「HG」カテゴリーアーカイブ

HG ナラティブガンダムA装備(素体)

今回はナラティブガンダムA装備のMS本体部分を素組(一部シール使用)で組立て行きます。

この後、追加キットのB装備、完全版ともいえるC装備の元となる素体をチェックしていきたいと思います。

各部組立

頭部

パーツは色分け再現のために非常に細かくなっています。カメラとツインアイ部分はクリアパーツになっていますが、 塗装するにしても シールを使用するにしてもクリアである意味はあまり感じられません。逆に部品の凹凸が分かりずらくシール貼るのにてこずります。

胸部

こちらもパーツ数は多めです。A装備装着したときに上半身を起こさなければならないので、可動部分もしっかり確保されています。

バックパックはシンプルです。

腰部

腰も色分け再現のため、グレー部分はすべて別パーツです。

脚の付け根の軸部分はスイング機構がついています。

腕部

腕はシンプルなデザインです。フレームに前腕部の装甲をかぶせていきます。

足首

配色といいνガンダムっぽい足首です。

脚部

脚部の太ももはフレームむき出しになっています。

ビームサーベル

ビームサーベルの柄の部分は2分割で、ビーム刃はピンクです。

素組完成

装甲が少ない分、かなりスリムな印象です。カラーリングも過去最も地味なガンダムかもしれません。

ギミック&可動

上半身の可動範囲が広く、関心いたしました。

アクション

このキット唯一の手持ち武器です、しかしサーベルラックはどこだか判らず。

まとめ

今回は「HGナラティブガンダムA装備」の素体部分を作成いたしました。

カラーリングが地味だとは言え、色分けもツインアイとカメラ以外はほぼ完ぺきに再現されており、そのまま組むだけで満足感が高い「ナラティブガンダム」が手に入ります。

特に上半身の反らせる部分の可動は秀逸で今後発売されるガンダムタイプにも応用されることを期待したいです。

しかし、これを手に入れるにはこの後レビューするA装備ごと購入しなければいけないのが、少々考えさせられます。

B装備が装備単体でプレミアムバンダイ販売となってしまったため、MS単体が欲しい場合はC装備まで待たなければならないのが少しもったいない気がします。

確かにこの素体だけだと、カラーリングも地味でやせっぽっちに見えるので、セールス的には少し苦しい商品になってしまう予想も立ちますが、いきなり5000円も少しハードル高いですよね。

せっかく映画もヒットしているのだから、気軽に購入できる主役機は早く欲しいところです。

キットのグッドポイント

  1. ほぼ完璧な色分け(あとはバーニア部だけか)
  2. 上半身の可動域

キットの残念ポイント

  1. 武装がビームサーベルだけ
  2. 平手が欲しい
  3. A装備なしだとやはり貧弱か
  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/A
  • 名称:ナラティブガンダム
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:5940円
  • 発売:2018年11月30日

HG モビルドールサラ

今回は「HGモビルドールサラ」をレビューしていきます。

ビルドダイバーズの最終回で登場したサラちゃんのリアル世界でのモビルドール形態とダイバー世界で使用(?)するモビルスーツモードとのコンパチキットとなっています。

スケールは記載されていませんが、モビルドール時は1/1、MSモードは1/144になるのでしょうか?

組立説明書通りにモビルドール形態から作成して、MS状態への切り替えを行っていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはMSモードとモビルドールのアップが描かれています。

バックはお花畑です。

側面はキットの説明とサラちゃんの出征の秘密(?)になっています。

取説は最近のHGスタンダードの片面カラーのタイプです。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 パープル ダイバーナミと共通ランナーです。脚部中心です。

A2パーツ PS素材 ホワイト こちらもダイバーナミと共通ランナーです。胴体内部や上腕、肘関節になります。

B1パーツ PS素材 スカート裏側が中心です。

B2パーツ PS素材 2枚付属してます。 足首とスネになります。

C1パーツ PS素材 ホワイト スカートや胴体の白い部分です。

C2パーツ PS素材 肌色 上腕と顔になります。

Dパーツ PS素材 ブルー 頭部です。

Eパーツ PS素材 ホワイト 胴体や腕になります。

PS素材 クリヤー 台座です。

ポリキャップ 使用するのは1個だけです。

ホイルシール 瞳と髪のライン、MSモード時の頭部センサーになります。

各部組立

ボディ

インナーの背骨部分はダイバーナミと共通です。

スカートパーツ付けない状態です。

頭部

頭部は髪の部分のパーツ数がおおいです。

後ろ髪が長いです。MSモードコンパチなので、メカっぽさが強めです。

腕部

腕は華奢です。手首の丸パーツがらしいです。

脚部

すねから上はダイバーナミと共通です。

スカート部

スカートは白と紫の二重構造です。右側のサイドスカートは組上済です。

素組完成

スカートが少し重いですが、自立可能です。胴体や脚部はMSモードと共通なので、モールドが少しメカっぽくなっています。

瞳のシールなり塗装はしっかりしてあげたいですね。このままで放置は良くないです。

MSモード

MSモード用のパーツです。

モードチェンジは結構ばらす必要があって、以外と手間です。パーツセパレーターなどを使った方がスムーズです。

瞳のないフェイスを見るとFSSのファティマを思い出します。

まとめ

「HGモビルドールサラ」の素組まで行いました。

2018年の最新キットだけあって、部品制度も高く、サクサク組めました。ポイントをまとめると、

キットのグッドポイント

  1. 人形は顔が命!とにかくかわいく出来てます。
  2. ポージングもよく決まる、可動範囲
  3. モードチェンジが出来るお得感
  4. 台座なしで自立も可能なキットバランス
  5. スカートの部品精度の高さと二重構造によるボリューム感

キットの残念ポイント

  1. コンパチキットが故、モビルドール形態ではモールドが少しうるさいか?
  2. 台座の可動部分が少ないので、いまいち使いずらい

と、非常によくできたキットです。そのまま組み立てるだけでサラちゃんがイメージ通りに仕上がると思います。

この後に軽くスミ入れして、クリアコート仕上げをしていきたいと思います。

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズ
  • 型式:HER-SELF
  • 名称:モビルドールサラ
  • 搭乗者:サラ
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:2592円
  • 発売:2018年12月15日

HGUC ナラティブガンダム A装備(パッケージ~ランナー紹介)

今回は「HGUC ナラティブガンダムA装備」をレビューしていきます。

ナラティブガンダムは宇宙世紀物としては「F91」以来27年ぶりの劇場オリジナル作品となります。

ガンダムユニコーンの「ラプラス事変」の1年後、UC0097年が舞台となっています。起動実験中に暴走事故を起こしたユニコーンガンダム3号機「フェネクス」を捕獲する”不死鳥狩り”作戦を中心に物語は展開していきます。

