HG ダリルバルデ レビュー【ガンプラ】

今回は機動戦士ガンダム水星の魔女から「HG 1/144 ダリルバルデ」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ダリルバルデはジェターク社が第5世代実証機として開発して機体です。その最大の特徴は意志拡張AIによって自立行動を行う次世代ドローン技術を採用し、GUNDフォーマットを使用することなく立体攻撃を可能にしています。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.08として一般店頭発売されています。”イーシュヴァラ”と呼ばれる遠隔攻撃を再現できる両腕やシールド、脚部のクローなども再現できる内容となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、表記もサーベル以外は「HG 1/144 ダリルバルデ」になっています。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

その他

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は機動戦士ガンダム水星の魔女から、「HG 1/144 ダリルバルデ」をレビューしてきました。

全体的に関節の可動範囲が広く、左手だけですが平手が付いているおかげでポージングも決まりやすいよいキットだと思います。

”イーシュヴァラ”による2組の前腕とシールドによる攻撃状態(年寄りはオールレンジ攻撃と呼びたくなる)や、脚部のシャルクロウの再現などが可能でプレイバリューも高い内容でした。

ただ、脚部周り(ヒザやかかと)の関節が若干緩めに感じましたが、全体的にはカチッとした塊感もあり、期待以上の1台かと思います。

ジェターク社の共通デザインが随所に見られますので、会社ごとのデザインの違いを感じるのも、水星の魔女の楽しみ方の一つではと思いました。

以上、「HG 1/144 ダリルバルデ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 複雑な頭部デザインもよく再現されている
  2. フレキシブルによく動くシールド
  3. 背中の第二の腕や、クローのリード線など、実機装備の再現性が高い

キットの残念ポイント

  1. シェル部はシール対応(エアリアルが特別か)
  2. ビームジャベリンにダボなどが無いため、思ったところで固定できない
  3. かかと部のクローパーツが緩め&接地時にも少し心配

技術ポイント

  • ゲート:くさび形+細ゲート
  • 腕付け根:胴体側前方向引き出し式+ボールジョイント(KPS)
  • 脚部付け根:本体側固定穴+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(ストレート両端ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームアンカーとクナイ、サーベルのビーム刃
  • パッケージ:水星の魔女シリーズ標準

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:MD-0064
  • 名称:ダリルバルデ
  • 搭乗者:グエル・ジェターク
  • 所属:ジェターク寮
  • 商品価格:2,090円(税10%込)
  • 発売:2022年12月03日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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