「HG」カテゴリーアーカイブ

HG 赤いガンダムレビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』から「HG 1/144 赤いガンダム」を素組で見ていきます。

機体紹介

赤いガンダムは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するMSです。GQuuuuuuXの世界でシャア少佐によって鹵獲されたRX-78 ガンダムをベースにシャアのパーソナルカラーの赤に塗装したものになります。また、GQuuuuuuX世界の1年戦争終盤には、実験段階のサイコミュ装置(α型サイコミュ)を搭載し、無線誘導攻撃機ビットの仕様を可能にしたニュータイプ専用機へと改良されています。

第二次ソロモン会戦中に発生した「ゼクノヴァ」と言われる現象で機体とパイロットは消失、しかし5年後に突如、サイド6に出現したが、そのパイロットはシュウジ・イトウと名乗る少年で、シャア・アズナブルは依然として行方不明のままとなっている。

キット紹介

キットは一般店頭発売商品として、2025年05月31日に発売。シールドのジオンマークの選択でシャア機かシュウジ機の選択ができる仕様となっています。ただし、ビットは2基のみ付属しており、シャア機のフル装備(6基搭載)を再現しようとするときは、何らかの手段を講じる必要があります。

また、ライフル、シールド、サーベルにくわえ、劇中でシュウジが使用しているハンマーも付属します。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ハンマーの鎖のみ「チェーン01」表記で素材もPS、PP、ABSですが、それ以外は「HG 1/144 ガンダム(GQ)」表記でPS素材となっています。ちなみにチェーンは「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セット」に付属のガンダムハンマー用と同じものになっています。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

Eパーツ

Fパーツ

Gパーツ

Hパーツ

Aパーツ(チェーン)

SB-13

PC-07

マーキングシール

ホイルシール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

ビット

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 赤いガンダム」レビューしてきました。

ジークアクスに比べると、まだ色数は少なくデザインも複雑ではありませんが、それでも小さなパーツが多く、初心者の方には少しハードルが高いかもと感じました。

シールなどの補完でかなり設定には近づきますが、頭部やビット本体、ハンマーのスラスターなど塗分けはそこそこ大変な部分だと思います。

しかし、ビットを搭載しての完成状態は迫力もありバランスも良く非常によくできています。

あとは、プレバンからビット4基セットが発売されることを祈って待つばかりです。

小さなシールに小さな部品、塗装の場合もかなり細かいため、納得いく完成品を仕上げるには時間と腕も必要になるかと思いますが、できる範囲での部分塗装などでも格段によくなりそうなキットですので、皆さんにも手に取って欲しい1台でした。

以上、「HG 1/144 赤いガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. よく動き、ボディバランスも良好な本体
  2. RGのパーツも惜しげもなく投入
  3. 驚異の頭部のパーツ分割による色再現

キットの残念ポイント

  1. しかし、それでもシールや部分塗装が必要な頭部
  2. 残り4個のビットの入手方法はいかに
  3. コアファイターのギミックは入れられませんでしたか

技術ポイント

  • ゲート クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根 胴体側:ボールジョイント付き胸部ブロック+ボールジョイント受け、腕側:ロックピン付きボールジョイント
  • 脚部付け根 胴体側:ボールジョイント受け、脚部側:ボールジョイント+3軸
  • 関節構造 ヒジ:二重、ヒザ:二重、首:本体側一軸+頭部側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士Gundam GQuuuuuuX
  • 型式:gMS-α
  • 名称:ガンダム
  • 搭乗者:シャア・アズナブル、シュウジ・イトウ
  • 所属:ジオン公国軍、個人所有
  • 商品価格:2,750 円(税10%込)
  • 発売:2025年05月31日
  • パッケージ:HG GquuuuuuX シリーズ標準
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HGUC MSM-03 ゴッグレビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダム』から「HGUC 1/144 MSM-03 ゴッグ」を素組で見ていきます。

機体紹介

MSM-03 ゴッグはジオン公国軍が開発した水陸両用モビルスーツです。

外見上の特徴としては、水中での移動を考慮した丸みを帯びた形状や、伸縮式の蛇腹状の腕などがあげられます。また、海水を冷却水として利用することにより、搭載が可能になった内臓メガ粒子砲をはじめ魚雷、機雷などを無効化するフリージーヤード、頭部(?)から発射されるフォノンメーザー(組見立て説明書には未掲載)、両腕のアイアンネイルなど、多彩な固定武装を装備しています。

キット紹介

キットは2000年03月に一般店頭発売され、シリーズナンバーは008となっています。

当然ながら、完全新規となっており、今のことろ(2025年5月現在)このキットをベースとする派生キットも出ていません。

パーツは多色成型でモノアイ部はシール対応となっていますが、それ以外の部分は大まかには設定色通りの仕上がりとなります。

また、差し替えではありますが(旧キットは腕が曲がりませんが伸縮機能はありました)、肩アーマーに腕を収納した巡行形態も再現できます。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表記は全て「1/144 HG ゴッグ」になっています。また素材はPS素材と、関節パーツ中心にABS素材の2種になっています。

A1パーツ

A2パーツ

Bパーツ

Cパーツ

PC-123

ホイルシール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 MSM-03 ゴッグ」レビューしてきました。

初期のHGUCにあるあるですが、可動域と色分けは時代を感じますが、全体のプロポーションは良好な印象でした。

特徴的な蛇腹状の両腕もよくできており、劇中イメージに近い動きが取れます。また、設定どおりは若干無理ありますが、巡行時の腕を収納した状態も差し替えで再現可能になっており、ゴッグに求めれられることは大方クリアーしており、四半世紀経った今でも現役キットとなっています。

ただ、金型の劣化なのか、元々なのかは判りませんが、部品の接続部が緩くすき間が開いて来たり、関節も全体的にシャッキ感が足りない、ゲート跡が鋭角気味となっていたりなど、きれいに仕上げるには、最新キットと比較すると少々手間がかかるかとも思いました。

以上、「HGUC 1/144 MSM-03 ゴッグ」のレビューでした。

Next→HGUC 009 グフ

キットのグッドポイント

  1. 独特な形状をよく捉えているプロポーション
  2. 腕も構造はシンプルだが十分な動き
  3. 可動域はわずかでも、頭部に可動軸を設けたおかげで表情が出る

キットの残念ポイント

  1. モノアイ部分の処理にもう一工夫欲しかった
  2. 部品精度が少々気になる(年数的な問題かも)
  3. 全体的に関節が緩い

技術ポイント

  • ゲート ノーマル
  • 腕付け根 本体側:固定ボールジョイントピン+腕側:ABS受け
  • 脚部付け根 本体側:ボールジョイント固定軸+脚側:ポリキャップ
  • 関節構造:ヒジ‐、ヒザ(二重)、首(頭部側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MSM-03
  • 名称:ゴッグ
  • 搭乗者:ラサ、マーシー、ジオン一般兵
  • 所属:ジオン公国軍
  • 商品価格:880 円(税10%込)
  • 発売:2000年03月
  • パッケージ:HGⅠ型
  • 積みプラ解消: -6.0cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ディランザ(一般機/ラウダ専用機) 全塗装 レビュー

今回は以前レビューいたしました「HG ディランザ (一般機/ラウダ専用機)」を全塗装&水転写デカール貼付していきます。

今回も、なるべく調合しなくてもよさそうなカラーを瓶出しで塗っていきたいと思います。

純正のガンダムデカールNo.135 「機動戦士ガンダム 水星の魔女汎用3」を使用しています。

塗装レシピ

下地

サーフェイサー:「Mr.サーフェイサー1200」

今回はカラーリング的に上記のサフ一色です。

本体カラー

使用した塗料は下記になります。

※(G)はガイアノーツ、(M)はMr.カラー

本体グリーン:028 ストーングリーン(G)

本体グレーグリーン部:c36 RLM74 グレーグリーン ドイツ空軍機色(M)

カーキもマホガニーも混ぜないで100%瓶出しです

メインカメラ、バーニアなどパープル部:VO-25 マイザーパープル

胸ホワイト部:ニュートラルグレーⅠ(G)

ヒートアックスイエロー部:ガンダムカラー21 RX-78イエロー Ver.アニメカラー(M)

ここはメモし忘れていたので、おそらくです。

メインカメラブルーグリーン部:シルバー下地+048クリアーグリーン(G)

ここもおそらくレベルです。

スリット部ブラック:エナメルブラック(タミヤ)

