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HG RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL] レビュー

今回は『HG RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL]』をレビューしていきます。

ガンプラ40周年記念アイテムの真打か!?といった立ち位置と思われるこのキット。完成見本写真だと、若干の不安もよぎる感じではありますが、40年の集大成となっているであろうこのRX-78をガンプラ歴40年の目で見て実感していきたいと思います。

今回は速報性重視で、出来たところから五月雨式にアップしていきます。

最終的には塗装も視野に入れて制作していきますが、素組の状況見て変更も有りということで。

パッケージ&内容物紹介

40周年ロゴが目立つところに配置された、今までのHGにない、あたらしいデザインパッケージになっています。上下にシルバーのラインが入っていて、注意書き(この商品にはガンダム1体が入ってます的な)が記載されています。

箱自体は薄いです。5.5cmと同じサイズのキットが少ないタイプです。

取説の解説には1980年からの1/144ガンダムの歴史が語られています。(RGももう10年!ってのには驚いた)

B5サイズ5面の裏表で、片面カラー、片面モノクロです。

ガンダムファンクラブのお誘いチラシが入っています。年間パスだと写真のνガンダム(ファーストロールカラーVer.)のキットがもらえます。

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、サーベルのビーム以外は当然ながら全て新規、専用ランナーです。

Aランナー イロプラ 青と黄色部分、白の腰部分などになります。ガンダムってイメージより青い部分が少ないんですよね。

B1パーツ ホワイト 脚部と頭部です。頭部のヘルメット部分は1体成型です。

B2パーツ ホワイト B1と対になる部分です。

C1パーツ グレー ハンドパーツとライフルです。C2はないですが、ナンバリングされています。(バズーカ他も本当はあったのか?)

D1パーツ ホワイト 2枚付属しています。これもD2のランナーは存在しません。

E1パーツ レッド スリッパなどの赤い部分です。赤味はシャアザクみたいな赤です。

F1パーツ グレー 関節部部分になります。

F2パーツ グレー F1と対になる部分です。

SB-13 クリアーピンク ビーム刃です。

ホイルシール ツインアイ部分だけシール使用となっています

各部組立

頭部

頭部のパーツ分割で目を引くのは、Vアンテナとひさし部分が一体化されているところです。口の赤いパーツに、目とバルカン部分の黄色のパーツとマスク部分をはめ込んで、頭部に挿し込む構造になっています。ここの押し込みが甘いと、Vアンテナのパーツがきれいにはまらないので注意です。

ツインアイはシール使用しています。わかりずらいですが、バルカンの黄色含め、メインカメラやリアカメラも色分けされております。

胸部

ボディの分割構造は新しいものになっています。基部となる上から三列目のグレーのパーツに肩ブロックや胸部、腹部などの可動単位のブロックを取り付けていく形になっています。

腰は細めです。中央のコクピットハッチの付近も段差を追加したアレンジになっています。

背中中央部分や肩上部はフレームむき出しのグレーとなっています。このあたり塗装してブルーにすると雰囲気変わるかもです。

ランドセル

ランドセル部はなんとパーツ2個です(サーベルを除く)!バーニアすら一体成型となっています。デザインも一番変更されている感じです。多くは求めず、割り切った感が強い部分となっております。

単体で見ると、ちょっとしょぼい感じです。

腕部

前腕部に関節が追加されております、引き出し可能となっています。

その分肩ブロックは非常に簡素化されております。肩アーマーは胴体から出ている腕部の接続軸に挿し込むだけとなっています。

胴体接続部分と肩ブロックの装甲は胴体に取り付けてから取り付ける形になっています。

腰部

フロントスカートの黄色い部分は真ん中から切断するように指示されています。今回の目玉の一つでもある、股間のVマークの色分けは単純な構造なので、ぜひとも今後の連邦系MSには採用してほしい内容となっています。

また、サイドスカートのパーツ構成も新解釈となっており、真ん中の四角いブロック部分で固定して、コの字型のパーツ部分が開きます。

リアにマウント用の角穴にビームライフルをマウント可能です。

足首

足首は分割されておらず、一枚板の足底です。アンクルガードは両端から接続されるタイプになっています。

関節の⊖部分の黒いところは抜けており関節部のグレーが見えることで色分けされています。他の肘、膝も同様です。

脚部

脚部(左の足首配置し忘れた)は脚の付け根の軸受けに新しい可動か所が追加されています。(上から2列目のグレーのパーツ)これで内股方向への可動が可能となっています。

太もも部が太く長く、ひざ下が細いバランスになっています。

武装

シールドの裏面が今までにないデザインにンっています。

シールド十字マークの横にスリットが入っています。

素組完成

つま先裏の肉抜きが目立ちます。可動域は広いですが、接地感歩もう一つ。スリッパに肉抜きアルモデルは共通して設置状態が弱く感じるのは気のせいか!?

