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RG フリーダムガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」をスミ入れ+リアリスティックデカールにクリアコートで作成して見ていきたいと思います。

機体紹介

フリーダムガンダムは『機動戦士ガンダムSEED』後半から『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の前半でキラ・ヤマトが搭乗したモビルスーツです。

パトリック・ザラの号令の下、物量で劣るザフト軍が単機で戦況を覆すほどの戦闘力を有した機体取りて開発されました。しかし、クライン派の手引きでキラ・ヤマトの手に渡り、三隻同盟の一翼としてクルーゼのプロヴィデンスを撃破、SEED DESTINYでシンのインパルスに撃墜されるまで長きにわたり、キラの翼としての役割を担った機体でした。

キット紹介

キットはリアルグレードシリーズの第5弾として2011年11月に一般店頭発売されました。

初期のRGなので、アドヴァンスドMSジョイントが頭部以外のフレーム全てに採用されております。また、1/144ながらもコクピットハッチの開閉や翼の展開ギミックなども再現されており、MSのリアルを追及したシリーズの1台となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはビームサーベル以外は全て新規です。表記は全て「RG 1/144 フリーダムガンダム」です。

素材はPS素材と一部ABS素材になっています。また、ポリキャップは付属しません(一部撮影前に切り離しています)。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ

E1パーツ

E2パーツ

F1パーツ

F2パーツ

Gパーツ

SB-1パーツ

リアリスティックデカール1

リアリスティックデカール2

各部組立

RGは一度組むと外せないパーツが多々あります。そのため、スミ入れ、デカール、クリアコートを行ってから組みあげています。

今回のクリアコートは以下です。

  • ホワイト、胸部などダークブルー:半光沢
  • ABS素材:水性のつや消し
  • それ以外:つや消し(UV Cut) 

いずれもMR HOBBYシリーズです。

また、メインカメラとリアカメラはクリアーブルーで部分塗装しています。

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

フレーム

素組完成

ウイングを後ろ側に回すと自立できないので、アクションベース6を使用しています。

ただ、そのままでは接続パーツに合わないため、先端のピンをカットしてベース部も削っています。

ギミック&可動

頭部

アクション

比較

撮影中

まとめ

今回は「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」レビューしてきました。

シリーズナンバー05と、アドヴァンスドMSジョイントが全身に採用されている初期のRGでした。そのため可動範囲や装甲のスライド機構などはよくできていますが、腹部の関節が緩めで、保持力の点では少々難ありでした。

特にSEED系のMSはバックパックが重いため、キット単体でバランスをとるのはなかなか難しい物でした。

ただ、RX-78のVer.2.0発売のアナウンスがされているので、今後初期のRGに関してはリニューアルの機会があるのでは?と期待しております。 

最近のRGシリーズ(Gガンダムなど)ではアドヴァンスドMSジョイントの使用箇所が減っていますので、より進化したバランスが取れたものが待ち望まれます。

全体的にはRGらしく情報量も多いため、手間はかかりますが完成後の満足度も高い一品だと思います。

あと、個人的にはバンダイ純正の水転写デカールが無いのも少々残念に思っています。

以上、「RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. よくできた翼の構造
  2. 保持力はともかく、よく動く各関節
  3. 武器含め、成型色でしっかり色分け

キットの残念ポイント

  1. バックパックの重さに耐えられず自立できないボディーバランスと、姿勢を維持できない腹筋
  2. サイドアーマーに接続するも、すぐポロリするビームサーベル(ダボが活かされていない…)
  3. 先端がぴったりくっつかない翼(個体差化も)

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形、ノーマル
  • 腕付け根:アドヴァンスドMSジョイントによる2軸
  • 脚部付け根:スライド機構付き軸受け
  • 関節構造:腕、脚ともにアドヴァンスドMSジョイントによる二重、首:胴体側1軸+頭側ボールジョイント
  • クリヤーパーツ:頭部ツインアイとメイン・リアカメラ、ビームサーベル

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
  • 型式:ZGMF-X10A
  • 名称:フリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:三隻同盟→無所属
  • 商品価格:2,750円(税10%込)
  • 発売:2011年11月19日
  • パッケージ:RG標準
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ストライクフリーダムガンダム レビュー

今回は『 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』から「HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ストライクフリーダムガンダムは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で、非政府組織「ターミナル」の秘密工廠ファクトリーにて開発された、キラ・ヤマト専用の高性能モビルスーツです。

先代フリーダムの設計をベースに最新技術(第二世代ドラグーン、ビームシールド、ハイパーデュートリオンエンジンなど)を惜しみなく投入し、第二世代をベースとしながらもサードステージ機も退け、大戦終結への原動力となりC.E73最強のMSとの呼び名が高い機体です。

キット紹介

キットは2016年11月にHGCE No.201として一般店頭発売されました。

HG SEEDシリーズ版「ストライクフリーダムガンダム」のリニューアルキットの位置付けになっています。パーツは完全新規で、可動、プロポーション、色分けと、最新のHG ストライクフリーダムガンダムへと旧HGから11年分のバージョンアップしたキットとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ポリキャップやビームサーベル以外のパーツ表記は全て「HGCE 201 1/144 ストライクフリーダムガンダム」(なぜかシリーズナンバーの”201”も記載されています)となっています、また素材も全てPS素材となっております。

