節部などのパープルグレーはNAZCAのジョイントグレーです。以前使用したときは、あまりパープル感出なかったんですが、ただ単に攪拌が足りてなかっただけのようです。

クレイバズーカはプレバンの完成見本だとパープルグレーだったんですが、アニメ画見る限りダークグレーのようなので、スチールブラックで塗装しています。

モノアイはクリアーパーツそのままだと、何となく浮いた感じがしたので、シルバーの下地に蛍光グリーン吹いています。

また、今回のワンポイントとして頭頂部のレッドは本体のレッドと異なる赤を使用しています。脳内イメージだと今回使用したスカーレットのような朱色に近い記憶だったので、本体とは色味を変えてみました。

塗装済み完成

アクション

比較

まとめ

「HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」を全塗装してまいりました。

マスキング箇所は2カ所(前腕内側とサイドアーマーのパイプ部)だったので、それほど手間ではありませんでした。サイドスカートのパイプ部はあまり目立ちませんが、前腕部の内側の赤い部分は素組のままだとグレーになってしまうので、きちんと塗り分けてあげる必要があります。

それよりも大変だったのは合せ目処理でした。

肩ブロックは、最初からあきらめていましたが(プレバンの完成見本写真でも割り切ってましたね~)、バインダーやクレイバズーカは結構目立つので、それなりにはヤスリ掛けしたのですが、完成写真見ると左右差あったりで、部分的には消し切れておりいませんでした。

全体的な色味に関しては若干トーン明るめな印象ですが、イメージには近い仕上がりかと思います。瓶から100%そのまま使用でこの内容でしたら十分OKとします。

ただ、肩のバーニア部などは、エアブラシでエナメル塗料吹付でしっかり色出したかったと、少し後悔しております。どうしても下地透けたりしている部分があるので、気になります。

派手目な赤もなかなかにカッコいいリックディアス、並べたときのバランスもあるんで、黒いほうも塗らなきゃな~と宿題をもらった気になります。

以上、「HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」の全塗装レビューでした。

HGUC パラスアテネ 全塗装レビュー

今回は素組レビューいたしました、「HGUC 1/144 パラスアテネ」を全塗装していきます。

基本的に色変えはせず、なるべく忠実に塗装していきます。

前回レビューでも書きましたが、このキットはシールへの依存度が高く、脚部中央のラインは全てシール、肩の拡散ビーム砲のピンク部もシールと、差し色が全て成型色では再現されていないため、シール貼りも塗装もなしだと、かなりあっさりした印象で、おもちゃ感が高い仕上がりとなっていました。

最近のキットと棚に並べると、どうしても見劣りしてしまいまうので、キッチリ塗分けて仕上げたいと思います。

塗装方法はホイルシールをマスキングテープ代わりに使用し、合せ目はある程度までしか行わず、後ハメ加工や、合せ目消してからのマスキング塗り分けなどは、ほとんど行わず仕上げていきます。

塗装レシピ

今回は積みカラーのガンダムカラー「HGパラス・アテネ用」を引っ張り出してきて使用しております。Mr.カラー専用 溶媒液と、薄め液とで調整して復活させていおります。

グリーン部:ガンダムカラーグリーン25

ブルー部:ガンダムカラーブルー23

薄いイエロー部:イエロー9

ラインなどの濃いイエロー部:マイルドオレンジ(ガイアノーツ)

関節などグレー部:ニューラルグレーⅣ(ガイアノーツ)

ピンク部:シルバーの上にクリヤーピンク(ガイアノーツ)

イエローの下地は今回初めてGSIクオレスの「Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ピンク」使用しております。

それ以外は同じくGSIクオレスの「Mr.サーフェイサー1200」を使用しています。

モノアイ部はサフを吹いて、シルバー→クリアーピンク→モノアイシールでマスキング→ブラックと塗り重ねて再現しています。

塗装済み完成

左右の分割ラインも若干残っています。

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC パラスアテネ」を全塗装で仕上げてみました。

冒頭にも書きましたが、素組のままですと差し色が成型色で再現されていないため、非常にあっさりとした印象でしたが、しっかり塗り分け(またはシール再現)することにより、格段に完成度がアップしました。

脚部のラインなどは付属のシールをマスキングテープ代わりに使用することで、比較的安易に塗装することができました。ただ端の部分はめくれやすいので要注意です。

また、肩ブロックの拡散ビーム部のピンクは立体的な円形にも拘わらず、シールは真っ平で切れ目などがないため、ピッタリ貼ることができず、どこかしら浮いたりする作りになっています。

筆塗り(マーカー含む)などでも、境目が曲面で狭く筆が届きずらい部分があるため、なかなかに面倒でした。

肩ブロック自体も合せ目がしっかり出る構造のため、きれいに仕上げるには後ハメ加工などの工夫が必要です(今回は合わせ目出ることを許容してます)。

シールだけでも印象は大きく変わりますので、面倒がらずにしっかり仕上げてあげたいキットでした。

以上、「HGUC パラスアテネ」の全塗装レビューでした。

EG RX-78-2 ガンダム 全塗装レビュー

今回は以前レビューした「EG 1/144 RX-78-2 ガンダム」を全塗装していきます。

あまり塗装することは前提とされていないキットだとは思いますが、出来のいいキットなのでしっかり塗装仕上げをしてみたいと思います。

ファーストガンダムの基本色を忠実に再現したと謳われている、GSIクレオスの「RX-78Ver.アニメカラー」シリーズを使用して、TV版イメージの一台に仕上げる予定です。

塗装レシピ

ホワイト:ガンダムカラー・フォー・ビルダーズ RX-78ホワイト Ver.アニメカラー

ブルー:ガンダムカラー・フォー・ビルダーズ RX-78ブルー Ver.アニメカラー

レッド:ガンダムカラー・フォー・ビルダーズ RX-78レッド Ver.アニメカラー

イエロー:ガンダムカラー・フォー・ビルダーズ RX-78イエロー Ver.アニメカラー

グレー:MSグレージオン系

塗装済み完成

アクション

比較

まとめ

「RG RX-78-2 ガンダム」全塗装でレビューしてきました。

組立のしやすさや、成型色での色再現などに注目が集まるEGですが、プロポーションや可動域もなかなかなものなので、しっかり塗装したらどう何だろう?というのが出発点です。

結果としては、全塗装で質感アップ(プラスチック感からの脱却)で、より完成度が増す格好となりました。

細かいことを言い出せば、いろいろ出てきますが、総じて必要にして十分なのではと思います。

もともと色分けはしっかりしているので(腰のVマークがマスキングいらずってのはチョー楽)、ライフルとシールド以外はパーツごとにそのままエアブラシで塗装可能でした。

また、今回はなるべくプレーンな、TVイメージに近い形にしたかったので、GSIクレオスの「RX-78 Ver.アニメカラー」のシリーズを全色使用しました。

特にホワイトの再現性が高くて気に入ってます。何となくグリーンっぽい、サンライズ独特の白が、かなりうまく再現されていると感じました。

また、ブルーも鮮やかなブルーで、言われてみればこれぐらいの明度だったかと感じました。40年前の初代ガンプラが出たときに、胸のブルーの塗装は「インディブルー派」と「コバルトブルー派」に分かれていたのが懐かしいです(私は前者でした)。こうしてみるとスカイブルーが一番近かった感じですね。

それ以外の黄色と赤も、かなりイメージに近いRX-78を再現してくれますので、結構オススメなシリーズです。

全塗装でワンランクアップのEG、みなさんもいかがでしょうか?

以上、「EG RX-78-2 ガンダム」全塗装のレビューでした。

HG ゼータプラス(ユニコーンVer.)全塗装レビュー

今回は素組レビューだった、「HG ゼータプラス(ユニコーンVer.)」を全塗装で仕上げていきたいと思います。

素組だとどうも冴えないな~と思っていたゼータプラス(個人の感想です)、テスト機カラーに続いてユニコーンVer.も全塗装してみました。

塗装レシピ

本体グレー: 072 ニュートラルグレーII (ガイアノーツ)

本体ホワイト: 071 ニュートラルグレーI (ガイアノーツ)

関節などグレー:074 ニュートラルグレーIV(ガイアノーツ)

スリッパブルー:CB01 アイアンブルー(ガイアノーツ)

スタビライザーの黄色:CM-11 クリームイエロー (ガイアノーツ)

センサー類:シルバー+クリアーピンク (ガイアノーツ)

ライフルグレー:不明

こちらのライフルも、かなり前に塗装&レシピ未記録だったため、使用した塗料不明です。

ツインアイの周りや脚部内側のスラスター口などはエナメルブラック使用しています。

スミ入れは段差はシャープペン、溝はエナメル系のスミ入れ塗料で使い分けています。

塗装済み完成

アクション

比較

まとめ

今回は 「HG ゼータプラス(ユニコーンVer.)」 を全塗装で仕上げてみました。

テスト機カラーと比較して、主翼の塗り分けが無い分、楽でした。

ただ、側頭部のブルーやサイドアーマーのダークグレーなどマスキングが必要となります。

ボディカラーはユニコーン本編見る限り指定色では濃い感じがしたので、思い切って明度上げてニュートラルグレーⅡをチョイスしています。個人的には結構気に入ってます。

色数が少ないので、スミ入れや細かいところの色分けで情報量増やしてあげることで、完成度がグッと上がるキットです。素組スミ入れ、部分塗装などやれる範囲ででも手を加えたい1台だと思います。

以上、「HG ゼータプラス(ユニコーンVer.)」 全塗装レビューでした。

HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー)全塗装レビュー

今回は以前レビューしました、「HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー)」を全塗装&水転写デカールで仕上げていきたいと思います。