スリットは太い物が多かったので、エナメルブラックを吹いて、はみ出たところをふき取っています。

塗装済み完成(ラウダ機)

塗装済み完成(一般機)

マスキングポイント

アクション

まとめ

今回は「HG ディランザ (一般機/ラウダ専用機)」を全塗装でレビューしてきました。

本体のグリーンは成型色と若干異なりますが、イメージ的には許せる範囲と判断しております。

調色してもっと寄せることもできましたが、いつもと同様に手間の削減と発色を優先して瓶出し100%で使用しています。

ディランザは太目のスリットが多いので、しっかりブラック入れてあげると全体的に締まります。ここは手間を惜しまず、塗ってあげた方が良いと思います。

しかし、ディランザもザクもヒートホークの黄色はシールも用意しないのは何故なのか、理由聞いてみたいです。

以上、「 HG ディランザ (一般機/ラウダ専用機)」全塗装レビューでした。

HG ゲルググ スガイ機(GQ)レビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』から「HG 1/144 ゲルググ スガイ機(GQ)」を素組で見ていきます。

機体紹介

ゲルググ スガイ機は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するモビルスーツです。

シャアによって鹵獲されたガンダムを元に開発された機体で、ジオン公国が作り出したジムといった立ち位置です。

ザクの後継機として開発されていたジオニック社の新型MSはガンダムを手に入れたことで開発は中止、結果として開発経緯はジム、名前だけ生き残って「ゲルググ」となり「GQuuuuuuX」の世界に登場しています。

スガイ機は連邦軍のスーパーユニカム(撃墜王)シイコ・スガイがクランバトルに出場するために用意された機体で白、赤、黄にリペイントされ、モスク・ハン博士の考案した「駆動系摩擦のキャンセル技術」も搭載されています。

キット紹介

キットは2025年5月3日に一般店頭商品として発売。完全新規キットのとなっています。

劇中でも印象的だった「スティグマ攻撃」を再現するためのリード線が付属します。

また、肩の魔女のエンブレムシールが付属しており、カラーリングと合わせてスガイ機を再現できます。

グレーと緑を基調とした「ボカタ機」は一月遅れ(2025年6月)で、一般店頭発売される予定となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、ポリキャップレスです。また、表記は「HG 1/144 ゲルググ(GQ)」となっており「スガイ機」の記載はありません。

Aパーツ

Bパーツ

C1パーツ

C2パーツ

D1パーツ

D2パーツ

Eパーツ

SB6

リード線

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ゲルググ スガイ機(GQ)」レビューしてきました。

非常によく動き、劇中の「スティグマ攻撃」も付属のリード線でかっこよく決まり、動かしてて楽しいキットです。

また、目新しい股関節や、可動範囲が大きくとられている肩関節、頭部側に軸を持ってきた首など、新な試みが見られる関節構造も興味深い一台でした。

バックパック部(ただし、ここは大変そう)以外の本体は、塗り分けが必要箇所も最小限(サイドアーマーの黄色ぐらい)で、素組でも十分な出来栄えになるかと思います。

また、部品点数も抑えられており、ジークアクスほど細かい部品も無いため、「GQuuuuuuX」で初ガンダムを体験して、初ガンプラに挑戦って方にも、良い選択肢になるかと思います。

ジオン軍の正式採用型のカラーリングや細部の仕様はまだわかりませんが、量産型らしく数をそろえてみたい機体でした。

以上、「HG 1/144 ゲルググ スガイ機(GQ)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 「スティグマ攻撃」が再現可能
  2. よく動き、アクションポーズもよく決まる
  3. 新しい関節構造の採用

キットの残念ポイント

  1. 動かしまくっていると外れる足首
  2. 同じくバックパック
  3. バックパックの塗装は結構大変そう

技術ポイント

  • ゲート クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根 本体側2軸ピン+腕側1軸
  • 脚部付け根 本体側固定穴+脚部側2軸ピン
  • 関節構造 ヒジ:シングル、ヒザ:二重、首:本体側ボールジョイント軸+頭部側水平軸、ボールジョイント受
  • クリヤーパーツ:ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士Gundam GQuuuuuuX
  • 型式:gMS-01
  • 名称:ゲルググ スガイ専用機
  • 搭乗者:シイコ・スガイ
  • 所属:警備会社ドミトリー クラン「CRS」
  • 商品価格:2,420 円(税10%込)
  • 発売:2025年05月03日
  • パッケージ:HG GquuuuuuX シリーズ標準
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HG 軍警ザクレビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』から「HG 1/144 軍警ザク」を素組で見ていきます。

機体紹介

軍警ザクは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するモビルスーツです。

ジオン公国から払い下げられたMS-06ザクをサイド6が治安組織「軍警察」に配備するために買い受け独自改修を行った機体です。

インストーラー・デバイスが挿入されており、武器の携帯が可能で、モノアイはピンクに発光します。

ジオンのザクから、右肩のシールドを小型化、左肩のスパイクを取り除き、共に非常回転灯が装備されています。また左前腕にも小型シールドが追加されています。

キット紹介

肩キットは2025年04月12日に一般店頭発売されています(付属のマーキングナンバーにも0412が用意されています)。

完全新規設計でGQuuuuuuXシリーズとしては2番目に発売されたキットです(シリーズナンバーは無し)。

特徴的な「警察」マークなどはマーキングシールでの再現となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材でポリキャップレスです。また、表示も全て「HG 1/144 ザク(GQ)」となっており、”軍警”や”SSP”の表記はありません。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

Eパーツ

Fパーツ

Cパーツ

Hパーツ

シール

各部組立

頭部

胸部

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 軍警ザク」レビューしてきました。

最新キットだけあって、複雑な形状も見事に消化して立体化されています。

頭部などパーツの合いがきついところもありましたが、全体的にはカチッとして剛性も高く、肉抜きなどもないしっかりした製品に仕上がっています。

現状(2025年5月1日現在)、GQuuuuuuXの公式サイトでも13種類のザクが発表されていますが、今後どこまで商品化されるかも楽しみです。キット化が待ちきれない場合は自作するのもありかと思います。

そんな、今後のバリエーションも楽しみな良キットでした。

以上、「HG 1/144 軍警ザク」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全体的にカチッとした、肉抜きもないしっかりした作り
  2. モノアイがモールド化された
  3. パトライトや「警察」の文字の演出が良い

キットの残念ポイント

  1. きれいに貼るのが(おそらく)難しそうなシール類(水転写を待つか)
  2. 頭部のパーツ接続がきつめ
  3. 上腕外装部が固定されておらず、向きがクルクルかわってしまう

技術ポイント

  • ゲート クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根 本体側固定穴+引きだし2軸、腕側ボールジョイント軸
  • 脚部付け根 本体側固定穴、脚部側3軸
  • 関節構造 ヒジ:シングル、ヒザ:シングル、首:本体側一軸+頭部側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ:パトライト

機体&キットデータ

  • 登場作品:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
  • 型式:MS-06-SSP
  • 名称:軍警ザク
  • 搭乗者:アラガ、ラゴウチ
  • 所属:サイド6 軍警察
  • 商品価格:2,200 円(税10%込)
  • 発売:2025年04月12日(土)
  • パッケージ:HG GquuuuuuX 標準
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HGUC RX-75 ガンタンク レビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダム』から「HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク」を素組で見ていきます。

機体紹介

ガンタンクは連邦軍の「V作戦」で最初に開発されたモビルスーツになります。

ただ、MSには分類されておりますが二足歩行ではなく、無限軌道による移動が採用されています。

また、腕部もマニュピレーターではなく、固定武装の4連装ボップ・ミサイルとなっています。

腹部のコアブロック(コアファイター)部に操縦手、頭部コックピットに砲撃主と二名のパイロットを必要とする(のちに頭部のみに改良)機体となっています。

TVシリーズでは最後のア・バオア・クー戦まで活躍しましたが、劇場版での活躍はジャブロー戦までで、再び宇宙へ戦場の場を移した「めぐりあい宇宙」では代わりにガンキャノンがもう一機追加配属されました。

キット紹介

キットはHGUCのNo.007として2000年の1月に一般店頭発売されています(この記事書いている時点で四半世紀)。

連邦側の機体としてはNo.001のガンキャノンに次いで2番目にキット化された形になっています。

その特徴としては、頭部キャノピーをクリアーパーツ化、キャタピラー部には軟質樹脂を使用し、よりリアルな仕上がりを目指したものとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