A1パーツ

A2パーツ

B1パーツ

B2パーツ

Cパーツ

D1パーツ

D2パーツ

E1パーツ

E2パーツ

SB-13

PC-002

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

頭部

腕部

胴体部

脚部

レール砲

ウイング

アクション

比較

まとめ

今回は「HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム」レビューしてきました。

さすがは主役(級)MS、購入層も幅広く、たくさん売れるのを前提としているキットらしく、作りやすく、なおかつ組み立てれば、みなが納得できるストライクフリーダムガンダムになっております。

二丁拳銃に二刀流、派手なウイングにビームシールドとプレイバリューも高い商品でした。

ただ、ライフルやサーベールの接続が緩かったり、ドラグーン外してもディスプレイができないなど、RGやMGと比較すると、周辺パーツが少し弱いと感じました。

HGで物足りなさを感じたら、定価ベースで¥1,100追加してRGを選択するのも十分にありかとも思いました。

しかし、お手頃にかっこいい「ストライクフリーダムガンダム」が欲しいと思っている方には、迷わずオススメできる1台でした。

以上、「HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. SEEDアクションシステム搭載前ですが、よく動く各関節
  2. おかげでポージングもよく決まる(アクションベース必須ですが)
  3. 部品数抑えながら、特徴的なウイングもまとまり良く再現

キットの残念ポイント

  1. ビームライフルの2丁接続部、ビームサーベル2本の接続がともに緩い(インフィニットジャスティスでサーベルは改善してた)
  2. 部分塗装するにしても、ヒザのスラスター部は別パーツにしてほしかった
  3. スーパードラグーン、Webの商品説明には着脱可能と記載があるが、説明書及びパッケージでは全く触れられていない

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形+ノーマル
  • 腕付け根:前方向引き出し式ポリキャップ 
  • 脚部付け根:本体側固定軸+中央ピン、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、
  • クリヤーパーツ:本体側一軸+頭部側ボールジョイント

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • 型式:ZGMF-X20A
  • 名称:ストライクフリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:クライン派→オーブ国防軍
  • 商品価格:2,200円(税10%込)
  • 発売:2016年11月12日
  • パッケージ:HG Ⅲ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ブラックナイトスコードシヴァレビュー

今回は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』からファウンデーション王国のMS「HGCE 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ブラックナイトスコードシヴァはファウンデーション王国のアウラ女王親衛隊である、ブラックナイトスコード隊の隊長シュラ・サーペンタインの専用モビルスーツです。

このMSは格闘戦に特化した、一騎打ちのための機体となっており、3本のビームサーベル、ヒート剣、両足のビームソードなど、隠し武装である胸部の近接短針投射システム「VIG-M70C」以外は、近接戦闘用の武装が中心となっております。

また、ビームが通用しない新世代の装甲「ファムテク装甲(FT装甲)」とビームマントを装備しています。

キット紹介

キットはHGCEのNo.245として、ライジングフリーダム、イモータルジャスティスに続き、2024年2月23日に一般店頭発売されました。

また、ファウンデーション王国陣営のMSとしては初のキットとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材、表記は「ブラックナイトスコードシヴァ」と「ラックナイトスコード」(シヴァなし)が混在しています。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

D1パーツ

D2パーツ

Eパーツ

SB-9パーツ

SB-13パーツ

ビームマント

リード線

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

頭部

腕部

胴体部

脚部

バックパック

武装その他

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」レビューしてきました。

組立後の感想としては、剛性感が高く全体的にカチッとしていて、なおかつよく動く、好印象なキットでした。

肝のビームマントも素材や装着後の馴染み感も含め、うまくまとまっておりキットの出来を引き上げるのに貢献しているとも思います。しかし、取付や取り外しはパーツオープナーが無いとやりづらいです。

また、大小の色分けシール(太もも外側やバックパックなど)も若干多めで、制作者の腕や製作方法(シールや部分塗装、全塗装)で、完成した時に差が付く1台かとも思います。

そのため、部分塗装やクリアコートでも個性や違いが出てくるので、納得いく形で取り組んでほしいキットです。

劇場のスクリーンだけでみるハイスピードな動きだけでは、とらえきることができない細かなところも、立体物として手にすることで解るディテールやカッコよさを再発見できるMSでした。

以上、「HG ブラックナイトスコードシヴァ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. かっちりした作り、胸部ハッチも剛性高い
  2. ゴールドの成型色の質が上がった(気がする)
  3. ビームマントも効いている

キットの残念ポイント

  1. シールドアンカー接続のパーツが緩い
  2. 色再現シール多め
  3. バックパックがシングル軸接続なので、クルクル左右に曲がりやすい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:胴体側 二軸+ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 固定ピン、脚側 3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:サーベル用ビームエフェクト

