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Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーアヤメ-後編-

今回は『Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーアヤメ』のレビュー後編をお届けします。

シールの貼り付けとつや消し、半光沢、光沢と3種類のクリアコート使用して仕上げています。

瞳部分はホイルシールと水転写デカール2種(まつげ有りと無し)で貼り比べています。

頭部塗装

眉毛に当たる部分を塗装しています。ガンプラマーカーの黒でササっと塗ってます。口付近の接続品は表情の種類で形状が違うので、間違って取り付けることが無いようになっている、優れものです。

水転写デカールとホイルシールでの仕上がりの違いは動画でご確認ください。

ホイルシールも思いのほか、いい仕上がりになります。水転写の方が仕上がりは確かにきれいですが、かかる労力ときれいに貼り付ける技術を考慮すると、どちらがいいかは判断難しいところです。

シール+部分塗装完成

A1パーツ ダイバーナミ共有です。

薄紫のパーツと靴の白い部分は半光沢でコーティングしています。腰の物入れはガンダムマーカーエアブラシでグレーに塗装しました。

しっかり自立できますが、バランスの関係で若干猫背気味です。

余剰パーツだけで、バストアップタイプも腕以外は同時に再現可能です。

比較

パーツの基礎部分は共通なので、似たような背格好になっています。

ギャラリー

ホビージャパンやモデグラでも修正されていましたが、やはり腰の物入れの取り付け部分が目立ってしまいます。

格闘も様になります。

取説の写真ほどかわいくは写せませんでした。

付属のスタンドでアクションシーンもお手の物です。

二人以上いると、いろいろ組み合わせもできます。

サラの続きもやらねば…

まとめ

今回は『Figure-rise Standard ダイバーアヤメ』後編ということで、瞳の仕上げと部分塗装を行いました。

瞳は塗るのか、縁だけ塗って水転写か、全て水転写か、それともホイルシールか?と悩ましいところですが、オススメは水転写縁有りかな~といった結論になりました。

きれいに塗装できるテクのある方は問題ないですが、瞳部分をきれいに仕上げるのはなかなかに難しいです。何より、フィギュアとしてみた場合は最も重要な箇所、中途半端な仕上がりは許されない部分とも思っております。

縁部分だけ塗装に挑戦しましたが、思いのほか、縁有りの水転写デカールとの仕上がりの差はありませんでした。それなりに段差やカーブもあるので、浮いたりしないか?とちょっと心配でしたが稀有でした。

また、ホイルシールでもなかなかの仕上がりになりましたので、これでも十分いいのでは!?とも感じました。

水転写デカールうまく貼れないからどうしようかと、悩んでいる方にはホイルシールでも十分きれいに仕上がるので、ご心配なくと教えてあげたいです。

キット全体はバランスも良く、顔のパーツも4種類と抱負に付属しており、バストアップモデルとのコンパチなど、なかなかに楽しめるキットです。

何より可愛く仕上がっているのが非常に良いです。組立説明書の写真とか、一昔前の人型のキットではありえないレベルだと感じました。

本当に、腰の小物入れの取り付け部分だけが惜しまれます。

キットのグッドポイント

  1. ホイルシールでもバカにできない仕上がりの良さ
  2. 何より可愛く仕上がっている。
  3. 製作者の腕に合わせて仕上げが可能なパーツやシールが揃っている

キットの残念ポイント

  1. 完成後もやはり気になる腰の小物入れの取り付け部
  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズ
  • 型式:-
  • 名称:ダイバーアヤメ
  • リアルネーム:フジサワ アヤ
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:¥2,592(税込)
  • 発売:2019年03月22日

Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーアヤメ-前編-

今回は『Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーアヤメ』のレビュー前編をお届けします。

Figure-rise ブランドとしてはダイバーナミに続く第二弾となっています。

今回は素組、シールなしの状態まで組上げていきます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはなんとなくオープニングのイメージです。

ランナー紹介

A1パーツ ダイバーナミ共有です。

A2パーツ パープル ダイバーナミ共有です。

A2パーツ ペールオレンジ ダイバーナミ共有です。

Bパーツ こちらは2枚付属してます。

C1パーツ 

C2パーツ

D1パーツ

D2パーツ

Eパーツ こちらも2枚付属してます。

Eパーツ

Gパーツ 本1組で足りるのですが、わざわざ2セット入っています。何に使えというのか!?

