「HG」カテゴリーアーカイブ

ガンプラ進化論 (HGパッケージ編 ③)  

ガンプラ進化の歴史を探るこのコーナー「ガンプラ進化論」 今回はⅣ型に進化したHGパッケージ編③になります。

以前、HGパッケージ編①HGパッケージ編②で、既存のHGシリーズパッケージの遍歴を見てきましたが、2024年の1月に発売となりました、No.243「HGCE ライジングフリーダムガンダム」からついにⅣ型へと変更になりました。

使用キット(パッケージ)

  • HGUC 1/144 キュベレイ(No.004 1999年09月発売 Ⅰ型)
  • HGUC 1/144 MS-06S シャア専用ザクII(No.032 2002年07月下旬発売 Ⅱ型)
  • HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム(No.201 2016年11月12日発売 Ⅲ型)
  • HGCE 1/144 ライジングフリーダムガンダム(No.243 2024年01月26日発売 Ⅳ型)

Ⅳ型デザイン

正面パッケージ

正面主な特徴

  • HGのロゴは変更なし
  • 上下の黒い帯は健在
  • 機体や型番表記のフォントが細目に変更
  • 形式番号+機体名並列表記→上段:機体名、下段:形式番号へ変更
  • 作品ごとに色で区別されていた、商品名の前にあった▢がなくなる

側面(短辺方向)

短辺方向の主な特徴

  • 左端のカラーリングが変更
    今まではHGUCが金、アナザーシリーズが銀だったのが、青のグラデーションに変更
  • 商品名のところにもブルーの横線が入る。
    ただ、HGCEシリーズ以外(UCやAC)の、すべてがブルーかは現時点では不明。
  • シリーズナンバー表記が小さくなった。

側面(長編方向①)

側面(長編方向②)

長編方向の主な特徴

  • バーコード面に機体紹介、反対側にキット紹介(Ⅱ型途中から継続)
  • 大量の注意書き(片面の約50%)スペースはデフォルトで配置済み
  • 素立写真が組立説明書から側面へ移動

Ⅰ~Ⅳ型比較

正面

Ⅳ型になって、幅は細いですが上下の黒ラインが再度はっきりした印象です。個人的には近年の陰影が複雑な塗より、昔の方が塗装の参考にできたので好きでした。

短辺方向側面

ちなみにファースト:黄色、ゼータ:緑、SEED系:青でした。

そういった意味では、SEED系の青をライジングでも採用しているのかもしれません。

また、公式の商品名では全てHG表記でHGCE表記はパッケージでしか確認ができません。

この辺はメーカーに迷いがあるのでしょうか。

長編方向側面①

長編方向側面②

まとめ

今回の進化論は「HGパッケージ編③」でした。

Ⅰ~Ⅲ型は基本フォーマットからのマイナーチェンジといった印象でした。

しかし、今回のⅣ型はフルモデルチェンジとなっています。

特に商品名のフォント変更が、印象が大きく変わった要因ではないかと考えています。

昨今、シリーズも長くなり、機体名に使えそうな単語の枯渇か、名前が長くなっている傾向が見て取れます。

そのため、太め書体ではパーッケージへの配置が難しくなっているのかもしれません。

時代に合わせた変化も理解しており、またパッケージ変更は社内でも相当検討した結果だと思います。

しかし、金銀ラベルや色付き▢がなくなったりと、個人的にはちょっと寂しい気もします。

ただし、店頭写真など見る限りデストロイガンダム(筆者未入手)はⅢ型のパッケージだったり、HGCEシリーズ以外はカラーリング含めどのようになるかなど、引き続き観察していきたいと思っております。

以上、「HGパッケージ編③」でした。

HGCE ストライクフリーダムガンダム レビュー

今回は『 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』から「HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ストライクフリーダムガンダムは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で、非政府組織「ターミナル」の秘密工廠ファクトリーにて開発された、キラ・ヤマト専用の高性能モビルスーツです。

先代フリーダムの設計をベースに最新技術(第二世代ドラグーン、ビームシールド、ハイパーデュートリオンエンジンなど)を惜しみなく投入し、第二世代をベースとしながらもサードステージ機も退け、大戦終結への原動力となりC.E73最強のMSとの呼び名が高い機体です。

キット紹介

キットは2016年11月にHGCE No.201として一般店頭発売されました。

HG SEEDシリーズ版「ストライクフリーダムガンダム」のリニューアルキットの位置付けになっています。パーツは完全新規で、可動、プロポーション、色分けと、最新のHG ストライクフリーダムガンダムへと旧HGから11年分のバージョンアップしたキットとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ポリキャップやビームサーベル以外のパーツ表記は全て「HGCE 201 1/144 ストライクフリーダムガンダム」(なぜかシリーズナンバーの”201”も記載されています)となっています、また素材も全てPS素材となっております。

A1パーツ

A2パーツ

B1パーツ

B2パーツ

Cパーツ

D1パーツ

D2パーツ

E1パーツ

E2パーツ

SB-13

PC-002

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

頭部

腕部

胴体部

脚部

レール砲

ウイング

アクション

比較

まとめ

今回は「HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム」レビューしてきました。

さすがは主役(級)MS、購入層も幅広く、たくさん売れるのを前提としているキットらしく、作りやすく、なおかつ組み立てれば、みなが納得できるストライクフリーダムガンダムになっております。

二丁拳銃に二刀流、派手なウイングにビームシールドとプレイバリューも高い商品でした。

ただ、ライフルやサーベールの接続が緩かったり、ドラグーン外してもディスプレイができないなど、RGやMGと比較すると、周辺パーツが少し弱いと感じました。

HGで物足りなさを感じたら、定価ベースで¥1,100追加してRGを選択するのも十分にありかとも思いました。

しかし、お手頃にかっこいい「ストライクフリーダムガンダム」が欲しいと思っている方には、迷わずオススメできる1台でした。

以上、「HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. SEEDアクションシステム搭載前ですが、よく動く各関節
  2. おかげでポージングもよく決まる(アクションベース必須ですが)
  3. 部品数抑えながら、特徴的なウイングもまとまり良く再現

キットの残念ポイント

  1. ビームライフルの2丁接続部、ビームサーベル2本の接続がともに緩い(インフィニットジャスティスでサーベルは改善してた)
  2. 部分塗装するにしても、ヒザのスラスター部は別パーツにしてほしかった
  3. スーパードラグーン、Webの商品説明には着脱可能と記載があるが、説明書及びパッケージでは全く触れられていない

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形+ノーマル
  • 腕付け根:前方向引き出し式ポリキャップ 
  • 脚部付け根:本体側固定軸+中央ピン、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、
  • クリヤーパーツ:本体側一軸+頭部側ボールジョイント

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • 型式:ZGMF-X20A
  • 名称:ストライクフリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:クライン派→オーブ国防軍
  • 商品価格:2,200円(税10%込)
  • 発売:2016年11月12日
  • パッケージ:HG Ⅲ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 1/72 ビランビー レビュー

今回のオーラバトラーレビューは聖戦士ダンバインより、「HG 1/72 ビランビー」を素組でみていきます。

機体紹介

ビランビーは聖戦士ダンバインに登場するオーラバトラーになります。本編初期から登場していたオーラバトラーで、「オーラ増幅器」を初めて搭載し、オーラ力の弱い「コモン」でも扱うことができる機体となっております。

また、ビランビーは高速性に主眼を置いた機体となっており、地上人アレン・ブレディはその性能を好んで使用していました。

基本構造はダンバインを改良・発展した機体ですが、魚類の背びれを思わせる装飾が施されている頭部などは独自のデザインとなっています。

キット紹介

キットは新生HGオーラバトラーシリーズとして、ダンバインに続く第二弾としてプレバンから2024年2月に第一次発送で販売されたモデルになります。

完全新規でパッケージはフルカラー、組立説明書も一般販売商品準拠の片面カラーの内容となっております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材でポリキャップレス仕様です。

Aパーツ

B1パーツ

B2パーツ

C1パーツ

C2パーツ

D1、D4パーツ

D2、D3パーツ

E1パーツ

E2パーツ

リード線

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

頭部

腕部

腰部

脚部

オーラコンバーター

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/72 ビランビー」レビューしてきました。

今までバンダイがROBOT魂などを経て得た、オーラーバトラーの造形と可動の両立も、かなり高次元の領域までたどり着いたなと、前作の「ダンバイン」に続き、感心する内容でした。