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • 型式:NOG-M1A1
  • 名称:ブラックナイトスコード シヴァ
  • 搭乗者:シュラ・サーペンタイン
  • 所属:ファウンデーション王国
  • 商品価格:2,970円(税10%込)
  • 発売:2024年02月23日
  • パッケージ:HG Ⅳ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ライジングフリーダムガンダム レビュー

今回のガンプラレビューは劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』から「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」を素組で見ていきます。

機体紹介

ライジングフリーダムガンダムは世界平和監視機構コンパスに所属し、モビルスーツ隊隊長であるキラヤマトの搭乗機です。

ストライクフリーダムガンダムの運用データを元に、ムラサメで培った可変技術を流用してオーブが設計した機体となっています。

また、コクピットは全天周モニターや、ヴァリアブルフェイズシフト装甲(VPS装甲)が採用されている。

同じフリーダム系列のMS同様に、武装の多くは遠距離戦闘用の装備が多く、またプラント側の開発・製造となっており、国家・体制間を超えた技術が集結した機体となっています。

キット紹介

キットは劇場版公開日(2024年1月26日)に合わせて、僚機「イモータルジャスティスガンダム」と同時に、HGCEシリーズ No.243として一般店頭発売となっています。

また、キットは完全新規となっており、さらにSEEDシリーズで印象的なアクションポーズ再現に特化した内部構造「SEEDアクションシステム」を搭載したものとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全て新規でPS素材、またポリキャップレスの構成となっています。

Aパーツ

B1パーツ

B2パーツ

C1パーツ

B2パーツ

D1パーツ

D2パーツ

E1パーツ

E2パーツ

F1パーツ

F2パーツ

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

変形

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」レビューしてきました。

毎回、主役機はお値段以上の商品が多いHGシリーズですが、今回も同じ日に、同じ価格で発売となったイモータルジャスティスガンダムより、ボリューミーな内容となっていました。

元のデザインは異なっていますが、ライフル接続部のスライドギミック、ウイング部にビームエフェクトが付くシールドや、左だけではありますが平手が付属したり、バックパックのウィング部分も明らかにパーツ数が多いなど、ライジングフリーダムの方が作りごたえは確実に上でした。

仮に店頭で両方販売している状況で、どちらにしようか迷ったら、迷わずライジングフリーダムをオススメいたします。

ただ、目立つウイングのホワイトラインがシール(又は塗装)が必要であったり、ウイング部のパーツ数が多い分、初心者だと組みあげるのが若干手間取りそうかな?とは感じました。

しかし、完成後は非常によくできたライジングフリーダムを手に入れることができるので、映画見て気になっている方はぜひ手に取っていただきたい1台でした。

また、設定上では、イモータルジャスティスとはフレーム共通で、運用に応じて装備などを変更できるマルチロール機となっておりますので、ぜひマスターグレードでも発売してほしいと思う機体でした。

以上、「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」の素組レビューでした。

キットのグッドポイント

  1. (決して安くはないですが)お値段以上のボリュームと完成度
  2. よく動く「SEEDアクションシステム」を採用した各部関節
  3. 平手付き

キットの残念ポイント

  1. 組立説明書の表紙から「素立ち」写真がなくなる
  2. ウイングの展開方法の説明部文が、少々わかりにくい
  3. シールドの赤い部分のスライド(特に小さい方)が動かしずらい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形
  • 腕付け根:胴体 側ロック付き二軸ボールジョイント
  • 脚部付け根:胴体側 上下スライド機構付きピン、脚側 3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ツインアイ、ビームシールド、ビームエフェクト

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • 型式:STTS-909
  • 名称:ライジングフリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:世界平和監視機構コンパス
  • 商品価格:2,640円(税10%込)
  • 発売:2024年01月26日
  • パッケージ:HG Ⅳ型
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

MG ライトニングストライカーパック レビュー

今回のガンプラレビューは「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ライトニングストライカーパック」を見ていきます。

機体紹介

「ライトニングストライカーパック」は機動戦士ガンダムSEED MSVに登場する追加ストライカーになります。

「機動戦士ガンダムSEEDメカコンテスト」(2003年)において、一般公募の中から選ばれたものを再デザインした機体になっています。

70-31式電磁加農砲(レールガン)を装備し、大型のバックパックは他のストライカーパックよりも作戦行動時間が長くとることが可能となっていた。

ムウ・ラ・フラガが運用試験を行っていたが、戦闘でパックは破壊、のちにデルタアストレイでスローターダガーの装備としても登場しましたが、そこでも破壊される結果となっています。

キット紹介

キットはプレバン限定商品として2021年8月発送で、本体とストライカーパックがセットになった「MG 1/100 ライトニングストライクガンダム Ver.RM」とストライカーパック単体の「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ライトニングストライカーパック」の2種で発売されました(9月発送の2次まであり)。

今回レビューするのは後者の「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ライトニングストライカーパック」で、手持ちの「ストライクガンダム Ver.RM」と組み合わせてみていきます。

本体セットで購入すると、エールストライカーを別途入手する方法がない(ルージュはオオトリ装備)ため、ライトニングストライカー単体を選択しました。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、パーツ番号はLIGHTNINGの頭の「L」が付いています。