キャタピラ部含め、ポリキャップ以外はPS素材になっています。また、表記も全て「1/144 HG ガンタンク」となっています。

A1パーツ

A2パーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

PC-123

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

脚(キャタピラ)部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク」レビューしてきました。

オフィシャルの塗装済み完成写真見るたびに腰高だなと気になっていいましたが、実際にキットを手にしてみると、許容範囲かなとも思いました。

ただ、MGのガンタンクみると、そちらの縦横比がしっくりくるのも正直なところかと思います。

また、25年間定期的に再販が繰り返されている影響か、元々なのかは判りませんが、全体的に部品精度が低いのが気になりました。

胸のダクトの黄色いパーツや、前後のけん引用のフックパーツなどは非常に外れやすく、接着検討レベルでした。

頭部や腕部の合わせ目もすき間が伴い、仕上げにはそれなりに手間がかかりそうです。

ガンタンク需要がどれほどかは判りませんが、1/144 ガンタンクのリニューアルも必要な時期ではないかと思いました。

しかし、今手に入るガンタックはORIGINシリーズはありますが、純然たるガンタンクはこのキットのみなので、これから作成する方は持てる技術総動員で、納得の1台に仕上げていただければと思います。

以上、「HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク」のレビューでした。

Next→HGUC 008 ゴッグ

キットのグッドポイント

  1. (価格改定金額出ていませんが)魅力的な価格設定
  2. 頭部がクリアーパーツ
  3. キャタピラ部の造りが良い

キットの残念ポイント

  1. 全体バランスが気になる
  2. 同じ部品に見えるが、左右異なるパーツナンバー
  3. 部品精度が低く、外れやすいパーツ、すき間ができる合わせ目

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:本体側固定ピン+腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:ヒジ(二重?)、本体側一軸+頭部側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ:キャノピー

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:RX-75
  • 名称:ガンタンク
  • 搭乗者:ハヤト・コバヤシ、リュウ・ホセイ、アムロ・レイ、カイ・シデン、ジョブ・ジョン
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:880 円(税10%込)
  • 発売:2000年01月
  • パッケージ:HGⅠ型
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HGUC R・ジャジャレビュー(リライト)

今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダムZZ』から「HGUC 1/144 R・ジャジャ」を素組で見ていきます。と言っても既にレビュー済みの記事をリライトしたものになります。

このサイトの初期に取り上げたキットのため、今見ると少々物足りない内容でしたので、最近のフォーム準拠で写真等を追加したものになります。

機体紹介

R・ジャジャはネオジオンが開発した指揮官用試作モビルスーツです。

その設計思想はジオン公国軍のギャンを引き継ぎ、白兵戦能力を重視して開発されています。

両肩に装備されたバリアブル・シールドが特徴的で、守りと共に機動性を向上させる装備となっています。

劇中ではキャラ・スーンが使用し、マシュマーのハンマ・ハンマと共同してゼータガンダムを落とすなどの成果を上げています。

キット紹介

キットは2019年01月12日に一般店頭発売されています。

ベースキットはHGBFシリーズのR・ギャギャ、頭部とバリアブルシールドの一部に新規パーツを追加した形での商品化となっています。

ただ、一部パーツの差し替えキットですが、2015年のR・ギャギャ発売から発売にこぎつけるまでに5年ほどかかっております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材でABSは使用されていません。また表記は「HG 1/144 R・ギャギャ」と「HG 1/144 R・ジャジャ」表記、元のR・ギャギャにスイッチでパーツ追加されているランナーはダブル表記になっています。

Aパーツ

Bパーツ

C1パーツ

C2パーツ

Dパーツ

E1パーツ

E2パーツ

Fパーツ

F2パーツ

Gパーツ

PC-002

PC-7

シール

各部組立

頭部

胸部

腕部

バリアブルシールド

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 R・ジャジャ」レビューしてきました。

発売時は「R・ギャギャ」のキット化から結構待たされたな、といった感想が一番最初でした。

全体的にはスタイリッシュなプロポーションとなっています。また、色分けが必要な脚部のバーニアのイエロー部分も、ダークレッドのカバーパーツを取り外せば、マスキングしなくても比較的容易に塗り分けしやすい構造なので、ガンダムマーカーでもよいので、ぜひ塗り分けてあげたいところです。

赤の成型色も、発色がいいので素組でもいい線いってますが、カラーリングが赤と黄色と派手でおもちゃっぽくなりやすいので、トップコートや全塗装もオススメです。

ガルスJの発売もアナウンスされており、ダブルゼータに登場MSのコンプリートにも望みが出てきましたので、今のうちに棚に並べておきたい1台です。

以上、「HGUC 1/144 R・ジャジャ」のレビューでした。

Next→HGUC 221 グスタフ・カール

キットのグッドポイント

  1. しっかり展開するバリアブル・シールド
  2. 質感高い成型色
  3. カッコイイ左の平手

キットの残念ポイント

  1. 痕が残りやすいゲート
  2. 腹部のポリキャップがチラ見え
  3. バリアブルシールドと腕の重さを支えきれない腕の付根

技術ポイント

  • ゲート クサビ形Ⅰ
  • 腕付け根 胴体側:前方向引き出し式ポリキャップ、腕側ボールジョイント軸   
  • 脚部付け根 本体側:中央水平軸付き固定ピン、脚部側:3軸
  • 関節構造 ヒジ:二重、ヒザ:二重、首:本体側一軸+頭部側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:AMX-104
  • 名称:R・ジャジャ
  • 搭乗者:キャラ・スーン
  • 所属:ネオ・ジオン
  • 商品価格:2,090円(税10%込)
  • 発売:2019年01月12日
  • パッケージ:HGⅢ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HGUC MSM-07 ズゴックレビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダム』から「HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック」を素組で見ていきます。

機体紹介

ズゴックはジオン公国軍が開発した水陸両用型のモビルスーツです。

ジオンが開発した水陸両用型の中では最後発の機体であったが、その分性能は高く一年戦争終結後もジオン軍残党勢力によって宇宙世紀0096年のラプラス事変当時も使用されていました。

頭部にロケットランチャー、腕部にはメガ粒子砲と特徴的なアイアンネイルを装備し、MSMシリーズ中最高の戦闘力を有しています。

機体は水色を基調としたカラーリングとなっています。また、シャア専用としてパーソナルカラーである赤色に塗装された機体も有名です。

キット紹介

キットは1999年11月にHGUC 006として一般店頭発売されています。

シャア専用よりも先に量産型がキット化されているあたりは、個人的には好感が持てます。

キット構成はシンプルで本体のみ、シリーズ開始当初の物なのでエフェクトパーツなども付属していません。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表示は「1/144 HG ズゴック」表記です。また、A2パーツはABS製になっています。おそらくHGシリーズでは初の採用ではないかと思います。

A1パーツ

A2パーツ

Bパーツ

PC-123

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック」レビューしてきました。

蛇腹状の腕部や脚部、アイアンネイルなどズゴックの特徴をよく再現した好キットでした。

また、初期のHGのため販売価格も税込み¥770!!2025年4月の改定以降でも¥1,100とリーズナブルな価格で入手しやすいのも大きな魅力です。

ただ、その反面キットの古さもある程度許容する必要はあります。ABS素材による腕部、脚部のボールジョイント関節は全体的に緩くふにゃふにゃ感は否めません。また、各所に目立った合わせ目も散見され、きちんと仕上げようとすると、それなりに技術と時間が必要になるかと思います。

しかし、素性は良いので基本工作を確認しながら仕上げるにはよい一台だと思います。

今回作成したらRGのズゴックがどれくらい進化しているか気になりました。

以上、「HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック」のレビューでした。

Next→HGUC 007 ガンタンク

キットのグッドポイント

  1. (値上げ後でも)コスパは高い
  2. 形状は非常によい
  3. 腹部や蛇腹状の関節など、可動部多め

キットの残念ポイント

  1. しかし、蛇腹部はABS製ボールジョイントのためか関節緩め
  2. 目立つ合わせ目、段差大きめ
  3. 腕、脚の付根が外れやすい

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:本体側固定軸+ABS製ボールジョイント
  • 脚部付け根:本体側固定軸+ABS製ボールジョイント
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(シングル)、首(本体側ポリキャップ+頭部側固定軸 実質固定)
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム、機動戦士ガンダムZZ、機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:MSM-07
  • 名称:ズゴック
  • 搭乗者:カラハ少尉など
  • 所属:ジオン公国軍
  • 商品価格:770円(税10%込)
  • 発売:1999年11月
  • パッケージ:HG Ⅰ型
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HGUC キュベレイ(NO.004)レビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士Zガンダム』から「HGUC 1/144 キュベレイ」を素組で見ていきます。

