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HG 1/72 ビランビー レビュー

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今回のオーラバトラーレビューは聖戦士ダンバインより、「HG 1/72 ビランビー」を素組でみていきます。

機体紹介

ビランビーは聖戦士ダンバインに登場するオーラバトラーになります。本編初期から登場していたオーラバトラーで、「オーラ増幅器」を初めて搭載し、オーラ力の弱い「コモン」でも扱うことができる機体となっております。

また、ビランビーは高速性に主眼を置いた機体となっており、地上人アレン・ブレディはその性能を好んで使用していました。

基本構造はダンバインを改良・発展した機体ですが、魚類の背びれを思わせる装飾が施されている頭部などは独自のデザインとなっています。

キット紹介

キットは新生HGオーラバトラーシリーズとして、ダンバインに続く第二弾としてプレバンから2024年2月に第一次発送で販売されたモデルになります。

完全新規でパッケージはフルカラー、組立説明書も一般販売商品準拠の片面カラーの内容となっております。

パッケージ＆内容物紹介

プレバンですがフルカラーパッケージです。また、ダンバイン同様に旧キットの面影が残るボックスアートです。
側面はキット紹介と前後の素立＆注意文です。

シリーズナンバーなどは打たれておりません。

組立説明書も片面フルカラーの一般店頭仕様と同様になっています。

また、サイズはB5サイズ折りたたみ式になっています。

ランナー紹介

パーツは全てPS素材でポリキャップレス仕様です。

Aパーツ

イロプラ　「HG ビランビー」表記　クリヤーパーツと黄色、緑部分です。

B1パーツ

ブルー「HG ビランビー」表記　オーラコンバーターに頭部です。

B2パーツ

ブルー　「HG ビランビー」表記　腕部と胴体部です。

C1パーツ

ブルー　「HG ビランビー」表記　脚部と武装です。

C2パーツ

「HG ビランビー」表記　ブルー脚部に太もも部が追加されています。

D1、D4パーツ

「HG ビランビー」表記　グレー　関節部やボディフレームです。

D2、D3パーツ

グレー　「HG ビランビー」表記　D1、4と対になるパーツです。

E1パーツ

ライトブルー　「HG ビランビー」表記　爪部分です。

E2パーツ

ライトブルー「HG ビランビー」表記　裏表反対に撮影してしまいました。そのため、脚の爪の裏は肉抜き（？）確認できます。

リード線

太いものと細い物があります。太い方が腕やコンバーター部のケーブルで、細い方が腕部クロー用になります。ちなみにシールはありません。

各部組立

頭部

目と襟元の黄色い部分は１パーツで構成されています。

口部分の細かいところも色分けされています。

目といい、そこから後頭部につながる部分と言い、非常によくできたパーツ分割です。

胸部

腕の付け根部分が前方向へのボールジョイント接続になっているので、自由な可動域が確保できています。また、残念ながらパイロットは今回もなし。
コックピットハッチは固定です。脇のスリットの黒も再現されています。