シール

各部組立

背部ユニット

胸部ユニット

右腕ユニット

左腕ユニット

本体装着

ギミック&可動

アクション

ストライクガンダムとアクションベースの接続パーツ紛失のため、空中姿勢オミットです。ライトニングストライカーパックが腰部マウントも使用するため、ストライクガンダム付属のベースが使用できません。

まとめ

今回のガンプラレビューは「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ライトニングストライカーパック」を見てきました。

ストライクガンダムの増設ユニットですが、部品点数も多く作りごたえがありました。

スラスター内のフィンや、腰部のエネルギーケーブル接続ハッチなど、細かいギミックのつくりもよく、密度が濃い内容となっています。

ただ、残念ながら腕部ユニットが固定できず、ストライクガンダムVer.1.0には装着することができません(Ver.RM用ですので問題ありませが)。

あと、売りの一つである「70-31式電磁加農砲」を両手で構えさせるのは一苦労でした。グリップ接続部がほぼ固定のため、ポージングとしては制約が多いものになっていました。

大型装備に派手な大型武装、メジャー度は低いかもしれませんが、「人とは違うストライクガンダムを!」といった場合には、かなり上位の選択肢になるキットだと思います。

以上、「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ライトニングストライカーパック」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 増設ユニットだが作りごたえあり
  2. 電磁砲の接続部のパイプや背面のリード線接続部のハッチなど細かいギミックが良い
  3. プラスチックステッカーや水転写デカール付属など、ちょっとした高級感あり

キットの残念ポイント

  1. 両手でレールガン持たせるのは一苦労
  2. コンポジットポットが外れやすい
  3. Ver.1.0には非対応(腕部ユニットが固定できず)

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:胸部ユニット、70-31式電磁加農砲基部

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED MSV
  • 型式:P204QX
  • 名称:ライトニングストライカーパック
  • 搭乗者:-(ライトニングストライクガンダムはムウラ・フラガ)
  • 所属:オーブ連合首長国
  • 商品価格:2,970円(税込)
  • 発売:2021年8月発送
  • パッケージ:プレバン仕様(側面解説あり)
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:MG 1/100 ライトニングストライクガンダム Ver.RM

MG エールストライクガンダム Ver.RM用 ランチャーストライカー/ソードストライカーパック レビュー

機体紹介

ランチャーストライカー/ソードストライカーはともに、GAT-X105 ストライクガンダムに装備可能な拡張パーツです。

ランチャーストライカーは砲撃戦を想定したストライカーパックとなっており、一発でコロニーの外壁に穴をあけることができる、超高速インパルス砲「アグニ」やコンボウェポンポッドを装備した重武装タイプ。

ソードストライカーはストライクの身長ほどの大型対艦刀「シュベルトゲベール」、アンカー付きシールド「パンツァーアイゼン」、ビームブーメラン「マイダスメッサー」を装備した白兵戦特化の装備となっています。

また、エールストライカーにランチャーストライカー/ソードストライカーを装備した全部載せ、パーフェクトストライクも、SEED本編がHDリマスターされた際に新設定+新作カットで本編に登場しております。

キット紹介

キットはプレミアムバンダイ限定で2013年6月の初回発送で商品化、その後も2017、2020、2023年と定期的に再販がかかっているアイテムとなっています。

パーツ自体はVer.RM以前に発売になっていた、「MG 1/100 ランチャー/ソードストライクガンダム」のセットから、”ランチャーストライカー/ソードストライカーパック”部分だけにして、新たに水転写デカール(ストライカーパック分のみ)を追加した内容になっています。

そのため、ストライクガンダムのVer.1.0にもVer.RMにも使用できる内容となっています(公式にはVer.RM用としか謳っておりませんが)。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは「MG 1/100 ランチャー/ソードストライクガンダム」と共通なので、ランナー番号はQから始まります。

シール

各部組立 (ランチャーストライカー)

ショルダーアーマー(コンボウェポンポッド)

バックパック

接続アーム

ランチャーストライカー  超高インパルス砲アグニ

素組完成(ランチャーストライクガンダム)

各部組立 (ソードストライカー)

ショルダーアーマー

バックパック

ロケットアンカー

対艦刀シュベルトゲベール、ビームブーメラン マイダスメッサー

素組完成(ソードストライクガンダム)

素組完成(パーフェクトストライクガンダム)

本体付属のエールストライカーに両ストライカーを接続しパーフェクトストライクを再現可能です。

アクション

比較

まとめ

今回は「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ランチャーストライカー/ソードストライカーパック」を見てきました。

元々Ver.1.0の本体用に商品化された「MG 1/100 ランチャー/ソードストライクガンダム」(ストライク本体付き)から、ランチャーストライカー/ソードストライカーパックを取り出した商品構成でしたが、違和感なくそのまま取り付け可能にできるように、Ver.RMの設計時におそらくきちんと配慮されていたものと思われます。

ただ、ソードストライカーの肩アーマーのみ、取付時にスペーサー部品(Ver.RMに付属)が必要ですが、それ以外はVer.1.0用とは感じさせない装着感になっていました。

