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MG 1/100 リ・ガズィ・カスタム

今回は『MG 1/100 リ・ガズィ・カスタム』を素組(予定)でレビューしていきます。

プレミアムバンダイでは2019年5月発送ですが、ガンダムベース東京でプレバン10周年記念イベントの一環として先行予約販売で4月17日から引き渡しが開始されております。

今回はその、ガンプラベース先行分の商品でレビューしていきます。

『MG 1/100 リ・ガズィ』をベースに各関節を中心にリニューアルとなっておりますが、どれくらいベースキットを使いながら変更されているかを中心に見ていきたいと思います。

せっかくなので、スピード重視で各区切りで記事アップして追記していきたいと思っています。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはプレバン標準の2色刷りです、イメージカラーのブルーでパッケージイラストあり、側面は注意事項だけとなっています。

取説は表紙と裏面のみカラーで中面は全てモノクロです。機体解説などもないので、機体のプロフィールはキットだけではわかりません。こういったMSVは解説欲しいですよね~

ランナー紹介

Eパーツ ライトグリーン PS素材 2枚付属してます。後述しますが、ほとんど余剰パーツになります。

Fパーツ グレー ABS素材  本体やシールド周りになります。

Iパーツ ライトグリーン PS素材  シールドのみ使用します。

Jパーツ ブルー PS素材  足首部です。2枚入ってます。

Kパーツ グレー PS素材(訂正してます) スネとバーニアです。

Zパーツ クリアイエロー PS素材  おそらくナラティブガンダムA装備のものと同じ大きさと思われます(あとで確認)

MPパーツ グレー PS素材 手首の汎用パーツになります。

XAパーツ(イロプラ) PS素材 このXA以降はリ・ガズィ・カスタム専用のランナーになります。

XBパーツ(グレー) ABS素材  胴体のフレームです。

XCパーツ(グレー) ABS素材  足のフレームの新規パーツです。2枚入ってます。

XDパーツ(ライトグリーン) PS素材  胴体と頭部です。

XEパーツ(ライトグリーン) PS素材  2枚入り 脚部と羽、肩などです。

XFパーツ(ブルー) PS素材  濃いブルーの新規パーツです。

XG1パーツ(パープル) PS素材  結構はでなパープルです。

XG2パーツ(パープル) PS素材  XG1の対になるパーツです。

XH1パーツ(イエロー) PS素材  アンテナやバーニア部分です。

XH2パーツ(イエロー) PS素材  XH1の対になるパーツ。

XI1パーツ レッド PS素材 機首やハッチ類です。

XI2パーツ レッド PS素材 XI1の対になるパーツです。

ポリキャップ 半分以上が余剰になりそうです。

ビス 比較的古いキットがベースなのでビスも使用します。

デカール 新規の水転写デカールです。マーク類が中心です。アムロのパーソナルマークも見えます。

ホイルシール 色再現用のシールです。赤いラインはバーニア部のようです。

おまけで今回ガンダムベースで配布しているガンプラカタログになります。発売年ごとにプレバンキットが一覧で掲載されています。

各部組立

頭部

ツインアイとメインカメラはクリアーパーツです。頭部に関しては、この後からホイルシール貼って進めていきます。

頭部バルカンも色分けされています、優秀です。

後頭部は段落ち加工されています、頭部に合せ目はありません。(これも優秀)