今回全塗装するきっかけとなった新色があります。

ガイアノーツから発売になりました「重戦機エルガイムカラー」の中1本である「HM-05 ヘビーオレンジ」!これを店頭で見た途端、「ゼータプラスに使えそう」とのインスピレーションを受け、そのままアイボリーっぽい白もないかと店頭の塗料コーナーのキャップ部分とにらめっこして「バーチャロンカラー」から「VO-43 レディッシュ ウォームホワイト」を発見し、これはいける!と塗装工程に入りました。

塗装レシピ

本体ホワイト: VO-43 レディッシュ ウォームホワイト (ガイアノーツ)

本体オレンジ:HM-05 ヘビーオレンジ(ガイアノーツ)

関節などグレー:074 ニュートラルグレーIV(ガイアノーツ)

スリッパライトグレー:072 ニュートラルグレーII(ガイアノーツ)

脚部スラスターカバー:VO-31 コールドホワイト(ガイアノーツ)

襟元イエロー:005 サンシャインイエロー

ライフルグレー:不明

ライフルだけ、かなり前に塗装&レシピ未記録だったため、何の塗料使ったか判らずの状況です。おそらくニュートラルグレーⅣかⅤあたりかなと思います。

脚部のスラスターカバーは本体の白と同色指定でしたが、別パーツであることをちょっとアピールしたくて色変えてみました。もう少し白に近いグレーにしたかったんですが、ちょっと濃くなってしまいました(ニュートラルグレーⅠあたりがよかったかも)。

塗装済み完成

アクション

比較

ユニコーンVer.と

まとめ

今回は 「HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー)」 を全塗装&水転写デカールで仕上げてきました。

店頭でのインスピレーション通りの仕上がりになり、改めてガイアノーツのサンライズ系専用色(ボトムズ、ダグラム、ザブングル、ダンバイン、エルガイム)とガンプラの相性の良さを実感いたしました(同じ会社ですから当然といえば当然ですが)。バーチャロンもカトキさんですからね。

MGのゼータプラスにもそのまま使用できる塗料パターンだと思います。

必要とあれば、色は混ぜますが、そのまま使えるものがあるならば使わない手はありません。 

調合しても、思った色にならずに塗料無駄にしてしまったり、塗ってる途中で足りなくなって同じ色作れなかったりなどのトラブル回避や、製作時間の短縮のためにも近似値色は積極的に使用していきたいと思っています。

ただ、今回使用したニュートラルグレーⅣは初回の塗装と、マスキングや補修で二回目の塗装で色味が大きく異なってしまい、ちょっと苦労しました。モデグラのガイアノーツ特集見てから、攪拌はこれでもか!ってくらい行っていたのですが、まだまだ使いこなせていないなと反省です。

塗装工程としてはサイドスカートのビームガンのマスキング、頭部側面の赤ラインとインテーク&バルカン部の塗り分けに手間がかかりました。

後から完成見本みたらバルカンはボディ同色(UC版は塗分け)だったんですが、情報量的には良かったかなとも思っております。

胸のインテーク内の黒も、本来底面のみ塗装したかったのですが、技術的な問題で側面も丸ごと塗りつぶしてます。

エナメル拭き取り行ったのですが、きれいに取り切れなかったための処置になっています。

あとは、シールド先端の「018」デカール上下逆に貼ってしまっております、パーツ合わせながら確認していたにもかかわらず、やらかしました。前回のMK-Ⅱに続き、終盤の集中力足りてません。

素組の状態ですと、もう一つ色分けが足りてない印象のキット(旧キットに近い印象)だったので、細かい色分けやデカール貼ることで、情報量が大幅に増加し大きく見栄えが変わるキットでした。関節の可動範囲は変わりませんが、立ち姿のカッコよさは格段にアップです。

ブルーカラーでも1台欲しくなりました。

以上、 HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー) の全塗装レビューでした。

本体オレンジは、イデの巨人(TVカラー)にも使えそうな…

HG ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.) 全塗装レビュー

HG ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.) の全塗装&水転写デカールのレビューです。

せっかくの水転写デカール付きHGキット、ましてやリアルタイプバージョンなんで、やっぱり全塗装仕上げを行いたいと思います。

塗装後にスミ入れ、水転写デカール、トップコートの工程で進めていきます。

塗装レシピ

今回もなるべく、調合しなくていいように既存のカラー使用していきます。

本体ライトグレー部:ニュートラルグレーⅡ(ガイアノーツ)+つや消しトップコート

本体ブラック:ピュアブラック(ガイアノーツ)+つや消しトップコート

スリッパなどブルー部:ティターンズブルー2(クレオス)にGXディープクリアブルー(クレオス)+半光沢トップコート

本体ダークグレー部:ガンダムカラーMSグレー連邦系(クレオス)+つや消しトップコート

ランドセル:ニュートラルグレーⅤ(ガイアノーツ)

ゴールド部:GXブルーゴールド(クレオス)+半光沢トップコート

レッド部:モンザレッド+ブラック少々+つや消しトップコート

センサー部:シルバーにクリアーグリーン(ガイアノーツ)

基本的に上記の内容になっています。

センサー部は少し暗めになってしまったので、ツインアイは更に蛍光グリーン吹いています。目の周りはエナメルのつや消しブラック(タミヤ)と、ランドセルや膝裏のパイプは焼き鉄色(クレオス)で筆塗りしています。

本体などのブラック部ですが、当初はストレートブラック(ガイアノーツ)で塗装したのですが、一部塗り直しを行ったところ、最初の色味と異なる色となり、結局ピュアブラックに変更して塗り直し(胸部のみ)となっています。

モデグラ11月号のガイアノーツ特集で判明しましたが、おそらく攪拌が足りなかったことによる失敗かと。もう少し早く特集よんでいたら回避できたかと。

ゴールドは若干、当初のイメージと異なった発色になっています。おそらくガイアノーツの「EXゴールド」がイメージに近かったなのではないかと思っております(個人的には)。

水転写デカールは各パーツにスミ入れした後に貼っていき、乾燥後にトップコート仕上げとなっています。

そしてここで今回大失敗、本来右脚のスネに貼るべきAG(エゥーゴ)マーク、ぼーっと何も考えずに進めてたら、左足に貼ってしましました(MKⅡは左右で違うのよ)。気が付いた時にはトップコートもしっかり終わった後で、剥がす事すらできず、これはこれで良しといたしました。

マスキングが必要なのはスネ外側のスラスター部、最初パーツ分割してある所のみ金色でいいかと思いましたが、完成写真見ると外装部分にもかかっていたため、デカール貼った後に急遽マスキングして塗装しております。

塗装済み完成

アクション

比較

RGでこのカラーリング採用してみてもいいかもと思いました。

まとめ

21st CENTURY REAL TYPE Ver. ということで、全塗装で仕上げてみました。

旧キットのリアルタイプシリーズはファーストガンダムのキットだけでしたので、21st Ver.でゼータ以降のMSやドダイ改のリアルタイプ化は世界観広げる観点からもウエルカムだと思いました。

カラーリングもそうですが、デカール貼るだけで情報量が増えて、グッと完成品のレベルが上がった気になれます。

Mk-Ⅱの横に同じトーンのゼータも並べたいと率直に思いました。自分で塗り替えるか、メーカーから出てくるのに期待するか?前者を選択した場合、完成直前にメーカーアナウンスされるってのが、あるあるですね。

価格も手ごろで、完成させると渋くてかっこいいリアルタイプMk-Ⅱ、近くにガンダムベースが無いと入手が難しいキットかもしれませんが、機会があれば1台押さえておいてい1台でした。

HGUC サイコガンダム 全塗装 レビュー

HGUC サイコガンダム」素組のレビューからの続きです。その大きさと、結構あるマスキング部分に恐れをなしてしばらく未着手でしたが、オリンピック終わりの3連休で時間が取れたので最後までたどり着きました。

いつもは、完成見本写真になるべく忠実に色も選択しておりますが、今回は黄色の部分をキャンディ塗装でメタリックイエローにしております。

サイコガンダムの黄色い部分て何なんだろうか?とちょっと疑問に思い、勝手に想像膨らませて、サイコ関連の通信パネルかなんかではと勝手に断定、それならメタリック(これも勝ってな想像)の方がそれっぽいと言うことで、慣れないキャンディ塗装を選択いたしました。

塗装レシピ

ブラック:当初はガイアノーツのスチールブラック(ボトムズカラー)で全部塗る予定でしたが、足りない可能性があったので(店頭品切れで手に入らず)、スチールブラックとミスターカラーのブラックを2:1に青少々と白少々です。

レッド:モンザレッドに黒少々

ももなどのグレー:ミディアムブルー50、レッド30、ホワイト20と説明書通り

イエロー:黒サフにガイアノーツのプレミアムミラークロームの上に、クリアーイエローにクリアーオレンジ少々

ホワイト:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ

センサーピンク: 黒サフにガイアノーツのプレミアムミラークロームの上にガイアノーツ クリアーピンクです。

クリアコートはブラックが半光沢、イエローが光沢、それ以外はつや消しです。

塗装済み完成

モビル・フォートレス

アクション

比較

まとめ

「HGUC サイコガンダム」全塗装してみました。

予想はしていましたが、HGとはいえ半端ない塗装面積でした。ボディのブラックは、Mrカラーの瓶1本丸々調合したのですが、全く足りず追加調合して、結局ほぼ2本分必要でした。

