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HGAC ガンダムデスサイズヘル レビュー

今回のガンプラレビューは「HG 1/144 ガンダムデスサイズヘル」を見ていきます。

機体紹介

ガンダムデスサイズヘルはTV版「新機動戦記ガンダムW」に登場したMSです。

オズとの戦闘で大破したガンダムデスサイズをガンダム開発のドクター陣がシェンロンガンダムと共に大改修を行った機体です。

その最大の特徴は両肩に装備されたアクティブクロークで、防御力が大幅に向上したほか、メイン武装のビームデスサイズやバスターシールドも強化されたものになっています。

キット紹介

キットはプレバン限定商品として2023年5月に初回出荷された商品です。

2021年5月に一般店頭販売された「HG 1/144 ガンダムデスサイズ」をベースにはしておりますが、特徴的なアクティブクロークをはじめ、外装のほとんどが新規パーツとなっています。

ただ、その新規パーツですが、アクティブクロークや脚部は「ガンダムブレイカー バトローグ プロジェクト」に登場した「HG 1/144 ガンダムリヴランスヘブン」ですでに商品デビューはしておりました。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です(ポリキャップ以外)。新規のデスサイズヘル表記とデスサイズ共通、ガンダムWシリーズ共通のランナーで構成されています。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

アクティブクローク

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムデスサイズヘル」をレビューしてきました。

デスサイズにアクティブクロークを取り付けただけかと思いきや、外装もかなりの部分が新規パーツとなっており、関節とバックパック以外はほぼ新造となっていました。

最大の特徴であるアクティブクロークもボディギリギリまできちんと閉じることができ、浮いている感じはなく、装着感も上々でした。

全体的な部品精度も高く、パーツとパーツをとり付けた際の接続感も高い印象でした。特にあばら(?)の黄色い部分はきれいなラインになっています。

そしてなんといっても驚異的な頭部のパーツ分割!!ここだけ見るとRGに匹敵するオーバークオリティでした。

惜しむらくは、この良質なキットがプレバン販売のみで、手に入れることができる機会が少ない事です。MG同様に、デスサイズヘルぐらいは一般発売してもよかったんでは?と思ってしまいます。逆にノーマルのデスサイズ、ヘビーアームズ、サンドロック、シェンロンをプレバンでもいいのではと。

とにかくよくできているこのキット、手に入れるチャンスがある方は、ぜひ入手して作成してほしい1台です。

以上「HG 1/144 ガンダムデスサイズヘル」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 変態的執念を感じる、頭部のパーツ分割
  2. スライド機構も付いた肩の引き出し&ヒザ関節
  3. 色分けも、装着感もうまくまとめられているアクティブクローク

キットの残念ポイント

  1. 手首関節の保持力がもう少し欲しい
  2. 胸部のグレーのシールはうまく貼るのが難しそう
  3. この出来なのに販売ルートがプレバン限定

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ
  • 腕付け根:スライド機構付き前方向引き出し式ポリキャップ
  • 脚部付け根:本体側スライド軸、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重+スライド)、首(ストレート両端ボールジョイン)
  • クリヤーパーツ:ツインビームサイズおよびバスターシールド用ビーム部

機体&キットデータ

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW
  • 型式:XXXG-01D2
  • 名称:ガンダムデスサイズヘル
  • 搭乗者:デュオ・マックスウェル
  • 所属:L2コロニー
  • 商品価格:2,420円(税込)
  • 発売:2023年5月(プレバン)
  • パッケージ:プレバン標準
  • 積みプラ解消: -8.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:HG ガンダムデスサイズ、HG ガンダムリヴランスヘブン
  • 派生キット:

MG ガンダムデスサイズヘル EW レビュー

今回は『MG 1/100 ガンダムデスサイズヘル EW』をレビューしていきます。

設定が混乱しやすい、ガンダムWシリーズ。こちらはOVAのエンドレスワルツ版(EW版)のデスサイズヘルになります。MGのウイングシリーズは、TV版ウイングガンダム以外、全てEW版としての商品化になっており、EWには登場しない、素のデスサイズもEW版として商品化されております。