Vアンテナ外すと、元祖リ・ガズィっぽくなります。ボーナスパーツでノーマルリ・ガズィ用頭部とか、付けてくれると嬉しいところでした。

胸部

胸部と腰部の接続部分はフレームがありません。腕の付け根も引き出し機構が搭載されています。

フレーム部と外装部です。胸の青いパーツは左右のダクトに続く部分が分割されています。

背中に大穴たくさん空いてます。

腕部

真っ白ではありませんが、ゼータっぽい腕部です。指は親指のみ可動(第一関節も可動)で残り4本は固定差し替え式です。

グレネードはふたが開いて弾頭がスライドします。

部品点数が多かったので肩部分けました。黄色のノズル部分も成型色で再現されています。

腰部

こちらもバーニア部分の色分けが再現されています。サイドスカートはビームガンが脚部についているのでありません。

足首

唯一、ノーマルリガズィから変更のない部分です。

脚部

膝から下のフレーム部分はノーマル共通ですが、足の付け根部分に横方向の可動軸が新設されています。

右がノーマル、左がカスタムです。分割して可動軸追加されていますが、フレームのモールドも結構デザインが違います。

太もも部分の裏側に装甲がないのが驚きました。

ランドセル

こちらが変形したときに機種になる中央部分です。

こちらは両サイドのエンジンと主翼になります。羽の大きさが目を引きます。

こちらが完成状態。大きさもさることながら、紫色が派手です。

武装

専用ライフルにハイパービームサーベル、シールドです。

シールドは表面下半分の濃い青のパーツ以外はノーマルの部品です。

ライフルの茶色い部分ってやっぱり木(?)なんでしょうか?

変形用アシストパーツ

余剰パーツ

余剰パーツになります。腕や脚中心に発生してます。

素組完成

分かりやすくバックパックのない状態で

ここまででは、色分けほぼOKって感じです。

バックパック装着するとこうなります。ジャスティスガンダムっぽいです。

今のところは何とか自立してますが、バックパックはかなり重いです。アクションベースなしでのポージングは結構厳しい予感がします。

ギミック&可動

腰のヒンジが増えたので前後にも動くようになりました。

左右にも一般的なMGレベルの可動域は確保しています。

肩も胴体側に可動部が設けられたので開く動きも苦になりません。

少し狭い気はしますが、肩も引き出し可能です。

肘もしっかり折りたためます。

可変機の恩恵もあって、膝の可動域も広く確保されています。

今回の大きな変更点、足の付け根に追加された左右の回転軸のおかげで、こういったポーズも取ることができます。

しかし、立膝は少し厳しいです。

コクピットハッチが開閉します。

アクション

シールドが接続パーツ1本で取り付けているので、全く動かせずポージングで取り回しがしずらいです。

さすがハイパー!ビーム刃がデカい

ウエイブライダー

説明書通りにやってみましたが、もう一つカチッと来てない気がします。

真横から見ると結構厚みがあります。

比較

最近のMGであるジェガンと並べてみました。本当はノーマルのリ・ガズィと並べたかったんですが、すでに私の手元には無かったので、同じ年代の量産機に登場いただきました。デザイン的な共通部分はほとんど見られません。

まとめ

今回は『MG リ・ガズィカスタム』をレビューいたしました。

MGリ・ガズィをベースに「関節部をアップデートといった」といった内容でプレバンで商品発表された時には、「いったいどんなもんなんだ!」と非常に興味が引かれ、実際手にするのが待ち遠しいキットでした。

実際にキットを手にしてみると、関節部のアップデートというよりは、最低限使えるパーツだけを残して、ほとんど新規といった内容でした。

ノーマルの共通ランナーであっても、使用するパーツは数個で、大多数は余剰パーツといった感じでした。

ここまでするなら、完全新規でもよくない?とも思いましたが、金型一つ作るコストと天秤にかけて結果、こういった商品になっているのかもとも考えさせられました。

キットフルフレームとはなっていませんが、リニューアルされているだけあって、可動域や色再現、組みやすさといった点は特に問題になる部分は感じられませんでした。

ただ、元の原画に寄せる必要があるためか、バックパックの紫のカラーリングや、本体の色数の多さ、ライフルの茶色い部分などは全塗装するなら色調やカラーリング変更なども検討するに値すると思います。