機体紹介

キュベレイはアクシズがハマーン・カーン専用機として開発したニュータイプ専用試作モビルスーツです。また、機体コンセプトは一年戦争で登場したジオン公国軍のモビルアーマー「エルメス」を小型化しMSサイズに落とし込んだものになります。

羽のように見える特徴的な肩バインダーや、リアアーマーのファンネルコンテナなど印象的な外観を持つ機体となっています。

グリプス戦役後半から、第一次ネオ・ジオン抗争の終焉までハマーンと共に戦乱の中心にあったMSになります。

キット紹介

キットは1999年9月にHGUCシリーズのNO.004として一般店頭発売されています。

TV放映時は1/220のキットしか発売されず、前作のザクⅢ改同様に待望の1/144キット化でした。

ゼータ、ダブルゼータと2年にわたって搭乗していた機体にもかかわらず、1/144では発売されないのは、機体サイズの問題なのかと当時は思っておりましたが、いきなりHGUCの第四弾として登場した時は「キュベレイデルの!」って驚きと、「このシリーズ相当期待できるのでは!!」と感心した覚えがあります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材で新規になります。また、表記は「1/144 HG キュベレイ」となっています。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

E1パーツ

PC-116

ホイルシール

各部組立

頭部

胸部

ファンネルラック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 キュベレイ」レビューしてきました。

1/144としては初めてのキュベレイのキットでしたが、全体の造形やボリューム感は非常によいと思いました。

また、HGUC第4弾にて腕の付根や、胸部に可動軸が設けられたりと、ザクⅢ改までのキットからの進化も感じられて興味深い内容でした。

ただその反面、ポリキャップメインの関節が少々緩めであったり、パーツの合わせ目に微細ですがすき間があったりと基礎的な作りの部分がやはり四半世紀前のキットだなとは感じました。

ただ、どれも基礎工作である程度は解消できる内なので、キットを活かした形で塗装も含め仕上げてみたい1台でした。

白キュベレイはREVIVE版があるため、初代HGは入手しずらいですが、黒いMk-Ⅱはまだ再販されていますので、手に取ってみてはいかがでしょうか。

以上、「HGUC 1/144 キュベレイ」のレビューでした。

Next→HGUC 005 百式

キットのグッドポイント

  1. 全体的なフォルムは非常よい
  2. 腕の付根、胸部と腹部の間に可動軸ができた
  3. ファンネルが全て独立して取り外し可能

キットの残念ポイント

  1. しかし、外したファンネルのディスプレイが難しい
  2. 全体的に関節が緩め
  3. ピンクのラインシールが多い

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:胴体側ポリキャップ1軸+腕側固定ピン
  • 脚部付け根:本体固定軸+ボールジョイント
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(シングル)、首(本体側引き出し式+頭部側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:AMX-004/ MMS-3
  • 名称:キュベレイ
  • 搭乗者:ハマーン・カーン
  • 所属:アクシズ
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:1999年09月
  • パッケージ:HGⅠ型
  • 積みプラ解消: -8.0cm(パッケージの高さだけで算出)
  • 派生キット:HGUC 1/144 キュベレイMk-II

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HGUC AMX-0011S ザクIII改 レビュー

今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダムZZ』から「HGUC 1/144 AMX-0011S ザクIII改」を素組で見ていきます。

機体紹介

ザクIII改は『機動戦士ガンダムZZ』に登場したネオ・ジオンのモビルスーツです。

ザク系の最新機体として開発されたザクⅢをベースに頭部ユニット、大型スラスターを備えたバックパックにプロペラントタンク、バーニアスタビライザーの機能も備えたリアスカートなど高機動戦闘に対応した機体となっています。

マシュマー・セロが搭乗した機体はカラーリングもザクに近いグリーン系の塗装が施されています。

グレミーの反乱ではハマーン軍の主力として戦いましたが、ラカン・ダカランの率いるドーベン・ウルフ部隊との戦闘で撃墜され、マシュマーと命運を共にしています。

キット紹介

キットはHGUC 003として、1999年8月に一般店頭発売となっています。

ダブルゼータの放送時にはザクⅢは商品化されましたが、ザクⅢ改は発売されなかったため、1/144では初の立体化となっています。

また、Twilight AXIS Ver.として、2017年にプレバンから赤い機体が派生キットとして発売されています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材で、ザクⅢと共通パーツは「1/144ザクⅢ改」と「1/144 HG ザクⅢ」のダブルネーム表記。ただ、専用パーツは「1/144ザクⅢ改」となっています。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

D1パーツ

D2パーツ

Eパーツ

Eパーツ

PC-111

ホイルシール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 AMX-0011S ザクIII改」レビューしてきました。

立ち姿こそ雰囲気とらえていて、見栄えはいいですが、キット自体は古さを隠せない内容でした。

可動域は狭く、可動箇所も少ない関節。パーツ分割も洗練されておらず、合わせ目も目立ちます。

また、全体的に部品精度が甘いのか、パーツ同士のすき間や段差、モールドの甘さも気になりました。

シリーズで先行している、ガンキャノンやギャンより気になる部分が多かったのは、ザクⅢの形状がやや複雑で、立体化するのが難しいデザインなのかもしれません。

先ごろガルスJの発売がアナウンスされましたので、ダブルゼータ登場のMSが今後HGUCシリーズで立体化されると思われいます。その際にはぜひ、この四半世紀前のキットも最新フォーマットでリニューアルしてほしいと切に願うばかりです。

決して立体物の多くないザクⅢですが、その決定版を見てみたいと思っております。

以上、「HGUC 1/144 AMX-0011S ザクIII改」のレビューでした。

Next→HGUC 004 キュベレイ

キットのグッドポイント

  1. 胸部と腹部の間に前屈再現の可動軸搭載
  2. 端折ることなく、ボリューム感があるプロポーション
  3. フロントスカートのビームキャノンの展開も再現

キットの残念ポイント

  1. 可動箇所、可動域共に最低限
  2. 腕、脚、バックパックと目立つ合わせ目が多数
  3. 全体的にパーツ精度が甘い(隙間やモールドなど)

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:本体側固定ピン+腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:本体固定軸+ボールジョイント
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、頭部側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:AMX-011S
  • 名称:ザクⅢ改
  • 搭乗者:マシュマー・セロ
  • 所属:ネオ・ジオン
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:1999年08月
  • パッケージ:HGⅠ型
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)
  • 派生キット HGUC 1/144 ザクIII改 (Twilight AXIS Ver.)(プレバン限定)

ガンプラ進化論 (HG ガンキャノン編)Ver.2.0

記念すべき「ガンプラ進化論」の第一回、ガンキャノン編ですが、HGシリーズナンバー”001”のガンキャノンの見組立が手に入り、素組の状態でHGUC No190、ククルスドアン版と比較が可能となりましたので、記事のアップデート行います。

未塗装、未加工、シールなしの状態で3機を見比べていきたいと思います。

使用キット

HGUC ガンキャノン(HGUC 001 1999年5月発売)

HGUC ガンキャノン(HGUC 190 2015年6月発売)

HG ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版 2023年05月20日発売)

ドアン版は元デザインがTV版ガンキャノンとは異なるため、今回の比較対象として入れるべきか少し悩みましたが、最新HGキット(2016年発売のORIGINシリーズ、ガンキャノン最初期型がベースですが)ですので、取り上げることにしました。

また、今回初代ガンキャノンは素組状態に入れ替えていますので、成型色の違いなども確認いただければと思います。

形状比較

本体

左から初代、リバイブ、ドアン版になります。

ビームライフル

平手

ちなみに初代(No.001)はこの左右の平手と、右はライフル用、左は通常の平手のみで、握り手がありません。

クリアーパーツ

可動域

ヒジ関節

腕の付け根

ヒザ関節

脚付け根

腰アーマー

ポージング(ふく射)