背中の四角い穴は、オーラコンバーターの接続部になります。

バックパック

コンバーター本体が左右に開くなどのギミックはありません。

緑のパーツ部分のフレアがきれいな仕上がりです。

リード線は襟元へ接続します。

翅です、大きい方はボールパーツを接続して本体に取り付けます。
また、小さい方はピン接続なので水平方向へしか可動しません。

腕部

左右両方の平手が付属しています。

肩ブロックと上腕はリード線で接続されています。そのため、上腕の回転には制限が出ます。

腰部

脚の付根パーツは腰部フレームに軸接続になります。

丸い穴のかなにもモールド入っています。

脚部接続部上のラインがきれいです。

足首

爪は付け根と先端部の両方に可動ピンがあります。

がっちりした足首です。

脚部

脚部の構造はシンプルです。

中央部にはしる黒のラインは塗装が必要です。

武装

クローのワイヤーの長さは指定なしでお任せでした。

ビランビーが使用した武装フル装備です。５連装ランチャーは左右があります。

素組完成

ギミック＆可動

頭部

首の角度をうまく変えてやると一周します。

頭側で前後させることと、首側で持ち上げて角度を変えることができます。

腕部

腕は水平以上に上がります。

肩の可動は二が広いので、上下によく動きます。

腕の付根部になります、個々の可動域がポージングに活かされています。

ひじもしっかり折りたためます。

握り手だけですが、手首を反す動きができます。

腰部

上半身と腰部はボールジョイント接続で大きく動かせます。

また、前後方向も大きく反ることが可能です。

脚部

脚の付け根になります、個々も前後へよく曲がります。

脚側の軸で足を開く動きも可能です。

ヒザ可動も申し分ありません。

足首の可動範囲はあまり大きくありません。ただ、爪部分は付け根と先端で２か所可動します。

オーラコンバーター

コンバーターは首元のワイヤーの影響も若干あり、本来もう少し上がるのではといった印象です。

翅は大きく開きます。

大きい翅だけ前後へ角度をつける事ができます。

立ち膝も可能です。

アクション

ランチャーの両手持ちも可能です。

アンカーは差し替え対応になります。

比較

ダンバインとの比較です。ビランビーの方が体格しっかりしています。

足首の爪もビランビーの方が大型になっています。

まとめ

今回は「HG 1/72 ビランビー」レビューしてきました。

今までバンダイがROBOT魂などを経て得た、オーラーバトラーの造形と可動の両立も、かなり高次元の領域までたどり着いたなと、前作の「ダンバイン」に続き、感心する内容でした。

特に腕の付根や脚の付根の可動部など、オーラバトラーの動きを再現するために、よく考えられたものだと思いました。

また、イメージ通りの成型色にくわえて、色再現度の高いパーツ分割など、素組でもROBOT魂かそれ以上の完成度でした。

ただ、ダンバインのコックピット部で採用されていたハーフミラーメッキや、翅のパール入りの集光樹脂などは使われておらず、オーソドックスなクリアーパーツ処理となっていました。

ビランビーの立体物としては、今できうる最高峰と思えるこのキット、オーラバトラー好きで迷っている方は、手に取って損はない１台です。このシリーズが、さらに続くことを切に願っております（ズワァースもビアレスもレプラカーンにドラムロも欲しい）。

以上、「HG 1/72 ビランビー」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 可動もプロポーションも犠牲になっていない造形
  2. イメージ通りの成型色
  3. 豊富な武装

キットの残念ポイント

  1. 脚部中央などの黒ラインがシールも未対応
  2. オーラコンバーター中央の太目なゲート
  3. アクションベースの接続穴が緩め

技術ポイント

  • ゲート：クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根：胴体側 ボールジョイント接続軸受け、腕側 ボールジョイント
  • 脚部付け根：胴体側 一軸ピン、脚側 二軸軸受け
  • 関節構造：ヒジ（二重）、ヒザ（二重）、首（1軸ピン＋ボールジョイント）
  • クリヤーパーツ：コックピットハッチ、翅

機体＆キットデータ

  • 登場作品：聖戦士ダンバイン
  • 型式：-
  • 名称：ビランビー
  • 搭乗者：バーン・バニングス、アレン・ブレディ、一般兵など
  • 所属：アの国、クの国
  • 商品価格：4,180円（税込）
  • 発売：2024年2月（プレバン）
  • パッケージ：HGオーラバトラーシリーズ標準
  • 積みプラ解消： -cm（パッケージの高さだけで算出）

HG ダンバイン 1/72スケール 色分け済みプラモデル
聖戦士ダンバイン Blu-ray BOX I (メーカー特典なし)
聖戦士ダンバイン Blu-ray BOX II (メーカー特典なし)

HG, その他ロボットアニメ

HG 1/72 ダンバイン レビュー

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今回のガンプラならぬオーラバトラーレビューは、プレバンからの嬉しいサプライズ、「HG 1/72 ダンバイン」を素組で見ていきます。