この商品はプレバン販売ではありますが、初回販売と3度再販(2023年8月現在)されており、他の限定キットと比較しても(一応)安定して供給されております。

こういった対象MS本体が一般販売で流通している商品のオプション装備は、定期的に再販されることが望ましいと個人的には考えています。

装備だけ独立商品として定期的にプレバンでの販売は、オプションの販売方法としては「あり」だと思いますので、継続して再販してほしいと思います。

以上、「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ランチャーストライカー/ソードストライカーパック」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. Ver.RM用都の表記だがVer.1.0にも使用可能
  2. 脱着もシンプルかつ,、しっかりしています。
  3. 元キット活かしながらも、パーフェクトストライクを実現

キットの残念ポイント

  1. ベースは2008年製なので、パーティングラインやゲート処理に割く時間多め
  2. パーフェクトストライクの場合、右肩が干渉する
  3. 「アグニ」を構えたポージングの幅が狭い(グリップの付け根に可動軸欲しいな)

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:対艦刀及び、ブーメランのビーム刃部

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
  • 型式:AQM/E-X03 (ランチャーストライカー)、AQM/E-X02( ソードストライカー)
  • 名称:ランチャーストライカー/ソードストライカー
  • 搭乗者:-
  • 所属:地球連合軍、三隻同盟
  • 商品価格:2,420円(税込)
  • 発売:2013年6月
  • パッケージ:プレバン標準2色刷り
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:MG 1/100 ランチャー/ソードストライクガンダム

ガンプラ進化論 (MG ストライクガンダム編) 

ガンプラ進化の歴史を探るこのコーナー「ガンプラ進化論」 今回は「MG ストライクガンダム」の進化を見ていきます。

使用キット

MG エールストライクガンダム 2003年10月発売 価格 4,180円(税10%込)

・MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM 2013年05月発売 4,620円(税10%込)

Ver.RMは実質2.0にあたり、ビームサーベルのビーム部、ポリキャップの一部、専用ディスプレイスタンドが共通パーツとなっていますが、それ以外はすべて新規パーツでの構成となっています。

また、二つのキットの間にはほぼ10年の間があり、この記事を書いているのはVer.RMが発売されてからさらに10年後となっています。

フレーム状態での比較

どちらも頭部以外はフルフレームなので、外装を付けない状態で比較します。

写真は基本左が初代、右がVer.RMの配置になっています。

全体形状

可動部

Ver.RMで追加されているところを中心に見ていきます。

外装装着状態での比較

外装を装着した完成状態で見ていきます。

全体形状

色分け及び、細部形状

武装

シール

カラーリング

まとめ

今回はMGストライクガンダムを見てきました(エールストライカーはページ分けます)。

発売時期が10年ほど離れた2台でしたが、Ver.1.0の健闘も光る内容でした。

フレーム状態では、腹部の可動軸、脚部の付根が大きな違いでしたが、ヒジ、ヒザ、足首などの可動はそん色ない内容でした。

しかし、外装、特に色分けに関してはVer.RMの完成度に軍配が上がります。

また、装甲のスリットから見えるフレームは、いいアクセントになっており(スミイレと同じ効果)、パネル分割によるラインの追加や、細かいスジボリディテールも合いまり、情報量が増え、完成度に違いを与えています。

頭部の大きさや、全体的なボディバランスなど、Ver.RMは今風な小顔になっておりますが、設定画に近いバランスなのはVer.1.0かとも思います。この辺も時代に合わせた変化であって、いい悪いではない部分かと(Ver.RMの方がぱっと見カッコよく見えますけどね)。

新劇場版も公開が発表になり(ストライクの出番はないかな)、しばらく盛り上がりそうなSEEDシリーズ。その原点ともいえるストライクガンダム、HGでもMGでもEGでもよいので、一家に一台クラスのMSではないかと思います。

以上、ガンプラ進化論「MG ストライクガンダム編」でした。

追伸 

もし「ストライクガンダム+I.W.S.P.」や「ストライクノワール」がVer.1.0ベースだからと、ちょっと躊躇している方がおりましたら、あまりネガティブにならずにGoしてみましょう!

手を入れにくいフレームはしっかりしているので、外装部のちょっとした部分塗装やスジボリなどで、完成度の違いを感じることができる、いい素材になるはずです。

MG エールストライクガンダム(Ver.1.0) レビュー

今回のガンプラレビューは「MG エールストライクガンダム」を見ていきます。俗に言うVer.1.0のキットになります。

機体紹介

ストライクガンダムはガンダムSEEDに登場する機体です。

地球連合がオーブ連合首長国のモルゲンレーテ社の技術協力のもと開発された、5機の試作MSの5番目の機体になります。

その特徴は、背部に備えた装備換装コネクター「ストライカーパックシステム」で、戦況に合わせて装備変更を容易に行うことが可能となっています。

当初は搭載OSの最適化が行われておらず、まともに動くこともできない状態でしたが、偶然乗り込むことになったキラ・ヤマトが即座にアップデート、そのまま専属パイロットとして物語前半の主役機として、キラがフリーダムガンダムに乗り換えた後はムウ・ラ・フラガが搭乗し、最終決戦まで全編を通して活躍した機体となっています。