特に腕の付根や脚の付根の可動部など、オーラバトラーの動きを再現するために、よく考えられたものだと思いました。

また、イメージ通りの成型色にくわえて、色再現度の高いパーツ分割など、素組でもROBOT魂かそれ以上の完成度でした。

ただ、ダンバインのコックピット部で採用されていたハーフミラーメッキや、翅のパール入りの集光樹脂などは使われておらず、オーソドックスなクリアーパーツ処理となっていました。

ビランビーの立体物としては、今できうる最高峰と思えるこのキット、オーラバトラー好きで迷っている方は、手に取って損はない1台です。このシリーズが、さらに続くことを切に願っております(ズワァースもビアレスもレプラカーンにドラムロも欲しい)。

以上、「HG 1/72 ビランビー」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 可動もプロポーションも犠牲になっていない造形
  2. イメージ通りの成型色
  3. 豊富な武装

キットの残念ポイント

  1. 脚部中央などの黒ラインがシールも未対応
  2. オーラコンバーター中央の太目なゲート
  3. アクションベースの接続穴が緩め

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:胴体側 ボールジョイント接続軸受け、腕側 ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 一軸ピン、脚側 二軸軸受け
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸ピン+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:コックピットハッチ、翅

機体&キットデータ

  • 登場作品:聖戦士ダンバイン
  • 型式:-
  • 名称:ビランビー
  • 搭乗者:バーン・バニングス、アレン・ブレディ、一般兵など
  • 所属:アの国、クの国
  • 商品価格:4,180円(税込)
  • 発売:2024年2月(プレバン)
  • パッケージ:HGオーラバトラーシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ブラックナイトスコードシヴァレビュー

今回は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』からファウンデーション王国のMS「HGCE 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ブラックナイトスコードシヴァはファウンデーション王国のアウラ女王親衛隊である、ブラックナイトスコード隊の隊長シュラ・サーペンタインの専用モビルスーツです。

このMSは格闘戦に特化した、一騎打ちのための機体となっており、3本のビームサーベル、ヒート剣、両足のビームソードなど、隠し武装である胸部の近接短針投射システム「VIG-M70C」以外は、近接戦闘用の武装が中心となっております。

また、ビームが通用しない新世代の装甲「ファムテク装甲(FT装甲)」とビームマントを装備しています。

キット紹介

キットはHGCEのNo.245として、ライジングフリーダム、イモータルジャスティスに続き、2024年2月23日に一般店頭発売されました。

また、ファウンデーション王国陣営のMSとしては初のキットとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材、表記は「ブラックナイトスコードシヴァ」と「ラックナイトスコード」(シヴァなし)が混在しています。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

D1パーツ

D2パーツ

Eパーツ

SB-9パーツ

SB-13パーツ

ビームマント

リード線

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

頭部

腕部

胴体部

脚部

バックパック

武装その他

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」レビューしてきました。

組立後の感想としては、剛性感が高く全体的にカチッとしていて、なおかつよく動く、好印象なキットでした。

肝のビームマントも素材や装着後の馴染み感も含め、うまくまとまっておりキットの出来を引き上げるのに貢献しているとも思います。しかし、取付や取り外しはパーツオープナーが無いとやりづらいです。

また、大小の色分けシール(太もも外側やバックパックなど)も若干多めで、制作者の腕や製作方法(シールや部分塗装、全塗装)で、完成した時に差が付く1台かとも思います。

そのため、部分塗装やクリアコートでも個性や違いが出てくるので、納得いく形で取り組んでほしいキットです。

劇場のスクリーンだけでみるハイスピードな動きだけでは、とらえきることができない細かなところも、立体物として手にすることで解るディテールやカッコよさを再発見できるMSでした。

以上、「HG ブラックナイトスコードシヴァ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. かっちりした作り、胸部ハッチも剛性高い
  2. ゴールドの成型色の質が上がった(気がする)
  3. ビームマントも効いている

キットの残念ポイント

  1. シールドアンカー接続のパーツが緩い
  2. 色再現シール多め
  3. バックパックがシングル軸接続なので、クルクル左右に曲がりやすい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:胴体側 二軸+ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 固定ピン、脚側 3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:サーベル用ビームエフェクト

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • 型式:NOG-M1A1
  • 名称:ブラックナイトスコード シヴァ
  • 搭乗者:シュラ・サーペンタイン
  • 所属:ファウンデーション王国
  • 商品価格:2,970円(税10%込)
  • 発売:2024年02月23日
  • パッケージ:HG Ⅳ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ライジングフリーダムガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』から「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」を素組で見ていきます。

機体紹介

ライジングフリーダムガンダムは世界平和監視機構コンパスに所属し、モビルスーツ隊隊長であるキラヤマトの搭乗機です。

ストライクフリーダムガンダムの運用データを元に、ムラサメで培った可変技術を流用してオーブが設計した機体となっています。

また、コクピットは全天周モニターや、ヴァリアブルフェイズシフト装甲(VPS装甲)が採用されている。

同じフリーダム系列のMS同様に、武装の多くは遠距離戦闘用の装備が多く、またプラント側の開発・製造となっており、国家・体制間を超えた技術が集結した機体となっています。

キット紹介

キットは劇場版公開日(2024年1月26日)に合わせて、僚機「イモータルジャスティスガンダム」と同時に、HGCEシリーズ No.243として一般店頭発売となっています。

また、キットは完全新規となっており、さらにSEEDシリーズで印象的なアクションポーズ再現に特化した内部構造「SEEDアクションシステム」を搭載したものとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全て新規でPS素材、またポリキャップレスの構成となっています。

Aパーツ

B1パーツ

B2パーツ

C1パーツ

B2パーツ

D1パーツ

D2パーツ

E1パーツ

E2パーツ

F1パーツ

F2パーツ

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

変形

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」レビューしてきました。

毎回、主役機はお値段以上の商品が多いHGシリーズですが、今回も同じ日に、同じ価格で発売となったイモータルジャスティスガンダムより、ボリューミーな内容となっていました。

元のデザインは異なっていますが、ライフル接続部のスライドギミック、ウイング部にビームエフェクトが付くシールドや、左だけではありますが平手が付属したり、バックパックのウィング部分も明らかにパーツ数が多いなど、ライジングフリーダムの方が作りごたえは確実に上でした。

仮に店頭で両方販売している状況で、どちらにしようか迷ったら、迷わずライジングフリーダムをオススメいたします。

ただ、目立つウイングのホワイトラインがシール(又は塗装)が必要であったり、ウイング部のパーツ数が多い分、初心者だと組みあげるのが若干手間取りそうかな?とは感じました。

しかし、完成後は非常によくできたライジングフリーダムを手に入れることができるので、映画見て気になっている方はぜひ手に取っていただきたい1台でした。

また、設定上では、イモータルジャスティスとはフレーム共通で、運用に応じて装備などを変更できるマルチロール機となっておりますので、ぜひマスターグレードでも発売してほしいと思う機体でした。

以上、「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」の素組レビューでした。

キットのグッドポイント

  1. (決して安くはないですが)お値段以上のボリュームと完成度
  2. よく動く「SEEDアクションシステム」を採用した各部関節
  3. 平手付き

キットの残念ポイント

  1. 組立説明書の表紙から「素立ち」写真がなくなる
  2. ウイングの展開方法の説明部文が、少々わかりにくい
  3. シールドの赤い部分のスライド(特に小さい方)が動かしずらい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形
  • 腕付け根:胴体 側ロック付き二軸ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 上下スライド機構付きピン、脚側 3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ツインアイ、ビームシールド、ビームエフェクト

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • 型式:STTS-909
  • 名称:ライジングフリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:世界平和監視機構コンパス
  • 商品価格:2,640円(税10%込)
  • 発売:2024年01月26日
  • パッケージ:HG Ⅳ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE イモータルジャスティスガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する「HG 1/144 イモータルジャスティスガンダム」を素組で見ていきたいと思います。

機体紹介

イモータルジャスティスガンダムは、インフィニットジャスティスガンダムの運用データと、オーブの可変技術を使用して設計された機体で、ライジングフリーダムガンダムと共通のフレームを持つ機体です。また、ジャスティス系特有の背中のリフターは推力が強くなり、運動性も高くなっています。

また、”不滅”を意味する「イモータル」の名を冠し、コンパスの主力機体としてシン・アスカが搭乗するMSとなっています。

キット紹介

HG イモータルジャスティスガンダムのキットは劇場公開に合わせて2024年1月26日に「HG 1/144ライジングフリーダムガンダム」と同時に一般店頭販売されました。

完全新規のパーツ構成で、MS形態からMA形態への変形機構も再現されています。

キット発売時点でのストーリーのネタバレを防ぐため、パッケージや組立説明書の解説文ではパイロットや劇中での活躍内容なども伏せられております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材で、ポリキャップは使用されていません。