最新技術でよみがえったオーラバトラーをじっくり見ていきたいと思います。

機体紹介

ダンバインはその名の通り「聖戦士ダンバイン」の主役機です。

地上界から呼び寄せられた聖戦士ショウ・ザマが駆る試作型オーラバトラーで、全部で３機が製造され、ショウ機の他にトッド機（ダークブルー）、トカマク機（グリーン）が登場しましたがストーリーの早い段階で撃墜（トカマクに至っては第１話）、そのためラベンダーカラーのこの機体のみが最後まで劇中で活躍しました。

また、物語後半にショウがビルバインに乗り換えた後はマーベル・フローズンが搭乗し、最終話まで戦い続けています。

キット紹介

今回のキットはプレミアムバンダイ限定商品として2023年11月に発売、またオーラバトラーとしては2年前の2021年に「サーバイン」が同じプレバンから発売されていましたが、忘れたころにTVシリーズの主役機ダンバインが満を持して完全新規令和版として発売になりました。

パッケージ＆内容物紹介

今回はプレバン商品ですが、パッケージはフルカラー仕様となっています。
また、ボックスアートはダンバインの旧キットパッケージへのオマージュが見て取れて、なんとも嬉しく「ニヤッ」とさせられるものになっています。　

さらに、側面もキット紹介、作品・機体紹介が店頭販売キットと同様に記載されています。

組立説明書もプレバン仕様の簡素なものではなく、同様に片面カラーで機体解説も載っている、ほぼフルスペックの物になっています。

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。さらに、ポリキャップもABSも使用されていません。

また、表記も全て「HG 1/72 ダンバイン」となっています。

A1パーツ　イロプラ　オーラソードや本体カラー以外の部分になります。

A2パーツ　イロプラ　A1と対になる部分と目のピンクです。

B1パーツ　ライトパープル　四肢や腰部になります。

B2パーツ　ライトパープル　B1と対になるパーツと頭部です。

C1パーツ　パープル　オーラコンバーターやオーラショットです。

C2パーツ　オーラコンバーター上部と腕の付根や口部分です。

D1パーツ　ダークグリーン　関節部中心です。

D2パーツ　ダークグリーン　D1の対部分とハンドパーツやコックピット部です。

E1パーツ　クリヤーイエロー　翅（はね）部分です。

E2パーツ　クリアーグリーン　今回の新技術、ハーフミラーメッキを採用しています。表からは反射してますが、裏側からは反射しない形になっています。ダンバインのコックピットハッチ部分です。