キット紹介

MGシリーズでは初のSEEDシリーズからの商品化で、2003年10月に一般店頭発売されました。

ストライクガンダム本体と高機動装備のエールストライカーユニットがセットになった構成でエールストライクガンダムが再現できる内容となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナー表記は「MG 1/100 ストライクガンダム」、GとHは「MG 1/100 エールストライカー」となっています。

素材はPS素材とABS素材(D、E、F)となっています。サーベルビーム部以外は全て新規パーツです。

シール

各部組立

頭部

胸部

腕部

腰部

足首

脚部

武装

ストライカーパック

エンジン内部の塗装も手がかかりそうです。

ディスプレイスタンド

フレーム完成

フレーム部のパーツ+自立できる最低限の構成(+頭部)の状態です。

素組完成

ストライク本体です。

ストライカーユニット接続時です。

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「MG エールストライクガンダム」をレビューしてきました。

2003年製のVer.1.0、作る前はあまり期待していなかったのですが、なかなかどうして。頭部以外はフルフレーム、太ももの装甲スライド機構も付いていたりと、MGシリーズ標準となっている技術はかなり確立されていました。

ただ、外装の色分けが細かいところまでは出来ていない部分や、フレームも全身ABS製で、塗装時は頭を悩ませたりと、当時の技術的な限界も感じ取ることができました。

特に背面の角形スラスターや、エールストライカーのエンジン部分などは塗り分けにかなり手がかかりそうだと、塗装に取り掛かる前からわかる部分があったりと、最近のMGやHGになれた身としては少々億劫に感じる部分もあります。

20年前のキットではありますが、フレーム関構造に関しては最近のキットから大きく劣るところはないが、外装の色再現はもう一歩といった、MGの進化の過程を感じ取ることができる1台でした。

以上、「MG エールストライクガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. きれいに固定できるエールストライカーの主翼
  2. 頭部以外はフルフレーム構造
  3. エールストライカーを接続しても自立できるボディバランス

キットの残念ポイント

  1. シールドグリップの中段の位置がしっくりこない
  2. フロントスカートの遊びが大きい
  3. ディスプレイスタンドが大きいため展示、収納にこまる。

技術ポイント

  • ゲート:標準
  • 腕付け根:本体側二軸ピンパーツ+腕側ポリキャップ
  • 脚部付け根:本体側固定軸+ボールジョイント型ポリキャップ
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(頭部側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:メインカメラ&ツインアイ、ビームサーベル刃

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
  • 型式:GAT-X105
  • 名称:ストライクガンダム エールストライカーパック
  • 搭乗者:キラ・ヤマト、ムウ・ラ・フラガ
  • 所属:地球連合軍、三隻同盟
  • 商品価格:4,180円(税10%込)
  • 発売:2003年10月
  • パッケージ:MG標準初期型
  • 積みプラ解消: -9cm(パッケージの高さだけで算出)
  • 派生キット:MG エールストライクガンダムディアクティブモード、MG ストライクガンダム+I.W.S.P.、MG ランチャー/ソードストライクガンダム、MG 1/100 ストライクノワールガンダム、MG ストライクルージュ、MG ストライクE+I.W.S.P.(ルカス・オドネル専用機)

HG ガンダムアストレイ レッドドラゴン レビュー 【ガンプラ】

今回は「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ガンダムSEEDシリーズの公式外伝、『DESTINY ASTRAY R』に登場するMDです。ガンダムアストレイレッドフレーム フライトユニット装備から頭部をドライグヘッドに換装し、マルチツール「カレトヴルッフ」3基を装備した形態になります。

フライトユニットに装着された「カレトヴルッフ」が翼のように見え、名前の通り赤い竜を模した形になっています。

キット紹介

キットはガンダムベース限定商品とし2022年10月に発売されています。

ベースは実機同様に「HG ガンダムアストレイレッドフレーム (フライトユニット装備)」に、ドライグヘッドとカレトヴルッフ3基を追加した構成になっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外、全てPS素材になります。

シール類

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

バックパック(フライトユニット)

腕部

腰部

足首

脚部

武装

余剰パーツ

素組完成

ノーマルアストレイ

フライトユニット装備

ギミック&可動

中央の接続アームの取り付け部分です。接続部の穴の形がアーム側の形状そのままで驚きます(しかもしっかり接続できます)。使用しないときの蓋もあります。

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」をレビューしてきました。

ベースのガンダムアストレイレッドフレームにオプションてんこ盛りといったキットで、いろんな形態を再現することができ、組んだ後も楽しめる1台でした。

ベースキットがHGCEではなく、少し前(2013年)のHGだったので、あまり期待はしていなかったのですが、思のほかよくできており、考えを改めさせられました。

新規造形のカレトヴルッフもよくできており、各モードも無理なく再現できます。

ただ、どうしてもバックパックの重量がかさみ、正しい姿勢で自立させるのはかなり困難な状況です。リアを支える支柱やスタンドを同梱してほしいところでした。

また、非常によくできた良いキットなのですが、ガンダムベース限定なので入手できる地域が限定されるのも少し残念な気がいたします。

ガンダムベースだけで購入ができるというバリューもあると思いますが、ガンダムベースオンラインショップなどでも、同時に発売されればいいな~とも思います。

自立は苦手ですが、遊びごたえは抜群なガンプラでした。

以上、「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. ノーマル、フライトユニット装備と3形態を再現可能なプレイバリュー
  2. あまり古さを感じさせない、本体キット
  3. 新規造形のカレトヴルッフも多彩な変形で楽しめる