ナラティブガンダムはその名の通り、このストーリーの主人公「ヨナ・バシュタ」が搭乗する主役機として、フェネクス捕獲作戦に参加します。

今回のキットはナラティブガンダムにA装備といわれる高機動装備を装着した状態でのキットとなっています。

イメージ的には小さくしたデンドロビウムかガンダムSEEDのミーティアユニットといった感じで、かなり大型のキットです。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはジェスタ(シェザール隊仕様)とともにフェネクス捕獲作成を展開中の場面になっています。

側面はキット解説と機体の細部紹介になっています。

大きさ比較でHGのジム置いてみました。HGとしてはかなり大型です。サイコガンダムより大きい感じです。

組立説明書は中綴じ製本されています。カラーは表紙と裏面だけで中面は全てモノクロ印刷です。

プレバンで発売されるB装備のチラシが入っていました。

ネタバレするので多くは語りませんが、映画見た感想としては「B装備」は一般ではなくプレバンでいいかなと思いました。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 ホワイト ナラティブガンダム本体の白い部分です。

A2パーツ PS素材 ホワイト A1の対になるパーツです。

B1パーツ PS素材 グレー ナラティブガンダムのフレームを中心とした部分です。

B2パーツ PS素材 グレー B1の対となるパーツです。

C1パーツ PS素材 グレー ナラティブガンダムボディのグレー部分です。

C2パーツ PS素材 グレー C1と対になるパーツです。

Dパーツ PS素材 グレー 足底とランドセルです。

E1パーツ PS素材 レッド 本体の赤い部分です。

E2パーツ PS素材 イエロー Vアンテナです。

F1パーツ PS素材 クリアー 大型ビームサーベルのスタンド部です。

F2パーツ PS素材 ブルー 胴体の青い部分です。

G1パーツ PS素材 グレー A装備のパーツです。

G1パーツ PS素材 グレー G1と対になる部分です。

H1パーツ PS素材 イエロー サイコキャプチャーの爪です。

H1パーツ PS素材 イエロー H1と対になる部分です。

I1パーツ PS素材 ホワイト A装備で使用します。

I2パーツ PS素材 ホワイト I1と対になる部分です。

Jパーツ PS素材 ホワイト A装備のエンジン外装と思われます。2枚付いてます。

Kパーツ PS素材 ホワイト 大型ビームサーベル部で2枚入っています。

Lパーツ PS素材 グレー プロペラントタンクです。こちらも2枚入ってます。

M1パーツ ABS素材 グレー A装備のメカ部分です。2枚入っています。

Nパーツ ABS素材 グレー A装備のメカ部で大き目なパーツです。

Zパーツ PS素材 クリアピンク 大型ビームサーベルの刃です。

DBA-1 DBA-2パーツ ABS素材 クリアー 大型ビームサーベル用スタンド部です。

BA2パーツ PS素材 グレー スタンドです。

SB-13パーツ PS素材 クリアピンク 通常のビームサーベル刃になります。

PC-001A ポリキャップです。

ホイルシールです。 結構多めな印象です。

中締め

今回はキットボリュームが多いので、3回ぐらいに分けていきます。

初回はここまで。ランナーだけで31枚! なかなかな枚数です。

ABS素材はもう止めるのかと思っていたのですが、まだまだ使用されていました。大型キットなので部品にかかテンションが高くてKPSだと対応できないのかな~と勝手に想像しております。

次回はナラティブガンダムの素体作成していきます。

HGBD 1/144 GBN-ガードフレーム

今回はガンダムビルドダイバーズに登場し、2018年11月17日に発売されました「HGBD 1/144 GBN-ガードフレーム」のレビューを行います。

HGBD 1/144 GBN-ガードフレームは「ガンダムビルドダイバーズ」に搭乗し、GBN内に配置されている警備(ガード)用のガンプラです。

その性格上、見た目はいたってシンプルなデザインで構成されていますが、ゲームマスター権限の特別なパラメータ設定で大幅に強化されているといった設定になっています。

キットは一部共通ランナーは使用されていますが、その大半は新規パーツで構成されており、2018年時点で最新フォーマットのガンプラとなっています。

それではキットを見ていきましょう。

パッケージ&内容物紹介

パッケージでは4種類ある頭部のうち、3種類が描かれています。

側面は機体解説とキット解説になっています。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 ホワイト 手足の白い部分になります。

A2パーツ PS素材 ホワイト A1の対になるパーツです。

B1パーツ PS素材 ブラック 武器や胴体のブラック部分です。

B2パーツ PS素材 ブラック B1の対になるパーツです。

Cパーツ グレー PS素材 主に関節部 このランナーはHGBF1表記で他のキットと共有になっています。

Dパーツ 頭部のクリアパーツ2種2色になります。

ポリキャップ PC-002です。

ホイルシール 頭部のカメラ部分に使用します。

各部組立

胸部

腕の付けねは引き出し関節になっていませんが、胸の部分が左右に開く構造になっています。

頭部

キャノピー式はフレーム部分の塗装が必要です。クリアパーツに塗装なのでちょっとハードル高い気もします。

腕部

腕もシンプル構造ですが、手首の可動範囲が広いです。

脚部

つま先や膝アーマー部分がバーになっていたりと、ベースモデルっぽいデザインになっています。

腰部

腰のアーマーは横部分のみ可動します。

股間部には何となくのVマークがついてます。黄色く塗装してもいいかも。

武器&バックバック

バックパックも武装もシンプルです。

ライフルは2丁います。銃身部は追加延長できます。

素組完成

デザインがシンプルなので、非常によく動きます。

無理なくポーズも決まるので、動かしていて非常に楽しいです。

ギミック&可動

4種類の頭部の比較です。1個しか選べないので迷います。(複数購入すればいいだけですが)

個人的にはフルフェイスタイプのスモークが好みです。

胸部分が左右それぞれ開くことができます。

ライフルは銃身を追加することがで延長することができます。

銃口は2門から1門になります。

アクション

可動域が広いので、格闘ポーズも難なくこなします。

立膝もばっちり決まります。

ひねりの利いたポーズも取りやすいです。

頭部を変えるとイメージ変わります。

2丁拳銃も可能です。

比較&カスタム

武装入れずに頭頂部までならダブルオースカイよりも高いです。

この頭部を付けると、どうしてもリニアカノン&ターボザック風な物を取り付けたくなります。

フルフェイスタイプはサテライトキャノン(本当は1本だしの受光部はツインにしたいところですが)を取り付けたくなります。

黒く塗ったらハカイダーぽいかも。

シンプルデザインで人に近い感じなので、マシンライダーが似合います。

まとめ

今回は「HGBD 1/144 GBN-ガードフレーム」をレビューいたしました。デザイン自体は非常にシンプルで作品中では一般戦闘員ぐらいの扱いでしたが、キット自体は最新フォーマットを取り入れた意欲的商品でした。