また、ウェーブライダーへの変形はできますが、正直あまりカッコよくないといった感想です、本体の厚みはいかんともしがたいです。また、主翼も特にMS形態では大きすぎると感じます。どうせ大気圏内では使用しないんだから小っちゃくてよくね?と思いました。

ただこういったキットのリニューアルの新しいアプローチは大歓迎なので、ノーマルのリ・ガズィもVer1.5表記でも何でもいいので、商品化していただきたいと願います。

キットのグッドポイント

  1. リニューアル(新規?)されたことにより、断然広くなった可動領域
  2. 成型色による高い色分け再現
  3. 少し古いMGに対するバンダイの心意気が感じられる

キットの残念ポイント

  1. デザイン的な問題ではあるがカラーリングとバックパックの重さ
  2. やはり多かった余剰パーツ
  3. ウェーブライダー形態があまりカッコよくない
  4. ABS素材のパーツが外装部分(グレー部分)に点在、塗装はどうする!?
  • 登場作品:逆襲のシャア MS-V
  • 型式:RGZ-91B
  • 名称:リ・ガズィ・カスタム
  • 搭乗者:アムロ・レイ(?)
  • 所属:地球連邦軍 ロンドベル隊
  • 商品価格:5940円(税込)
  • 発売:2019年4月17日(イベント先行販売)

RE/100 89式ベース・ジャバー

プレミアムバンダイで2018年10月に1次販売分が発送された「RE/100 89式ベース・ジャバー」のレビューを行います。

キットは逆襲のシャアに登場して、ジェガンをはじめとするMSの宇宙空間での足として活躍してました。

今回は先に一般店頭発売されました「MSジェガン」の世界観を広げるオプションとして期待される1台です。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはプレバン標準の2色印刷です。箱の厚みが結構あります。

組立説明書は白黒で完成写真もなく、塗装指示書もカラー調合の説明のみです。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 ブルー 機種の部分です。

B1パーツ PS素材 ブラック グリップやステップに本体のフレーム?部になります。

B2パーツ B1の対になるランナーです。背面のパーツが一つ抜けてます。

C1パーツ PS素材 ブルー サイド部分やエンジン部になります。

C2 PS素材 ブルー C1パーツの対になるパーツです。

D1パーツ PS素材 ブラック プロペラントタンクがメインになります。

D2パーツ PS素材 ブラック D1と対になるパーツです。

Eパーツ PS素材 ブルー 2枚入っています。 このパーツはランナー無しでこのままの状態で入っています。

Fパーツ PS素材 ホワイト 2枚入り デッキやコクピット周りの白い部分になります。

ホイルシール コクピットやフロント部の色再現用のシールです。コクピットはクリアパーツでないのが残念でした。

各部組立

ここまでは上下対象のデザインになっています。パーツ一つ一つが大きいです。

ベース部にコクピットにな機首とサイドの外装部を取り付けていきます。

後方のエンジン部分になります。

プロペラントタンクの組立時に左右間違えると、そのあと大変なのでお気を付けください。

背面のプロペラントタンクとランディングギアです。

素組完成

コクピットはシール対応です、ちょっと残念の部分でした。

ギミック&可動

ステップは前後に移動します。

ステップ部分を展開することでジェスタの足首との接続ができます。

ジェガンのつま先曲げるとステップと接続用の凹があります。こことステップの突起をひっかけます。

この部分は非常に外れやすくて、気がついたらすぐ取れてます。

MS搭乗

おそらく同時開発されているので、無理なく搭乗できます。なかなかかっこいいディスプレイが出来ます。

まとめ

今回は「RE/100 89式ベース・ジャバー」を作成いたしました。

キット自体は特に難しいところもなく、サクサク組めるキットでした。

ただボディ部分の組立は 1つ1つのパーツが大きく、パーツのはめ込時にはちゃんと真直ぐ入れないと、ピン部分が太いので、ちょっとズレただけで、ちゃんとハマらず苦労しました。

