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HG ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.) 全塗装レビュー

HG ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.) の全塗装&水転写デカールのレビューです。

せっかくの水転写デカール付きHGキット、ましてやリアルタイプバージョンなんで、やっぱり全塗装仕上げを行いたいと思います。

塗装後にスミ入れ、水転写デカール、トップコートの工程で進めていきます。

塗装レシピ

今回もなるべく、調合しなくていいように既存のカラー使用していきます。

本体ライトグレー部:ニュートラルグレーⅡ(ガイアノーツ)+つや消しトップコート

本体ブラック:ピュアブラック(ガイアノーツ)+つや消しトップコート

スリッパなどブルー部:ティターンズブルー2(クレオス)にGXディープクリアブルー(クレオス)+半光沢トップコート

本体ダークグレー部:ガンダムカラーMSグレー連邦系(クレオス)+つや消しトップコート

ランドセル:ニュートラルグレーⅤ(ガイアノーツ)

ゴールド部:GXブルーゴールド(クレオス)+半光沢トップコート

レッド部:モンザレッド+ブラック少々+つや消しトップコート

センサー部:シルバーにクリアーグリーン(ガイアノーツ)

基本的に上記の内容になっています。

センサー部は少し暗めになってしまったので、ツインアイは更に蛍光グリーン吹いています。目の周りはエナメルのつや消しブラック(タミヤ)と、ランドセルや膝裏のパイプは焼き鉄色(クレオス)で筆塗りしています。

本体などのブラック部ですが、当初はストレートブラック(ガイアノーツ)で塗装したのですが、一部塗り直しを行ったところ、最初の色味と異なる色となり、結局ピュアブラックに変更して塗り直し(胸部のみ)となっています。

モデグラ11月号のガイアノーツ特集で判明しましたが、おそらく攪拌が足りなかったことによる失敗かと。もう少し早く特集よんでいたら回避できたかと。

ゴールドは若干、当初のイメージと異なった発色になっています。おそらくガイアノーツの「EXゴールド」がイメージに近かったなのではないかと思っております(個人的には)。

水転写デカールは各パーツにスミ入れした後に貼っていき、乾燥後にトップコート仕上げとなっています。

そしてここで今回大失敗、本来右脚のスネに貼るべきAG(エゥーゴ)マーク、ぼーっと何も考えずに進めてたら、左足に貼ってしましました(MKⅡは左右で違うのよ)。気が付いた時にはトップコートもしっかり終わった後で、剥がす事すらできず、これはこれで良しといたしました。

マスキングが必要なのはスネ外側のスラスター部、最初パーツ分割してある所のみ金色でいいかと思いましたが、完成写真見ると外装部分にもかかっていたため、デカール貼った後に急遽マスキングして塗装しております。

塗装済み完成

アクション

比較

RGでこのカラーリング採用してみてもいいかもと思いました。

まとめ

21st CENTURY REAL TYPE Ver. ということで、全塗装で仕上げてみました。

旧キットのリアルタイプシリーズはファーストガンダムのキットだけでしたので、21st Ver.でゼータ以降のMSやドダイ改のリアルタイプ化は世界観広げる観点からもウエルカムだと思いました。

カラーリングもそうですが、デカール貼るだけで情報量が増えて、グッと完成品のレベルが上がった気になれます。

Mk-Ⅱの横に同じトーンのゼータも並べたいと率直に思いました。自分で塗り替えるか、メーカーから出てくるのに期待するか?前者を選択した場合、完成直前にメーカーアナウンスされるってのが、あるあるですね。

価格も手ごろで、完成させると渋くてかっこいいリアルタイプMk-Ⅱ、近くにガンダムベースが無いと入手が難しいキットかもしれませんが、機会があれば1台押さえておいてい1台でした。

HG ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.) レビュー

今回は21世紀リアルタイプシリーズの最新作『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)』のレビューをしていきます。

東京をはじめとした各地のガンダムベース限定商品として販売されたキットとなっております。ベースはREVIVE版の「HG ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)」の成型色を変更して、新たに水転写デカールを追加した構成になっています。

これでこのシリーズはガンダム、ガンキャノン、グフ、グフフライトタイプ、ドダイ改、ザクに続き7作目となります。グフフライトタイプ以降はガンダムベース限定、初期の3機は最初プレバン限定商品でしたが、途中からガンダムベースでの販売も行っています。

キットの作り自体は同一ですが、カラーリングも含めて改めて確認していこうと思います。

せっかくのリアルタイプですので、最終的には塗装&水転写デカールで仕上げていく予定です。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ビームサーベルとポリキャップ以外は全てガンダムMk-Ⅱ表記でPS素材になります。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

塗装&水転写デカール

全塗装のレビューはこちら

比較

まとめ

今回は『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムMk-II(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)』をレビューしてまいりました。

元のエゥーゴカラーから、成型色をリアルな兵器っぽいカラーリングにしただけで、大人なMk-Ⅱに仕上がっております。特に黄色い部分をゴールド変更しているのが、カッコよいと思いました(しかし、シールドのシール部分はイエローのまま)。

成型色で色分けもされていますので、そのまま水転写デカール貼ってクリアコートでもOKですし、マスキングもほとんどいらないので(シールドとバーニアぐらいな)、全塗装の練習台にもうってつけかと思います。