胸部の構造などは事前のキット紹介では触れられていませんでした、この後発売される「ナラティブガンダム」同様に展開構造を有し、非常に広い可動範囲と合わせて、ポージングの自由度が高い1台です。

また、デザインもカラーリングもシンプルなので、改造やミキシングのベースキットとしてもかなり優秀なのではと思います。今後このキットをベースにした改造コンテストなども企画されるのではと思いました。

とりあえずガンダムトリコロールカラーやジム準拠のカラーリングでも面白いと思いました。

キャノピータイプ選択してダグラム風の追加武装とカラーリングでも楽しめると思います。

物足りない点としては、ハンドパーツが握り手しかないのと、武装がライフル2丁だけといった点ですが、ここはオプションのビルドカスタム製品で補ってくださいといったところだと思います。

よく動くし、加工もしやすそうなので、改造初心者の方には心強い味方となる1台です。まずはオリジナルカラーリングからでも面白いと思います。

キットのグットポイント

  1. シンプルなデザインと広い可動範囲
  2. 選べる頭部 2種2色
  3. 改造やミキシングのベースに良さそう
  4. 肉抜き部分も少ない

キットの残念ポイント

  1. 武装が少ない
  2. ハンドパーツの換えがない

キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズ
  • 型式:GBN-GF01
  • 名称:GBN-ガードフレーム
  • 搭乗者:なし GBNのゲームマスターの指示にて行動
  • 所属:GBN運営局
  • 商品価格:1,728円(税込)
  • 発売:2018年11月17日

HGジム・インターセプトカスタム

機体解説

今回は「HG ジム・インターセプトカスタム」のレビューをしていきます。

ジム・インターセプトカスタムはジムスナイパーカスタムをベースに中間迎撃と艦隊護衛用に開発された機体になっています。

本機の特徴としては背部に追加兵装として「フェロウ・ブースター」が装着できる点となっています。

フェロウ・ブースター装着のために頭部、ランドセル、脚部がスナイパーカスタムから仕様変更されています。

一年戦争末期のア・バオア・クー攻略戦に投入されたとの記述が残っているそうです。

キット解説

キットは「ジ・オリジンブランド」のMSDシリーズとしての発売になっています。

先に一般発売されている「ジム・ガードカスタム」、プレバン商品の「ジム・スナイパーカスタム」と一部パーツを共有している兄弟機となっています。

残念ながら、インターセプトカスタム最大の特徴である。「フェロウ・ブースター」は装備されてません。

この原稿を書いている時点ではプレバンからの販売予定などもアナウンスはされておらず、物足りない状態になっています。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは宇宙空間での戦闘シーンです。後方にジム・ガードカスタムが見えます。機体特性的にこの2機はセットで行動かもしれませんね。

ランナー紹介

Cパーツは HG1/144 ORIGIN MSとなっていますが、それ以外はHG1/144 ジム(オリジン)の表記になっています。

Aパーツ PS素材 パープル 胴体や腕、頭部のバイザーになります。

B1 B2パーツ PS素材 ホワイト 頭部胴体脚部です。対になる部分がB2になってます。

Cパーツ PS素材 ブラウン 関節やフレーム、ビームスプレーガンになります。

Dパーツ PS素材 スリッパと腰部になります。

Eパーツ PS素材 パープル 2枚入ってます。

F1 F2パーツ ランドセル、F2は対になる膝関節などです。

H1パーツ PS素材 クリアーレッド バイザー部です。

SB-13パーツ PS素材 クリアーレッド 一本は余剰になります。

PC-001 PE素材 ポリキャップです。

色再現用のホイルシールです。 頭部カメラと股間の連邦マークになります。

インターセプトカスタム専用のマーキングシールです。

各部組立

胸部

胴体のパーツ数は多めです。

ランドセル

ボールジョイントでバーニアが動きます。

頭部

頭部のセンサーにシール貼ったところです。バイザーとの色味もバッチリあってます。

腰部

股間部分に連邦マークのシールを貼っています。黄色部分だけではなく周りの黒い部分もシールになっています。

腰の後ろ側にビームサーベルのマウントパーツを付けて装備します。横向きの方が使いやすいのでは?と思いました。

腕部

脚部

すねにはフレームが入る感じです。

武装

素組完成

MSVイラスト風な角度で。

アクション

スミ入れすると印象が結構変わると思われます。

ポージングするにはハンドパーツの種類が少ないです。せめて左手の平手ぐらいは付けてほしいです。

比較

HGジムは今見ても十分いいキットですが(値段も含め)、やはり最新フォーマット版を見てみたいと思ってしまいます。

ただあまり派手なアレンジは雰囲気損ねるので、ほどほどにしてほしいですが。

まとめ

今回は「HGジム・インターセプトカスタム」をレビューいたしました。

1/144のキットとしては関節の作りや可動範囲、部品の分割なども申し分がなく、プロポーションや各モールドの情報量などもしっかりしていて、製品としては非常によくできたキットとなっています。

ただ、商品的に見た場合は、この機種の最大の特徴であるフェロウブースターが用意されていない点と、何より頭部デザインとカラーリングがいまいちかっこ悪いのが難点です。

カッコいいスナイパーカスタムとベースが同じとは思えない、微妙なキットといえます。

可能な方はぜひ全塗装仕上げをオススメしたいです。紫とアイボリーホワイトの色調を少し変えて、全体のつやを抑えるだけでもカラーリングの問題はある程度解消できるのではと思います(成型色で紫だと、どうしてもおもちゃっぽく見えます)。

個人的な感想としては、スナイパーカスタムを一般発売で、インターセプトカスタムはフェロウブースター付けてプレバン限定販売の方がいいんじゃないのかと思いますが、バンダイスピリッツさんのマーケティング調査は我々が考えもつかないロジックで販売方法決定していると思いますので、多分これが正解なんでしょうね。

後はこのフォーマットでぜひ、ノーマルジムを発売してほしいと切に思いました。HGシリーズのここ最近のレベルアップは目を見張るものがありますので、ぜひノーマル版も並べてみたいです。

以上、「HGジム・インターセプトカスタム」のレビューでした。

HG1/144 シナンジュ・スタイン(ナラティブ Ver.)