そして、平面の面積が非常に大きいので、エアブラシでも気を抜くとすぐにムラになるため、なるべく薄く、何度も塗ったのですが、それでもシールドの表面などには、色が薄い部分が残ってしましました。

また、色分けも最近のHGほどではないので、マスキングもある程度必要でした。特に腹部のメガ粒子砲は、先に赤塗って、マスキング、グレーの順番で塗装いたしましたが、境界線のカットがなかなかに大変でした。

塗装面積や、マスキングなどなかなかにハードルの高いHGでしたが、その分、その大きさも相まって完成したときの満足度は高い1台です。

HGUC グフ(21stCENTURY REAL TYPE Ver.) レビュー

今回は「HGUC グフ」(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)をレビューしていきます。

21世紀によみがえった”リアルタイプ”シリーズ!しかし、本家旧キットは1/100での展開、さらに言えば当時グフはラインナップにありませんでした。

21stCENTURY REAL TYPE Ver.シリーズはHGのREVIVEが始まったタイミングで企画されたと思われ、「RX-78ガンダム」、「ガンキャノン」、そして今回の「グフ」の3機種でスタートいたしました。現在はこの3機の他に、「HG グフフライトタイプ」、「HG ドダイ改」、そしてREVIVEされた「ザク」(なんと量産型より先に発売)と、地道にシリーズは増加しております。

キットはREVIVE版のグフの成型色を変更し、ライン部分などを水転写デカールで再現したキットとなっております。

当初はプレバンでの発売でしたが、ドダイ改がガンダムベース東京限定で発売されたタイミングで、21stCENTURY REAL TYPE Ver.シリーズは各ガンダムベースの店頭でも販売されています(HPには記載されてませんが)。

そんな21世紀に蘇ったリアルタイプを今回は見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表示は全て「HG1/144 グフ」、素材はポリキャップ以外「PS素材」となっており、シール以外のパーツ構成はREVIVE版と一緒です。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腰部

腕部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

塗装&水転写デカール

せっかく水転写デカールもついているので、全塗装いたしました。

レシピは取説に寄せておりますが、単色で近いものがあるときは手間軽減のためにそちらを使用しています。

表記のないものはミスターカラーです。

本体グリーン:フィールドグレー(2)50%+グリーン25%+オリーブドラブ(1)25%

腕部、脚部イエロー:ホワイト35%+タン35%+ガイアノーツ クリームイエロー30%+ダークイエロー少々

胸部などブラック:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ

関節、ランドセル:ガンダムカラー MSグレー連邦系

膝オレンジ:ガイアカラー マンダリンオレンジ

ヒートロッド:ニュートラルグレー

モノアイ:シルバーの上からクリアーオレンジ

胸とヒザアーマーの上半分、手の甲は色再現&ラインマーキングのデカールとなっております。全部隠れてはしまうのですが、一応ニュートラルグレーⅤで塗装しております。貼り付けてみると関節に使った連邦グレーの方が近かった気がします。

上記部分のデカールは結構貼るのが大変で、マークソフターやらセッターやら多用して、やっときれいに収まった感じです。

膝のオレンジ部分は色再現だけでしたので、デカール貼らずに塗装のみです。

イエロー部分はもっと濃い黄色イメージしていたのですが、かなりクリームっぽくなってしまいました(ジOの黄色みたい)。

アクション

比較

塗装済みに差替えます(2021/8/1)

まとめ

今回は「HGUC グフ」(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)をレビューしていきました。

基本構造はREVIVE版のグフと同一なので、大きな問題はないのですが、21st版ならでは問題点がいくつか。

上記レビューにもありますが、ノーマルの握り手だと、シールドを持たせるときに握り手に空いている穴の径が小さく隙間が空きます。シールド側の持ち手を削って細くするか、諦めて前腕に装着するかになります。

また、成型色のみで色再現ができていない、腹部や膝アーマー、手首の装甲の黒い部分は水転写デカールでの再現になるのですが、色再現とマーキングラインが一緒になっています。そのため、塗装してもラインデカールがないため、上からデカールを貼るか、サードパーティーのラインデカールで自作するか、はたまたラインも塗装するかの選択にせまられます。また、手首のデカールはワンセット付属しておらず、2セットある手首の片方は諦めなければならない状況です。若干配慮に欠けるかな、と思いました。

それ以外は特に問題はなく、昭和のガンプラを思い出す懐かしい1台となっています。渋いカラーリングで更に汚しをかけても、よりらしくなるかもしれません。

一定の年齢以上の人には懐かしさを、それ以外の方には目新しを届けてくれるキットでした。

キットのグッドポイント

  1. パッケージから当時の雰囲気を醸し出す演出
  2. シールではなく水転写デカールでマーキングを準備してくれたこと

キットの残念ポイント

  1. 手首のデカールがワンセット足りない
  2. カラー再現のデカールとラインデカールは分けてほしかった
  3. 旧キットでもいいので、ドダイもだして
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MS-07B
  • 名称:グフ
  • 搭乗者:ジオン一般兵
  • 所属:ジオン公国
  • 商品価格:1,700円
  • 発売:2016年06月
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGUC グフ(REVIVE版) レビュー

今回は「HGUC グフ」(revive版)をレビューしていきます。

前回レビューで初代HGUCグフを見ていきましたので、引き続き新型 REVIVE版グフ(No196)を見ていきます。

16年の時を経て、可動範囲は?色分けは?スタイリングは?といったところを中心にどのように進化したのかを確認していきたいと思います。

グフと言えばランバラル専用といったイメージが強い印象ですが、れっきとしたジオンの量産型MS。地上専用MSとの設定のため、ジャブロー戦までの登場となっておりますが(めぐりあい宇宙でもちらっと登場してますが)、「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」とか、ド・ダイとの連携など、劇中でもインパクトのある機体ですので、しっかりレビューしたいと思います。

レビューは素組から全塗装の予定です。塗装は初代HGと一緒に塗装して比較したいと思っています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表示は全て「HG1/144 グフ」、素材はポリキャップ以外「PS素材」となっておりますが、ランナーのいくつかは「HG グフR35」と共通(のはず)となっています。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腰部

腕部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

塗装

全塗装行いました。当初は初代HGと全く同じカラーリングの予定でしたが、途中で使用していた塗料が無くなったり、既に塗りなおしが難しい部分があったりしたため、全く同一とはいきませんでした。

レシピは以下の通りです。

胴体の青:ガンダムカラーブルー7(絶版 指定ではブルー90%+ミッドナイトブルー10%) 

頭部、腕部や脚部の青:ガンダムカラーブルー8(絶版 指定ではスカイブルー60%+インディブルー40%) 

胸部、ヒザ、スリッパ部:グレー6(絶版 指定ではネイビーブルー70%+ブラック30%) 

ランドセル、ヒートロッド:ガイアカラーニュートラルグレーⅢ

関節:ガイアカラーニュートラルグレーⅣ

ヒート剣の柄:濃緑色

モノアイ:シルバーの上にクリアーピンク

ヒート剣の柄に関しては今回の新旧HG、MGの1.0と2.0どの取説見ても指定カラーの記載がなく、見る限りダークグレー系統で塗られておりましたが、脳内イメージではグリーン系でしたので濃緑色にしてみました。

まとめ

今回は「HGUC グフ」(REVIVE版)をレビューしていきました。

初代の「HGUC グフ」と連続してレビューしてきたので、16年の年月により進化や、デザインのトレンドなど、いろいろと感じることができました。

初期のMSなのでカラーパターンもシンプルですが、初代009番では多々あったシールやマスキング部分もほぼ解決されておりました(最低限必要なのはモノアイぐらいです)。

可動箇所や、可動域も改善されており、しっかり最近のキットとなっております。また、左の指が根元から90度曲がるという、画期的な可動箇所も設置されています。

ただ、グフ特有のヒートロッドは軟質素材で自由に形状変更ができるとのことですが、ビシッと思った通りには決まりずらいです。

全体のデザインとしては、初代HGよりアレンジ少なめで、長めの口や、ノーマルタイプの頭部羽飾り、胸部など、TV版の設定画に近いものとなっています。

単価は2倍になっておりますが、内容もそれ相応にアップデートされており、万人がイメージする良く動くグフが手に入ります。

パッケージのように、まもなくREVIVE版の発売がアナウンスされるであろう「量産型ザク」を2台、お供にして並べたくなる1台でした。

あとは腹部のクリアーオレンジをそのまま生かすか、黄橙色でソリッドに塗装するかが悩みどころです。

キットのグッドポイント

  1. 高い色再現度
  2. 初代から大きく広がった可動範囲
  3. 曲がる左の指

キットの残念ポイント

  1. イマイチ決まらないヒートロッドの形状
  2. 腹部のオレンジ部はクリアーが正解なのか?
  3. 太もも部のゲート位置
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MS-07B
  • 名称:グフ
  • 搭乗者:ランバ・ラル
  • 所属:ジオン公国
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2016年04月16日
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG シャア専用ザクII レビュー

今回は『HG 1/144 シャア専用ザクII』をレビューしていきます。

40周年記念でリニューアル(リバイブ)されたHGです。

もはや説明不要なこの機体、ガンダムのお話あまり知らない人でも「シャアザク」の名前ぐらいは知っているのではないかと思われる1台です。

「通常の3倍」といったフレーズもこの機体が元祖です。

そんな超有名MSの最新キットを見ていきたいと思います。

HGUCのシャアザク(初代)は2002年7月発売、オリジン版キットが2015年4月発売となっておりますので、その進化の程も確認したいと思います。

今回も素組で作成して、余裕があれば塗装も行っていきたいともいます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージには40周年記念ロゴが付いています。第3話「敵の補給艦を叩け」の有名な場面からの切り取りで、このあとにシャアの有名な「連邦のモビルスーツは化け物か!?」の台詞につながっていきます。

