今回のガンプラレビューは機動戦士ガンダムSEED DESTINYから「HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダム」を素組で見ていきます。
機体紹介
インフィニットジャスティスは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツで、ジャスティスガンダムの後継機です。クライン派の試作型モビルスーツとして非政府組織ターミナルが開発しました。
ヴァリアブルフェイズシフト装甲やハイパーデュートリオンエンジンといった最新技術を搭載しています。また、近接戦闘能力に優れており、脚部にビームブレイドや、背部に分離可能なリフター(ファトゥム-01)を装備しています。
さらに、本機はストライクフリーダムガンダムとの連携を重視しており、キラ・ヤマトの提言によってパイロットのアスラン・ザラ用にカスタマイズされています。
最終戦においてはミネルバを撃沈し、レクイエム本体を破壊する活躍を見せています。
キット紹介
HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダムはHGCE No.231として
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
パーツ表記は全て「HG 1/144 インフィニットジャスティス」表記です。また、ポリキャップレスで素材も全てPS素材になります。
シール
各部組立
頭部
胸部
バックパック(ファトゥム-01)
腕部
腰部
足首
脚部
武装
素組完成
ファトゥム-01
ギミック&可動
リアスカートあげてから、軸部分を開いて外側の軸受けに再接続します。
アクション
比較
まとめ
今回は「HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダム」レビューしてきました。
さすがは最近のHGCE、パーツ数や分割方法などはMGやRGに迫る勢いで(フレームは有りませんが)、非常によくできた秀作キットでした(このキットがあるためRGが発売されないのでは!?)。
その赤紫のカラーリングなのか、はたまた妙に縦長な頭部センサーが原因なのか、コロナ禍で店頭の棚からガンプラがほぼなくなっても、インフィニットジャスティスだけは山積みで、「棚の守り神」などと陰口をたたかれてたかと記憶しております。
そのため、商品としてはあまり成功していないイメージでした(個人の感想です)。
しかし、今回レビューしてみて製品としては非常によくできているので、映画情報などに触れて久々にガンプラ作ってみようかといった方にも「是非!」と、オススメしたい一台でした。
よく動き、作りごたえもあり、出来上がりもかっこいいと、ご満足いただける内容かと思います。
ただ、今回は素組でしたが、塗装する場合は細かい部分(スラスター内部の緑色やライフルの塗分けなど)で苦労しそうな予感はします。
劇場版公開で盛り上がりが予想されるSEED関連、新作キットや再販ラッシュですので、流行りに乗ってみるのもよろしいかと。
以上、「HGCE 1/144 インフィニットジャスティスガンダム」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- 細かいパーツ分割で色再現もかなり頑張っている(しかし、部分塗装もそこそこ必要)
- ファトゥム-01を背負っても自立できるボディバランス
- よく考えられた股関節をはじめ、全体的に可動範囲が広く、よく動く
キットの残念ポイント
- グラップルスティンガーのリード線が緩め
- 左手だけでも平手が欲しかった
- サイドアーマーからサーベルが外しずらい
技術ポイント
- ゲート:クサビ形Ⅱ
- 腕付け根:胴体側2軸ボールジョイント軸+腕側ボールジョイント受け
- 脚部付け根:胴体側基部可変機能つきピン+脚部側3軸
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(本体側横一軸+首側ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:各種ビームエフェクト、ビームシールド
- ベースキット:HGBD:Rジャスティスナイト
機体&キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 型式:ZGMF-X19A
- 名称:インフィニットジャスティスガンダム
- 搭乗者:アスラン・ザラ
- 所属:クライン派→オーブ国防軍
- 商品価格:2,420円(税10%込)
- 発売:2020年05月23日
- パッケージ:HG Ⅲ型
- 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)
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