今回は公開が迫った機動戦士ガンダムNTより「HG シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)」のレビューをしていきます。

シナンジュ・スタインは輸送中にジオン残党(袖付き)に強奪されて、フロンタルのシナンジュに改装された機体なんで、ナラティブで登場するのはどっから出てきたの?と思っていたら、袖付きに奪われた機体は2機だったそうな(後付け設定か?)。

ナラティブでは、その残ったもう1機がスクリーンに登場するとのことでした。

キットはHGシナンジュのパーツ差し替え商品かと思いきや、流用パーツは武器類と腰ブロックぐらいで、本体はほぼ新規パーツで構成されています。

HGとしては前回のムーンガンダム同様パーツ多めに思われます。

それでは、内容を見ていきます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはライフル構えている場面です。お供のMSはギラズールが確認できます。

側面はキットの内容紹介ですが、アクションシーンのカットが少な目です。

組み立て説明書は片面カラーの標準的な物ですが、こちらも完成写真やアクションポーズ少な目です。ライフルや細かい部分の塗り分けが分かりずらいです。

発売までの締め切りが厳しくて写真少ないのかも?と勘ぐってしまします。

ランナー紹介

今回はポリキャップ以外は全てPS素材(一部KPS)になっておりABSは使用されてません。

Aパーツ グレー 武器とスカート部です。

Bパーツ 2枚入ってます。腕や脚になります。

Cパーツ ブルースラスターやボディーの濃い青色の部分です。

Dランナー ブラウン シナンジュと共通ランナーです。ビームトマホーク関連とスカート裏パーツは不使用です。

E1パーツ ブラウン おそらくKPS素材です。Dパーツと色味は一緒ですが、素材が違うせいか、こちらはつや消し仕上げになっています。(Dパーツは光沢有り)最後はクリアコートしてつやを揃えたいです。

E2パーツ E1と対になるパーツです。

Fパーツ ネオ・ジオングと共通です。バズーカになります。

G1パーツ ブラック 袖付きのエングレービングです。

G2パーツ グレー 胴体や膝部分です。

ポリキャップです。けっこうたくさん使います。

サーベルのビーム刃です。クリアーイエロー。

ホイルシールです。エングレービングと目の部分などです。

各部組立

頭部

頭部は細かくパーツ分けされてます。写真だとツインアイがきちんと見えますが、肉眼だと結構見ずらいので塗装は少し大変そうです。

胴体

細かいパーツ分割で色分けもしっかり再現されています。

腕も色分け、可動範囲申し分ない出来です。パーツの合いもカチッとしてます。

腕の内側のエングレービングの模様部分が半分に分かれているのが、残念なポイントでした。

腰部

フロントスカートの排気口部分が別パーツになっています。今後この部分だけ色変更されたりして販売されるキットがあるんでしょうか、少し?と思うパーツ分割でした。

足首

可動部分ありそうな分割ですが、足首自身には可動部分ありません。

脚部

脚部もパーツ多めでちょっと面倒でしたが、この細部のディティールや情報量の多さを見ると納得できます。

バックパック

めちゃめちゃ推進力ありそうなバックパックです。

この写真の角度だと目立ちませんが、左右の上側のバーニアカバーの青いパーツはゲート処理に要注意です。

武装

ライフルの塗装ガイドが取説だけだとわかりずらいです、Webの商品ページに頼るしかない状態です。

素組完成

プロペラントタンクがはみ出た!

バーニア多め、燃料も多めです。

可動範囲などは動画でご確認ください。

アクション

ライフル大きいので取り回しは悪そうです。

フル装備も可能です。

バズーカは銃身に懸架できます。ショートバレルになるので命中率は下がりそうですが。

合体させるとそれなりの重量ですが、しっかり保持でき、肩も下がらず自立出来ます。

サーベルはイエローです。

バズーカ両手持ちは、両手とも手首ばらす必要があるので、少し面倒です。

ガンダムエースの付録でついてきたサザビー用ロングライフルにもバズーカ懸架可能です。なかなかな重武装です。

まとめ

今回は「HG シナンジュ・スタイン(ナラティブVer)」の素組までのレビューを行いました。

感想は、「HGおそるべし」といったところでしょうか。前回、「HGムーンガンダム」でもパーツ数や分割で驚いたのですが、今回のシナンジュもフレームが無いだけで、MGやRGに迫るクオリティでした。

細かなディティールで密度の高いパーツ群や色の再現性など、少し前のHGとは一線を画す商品に思えます。

ムーンガンダムより前の(まだ作ってませんが)ガルバルディ辺りはどうなのかと非常に気になりました。また、この後に完全新規で発売されるHG(ナラティブガンダムとディジェあたり)のクオリティはいかがなものかも興味深いところです。

今回のシナンジュスタインやムーンガンダムレベルのキットが標準になると、旧キットとのレベルの差が広がりそうです。

キット価格が税込み¥2808とお値段も一昔前のMG並ですが、満足いく商品でした。塗装、スミ入れ仕上げまで行いたいのと同時にフロンタルのシナンジュも作りたくなりました(RGが1台積まれているはず)。

気になった点としては

  • 取説のカラーガイドが分かりずらい
  • パーツの組立で少し硬い部分が何カ所かった
  • ほとんどがくさび型ゲートなので、ニッパーは薄刃でないと厳しいかも
  • 腕のエングレービングにつなぎ目が…
  • 股関節のポリキャップが緩くて左右に足が広がりがち
  • 脚のスラスターの赤い縁取り部はシールが欲しかった

といったあたりでしょうか。

組立で堅い部分があったおかげか、ポージング時の武器の保持はかなりしっかりしてます。その反面、股関節のポリキャップが結構緩めで簡単にあしが開くのはちょっといただけない感じでした。

また、くさび型ゲート多様されているので、ランナーからの部品カットにはそれなりに切れ味のいい刃が薄めのニッパー推奨します。

試しに刃が厚めのゲート切り出し用でカットしようと思ったら、場所によってはパーツとくさびの隙間が狭くて、うまく刃が入らないところがありました。

気になる所がゼロではありませんが、総じてキットの完成度は高い一品になっています。

映画公開の間に合わせ商品と思ったら大間違いです!手に取って作る意義のある1台ですので、気になっている方はぜひ手に取ってもらいたいキットです。

時間見て、シールとスミ入れして引き続き、レビューします。

HGマシンライダー

「HGマシンライダー」のレビューを行っていきます。

HGマシンライダーは「ガンダムビルドダイバーズ」の第19話「ナデシコアスロン」で登場、ななみのダイバー姿のナミがレース中に駆っていました。

本体はダイバーナミはもちろんHGシリーズのガンプラにも対応した商品となっています。

MSとバイクって聞くと、どーしてもVガンダムを思い出して少し暗い気分になりますが、

バンダイの(B)、カッコいい(K)。バイク(B)!