取説はHG準拠の片面カラーのタイプです。ヒートホークの持ち手が下向きなのが気になります。

ランナー紹介

ランナーはDパーツの軟質スカートのみ素材がTPE、ランナー表記はEパーツ(武器)のみ「HGUC 1/144 MS-06RザクⅡ」の表記でそれ以外は「HG 1/144 ザクⅡ」となっております。

Aパーツ イロプラ 腰部分やダークグレー部、動力パイプ(他のパーツより柔らかいです)になっています。

B1パーツ シャアピンク 脚部や腕部になります。

B2パーツ シャアピンク B1と対になるパーツです。

C1パーツ グレー関節、フレーム部になります。

C2パーツ C1と対になるパーツです。

Dパーツ スカートの軟質タイプのパーツです。

Eパーツ HGUC06R共通のランナー 武器類です。

ホイルシールはモノアイのみです、マシンガンやバズーカのスコープのシールは付属していません。

各部組立

頭部

頭部の部品構造はオリジン版と同じ作りになっています。隊長マークには安全ダボついています(後ほどカット)。

胸部&ランドセル

オリジン版同様にランドセルを装着しないと動力パイプが固定できないので、一緒に製作しております。左右の胸部が可動し、胸を寄せる動きができます。

腕部

このキットの新しい試みで、前腕部も回転します。肘関節の前腕側及び手首の接続ブロックが360度回転させることができます。手首は右は武器の握り手、左は平手が付きます。

腰部

腰のスカート部分は素材の違いで、「軟質タイプ」と「硬質タイプ」の選択式となっています。

こちらは軟質タイプです。思った以上に柔らかい素材です。軟質タイプは左右のラックがなく、ヒートホークを懸架することができません。塗装する方法はあるのかもしれませんが、基本塗らない前提だと思います。

こちらが硬質タイプになります。ブロック部分のグレーのパーツは共用なので、どちらか選択式になりますが、あとから組替えも可能です。

サイド部分の穴(ヒートホーク懸架用)がなければ軟質版とぱっと見見分けがつかない感じです。

足首

足の甲の外装の接続方法が新しい形になっています。スリッパは単一パーツで可動部はありません。

真上から見ると、接続部分が少し気になります。ダーク系のカラーで塗装すればある程度隠せる気がします。

脚部

脚部(足首以外)はフルフレームです。何となくフレームパーツの形状もMG2.0のそれに似ております。

外装をかぶせた状態です。脚の裾部分のパーツが別パーツ化されており、合せ目が出ない構造になっています。

武装

素組完成

ギミック&可動

後部のラックにバズーカ懸架可能です(硬質、軟質ともに)。

オリジン版のバズーカ予備弾倉を装着することが可能です(個人的にはこのギミックいらないので、穴無しの方がよかったかも)

ヒートホークは硬質タイプスカートを選択した時のみ懸架出来ます。接続用のアタッチメントパーツが必要です。

アクション

初登場シーンのイメージです。

キットの開発時の念頭に、このキックポーズが決まること!ってのが大きな目標の一つだったと思います。

立膝も決まるので、量産型にも期待が高まります。

比較

全高はほぼ一緒ですが(当たり前か)、各部のバランスは異なっています。オリジン版は小顔です。

ランドセルの形状も大きく変わります。今回のリバイブ版とオリジン版ではモールドなどにキットの設計思想の違いが見て取れます。

どちらも可動域が広く、ポージングも取りやすいです。

旧HG(ユニクロVer.)との比較です(息子の作成)。旧タイプは腰高な印象で胸部と腰部のバランスがかなり異なります。足首の大きさも結構違いますね。

塗装済み完成

塗装済み完成状態です。

調合する時間をなるべくカットして、そのまま使用できるものを念頭にチョイスした形になっています。ヒートホーク本体はもう少しグレー足しても良かったのですが、そのまま既製品で使用してます。

下地はクレオスのMr。サーフェイサー1200使用しています。

塗装レシピは

本体ピンク:MS-06SピンクVer.アニメカラー(クレオスガンダムカラー)

本体レッド:MS-06SレッドVer.アニメカラー(クレオスガンダムカラー)

ランドセルレッド:ブラッドレッド(ガイアノーツ)

胸部、スリッパブラック:ガンダムカラーブラック1

関節部:ニュートラルグレーⅣ(ガイアノーツ)

武器:ニュートラルグレーⅤ(ガイアノーツ)

ヒートホーク本体:MSパープル(クレオスガンダムカラー)

ヒートホーク刃:イエロー(クレオス)

モノアイ:ピンク(クレオス)

といった内容になっています。ランドセルの色味は思った以上に本体レッドと似通ってしまい、若干選択ミスでした。どちらもサンライズ監修の赤だけに、目指したところは同じ赤だったのかもと思えるほどでした。

モノアイは付属シールを使ったマスキングで塗装しています。

専用カラー使用しているので、イメージに近い仕上がりになっています。

まとめ

今回は「HG シャア専用ザクII」をレビューしてきました。

MSの定番中の定番、シャアザクなわけですが、それだけに開発陣のプレッシャーも相当あったのではないかと想像できます。

初代HGはHGのシリーズ展開直後の発売ではなく、珍しく少し待たされて(第一弾のガンキャノンから3年後)の発売でしたが、当時は「待たされた割にはな~」といった少しネガティブな感想でした。

そのあと2015年にオリジン版が発売されて、やっと納得できる”1/144ザク”が手に入ったのですが、デザイン的にリファインされいたため、ファーストガンダムイメージのザクという点では空白地帯でありました。

しかし、今回のキットが発売されたことによって、万人が納得できるザクらしいザクが手に入ったと思います。

プロポーション、可動、作りやすさとが高次元で融合されている1台です。

前腕部の緩さや、胸部と腰部の隙間など、気になる部分が全くない訳ではありませんが、だれが作ってもイメージの中のシャアザクを自宅に置くことができると思います。

旧HGにMG、MG Ver.2.0、RGにオリジン版と、モールドや細部に追加されたバーニアなどより、リアル感のある演出を経て、またプレーンなザクに回帰した印象です。シンプルなだけに飽きが来ないのはザクの持つ利点の一つではないでしょうか。

この後に登場するであろう量産型カラー(まさかプレバンじゃないですよね?)も楽しみになるキットです。

人生でザク何体作れば気が済むことやら…

キットのグッドポイント

  1. ファーストTV版準拠の慣れ親しんだスタイリング
  2. そのままでもいいと思わせる、きれいな成型色
  3. ザク史上最も動く関節可動域

キットの残念ポイント

  1. 前腕(手首の接続部)パーツがゆるくすき間が空きやすい
  2. シールドの穴は無くても良いのでは
  3. 一緒に並べるのに適したRX-78はいったいどれだ!?
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MS-06S
  • 名称:シャア専用ザクⅡ
  • 搭乗者:シャア・アズナブル少佐
  • 所属:ジオン公国軍
  • 商品価格:1,760円(税10%込)
  • 発売:2020年07月31日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

RG RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)レビュー

今回は「RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」をレビューしていきます。

RGの第8弾キットとして、2012年に一般店頭発売されたものとなっています。

最近のRGではアドバンストジョイントがほとんど使用されていないキットもございますが、このキットは頭部以外の骨格として使用されております。

ゼータの第1話から、ダブルゼータの最終話(その1つまえまでだったか?)まで約2年間にわたり活躍した傑作MSを見ていきたいと思います。

今までRGはデカール+クリアコートでの仕上げばかりでしたが、今回のレビューでは塗装(ABS系のパーツは水性クリアーコートのみ)と別売りの水転写デカールで手間かけ仕上げで行ってい見たいと思います。

パッケージ&内容物紹介

RGフォーマットの顔のアップと全身像の組み合わせです。

取説もRG標準です。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ 胸部やスリッパ部分などです。

Bパーツ ABS素材 グレー アドバンストジョイントです。

Cパーツ PS素材 イロプラ バックパックや黄色の部分です。

D1パーツ PS素材 ホワイト 腕、脚、頭部やシールドです。

D2パーツ PS素材 ホワイト D1と対になるパーツです。

E1パーツ PS素材 グレー 胸部フレームやライフルです。

E2パーツ PS素材 グレー E1と対になるパーツです。

Fパーツ ABS素材 グレー 手首などです。

G1パーツ PS素材 ホワイト② 脚部や肩です。グレー濃い目の白です(変な日本語かな)。

G2パーツ PS素材 ホワイト② G1と対になるパーツです。

SB1 PS素材 クリーピンク ビーム刃です。

リアリスティックデカールです、今回は水転写使用するので、メタリックの部分の未使用の予定です。

個人的には嫌いなメッシュパイプです。

今回はオプションのガンダムデカール使用します。

ガンダムデカールは再販と再販の感覚が長いのを改善してほしいです。

各部組立

フレーム 脚部

膝裏のパイプはバンダイさんが大好きなメッシュパイプです。個人的には普通のプラパーツの方がいいと思います。

フレーム 胴体+腕部

コクピットブロックは塗装(ガイアノーツ フレームレッド)しております。

フレーム完成

フレームだけ見ているとMGかと思ってしまいます。

ボディバランスも良好です。

外装組立

外装はパーツごとに塗装、スミ入れ、水転写デカール、クリアコートを行ってからくみ上げています。

RGシリーズは一度組むと、パーツ外すのに苦労するイメージが強いので、この方法を採用しております。

塗装レシピは

白 ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ

濃い白 ガイアノーツ ニュートラルグレーⅡ

青 ガンダムカラー ブルー14

赤 ガイアノーツ フレームレッド

黄色 白3:ガンダムカラーRX78イエロー7

濃い黄色(スネとかたのバーニア) ガンダムカラーイエロー2

グレー ガイアノーツ ジョイントグレー+ニュートラルグレーⅤ

武器 濃い部分はガイアノーツニュートラルグレーⅤ、薄いグレーはMrカラーのニュートラルグレー+ミディアムブルー

ABSパーツとアドバンストジョイントは水性のプレミアムトップコートつや消しのみです。

それ以外の塗装部分はMr.スーパークリアーIVカットつや消しを使用しています。

頭部

ツインアイはシルバーの上から蛍光グリーンで塗装しております。

口の上のモールド部分、雑な塗装になっていましまいたが、マスクの鼻の部分がスリットになっているので、中の赤い部分が見えてしいます。なんでもいいので、黒などのダーク系で塗装しておくことをオススメいたします。