プラキットというよりはトイ組み立てているみたいで、ガンダムコレクションの1/400ホワイトベースの組立思い出しました。

プロポーションは申し分なく、さらにジェガンを上面と下面にも配置してディスプレイできる点は非常によいですが、いかんせんキットがでかいです。

今回のレビューでは試していませんが、アクションベースを使用して飾る場合はなんと3セットが必要になります。我が家の展示スペースにも置くところなくて持て余しそうです。

またキットの細部ではコクピット部がクリアパーツではなくシール対応な部分、ランディングギア部分の地面に触れる部分の青いパーツがスカスカで全く保持できない(4カ所のうち1カ所ですが)という、最近のガンプラではありえないパーツ精度な部分がありました。接着すれば問題ないんですけどね。

後はジェガンの足裏にステップ接続用の穴が隠されていたことがおどろきでした。

プロポーションも良好でMGジェガン載せてみると、結構満足できる1品ではありますが、本体のデカさはいかんともしがたいです。

こういったサポートメカが1台あるだけで、世界観が一気に広がるのは◎ですが、アクションベース3セット分の置き場は必須です。

逆襲のシャア好きで平たい展示スペースがある方は、ジェガンとセットで劇中シーンを再現してみると、結構心躍る1機です。

ジェガンのレビューはこちら

MG 1/100ジェガン レビューNo.002

MG 1/100ジェガン レビューNo.002-2

MG 1/100ジェガン(素組完成)

MGジェガンの外装部取り付け~素組完成までレビューしていきます。フレーム完成から少し時間空きましたので、改めて各部見ていきたいと思います。

組立部分は動画も入れてありますので参考にしていただければと思います。

各部外装取り付け

胸部完成

シンプルながらもジェガンの特徴とらえてます。

後ろはそっけなく…

バックパック完成

頭部完成

パーツ数はそこそこあります。メインカメラのシール貼ってます。

かなりかっこいいです。

腕部完成

フレームパートで肩フレーム紹介忘れてました。左右共通でオレンジのバーニア部を付ける位置で左右に違いを出してます。

基本は左右同一ですが、バーニアと穴の目隠しパーツで違いをだしてます。

足首完成

脚部完成

武装完成

武器はいたってシンプルです。バズーカ欲しかった。

素組完成

シンプルさの中に力強さも感じます。

アクション

ジムⅢは残念ながら用意できないので、ジムⅡとの比較です。

もうちょっとジム色強いかと思っていましたが、 こうして並べてみると、同じ系列とは思えぬ別の機体ですね。 世代が全く違う印象です。

まとめ

今回で素組完成となりました。作ってみての感想としてはMGなのに簡単すぎる…といった印象です。

元々のデザインが非常にシンプルなので、ある程度簡単なのは仕方がないとは思いますが、内部シリンダーの動きの再現とか、関節曲げるために装甲の一部がスライドするといった、これぞマスターグレードといった仕掛けが無くなっております。

成型色での見事なカラー再現や、今後のシリーズ展開を予感させるパーツ分割など、良き点もたくさんありますが、MGの組ごたえといった点では物足りなさを感じました。

あと、気になった点では首が少し緩くてポージングが安定しないのと、足の付け根の最初の関節が緩くてくるくる回ってしまう点が少々気になりました。

スタイルがいいだけに、内部フレーム中心にもう少しパーツ数増やして、組立満足度を上げてほしかったです。

しかし、今後のジェガンシリーズのバリエーション展開は期待したいです。スタークジェガンとエコーズは最低限でも押さえたいですな。

MG 1/100ジェガン

レビュー第二弾はMGジェガンになります。映画「逆襲のシャア」に初登場して以来、「ガンダムユニコーン」、「ガンダムF91 」と数多くのバリエーション機を生みながら30年もの間、第一線で活躍した連邦の傑作機です。

