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ＭＧ ライトニングストライカーパック レビュー

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今回のガンプラレビューは「ＭＧ 1/100 エールストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ用 ライトニングストライカーパック」を見ていきます。

機体紹介

「ライトニングストライカーパック」は機動戦士ガンダムSEED MSVに登場する追加ストライカーになります。

「機動戦士ガンダムSEEDメカコンテスト」（2003年）において、一般公募の中から選ばれたものを再デザインした機体になっています。

70-31式電磁加農砲（レールガン）を装備し、大型のバックパックは他のストライカーパックよりも作戦行動時間が長くとることが可能となっていた。

ムウ・ラ・フラガが運用試験を行っていたが、戦闘でパックは破壊、のちにデルタアストレイでスローターダガーの装備としても登場しましたが、そこでも破壊される結果となっています。

キット紹介

キットはプレバン限定商品として2021年8月発送で、本体とストライカーパックがセットになった「ＭＧ 1/100 ライトニングストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ」とストライカーパック単体の「ＭＧ 1/100 エールストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ用 ライトニングストライカーパック」の2種で発売されました（9月発送の2次まであり）。

今回レビューするのは後者の「ＭＧ 1/100 エールストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ用 ライトニングストライカーパック」で、手持ちの「ストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ」と組み合わせてみていきます。

本体セットで購入すると、エールストライカーを別途入手する方法がない（ルージュはオオトリ装備）ため、ライトニングストライカー単体を選択しました。

パッケージ＆内容物紹介

パッケージはプレバン標準の2色刷りですが、側面には珍しくキット紹介が印刷されています。

組立説明書もプレバン仕様のモノクロの味気ないタイプです。

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、パーツ番号はLIGHTNINGの頭の「L」が付いています。

LA1パーツ　イロプラ　MG 1/100 ライトニングストライカー表記　グレー、ホワイト、ブラック、クリアーパーツ部になります。

LA2パーツ　イロプラ　MG 1/100 ライトニングストライカー表記　LA1と対になるパーツ群です。

LB1パーツ　ダークブルー　MG 1/100 ライトニングストライカー表記　外装のブルー部分になります。

LB2パーツ　ダークブルー　MG 1/100 ライトニングストライカー表記　LB1とのつになる部分です。

LCパーツ　イエロー　MG 1/100 ライトニングストライカー表記　ワンポイントの黄色部分です。ほかのイエロー部分は後述のシールになります。

LDパーツ　グレー　MG 1/100ライトニングストライカー表記　腕部ユニットや胸部フレームになります。

PC-7　コンポジットポット接続部のボールジョイント用です。

リード線　エネルギーケーブル再現用のリード線です。

シール

ホイルシール　色再現用です、本体セットと同じものが入っているようです。ライトニングストライカーバーニア部とエアインテーク部で使用します。

メタリック3Dシール　本体の黄色のライン部分に使用します。
外装パネルの再現用なので、厚みと光沢感があるシールになっています。

水転写デカール　ストライク本体とライトニングストライカー用の物が入っています。ストライクガンダムVer.RM用のガンダムデカールが再販頻度低いのでありがたいです。

各部組立

背部ユニット

メインユニットのエネルギータンク部になります。

メインユニットと主翼部分になります。
翼にもスリット入っており、細かいところも色分けされています。

左右のコンポジットポットと中央スラスターです。コンポジットポットの部品点数が多いです。

イエローパーツのチラ見せが全体のアクセントになっています。
背中と腰（リアアーマー）で固定する方法になっています。

大型のストライカー装備になっています。

胸部ユニット

ストライクの胸部と似たデザインです。

中央のクリヤーレッドのセンサー部が目立ちます。

肩の支柱は背部のメインユニットへ接続されます。

右腕ユニット

70-31式電磁加農砲のグリップ側ユニットになります。

この形態で「71式強化徹甲尖頭弾」が使用可能です。

左腕ユニット

70-31式電磁加農砲の砲身側ユニットになります。レール部は根元は折りたたみ式、先端は差し替え式になっています。

きれいにまとまっています。

本体装着

横幅が結構あります。

「70-31式電磁加農砲」が存在感発揮しています。

ギミック＆可動

「オーバードライブ」状態（右）の再現が可能です。

メインスタビライザーの裏面のフィンも可動します。フィン裏のダクト部は部分塗装したいですね。

コンポジットポットもスライド機構などでオーバードライブ再現可能です。先端部はもう少しわかりやすい変化が欲しいと個人的には思ってしまいました。

エネルギータンク基部のハッチ展開することでエネルギーチューブ接続可能です、左側も同様です。

70-31式電磁加農砲の分解方法です。前後パーツへ分解します。

レール先端部を取り外して、後端部は折りたたみ。グリップ部はスライドして銃床部を格納します。

グリップを腕部ユニットに格納して接続して完了します。

アクション

両手持ちはかなり大変でした。

ストライクガンダムとアクションベースの接続パーツ紛失のため、空中姿勢オミットです。ライトニングストライカーパックが腰部マウントも使用するため、ストライクガンダム付属のベースが使用できません。

まとめ

今回のガンプラレビューは「ＭＧ 1/100 エールストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ用 ライトニングストライカーパック」を見てきました。

ストライクガンダムの増設ユニットですが、部品点数も多く作りごたえがありました。

スラスター内のフィンや、腰部のエネルギーケーブル接続ハッチなど、細かいギミックのつくりもよく、密度が濃い内容となっています。

ただ、残念ながら腕部ユニットが固定できず、ストライクガンダムVer.1.0には装着することができません（Ver.RM用ですので問題ありませが）。

あと、売りの一つである「70-31式電磁加農砲」を両手で構えさせるのは一苦労でした。グリップ接続部がほぼ固定のため、ポージングとしては制約が多いものになっていました。

大型装備に派手な大型武装、メジャー度は低いかもしれませんが、「人とは違うストライクガンダムを！」といった場合には、かなり上位の選択肢になるキットだと思います。

以上、「ＭＧ 1/100 エールストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ用 ライトニングストライカーパック」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 増設ユニットだが作りごたえあり
  2. 電磁砲の接続部のパイプや背面のリード線接続部のハッチなど細かいギミックが良い
  3. プラスチックステッカーや水転写デカール付属など、ちょっとした高級感あり

キットの残念ポイント

  1. 両手でレールガン持たせるのは一苦労
  2. コンポジットポットが外れやすい
  3. Ver.1.0には非対応（腕部ユニットが固定できず）

技術ポイント

  • ゲート：クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根：-
  • 脚部付け根：-
  • 関節構造：-
  • クリヤーパーツ：胸部ユニット、70-31式電磁加農砲基部

機体＆キットデータ

  • 登場作品：機動戦士ガンダムSEED MSV
  • 型式：P204QX
  • 名称：ライトニングストライカーパック
  • 搭乗者：-（ライトニングストライクガンダムはムウラ・フラガ）
  • 所属：オーブ連合首長国
  • 商品価格：2,970円（税込）
  • 発売：2021年8月発送
  • パッケージ：プレバン仕様（側面解説あり）
  • 積みプラ解消： -8cm（パッケージの高さだけで算出）
  • ベースキット：MＧ 1/100 ライトニングストライクガンダム Ｖｅｒ．ＲＭ