リード線　肩と上腕をつなぐリード線です。真ん中から半分に切って使用します。

シール

ホイルシール　脚部の中央などの黒いラインがシール対応になります。

各部組立

頭部

額の黄色い部分も別パーツになっています。

見事にダンバインらしい頭部です。色再現といい、形状といい文句なしです。ただ角部分のすき間が若干気になります。

この角度ですと、すき間部さらに目立ちます。
ただ、接着などで駆使すれば、どうにかなるレベルかと思います。。

胸部

胸部はコックピットシート部分を中心に組みあげていきます。
しかし、残念ながら旧キットにあったパイロットフィギュアは付属していません。

ハーフミラーメッキ処理の影響か、若干緑が濃い気がします。

背中の穴はアクションベース接続パーツ取り付け用の穴になっています。

オーラコンバーター

ROBOT魂などにあった中央部から左右に開くようなギミックはありません。

気のせいかもしれませんが、表面処理がほかのパーツとは異なっているような…
ただし違っていたらすみません。
裏側もモールドきちんと入っています。

翅（はね）

このクリアーパーツはパール入りの集光樹脂が採用されています。

腕部

ハンドパーツは握り手と平手になります。なお旧HGのような軟質ゴム掌からは変更されています。

KPSのおかげでヒジ関節も小型化されており、ゆえにプロポーション改善に寄与しています。

腰部

股関節のインナーブロック向き間違えました、90度時計回りに回転するのが正しい状態です。

中央の黒ラインはシール対応です。

背面のラインもシールになります。

足首

腕の爪もこちらの足の爪も、他のパーツと異なり光沢があります。
しかし、この技術が成型材なのかコーティングなのかは判断付かずです。

座りのいい足首です。

脚部

パーツ構成はシンプルです。

技術の進歩を感じられる、ふくらはぎのピンク部分もしっかり再現されています。

武装

オーラショットは2組付属、また、一番左端のパーツはアクションベースの接続パーツです。

付属のオーラソードは力強い太目のデザインです。

素組完成

この完成度、プレバン限定なのが惜しい…

ギミック＆可動

首は余裕で一周します。

前後方向へも大きく動きます。また、胴体側の可動範囲も広いです。

水平方向へはあまり上がりません。

ヒジは二重関節で曲がります、内側方向へ曲げるイメージです。

腕の回転軸は、上腕、ヒジ、前腕と三か所設定されています。

腕の付根は固定穴です。

腰が結構動きます、こちらは左右方向。
体側方向です。

前屈も大きく曲げることができます。

脚を開く動きはあまり大きくありません。

ヒザはしっかり折りたためます。

足首の前後方向への可動と、プラスして爪も閉じることができます。

脚の付根部分です。さらに、この見えているパーツも根元はボールジョイント接続されており、ボールジョイントの重ね接続になっています。
翅は水平まで開きます、ただし若干外れやすいです。

オーラコンバーターも設定どおり展開します。しかし、取付方法があっさりしたはめ込み式で、将来的に荷重に耐えられなくなるのではと少々心配です。

アクション

比較

旧HGとです。思いのほか大きさ変わりませんでした。
サイズ感は一緒ですが、各部位のボリュームの違いが印象を大きく変えています。

ふくらはぎ部分に技術の進歩を感じます。

サーバインがかなり大型な機体であることを初めて知りました。これこそスケールモデルの醍醐味です。

まとめ

今回は「HG 1/72 ダンバイン」レビューしてきました。

ときに今年はTV放映開始から40周年と記念の年、まさかダンバインの新作キットが令和の今、手にすることができるなんて思ってもいませんでした。

そうした中、手にしたキットは40年待たされた甲斐が大いにあったと思わされる、大変優れた良品でした。

なぜならば、プロポーション、色再現、組みやすさとどれをとっても今できうる最高のオーラバトラーに仕上がっています。

また、新たな技法を取り入れたクリヤーパーツ類も非常にきれいな仕上がりで、既存のROBOT魂を抜いて、ダンバインとしては過去最高の立体物ではないかと思います。

ただ、多少残念だったのは、旧HGにはあったパイロットフィギュアが付属していないことと、もうひとつはROBOT魂では再現されていたコックピットハッチの開閉機構がないことぐらいでしょうか。

そして、ビランビーの発売も既にアナウンスされておりますが、このオーラバトラーシリーズ、ぜひとも最後のゲド（勝手に最後と決めつけていますが）までたどり着いてほしいです（フォウやガラバが欲しいとは言いませんから）。

とにかく、ダンバイン好きな方も、あるいはそうでない方も、とにかくチャンスがあれば必ず手に入れて、組み立ててほしいと思える1台でした。

以上、「HG 1/72 ダンバイン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. どっから見てもイメージ通りのダンバイン
  2. ほぼ完ぺきな色再現
  3. 更に艶まで（爪は光沢処理）コントロールされている

キットの残念ポイント

  1. 部品の取り付けで、結構硬い部分がある
  2. 将来的に保持力が保てるか疑問の残る関節とオーラコンバーター
  3. 聖戦士のパイロットフィギュアが欲しかった

技術ポイント

  • ゲート：クサビ形Ⅱ、細ゲート
  • 腕付け根：胴体側固定穴、腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根：胴体側二重ボールジョイント、脚側ボールジョイント受け
  • 関節構造：ヒジ（二重）、ヒザ（二重）、首（1軸ピン＋ボールジョイント）
  • クリヤーパーツ：コックピットハッチ、翅