Aパーツ

「HG 1/144 イモータルジャスティスガンダム」表記 イロプラ 頭部、胴体部、クリアーパーツなどです。

B1パーツ

B2パーツ

C1パーツ

C2パーツ

D1パーツ

D2パーツ

E1パーツ

E2パーツ

F1パーツ

F2パーツ

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

変形

アクション

比較

インフィニットジャスティスより推力が上がっているとのことですが、リフターのエンジン部の大きさだけでは、にわかに信じがたく。

まとめ

今回は「HG 1/144 イモータルジャスティスガンダム」レビューしてきました。

20年待たされた劇場版の公開と同時発売の1台。その期待の大きさにこたえる内容のキットになっていました。

おそらく、久しぶりに「プラモ作ってみようか」とか、初めてガンプラを手にする人に対しても、驚きや感動を伝えられる製品だと思いました。

特に頭部の細かい色分け、よく動く関節など、「いい商品だ!」と認識されやすい部分は抜かりなくよくできていました。また、Webサイトのスペシャルコンテンツでポージング解説を行っているのも、商品に合わせた新たな楽しみ方の提案として、企業努力を行っているのを感じました。

ただ、胸のダクトのフィンなど、部分塗装必要な個所の難易度が高そうなところが少し気になりました。

そして、久しく途絶えていたHGシリーズの通しナンバーも2022年9月のシェンロンがダム依頼復活し(正確にはライジングフリーダムから)、さらにボックスアートもⅣ型へ進化しております(今後もこのフォーマットか?)。

コロナ禍に端を発したガンプラ不足、それによる生産計画の変更などで、店頭発売の新製品にも少なからず影響があったともいますが、加熱したブームが落ち着きつつあることとや、新工場稼働などで、ここからまた安定した市場環境に戻る兆しであってほしいと願っております。

以上、「HG 1/144 イモータルジャスティスガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 成型色での色再現を可能にした頭部のパーツ分割
  2. 新たな関節構造の採用などで、非常によく動く
  3. 接地面積の小さな足首&大き目なバックパックでも自立可能なボディバランス

キットの残念ポイント

  1. 腹部や肩など、パーツに傷がつく太めのゲートが散見される
  2. MA形態からMSへ戻す際、機種パーツの分割作業時にVアンテナ折りそうで怖い
  3. 胸ダクトの中央フィンも色分けして欲しかった

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形
  • 腕付け根:胴体 側ロック付き二軸ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 上下スライド機構付きピン、脚側 3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ツインアイ、ビームエフェクト

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • 型式:STTS-808
  • 名称:イモータルジャスティスガンダム
  • 搭乗者:シン・アスカ
  • 所属:世界平和監視機構コンパス
  • 商品価格:2,640円(税10%込)
  • 発売:2024年01月26日
  • パッケージ:HGⅣ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE インフィニットジャスティスガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは機動戦士ガンダムSEED DESTINYから「HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダム」を素組で見ていきます。

機体紹介

インフィニットジャスティスは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツで、ジャスティスガンダムの後継機です。クライン派の試作型モビルスーツとして非政府組織ターミナルが開発しました。
ヴァリアブルフェイズシフト装甲やハイパーデュートリオンエンジンといった最新技術を搭載しています。また、近接戦闘能力に優れており、脚部にビームブレイドや、背部に分離可能なリフター(ファトゥム-01)を装備しています。
さらに、本機はストライクフリーダムガンダムとの連携を重視しており、キラ・ヤマトの提言によってパイロットのアスラン・ザラ用にカスタマイズされています。
最終戦においてはミネルバを撃沈し、レクイエム本体を破壊する活躍を見せています。

キット紹介

HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダムはHGCE No.231として

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツ表記は全て「HG 1/144 インフィニットジャスティス」表記です。また、ポリキャップレスで素材も全てPS素材になります。

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック(ファトゥム-01)

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ファトゥム-01

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダム」レビューしてきました。

さすがは最近のHGCE、パーツ数や分割方法などはMGやRGに迫る勢いで(フレームは有りませんが)、非常によくできた秀作キットでした(このキットがあるためRGが発売されないのでは!?)。

その赤紫のカラーリングなのか、はたまた妙に縦長な頭部センサーが原因なのか、コロナ禍で店頭の棚からガンプラがほぼなくなっても、インフィニットジャスティスだけは山積みで、「棚の守り神」などと陰口をたたかれてたかと記憶しております。

そのため、商品としてはあまり成功していないイメージでした(個人の感想です)。

しかし、今回レビューしてみて製品としては非常によくできているので、映画情報などに触れて久々にガンプラ作ってみようかといった方にも「是非!」と、オススメしたい一台でした。

よく動き、作りごたえもあり、出来上がりもかっこいいと、ご満足いただける内容かと思います。

ただ、今回は素組でしたが、塗装する場合は細かい部分(スラスター内部の緑色やライフルの塗分けなど)で苦労しそうな予感はします。

劇場版公開で盛り上がりが予想されるSEED関連、新作キットや再販ラッシュですので、流行りに乗ってみるのもよろしいかと。

以上、「HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 細かいパーツ分割で色再現もかなり頑張っている(しかし、部分塗装もそこそこ必要)
  2. ファトゥム-01を背負っても自立できるボディバランス
  3. よく考えられた股関節をはじめ、全体的に可動範囲が広く、よく動く

キットの残念ポイント

  1. グラップルスティンガーのリード線が緩め
  2. 左手だけでも平手が欲しかった
  3. サイドアーマーからサーベルが外しずらい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:胴体側2軸ボールジョイント軸+腕側ボールジョイント受け
  • 脚部付け根:胴体側基部可変機能つきピン+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(本体側横一軸+首側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:各種ビームエフェクト、ビームシールド
  • ベースキット:HGBD:Rジャスティスナイト

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • 型式:ZGMF-X19A
  • 名称:インフィニットジャスティスガンダム
  • 搭乗者:アスラン・ザラ
  • 所属:クライン派→オーブ国防軍
  • 商品価格:2,420円(税10%込)
  • 発売:2020年05月23日
  • パッケージ:HG Ⅲ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)




HGUC ダブルゼータガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは機動戦士ガンダムZZから主役機、「HGUC 1/144 ダブルゼータガンダム」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ZZガンダム(ダブルゼータガンダム)はエゥーゴに所属する試作型可変モビルスーツです。

本機は「Z計画」における、Zガンダムの直系の機体となり、単体での変形(Gフォートレス)、また上半身(コア・トップ)、下半身(コア・ベース)、コア・ファイターの3機に分離し、それぞれ独立した戦闘機としての運用も可能となっています(コアベースには別途コアファイターが必須)。

さらに、ダブルゼータ頭部には大口径メガ粒子砲「ハイメガキャノン」を装備し、機動力と大火力を両立した高性能機として第一次ネオ・ジオン抗争を戦っています。

キット紹介

キットは2010年06月に一般店頭で発売されています。HGUCシリーズNo.111と主役機としてはかなり後発の部類に入ります(ユニコーン、ガンダムX、Gガンダムより後)。この辺りを見てもダブルゼータが世間一般的に、あまり優遇されていないと感じてしまう要因の一つに感じてしまいます。

キットはダブルゼータ本体とコアファイター単体の構成となっており、差し替え変形でGフォートレス形態、さらにコアトップ、コアベース、コアファイターへの3機分離も再現可能となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは基本全て新規で「HGUC 1/144 ZZガンダム」表記、またFパーツのみABS製でそれ以外はPS素材になっています。

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

コアファイター

変形用パーツ

素組完成

ギミック&可動

変形

コアトップ

コアベース

Gフォートレス

アクション

比較

適当なHGが無かったので、ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ/リアルタイプカラー)とです。HGだとそこまで体格差がない印象です。

まとめ

今回は「HGUC 1/144 ダブルゼータガンダム」レビューしてきました。

最初にも書きましたが、HGシリーズの中でも「やっと出てきたか感」があった機体ですが、実際作ってみると、あちこちに古さを感じるキットでした。

MGジ・オではありませんが、設計開発はとっくに終わっていたのに、何らかの理由で発売まで時間がかかり、そのため、商品が出てきた頃にはすでに若干旧式化していたのでは?と個人的には勘繰りたくなる印象でした(パッケージもⅡ型っぽいし)。

デザイン的に可動域の確保が難しい機体だとは思いますが、あまりに上がらない腕や、劇中の武器両手持ちも再現できないハンドパーツセット、また全体的にモールドなども少なく情報量が足りないボディパネルなど、いずれにせよ主役機としては少々寂しい内容でした。

