今回は、「MG 1/100 RGM-79(G) ジム(陸戦型)」を素組でレビューしていきます。
機体紹介
RGM-79(G) ジム(陸戦型)は「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場したMSです。
RX-78の実働データ回収以前に試験的に量産されたという設定で、地上戦に特化したチューンがされており、重力下ではRX-78ガンダムに匹敵し、よく知られる量産型ジムを上回る機動性、運動性能を有していたとされてます。
キット紹介
キットは2001年07月とMGシリーズの中では比較的初期に発売された1台となっております。
先に発売となっておりました、「陸戦型ガンダム」、「ガンダム Ez-8」と一部パーツを共有しながら、陸戦型ジム専用パーツを追加した内容となっています。
このキットの後には、カラーリングを変更して外部ジェネレーターを追加した「ジム・スナイパー」も2006年に発売になっています。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
2枚付属しているためミサイルポッドが1セット余ります。
シール
各部組立
頭部
胸部
腹部は前後から挟み込み接続で可動軸はありません。
首の接続部は固定のボールジョイントです。
ランドセル
腕部
腰部
中央分割ですが、この写真では既に接着済み、武器の項目でご確認ください。
脚部
可動するシリンダーもあります。
武装
ランチャーのミサイルは格納用と発射用の2種類付属しています。
フレーム
素組完成
ギミック&可動
左足のアンクルガード上下逆になっています。
アクション
比較
まとめ
今回は「MG 1/100 RGM-79(G) ジム(陸戦型)」をレビューしてきました。
初期のMGで、発売から20年以上経過しておりますので、ビス止めや大量のポリキャップに設計の古さは感じました。
フレームもまだ詰め切れていない部分もあり、腕や脚はそれなりですが、胴体部はそこまで意識されておらず、まだまだブランド成長途中といった感じです。
ただ、豊富な武装(ダボなしなので手の中でふらつきますが)や、その存在自体が世界観を広げる名わき役なので、複数並べるもよし、陸戦型ガンダムなどと共演させるもよしと、非常にプレイバリューの高いオススメの1台でした。
以上、「MG 1/100 RGM-79(G) ジム(陸戦型)」のレビューでした。
(全塗装レビューへ続く)
キットのグッドポイント
- 色分け再現がしっかりされている(ライフル以外)
- ビームサーベルラックの開閉構造
- 豊富な武装
キットの残念ポイント
- 明るすぎるオレンジの成型色
- ビス止めによるひじ関節が硬い
- 前腕やスネなどすき間ができる
技術ポイント
- ゲート:ノーマル
- 腕付け根:固定+ボールジョイント
- 脚部付け根:1軸+ボールジョイント
- 関節構造:ヒジ(二重)ヒザ(二重)首(固定+ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:頭部バイザー、サーベル刃
- パッケージ:MG標準+中ブタ付き
- ベースキット:MG 陸戦型ガンダム、MG ガンダム EZ-8
- 派生キット:MG ジム・スナイパー
キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 型式:RGM-79(G)
- 名称:ジム(陸戦型)
- 搭乗者:連邦兵士
- 所属:地球連邦軍
- 商品価格:3,300円(税10%込)
- 発売:2001年07月下旬
- 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)