劇中では、初期の頃にしか出てこないこの体制ですが、オープニングの影響が強いためか、バンダイはキットにもこのポーズをとらせたいという意志が強いです。

ディティール

足裏

キャノン砲接続部

スプレーミサイルランチャー

カラーリング

成型色は、初代<REVIVE版<ドアン版の順で赤が濃くなっていいます。

同じ赤でもREVIVE版はシャインレッドの比率が高いのですが、グレー少量の追加があったり、初代のホワイトには蛍光グリーン10%の混色指示など、色味の方向は一緒でも混ぜ合わせカラーは異なっています(ガンダムカラー指定も懐かしい)。

ただ、REVIVE版では肩や脚のグレーとキャノン砲やライフルのグレーが同一色にされているのは少し疑問です。劇中見る限り、明らかに違う色ですからね(参考までにこちらのMG全塗装もよろしければ)。

シール

まとめ

今回は「HGガンキャノン」の進化をみてきました。

HGUCシリーズの記念すべき第一弾であった分、その後のシリーズの進化に”おいてかれていた感”がありましたが、REVIVE版でアップデートされたことにより、最新フォーマット準拠のものとなっておりました。

特に関節の可動範囲と頭部バイザーのクリアーパーツ化の効果は大きいと感じました。

しかし、初代HGのすべてが劣っているかと言えば、決してそうではなく、マッシブなプロポーションや大き目の頭部などは昭和ファースト世代の筆者などには一番しっくりくると再確認もできました。

足りないところも多々ありますが、侮りがたいキットでした。

今後のキットデザインがどういった方向に進むかはわかりませんが、可動範囲や色分け、細かなモールドなどの進歩は改めて知ることができました。

以上、「ガンプラ進化論 HGガンキャノン編」(Ver.2.0)でした。

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HGUC RX-77 ガンキャノンレビュー

今回は機動戦士ガンダム(ファースト)から「HGUC 1/144 RX-77 ガンキャノン」(NO.001)を素組でレビューしていきます。

ガンプラ進化論の記事を書いていて、発売順に進化過程を順に追ってみたいと感じたので、できる限り四文字HGシリーズのNO.001から順に追ってレビューしていこうと思っています。

途中で新製品や他のシリーズなどに脱線することもありますが、既にレビュー済みの記事はそのままで、抜けているところを順次埋めていく予定です。

機体紹介

RX-77 ガンキャノンは連邦軍の「V作戦」の元、ガンダム、ガンタンクとともに開発された中距離支援型のモビルスーツです。

パイロットと戦闘データの帰還率を上げるため、コックピットはコアファイターシステムを搭載していいるのも三機共通となっています。

ホワイトベースで運用され、サイド7からア・バオア・クー戦まで戦い抜いた機体となっています。

また、劇場版ではジャブロー戦以降の第13独立部隊では2機の運用となり、機体ナンバー108にカイ・シデン、109にハヤト・コバヤシが搭乗していました(ア・バオア・クー戦の 203は搭乗者・所属不明)。

キット紹介

キットは記念すべきHGUC第一弾として、1999年5月1日に一般店頭発売されています。それ以前もHGブランドはありましたが、HGUC(ユニバーサルセンチュリ)として新シリーズのトップバッターを任されているキットとなります。

四半世紀続いているシリーズの原点だと思うと、感慨深い一台です。

また、キット解説曰く「カトキハジメ氏によるリニューアルデザインで、リアルに3D化した組み立てキット」のコンセプトで、劇中イメージを再現した「メモリアルアクション」の再現や、マーキングシールも付属した内容となっております。 

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材で「1/144 HGガンキャノン」表記です。ポリキャップとシール(2種)が付属します。

A1パーツ

A2パーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

PC-120

ホイルシール

マーキングシール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 RX-77 ガンキャノン」レビューしてきました。

記念すべきHGUC第一弾のキットで既に発売から四半世紀経過したものでしたが、見どころがたくさんあるキットでした。

全体の造形は肩部分が若干小さい印象でしたが、今見ても非常によくできていて十分通用するものではないかと思いました。

ただ、ヒジ関節の可動域や、固定ピンの腕の付根などのポージングの狭さや、頭部、肩、足首などにできる大きな合わせ目、そして何よりバイザー部分がシール対応など、時代を感じる部分も多々ありました。

個人的には、合わせ目は自分で消して、関節は目をつぶるとして、バイザーがクリアーパーツなら、もっと商品寿命が延びて、REVIVE版の発売がもっと遅くなっていた又は、まだ無かったかもと思っています(ノーマルジムはまだ現役ですからね)。

古さは感じますが、立体物のガンキャノンとしてはまだまだ現役と感じるこのキット。今からの入手は難しい(エコプラはありますが)ですが、機会があればHGUCの原点をぜひ味わってみてほしいと思います。

以上、「HGUC 1/144 RX-77 ガンキャノン」のレビューでした。

Next→HGUC 002 ギャン

キットのグッドポイント

  1. 全体的なプロポーションは設定画に近く好感が持てる
  2. スタンダードな作りだが、ヒジ以外の関節可動域もそれなりに確保
  3. 部品数や価格とキットの出来上がりのバランスが良い

キットの残念ポイント

  1. ハンドパーツの設定がイマイチ
  2. 頭部、足首、キャノン砲などパーツ合わせ目がそれなりに目立つ
  3. バイザーがクリアーパーツであったなら

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:本体側固定ピン+腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:本体固定軸+脚側ボールジョイント
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、本体側一軸+頭部側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:RX-77
  • 名称:ガンキャノン
  • 搭乗者:カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ
  • 所属:地球連邦軍 第13独立部隊
  • 商品価格:880円(税10%込)
  • 発売:1999年05月01日
  • パッケージ:HGⅠ型
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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HG GQuuuuuuX(ジークアクス)レビュー

今回は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』から「HG 1/144 GQuuuuuuX」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の主役機、マチュが操縦する謎の最新鋭モビルスーツ。ポメラニアンズの所属機としてクランバトルに参加する。これ以上の情報はまだ秘密です。

キット紹介

キットは劇場版公開に合わせて、2025年1月17日に一般店頭発売となっています。

言われなければMSだとは判らないぐらい、今までとは全く異なるデザインとなっています。

HGの通しナンバーはなし、今後の商品展開も現時点では何も開示されていない状況です。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、表記は「HG 1/144 GQuuuuuuX」となっています。当然ながら全て新規パーツになっています。またポリキャップレス仕様です。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

Eパーツ

Fパーツ

Gパーツ

ホイルシール

マーキングシール

各部組立

頭部

バイザーオープン状態と非展開状態の頭部2種で差し替えとなります。

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

謎パーツ

素組完成

ギミック&可動

(おそらく)コアファイター

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 GQuuuuuuX」レビューしてきました。

全く新しいデザインのGUNDAMに合わせて、キットの方も今までのHGとは一線を画す内容となっていました。

何しろ部品が細かく多い!!

しかし、それでもシール多用、さらにシール貼っても設定のカラーリングを全て網羅することは出来ずと、ちゃんと仕上げようともったらかなりハードルの高い1台だと感じました。

シールの使用やどこまで塗装するかなど、仕上げのゴールをきちんと見極める必要があるかと。

ただ、素組でも機体の特徴は良くとらえられており、よく動き、今回のレビューでは未使用ですが、保続のシール使用するだけでも、満足いく一台にはなるのではとも思います。

反面、パーツの細かさは初心者(一応対応年齢は8歳以上)にはとっつきにくいかもしれません。

よく切れるニッパーとピンセットなどの工具は最低限必要かと思います。

以上、「HG 1/144 GQuuuuuuX」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 非常によく動きポージングもしやすい
  2. うまく切ると跡がほとんど残らないゲート
  3. HGとは思えないパーツ数

キットの残念ポイント

  1. しかし、パーツが細かすぎて初心者にはハードルが高いかも
  2. 胸の六角形、腹部の四角形のオレンジラインのモールドが無い
  3. 部分塗装も含め、塗装するのはかなり大変そう

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:本体側 2軸ブロック、腕側 ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 固定穴、脚部側 ボールジョイント+2軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(シングル)、首(頭部1軸、首付け根ボールジョイント、胸部ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士Gundam GQuuuuuuX
  • 型式:gMS-Ω
  • 名称:ジークアクス
  • 搭乗者:アマテ・ユズリハ
  • 所属:ポメラニアンズ
  • 商品価格:2,200円(税10%込)
  • 発売:2025年01月17日
  • パッケージ:GQuuuuuuXシリーズ標準(かな?)
  • 積みプラ解消: -7.0cm(パッケージの高さだけで算出)