一方、最近シリーズ展開中のHGはTV版での商品化となっています。

簡単な見分け方としては、大河原デザイン=TV版、カトキデザイン=EW版といった表記になっているというのが、一番わかりやすいかもしれません。

では、デュオの相棒見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

各部組立

頭部

黒サフ、シルバー、クリアーグリーンで塗装したところ、暗くなってしまったので、上から蛍光グリーン吹いてます。透明感無くなって下地シルバーの意味なくなってしまっております。

胸部

アクティブクローク

腕部

腰部

足首

脚部

つま先でデスサイズと判断できそうです。

武装

フレーム完成

素組完成

アクティブクローク閉じた状態

ギミック&可動

アクション

塗装

now paiting

比較

完成後の専有面積の観点では成績悪い2台です。ウイングはさすが最新のVer.Kaと言うべきか、情報量多いです。

まとめ

今回は『MG 1/100 ガンダムデスサイズヘル EW』を 見てきました。

商品はガンダム2.0やザク2.0から2年後の発売となっており、最近のMGよりもフレーム部がしっかりしている印象でした。

ただし、当時物の特徴として、フレームはほぼ全部ABS製となっているため、PS素材と比較して、組み易さや塗装時の安全性などが劣る点はありますが、致し方なしかと思います(とはいえ、今回はラッカー系のクリアコートしておりますが)。

また、頭部のバルカン部や、ほほのダクトのフィンまでキッチリ色分けされており、ツインアイ以外はマスキングする必要が無い点も高評価かと思います。

素のデスサイズから追加されたアクティブクロークも存在感バツグンで、可動、収容状態への変形、そして大きさも申し分ないです(展示時の場所の確保は大変ですが)。

ただ、アクティブクロークも肩の白い部分も引き出し可動時の動きがもう一つ固くて、動かすのは結構苦労します(クリアコートしていなければスムーズかもしれませんが)。

最近のMGに比べるとMSの中身にもこだわっている時代のキットで、(たぶん)シリーズでフレームも統一されていて、開発経緯なんかも妄想しながら組み立てられるつくりは楽しいです。(MGシリーズの醍醐味だと思っていましたが、最近はRGにとってかわられてきてますね)

一般販売のノーマルセットにプレバン&一般販売のヘビーアムズ改、サンドロック改、アルトロンにデスサイズヘル、更に武装追加(アーマディロやイーゲル他など)タイプ、どのセットでそろえるかはそれぞれの好みになりますが、自宅にガンダム5機並べるのは悪くないです(我が家にはEW版で揃っているんであと3台作るだけか)。

以上、MG デスサイズヘルのレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 頭部は1パーツだが、フルフレーム構造
  2. 収納形態もアクション時もよく動くアクティブクローク
  3. マスキング不要なパーツの色分け

キットの残念ポイント

  1. 収納時のアクティブクローク中央部のロックが貧弱
  2. ビームシザース持たせるときの、反った親指が再現できず
  3. 肩アーマーの白い部分とアクティブクロークの引き出しが硬い

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
  • 型式:XXXG-01DD2
  • 名称:ガンダムデスサイズヘル
  • 搭乗者:デュオ・マックスウェル
  • 所属:L2コロニー
  • 商品価格:4,950円(税10%込)
  • 発売:2011年02月26日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

RG ウイングガンダム レビュー

今回は『RG 1/144 ウイングガンダム』をレビューしていきます。

ウイングガンダムはTV版、EW版にゼロだとか、アーリーだとか、カスタムだとか結果として非常にわかりずらい機体となっておりますが、こちらはTV版に出てきた、いわば元祖ウイングガンダムとなっております。

ビームサーベル以外は共有パーツなしの完全新規設計となっております。以前はRGの売りの一つであった「アドヴァンスドMSジョイント」は翼の付け根だけで使用(どんどん使用箇所が減ってくな)。