今回、晴れてMG化されたのは逆シャア版に登場した、素のRGM-89になります。まずは基本機体をしっかり押さえて、今後発売されるであろうD型をはじめとした派生機を待ちたいと思います。

パッケージ&内容物

おそらく、逆シャアの最終決戦の場面かと思われます。
メイン画像含め11.5機も描かれてます。

側面はキット開設のてんこ盛りです。両面とも機体の解説は無く、キットアピールの場となっています。

プレバンで発売予定のベースジャバーのチラシです。

ガンダムベーストーキョーの夏休み向けチラシも入ってました。

ランナー紹介

パット見た感じ部品点数はかなり抑えられているようみ見受けられました。

また、今まであまり見たことのない細長いランナーや、L字型になっているランナーがやけに多かったりと、今後の派生機に対応するための設計がなされていると感じました。

A1パーツ ライトグリーン PS素材 腰回りです。部品点数少ないです。

A2パーツ グリーン PS素材 襟やバルカンポットが見えます。微妙な色合いです。

Bパーツ ダークグレー PS素材 内供フレームです。

Cパーツ ダークグレー PS素材 脚部フレームと思われます。

D1パーツ ダークグレー PS素材 脚部フレームです。2枚あります。

D2パーツ ダークグレー PS素材 足首と思われます。2枚あります。

Eパーツ ダークグレー PS素材 武器のグレー部分です。

F1パーツ イエロー PS素材 バーニア周りです。

F2パーツ イエロー PS素材 バーニア周りでF1で足りない分になります。

G1パーツ ライトグリーン PS素材 肩周りです。ランナーの形がミョーに細長です。

G2パーツ ライトグリーン PS素材 肩周りでG1だけでは足りない分です。

H1パーツ ライトグリーン PS素材 ふくらはぎとシールドになります。

H2パーツ ライトグリーン PS素材 脚部になります。

Iパーツ ライトグリーン PS素材 バックパックと頭部です。ここもランナーの形が変に欠けてます。おそらく一番手前のバックパックユニットが無くなって左側の空いているところに別のモデルのバックパックパーツが入ったりしそうです。

J1パーツ レッド PS素材 コクピットハッチなどの赤い部分です。

J2パーツ クリアブルー PS素材 バイザーなどのクリアー部分です。

SB1パーツ クリアピンク PS素材 1本は余剰パーツです。

OPパーツ ダークグレー PS素材 マニュピレーターです。今回も指は可動しません。

つや消しのマーキングシールになります。ホイルシールはありません。

フレーム作成

胸部フレーム作成

胸部のパーツ群になります。部品点数は少ない印象です。肩の引き出し関節もパーツ二個で構成されてます。

パイロットはあとから乗せるのが大変そうだったので、先に塗装しました。

胸部パーツのモールドの細かさが目を引きます。

裏側は蓋されていないため、少し残念な感じです。

頭部フレーム作成

頭部フレームもパーツ最小限です。頭本体は1パーツです。

単眼部分には後ほどシールを貼ります。

腕部フレーム作成

ハンドパーツは親指以外固定の差替え式です。上腕に肉抜き(?)があります。

足首フレーム作成

足裏はつま先のオレンジ部分のみが可動部分です。

オレンジ部分の先端以外はグレーに塗装したいところですが、完成後はおそらく見えません。

脚部フレーム作成

脚部のバーニア部もきちんと色分けされてます。バーニアの内側は塗装面倒なので、非常にありがたいです。ここも脛部のシリンダーなどもパーツではなくモールドで再現されてます。

ふくらはぎを別パーツにすることによって、今後のバリエーション展開に対応するのだと思います。

フレーム部完成

上腕部のパーツ構成が左右で前後反対になっています。右腕は前に、左腕は後ろに肉抜き部が出来ます。

つま先やシリンダー部などは塗装したいところです。

腹筋も出来ます…

To be continued

RG 1/144 サザビー レビュー

2018年08月11日一般店頭発売店頭発売になりました、「RG 1/144 サザビー」のレビューをしていきます。

ご存知の方がほとんどだとは思いますが、サザビーは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場したMSでシャア・アズナブルが最後に搭乗した機体となっています。