B.K.B! ヒィ~アッ!!

ということで早速見ていきましょう。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは本体とダブルオーエース&ダイバーナミとの共演になっています。

箱の底面にもビルドダイバーズ関連の商品紹介が載っています。

取説は組立説明だけで、カラーでの商品紹介や他のキットとのコラボ写真などは載っていませんでした。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 バイク本体です。

B1 パーツ PS素材 バイクのシャシー部分です。

B2パーツ PS素材 B1の対になるパーツです。

C1パーツ PS素材 タイヤとシートです。

C2パーツ PS素材 ライト部です。

BA-0パーツ PS素材 スタンドです。

PC-002 PE素材 ポリキャップです。

各部組立

素組完成

このカウルだと長いハンドルになります。

レーサータイプです。バイザー部もクリアパーツになります。

ヤンキー風? ちょっと悪っぽいカウルです。

ギミック&可動

スタンドモードです。バイクというよりセグウェイっぽいです。

アクション

朝の通勤(通学)的な雰囲気です。戦闘感あまりありません。ちなみにスタンドなしでも立ってられます。

軽快に動く未来の乗り物って感じです。

パロスペシャルを思い出すのは私だけでしょうか!?

まとめ

HGマシンライダーを今回は製作いたしました。

作ってみた感想ですが、あくまでダイバーナミのオプションでした。MSに乗せるとバランス的に自転車こいでるサーカスの熊さん的な比率になって、コメディチックになります。

ナミをはじめとしたフィギュアライズシリーズにはいいアクセントになるので、ディスプレイする際の楽しいオプションになると思います。

以上、HGマシンライダーのレビューでした。

HG 1/144 ロングライフル

今回は「月間ガンダムエース11月号」のガンプラ付録、HG 1/144 ロングライフルをレビューします。

このロングライフルが一番印象的なのは、サザビーが右手にぶら下げている「あれ」といったところではないでしょうか。

ライフル1丁なのでサクッとレビューです。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはダンボールです。この状態で雑誌に巻き付けられてました。

ランナー紹介

ランナーは1枚です。グレー、 PS素材です。ニッパーで切った感じKPSだと思われます。手首パーツの関係でしょう。

組立

照準、グリップ、グリップ前の接続アタッチメント(?)が可動します。

11月発売予定のHGシナンジュスタイン(NT版)のバズーカが銃身下部に取り付け可能です。

アクション

ムーンガンダム専用の手首で装備できます。

ロングライフルというだけあって、ムーンガンダムに持たせると長めです。

サザビーにこのポーズとらせるだけに購入してもいいと思えます。Ver.ka発売以来すっかりキービジュアルになった感がします。

まとめ

今回はHG 1/144ロングライフルをレビューいたしました。

RGサザビーのためのおまけといった感じですが、ガンプラエースではジムⅢやZZ、ダイバーナミにも持たせている紹介ページがありましたので、もっと自由な発想で組み合わせても楽しい武装だとおもいます。

おまけといえどもHG品質、サードパーティーのオプション武装だとガンプラに持たせたとき何となく違和感あったりするんですが、そういった心配もありません。

ただ、普段ガンダムエース読んでいないので、雑誌の方は少し持て余し気味ですが…

斜め読みした感想としては、ガンダム漫画の作画レベルが上がってるなと感じました。

以上、ロングライフルのレビューでした。

HG 1/144ムーンガンダム レビュー

今回は2018年9月22日発売の「HG 1/144 ムーンガンダム」のレビューを動画も含めて行います。

『機動戦士MOONガンダム』はガンダムユニコーンの 福井晴敏さん原作で 月間「ガンダムエース」に連載中の作品です。ダブルゼータで登場したコロニー「ムーンムーン」が舞台になっているそうです。

その主役機として登場しているのが「ムーンガンダム」です。

残念ながらガンダムエース読んでいないので、本機の劇中での活躍は9月26日発売の単行本を待つこととなります。

機体の素性がまた少々複雑で、ロンドベル隊のアムロに撃墜された、ティターンズ残党のガンダム(機種不明)の頭部とサイコプレートをネオ・ジオンのサザビーのプロトタイプ「バルギル」に組み込んだものだそうです。

そのためAMS-123X-Xとアクシズ製の 形式番号をつけた「ガンダム」になっています。

パッケージの解説読む限りではパイロットも不明ですが、ビジュアルの中心にいる顔にペイントした少年が乗り込むと思われます。

キットは新世代ガンダムの主役機らしく。可動に合わせて連動する装甲や、ポリキャップレスにシールレス(!)、更にアクションベースも付属と、同日発売のヤクト・ドーガやダイバーナミに隠れそうですが、かなり気合の入ったニューキットの予感がします。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは月をバックにしたムーンガンダムです。逆光の構図で重厚感が再現されてます。

バンダイマークは先日から青、商標はダブルゼータになっています。

ガンダムですが、ネオ・ジオンプロトタイプモビルスーツです。

側面には各ギミックとアクションポーズ、ムーンガンダムの解説が多めに載っています。発売日の時点では一般的な知名度はかなり低いと思われるので、くどいぐらい文字で説明必要なのでしょう。

取説はスタンダードな感じです。モノクロ面とカラー面になっています。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 ホワイト サイコプレートや脚部になります。

A2パーツ PS素材 ホワイト A1の対になる部分です。

Bパーツ PS素材 ホワイト 脚部や腰アーマーです。

C1パーツ PS素材 ブルー 肩、胴体です。青の成型色がきれいです。

C2パーツ PS素材 ブルー C1と対になるパーツです。

Dパーツ PS素材 グレー 武装やバックパック、などです。

Eパーツ PS素材 グレー 2枚付属してます。関節部中心です。

F1パーツ  PS素材 クリアレッド ビーム刃です。

F2パーツ  PS素材 レッド 腹部です。

G1パーツ  PS素材 ホワイト 頭部アンテナや脚部です。おそらくバルギルと形状違う部分がまとめられているのでは…

G2パーツ  PS素材 イエロー ダクト部です。

Hパーツ  PS素材 グリーンとクリアー 組立時に選択式になります。

I1パーツ  PS素材 クリアーレッド サイコプレートです。

I2パーツ  PS素材 クリアーレッド I1と対になります。

ACB-BAパーツ  PS素材 クリアーブラック アクションベースの台座です。

ACB-5パーツ  PS素材 クリアーブラック アクションベースの支柱です。

各部組立

ボディ部

ボディ部完成です。色分けばっちりですが、赤の部分はゲート跡できやすいので注意が必要です。

頭部

頭部です。シール使用しなくても目の塗り分けが出来ています。ただ目の周りに黒だけは必要な気もしますが、資料少なく判らずです。側頭部の緑のラインもどうやって塗るべきか悩ましいところです。