しかし、現状1/144の立体物としては唯一無二のダブルゼータガンダムではありますので、これベースに、塗装やスジボリ、マーキングデカールなどで、完成度を上げる作業が必要だと感じました。

ただ、RGなり、強化型やフルアーマー型でHGシリーズでのリニューアルなりで、MG Ver.ka に負けない1/144のダブルゼータが欲しいとも切に感じた1台でした。

以上、「HGUC 1/144 ダブルゼータガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 無理せず差し替え変形を選択した点
  2. 大きなバックパックに負けず、立ち姿は安定
  3. 武器のホールドはしっかりしている

キットの残念ポイント

  1. 絶望的に足りない左右のハンドパーツ
  2. 腕が上がらない分、ヒジ関節には頑張ってほしかった
  3. 肩アーマーが緩く、ぐらぐらする

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:胴体側1軸ピン、腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:胴体側 固定ボールジョイント軸、脚側ボールジョイント受けポリキャップ+1軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(胴体側1軸、頭部側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:MSZ-010
  • 名称:ダブルゼータガンダム
  • 搭乗者:ジュドー・アーシタ
  • 所属:エゥーゴ
  • 商品価格:2,530円(税10%込)
  • 発売:2010年06月17日
  • パッケージ:HG Ⅱ型(亜種・バックがイラストではなくキット使用カラー写真)
  • 積みプラ解消: -9cm(パッケージの高さだけで算出)
  • 派生キット:ガンダムトライオン3

コラム 2024年ガンプラ新製品(かってに)予想

新年あけましておめでとうございます! 年始恒例のガンプラ新製品予想を”あくまで”個人的見解”で、今年も行っていきたいと思います。

また、旧年中は多くの方に当サイトを訪問いただき、大変ありがとうございました。

更新速度の遅いサイトではありますが、いつもご訪問いただき大変感謝しております。

本年も何卒、よろしくお願いいたします。

さて、あくまでここでは勝手な予想なので、寛容さをベースに気楽に優しい気持ちでお読みいただければ幸いです。

2023年の市況と予想の答え合わせ

市況

2023年はコロナの収束があったり、再販アイテムを(おそらく)バンダイさんが絞った影響などで、店頭にキットが全くないといった状況からは脱した感じでした。

ただ、2023年4月以降(2023年度)の再販品は毎回、同じキットばかりの印象で、バラエティに乏しい状況でした。

また、転売も少し下火になってきたかな、といった印象もあります。

2023年かってに予想」の答え合わせ

ここからは、昨年のガンプラ新製品予想の答え合わせを行っていきます。

このページのおかげで、ガンプラ新製品発表時や日々のプレバン商品発表時には、毎回人一倍に一喜一憂しています。

MG

  • ガンダム試作一号機GP-01 Ver.2.0 →外れ
  • シャア専用リックドム(リニューアル版) →外れ 
  • ゼータプラス 1.5 →外れ
  • ジムⅢ →外れ

HG

  • ガンダムマックスター →当り
  • ガンダムデスサイズヘル →当り
  • イージスガンダム →外れ
  • ハイドラガンダム →外れ
  • シャア専用高機動型ザク →外れ
  • 高機動型ザク (地上用) →当り
  • ジム(ドアン版) →当り


RG、FM

  • RG シャア専用ゲルググ →外れ
  • RG クロスボーンガンダムX3 →外れ
  • FM フォビドゥンガンダム →当り

トータルでは5勝9敗 勝率.357でした。作年は出来レース的なものしか当たらずでした。

2024年ガンプラ新製品や市場の傾向は?

2024年は1月公開の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が控えているので、年の前半はSEED系のキットが新旧入り乱れての展開になることは、おそらく間違えないかと。

何しろ、劇場版登場機体も、すべて公開されていない可能性もありますし。

また、店頭ガンプラ不足も、ようやく落ち着いてきましたので、そろそろ一般店頭発売の新商品や、脇役系の再販も活性化してほしいところです。

なにしろ、4文字HG(HGUC、HGAC、HGCEなど)の店頭発売は2022年9月のシェンロンガンダムを最後に1年以上、MGに至ってはVer.kaのゼータはありましたが、無印MGとしては2022年3月のリックドムを最後にこのままいくと2年以上なにも発売されていない状況になっています。

昨今の流通事情やその他、我々が知らぬ問題があるのかもしれませんが、新商品がプレバンだけになりつつある現状には少々憂慮しております。

再生産は今発表されている各店舗の予約ページ見る限り、種類はかなり回復しそうです。

勝手に今年(2024年)のガンプラ新製品予想

では、気を取り直して楽しく、ガンプラ新製品予想をしてみたいと思います。

HG

シリーズ物の続きで、W系から「アルトロンガンダム(TV版)」、この機体でTVシリーズ後半の5機がそろいます。すでにビルド系で「ジーエンアルトロン」が発売されておりますので、肩のトラを今年の干支、「龍」に変えて商品化を待つばかりかと思います。

また、プレバンで展開中のGガンダムシリーズからは「ボルトガンダム」と予想します。人気で言えばドラゴンガンダムの方が(アルゴには失礼ですが)上だと思っています。ただ、そのため最後に残すよりこの辺りで商品化しておかないとシャッフル同盟がそろわない事態になる心配がありかと。

さらに、昨年も書きましたが、ジェミナス関連から「ハイドラガンダム」も準備は進んでいるであろうと思ってます(ヴァイエイト& メリクリウスのシュイヴァン系があまり売れてなさそうだったので切れるかもですが)。

そして、今年こそはガンダムSEEDの初期GAT-Xシリーズのリニューアルが行われるのではと思っています。最初はイージススタートで。

宇宙世紀ものでは、ティフォエウスガンダム・キメラでサイコガンダムMk-Ⅱの腕が採用されたので、当然本家も出てくるとは思いますが、おそらくそれは来年以降と読みます。

それよりも先に、ハイザックカスタムの方が先ではないかと思っております。ホビーハイザック (A.O.Z RE-BOOT版)からのパーツ差し替えでの登場と予想します(ボリーノク来たら逆に大喝采ですが)。

MG

MGはすでにナラティブガンダムとシナンジュスタインナラティブ版のVer.kaがアナウンスされていますので、あってもあと一体程度かと。

また、今まで2年周期で新作が発表されているMGEXが準備されている可能性もあります。

MGEXは主役級かつ、毎回何かテーマを持った内容(ユニコーンは究極表現、ストフリは金属表現)なため、機種選定はちょっと難しいです。

直近の新作やリニューアルされた機体を除くと、ガンダムGP-01、陸戦型ガンダム、ダブルオーガンダムあたりが候補になるかと思いますが、テーマ部分がいまいち想像できずです。

一般店頭はMGEXが本当に出てくるとしたら、今年はナラティブの2台と合わせて終了かもです。

プレバンは予想不可能ですが、ドムのバリエーション、ゼータプラスのリニューアル、ジムⅢ推しです。

RG

RGは昨年のエピオンがすっかり店頭の守り神状態になってしまっているので、年一ペースが崩れるのではとの心配もしております。

仕様変更でインパルスガンダムが2月に準備されていますので、新作は出てきても年の後半ではと思います。機種は2年間同じこと言っていますが、「ゲルググ」を予想します。

最近はその神通力も落ちてきてると感じますが、「シャア専用」の力とファースト世代が元気なうちにこれだ!というゲルググの決定版を期待しています。

あと、今年もプレバン限定で「クロスボーンガンダムX3」がそろそろと予想します。

FULL MECHANICS

このシリーズは特に予想が難しく、このままカオス、アビス、ガイアと続くのか、はたまたスローネ3兄弟かまったく予想できないです。

ただ、SEED系ならばカオス、ガイア、アビスの順番になる気がしてはいます。

まとめ

MGEX

  • 本命 ガンダム試作一号機GP-01
  • 対抗 陸戦型ガンダム
  • 穴  ガンダムダブルオー

MG

  • ドム系(リニューアル版)バリエーション
  • ゼータプラス 1.5
  • ジムⅢ

HG

  • ボルトガンダム
  • アルトロンガンダム
  • イージスガンダム
  • ハイドラガンダム
  • シャア専用高機動型ザク
  • ハイザックカスタム
  • ギャンシュトローム

RG

  • RG シャア専用ゲルググ
  • RG クロスボーンガンダムX3

FULL MECHANICS

  • カオスガンダムまたはガンダムスローネアイン

なにが飛び出す2024年、世情も不安定な方向へ進んでいる気がしておりますが、

引き続き、本年もよろしくお願いいたします。

HGUC ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)(21st CENTURY REAL TYPE Ver.) レビュー