コラム 2025年ガンプラ新製品(かってに)予想

新年あけましておめでとうございます! 年始恒例のガンプラ新製品予想を”あくまで”個人的見解”で、2025年も行っていきたいと思います。

また、旧年中も多くの方に当サイトを訪問いただき、大変感謝しております。

あいかわらず更新速度の遅いサイトではありますが、本年も何卒、よろしくお願いいたします。

なお、あくまで個人的な勝手予想なので、寛容さをベースに気楽に優しい気持ちでお読みいただければ幸いです。「寛容になりましょぉ~」

2024年の市況と予想の答え合わせ

市況

2024年はなんといっても1月に公開された劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のインパクトが非常に大きい一年でした。

一般販売のHGだけでも14種(25年発売のズゴック含む)、RG2種にプレバン商品5種とかなりのリソースが投入されていたのではと思われます。

また、SEED FREEDOM商品以外でも、HGUC Zシリーズコンプリート(サイコガンダムは25年発売ですが)なども達成され、なんとなく一段落した印象がある2024年でした。

ただ、品不足は相変わらずで、いつものメンバー(イツメン)のガンダムタイプは量販店の棚に週間単位でとどまる様になってきましたが、それ以外は相変わらず半日持つか持たないかといった状況でした。

2024年かってに予想」の答え合わせ

ここからは、昨年のガンプラ新製品予想の答え合わせを行っていきます。

24年の敗因はSEED FREEDOMのここまでの盛り上がりが予想できず…

MGEX

  • ガンダム試作一号機GP-01
  • 陸戦型ガンダム
  • ガンダムダブルオー  

すべて外れ、MGEX自体の新製品がなし

MG

  • ドム系(リニューアル版)バリエーション →外れ
  • ゼータプラス 1.5 →外れ
  • ジムⅢ →外れ

HG

  • ボルトガンダム →外れ
  • イージスガンダム →外れ
  • ハイドラガンダム →外れ
  • シャア専用高機動型ザク →外れ
  • ハイザックカスタム →当り
  • ギャンシュトローム →当り


RG、FM

  • RG シャア専用ゲルググ →外れ
  • RG クロスボーンガンダムX3 →外れ

MGEX抜いた数字で、2勝9敗 勝率.182でした

2025年ガンプラ新製品や市場の傾向は?

今年の期待はなんといっても、新工場稼働!

どれくらい供給量が改善されるかは不明ですが、少なくとも今よりは増えることを期待したいところです。

また、大きなトピックスとしてはガンプラ初の価格改定(2025年4月発送分より)が実施されます。

ただ、こちらはいい方に解釈して、今まで採算が合わずに再生産が見送られていたキットも、再販品対象となり、久々に出会えるのでは?と個人的には期待しています(MGジムカスタムあたり希望です)。

あとは新シリーズ、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』がいつから、どんな媒体で展開するのかで(特に)前半へ影響があるのではないかと思います。

勝手に、2025年のガンプラ新製品予想

では、205年ガンプラ新製品予想をしてみたいと思います。

HG

「アルトロンガンダム(TV版)」が無事発売されたので、TV版Wシリーズは一応完結。

ただ、トールギスやエピオンあたりは今後発売される可能性もあるような気はます。

また、Gガンダムシリーズは昨年の予想が外れ、シャッフル同盟では「ボルトガンダム」を残すのみとなっています。流石にここまで来て見送りは無いと信じたいので、この辺りは固いかと。

ジェミナス関連は今年こそ「ハイドラガンダム」と予想

こちらも毎年言っていますが、ガンダムSEEDの初期GAT-Xシリーズのリニューアル化が始まっても良いのではと。予想外の展開でデュエルとバスターのリニューアルが実施されたので、HGBFのイージスナイトも合わせてブリッツ以外の基本設計は終わっているので、何時プレバンで販売されてもおかしくはないかと。

HGUCはZシリーズが完結したので、今後の展開が読みずらいです。ダブルゼータに進出するのか(ガザD、ガゾウム、ガルスJなど)、ただ「Dガンダムファースト」なんて斜め上からのキット化もあるので、予測不能な面もあります(個人的にはF91関連が欲しいところですが)。

MG

MGはすでに発表されていますが、鉄血から「ガンダムヴィダール」が3月に発売を控えております。

一般店頭発売の無印MGとしてはリックドム以来3年ぶり(!)の新作。追加展開も十分予想されるので、「ガンダムバエル」も準備されているのではと。

また、1年遅れでSEED FREEDOMからマイティストライクフリーダムガンダム辺りを期待しちゃいます。

2年周期で新作が発表されていがMGEXは昨年動きが無かったため、マイフリはこちらの枠かもしれません。

昨年、MGEX枠で予想でとしていた「ガンダムGP-01」と、「旧ザク」、「ゼータプラス」をリニューアル期待枠として、「ドムのバリエーション」、「ジムⅢ」はプレバン確定枠で予想していきます。

RG

昨年はまさかの「RX-78ガンダムVer.2.0」で、RGもバージョンアップ対象になったことを知った1年でした。

また、RGもアカツキにインパルスSpecⅡとSEED FREEDOM勢が中心、その前はW系だったので、既に発表されている「シャイニングガンダム」ともう1機種出るならば、UC枠ではないかと。ゲルググか百式、ダブルゼータあたりだと嬉しいです。

あと、今年もプレバン限定で「クロスボーンガンダムX3」と予想します。

FULL MECHANICS

もはや予想不能です。色変え、装備換えでプレバン展開か、あっと驚く何かか、何が出てきてもおかしくないシリーズで、(良くも悪くも)先が見えません。

まとめ

MGEX or MG

  • マイティストライクフリーダムガンダム

MG

  • ドム系(リニューアル版)バリエーション
  • ジムⅢ
  • ゼータプラス (リニューアル)
  • ガンダムGP01(リニューアル)
  • 旧ザク(リニューアル)
  • ガンダムバエル

HG

  • ボルトガンダム
  • イージスガンダム
  • ハイドラガンダム
  • 量産型キュベレイ

RG

  • RG 百式
  • RG クロスボーンガンダムX3

FULL MECHANICS

  • ゲーマルク
  • カオスガンダム

予測不能な2025年、世情もますます不安定な方向へ進んでいますが、

引き続き、本年もよろしくお願いいたします。

HGBF ガンダムトライオン3 全塗装 レビュー

今回はレビュー済の「HGBF ガンダムトライオン3」を全塗装していきます。

普段はなるべく完成見本写真に寄せておりますが、先ごろ発売されました超合金魂のカラーリングを参考にして少し遊んでみました。

ビルドシリーズなので、こういった楽しみ方には向いていると思います。

今回もなるべく調合しないで瓶出しカラーで進める予定です。

塗装レシピ

下地

サーフェイサーはGSIクレオスの「Mr.サーフェイサー1200」と、黄色と赤の下地には「Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ピンク」、金部分の下地には「Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック」を使用しています。

各カラーの使用した塗料は下記になります。

※(G)はガイアノーツ、(M)はMr.カラー

本体ブルー:039 プライマリーメタリックブルー(G)

超合金風に濃いブルーも考えましたが、劇中見返してみて、メタリックかパールの光沢仕上げにしたいと思い、チョイスしています。

当初は「VO-104 パールマーズダークブルー」で塗ってみたのですが、暗めに仕上がり&紫寄りだったため、ストレートにメタリックブルーにしています。もう1トーン暗めのMr.メタリックカラーのGX216 GXメタルダークブルーとで悩みました。

また、クリアーコートは光沢だとやりすぎ感がありそうだったので、半光沢仕上げです。

濃いブルー:004 ウルトラブルー(G)の上にGX103 GXディープクリアブルー(M)

イメージは濃いめのインディブルーだったのですが、しっくりくるのが無かったので、ウルトラブルーを吹いてから、GXディープクリアブルー重ね吹きして調整してます。ただ、後からVO-09 マーズダークブルー(G)でもよかったのでは?と。こちらはつや消しです。

赤:GP-02p パールプレミアムレッド

レッド部分もキラキラ感を出したかったので購入はしたものの、もったいなくて使っていなかった、「パールプレミアムレッド」使用しています。

ここもメタリックブルー同様に半光沢仕上げです。

黄色:C-329 FS13538 イエロー(M)

濃い黄色にしたかったので、こちらをチョイス。また、こちらは元々航空機色でアメリカのブルーエンジェルスのイエローになります。クリアーはつや消しコートです。

白:VO-105 パールマーズライトグレー(G)