頭部以外はフルフレームとなっているこのキット、RGはあとから分解するのが非常に困難なので、リアリスティックデカール(メッキシルバー以外)貼ってから、クリアコートで仕上げていきます。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全て新規ランナー(RG1/144ウイングガンダム表記)で、素材は基本PS素材、BパーツのアドバンスドジョイントのみPS+ABSになっています。

各部組立

インナーフレームはミスターカラーの「スーパークリアーつや消し」、外装は同じくミスターカラーの「スーパークリアー UVカット つや消し」と、若干使い分けています。

部分塗装は目の周りのみで、スミ入れして、デカール貼って、クリアーコートしてから組み立てています。

RGは一度組んだ後の取り外しができそうもない箇所が多々あるので、一発組上げ&完成で進めています。

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

フレーム完成

クリアコート&シール、スミ入れ完成

ギミック&可動

アクション

変形

比較

まとめ

今回は『RG 1/144 ウイングガンダム』を見てきました。

作ってみた感想としては、非常によくできているなと。1個1個の部品精度が高いというか(その影響で非常に取り付けが固いところもありましたが)、スキのないかっちり感とでも言いましょうか、完成度の高い一品でした。

成型色も非常にきれいで、クリアーコートだけでもなかなか満足いく仕上がりになっています。

そして、今回の目玉(?)、翼の構成はちょっとばかりの感動ものです。たたんだ際も極小ピンを仕込むことで、変に浮いたりすることなくきれいに固定できます。独自ギミック入れることで、たたんだ時にきれいなシルエットにならなかったりすると「余計な事しやがって!」と思ってしましますが、このキットに関しては全くそんなことがなく、翼の展開もウエルカムな出来となっています。

その一方で、キット独自の鳥モードの変形方法が取説に載っていないのが解せません。本体とは別に1枚ペラで入っていたのに無くしたんじゃないかと思ったほどでした(ま、一度変形したらもうすることはないんだけどね)。

鳥モードはともかく、普通のバードモードはきれいにきまって、こちらも好印象でした。

最近のMGは内蔵フレームの再現率が下がっており、逆にRGは大きさの関係で頭部こそフレーム有りませんが、それ以外はしっかりフルフレームで、フレーム+外装で本物のように組上げる手順はまさにリアルグレードといったところでしょうか。キットのレベルも年々上がってきているので、そのうち中級者以上のメインシリーズがMGからRGにとって代わるかもです。

あと、リアリスティックデカールもいいんですが、全塗装しようかと思うと水転写が欲しいところです。最近は後追い(と言っても1年以上空く場合もありますが)で発売されることが多いですが、昔みたいに本体出たらあまり時間空けずに発売してほしいです。同じキットを2回以上作る機会はあまり多くはないので、一期一会、どうせ作るなら新製品のうちに納得の1台を作りたいというのが人情。それでないといつか水転写がでたら作るぞと、積みプラが増える一方です。バンダイさんぜひお願いします。

HGすら作ったことがない、ずぶなガンプラ初心者でない限り、気になった方にはぜひとオススメできる1台でした。

キットのグッドポイント

  1. 太もも部のパーツ分割が斬新かつ新鮮
  2. 翼部分の極小ピンによるロックが秀逸
  3. 変形部のロック機構も洗練されている

キットの残念ポイント

  1. 頭部など取り付けが固い部分が散見
  2. 胸部のクリアーグリーンのパーツが外れやすい
  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW(TV版)
  • 型式:XXXG-01W
  • 名称:ウイングガンダム、ガンダム01(ozによるコードネーム)
  • 搭乗者:ヒイロ・ユイ
  • 所属:L1コロニー
  • 商品価格:3,520円(税10%込)
  • 発売:2021年06月19日
  • 積みプラ解消: -9cm(パッケージの高さだけで算出)

HGAC ガンダムサンドロック改 レビュー

今回はガンダムW(TV版)より『HGAC ガンダムサンドロック改』のレビューをしていきます。

TVシリーズ初期の5機のガンダムからは3番目(ウイング、サンドロック)のHGAC化となっています。

機体は全身に武器が仕込まれ射撃戦に特化した機体となっており、唯一右腕に仕込まれたアーミーナイフが格闘用の武器となっています(刃渡りも短いので本当に最後の手段か!?)。