それにしてもこの頭部バンダイ驚異のメカニズムって感じです。

腕部

腕部作成動画

腕と肩になります。肩部の意匠がサザビーを彷彿させます。

足首

脚部

腰部

前みつ部とリアアーマーがサザビーチックです。

裏面の肉抜きもなく密度間が高いです。

バックパック&サイコプレート

サイコプレート用のアームがフェンネルコンテナを連想させます。

似て非なるパーツなので、ランナーからむやみに外すと後から大変です。

武装

ビームライフル、ビームトマホークともサザビーに通じるデザインです。

素組完成

サイコプレート装着です。背中に三日月背負ってます。この状態なら自立も可能です。

ギミック&可動

アクション

バタフライエフェクトだと、間合いが近すぎて怖いな。

比較

RGサザビーと比較です。随所に共通感のあるデザインがちりばめられていますが、MSとして比較すると別物ですね。

このまま改良したというよりは、形状確認テストのための1台といった感じです。このAMS-123X-Xのデータから新たに設計したのがサザビーといったところでしょうか。

今回はサザビーのプロトタイプ、ナラティブはνガンダムの試験用と二大人気MSのご威光は絶大ですね。

まとめ

今回は「HG 1/144 ムーンガンダム」のレビューを行いました。

バンダイの商品説明見てた時から、気合入ってそうだと感じてましたが、かなり出来の良いキットです。

シールレスで表現された頭部の色分け、膝の関節構造、脚部のフレーム化、白の成型色も2種類使用と今までのHG規格を超えるような内容になっています。今後はこのキットがHGの基準になるのか、今後発売のキットで確認したいと思います。

サイコプレートも重さの難点はありますが、展開も柔軟で様々な遊び方ができそうです。この辺は漫画本編での活躍みてから工夫したいですね。何しろ形優先で、どうやって使う道具かいまだによくわかっていないんで。

Reヤクトドーガにダイバーナミと強力ライバルキットと同日発売ですが、この「ムーンガンダム」かなりオススメです。

新たな構造で組んでてワクワク、出来上がりも高密度でかっこいいとお値段もHGとしてはちょっと高めですが、十分満足できると好キットです。

バンダイの設計部に新型コンピュータが導入されたのか、はたまた天才社員が配属されたのか、 (探検バクモンだけでは分からない) 何かのきっかけで社内の結束がさらに高まったのか!?と見えないところまで、勝手に妄想したくなるぐらいの商品でした。

HGBD 1/144 ジェガンブラストマスター 

2018年9月8日発売のガンプラ、「HGBD 1/144 ジェガンブラストマスター」をレビューします。出典は現在放送中のガンダムビルドダイバーズからですが、最新の9/8時点では製作中のカットはありましたが、まだ画面にその全容は表れてません。

主人公リクの相棒ユッキーが駆る新機体で、ガンダム史上、最も強力な武装サテライトキャンをツインで、更に頭部にハイメガキャノン、腹部にストライクフリーダムのカリドゥス複相ビーム砲、足裏にもGNキャノンなど、量産機であるジェガンにこれでもかと強力な火器てんこ盛りで、機体が耐えられるのかと心配になるほどの重装備です。

そんなビルドダイバーズ内におけるガンキャノン兼ガンタンクの役目を担う中長距離支援MSを見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはサテライトキャンを構えたところです。この絵だとあまりジェガンに見えません。キットとの乖離を感じるパッケージ画になっています。(パッケージがカッコよすぎ?)

今回からの変更点、青バンダイです。子供マークから赤バンダイロゴに変って以来の変更です。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ ジェガン共通です。 ライフルやバーニア、足首や襟、クリアーパーツになります。

Cパーツ PS素材 オレンジ ジェガン共通 外装部分になります。

Dパーツ ABS素材 グレー ジェガン共通 関節部です。2枚入ってます。

L1パーツ PS素材 レッド ブラストマスター専用 腰と肩回りの追加装甲になります。

L2パーツ PS素材 レッド L1と対になる部分です。

M1とM2パーツ PS素材 ホワイト サテライトキャノンになります。ブラストマスター専用です。

N1とN2パーツ PS素材 グレー 武装中心です。

Oパーツ PS素材 クリアーブルー 胸のクリアカバー部になります。亀甲模様が入ってます。

ポリキャップ サテライトキャンのボールジョイント用に追加されてます。

サテライトキャノンのマイクロウェーブ受信部のシールが目立ちます。ハイメガキャノンの内側、センサー類と胴体の一部のオレンジがシール再現です。

各部組立

オレンジ部はジェガン、赤がブラストマスターの新規パーツです。

この角度だと胸のクリアーパーツの模様がよく見えます。

ランドセルはシンプルです。サテライトキャンの取り付けは腰になります。

上下、逆でした。

口部分が白いのが新鮮です。メインカメラの内部は塗装した方が映えると思います。

額のハイメガキャノンは内部にモールド追加したいですね。

肩の増加パーツはスタークジェガンと同じような接続方法になっています。アニメではパージするシーンとか出てくるのでしょうか?

足裏にもGNキャノンが仕込まれてます。

かかとの横網はデザインと見るか、肉抜きとみるか。

脚部はほぼジェガンと一緒です。胴体との取り付け部分が変更されているようです。

腰はパーツ多めです。サテライトキャンの取り付けアームも腰部に接続になります。

腰は全て新規パーツです。

サテライトキャノンのマイクロウェーブ受信部は開閉します。

マシンガンもちゃんと組立説明に載っています。

素組完成

ボディラインがジェガンから大きく変更されていて、別の機体に見えます。

サテライトキャンの存在感が際立ちます、分離してサポートマシンとして独立しそうな感じです。

ギミック

肩部分が開いてビーム砲が現れます。

足首はGNキャノン発射態勢になります。

サテライトキャノンのアーム部の可動範囲は広めです。取り付け部分のスタビライザーも可動します。

発射ポジションまで無理なく上がります。

マイクロウェーブ受信部も展開します。ここはホイルシールも用意されてます。

アクションポーズ

フルブースト状態です。

ライフルも使用可能です。

サテライトキャノンのグリップ部は取り外してビームピストルになります。また、ビーム刃付属してませんが、ビームエフェクト用意出来ればサーベルにもなります。

手持ちも可能です。

ダブルオースカイより頭一つ大きい感じです。

まとめ

「HGBDジェガンブラストマスター」を作成してきました。

ノーマルジェガンのパーツにうまく増加装甲付けてこれでもかと武装を追加したキットになっています。

一番の目玉であるツインサテライトキャンはトリガー持たせるのに少し苦労しますが、接続アーム部がよく動くので余る無理な格好にはならずに済んでます(MGのF91Ver2.0のヴェスパーよりはるかに楽です)。