頭頂部のグレーはもう少し薄いほうがよかったと後から思っております。(しかしリペイントはせず)

足首

つま先の凹み部分と足裏のグレーは塗装断念しました。

脚部

腰部

胸部

胸のダクトと襟周り、頭部Vアンテナの黄色は色味変えています。

腕部

肩部分は上から差し込む形になっています。接続部分のパーツが写っていないです(置き忘れ)。

ランドセル

取説ではバーニア内側はグレーでしたが、設定どおり赤にしました。

武装

バルカンポッドは本体胸部と同色で塗装しています。

ライフルのエネルギーパック1個は余剰パーツです。各武器のメタリックグリーン部分はシール使用しています。

完成

痛恨!サーベルのデカールの位置左右で間違えております。

ギミック&可動

首の前後の可動域は広めです。

腰も左右、前後に稼働します。

ひじも難なく折りたためます。

肩部分も大きく上げることができます。

膝もしっかり落り曲げられます。

つま先はおそらくGディフェンサーとの接続用に大きく稼働します。

立膝は少しバランスが悪いです。

シールド接続部分は設定に縛られることなく、丸穴とL字の接続パーツ使用しています。ポージングの幅が広がっています。

腰のマウントラックを開いてハイパーバズーカを搭載可能です。

バルカンポッドは頭部側面の接続穴に両側からはさむ形になります。塗装がはがれないかと少し気をもみます。

コクピットハッチも開閉します。青い上半分は前に引き出すだけとなっています。

腰のラッチにビームライフルやバズーカの弾倉を懸架出来ます。

シールドは差し替えなしで伸縮します。

シールド裏にエネルギーパック装着可能です。ただシールドののぞき穴を完全にふさいでしまいます。

アクション

劇場版で印象的なキックシーンも再現可能です。

サーベル引く抜くポーズも余裕で取れます。

サーベルのビーム刃が長めです。

ニューハイパーバズーカも無理なく構えることができます。

せっかくなので、ドダイ改にも乗せてみました。百式もリックディアスも手持ちがないのが残念!

比較

同じRGのゼータガンダムとの比較です。

思いのほか大きさに差があることが分かります。変形機構ない分、プロポーションはMkⅡの方がよいですね。RGで百式も欲しいですね。

エゥーゴの主力3機種です。来月プレバンから発送されるリックディアスが待たれます。

まとめ

今回は「RG ガンダムMkⅡ(エゥーゴから)」をレビューいたしました。

サイコガンダムを作成した際に、1/144のMkⅡが1台もないのはちょいと問題かと思い、クローゼットから引っ張り出しての製作となりました。

RGシリーズとしては8番目の製品だけあって、初期のキットで指摘されていた、部品のポロリもほとんどなく(塗装している影響もあると思いますが)、組立を行っていて、ストレスを感じる箇所はありませんでした。

強いて言えばシールが多くて、根気がいつも以上に必要だということぐらいでしょうか。

個人的にはいまだに、定義がよくわかっていないのですが、ムーバルフレーム(RGやMG2.0のRX-78だって同じ様な作りだし)をユーザーに意識させるためか、説明書通りに組み立てると、フレームのみの全身が完成して、外装パーツを順番に取り付けていく演出など(おそらくそういった意図のはず)、楽しみにながら製作できる点も高評価でした。

今回は、RGをはじめて全塗装+水転写デカールで作成してきました。細かいパーツ分けや、デカールの数も多く、手間と時間はかかりましたが、仕上がりは満足度の高いものとなっています。

もちろん、未塗装、シールなしでも十分な結果(完成品)を手に取ることができる好キットだと思います。

最近はMGよりもRGの方が組みごたえや、出来上がった時の達成感が得られるような気がします。メーカー内における商品の位置づけとかも少しずつ変化しているのかもしれませんね。

キットのグッドポイント

  1. 説明書どおりに組むだけでイメージ通りのMkⅡが組みあがります
  2. ムーバルフレームを意識させられる組立順番
  3. RGですが、目だたポロリもなし(塗装したからかも)

キットの残念ポイント

  1. 黄色とオレンジの違いなど、細かい色分けが取説でもオミットされていた。
  2. 腰のスイングロックや股関節のロックが使いずらい

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:RX-178
  • 名称:ガンダムMk-II
  • 搭乗者:カミーユ・ビダン、エマ・シーン、エル・ビアンノ
  • 所属:エゥーゴ
  • 商品価格:2,750円(税10%込)
  • 発売:2012年05月12日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) レビュー

今回は『HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)』をレビューしていきます!

令和最初のRX-78-2、そしてガンプラ40周年を祝うアイテムとして、発売前からバンダイスピリッツの情熱がビシビシ伝わってくるキットです。

果たしてその期待に応えているアイテムなのかをガンプラ40年の歴史をリアルタイムで知るこの目で確かめていきたいと思います。

キットは素組でチェックしてから全塗装、スミ入れ、シール、クリアコートで仕上げる予定です。

また今回は、期待のNewアイテムですので、作成&撮影したところから随時アップしていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはハイパーバズーカを構えた前期型です。

一般店頭商品なので、当然ながらサイドスペースにもカラーで解説が入っております。下段右側のYouTube動画「GUNDAM RISING」の紹介が載っています。

シャアセイラ編以降のガンダム本編にも触れられており、気になるなる文章となっています。

取説は片面カラーの10ページとなっています。

4月から再開されるビルドダイバーズRe:RISEの紹介チラシが入っていました。エクスヴァルキランダー(6月発売)ってどこかに載ってましたっけ?

ランナー紹介

ポリキャップ以外は全てPS素材です。

Aパーツ イロプラ 青、赤、黄色の部分は全てこのランナーにまとめられています。ランナー表記は「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

B1パーツ グレー 武器や関節部です。こちらも表記は 「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

B2パーツ グレー  B1と対になるランナーです。

Cパーツ グレー インナーフレーム中心ですランナー表記は「HG 1/144 ORIGIN MS」オリジン系の連邦MS共通ランナーとなっています。

D1パーツ ホワイト 肩と脚部の外装中心です。ハイパーバズーカの砲身が付いています。 表記は 「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

D2パーツ ホワイト  D1と対になるランナーで、バズーカの砲身がないものになっています。

Eパーツ グレー ビームライフル2種とランドセルです。 表記は 「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

Hパーツ グレー ショルダーキャノンです。ランナー表記は「HG1/144 局地型ガンダム」となっています

PC-001タイプのポリキャップです。

ビームサーベルです。SB-13となっています。

ホイルシールです。メインカメラはじめとしたセンサー部と、股間のVマーク、オリジン版は横棒無くなっていますが、⊖部分のグレーがシール再現となっています。

マーキング関連のシールです。

各部組立

このキットは前期型と中期型のコンパチ仕様となっております。今回はせっかくショルダーキャノンもついているので前期型で組み立てて言います。

頭部

ツインアイ部分は黄色の成型色となっています。クリアではないので、目の部分の凹凸も見やすいです。

頭部バルカンも色分けされています(RGか!?)頭部メインカメラも色分けされています。この段階で目の部分はホイルシール使用しています。

残念ながら、後頭部のリアカメラは色分けされておらず、シール対応になります。アンテナには安全ダボついています。

胸部

胸部のパーツ構成です。赤い部分の上のブロックは胸部の青い部分で前後から挟み込むような形で固定します。

ちなみにこちらが中期型の胸部前半分です。違いはほとんどわかりませんが、右胸のモールドが違っています。

右肩のバルカン部分のふたは前期型と共用になります。

ランドセル

ランドセルは肩部キャノン砲とビームサーベルラックを差替えて変更します。ポリキャップが基部に仕込まれています。

構造的にキャノン砲は左右どちらにも取り付けられそうです。

こちらは中期型、見慣れたランドセルです。

腕部

写真の握り手、平手の他に武器用のハンドパーツが左右付属します。

肩ブロックと右手前腕部分が前期型と中期型で異なります。

腕部のモールドは今までのHGより多い印象です。

腰部

脚の付け根はスイング機構ついています。

フロントの黄色の四角い部分はきっちりはめ込むと外せなくなりそうなので、塗装のことをかんがえてゆるめに取り付けています。

足首

足首はつま先部分が別パーツで稼働します。

細身な印象で、スリッパ部分つま先が鋭角気味です。

脚部

脚部フレームは膝アーマーが独立稼働するようにスネ側が二重になっています。

ふくらはぎのバーニアが開閉します。片足ずつですが、接地感は良好です。

武装

ライフルスコープの黄色い部分は取り付けると外せなくなりますので、塗装のことを考えてここでは取り付けしておりません。

ライフルは両方とも、マウント用のパーツが付いていて、回転させることで収納できます。バズーカも色分けばっちりです。

素組完成

前期型です。

前回の「HG スレイヴ・レイス」と比較すると、格段に脚の設置感がいいです。

ここからはパーツを組替えて中期型です。

見慣れたRX-78になっております。

ギミック&可動

頭部は前後へ非常良く動きます。

水平より高く引き上げることができます。

標準的な引き出し関節です。

肘もほぼ完全に折りたたむことが可能です。

腰は非常に良く動きます。後ろにそらせすぎると、腹部前側に思いっ切りすき間ができます。

膝もよく曲がります。膝部分のアーマーが独立して動くの、180度近く曲げることがでいます。

股間の軸をスイングすることによって、立膝も難なくこなします。

背中のキャノン砲の付け根アーム部分は丸い箇所2カ所で可動します。

ランドセルにシールド装着可能です。

腰のラッチに武器をマウントできます。

アクション

黄色のスコープ部分は取り付けていません。

左手グリップがうれしいです。

中期型と中期型ライフルです。こちらもスコープ付けていません。

塗装+シール貼り付け完成

塗装レシピは

白:ニュートラルホワイト(ガイアノーツ)