歴代のガンダムシリーズ中でも非常に人気が高く(今年のNHK大投票で8位)宇宙世紀のMSを代表する1台で、このブログの記念すべきファーストレビューとしても申し分のないキットだと思います。

今回は素組の後にリアリスティックデカール貼り付け、つや消しクリアコートで仕上げていきたいと思います。

パッケージ&内容物

パッケージ

RGのパッケージとしては過去最大の大きさです。
RGシナンジュと比較するとよくわかります。
厚みは一派的なMGと同じ感じです。側面はRGフォーマットの機体解説になっています。
反対側はアクションポーズとなっています。

中箱にも関連商品の紹介が印刷されています。さすが高額商品!

組立説明書

取説の表紙はサザビーの頭部のアップです。

裏面はデカール指示書、組立ページのボリュームがあるせいか、中面のカラーページは少な目です。

今回は初回封入特典として「宇宙世紀最新ガンプラBOOK」がついてました。

ガンダムからこの秋の最新作ガンダムNTまでの年表と共に、「ムーンガンダム」、「ガンダムNT」のキット紹介が載っています。

それとは別に1枚ぺらでガンダムベーストーキョーの紹介チラシが入ってました。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ 黒のパーツの質感がいいです。
Bパーツ ダークグレー ABS/PP素材 アドヴァンスドMSジョイントです。
初期のころのRGと比べると少な目です。
Cパーツ ライトレッド PS素材 頭部と腰アーマー中心です。
Dパーツ レッド PS素材 ライトレッドより濃い赤(当たり前か)になってます。
Eパーツ ライトレッド PS素材 2枚入ってます。
ファンネル面倒だなと身構える
Fパーツ レッド PS素材 2枚入ってます。
脚の外装中心です。
Gパーツ グレー PS素材 フレームになります。
Hパーツ グレー PS素材 2枚入ってます。
Iパーツ グレー PS素材 
脚部のフレーム中心です。
Jパーツ クリアグリーン PS素材
ビーム刃になります。
色は違いますが、RGシナンジュと共通です。そのため一番上のパーツは使用しません。

Kパーツ ブラックPS素材 2枚入ってます。
プロペラントタンクが目立ってます。

フレーム作成

今回のRGはフルフレームなので、フレームのみ作成して外装をかぶせていく手順で作成します。

本物っぽくて(リアルグレードだけに)、この製作手順が個人的には好きです。

足首フレーム

足首です、足裏は4分割されてます。

アキレス腱部分のパイプパーツが目立ちます。
(しまった!つま先のパーツが上下反対だ!!)

脚部フレーム

脚部のフレームです。
膝裏の赤い部分は後からつけるの大変そうだったので、ここで装着してます。

脚部フレーム完成です。
同じパーツで左右の違いをうまく再現していて、感心させられました。

腰部フレーム

腰部のフレームです。基部にアドヴァンスドジョイント使用してます。
脚の付け根にスイング機構がついてます。

付け根のスイング機構は黄色のバーニア部分がロックの役割をしています。

胸部フレーム

胸部フレームのパーツです。首の受けパーツのとんがり具合がサザビーって感じです。

各パーツのモールドが多く密度が非常に高くなってます。

腕部フレーム

腕部のフレームパーツです。
上腕のシリンダー部も再現されています。

肘は感動的な可動範囲です。

肩部フレーム

肩部フレームです。
付け根の部分にアドヴァンスドジョイント使用してます。

肩だけで自立します。意味ありませんが。

頭部&バックパック

頭部とバックパックのフレームになります。

アクシズに埋め込みたい。
密度の高い内部フレームです。完成後に見えないのが残念なぐらいです。

フレーム完成

モノアイなど内部フレームで使用するリアリスティックデカールはここで張り付けてます。

MGシリーズ以上の内部フレーム!
これだけでもかなりかっこいいです。
(ここもつま先のパーツ上下逆です)