増加パーツ含めた頭部は少し大きい気はしますが、全体的にはあまり違和感がないと思います。

ただ、ユッキーのパーソナルカラーに設定されているので仕方ないところですが、本体のオレンジがちょっと引っかかります。決して強そうにも見えず、おもちゃっぽさが強い印象です。

というわけで今回は素組だけでシールも使わず取っておいたので、色変えてみようかと企んでます。

赤い部分はそのまま生かして、オレンジ部分を他のカラーで塗装してみる予定です。

カラー変更はまた別なレビューでお送りします。

HG スカイハイウイングス 

今回はHGダブルオースカイと同時に発売されました、「HGスカイハイウイングス」のレビューを行います。

地味に今までこの手のオプションパーツは今まで購入したことなかったので、商品バリュー含めてみていきたいと思います。

パッケージ紹介

パッケージ写真はダブルオーダイバーエースでの取り付け例になっています。

側面にはガンダムXとシナンジュの装着例も載っています。

取説は両面印刷の1枚ものです。

ランナー紹介

A1、A2のランナーです。左右対の構成です。

B1、B2ランナーも対になっています。

各部組立

翼(大)は、かなりな大きさです。

実装

ウイングガンダムっぽくできます。

意外と可動部分も多くいろいろ動かせます。

後ろ側は接続部などがむき出しで、少しカッコ悪いです。

鳳凰っぽいカラーリングで塗装してみてもいいかもしれません。

この状態でも自立できます。

まとめ

今回は「HG スカイハイウイングス」を作ってきました。

組立前はたかがオプションキットと若干舐めてましたが、その大きさも手伝って出来上がり後は結構な存在感がありました。

翼のつなぎ目の穴部分が丸見えなのは用改良ですが、翼の継ぎ目も非常に自然でポージングをとらせても、ちゃんと鳥の翼っぽくてなかなかかっこいいと思いました。

途中でも書きましたが、実際の鳥などを参考にして塗装してもいいかもしれません。

子供っぽさも感じなくはありませんが、「ガンプラは自由だ!」の精神であれば何ら問題ないと思います。

気になった点としては、前述のつなぎ目の穴と、MS接続用のパーツがいくつか入っていたんですが、その説明が乏しい点、あと取節の推奨MSに何故かダブルオースカイが入っていなかったことぐらいでしょうか。

ガンプラ初心者のみならず、上級者も自分流のアレンジで料理してみてもいい素材だと思います。

HG 1/144 ガンダムダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ) 

2018年8月31日に一般発売になりました「HG 1/144 ガンダムダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ)」のレビューをノーマル版のダブルオースカイとの比較も交えて行っていきます。

ハイヤーザンスカイフェイズはダブルオーのトランザムシステムとディスティニーの光の翼を組み合わせた「トランザムインフィニティ」システム発動時に装甲表面がトランザムの赤からさらに高輝度の青に変化したモードとなっています。

二段階強化で水色になる、ガンダム版「スーパーサイヤ人ブルー」といったところでしょうか。アニメだと何となくこのモードになっていて、演出的にもう一つありがたみが薄い気がしてもったいない気がちょっとしてます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは光の翼を解放したイラストになっています。

ノーマル版はチームビルドダイバーの他の機種の紹介でしたが、こちらはライバル機の紹介になっています。

ランナー紹介

左がハイヤーザンスカイフェイズで右がノーマルのランナーです。

写真だと3色に見えますが青は2種類です。

こちらも左がハイヤーザンスカイフェイズでホワイトパールになっています。

胸のクリアーパーツも色味が変更されてます。

ハイヤーザンスカイフェイズ専用のエフェクトパーツです。同じものが2枚入ってます。

専用のアクションベースです。ゴールド?がかったクリアーになっています。

シールはノーマルと同じものが入ってます。グリーンのセンサー部のシールはどれも小さくて貼るときピンセットでも苦労します。

各部組立

上半身作成

黄色や赤のネオンカラーが目立ちます。

頭部作成

目の部分はシール貼る前にベースをガンダムマーカーなどで黒で塗っておくことをオススメいたします。シールだけだと隙間からパーツの赤い部分が見えたりするので、その部分を防いだ方がカッコよくできます。

腕部作成

肘のレンズ部のクリアパーツは押さえながら組み立てないと外れやすいです。パーツが全部組みあがると固定されます。

足首作成

パーツ数は少ないですがつま先、かかとが稼働します。

脚部作成

スネの青い部分(スカイレガース)は下へスライドします。

スラスター作成

スラスター部は結構複雑な作りです。

武装作成

武装はノーマル版と同じですが、サーベルの持ちてはパールホワイトになっています。

エフェクトパーツ

エフェクトパーツです。肩部分と前腕部につけるとスカイブレイザー、スネにつけるとスカイレガースになる三角のパーツになります。ラメがきれいです。

アクションベース

専用のアクションベースです。ベースはアクションベース5です。土台パーツが1枚だけになっています。

素組完成

肩幅広いです。ネオンカラーが新鮮です。

エフェクトパーツ付けるとさらに幅とります。結構派手です。

光の翼、思いっきり放出してます。エフェクトパーツはしっかり取り付けられてポロリもしずらく安心です。

ギミック

モードチェンジでラッシュポジションになります。つま先立ちでかかとがヒールみたいな足底になりますが、立派に自立します(あっぱれ)。

ランドセル部分を腰まで下げます。

腕のスカイブレイザーの取り付け位置を変更して、つま先部とかかと部のパーツを展開させます。

アクションポーズ

スカイレガースを下にスライドして「ダイバーシュート」の発射態勢がとれます。

両腕にビームシールドとしても取り付けられます。

ロングライフルもラックに取り付けたまま展開できます。

バスターソードもしっかり保持できます。

エフェクトパーツがきれいです。

ノーマル版との比較です。こうしてみるとノーマル版の方がメリハリ効いて存在感があるように思います。

まとめ

HG 1/144 ガンダムダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ)のレビューをいたしました。