機体＆キットデータ

  • 登場作品：聖戦士ダンバイン
  • 型式：-
  • 名称：ダンバイン
  • 搭乗者：ショウ・ザマ、マーベル・フローズン(30話～)
  • 所属：ゼラーナ
  • 商品価格：3,850円（税込）
  • 発売：2023年11月16日発送
  • パッケージ：フルカラーパッケージ
  • 積みプラ解消： -9.5cm（パッケージの高さだけで算出）

HG

ＨＧ サーバイン レビュー

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今回は「ＨＧ 1/72 サーバイン」をレビューしていきます。

たまにはモビルスーツから離れて、最新のオーラバトラーを味わってみたいと思います。

サーバインはサンライズ製作のOVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』に登場するオーラバトラーです。この作品はダンバインの総集編（Ⅰ～Ⅲ）に同時収録されており、全3話で構成されています。

ダンバインの世界から700年後のバイストンウェルが舞台で、ショウ・ザマの生まれ変わりシオン・ザバが封印を解いて乗り込む機体です。サーバインはダンバインのプロトタイプ的な機体で、ゲドとの中間に位置し、能力はダンバインを凌駕するが必要なオーラ力も半端ないとの設定になっています。

オリジナルのアニメに接する機会は少ないにもかかわらず、ゲームやガレージキット、フィギュアの影響で結構有名なオーラバトラーです。

キットはMAXファクトリーから新たに発売か！と思っていたら、間髪入れずにプレバンからも発売となった、BANNDAI SPIRITS版の商品で見ていきます。

まさかの新作オーラバトラーという点も非常に興味深いですが、今回の（プチ）オーラバトラーフィーバーでガイアノーツからもダンバインカラーなるものが新発売、更にサーバイン用のパールカラーが3種と通常カラーも1種新発売されて、ちょー気になるってことで、最終的には全塗装で仕上げていきます。