BA-Oパーツ 飾り台です。

瞳のホイルシールです。

こちらは水転写シールになります。アイラインあり、なしで2セットづつ付属してます。

各部組立

頭部

胴体

武器その他

余剰パーツ

素組完成

ギミック&可動

アクション

まとめ

今回は『Figure-rise ダイバーアヤメ』の素組までをレビューいたしました。まだ、瞳入れや部分塗装していませんが、前回のダイバーナミと比較して、更に可愛くなったように思えます。

マスクもあるため、顔の表情パーツも4種類と豊富で瞳パターンとも合わせると結構な選択肢になります。

瞳パーツも塗分ようにモールドのあるものと、シール用の平面な物がそれぞれ付属、シールもホイルシールと水転写シールと好みに合わせてチョイスできるようになっています。

さらに、水転写シールでは、アイラインが入っているものと、ないものも付属しており、自分の腕に合わせた仕上げ方法が容易に選べる内容となっています。

表情もほほの赤線部分は凹モールドになっていたりと、ダイバーナミからの進化点を多数確認することができる好キットとなっています。

本体も全身モデルと上半身のディスプレイモデルが選択式で組み立てられ、RX-零丸と同じディスプレイベースで飾ることも可能となっています。

せっかくここまで、気の利いた商品に仕上がっているのに、腰の物入れの接続部分は少しいただけませんでした。

可動に干渉しないようにとの配慮かと思いますが、両の脇腹に不必要な穴が開いてしまっている、状況です。

後編では(公開日未定)、部分塗装と瞳のシール貼り、場合によってはアイライン含めた塗装などで仕上げていきたいと思います。

キットのグッドポイント

  1. 瞳用に水転写デカールが付属
  2. 水転写デカールはアイラインありと無しが付属している
  3. 表情パーツが4種類と豊富

キットの残念ポイント

  1. 中途半端な余剰パーツ、全身モデルと上半身モデルが各1完結できるようになっていれば…
  2. 腰の小物入れの取り付け部分が不自然
  3. 設定どおりなのだろうけど、足裏が白いニンジャはありなのか?
  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズ
  • 型式:-
  • 名称:ダイバーアヤメ
  • リアルネーム:フジサワ アヤ
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:¥2,592(税込)
  • 発売:2019年03月22日

瞳を入れた後編はこちら

Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ レビュー(シール+ガンダムマーカー塗装とクリアコート)