今回はガンダムベース限定キット『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)』を素組でレビューをしていきます。

機体紹介

ガンダムMk-IIは「機動戦士ゼータガンダム」に登場したモビルスーツです。

地球連邦軍内のティターンズにより試作され、グリーンノア1で3機がテストを実施していましたが、エゥーゴに強奪され、その後はエゥーゴ所属機としてグリプス戦役、また続編にあたる「機動戦士ガンダムZZ」で第一次ネオ・ジオン抗争終結まで、長きにわたり第一線で活躍する機体となっています。

キット紹介

キットはガンダムベース限定商品として2023年12月に発売されました。同じくガンダムベース限定で販売されている「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)」のカラーリングをティターンズカラーへ変更し、新デザインの水転写デカールを追加したものになっています。

今回は素組ですが、最終的には塗装&水転写デカール仕上げにしたいと思っております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ポリキャップ以外は全てPS素材、表記は「HGUC193・194 1/144 ガンダムMk-II」表記です。ただし、色再現のためにエゥーゴカラーとは部分的に入れ替わっているパーツがあります。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

同じく21st CENTURY REAL TYPE Ver.のエゥーゴカラーと並べてみました。ただ、こちらは全塗装と水転写デカール使用した仕上げになっています。

まとめ

今回は『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)』をレビューしてまいりました。

エゥーゴカラーの21stリアルタイプカラーから2年とちょっと、満を持して(?)ティターンズカラーも発売となりました。

黒い部分はより黒く、ただ黒も異なる2つの黒を使用するなど、なかなか凝ったカラーリングになっており、素直にかっこいいと感じました。

ただ、カラーリング以外に商品構成が変わっているところはないのですが(しかし、パッケージの高さのみ1㎝大きくなっています)、メーカー希望価格は21stリアルタイプカラーからは¥110(税込み)、一般店頭発売のティターンズカラーからは¥330(税込)とともにアップしています。

やはり、昨今の経済情勢を反映しているのかと思いますが、カラーリングだけでこの価格差をどう見るかは各々ユーザーの個人判断といったところでしょうか。

キット自体は安定のマークⅡかつ、精悍な黒でより悪さが増した感のある一台でしたので、完成品棚に1台あってもいいMSでした。

以上、「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. さらに渋くなったカラーリング ワンポイントの赤も良い
  2. 巧みなランナースイッチで余剰パーツ無し(ベースキットからそのままですが)
  3. 微妙に違う2つの黒の成型色 

キットの残念ポイント

  1. ベースキットから¥330、21stエゥーゴ版からも¥110の値上げ(時代の流れで致し方なしか)
  2. 平手も欲しかった
  3. ベース限定のため、3機揃えるには3日以上の来店が必要

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形
  • 腕付け根:胴体側 上方引き出し式ポリキャップ、腕側 ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 固定軸、脚側 3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)
  • クリヤーパーツ:サーベルビーム部、ツインアイ部

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム
  • 型式:RX-178
  • 名称:ガンダムMk-Ⅱ
  • 搭乗者:エマ・シーン、カクリコン・カークラー、ジェリド・メサ
  • 所属:ティターンズ
  • 商品価格:1,980円(税10%込)
  • 発売:2023年12月22日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R サタニクスウェポンズ レビュー

今回のガンプラレビューは「HGBD:R 1/144 サタニクスウェポンズ」をレビューしていきます。先にレビューしました「HGBD:R サタニクスユニット」に装備して素組で見ていきます。

機体紹介

サタニクスウェポンズは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に登場した、サタニクスガンダムの武装部分になります。その内容はメガニックドライバーと呼ばれる右手に「ドリル」、左手に「大型プライヤー」と往年のゲッター2を彷彿させる装備となっています。

キット紹介

キットはサタニクスガンダムと同時に店頭発売となっていました。

なお、商品構成は左右の「ブレーカドリル」と「ヴァイスプライヤ」に接続用のバックパックパーツとシンプルな内容になっております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。

各部組立

ブレーカドリル

ヴァイスプライヤ

バックパック

素組完成

コアガンダムに装着

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 サタニクスウェポンズ」をレビューしてきました。

キットの出来自体は部品点数も少なく、形状や本体への取り付け方法なども問題がないため、ストレスなく組めました。

ただ、武器単体キットで¥660は少々お高いと感じてしまいます。ランナー2枚構成でこの価格、さらに専用ユニットと合わせると¥1,595、この他に本体となるコアガンダムも調達が必要となると、やはり購入時に少し考えてしまうかと思います。

とはいえ、個人的にはサタニクスガンダムの力強いデザイン+大型ドリルは好きなので、プラネッツシステム系MSそろえるのであれば外せない1台だとは思っております。

以上、「HGBD:R 1/144 サタニクスウェポンズ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 説明不要な大型ドリル
  2. 接続すると結構な迫力装備

キットの残念ポイント

  1. キット価格が…(専用金型だとしょうがないかも)
  2. 接続パーツの取り外しと差し替えが少々面倒

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE (2nd Season)
  • 型式:-
  • 名称:サタニクスウェポンズ
  • 搭乗者:-
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:660円(税10%込)
  • 発売:2020年05月30日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R サタニクスユニット レビュー

今回のガンプラレビューはビルドダイバーズRe:RISEから「HGBD:R 1/144 サタニクス ユニット」を素組で、別売のコアガンダムに装着してみていきたいと思います。

機体紹介

土星の名を関した6番目のプラネッツシステム。

サターンアーマーとコアガンダムⅡが合体し、サタニクスガンダムとなります。

圧倒的なパワーで相手を粉砕することをコンセプトとした重装格闘戦使用の位置づけとなっており、そのため装備も工具と重機をモチーフにしたものが採用されています。

また、陸上での高速移動を実現するためにかかと部にローラーユニットが装備されています。

キット紹介

キットは2020年5月に一般店頭での発売となっています。

他のアーマー類と同様に、サターンアーマーとコアハンガーⅡの構成となっており、コアガンダムⅡ本体や武装は付属しておりません。

そのため、サタニクスガンダムをフルで完成体にするには、コアガンダムⅡ(ティターンズカラー、G3カラー、ユーラヴェンガンダムなど)とサタニクスウェポンを別途調達する必要があります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。

シール

各部組立

コアハンガーⅡ

頭部、胸部、腰部、手の甲部 各アーマー

脚部パーツ

腕部パーツ

素組完成

ガンダムベース限定のコアガンダムロービジセットに付属のコアガンダムⅡに装着しております。ウェポンセットは使用していません。

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 サタニクス ユニット」レビューしてきました。

外装のオレンジ部分はユーラヴェンガンダムのウラヌスアーマー以降と共通形状で、白い部分(G1パーツ)でデザイン的違いを生み出している構成となっていました。

ただ、限られたパーツでうまくサタニクスガンダムのキャラクターを表現している内容になっており、その点は好印象でした。

しかし、脚部のローラーはもう少し何とかしてほしかった部分です。若干靴底面から浮いているのと、ローラーの回転機構も手伝って、コアガンダムⅡの背面ユニットを取り付けると直立させるのが非常に難しいです。

一般的に、重装使用と言えば、どっしり感を求めたいと個人的には思うのですが、残念ながら少々不安定な立ち姿となっております。

しかしながら、プラネッツシステムの中では比較的キャラクター(重機がモチーフ、ウェポンセットも必要ですが)がしっかりしており、1セット手元に置いておきたい機体かと思いました。

以上、「HGBD:R 1/144 サタニクス ユニット」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 重装型を体現している独自パーツ
  2. 肩の武器マウント部が可動するのは良い
  3. 足首の可動部の自由度が高い

キットの残念ポイント

  1. 完成形まで3商品の購入が必要
  2. 足首の構造上の問題で、直立させることも苦労する
  3. シリーズ共通の弱点ですが、肩アーマーが外れやすい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形ゲートⅡ
  • 腕付け根:使用コアガンダム準拠
  • 脚部付け根:使用コアガンダム準拠
  • 関節構造:使用コアガンダム準拠
  • クリヤーパーツ:-

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
  • 型式:PFF-X7Ⅱ/S6
  • 名称:メルクワンユニット
  • 搭乗者:クガ・ヒロト
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:935円(税10%込)
  • 発売:2020年05月30日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGUC YMS-15 ギャン レビュー(HGUC No.002)

今回のガンプラレビューはファーストガンダムから「HGUC 1/144 YMS-15 ギャン」を素組で見ていきます。

キットは1999年発売のHGUCシリーズのNo.002となっています。なお、今回のレビューはREVIVE版ではなく初代型になります。おおよそ四半世紀前の商品をじっくり見ていきたいと思います。