同じシリーズのVO-101 パールコールドホワイトと迷いましたが、グレーにしております。

ただ、つや消し仕上げにしたため、パール感は薄れています。

ゴールド①:GX210 ブルーゴールド(M)の上から010 ブライトゴールド(G)

リクトライオンの頭部と、ソラトライオンのくちばしは少し派手さが足りない印象だったので、重ね塗りしてます。

ゴールド②:GX210 ブルーゴールド(M)

①以外の金色部分はGX210 ブルーゴールド(M)のみです。

ゴールド部分は①も②も光沢仕上げです。

ライオン牙:VO-101 パールコールドホワイト

牙はパールホワイトです。シルバーメタリックでもよかったかもしれません。光沢仕上げです。

メタリックグレー:VO-04 フレームメタリック(1)(G)

最初はMr.カラーの黒鉄色で塗ったのですが、若干気に入らなかったので塗り直しています。

つや消し仕上げになっています。

センサー類:下地シルバー+108 蛍光ブルーグリーン(G) ツインアイは045 クリアーイエロー(G)

どちらもキャンディ塗装しています。光沢仕上げです。

ビームエフェクト:ガンダムマーカーEX トランザム ホロレッド

ホロカラーで変化つけています。

塗装済み完成

マスキングポイント

頭部

リクトライオン頭部

シールド

リクトライオンの爪

ソラトライオンの爪

アクション

ソラトライオン

リクトライオン

ウミトライオン

まとめ

今回は「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」を全塗装でレビューしてきました。

普段はなるべく、組立説明書の指定色に寄せて全塗装行っていますが、今回は劇中イメージ&超合金魂カラー(参考)で塗ってみました。

超合金魂の見本写真(発売前)に触発され、ライオンの頭を金色にしたいってのが事の発端となっていました。

ただ、ライオン頭部はもっとギラギラの金色にしたかったのですが、単色では思った色にならず、メッキシルバーなどを駆使してキャンディーコート作業が必要だったようです。

実際の塗装作業は、全体のパーツ数も色数も多く思ったより大変でした。また、メタリックやパールカラーは複数回の塗り重ねも行ったので完成までの時間をさらに要することになりました。

失敗や反省点も多々ありました。ただ、4万円の超合金はなかなかハードルが高いので、スケールダウンはしていますが、HGでそれなりに気分は味わえたかとは思っています。

以上、「 HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」全塗装レビューでした。

HGBD:R ネプテイトウェポンズ レビュー

今回のガンプラレビューは「HGBD:R 1/144 ネプテイトウェポンズ」をレビューしていきます。先にレビューしました「HGBD:R ネプテイトユニット」に装備して素組で見ていきます。

機体紹介

ネプテイトウェポンズは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に登場した、ネプテイトガンダムの装備になります。

他のウエポンズとは異なり、特殊巡行を目的とした拡張機能ユニットになっています。

バックパックと両腕で、スターゲイザーを彷彿とさせるヴォワチュール・リュミエールを展開することができます。

キット紹介

キットはネプテイトユニットと同時に一般店頭で2020年7月に発売となっています。

ネプテイトガンダムの特徴的なリングを再現するバックパックと腕部ユニットが主な内容となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表記は「HG1/144 ネプテイトウェポンズ」です、また素材は全てPS素材になっています。

H2パーツ

H3パーツ

I2パーツ

I3パーツ

シール

各部組立

腕部ユニット

バックパック

オプション

素組完成

ネプタイトガンダム

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 ネプテイトウェポンズ」をレビューしてきました。

このウェポンセットの装備ありきの機体なので、やっと完成した感があります。

やはり、ネプテイトガンダムは背中に円しょってなんぼ、といった感想でした。

他のキットにも接続パーツ使用してバックパックに背負わすことはできても、ヴォワチュール・リュミエールまできれいに再現できるとは限らないので、やはり専用装備の色合いが強いとも感じました。

ヴォワチュール・リュミエールの下部のスライドによる展開ギミックはかなり気に入りました。

これにくわえて、きれいな円が再現できる点は評価が高いキットでした。

以上、「HGBD:R 1/144 ネプテイトウェポンズ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. きれいに展開できるヴォワチュール・リュミエール
  2. 下端のスライドギミックが良い

キットの残念ポイント

  1. ウェポンズもサタニクスより高価
  2. プラネッツシステム以外のキットでは、ヴォワチュール・リュミエールが再現できない場合が多そう

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:なし

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE (2nd Season)
  • 型式:-
  • 名称:ネプテイトウェポンズ
  • 搭乗者:-
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:770円(税10%込)
  • 発売:2020年07月18日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R ネプテイトユニット レビュー

今回のガンプラレビューはビルドダイバーズRe:RISEから「HGBD:R 1/144 ネプテイトユニット」を素組で、別売のコアガンダムII(G-3カラー)に装着してみていきたいと思います。

機体紹介

ネプチューンアーマーとコアガンダムが合体した形態が「ネプテイトガンダム」となっています。

本機は戦闘用ではなく、長距離移動を目的とした特殊巡行形態となります。

そのため、腕部と背面部に惑星間推進システムの「ヴォワチュール・リュミエール」(スターゲイザーに装備されているもの)が搭載されています。

また、機体名は海王星(ネプチューン)と8番目(エイト)の機体を合わせた形になっています。

キット紹介

キットはネプチューンアーマーとコアハンガーⅡの構成になっており、コアガンダムⅡ本体や専用ウエポンは付属しておりません。

そのため、コアガンダムⅡとネプテイトウェポンを別途調達する必要があります。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツはプラネッツシステム2と共通部品に専用パーツを追加しタイル構成になります。

また、素材は全てPS素材です。

Bパーツ

Dパーツ

グレー 「HG 1/144 プラネッツシステム2」表記 コアハンガーやハンドパーツです。

F1パーツ

H1パーツ

I1パーツ

シール

各部組立

コアハンガーⅡ

頭部、胸部、腰部、手の甲部 各アーマー

脚部パーツ

腕部パーツ

素組完成

今回は単品発売されております、「コアガンダムⅡ(G-3カラー)」とガンダムベース限定の「コアガンダムⅡ(ロービジカラー)」に装着しております。本体カラーの違いによる印象の違いを確認いただけwれ場ともいます。また、ウェポンセットは使用していません。

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 ネプテイトユニット」レビューしてきました。

安定のプラネッツシステムなので、合体ギミックもよくできており、楽しめる内容となっております。

また、この機体特有のイエローのラインもシールが用意されており、他のアーマーとは異なる印象となっています(レビューでは使用していませんが)。

ただ、今回のネプテイトガンダムはウエポン(武器ではないですが)装備ありきの機体なので、セットで販売してもよかったのではと思います。

なにしろ、完成写真やボックスアートもほぼウエポンシステム装備状態となっているため、単体での装着率は非常に低いのではと思います。

商品構成としては、若干の疑問は持っておりますが、プラネッツシステム自体はなかなか楽しいので、ぜひ手に取ってみてほしいと思います(比較的入手もしやすいですし)

以上、「HGBD:R 1/144 ネプテイトユニット」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. コアハンガー形態がカッコイイ
  2. 他のアーマーにはないイエローライン

キットの残念ポイント

  1. ウエポン装着ありきの機体ならセットでもよかったのでは
  2. 実はサタニクスユニットより¥50(税別)お高い(シール分?)
  3. コアディフェンサーとコアスプレーガンの行き先がない

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形ゲートⅡ
  • 腕付け根:使用コアガンダム準拠
  • 脚部付け根:使用コアガンダム準拠
  • 関節構造:使用コアガンダム準拠
  • クリヤーパーツ:-

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
  • 型式:PFF-X7Ⅱ/N8
  • 名称:ネプチューンユニット
  • 搭乗者:クガ・ヒロト
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:990円(税10%込)
  • 発売:2020年07月18日
  • パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R コアガンダムII (G-3カラー) レビュー

今回のガンプラレビューは「HGBD:R 1/144 コアガンダムII(G-3カラー)」を素組で見ていきます。

機体紹介

コアガンダムⅡは「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」の2nd Season(14話~)に主人公クガ・ヒロトがエルドラでの戦闘をもとにコアガンダムの総合性能向上を目的に作成した機体です。