今回は「Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ」のレビューその2です。

付属シールとガンダムマーカー塗装+クリアコートで仕上げていきたいと思います。

製作の基本事項としてラッカー系は使用しないことを前提とします。臭い気にすることなく、自宅で作成をテーマにしてみました。

今回使用したのはこちらです。

シールは全て使用しました、塗装はガンダムマーカー(蛍光ピンクも使ってます)と一部ガンダムマーカーエアブラシを使用してます。

クリアコートはGSIクレオスの水性トップコートです。半光沢だけ新たに購入したのでプレミアム版になっています。

各部仕上げ

頭部

右側の白いパーツの眉毛に当たる部分をガンダムマーカーの黒で塗っています。

この状態だと眉毛がつながっているので、バカボンのおまわりさんみたいです。

瞳の塗装は断念してシールです。

口の部分は「流し込みスミ入れペンブラウン」でなぞってから、はみ出したところを「消しペン」できれいにしています。

髪の毛は「スミ入れふでペングレー」でざっくりなぞってから、ふき取って何となくラインが残る程度にしてます。

ウインクしてる左目のまつげだけは「スミ入れ用極細ブラック」でなぞってみました。数回やり直してます。

真ん中の口の部分は「ガンダムマーカー蛍光ピンク」で直塗り後に消しペンでぬぐってます。

ランドセル

今回一番苦労したのはこのランドセルです。

マスキングしてガンダムマーカーエアブラシでグレーを吹きました。

取説見る限り茶色かな~?とも思ったんですが、茶色は持ち合わせがなかったのでグレーで押し切りました。 マスキング外す前です。

ゲート跡が気になったところはガンダムマーカーの黒でリタッチしてます。

武器

Pスプレーガンはガンダムマーカーエアブラシでシルバーを吹きました。

シールドは全面グレーを吹いて黄色の部分はシールを貼ってます。本来は裏面も中心部はイエローですが塗り分けはオミットしました。

Uニッパージャベリンは「ガンダムマーカーシードセットのダークブルー」ニッパーの刃はシルバーです。

部分塗装完成

瞳もシールと侮るなかれって感じです。

写真だと口のピンクのはみ出しが気になります。

髪の毛は茶色も可能です。まつげの塗装も、もうひと頑張りといったところです。

髪と肌色部にブラウンのパーツはつや消し、黄色は半光沢、バイザーと胸のバンダイマーク、肩の赤い部分は光沢でクリアーコートしています。

ノーマルスーツの黄色い部分はスミ入れグレーでなぞってます。

シール貼ってからクリアコーティングすることで 、プラ部分と 艶を合わせてます。

艶の差をなくすことで、全体的になじませています。

アクション

一応Gマーカーサーベル持っています。

シールドの取り付け部は大きく稼働します。他のビルダーズパーツ付けても面白そうです。

ビルダーズパーツの「HGスカイハイウイングス」の小さいほうの羽付けてみました。エヴァ(量産機)か!はたまたアテナか!って感じです。

まとめ

今回は「Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ」をシール+ガンダムマーカー塗装とクリアコートでレビューしました。

本格的な塗装にチャレンジするのもいいですが、瞳部分を中心に人ベースのキットはなかなかハードルが高い部分もあります。

そこで今回は、簡単ながらも仕上がりがアップする、部分塗装やシール部含めたコーティングを中心に作成してみました。

写真ではわかりずらい部分もありますが、肌色部分などは艶消しにすることで、かなり質感もアップしています。

ラッカー系の臭いを嗅ぐことなくても、ただの素組よりワンランクアップのダイバーナミが完成します。

最悪、ランドセルや武器の塗り分けはしなくても、十分いけると思います。

元のキットの良さもあるので、「きちんと塗ったりしないと、それなりかな~」と思っていた方も、自分のレベルで少し手を加えることで、満足度が上がると思います。

素組レビューはこちらです「Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ レビューNo.008」

Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ 

今回は「Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ」のレビューをしていきます。

Figure-riseのシリーズは、フィギュアライズバストのマクロスΔ・フレイアを作成したことはありましたが、全身モデルは今回が初めてなので、ゆっくり見ていきたいと思います。

今回のレビューでは素組のみ、続きのレビューで部分塗装を行っていこうかと思っています。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはナミのかわいい感じを前面に押し出したものになってます。顔の表情も今回付属する表情パーツを元に描かれてます。

側面はアクションポーズをギミック、ダイバーナミのキャラ説明に同時発売のマシンライダーなどとのカスタマイズ説明も載っています。

取説はビルドダイバーズシリーズと共通な構成です。

ランナー紹介

A1ランナー PS素材  手足の関節部になります。

A2ランナー PS素材  首や 手足の肌色部になります。

B1ランナー  PS素材 手足の茶色部分と武器になります。

B2ランナー PS素材 B1と対になる部分です

Cランナー PS素材 イロプラ 顔や胴体、手足の黄色い部分になります。

Dランナー ワンポイントの赤い部分です。

Eランナー 髪の色がダイバー仕様の青と、リアルの茶色が選択できるようになっています。

スタンド 驚異の製法?で4つのパーツがくっついてます。

ホイルシールです。瞳や色再現用のシールになっています。

エアブラシのホース部分に使うリード線です。

各部組立

胴体

これだけ見ると少し胴長に感じます。

複雑な髪形もしっかり再現されてます。瞳も塗装できるように段差が付けられてます。

関節部のパーツが小さいですが、結構しっかりした作りです。

ハンドパーツの形状がMSと全く違いちょっと新鮮です。

MSなどの機会物と違い、人間ベースのキットはパーツごとにばらして撮影するのは少しためらいました。

アーマー&武装など

シールドは1パーツです。武装関連は色分けされておりません、シールもなしです。

素組完成

瞳が無いと少し怖いです。

ギミック&可動

アクション

Gマーカーサーベル…この長さでサーベルといえるのか!?

瞳が無いと、特撮物の敵の戦闘員みたいな印象になります。無表情って怖いんですね。

まとめ

今回は「Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーナミ」の素組までをレビューいたしました。

感想としては「イロモノと敬遠することなかれ」といった印象です。細部のパーツの合いも非常のよく、そのまま作ってもパーツのつなぎ目もきれいで、関節部などの不自然さも極力抑えてあり、人ベースのキットはふた昔前から作っていなかったので、その完成度の高さに少し驚きました。

おそらくバンダイのS.H.フィギュアーツで培った技術も盛り込まれているのだろうとも感じました。

せっかく出来のいいキットなので、付属のシールを生かしてもう少し完成度上げるべく、シール&部分塗装&スミ入れ&クリアコートで仕上げてみたいと思います。

シール+部分塗装、クリアコート作例はこちら!