青:ブルー44(ガンダムカラー)

レッド:レッド13(ガンダムカラー)

イエロー:RX-78イエローVerアニメカラー

関節:取説通りのブラウン系グレー(2021年1月訂正)

ランドセルグレー:ニュートラルグレーⅤ(ガイアノーツ)

武器グレー:ニュートラルグレー+ミッドナイトブルー

シールは付属のマーキングシールをそのまま使用しています。残念ながら肩部分の赤いコーション1セット無くしました。

比較

同じオリジン系のヘビーガンダムと並べてみました。

当然ベースは同じ機体なので身長も手足のバランスも一緒ですが、肩のキャノン砲がそれぞれ右と左に分かれていて興味深いです。

まとめ

今回は話題の新作キット「HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) 」をレビューしてきました。

さすがRX-78!、ガンプラの節目節目(今回だと40周年第一弾)でバンダイが持てる力を注ぎこんで設計されているキットだと実感できる好商品でした。

可動、プロポーション、プレイバリューと文句ない出来だと思います。

そりゃプロモデラーさんの手にかかると、まだ手を加えるところが出てくると思いますが、一般人はアンテナのダボだけカットして、色塗るか塗らないかで悩む程度で十分だと思います。

細かいところでも、くさび型ゲートが(おそらく)改良されているのか、今までの物よりパーツ側の傷口が浅く目立ちづらいものになっていると感じました。

今までのくさび型ゲートは傷口は小さいが、傷が深いといった状態で、きれいにするのに意外と手間がかかりましたが、このキットは改善されていると思います。

メーカー写真で気になっていたシールドが上下逆なのは選択式で、どちらも選べたりと、原作一辺倒ではなく作る側の感情にも配慮されているのがよいと思いました。

当然、コアファイター搭載された「後期型」の販売されるのか?といった疑問や、6月に販売が控えている「BEYOND GLOBAL 」版にも非常に期待が持てる内容となっています。

今までガンプラに振れたことがある人はもちろん、これからガンプラを作ってみたいといった方にもオススメできる、令和のスタンダードな1台となっております。

発売時だけかとは思いますが、何が苦労したかといえば購入するのが大変だったのが一番かもしれません。

店頭に並ぶ12日は仕事が16:30終わりだったのですが、全国のヨドバシの在庫が休み時間に見るたびにどんどんなくなっていて、かなり焦りました。かつての朝6時から近所のスーパーに並んでいた時代ほどではありませんが、キットによっては発売日当日に手に入れるのが結構困難になりつつあるのはうれしいやら、面倒やらで複雑な心境です。(次の入荷は5月らしいし)

以上、 「HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) 」 レビューでした。

(このあと塗装ご含め写真追加予定です)

キットのグッドポイント

  1. 広い可動域だが、プロポーションも良し
  2. 前期型、中期型を再現できるバリューの高さ
  3. (改良された?)くさび型ゲートでゲート跡が小さい

キットの残念ポイント

  1. ショルダーキャノンがゆるめで動かしているとポロリします(共用パーツ故か)
  2. Vアンテナの真ん中の赤い部分も外れやすいかも、無くすと大変です。
  • 登場作品: GUNDAM THE ORIGIN
  • 型式:RX-78-02
  • 名称:ガンダム
  • 搭乗者:アムロ・レイ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格: 2,530円(税10%込)
  • 発売:2020年3月14日
  • 積みプラ解消: -6.6cm(パッケージの高さだけで算出)

HG スレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様) レビュー

今回は『HG 1/144 スレイブ・レイス(パラシュート・パック仕様)』を素組→全塗装でレビューしていく予定です。

「スレイブ・レイス」はPS3ソフトの「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場する陸戦型ガンダムのカスタム機となっております。

頭部、肩アーマー、ランドセルがベース機と異なっております。特に頭部はヘッドギアをしたような独特の形状となっており、他ではあまり見ない形となっております。

キットも陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)をベースに上記の頭部、肩アーマー、ランドセルを新規パーツで追加し、成型色を渋めのグレーに変更した内容となっております。

パッケージ&内容物紹介

キットのイメージカラーで濃い目のブルーの3色印刷です。

取説は専用の物ですが、モノクロで機体解説などはありません。

ランナー紹介

A1パーツ ブラック バックパックや足首です。

A2パーツ ブラック 胴体などの部分です

B1パーツ ブルーグレー 陸戦型ガンダム表記 足の外装中心です。

B2パーツ ブルーグレー B1と対になるパーツです。

C1パーツ グレー 陸戦型ジムの表記になっています。 関節部中心です。

C2パーツ グレー C1と対になる部品です。

Dパーツ クリアーグリーン こちらは陸戦型ガンダム共通です。

D1パーツ グレー HGUC1/144 ロケットランチャー表記です。汎用武器といったところでしょうか。

Eパーツ イロプラ 陸戦型ガンダムパラシュート・パック表記です。

G1パーツ イロプラ スレイブレイス専用のランナーです。

SB-13パーツ

PC-002 ポリキャップです。

スレイブレイス隊の部隊マークは残念ながらホイルシールです。せめてマーキングシールにしてほしかった。やはり厚みが気になります。

各部組立

頭部

ヘッドギア装着する前の段階です。

アンテナが結構大きいです。

胸部

黒い部分の下から2段目のブロックはかっちり固定するのではなく、浮いた状態になっていて、可動範囲を広げてます。

ランドセル

ベースがガンダムだけによく似たデザインです。

ランドセルに装着する形になります。

パラシュート・パックもそれなりに部品点数が多いです。

腕部

平手は左だけです。

肩ブロックが新規パーツとなっています。

腰部

いままでは暗黙の了解でしたが、今回の取説ではフロントアーマーは左右分割するように指示が入っていました。

足首

足首は前後2ブロック、アンクルガードはここでも左右非対称です。

脚部

膝のスパイクも別パーツで色分けされています。

武装

ビームライフル、100mmマシンガン、サーベル、シールドです。

長めな武器とハンドパーツです。

素組完成

頭部のヘッドギアが特徴的です。ツインアイ周りの黒はこの段階では塗っていません。シールか塗装となります。

パラシュート・パック装備です。かなり後ろヘビーになっています。

つま先が浮くぐらい微妙なバランスです。

ギミック&可動

首は胴体側と頭側の付け根で動くので前後に大きく振ることができます。

肩はほぼ真横まで上がります。

肘も大きく曲がります。

腰の可動軸のおかげで上半身を大きく起こすことができます。

左右のひねりも効きます

最新キットがベースとなっているので、膝もしっかり折りたたむことができます。

足首は前後二ブロック、付け根からも良く動きます。

立膝はしっかり決まります。

シールドが展開します。

アクション

夫々の武装は両手持ちも可能です。

足裏の前側の周囲に肉抜きがあります。

ビームサーベルはふくらはぎ部分に装備されています。

ロケットランチャーになります。パラシュートパック背負っているとこういった空中戦が様になります。

おまけ(!?)の 180mmキャノン です。取説には組立自由となっておりました(作らない人いるのか?)、ネモにも持たせてみたいです。

グリップをもってぶら下げることも可能です。

塗装、スミ入れ+シール

塗装、スミ入れ後にスレイブレイス隊の部隊マークをシールドに張り付けて、上からつや消し(UVカット)コートして完成です。

塗り忘れですが、パラシュートパックの下部に本当は黒が入ります(縦2本線部分)。

全体のグレー:ガイアノーツ(NAZCA) ブルーフォグホワイト

胸部濃い青;ガンダムカラーブルー14(MkⅡの胸部カラー)

関節、腹部、ランドセルなど:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ

ヘッドギアの青:ガンダムカラー ブルー9(百式のボディのブルー)

武器:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ

赤:モンザレッド+黒少々

黄色:ガンダムカラー RX-78イエロー Ver.アニメカラー

センサーグリーン部:白の下地に蛍光グリーン

クリアコート:MRホビーのUV Cutつや消し

塗装レシピは以上になっています。 

本体のグレーは調合しようかとも思ったのですが、ガイアノーツ(NAZCA) ブルーフォグホワイトが比較的近い感じだったので、そのまま使用しました。ほぼイメージ通りでしたので、調合にかかる時間節約できました。この後に控えるピクシー(フレッド機)は取説見ると色の配合違いますが、この色で押し通す予定です(当然ジムもこの色で)。

他にも積みプラならぬ、積みガンダムカラーから色味が近いものは積極的に使用し、積みカラー解消を行っております。

メインカメラ横のスリット状のグリーン部分は左右の位置合わせに苦労しました(最終的にも右が下がり気味ですが)。

比較

まとめ

今回は「HG スレイブ・レイス」をレビューしてきました。

ベースとなっている陸戦型ガンダムがかなり新しめなキットなだけあって、肘も膝も腰も良く曲がります。

ここまでよく動くのですが、足裏の接地感はもう一つといった感じです。(つま先の肉抜きの影響で軽いのか?)