機体紹介

ギャンはジオン公国軍の次期主力MSのコンペティションで、結果としてゲルググに敗れ、突撃機動軍のマ・クベ大佐の専用機として実戦配備されています。

なお、実戦での詳細は機動戦士ガンダム第37話「テキサスの攻防」で確認していただくとして、パイロットとしての資質に疑問符が付くマ・クベがニュータイプとして覚醒し始めたアムロのガンダムを一時は追い詰める働きを見せ、機体の優秀さを物語っていました。

また、本機は白兵戦に重きを置いた機体となっており、ゲルググとのハイブリット機ガルバルディ系や、ネオ・ジオンのR・ジャジャなどに引き継がれています。

キット紹介

キットは1999年7月に一般店頭発売、No.001ガンキャノンに続くHGUCシリーズの第二弾として早い段階でのHGUC化でした。また、個人的には二番目のチョイスが安易にガンダムやザクではなく、「ギャン」でした。そのことから、新たに立ち上げたHGUCブランドに対するバンダイの決意を当時感じた憶えがあります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外はPS素材です。表記は「1/144 HGギャン」となっています。今のキットとグレードとスケールが逆の表記になっています(最近はHG 1/144の順番)。

シール

各部組立

頭部

胴体部

バックパック

腕部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 YMS-15 ギャン」レビューしてきました。

HGUCのNo.002の実力やいかに!?と思ってみてきましたが、キットの古さは隠しきれない部分が多々ありました。

第一に可動部分ですが、可動域のみならず、可動箇所の少なさはいたしかたないのかと思いました。肩ブロックと一体型の上腕や、上半身からつながっている腰部分、スカートが固定のため上がらないももなどが気になりました。

第二に部品精度が全体的に低めで、メリハリのないモールドや、微妙にできる段差やすき間、また、あちこちに散見されるヒケなど、当時の金型技術だと限界だったのかもしれませんが、やはり今の目で見ると気になる状況でした。

第三には当時の設計思想なのか、あるいは技術的な問題だったのかは不明ですが、ヒジとヒザの関節部分がポリキャップむき出しとなっている点です。塗装のことも考慮するとせめてプラ製カバーがあるとが望ましいと感じました。

しかし、そういった技術的に成熟していなかったためのネガティブ要素はありますが、全体の雰囲気やバランスなどは今見ても大きな破綻はなく、立ち姿はかっこいいです。

また、シリーズ初のクリアーパーツを使用したビームサーベルや、大型シールドを保持するための接続部の造りなど、HGシリーズ立ち上げ時の志の高さを感じられるキットでした。

以上、「HGUC 1/144 YMS-15 ギャン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 立ち姿は今見てもかっこいい
  2. シールド取り付け部分はホールド性、自由度共に高レベル
  3. 脚の接地性は高め

キットの残念ポイント

  1. 可動域、可動部数ともに少な目
  2. ヒケやモールドの甘さなど、部品精度が低い
  3. ヒジ、ヒザ関節部がポリキャップのみで目隠しパーツもなにもない

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:胴体側:固定ピン、腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:胴体側:固定ボールジョイント軸、脚側:ポリキャップ
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)
  • クリヤーパーツ:サーベルビーム部

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:YMS-15
  • 名称:ギャン
  • 搭乗者:マ・クベ
  • 所属:ジオン公国軍
  • 商品価格:880円(税10%込)
  • 発売:1999年07月
  • パッケージ:HG Ⅰ型
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 1/72 ダンバイン レビュー

今回のガンプラならぬオーラバトラーレビューは、プレバンからの嬉しいサプライズ、「HG 1/72 ダンバイン」を素組で見ていきます。

最新技術でよみがえったオーラバトラーをじっくり見ていきたいと思います。

機体紹介

ダンバインはその名の通り「聖戦士ダンバイン」の主役機です。

地上界から呼び寄せられた聖戦士ショウ・ザマが駆る試作型オーラバトラーで、全部で3機が製造され、ショウ機の他にトッド機(ダークブルー)、トカマク機(グリーン)が登場しましたがストーリーの早い段階で撃墜(トカマクに至っては第1話)、そのためラベンダーカラーのこの機体のみが最後まで劇中で活躍しました。

また、物語後半にショウがビルバインに乗り換えた後はマーベル・フローズンが搭乗し、最終話まで戦い続けています。

キット紹介

今回のキットはプレミアムバンダイ限定商品として2023年11月に発売、またオーラバトラーとしては2年前の2021年に「サーバイン」が同じプレバンから発売されていましたが、忘れたころにTVシリーズの主役機ダンバインが満を持して完全新規令和版として発売になりました。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。さらに、ポリキャップもABSも使用されていません。

また、表記も全て「HG 1/72 ダンバイン」となっています。

シール

各部組立

頭部

胸部

オーラコンバーター

翅(はね)

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/72 ダンバイン」レビューしてきました。

ときに今年はTV放映開始から40周年と記念の年、まさかダンバインの新作キットが令和の今、手にすることができるなんて思ってもいませんでした。

そうした中、手にしたキットは40年待たされた甲斐が大いにあったと思わされる、大変優れた良品でした。

なぜならば、プロポーション、色再現、組みやすさとどれをとっても今できうる最高のオーラバトラーに仕上がっています。

また、新たな技法を取り入れたクリヤーパーツ類も非常にきれいな仕上がりで、既存のROBOT魂を抜いて、ダンバインとしては過去最高の立体物ではないかと思います。

ただ、多少残念だったのは、旧HGにはあったパイロットフィギュアが付属していないことと、もうひとつはROBOT魂では再現されていたコックピットハッチの開閉機構がないことぐらいでしょうか。

そして、ビランビーの発売も既にアナウンスされておりますが、このオーラバトラーシリーズ、ぜひとも最後のゲド(勝手に最後と決めつけていますが)までたどり着いてほしいです(フォウやガラバが欲しいとは言いませんから)。

とにかく、ダンバイン好きな方も、あるいはそうでない方も、とにかくチャンスがあれば必ず手に入れて、組み立ててほしいと思える1台でした。

以上、「HG 1/72 ダンバイン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. どっから見てもイメージ通りのダンバイン
  2. ほぼ完ぺきな色再現
  3. 更に艶まで(爪は光沢処理)コントロールされている

キットの残念ポイント

  1. 部品の取り付けで、結構硬い部分がある
  2. 将来的に保持力が保てるか疑問の残る関節とオーラコンバーター
  3. 聖戦士のパイロットフィギュアが欲しかった

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ、細ゲート
  • 腕付け根:胴体側固定穴、腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側二重ボールジョイント、脚側ボールジョイント受け
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸ピン+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:コックピットハッチ、翅

機体&キットデータ

  • 登場作品:聖戦士ダンバイン
  • 型式:-
  • 名称:ダンバイン
  • 搭乗者:ショウ・ザマ、マーベル・フローズン(30話~)
  • 所属:ゼラーナ
  • 商品価格:3,850円(税込)
  • 発売:2023年11月16日発送
  • パッケージ:フルカラーパッケージ
  • 積みプラ解消: -9.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 神バーニングガンダム レビュー

今回のガンプラレビューはビルドシリーズ10周年記念作品「ガンダムビルドメタバース」から「HG 1/144 神バーニングガンダム」を素組で組み立てていきたいと思います。

機体紹介

神バーニングガンダムは「ガンダムビルドメタバース」に登場した機体になります。

カミキ・セカイがカミキバーニングガンダムにさらなるカスタムビルドを加えて完成した機体です。

外見上の特徴として、左肩の「神」マークに加えて右肩に「炎」の文字が追加されたことや、攻防性能を向上させる翼型のユニット「ウィングバーニング」が追加装備された内容となっています。

キット紹介

キットはHGガンダムビルドメタバースシリーズ No.04として2023年11月に一般店頭発売されております。メタバースシリーズですが、HGの後ろにBFとかBDが付かず、ただのHG表記になっています。

もちろんベースキットは「HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム」、本体は右肩、Vアンテナ、前後スカートが変更され、新たなバックパック「ウィングバーニング」が追加されています。

また、新規のエフェクトパーツと本体ブルー部のクリアーパーツに新たな素材「偏光樹脂」が採用されています。 

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツ素材は全てPS素材、A~Fパーツはカミキバーニングガンダムと共通でAのみ「HG 1/144 ビルドバーニングガンダム」表記、B~Fは「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記です。

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック(ウイングバーニング)