パッケージ＆内容物紹介

プレバン商品ですが、パッケージはフルカラーです。
おそらく一般店頭販売も検討されていた商品が最終的にプレバン商品になったのが通常の二色刷り商品との違いなのかと。

サイドページの解説もしっかりしてます。

取説も片面フルカラーの店頭販売仕様になっています。

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、表記は「HG　1/72　サーバイン」になっています。

A1パーツ　ホワイト　胴体と脚部です。

A2パーツ　ホワイト　A1の対になる部分です。

B1パーツ　レッド　瞳2種類です。

B2パーツ　ホワイト　頭部と腰、鞘です。

Cパーツ　ホワイト　太ももとオーラコンバーターです。

D1パーツ　グレー　関節と胴体フレームです。

D2パーツ　グレー　D1と対になるパーツです。

Eパーツ　グレーコンバーターや腰、ハンドパーツです。

F1パーツ　ブルー　胸部です。

F2パーツ　ゴールド　各部のエングレービングです。

Gパーツ　クリヤーグリーン　羽になります。

Hパーツ　ホワイト　爪各種です。

I1パーツ　ホワイト　シールドです。

I2パーツ　ゴールド　シールドのエングレービングです。

各部組立

頭部

瞳は生物的なものとメカ的なものの2種付属していいます。

今回は生物的な方をチョイスしています。

胸部

パーツ数が多いので、まずは首回りです。
エングレービングも色分けされています。

2枚セットでの動きとはなりますが、羽の付け根も可動箇所があります。

コンバーターのパーツは外れなくなりそうだったんで、この時は取り付けていません。

オーラコンバーター

クリヤーグリーンの羽がきれいです。

腕部

腕のフレームが外装の〇部分も担っているので、塗装時にはお忘れなく。
あと上腕のパイプの取り付け方法（下のみはめ込みで上はガイドだけ）も斬新かつ機能的で好きです。

ハンドパーツは平手と握り手1種ずつです。

腰部

腰はシンプル、可動軸のみで、腰自体に可動箇所はありません。

足首

足首は3本の爪が独立可動です。

脚部

パーツ構成はシンプルです。側面のアーマーの取り付け方法が秀逸です。
ちなみに足首の前後思いっ切り間違えってます。
ダンバインに通じるスネのデザイン。

武装

オーラソードは柄と剣部分が分割されていて、塗装派にもありがたい作りです。

楯を装備しているオーラバトラーって意外と少ないんですよね（ズワースとレプラカーンぐらいか？）。ソードのみで、オーラショットの装備はありません。

素組完成

ギミック＆可動

首は前後に大きく動きます。

コンバーターは90度近く跳ね上がります。

跳ね上げた後は左右にもスイングします。
肘は二重関節になっています、完全に折りたためませんが十分曲がります。

腕の付け根の引き出し部、個々のパーツ外れやすいです。

腕が付いた状態でも大きく引き出せます。

腰は屈む方向には動きませんが、そらす動きは可能です。

左右へも回転します。
左右へも回転します。
膝関節も良く曲がります、オーラバトラーらしさが出ています。

足首も胴体側と足首側の二か所が可動、大きく動きます。

爪部分も開閉可能です。

乗降姿勢の立膝も決まります。

アクション

塗装する場合は足裏も必須です。

シールドデザインは今回新規デザインです。

ダンバインのアイキャッチ風に。

サーバインと言えば、このポーズでしょうか。

比較

サーバインが素晴らしいというより、ダンバインどうにかしたいって感じです。

同じオーラバトラー（ゲド）ベースの同スケールのキットには見えず。
ダンバインもリニューアルして！バンダイさん。

まとめ

今回は「ＨＧ 1/72 サーバイン」を見てきました。

久しぶりにモビルスーツ以外のキット手にしましたが、結構新鮮でした。

MSにはない華奢なパーツやオーラバトラー独特の形状の脚部など、普段とは異なる刺激にあふれていました。

比較写真にもありますが、既存のHGダンバインシリーズはそのまま組むと、お世辞にもカッコいいキットではなかっため、個人的にもダンバイン購入したところで、HGオーラバトラーは途絶えておりました。

ただ、後発のROBOT魂オーラバトラーシリーズはどれも素晴らしい出来で、バンダイにおけるオーラバトラーの立体化に対するスタンダードを確立できたのではと感じておりました。

そんな、ROBOT魂のフィードバックを受けて初めてプラキット化されたサーバインも、非常にカッコよく、作りやすい好キットに仕上がっております。

可動域、プロポーション、色分けと、現時点で文句のない出来です。

願わくばこの内容で主要なオーラバトラーを並べたいというのが希望です。

何しろROBOT魂は造形は文句ないんですが、飾っておくと退色と日焼けで残念な姿になってしまうので（塗装版は除く）、きちんとUVクリヤーコートして長期間飾ることができるプラキットでのシリーズ化を切に願います（退色怖くて最近購入したROBOT魂は箱から出せません）。

素組+シールでも十分にカッコいいサーバイン、バイストンウェルの住民と元住民のみなさんには、是非手に取ってほしいキットでした（プレバン販売終了しているから遅かったか）、お勧めの1台です。

キットのグッドポイント

  1. ROBOT魂で培った、オーラバトラーらしいプロポーションと可動域。
  2. 細かいパーツも繊細な作りで精度が高い
  3. 脚部サイドアーマーの構造解釈が秀逸

キットの残念ポイント

  1. ここまで色分けされているのであれば、胸のブルー部もパーツ分割してほしかった
  2. せっかくの1/72、コクピット+パイロットも再現してほしかった
  3. 自立させるには、足首と爪の角度に気を使う

  • 登場作品：New Story of Aura Battler DUNBINE
  • 型式：
  • 名称：サーバイン
  • 搭乗者：シオン・ザバ
  • 所属：バランバラン
  • 商品価格：4,180円（税込）
  • 発売：2021年7月15日発送（プレミアムバンダイ一次販売）
  • 積みプラ解消： -12cm（パッケージの高さだけで算出）