最大の特徴はコアフライヤー形態へ変形し、単独での高速飛行が可能になったことです。

プラネッツシステムにも対応しており、ユーラヴェンガンダム以前のアースアーマーなど既存のアーマー類も使用することが可能になっています。

ちなみに本編にG-3カラーの登場はありません。

キット紹介

キットはユーラヴェンガンダムに付属していた、「コアガンダムⅡ」を単体で商品化したものになります。また、商品化にあたって本体カラーをバリエーション化し、本キットの「G-3カラー」と同時に濃紺基調の「ティターンズカラー」も同時に発売されています。

各種アーマーは付属せず、別売りのアーマー単体キットなどを使用する前提となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

関節やフレーム部分(Cパーツ)はコアガンダム(Ⅰ)と共通です。また、ポリキャップ以外の素材は全てPS素材です。

Aパーツ

Cパーツ

Dパーツ

PC-002

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

コアハンガーⅡ

素組完成

ギミック&可動

アクション

変形(コアフライヤー)

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 コアガンダムII(G-3カラー)」をレビューしてきました。

相変わらず、小さいながらもよく動き、変形もする、プレイバリューの高い内容でした。

グレー基調の本体カラーは、ロービジカラーほど暗すぎもせず、どのアーマーにも合いそうないい感じの色合いでした。

ただ、別売りのアーマー単体や本体+アーマーセットが必要となるため、フルで楽しもうとすると、それなりに金額がかかったりする点は少々気になりました。

しかし、組み合わせの自由度や、色も含めたバリエーションで楽しむ要素は、他のガンプラではあまり味わえない点になるので、もっと多くの人に手に取ってもらいたいとも思う1台でした。(個人的にはプラネッツシステム結構、気に入っています)

以上、「HGBD:R 1/144 コアガンダムII(G-3カラー)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全身よく動く
  2. 小さいながらもまとまりの良い変形
  3. 大型シールド持っていても自立可能

キットの残念ポイント

  1. しかし、シールドを背中に装着だと3点接地になる
  2. 別売りのアーマー+ウェポンと完成までには3商品も購入が必要になる
  3. シールドを腕に持たせるときのマウント部はもう少し工夫が欲しかった

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル(部分的に細め)
  • 腕付け根:胴体側 上方引き出し式ポリキャップ+スライド機構、腕側 ボールジョイント軸
  • 脚部付け根:本体側固定軸、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(シングル)、首(ストレート両端ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:胸部コア、ビームサーベル

機体&キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
  • 型式:PFF-X7Ⅱ
  • 名称:コアガンダムⅡ
  • 搭乗者:クガ・ヒロト
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:1,210円(税10%込)
  • 発売:2020年12月26日
  • パッケージ:HGBD:R標準
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:ユーラヴェンガンダム

HGBF ガンダムトライオン3レビュー

今回は から「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」はガンダムビルドファイターズトライに登場した機体です。

ガンプラ心形流の門下生、サカイ・ミナトがダブルゼータガンダムをベースに作り上げたガンプラです。

その最大の特徴は3機のトライマシンが合体することで、3機分の粒子エネルギーを1機に集約することで実現した、高機動、重装甲、趙火力で、まさに「最強機動」と呼ぶにふさわしい機体となっています。

そして、この機体とサカイ・ミナトは天王寺学園のチーム「ビルドダイバーズ」に所属し、「全日本ガンプラバトル選手権」中高生の部を席巻しました。

キット紹介

HGビルドファイターズシリーズのNO.038として、2015年06月06日に一般店頭発売されています。見ての通り、ベースキットは「HGUC ダブルゼータガンダム」ですが、ダブルゼータとは異なる合体変形機構が与えられています。

また、大型武装の「超咆剣ハイパーミノフスキー」が新規パーツで付属しています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはA~Fが「HGUC 1/144 ZZガンダム」表記、G~Lが「HG 1/144 ガンダムトライオン3」表記、それにエフェクトランナーとポリキャプなどになっています。

また、素材はPS素材とABS素材が混在しております。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

Eパーツ

Fパーツ

Gパーツ

Hパーツ

Iパーツ

Jパーツ

Kパーツ

Lパーツ

EF1パーツ

SB1パーツ

PC-132

PC-7

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

コア・ファイター(おまけ)

余剰パーツ

素組完成

ギミック&可動

アクション

分離・合体

リクトライオン

ソラトライオン

ウミトライオン

比較

まとめ

今回は「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」レビューしてきました。

ガンダム×スーパーロボットといったコンセプトで、ダイターン3のような腰部デザインに、ダルタニアスのような胸部のライオンヘッド、ベース期待とは異なる変形合体に、必殺の大型武装「超咆剣」とビルド系ならではのキットでした。

惜しむらくは、ヒジや脚の付け根の行動息の狭さなど、ベースキットのダブルゼータでの弱点をそのまま引き継いでいる点でした。アクション性も高い機体なので、もう少し動かしたいところでした。

ただ、HGUC ダブルゼータ最大の問題点だった、左の平手が追加されたことは非常に喜ばしい変更点でした。たかが左手首ですが、ダブルゼータ用にもう1機買い足したいぐらいの変更点でした。

こんなのアニメチックなロボットはモビルスーツじゃないだろと、なんて硬いことは言わずに、素直に楽しみたい1台でした。

以上、「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. ダブルゼータの泣き所だった、左の平手、右の握り手が追加された
  2. ベースのダブルゼータとは異なる変形フォームを採用
  3. ハイパーミノフスキー・トライザンの豪快な長さ

キットの残念ポイント

  1. ベースキット同様、ヒジの可動域が狭い
  2. 同じく股関節ももう少し余裕が欲しかった
  3. ライオンの瞳はシールではなく色分け(クリアーパーツなど)にしてほしかった

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:胴体側1軸ピン、腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:胴体側 固定ボールジョイント軸、脚側ボールジョイント受けポリキャップ+1軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(胴体側1軸、頭部側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ソード刃、各種ビームエフェクト、ソラトライオンウイング部

機体&キットデータ

  • 登場作品:
  • 型式:最強機動
  • 名称:ガンダムトライオン3
  • 搭乗者:サカイ・ミナト(リクトライオン)、イサカ・ヒデオ(ソラトライオン)、サトウ・ハルト(ウミトライオン)
  • 所属:天王寺学園 チーム「ビルドバスターズ」
  • 商品価格:3,080円(税10%込)
  • 発売:2015年06月06日
  • パッケージ:HGBFシリーズ標準
  • 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:HGUCダブルゼータガンダム

HG スコープドック 全塗装(メルキア軍カラー) レビュー

今回は以前レビューいたしました「HG スコープドック」を全塗装していきます。

ただ、今回は成型色カラーではなく、メルキア軍のパープルカラーで仕上げていきます。

今回も、なるべく調合しなくてもよさそうなカラーを探して瓶出しで塗っていきたいと思います。

塗装レシピ

サーフェイサーは全てMr.サーフェイサー1200を使用しています。

また、本体塗装はガイアノーツのボトムズカラーを使用しています。ガイアノーツの特設ページで指定されている通りに塗装しています。

以下は使用した塗料です。

本体パープル部:AT-10 パープル

本体薄いパープル部:CB-06 ライトブルーグレー(ダグラムカラー)

バイザー部:AT-03 ブルーグレー

ターレット、ライフル銃身部:AT-04 パープルグレー

ライフル本体部:AT-05 ダークブルー

以上となっています。

それぞれ塗装後に「スミ入れ塗料(ブラウン)」でスミ入れ(ライフルブルー部はブラック)しています。

デカール貼ってから「GSIクレオス Mr.スーパークリアー UVカット つや消し」で仕上げています。

塗装済み完成

マスキングポイント

アクション

まとめ

今回は「HG スコープドック」をメルキア軍カラー全塗装でレビューしてきました。

成型色とは異なるメルキア軍のパープルカラーでの塗装でしたが、ガイアノーツのボトムズカラーシリーズを使用することで、かなり手軽に色変更ができました。

薄い紫部分はもう少し紫寄りの方が良いのではとも思っていましたが、塗装後はあまり気になりませんでした。

ただ、全塗装を行うと、関節という関節が硬くなり、ポージングは一苦労でした。

そのため、可動ピンはマスキングやヤスリで整えるなりを行った方が良いと思います。

そのうち、ラウンドムーバー装着タイプがプレバンから販売されそうな気もしますが、お手軽にできるバリエーション展開なので、オススメです。

バンダイさんも、色変えだ、拡張キットだで気軽に楽しんでと思っているのではと考察しています。

以上、「HG スコープドック」をメルキア軍カラー全塗装レビューでした。