キットの残念ポイント

  1. ヘビーなバックパックをサポートするスタンドや支柱が欲しかった
  2. 頻繁に武器の持ち替えをしていると、手首の甲がポロリしやすくなる
  3. 販路がガンダムベースのみなのは少し残念

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル 追加ランナーは跡の残らないクサビ型
  • 腕付け根:胸部側スイング機構、腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:腰側固定軸(左右スイング軸有)、脚側二軸
  • 関節構造:ヒジ二重関節 ヒザ二重関節
  • クリヤーパーツ:ドライグヘッド用ビームエフェクト ビームサーベル
  • パッケージ:ガンダムベース限定商品標準
  • ベースキット:HG ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
  • 型式:MBF-P02
  • 名称:レッドドラゴン
  • 搭乗者:ロウ・ギュール
  • 所属:ジャンク屋組合
  • 商品価格:3740円(税込み)
  • 発売:2022年10月8日(ガンダムベース限定)
  • 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機) レビュー

今回は、HG 1/144 ウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機)をレビューしていきます。

機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場する連合軍のネオ・ロアノーク大佐のパーソナルカラーに塗装されたウインダムになります。

あんな爆発でそうして生きてるんだ!?とか、いったい誰があの状況から助けたんだ!?などの疑問は横へ置いておいて、キットを見ていきたいと思います。

キット内容は先に発売されております、ウインダム量産機を中の人に合わせて、紫と黒をベースにしたエピオンカラーに変更したものです。

色再現のために一部追加ランナーはありますが、武装などの装備や形状に変更点はありません。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材で表記は「HG 1/144 ウインダム」ですが、追加のシールド(Dパーツ)だけ、「HG1/144ウインダム(ネオ機)」となっています。

各部組立

頭部

胸部

腕部

腰部

足首

脚部

ストライカーパック

武装

余剰パーツ

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGCE 1/144 ウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機)」をレビューしてきました。

基本的には一般機からカラーリングを変更しただけなので、大きな違いもなく長所も欠点も引き継いだ形になっています。

FAIN BUILD構造なので、作成は簡単ですが、耐久性などは?マークがつくところです。

また、頭部のバインダー部もクリアパーツではなく、シール再現なので、商品としてのバリューとしては低めです。

ただ、専用カラーの成型色も良い感じで、一般機と異なるスネのサイドスラスターの黄緑はシールが付属するなど、手抜きは無い感じです。

また色再現のためシールドも追加で1セット付属するなど、一般機と同じ価格設定ですが、余剰がある分だけ、気持ちお得かもしれません。

武装や仕様は一般機と同一なので、プレバンで買い逃したとしても、カラーレシピ入手して全塗装するなら一般機からでも問題ないかと思います。

成型色を活かす素組&部分塗装派は、プレバンで予約受付が2021年8月30日までなので急ぎましょう。

以上、「HGCE 1/144 ウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 特徴的な紫のカラーリングもうまく再現されている成型色
  2. 地味にうれしいカラーバリエーション
  3. シールドの色再現にもこだわった追加パーツ

キットの残念ポイント

  1. 一般機同様、全体的に安っぽいつくり
  2. カラーリング以外にも一般機との違いが欲しかった
  3. 全塗装時のボディカラーの調合が難しいかも

基本データ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • 型式:GAT-04
  • 名称:ウインダム ネオ・ロアノーク専用機
  • 搭乗者:ネオ・ロアノーク
  • 所属:地球連合軍
  • 商品価格:1,540円(税10%込)
  • 発売:2020年08月(プレバン)
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ウィンダム&ダガーL用 拡張セット レビュー

今回は「HG 1/144 ウィンダム&ダガーL用 拡張セット」をレビューしていきます。

既に発売されているHG ダガーLウインダムの装備換装システムに装着可能な「マルチランチャーパック」と「ドッペルホルン連装無反動砲」、手に持たせることができる「Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾」に新規の水転写デカールがセットとなった内容になっています。

量産機に対応した追加武装のセットとなっており、こういった商品は世界観を広げる効果が高いため、大歓迎です。

果たして、長尺で大型なこの装備、製品の出来はいかがな物か見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS(部分的にKPSかな)、表記は「HG 1/144 ウインダム拡張」になっています。