パイロットはトロワ・バートン、普段はサーカスの団員として活動しておりますが、急に団から姿を消してはOZに対する破壊活動を行っています。

武器のハッチが多数あったり、左腕にはガトリングガンを装備できたりと、多彩な武装がどのように再現されているかも見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外全てPS素材です。B1、B2パーツが「ガンダムW フレーム」表記で、それ以外は「ガンダムサンドロック」表記となっています。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

余剰パーツ

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

ノーマルサンドロック

まとめ

今回は『HGAC ガンダムサンドロック改』を見てきました。

新制HGACシリーズ第一弾の「ガンダムサンドロック」から、ランドセルと肩のダクト部を変更して、マシンガンを追加した内容となっておりました。

驚いたのはノーマル版からの変更パーツが別ランナーで追加されているわけではなく、既存ランナーに追加された形で出荷されている点でした。当然設計段階から練られていたとは思いますが、スイッチを巧みに使いランナー枚数増やすことなくパーツを網羅しているのには少し感動いたしました。

キットはオーソドックスな作りながら、関節可動域も色再現(シールもありますが)も不満なくといった内容で、決して目立つ新機構や新製法があるわけではないですが、こういった普通のHGでも、これほどの高水準なのかと、改めて思い知らされました。

余剰パーツの差し替えでノーマルのサンドロックも再現可能となっており、ノーマル版か改かと聞かれれば、今回の「サンドロック改」をオススメいたします。

説明書には載っておりませんが、どちらも選択して組み立てることが可能ですし、ビームマシンガンも付属しますので、プレバンでも購入できるうちは一択かと。

以前、ホビージャパンのインタビューで開発責任者の方(たしか)も語っておりましたが、主役5機とかなるとどうしても人気に偏りができて、下位に沈む機体の商品化が難しいと仰っており、そのためにもサンドロックから商品化したみたいなことが書かれておりましたので、5機揃うことが遠い未来ではないと信じて、シェンロンを待ちたいと思います(実際、ドロロだけ商品化されなかったケロロのシリーズあったもんな~)。

キットのグッドポイント

  1. 手ごろな価格でも可動、色再現ともに不満のないHGクオリティ
  2. 考えられているランナー構成
  3. ノーマル版も再現できる
  4. サンドロックからのシリーズ化が5期揃えたいというバンダイの気概を感じる

キットの残念ポイント

  1. 以外と細かい色分けが多いかも
  2. プレバン限定がもったいない(コンパチ表記で一般販売でも良かったのでは)
  3. 取説は通常版(カラー)+変更点の1枚ものの構成がよかった(ノーマル版パーツもついてるので)

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW(TVシリーズ)
  • 型式:XXXG-01SR2
  • 名称:ガンダム・サンドロック改
  • 搭乗者:カトル・ラバーバ・ウィナー
  • 所属:L4コロニー
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2021年1月発送(プレミアムバンダイ)
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGAC ガンダムヘビーアームズ レビュー

今回はガンダムW(TV版)より『HGAC ガンダムヘビーアームズ』のレビューをしていきます。

TVシリーズ初期の5機のガンダムからは3番目(ウイング、サンドロック)のHGAC化となっています。

機体は全身に武器が仕込まれ射撃戦に特化した機体となっており、唯一右腕に仕込まれたアーミーナイフが格闘用の武器となっています(刃渡りも短いので本当に最後の手段か!?)。

パイロットはトロワ・バートン、普段はサーカスの団員として活動しておりますが、急に団から姿を消してはOZに対する破壊活動を行っています。

武器のハッチが多数あったり、左腕にはガトリングガンを装備できたりと、多彩な武装がどのように再現されているかも見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外全てPS素材です。B1、B2パーツが「ガンダムW フレーム」表記で、それ以外は「ガンダムヘビーアームズ」表記となっています。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は『HGAC ガンダムヘビーアームズ』を見てきました。