腕部

腰部

足首

脚部

武装

エフェクトパーツ

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 神バーニングガンダム」レビューしてきました。

カミキバーニングガンダムからの正常進化といった内容で、新たに追加されたウイングバーニングも見慣れたマスターガンダムっぽくて違和感なく受けいられたと思います。

ただ、腹部に可動部がなかったり、肩のマークがシール対応などカミキバーニングガンダムで気になっていたところもそのままでした。

しかし、同じパーツ構成にもかかわらず、首関節や手首の緩さは改善されていました(個体差なのか?)。

また、クリヤーブルー部分や、エフェクトパーツに採用された偏光樹脂も見る角度で色が変化し、面白みがあります。ただし使いすぎると安っぽくなりそうなのでバランス感覚は必要かと思いました。

ちなみに、キットとは関係ありませんが、筆者は店頭予約時に「カミバーニングおねがいします」と言って店員さんにキョトンとされ恥ずかしい思いをしたので、普段より思い入れの有る機体となりました。

以上、「HG 1/144 神バーニングガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 緩めだった手首や首が改善された
  2. 偏光樹脂で新たな表現
  3. 前腕や頭部Vアンテナなど興味深いパーツ分割

キットの残念ポイント

  1. 肩の「神」「炎」マークがホイルシールのみでモールドなし
  2. 新規H2パーツのゲートが二昔前ぐらいの太さ
  3. 格闘タイプなので、腹部に可動部欲しかった

技術ポイント

  • ゲート:一部細ゲート
  • 腕付け根:本体側胸部ハの字可動+腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:本体側中央軸付き固定ピン+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(ストレート両端ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ(偏光樹脂):粒子発生部、エフェクトパーツ(偏光樹脂)

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドメタバース
  • 型式:SBG-E01
  • 名称:シンバーニングガンダム
  • 搭乗者:カミキ・セカイ
  • 所属:(トライ・ファイターズ)
  • 商品価格:2,640円(税10%込)
  • 発売:2023年11月11日
  • パッケージ:HGガンダムビルドメタバースシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -8.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム

HGBD:R メルクワンウェポンズ レビュー

今回のガンプラレビューは「HGBD:R 1/144 メルクワンウェポンズ」をレビューしていきます。先にレビューしました「HGBD:R 1/144 メルクワンユニット」に装備して素組で見ていきます。

機体紹介

メルクワンウェポンズは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に登場した、メルクワンガンダムの武装で、水中用ビット2基を搭載し、巨大なハープーン(銛)を中央に備えたウォーターニードルガンを主武装に、また展開式ブレード”フィンザンバー”を手持ち武器として装備しています。

キット紹介

キットはメルクワンガンダム用として、武装とバックパック部がセットとなった商品になります。前述した巨大なウォーターニードルガンと、フィンザンバーをマウントした大型フィンが特徴的なバックパック部の構成になります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。

各部組立

ウォーターニードルガン

バックパック

素組完成

ギミック&可動

アクション

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 メルクワンウェポンズ」をレビューしてきました。

キットの出来自体に不満はほとんどありませんでしたが、やはり価格が気になりました。

製造内容的には(おそらく)イロプラのランナー1枚を2つに分割して箱詰めしたものが¥660(税込み)というのは少々高額かなと感じます(商品企画、パッケージデザイン、流通、その他もろもろあるのは承知で)。

この内容であれば、ユニットとウェポンで分けることなくメルクワンセットとして、商品化していただきたいと思いました(他のMSにもぜひ使いたいぐらいの、非常に魅力的武装なら話は違うのかもしれませんが)。

ただ、キット自体の出来は良く、フィンザンバーの取り付け部や、ウォーターニードルガンの上面カバー部と本体の部品の合いなど、作っていて気持ちがいい物でした。

メルクワンユニットお持ちの方であれば、ほぼ皆さん合わせて購入されていいると思いますが、まだな方がいらっしゃいましたら、ぜひセットでそろえることをオススメいたいです。

以上、「HGBD:R 1/144 メルクワンウェポンズ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 大型でつくりもよいウォーターニードルガン
  2. フィンザンバーを大型フィンに取り付け方法が秀逸
  3. コアハンガーに取り付けても様になる

キットの残念ポイント

  1. ハープーンのワイヤーも再現できていれば
  2. 大型ファンの羽部分にも可動軸が欲しかった。
  3. 実質ランナー1枚だと少々寂しい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE (1st Season)
  • 型式:-
  • 名称:メルクワンウェポンズ
  • 搭乗者:-
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:660円(税10%込)
  • 発売:2020年03月14日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R メルクワンユニット レビュー

今回のガンプラレビューはビルドダイバーズRe:RISEから「HGBD:R 1/144 メルクワンユニット」を素組で、別売のコアガンダムに装着してみていきたいと思います。

機体紹介

マーキュリーアーマーとコアガンダムが合体した形態がメルクワンガンダムとなっており、水中戦に特化した機体となっています。

水中での運用を想定しているため、装甲硬度は高めになっている設定です。

また、外見上は腕などに装着された、ひれを連想させる装甲が特徴となっています。

キット紹介

キットはマーキュリーアーマーとコアハンガーの構成になっており、コアガンダム本体や武装、バックパック部のパーツはふぞくしておりません。

完成体にするには、コアガンダムをアースリィガンダムなどから調達し、メルクワンウェポンを別途購入する必要があります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。

シール

各部組立

コアハンガー

頭部、胸部、腰部、手の甲部 各アーマー

脚部パーツ

腕部パーツ

素組完成

アースリィガンダムに付属のコアガンダム(ノーマルカラー)に装着しております。ウェポンセットは使用していません。

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 メルクワンユニット」レビューしてきました。

キットはアースリィガンダムのいカラバリアーマーにプラスして、専用の足首や腕、肩のフィンを追加したものとなっており、元々のプラネッツシステムの出来も良いため、遊べるガンプラに仕上がっています。

頭部の水中メガネ風なデザインのマスクも違和感なく装着でき、水中戦特化型をうまく演出できていると思います。

ただ、ビルドダイバーズRe:RISEの1st シーズンに登場したプラネッツシステムの中では唯一、ユニット単体販売の機体となっています。

そのため、使用する本体(コアガンダム)をどこかしらから調達する必要があります。コアガンダムⅡは単体キットが販売されているため、それほど問題にはなりませんが、Ⅰ型はセットキットしかないため、メルクワンガンダムを再現するにはアースリィガンダムか、マーズフォー、ヴィートルー、ジュピターヴのいずれか、またはガンダムベース限定ではありますが、コアガンダムセットを購入する必要があります。

プラネッツシステムのような着せ替え合体の場合、所有しているコアガンダムの数しか同時に並べて置くことができないので、少々悩ましいところでもあります。

以上、「HGBD:R 1/144 メルクワンユニット」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. コアハンガー形態がカッコイイ
  2. 水中用っぽさを再現した頭部マスク
  3. 形状的に安定感のある足首

キットの残念ポイント

  1. 完成形まで3商品の購入が必要
  2. アーマーの青い部分はアースリィガンダムと同一形状、何かしらの変化が欲しかった

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形ゲートⅡ
  • 腕付け根:使用コアガンダム準拠
  • 脚部付け根:使用コアガンダム準拠
  • 関節構造:使用コアガンダム準拠
  • クリヤーパーツ:-

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
  • 型式:PFF-X7/M1
  • 名称:メルクワンユニット
  • 搭乗者:クガ・ヒロト
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:935円(税10%込)
  • 発売:2020年02月08日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R フェイクニューウェポンズ レビュー

今回のガンプラレビューは「HGBD:R 1/144 フェイクニューウェポンズ」を先にレビューした「HGBD:R 1/144 フェイクニューユニット」に合わせて素組で見ていきます。

機体紹介

フェイクニューウェポンは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に登場したフェイクニューガンダムの武装になります。ファンネルとバックパック、ビームライフルの構成となっています。

キット紹介

キットはフェイクニューガンダム用として、武装のみ独立商品として販売されています。前述のとおり、ファンネル、バックパック、ビームライフルの構成で、元々設定されていないシールドとバズーカは付属しません。

また、ビームサーベルは柄の部分のみで、他のHGシリーズから丸型のサーベルビーム部を用意すれば再現可能になっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

各部組立

ライフル

ファンネル

バックパック

素組完成

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 フェイクニューウェポンズ」レビューしてきました。

結論としては、やはりニューガンダムを名乗る以上、ファンネルは必要といった感想でした。

そういった意味では、これをユニットと分けて販売するのは果たして必要なのかともあたらめて考えました。

実際にユニット買わずにウェポンだけ購入している人が、世の中にどれくらいいるかはわかりませんが、ユニット購入した大半の方はウェポン購入しているのではないのかと思います。

