今回は「HGUC グフ」(revive版)をレビューしていきます。
前回レビューで初代HGUCグフを見ていきましたので、引き続き新型 REVIVE版グフ(No196)を見ていきます。
16年の時を経て、可動範囲は?色分けは?スタイリングは?といったところを中心にどのように進化したのかを確認していきたいと思います。
グフと言えばランバラル専用といったイメージが強い印象ですが、れっきとしたジオンの量産型MS。地上専用MSとの設定のため、ジャブロー戦までの登場となっておりますが(めぐりあい宇宙でもちらっと登場してますが)、「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」とか、ド・ダイとの連携など、劇中でもインパクトのある機体ですので、しっかりレビューしたいと思います。
レビューは素組から全塗装の予定です。塗装は初代HGと一緒に塗装して比較したいと思っています。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
表示は全て「HG1/144 グフ」、素材はポリキャップ以外「PS素材」となっておりますが、ランナーのいくつかは「HG グフR35」と共通(のはず)となっています。
各部組立
頭部
胸部
個人的にはオレンジではなく山吹色(黄橙色)でソリッドの方が好きです。
腕の付け根のポリキャップは引き出し関節対応になっていますが、ボディ側の切り欠きが小さいので実際の可動範囲は少ないです。
ランドセル
腰部
腕部
足首
脚部
武装
ヒートロッドは軟質素材で自由に曲げられるとの触れ込みです。
素組完成
ギミック&可動
アクション
比較
並べたときのバランスも良いため早く量産型ザク2機をお供に従えたいです。
塗装
全塗装行いました。当初は初代HGと全く同じカラーリングの予定でしたが、途中で使用していた塗料が無くなったり、既に塗りなおしが難しい部分があったりしたため、全く同一とはいきませんでした。
レシピは以下の通りです。
胴体の青:ガンダムカラーブルー7(絶版 指定ではブルー90%+ミッドナイトブルー10%)
頭部、腕部や脚部の青:ガンダムカラーブルー8(絶版 指定ではスカイブルー60%+インディブルー40%)
胸部、ヒザ、スリッパ部:グレー6(絶版 指定ではネイビーブルー70%+ブラック30%)
ランドセル、ヒートロッド:ガイアカラーニュートラルグレーⅢ
関節:ガイアカラーニュートラルグレーⅣ
ヒート剣の柄:濃緑色
モノアイ:シルバーの上にクリアーピンク
ヒート剣の柄に関しては今回の新旧HG、MGの1.0と2.0どの取説見ても指定カラーの記載がなく、見る限りダークグレー系統で塗られておりましたが、脳内イメージではグリーン系でしたので濃緑色にしてみました。
ボディ部は同じ青使ってますが、四肢の明るいブルーはガイアカラーの「アイスコバルトブルー」使用しています。
どちらも違和感ありません。
まとめ
今回は「HGUC グフ」(REVIVE版)をレビューしていきました。
初代の「HGUC グフ」と連続してレビューしてきたので、16年の年月により進化や、デザインのトレンドなど、いろいろと感じることができました。
初期のMSなのでカラーパターンもシンプルですが、初代009番では多々あったシールやマスキング部分もほぼ解決されておりました(最低限必要なのはモノアイぐらいです)。
可動箇所や、可動域も改善されており、しっかり最近のキットとなっております。また、左の指が根元から90度曲がるという、画期的な可動箇所も設置されています。
ただ、グフ特有のヒートロッドは軟質素材で自由に形状変更ができるとのことですが、ビシッと思った通りには決まりずらいです。
全体のデザインとしては、初代HGよりアレンジ少なめで、長めの口や、ノーマルタイプの頭部羽飾り、胸部など、TV版の設定画に近いものとなっています。
単価は2倍になっておりますが、内容もそれ相応にアップデートされており、万人がイメージする良く動くグフが手に入ります。
パッケージのように、まもなくREVIVE版の発売がアナウンスされるであろう「量産型ザク」を2台、お供にして並べたくなる1台でした。
あとは腹部のクリアーオレンジをそのまま生かすか、黄橙色でソリッドに塗装するかが悩みどころです。
キットのグッドポイント
- 高い色再現度
- 初代から大きく広がった可動範囲
- 曲がる左の指
キットの残念ポイント
- イマイチ決まらないヒートロッドの形状
- 腹部のオレンジ部はクリアーが正解なのか?
- 太もも部のゲート位置
- 登場作品:機動戦士ガンダム
- 型式:MS-07B
- 名称:グフ
- 搭乗者:ランバ・ラル
- 所属:ジオン公国
- 商品価格:1,650円(税10%込)
- 発売:2016年04月16日
- 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)