キットのグッドポイント

  1. きっちり閉まって隙間も出kないミサイルハッチ
  2. すべてではないですが、細かいところもシールで色再現
  3. 標準的な肘、膝関節ですが、しっかり曲がる。

キットの残念ポイント

  1. 赤に黄色と、成型色の問題ではないですが、そのままだとおもちゃっぽい。
  2. 脚部のミサイル、塗装の場合はかなり大変そう。
  3. デスサイズのスライド機構付き関節を見ると少し残念

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW(TVシリーズ)
  • 型式:XXXG-01H
  • 名称:ガンダム・ヘビーアームズ、ガンダム03(ozによるコードネーム)
  • 搭乗者:トロワ・バートン
  • 所属:L3コロニー
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2020年10月24日
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGAC ガンダムデスサイズ レビュー

今回は2021年5月に一般店頭発売となりました『HGAC ガンダムデスサイズ』のレビューをしていきます。

ガンダムWのTVシリーズの機体を1/144のHGACシリーズで商品化されたものとなります。

ウイング(2013年)とウイングゼロ(2014年)は主役機枠で既に商品化されておりましたので、昨年発売されたサンドロック、ヘビーアームズに続き、一般店頭発売の新制HGAC第三弾となったこのキット、一部サンドロックやヘビーアームズとの共通パーツはありますが、最新技術で立体化された死神を見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外全てPS素材です。B1パーツのみ「ガンダムW フレーム」表記で、それ以外は「ガンダムデスサイズ」表記となっています。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

Now shooting

まとめ

今回は『HGAC ガンダムデスサイズ』を見てきました。

同じフォーマットでウイング以外の5体は開発されるのかと思いきや、当然共通パーツ、共通部分はありますが、膝や腕の付け根のスライド関節や、肩ブロックがショルダーアーマー側にくっついているなど(おそらく部品点数を抑えるためか)、新しい試みがいくつか試されている意欲的な1台でした。

特に膝の作りはなかなか面白い構造になっています、スライド機構を追加することによって今までのHGと変わらない部品点数で大きな可動域を実現させています。

肩部ブロックに関しては干渉部分を稼働させて、クリアランスを生んではいますが両腕が水平に上がらないなど、元々デザイン的に上がりずらいかとは思いますが、可動域には「?」が残ります。

ただ、こうして新しい試みを行うことで、新しいスタンダードも生まれてくると思いますので、大歓迎ではあります。

デスサイズとしては関節は良く動き、色分けもそれなりにきちんとされていて、小さなボディ(クスィーの後だと余計そう感じます)ながらしっかりしています。

色分けがそれなりと表現したのは、このデスサイズ、取説のカラーガイドにもありますが、同じ色かと思われるグレー系も細かく分けれていたり、脚の甲のワンポイントのダークグレーなども含め、全て再現しようと思うと、手間がかかりそうです。

また、プロポーションに関してはTV版を謳っている以上、もう少し無骨な方がよかったような気がしますが、最近の流行や、今後出るであろうエンドレスワルツ版との部品共通化も見越すと、このあたり何だろうなとも思います。

個人的にはオペレーションメテオの初期5台の中では1番好きな機体だったので、先に発売されている2台を一旦スルーしてデスサイズからスタートしましたが、サンドロック(我が家の在庫は改ですが)とヘビーアームズ(買い損ね)も一緒に並べたいと思わせられるキットでした。

この後、シェンロンガンダムも出てくると思いますが、おそらくビルドダイバースの「ジーエンアルトロン」ベースになると思われるので、最新設計機はこのデスサイズかもしれませんね。