各部組立

ドッペルホルン連装無反動砲

マルチランチャーパック

Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾

ギミック&可動

アクション

ドッペルホルン連装無反動砲

マルチランチャーパック

Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾

まとめ

今回は「HG 1/144 ウィンダム&ダガーL用 拡張セット」をレビューしてきました。

ランチャーパックも無反動砲も非常にしっかりできており、武装にありがちな肉抜きもなく、拡張パックと言えども結構気合が入って出来だなと思います。

マルチパックに装着のミサイルの取り出しも取り出し用のギミックがあったり、側面のハッチ内にはきちんとダクトのモールドあったりと、クオリティの高さを随所に見ることができます。

何よりもこんな大きな装備を装着しても、MSが自立できるのが何よりうれしいです。アクションベースありきなではなく、きちんと単体で飾ることができるのがグッとです(場所は取りますが)。

本体よりも高いオプションパーツですが、ダガーL やウインダムお持ちの方にはオススメ商品です。

特にダガーLは単体だと、背中が少し寂しいのでワンセット揃えておいてもいいと思います。

最近、拡張セットに付属することが多い水転写デカールですが、MS本体用の物も付属いているのは非常にありがたいのですが、どうせならキット発売と同時に何らかのアナウンスが欲しいです。

個人的には、どちらのキットも塗装完成前だったので、まだ間に合いますが、完成した後に出てこられてもって、いつも感じます。

以上、 「HG 1/144 ウィンダム&ダガーL用 拡張セット」 のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 肉抜きもなく、しっかりした作り
  2. ゼロではないが合わせ目も極力目立たない構造
  3. 長尺、大型オプションですが、ウインダム、ダガーL共に装着時に自立可能

キットの残念ポイント

  1. キット本体には付属せず、後だしの水転写デカール(無いよりましですが)
  2. MS本体よりも高額な金額設定
  3. 何故か核マークのシール貼り付け指示なし

  • 登場作品:機動戦士 ガンダムSEED DESTINY
  • 型式:-
  • 名称:マルチランチャーパック、ドッペルホルン連装無反動砲、Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
  • 搭乗者:-
  • 所属:地球連合軍
  • 商品価格:1,650円(税込)
  • 発売:2021年8月発送
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGCE ウィンダム レビュー

機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場する連合軍の量産型MS「HG ウインダム」をレビューしていきます。

GATシリーズの量産機として、ダガーLの後継機といった立ち位置のMSです。

ストライク系統の最新量産機として、背部にストライカーパックを装着する事が可能な機体となっています。

キットは完全新規で立体化され、背部には他のHGCEシリーズとも共有できる「ジェットストライカー」を装備しています。

関節には「FINE BUILD構造」が採用されており、組み易さと可動の両立を目指したキットとなっています。

既にレビュー済みのダガーL(商品の発売はこちらが後)とも比較しながら、見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材で表記もサーベルとポリキャップ以外は「HG 1/144 ウインダム」となっています。

各部組立

頭部

胸部

腕部

腰部

足首

脚部

ストライカーパック

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGCE 1/144 ウィンダム」をレビューしてきました。

最近の低価格HGで採用されている、「FINE BUILD構造」のキットとなっています。

部品点数を抑えることにより、価格の高騰を防いだり、初心者にも組立易い設計であることは理解しております。

ただ、後発のダガーLが、なかなかにいい出来のキットだっただけに、ウインダムも FINE BUILD にこだわらずに、ある程度のクオリティを保った商品として、発売してほしかったというのが正直な感想です。

特に頭部のバイザー部はクリアーパーツを使用してほしかった。

HGのウイング系キットも同様ですが、パチンとはめ込むだけの関節(以下、関節パチン)は将来的な保持力は不安にいなりますし(KPSとPSの組合せというのもあるし)、カバーパーツでうまく隠してはおりますが、何となく安っぽさ感があるな~と個人的には感じております。

あと、手首関節の保持力も弱めで、ライフル持たせるとキープできない場合があります、これも手首の接続部にフレームがない弊害かと思われます。

ただ、全体的な造形は良好で、きちんとマスキングして塗り分けて、肉抜き(サイドスラスター裏)も埋めたりで仕上げてあげれば、グッと完成度もあがると思います。

いろいろとトライアルされているこのキット、1,540円(税10%込)という価格で、ジェットストライカーまでついてくるんだから、商品としてはよくできていると思っております。

製品としては少し残念な部分もありますが、そこを何とかするのが製作主の腕の見せ所ということで、作る人のレベルでいかようにもなるキットだと思いました。

以上、「HGCE 1/144 ウインダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 確かに部品点数は少なくて組立易い(が…)
  2. ジェットストライカーパックの出来がよい
  3. 量産機を低価格で提供いただけるのはよい

キットの残念ポイント

  1. FINE BUILD構造の弊害で、バイザーや関節部など全体的に安っぽい印象
  2. ライフルの重さに耐えられない手首
  3. 全塗装しようと思ったら結構マスキングが大変
  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • 型式:GAT-04
  • 名称:ウインダム
  • 搭乗者:連合軍一般兵
  • 所属:地球連合軍
  • 商品価格:1,540円(税10%込)
  • 発売:2020年05月23日
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)