ただ、スプレーガンが簡易版だったり、ファンネルも可動タイプが2本だけだったりとキット自体は価格とクオリティのバランスをとるのが大変なのかと感じる部分も多々あり、割り切った部分も受け入れる必要があるろ感じました。

また、エントリーグレードのνガンダムにファンネル装着できるのでは?と、淡い期待がありましたが、そのままでは装着できませんでした。νガンダム側の接続部分を若干削ればいけそうな感じですが、思いのほか大きさが異なっていたので、おとなしくフェイクニューに取り付けておきます。

以上、「HGBD:R 1/144 フェイクニューウェポンズ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. (可動可能な)ファンネルがアクションベース対応
  2. ランドセルの取り付け部分がしっかりしていて、ファンネルもがたつかない。
  3. ビーム刃を別途用意すればサーベルも使用可能

キットの残念ポイント

  1. ファンネルはエントリーグレードνガンダムへ装着できない(大きさ合わないし付けないか)
  2. 可動するファンネルは2/6
  3. 付属のコアスプレーガンは簡易版

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE (2nd Season)
  • 型式:-
  • 名称:フェイクニューウェポン
  • 搭乗者:-
  • 所属:ヒトツメの軍団
  • 商品価格:770円(税10%込)
  • 発売:2020年06月27日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R フェイクニューユニット レビュー

今回のガンプラレビューは「HGBD:R 1/144 フェイクニューユニット」を素組で、コアガンダムシリーズに装着してみていきます。

機体紹介

フェイクニューユニットは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に登場した追加アーマーになります。

エルドラの人工知能アルスが作成した2番目のアーマーで、νガンダムを参考に作られたものになります。

アルスコアガンダムとドッキングし、νガンダム風な機体「フェイクニューガンダム」となります。

キット紹介

キットはフェイクニューユニット単体で発売され、別売のアルスアースリィガンダムなどから、本体となるコアガンダムを用意する必要があります。

また、ファンネルなどの武装も「HGBD:R 1/144 フェイクニューウェポンズ」として別売されており、完全なフェイクニューガンダムを作るためには3種類のキットを入手する必要があります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材になっています。

各部組立

ハンガー

頭部

胸部

腕部とスカート

脚部

素組完成

本体はアルスコアガンダム(ロービジビリティVer.)を使用しています。

ここからはコアガンダム(ロービジビリティVer.)を使用した状態です。フェイクニューユニットは前腕のアーマーパーツが用意されていないため、コアガンダムとコアガンダムⅡでは腕の長さが足りていません(アルスコアは前腕アーマーが最初から付属しています)。

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 フェイクニューユニット」レビューしてきました。

コアガンダムシリーズに装着可能な別売りアーマー類としては唯一アルス、ヒトツメ陣営の物となっています。

また、ドッキング部分の規格はコアガンダムと同一となっております。

しかし、アルスコアガンダムは最初から前腕部のアーマーにあたる部分が合体前から装着されているため、アルスコアガンダム以外に装着すると、腕の長さが足りません。

アルスコアガンダムのデザイン優先したのか原因は定かではありませんが、こういった規格統一、パーツ交換物として展開するのであれば、この部分も統一してほしかったと思います。

ただ、アルスコアガンダムで使用する分には腕の長さも適正で、ニューガンダムのフェイクっぽさであったり、アンシンメントリーの頭部デザインなどもよく表現されており、見事に”悪い”ニューガンダムとなっております。

あと、今回はガンダムベース限定のロービジ版を使用しているため、腕も脚もホワイトカラーで、よりνガンダムっぽい配色なったと思っています。

ライフルとファンネルは別キットとして発売されておりますので、それはこちらから「HGBD:R 1/144 フェイクニューウェポンズ」で見ていきたいと思います。

以上、「HGBD:R 1/144 フェイクニューユニット」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 挑戦的な頭部分割
  2. コアガンダムの足首部がうまく隠れるふくらはぎ
  3. しっかり装着できる肩アーマー

キットの残念ポイント

  1. 前腕パーツ無し、コアガンダム&コアガンダムⅡ装着時に困る
  2. 頭部は完全差し替え
  3. (シリーズ共通の悩みですが)すぐに外れるフロントアーマー

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:使用コアガンダム準拠
  • 脚部付け根:使用コアガンダム準拠
  • 関節構造:使用コアガンダム準拠
  • クリヤーパーツ:-

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE (2nd Season)
  • 型式:AGP-X1/NU
  • 名称:フェイクニューユニット
  • 搭乗者:ガードアイ
  • 所属:ヒトツメの軍団
  • 商品価格:935円(税10%込)
  • 発売:2020年06月27日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ガンダムベース限定 コアガンダム&コアガンダムII&アルスコアガンダム[ロービジビリティVer.] レビュー(コアガンダム編)

今回のガンプラレビューは「HG ガンダムベース限定 コアガンダム&コアガンダムII&アルスコアガンダム[ロービジビリティVer.]」からコアガンダム(ロービジリティVer.)を素組で見ていきます。

同セットの他の2機はこちらを参照ください。

コアガンダムⅡ(ロービジリティVer.)

アルスコアガンダム(ロービジリティVer.)

機体紹介

コアガンダムは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」の1st Seasonに登場したモビルスーツです。主人公クガ・ヒロトがRX-78ガンダムをベースアイディアに開発した機体で、通常のMSよりも一回り小さく、小型軽量である機体性のを活かした独自のバトルスタイルを見せます。

また、「プラネッツシステム」と呼ばれる連携合体換装システムを搭載し、戦況に合わせた各種アーマー

を装備することができます。

キット紹介

キットはガンダムベース限定商品として、黒やグレーを基調としたロービジカラー仕様となって、「コアガンダム」、「コアガンダムⅡ」、「アルスコアガンダム」とプラネットシステム対応の3機がセットとなったキットになっています。

各種アーマーは付属せず、単体商品や他のセット商品から転用する形になっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはコアガンダム、コアガンダムⅡ、アルスガンダム用がそれぞれ入っています。ポリキャップやCパーツはすべて共通で、3セット入っています。

今回はコアガンダムの分だけ掲載しております。

ポリキャップ以外の素材は全てPS素材です。

コアガンダム

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

余剰パーツ

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG ガンダムベース限定 コアガンダム&コアガンダムII&アルスコアガンダム[ロービジビリティVer.]」からコアガンダム(ロービジリティバージョン)をレビューしてきました。

カラーリング以外はアースリィガンダム付属のコアガンダムと一緒なので、良いところも、気になるところも(当然ながら)一緒でした。

アーマー分のクリアランスも考えられた作りなので、コアガンダム単体では非常によく動き、しっかりした出来でした。

ただ、キットとしてはやはりアーマーありきなので、このままでは少し物足りないとも感じました。

コアガンダム対応ユニットも別途販売されておりますので、そちらも今後見ていきたいと思います。

以上、コアガンダム ロービジビリティVer.のレビューでした。

HG ガンダムベース限定 コアガンダム&コアガンダムII&アルスコアガンダム[ロービジビリティVer.] セットのまとめ

ロービジVer.3機作ってきましたが、グレートーンでまとめられたカラーリングは個人的には気に入っております。

ただ、組立説明書にカラー指定が全くなかったのは少々残念な点でした。黒やグレーこそガイドが欲しいなと感じております。

また、このシリーズで発売しているアーマー類に対して、コアガンダムとアルスコアガンダムは単体販売が無かったため、3機セットとは言えアーマー無しの商品が用意されたことは歓迎です。

以上、3回に渡ってきましたが、「HG ガンダムベース限定 コアガンダム&コアガンダムII&アルスコアガンダム[ロービジビリティVer.]」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全体的によく動く関節
  2. (一部足りないが)クリアーのアースアーマー付属
  3. アーマー無しのコアガンダムはここでのみ入手可能

キットの残念ポイント

  1. やはり気になるシールドの持たせ方が不格好
  2. サーベルラック部が緩い(個体差か?)
  3. コアガンダムⅡ、アルスコアと並べると少々貧弱

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル(部分的に細め)
  • 腕付け根::胴体側 上方引き出し式ポリキャップ+スライド機構、腕側 ボールジョイント軸
  • 脚部付け根:本体側固定軸、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(ストレート両端ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:胸部コア、ビームサーベル

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
  • 型式:PFF-X7
  • 名称:コアガンダム、コアガンダムⅡ、アルスコアガンダム
  • 搭乗者:クガ・ヒロト
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:3,630円(税込 10%)
  • 発売:2021年05月14日
  • パッケージ:ガンダムベース標準(フルカラー)
  • 積みプラ解消: -13cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:アースリィガンダム