キット本体はノーマル版とカラー以外に違いはなく、差異はエフェクトパーツとアクションベースになります。

アクションベース自体はあとからでも購入可能なので、エフェクトパーツが必要かと、素組完成の場合はカラーリングでどちらを選ぶかになると思います。

正直なところカラーリングはノーマル版の方がいいと思ってます。しかし、光の翼のパーツがラメ加工で非常にきれいな仕上がりになっているので、劇中シーンをイメージして飾るには効果的だとも感じました。(ただ横幅はさらに場所とります。)

普通だったら専用カラーのアクションベースをセットにして、プレバン販売で1000円ぐらいとられる内容が最初から付属しているイメージです。

キット自体は関節もよく動き、大型の武装を装備しても自立できるバランス感などさすが主役機といった良い出来でした。

気になった点は、多くがくさびゲートになっている中、一部ゲート部が非常に太くランナーからの切り出しに気を遣うパーツがあったのと(特にスカイブレイザー部)、シールやマスク部のパーツが非常に細かく結構苦労した点ぐらいでしょうか。

完成キットをアクションベースで飾れるスペースあるならノーマル版とで悩む価値ありです。

あと、どうでもいいんですがこの「ダブルオースカイ」、本物はリクの作ったガンプラのはず、そのガンプラをリアルなガンプラとして販売しているのだから、本来スケールはダンボール戦機よろしく1/1なのではないのかと、素朴な疑問を持ったりしましたが、いかがなもんでしょう?(一応ダイバーが考えた機体データは18.3mらしいですが)

それでは今回はこの辺で。

組立動画に関してはダブルオースカイノーマル版を参照にしてください。

HG 1/144 ガンダムダブルオースカイ 

2018年8月31日に発売になりました「HGBD 1/144 ガンダムダブルオースカイ」を素組でレビューしていきます。

同時発売になりました「HGBD 1/144 ガンダムダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ)」のレビュー記事とリンクしながら進めていきたいと思います。

キットは現在放送中の「ガンダムビルドダイバーズ」の主役リク君が使用する番組後半の主役ガンプラです。初代主役機ガンダムオーダイバーエースが大破したのを改修カスタマイズした機体になっています。

ベースはガンダムダブルオーにデスティニーのウイングユニットを組み込んだ機体で、ダブルオーのトランザムとディスティニーの光の翼を融合したトランザムインフィニティーを発動することが出来ます。

それでは早速作っていきましょう。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはバスターソード構えたところです。

取説は機体解説など情報多めです。

ゲームの紹介チラシが入ってました。

ランナー紹介

ランナー紹介は左側がダブルオースカイ、右がダブルオースカイのハイヤーザンスカイフェイズのランナーとなっています。

左がダブルオースカイ、右がハイヤーザンスカイフェイズ(以下HTSP)のAランナーです。色味も含めて同一のものが入ってます。元HGダブルオーガンダムの物です。

Bランナーです。ノーマルは4色のイロプラです。HTSPはネオンカラーになっています。青い部分が1色に見えますが微妙に違ってます。ダブルオースカイ専用ランナーです。

Cランナーです。写真では判りずらいかもしれませんが、HTSPはパールホワイトになっています。ダブルオースカイ専用のランナーです。

Dランナーは武器中心です。こちらもダブルオースカイ専用です。色味は一緒です。

バスターソードの刃です。ダブルオースカイ専用ですが、1本は余剰パーツになります。

胸のクリアパーツです。ノーマル版の方が色が濃いです。

サーベル刃、ポリキャップ、シールも共通です。

こちらのランナーはHTSPモデルにだけ入ってます。エフェクトとアクションベースになります。アクションベースは5の台座数が1枚だけになったものになっています(製品版は3枚)。今回紹介のノーマル版には入っていませんのでご注意を。

各部組立

ここからはパート別に組立説明をしていきます。HGは久々の作成なので少し新鮮です。

上半身

胸ダクトの黒い部分はシールです。

頭部

ツインアイ、メインカメラともにシールです(リアも)。メインカメラのシールはかなり小さいので、貼るのが結構大変です。

腕部

足首

部品数少ないでうすが、つま先もかかとも稼働します。

脚部

膝のメタリックグリーンもシールです。合わせ目が出ない構造になってます。

腰部

スラスター

スラスターの作りは結構複雑です。小羽根が稼働しますが、各ポジションの使い分けがよくわからずです。

武装

素組完成

後ろ重くてもしっかり自立できるところが気に入りました。

ギミック

ラッシュポジションということで推進装置が下がることによって機体重心を下げ動作が素早くなるとのことですが、画面上ではあまりきちんと描かれていない印象です。正直今回の取説見るまでモードチェンジがあること知りませんでした。演出不足だな。

スラスター下げても自立できるのは拍手です。

アクションポーズ

全展開ですが、バスターソードは意味なしか。

ハイヤーザンスカイフェイズに付属のエフェクトパーツ付けてみました。こちらのカラーでも十分かっこいいです。

まとめ

今回は「HG 1/144ガンダムダブルオースカイ」の素組レビューでした。

同時にハイヤーザンスカイフェイズも発売されているので、どっちを買ったらいいのか迷われている方も多いと思います。とりあえずランナー比較だけ載せてますが、成型カラーとエフェクトパーツ、アクションベースが主な違いになっています。

テレビで活躍する印象はこちらのノーマルカラーのイメージが強いこと、アクションベースなしでも自立できることと、更に価格もこちらの方がお求めやすいので、ノーマル版で十分かと思います(ハイヤーザンスカイフェイズのレビューはこちら)。

基本設計は関節部をHGダブルオーから流用して、外装と武装は新規パーツとなってます。そのため、少し前のHG準拠なのでポリキャップ多様のモデルになっています。

また、劇中での描き方の問題になるかとも思いますが、モードチェンジなどがせっかくキットに盛り込まれているのに、劇中での扱いが中途半端なため、あまり感動につながらないのが残念でした。

あと、武器持たせる場合は毎回ハンドパーツをばらして持たせてやらねばならないのも、少し面倒でした。

肉抜き箇所が見受けらっれたり、シールや顔のパーツが細かすぎて、「本当に8歳以上できれいに作れるのか!?」と思う部分もありましたが、出来上がりはかっこいいダブルオースカイです。地上波放送で物語の対象年齢とも相まって、ガンプラの裾のを広げる先兵たるキットだと思いました。

ハイヤーザンスカイフェイズのレビューもやってます。ノーマル版との違いを確認して下さい。

また同時発売のスカイハイウイングスのレビューも併せてご覧ください。