今回のガンプラレビューは水星の魔女から「G 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」です。
機体紹介
ジェターク社初のガンダムタイプMS。
エアリアルによって、ガンダムの存在が明らかになった後、秘密裏にシン・セー開発公社から技術供与され、株式会社ガンダムとの共同事業との名目で開発された機体になります。
物語終盤では暴走したラウダがこの機体を駆り、1話以来の登場になったグエルのディランザと壮絶な兄弟喧嘩を展開しました。
キット紹介
キットは、2023年07月08日に一般店頭発売、シリーズナンバーは25。
元々は2023年6月に発売を予定しておりましたが一月延期されています。搭載武装のガーディアンの展開モードのネタバレ防止か、生産上の都合か、延期理由は明らかにはされていません。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
ランナーは全て新規、PS素材で、表記は「HG 1/144 シュバルゼッテ」となっています。
シール
各部組立
頭部
Vアンテナは安全ダボ付きで、外側にはガイドのモールド入っています。
胸部
シェル部は全てシールでの対応になります。
ランドセル
バーニア(?)部は部分塗装必要になっています。
腕部
腰部
足首
脚部
武装
素組完成
ギミック&可動
アクション
この場合はかかと部を90度倒して使用するようです(安定感増します)。
比較
まとめ
今回は「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」をレビューしてきました。
水星の魔女シリーズの1台だけあって、組み立てやすさも色分けも、かなり気合が入ったキットでした。
特に(最近は当たり前になりつつある気もしますが)頭部のパーツ分割と色再現は執念を感じます。シェルユニットのインナーモールド成型こそ、主役級の機体だけですが、部分的にはHGのレベルを超えており、水星の魔女のヒットで初めてガンプラを購入する層のストレスを極限までに減らして、すそ野を広げたいという気迫を感じます。
ただ部分塗装が必要な個所もちょこちょこあるので、その辺をきちんと仕上げられると、より一層完成度が上がる1台だと思います。
ガーディアン・シーズ(剣型)にした時のパーツの合いもよく、肩手持ちでもしっかり自立できるところもグットでした。
以上、「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- ツインアイも色分け不要のパーツ分割
- 大型武装でもしっかり自立(背面接続時は厳しいが)
- 芸術ポイント高めな平手が付属
キットの残念ポイント
- デザイン的な制約もあるが、足首の接地感はもう一つ
- 首が長め
- ガーディアンの接続のパターンが多く、取り付けが意外と面倒
技術ポイント
- ゲート:クサビ形Ⅱ
- 腕付け根:引き出し式胸部ブロック+ボールジョイント(KPS)
- 脚部付け根:本体側固定穴+脚部側3軸
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、ストレート両端ボールジョイント
- クリヤーパーツ:シェルユニット、サーベル用ビームエフェクト
機体&キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
- 型式:MDX-0003
- 名称:ガンダム・シュバルゼッテ
- 搭乗者:ラウダ・ニール
- 所属:ジェターク・ヘビー・マシーナリー
- 商品価格:2,090円(税10%込)
- 発売:2023年07月08日
- パッケージ:水星の魔女シリーズ標準
- 積みプラ解消: -cm(パッケージの高さだけで算出)