専用パーツも特に問題なく、気になる所は肩の上部のヒケぐらいです。

頭部のデザインは好みがわかれるところではありますが、プレバンの商品紹介ページの写真より、実物の方がカッコよくは見えます。

また、ツインアイはクリヤーグリーン成型ですが、裏側の赤いパーツの色が干渉してどうしても暗く見えがちです。裏側だけ白やシルバーで塗装してもいいかしれません。

以前からガンダムタイプのツインアイはクリアーにする意味あるのだろうかと疑問に思っていいた(コラムで書こうかと思っていました)ので、色付きになったのは素直に歓迎です。

成型色もグレーでなかなかカッコよく、同時発売のピクシー(フレッド・リーバー機)、一月遅れで発売される陸戦型ジム スレイブレイス隊モデルとも合わせて並べたい1台です。

そのうちフルアーマースレイブ・レイスも発売されるのかな~などと思いながら、スレイブ・レイスのレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全体的に良く動く、特に腰の可動範囲
  2. (おまけの180mm砲など)豊富な武装
  3. 決してメジャーな機体ではないですが、新規パーツも含めて商品化されたこと(プレバンの利点か)

キットの残念ポイント

  1. 足裏の肉抜きのせいか、接地感がいまいち
  2. パラシュート・パック重いっす
  3. 腰かどこかに、マウントラッチが欲しかった
  4. HGじゃ 股間のVマークのパーツ分割はやはり厳しいか
  • 登場作品:機動戦士ガンダム ミッシングリンク(PS3ソフト)
  • 型式:RX-79[G]SW
  • 名称:スレイヴ・レイス
  • 搭乗者:トラヴィス・カークランド中尉
  • 所属:地球連邦軍 スレイブ・レイス隊
  • 商品価格:2420円(税込み)
  • 発売:2020年2月(プレミアムバンダイ)
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ レビュー

今回は『HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ』をレビューしていきます。

「HGシャア専用 ゲルググ」をベースに、カラー変更、B型バックパックと専用武装のロケットランチャー、専用シールが追加され、プレバン限定商品となっております。

現時点ではMGシリーズでは発売されておりませんので、プラモデルとしてはこのキットと旧キットの1/144のみとなっております。

ファーストガンダムシリーズのHGとしては比較的後の方に発売されたゲルググですが、既に14年前(2006年発売)のキット、2020年現在の眼で見てレビューしていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

プレバン標準の2色刷りですが、側面にもキット写真が載っている珍しいタイプです。パッケージはイラストではなくキットの写真加工です。

メインの取説はシャア専用ゲルググになっています。

モノクロの追加の取説が入っています。これ見ると隊長マーク無しの頭部も選択可能となっています。

ランナー紹介

ポリキャップ以外は全てPSパーツとなっています。

Aパーツ イロプラ 足首やシールドなどです。シールドの縁の色に引っ張られ、ナギナタも赤になっています。

B1パーツ レッド 腕部中心です。

B2パーツ レッド 脚部の下半分です。

Cパーツ(ブラック) 右側の胸部を使用します

Cパーツ(レッド)色再現用に追加されています。

Dパーツ ブラック 内部パーツや武装になります。

G1パーツ レッド B型バックパックの赤い部分です。

G2パーツ ブラック ロケットランチャーとバックパックの黒い部分です。

ポリキャップ

マーキングシール 専用のマーキングシールです。水転写デカールではありませんでした。

ホイルシール モノアイ部分のホイルシールです。

各部組立

頭部

頭部はモノアイ部分がシールとなります。展開図右端の丸いパーツがモノアイ部になり、塗装+モノアイ部のシールか、黒い部分も全てシール再現かの選択式になります。

胸部

展開図で置き忘れた胸部下面です、右上の背中の凹みふさぐパーツはランドセル装着するため必要ありませんでいした。

ランドセル

B型バックパックです。こちらもパーツで色分け再現されております。

腕部

上腕部が黒になっています。ハンドパーツは左右夫々2種となっています。

腰部

背中にバックパックが付くため、ナギナタラックはスカート後ろになります。

スカート裏のバーニアです。

足首

足首はシンプルなワンブロック構造です。

脚部

膝パーツは黒ではなく、赤なので取り付けしておりますが、一度付けると外すのが大変なので、塗装する場合は安易に取り付けないほうがいいです。

武装

通常武装にロケットランチャーが追加されています。

余剰パーツ

色分け再現のための余剰パーツです。

素組完成

モノアイはベースの黒い部分も一体型になっているシール使用しています。

ギミック&可動

首のジョイントは一か所なので、前後の動きは小さいです。

肘の可動範囲も90度付近です。

真横まで腕を上げることができます。

腰というよりは、胸部を左右にスイングする形になります。

左右はゲルググの構造上360度回転が可能です。

サイドスカートは横に広げるというよりは、前側にはね上げる形になります。

膝は肘よりは曲がりますが、完全に折りたたむまでにはなりません。

デザイン的な制約もあり、足首の動きもそれなりです。

アクション

ロケットランチャーは両手持ち可能です。パーツの分割構造の関係で砲身の穴が浅めです。

標準的なゲルググのビームライフルです。スコープ部分は塗装が必要です。

ナギナタは片刃用のビームパーツは付属していません。

塗装+シール貼り付け

ビンの中の塗料の色見ていた時はちょうどよいかと思っていましたが、塗ってみると思いのほか明るめ。素組の写真と比較すると結構、別物感があります。もうちょっと濃い目に出したかったところですが、これはこれでありかと。

チラ見せですが、スカート内部のバーニアはシルバーで塗装しています。

バックパックの赤い部分は本体の赤と色味を変えてみました。(わかりずらいですが)

水転写デカールではないので、曲面にぴったり貼るのがなかなか難しいです。

最終的にはデザインナイフで切れ目入れて、浮いた部分を逃がしてやりました。

モノアイはWAVEのH・アイズ3ミニのピンクを使用しました。背面をシルバーで塗装して、両面テープでつけております。おそらく直径3mmです。

中隊長マーク無しも選択式となっておりましたので、1枚。

本体赤部分:ガンダムカラーレッド4(サザビーの濃い赤)

本体黒部分:ブラック9:艦底色1

関節・武器:ガンダムカラーブラック1

バックパック赤:ガンダムカラーレッド3(サザビーの明るい赤)

ナギナタの黄色:ガンダムカラーイエロー10(メタス本体色)

まとめ

『HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ 』をレビューしてきました。

めぐりあい宇宙の公開直後ぐらいに発表された大河原先生のB型バックパックに憧れていた世代としては、お手軽にHGでこのユニットが手に入るのは大歓迎の状態です。当時のイラスト同様に、一般発売のシャア専用にも付けてほしいぐらいです。

旧キットのMSVシリーズでも人気だった、ジョニー専用ゲルググの特徴でもある、ロケットランチャーも新規金型で追加されてあり、キット内容としては満足いくものかと思います。

ただベースの「シャア専用ゲルググ」が2006年10月発売とMG2.0より1年早く発売されたキットなため、肘関節の折りたたみや、足首ブロックの可動部追加などは行われておらず、可動面では少し物足りない印象です。

各部の合せ目も結構目立つところにあり、きれいに仕上げるにはそれなりに加工や処理が必要になります。

キットのグッドポイント

  1. 1/144サイズのB型バックパック
  2. 難しいゲルググ頭部もよく再現されている

キットの残念ポイント

  1. ダボもないためホールドが弱く、片手持ちだと手首の中でロケットランチャーがふらつく
  2. ビームナギナタも柄が長いため固定させるのに一苦労
  3. 合せ目や関節など、キット自体の古さは否めない

  • 登場作品: 機動戦士ガンダムMSV 、 機動戦記ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
  • 型式:MS-14B
  • 名称:ジョニー・ライデン専用ゲルググ
  • 搭乗者: ジョニー・ライデン 少佐
  • 所属:ジオン公国 キマイラ隊
  • 商品価格:2160円(税込み、当時)
  • 発売:2018年9月発送
  • 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)

MG リ・ガズィ(ユニコーンVer.)レビュー

今回はMG リ・ガズィ(ユニコーンVer.)をレビューしてまいります。

UC版の渋めなカラーリングもいいのですが、やっぱりなじみのある「逆襲のシャア」仕様のカラーリングで外装は塗装して仕上げていきます。

はっきり言って、このキットの発売がアナウンスされるまで、ユニコーン本編にリ・ガズィが出ていることを全く知りませんでした。手持ちのガンダムユニコーン設定資料集にも記載されていませんでしたし、登場シーンも1秒前後と予備知識なしで気が付くのは至難の業だったかと。

UC版のレビューはあちこちで行われているともいますので、逆シャア版Ver.1.5といった完成を目指します。

作業工程は、パーツ切り出し、外装部を全塗装→スミ入れ→クリアコート、フレームはつや消しクリア、合わせ消しは最小限、デカールは状況見てといった内容で製作してまいります。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはボディカラーをイメージした紫がかったブルーです。