外装装着

足首完成

色分け、可動箇所と非常によくできてます。

脚部完成

フレームと比較すると、外装パーツは少な目です。

脚部完成です。分割部のつなぎ目の合いもいい感じです。

腰部完成

腰部のパーツ数としては過去最高なのでは!?と思えるほど作りになってます。

胸部完成

腰部に比べると部品点数は少な目です。

動画でも引っ掛かりましたが、肩関節のパーツがきちんと奥まで入っていないと胸と背中のパーツがきれいに入りません。

腕部&肩部完成

腕は力強い造形です。

肩のバーニアもしっかり色分けされてます。

頭部完成

小さな頭部ですが、パーツ数は多めです。

頭部は小型でシャープです。

ファンネル完成

6セット作成は気力が必要です。

バックパック完成

プロペラントタンクが目立ちます。

武器完成

ストレートのビーム刃は2本なので、ビームアックスと3本同時装着はできません。

素組完成

ノーマル状態

素組完成です!
出来上がって一言「かっこいい~」
素組だけでもかなり満足感の高い商品です。

各部開放状態

開けられるところは開けて、伸ばせるところは伸ばした状態です。

見やすくするためにプロペラントタンクは外しています。

1/144とは思えぬギミック満載のボディです。
手首と上腕の引き出し機構は素直に感動を覚えました。

比較写真

RGのZガンダムとの比較です。Zも決して小さい訳ではないですが一回り以上違います。
実際、MGのF91Ver.2.0よりも大きいです。
並べておいても違和感ないような...
UC版ですが、同スケールの標準的なMSジムⅢと。
大人と子供ぐらいの差があります。
こうしてみるとサザビーがいかに特別なMSかがうかがい知れます。

アクションポーズ

本体がマッシブなので、ラストの格闘シーンも様になります。

中締め(素組終了)

RG 1/144サザビーの素組が終わりました。

ここまで組んでの感想は「かっこいい~」の一言に尽きます。

希望小売価格4860円(税込み)と1/144としては結構なお値段ですが、実際に出来上がった立体物を手に取ってみるとこの価格さえ安く感じるほどの、充実の内容でした。

いくつか、パーツの組み合わせに難儀したところや、6個あるファンネルのパーツ見て萎えそうにもなりましたが、そんな些細なことなどぶっ飛ばすくらいな充実した商品でした。

肘の関節や、上腕と手首にも設けられた引き出し機構、良く曲がる膝にロック機構を備えた股関節の前後、左右に開くフロントアーマーに重厚なリアアーマー、このサイズで変形することに驚きを隠せないファンネル。平成30年時点でのバンダイの技術が詰め込まれた商品となっていると感じました。

多少気になった点としては、

  • 足首が大きく可動部分も多いのに接地感がもう一つ
  • カラー指定を見ると、実は赤が三種類になっているが、カラーガイドの印刷だと塗り分けがよくわからない
  • プロペラントタンクがモナカ割(しかし、つなぎ目はカラーのせいもあって目立ちませんが)

ぐらいな感じでしょうか。ま、出来上がりのキットを目にしたら微々たるものですが。

初めてのガンプラにはオススメできませんが、過去にガンプラ製作の経験がある人には全員に推薦したいキットです。

この後、νガンダムのRGの発売は既定路線だと思いますが、今回こんなすごい物(サザビー)見せられると、今後のリアルグレードの展開が気になりました。

もう、ズゴックみたいな普通のMSはRGシリーズでは出せないのではと逆に心配になりました。

RGのジムとかドムとかザクⅢとかは期待できないのかな~なんて思っちゃいます。

最終報告はリアリスティックデカール貼った後に。

To be continued