この1年ぐらいのうちに出るであろうシェンロンと6月発売のRGウイングとで、早く5台並べたいですね。

キットのグッドポイント

  1. 新基準になりそうな膝関節
  2. 全体的にカチッとした作り
  3. 豊富なハンドパーツ

キットの残念ポイント

  1. 肩の水平方向への可動域
  2. グレーの種類が多い&取説だけだと写真が少なくわかりずらい
  3. 後から外すのが大変な、「パチッと」はめる部分多し

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW(TVシリーズ)
  • 型式:XXXG-01D
  • 名称:ガンダムデスサイズ、、ガンダム02(ozによるコードネーム)
  • 搭乗者:デュオ・マックスウェル
  • 所属:L2コロニー
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2021年05月22日
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka レビュー

今回は『MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka』をレビューしていきます。

TV版終了後に作成されたOVA作品「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場した機体です。筆者などは「ゼロカスタムじゃなかったっけ?」みたいな感じでございますが、現在は「ウイングガンダムゼロEW」で統一されているようです。

一般店頭発売のMGとしてはMGEXも含めると2020年4つ目のキット、ウイングガンダムEWとしてはMGでは2度目の商品化、Ver.Kaブランドで実質の2.0となっております。

残念ながら1.0版は手元にないので、比較はできませんが、完全新作の最新MG Ver.Ka の出来はどのようなものか?といった視点で見ていきたいと思います。

インナーフレームはクリアコートのみ、素組の後、外装は塗装、デカール、クリアコートで仕上げていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

GパーツのみABSとなっております、それ以外はPS&KPS素材です。ABS使用されているのはちょっと驚き。

スタンド付属です。大きさはアクションベース1と一緒ですが、台座のモールドは異なります。

以下作成中…

各部組立

インナーフレームはつや消しクリアコート済みです。ABSのGパーツは水性のプレミアムトップコート、PS素材パーツはMrスーパークリアUV Cutつや消しを使用しています。

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

スタンド

フレーム完成

素組完成

翼なし状態

翼有り

ギミック&可動

アクション

変形

大気圏突入モード

ネオバードモード(大気圏外モード)

ネオバードモード(大気圏内モード)

まとめ

今回は「MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka」をレビューしてまいりました。

アナザー宇宙世紀の機体は久々のレビューとなります(Gガンダム以来かな)。背中に生えた大きな翼など、UCものではおそらく絶対付かない装備も背負える辺りがアナザー物の魅力の一つだと改めて実感したキットです。

一昔前でしたら、こんなに大きな翼はパーツ数やコスト制約のために若干小振りだったり、目に見える形で残念な部分があったりしていたものですが、時代は変わり、本体とのバランスを取りながら、よりボリューミーにカッコ良く仕上がっております。

また、こんなに大きなパーツを背中に背負っているにもかかわらず、(ポーズには制約ありますが)自立できるところも驚きです。

膝の可動範囲を広げるためのふくらはぎの仕掛けも少ないパーツ数で非常に効果的に行われていたりと、MGシリーズとしてのレベルアップ部分も見ることができ、作成してて、なかなか興味深いキットでした。

新設定のバード形態もあり、ウイングガンダム自体の可能性を広げ、またキットとしてもバリューを高めている点も評価できる好キットだと思います(変形させるかは置いといて)。

ここ最近のVer.KaがMGEXのユニコーンや、ダブルゼータ関連と派手めなものが続いていたので、正直なところ次回作が「ウイングガンダムEW」と聞いた時は、少し物足りなさを感じた部分もありましたが、流石は最新のVer.Kaと感じることができる、シリーズの基本を支えるであろう1台でした。

キットのグッドポイント

  1. 後ろヘビーですが、ぎりぎり自立可能なボディバランス
  2. 膝の屈伸に対する新しい試み
  3. 全体的に組みやすいがしっかり動くパーツ構成

キットの残念ポイント

  1. シールドの取り付けがゆるめ
  2. 同じく前腕のアーマー部がゆるめ
  3. バスターライフルのパーティングラインを消すのが結構大変
  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
  • 型式:XXXG-00W0
  • 名称:ウイングガンダムゼロEW
  • 搭乗者:ヒイロ・ユイ
  • 所属:
  • 商品価格:6,050円(税10%込)
  • 発売:2020年11月28日
  • 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)