側面はいつも通り注意事項と製品番号などです。

取説は専用の物になっています。表紙はパッケージの完成写真、イラストではなくキットベースの加工写真です。

背表紙以外の中面はモノクロで機体解説などもないため、この機体が逆襲のシャアでアムロが使用したものを修理したのか、別機体なのかといったことも謎のままです。

ランナー紹介

ベースのリ・ガズィのランナーに先行販売されていましたリ・ガズィカスタムと今回オリジナルになるランナー構成です。素材は全てPS素材となっています。

Aパーツ イロプラ  リ・ガズィ 共通 ライフルは余剰になります。

B1・B2パーツ ブルー BWSになります。

Cパーツ ライトグレー 旧MG共通 胴体や頭部は余剰パーツになります。

Dパーツ  ブルー  胸部、シールドは使用しません。

Eパーツ  ライトグレー  脚部の外装中心です。

Fパーツ グレー 2枚付属 脚部のフレームです。2枚入っています。

Gパーツ  グレー  胴体やバックパックのフレーム部になります。

H1パーツ パープル 今回はこのランナーは全て赤に塗装される予定です。

H2パーツ  ブルー  変形時の台座です。

Iパーツ  ライトグレー  シールドと機首になります。

Jパーツ  ブルー  足首周りです。

Kパーツ  グレー  旧MGから変更のない脚部のフレーム

Lパーツ  ライトグレー  主翼です。

Mパーツ クリアーイエロー サーベルのビーム刃です。

MPパーツ グレー 追加されたハンドパーツになります。

XAパーツ イロプラ 頭に「X」ついたパーツが新規パーツになります。新規のライフルとクリアパーツです。

XBパーツ グレー 表示はリ・ガズィですが、リ・ガズィカスタムと共通です。

XCパーツ グレー リ・ガズィカスタムの同パーツから部分使用です。2枚入っています。

XDパーツ  ライトグレー  新設された頭部や腹部です。

XEパーツ ライトグレー こちらもUC版用の新規パーツです。

XFパーツ ブルー こちらもリ・ガズィカスタムからの部分使用です。

PC-122パーツ ポリキャップになります。

ベースキットの古さを感じさせられるビスです。

ホイルシールです。眼とセンサー部になります。色分け用のシールは無しです。

水転写デカールです。新規デザインです。

各部組立

頭部

今回の目玉の一つ頭部です。この時点ですべて塗装済みです。

塗装の詳細はまとめの項目で説明いたしますが、目とカメラはガンダムマーカーの蛍光グリーン使用しています。目の周りはタミヤのエナメルブラックです。

頭部バルカン部分も色分けされています。

余剰パーツで組むことができる、旧頭部との比較です。幅も高さもスリムになりました。

パーツ分割も見直され側面に出来ていた合せ目も無くなっています。

後頭部カメラ部分は大きく変更されています。

胸部

胸部のベースはリ・ガズィカスタムと共通です。外装が新規となっています。

水色部分の下から二つ目のブロックの真ん中の合せ目にすき間ができるのが気になります。背中にたくさん穴が開いていますが、リ・ガズィカスタム共通化のためで、実際に使用するのは2カ所です。

こちらも余剰パーツで組むことができる、旧MGの胸部との比較です。胸部ダクトやコクピットハッチの位置でもわかるように、全体的にバストアップされており、形状の見直しが大きく行われています。

ランドセル

ランドセルは旧キットと共通です。サーベルラックの機構が少し複雑です。

腕部

上もマニュピレーター以外は旧キットと一緒になっています。指は親指だけ可動であとの4本は固定差し替えです。

腰部

腰も旧キットと共通です。

足首

足首も共通部分になっています。

脚部

脚部は付け根部分に関節が増設されています。リ・ガズィカスタムと同じ構造になっています。

太もも部分の外装は新規パーツとなっています。全体的に細くて長い印象です。

武装

ライフルは新規パーツとなっています(比較わすれてた)。ライフル用のハンドパーツが付いています。グリップの正面側にダボ穴があるタイプになっています。

B.W.S

B.W.Sは変更ありません。翼の前の黄色いダクトパーツが緩いので接着しました。

その他

B.W.S合体用のパーツと置台、立ち姿のパイロットフィギュアです。

塗装済み完成

各部塗装、スミ入れ後に組上げた状態です。塗装だけで逆襲のシャア版Ver.1.5 にすることができます。

ギミック&可動

首は前後に大きく動かすことができます。

肘はしっかり折りたためます。

胴体側の関節の可動範囲が広いので、大きく腕を上げることが可能です。

引き出しも出来ますが、あまり可動範囲は大きくありません。

腰も新設されたブロックの恩恵で前後左右に可動が出来るようになりました。

膝は良く曲がります、足首もそれなりに可動範囲が広いです。

腕のグレネードのふたが開いて弾倉が前にスライドします。ふた部分はもうちょっと開いてほしい感じです。

本体側のパーツが変更になっているせいか、サーベルラックのふたを開けるとき ボディと干渉します。既に塗装がはがれ気味…

ランドセル側面の小翼が開閉します、背中のスタビはゼータタイプのお約束。

腰のグレネードもスライドして発射形態になりますが、一度本体から外す必要があります。

アクション

ライフルリニューアルされましたが、構えずらさは相変わらずです。

B.W.S

変形手順の動画です。なかなかカチッとは出来ておりません。変形時に頭部のアンテナ折はしないかと、かなりヒヤヒヤしました。

おそらくもう二度とB.W.S形態にすることは無いと思います。

段落撮影後に各部調整してきっちりできました。

スタビ立て忘れておりました

横から見ると厚みが気になります。この角度では見ちゃいけませんね。

比較

リ・ガズィカスタムとの比較です。骨格は同じパーツ使用しておりますので、全高は変わらずです。

カスタムは背中が重いです。

まとめ

「MG リ・ガズィ(ユニコーンVer.)」のレビューを行いました。といっても、出来上がりは「逆襲のシャアVer」となっております。

キットの内容としては、リ・ガズィカスタムで肩や脚部、腹部の関節を増設したフレーム使用して、頭部や胸部パーツをリニューアルして元々のリ・ガズィの形状を再現した内容となっておりました。

頭部の小型化や、胸部の形状変更で見た目はかなりかっこよくなり、新造された関節部のおかげでポージングの幅も広がり、20年前のキットが令和でも見劣りすることのないMGとなって蘇っております。

今後、素組でもこのカラーリングで完成させることができる、逆襲のシャア版Ver.1.5がどういった方法で販売されるのか、または販売されないのかは気になる所です。

リ・ガズィはまだ色の塗り替えだけで再現可能でしたが、MGドワッジからのドムや、HGビルドガンマガンダムからのHGリックディアスなど、お金と時間かけてニコイチ+小改造で再現しなければならないのか、または何らかの形でVer.1.5として販売されるのか、今後の展開や発表を見守っていきたいと思います。

あと、やはりB.W.Sはデカい!、そして合体させることはもうないかも&飾りもしないかも… 

もし一般でもプレバンでも逆襲のシャア版1.5が発売されるのならば、B.W.Sなしでも問題ないかもと思います。果たしてリ・ガズィ購入した人の何%が作成後にB.W.S使用しているかといったら、3%以下と予想します。

塗装に関して

どうせ塗装して作るならということで、なじみのないユニコーン版ではなく、逆襲のシャア版カラーで塗装いたしましたが、塗り分けパターンも全く同じだったため、ランナーの色ごとに塗装しなおすだけで、良く知ったアムロ大尉のリ・ガズィとなりました。

今までかたくなに、クレオスのMrカラーばかり使用しておりましたが、今回は初めてガイアノーツカラーを本体の水色と青、武器、バーニアのグレーの部分に使用しております。

店頭で見ててかなり近い色味だなと思い使ってみましたが、ほぼイメージ通りでした。

水色部分はボトムズカラーの「ライトブルー」、青の部分は同じくボトムズカラーの「ネービーブルー」を使用しています。説明見たところ、ボトムズ用ですがサンライズ監修とのこと。ガンダムで使用されててもおかしくないと思われイメージに近く仕上がったのも納得です。

武器とバーニア部のグレーは「ニュートラルグレーⅣ」を使用、赤はミスターカラーのモンザレッド+黒少量、イエローはストックがまだあるガンダムカラーのイエロー2、関節部は缶スプレーのつや消しクリア(UV CUT)です。バーニア中央部などはタミヤのエナメルブラック使用してます。

ガイアノーツ使用して驚いたのは、その隠ぺい力の強さです、結構感動ものでした。工程的にも結構短縮できたかと思います。今後も積極使用していきたいと思いました。こんないいいなら「早く言ってよ~」って感じです(みんな言ってたって)。

キットのグッドポイント

  1. カッコよくなった頭部、やっと納得いくリ・ガズィの顔を手に入れたか!?
  2. 顔だけにと止まらず、胸部にライフルなど気になる部分も手抜かりなく新造
  3. 良く動く腕の付け根

キットの残念ポイント

  1. リニューアルしきれなかった足首と脚の付け根のボールジョイント型ポリキャップ(将来的に緩みそう)
  2. 変形機構があるためか、足首の接地感がいまいち
  3. リニューアルされても構えが決まらないビームライフル(元々のデザインの問題ですが)
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:RGZ-91
  • 名称:リ・ガズィ
  • 搭乗者:アムロ・レイ、ケーラ・スウ
  • 所属:地球連邦軍ロンドベル隊
  • 商品価格:5830円(税込み)
  • 発売:2019年12月
  • 積みプラ解消: -12.5cm(パッケージの高さのみで算出)