ただ、入手できるのがガンダムベース限定となっているため、全国のガンプラファンが必ずしもすぐに手に入れられないといった側面もあります。なるべく早期にガンダムベースオンラインなどで販売されることを願っております。

キットのグッドポイント

  1. 渋くてかっこいい、川口名人監修のカラーリング 黄色い部分の金色が良い
  2. デカールも適度に点数抑えられていて、いかにもロービジカラーなところが良い
  3. カラーパターンがエゥーゴカラーと一緒なので、無駄な余剰部品なし

キットの残念ポイント

  1. エゥーゴカラーと共通ですが、ハンドパーツが1種類
  2. 足裏の肉抜き
  3. 腰ブロックと胸部の接続部分がポロリしやすい

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:RX-178
  • 名称:ガンダムMk-Ⅱ
  • 搭乗者:カミーユ・ビダン他
  • 所属:エゥーゴ
  • 商品価格:1,870円(税込 10%)
  • 発売:2021年6月21日
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGUC グフ(21stCENTURY REAL TYPE Ver.) レビュー

今回は「HGUC グフ」(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)をレビューしていきます。

21世紀によみがえった”リアルタイプ”シリーズ!しかし、本家旧キットは1/100での展開、さらに言えば当時グフはラインナップにありませんでした。

21stCENTURY REAL TYPE Ver.シリーズはHGのREVIVEが始まったタイミングで企画されたと思われ、「RX-78ガンダム」、「ガンキャノン」、そして今回の「グフ」の3機種でスタートいたしました。現在はこの3機の他に、「HG グフフライトタイプ」、「HG ドダイ改」、そしてREVIVEされた「ザク」(なんと量産型より先に発売)と、地道にシリーズは増加しております。

キットはREVIVE版のグフの成型色を変更し、ライン部分などを水転写デカールで再現したキットとなっております。

当初はプレバンでの発売でしたが、ドダイ改がガンダムベース東京限定で発売されたタイミングで、21stCENTURY REAL TYPE Ver.シリーズは各ガンダムベースの店頭でも販売されています(HPには記載されてませんが)。

そんな21世紀に蘇ったリアルタイプを今回は見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表示は全て「HG1/144 グフ」、素材はポリキャップ以外「PS素材」となっており、シール以外のパーツ構成はREVIVE版と一緒です。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腰部

腕部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

塗装&水転写デカール

せっかく水転写デカールもついているので、全塗装いたしました。

レシピは取説に寄せておりますが、単色で近いものがあるときは手間軽減のためにそちらを使用しています。

表記のないものはミスターカラーです。

本体グリーン:フィールドグレー(2)50%+グリーン25%+オリーブドラブ(1)25%

腕部、脚部イエロー:ホワイト35%+タン35%+ガイアノーツ クリームイエロー30%+ダークイエロー少々

胸部などブラック:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ

関節、ランドセル:ガンダムカラー MSグレー連邦系

膝オレンジ:ガイアカラー マンダリンオレンジ

ヒートロッド:ニュートラルグレー

モノアイ:シルバーの上からクリアーオレンジ

胸とヒザアーマーの上半分、手の甲は色再現&ラインマーキングのデカールとなっております。全部隠れてはしまうのですが、一応ニュートラルグレーⅤで塗装しております。貼り付けてみると関節に使った連邦グレーの方が近かった気がします。

上記部分のデカールは結構貼るのが大変で、マークソフターやらセッターやら多用して、やっときれいに収まった感じです。

膝のオレンジ部分は色再現だけでしたので、デカール貼らずに塗装のみです。

イエロー部分はもっと濃い黄色イメージしていたのですが、かなりクリームっぽくなってしまいました(ジOの黄色みたい)。

アクション

比較

塗装済みに差替えます(2021/8/1)

まとめ

今回は「HGUC グフ」(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)をレビューしていきました。

基本構造はREVIVE版のグフと同一なので、大きな問題はないのですが、21st版ならでは問題点がいくつか。

上記レビューにもありますが、ノーマルの握り手だと、シールドを持たせるときに握り手に空いている穴の径が小さく隙間が空きます。シールド側の持ち手を削って細くするか、諦めて前腕に装着するかになります。

また、成型色のみで色再現ができていない、腹部や膝アーマー、手首の装甲の黒い部分は水転写デカールでの再現になるのですが、色再現とマーキングラインが一緒になっています。そのため、塗装してもラインデカールがないため、上からデカールを貼るか、サードパーティーのラインデカールで自作するか、はたまたラインも塗装するかの選択にせまられます。また、手首のデカールはワンセット付属しておらず、2セットある手首の片方は諦めなければならない状況です。若干配慮に欠けるかな、と思いました。

それ以外は特に問題はなく、昭和のガンプラを思い出す懐かしい1台となっています。渋いカラーリングで更に汚しをかけても、よりらしくなるかもしれません。

一定の年齢以上の人には懐かしさを、それ以外の方には目新しを届けてくれるキットでした。

キットのグッドポイント

  1. パッケージから当時の雰囲気を醸し出す演出
  2. シールではなく水転写デカールでマーキングを準備してくれたこと

キットの残念ポイント

  1. 手首のデカールがワンセット足りない
  2. カラー再現のデカールとラインデカールは分けてほしかった
  3. 旧キットでもいいので、ドダイもだして
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MS-07B
  • 名称:グフ
  • 搭乗者:ジオン一般兵
  • 所属:ジオン公国
  • 商品価格:1,700円
  • 発売:2016年06月
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)