ギミック&可動

首は胴体側と頭側の二か所の可動部分の恩恵で大きく動きます。

肩の接続部側の可動軸が大きな可動範囲を生んでいます。

当然ながら肘は大きく折りたためます。

今回の新機軸、前腕部の引き出し関節です。一旦引っ張って伸ばしてから、クッと曲げる感じです。この部分は回転もします。

腕の付け根は引き出せませんが、胸部のブロックごと動く感じです。ビルドダイバーズのGBNガードフレームにも採用されていた機構です。

胸部の青い部分を持ち上げる感じに稼働することができます。

腰は左右の回転、左右への振りが可能です。

サイドスカートは中央ブロックを残して可動します。

リアスカートも可動しますが、あまり意味はないような気がします。

膝も完全に折りたたむことができます。フロントスカートも水平まで開きます。

足首は後ろ側に大きくスイングします。

さらにスリッパ部が大きく開きます。

このキットで採用された脚部の接続部に新設された関節で、脚を外側だけではなく内側にも大きくスイングすることができます。

アクション

おそらく、このキットのの脚部の膝上と膝下のバランス変更は立膝をきれいに実現するために変えたのではないかと推測します。それぐらい決まります。

同スケールのドムがあれば踏み台にも出来そうです。

比較

関節の⊖位置で見ると、太もも部分が長いと思われがちですが、ヒザガード部分が小さいのと膝下が細いために、より強調されて見えるようです。

腰の太さは大きく違いますね。全体的にボディは貧弱に見えます。

シールドの大きさがかなり違います。

同じような時期に発売された2台ですが、設計コンセプトは全く別物だと感じます。オリジン版はプレーンなRX-78ではありませんが、今までの延長線上にある最新キット、ビヨンド版は(誰をターゲットにしているかは不明ですが)新しいRX-78の提案といった感じでしょうか。

塗装

検討中です…

まとめ

今回は『HG RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL] 』 をレビューしてきました。ガンプラ40周年を記念するアイテムとあって、新しい挑戦が随所に盛り込まれたアイテムとなっております。

前腕部の引き出し関節や、脚部の付け根の新機構、股間部のVマークの成型色再現や、頭部の分割方法など、今後のHGシリーズにフィードバックされそうな内容盛りだくさんでした。

ただ、その分割り切る所の割り切り方も大胆で、肩ブロックやランドセルのパーツ構成の簡素化は少し驚きました。

また、ゲート部分も改良されているのか、白化しずらく、痕も残りずらいものになっていました。おそらく、ゲートの面積が小型化され、くさび部分の角度がより鋭角になったのかなと(検証したわけではないですが)。

このキットのターゲットがこの先10年を見据えた先にあるのか、アイテム名通りに世界戦略を見据えているのかはもう一つ謎ですが(ちなみに、「BEYOND GLOBAL」でGoogle翻訳してみると、日本語には訳せないみたいです。和製英語か!?)、明らかに今までのHGとは一線を画すキットとなっています。

ただ、アレンジ強いため、今までのHGとの親和性は低く並べて置くならオリジン版かな~とも感じてしまいます。

キットとしてはビルドシリーズ近い構成で、可動や形状は自分で作る(今は亡き)「ハイコンPRO」といったイメージでした。

このキット後の完全新規HGシリーズがどうなっていくかを期待してみていきたいと思います。

キットのグッドポイント

  1. 股間のVマークまで成型色で再現
  2. 新しい挑戦も多数取り入れられている関節構造
  3. 好みは分かれると思うが、新しいスタイリングに挑戦した勇気(G40だけじゃなかったのね)
  4. 白化も痕も残りにくい進化したゲート

キットの残念ポイント

  1. アレンジ強めなため、他のHGと並べると違和感が…
  2. 正面からも見える足裏の肉抜き
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:RX-78-2
  • 名称:ガンダム
  • 搭乗者:アムロ・レイ
  • 所属:地球連邦軍 第13独立艦隊(ホワイトベース隊)
  • 商品価格:2,200円(税10%込)
  • 発売:2020年6月6日
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG サイコガンダム レビュー

今回は今更レビューシリーズで「HG 1/144 サイコガンダム」を紹介していきます。

ネオジオングやデンドロビウムのようなMS+大型装備といった構成ではなく、単体のMSとしてはHGシリーズでおそらく最大級の機体となります。

2020年時点で既に発売から15年以上が経過している本キット(積みプラ状態も15年か)を素組で確認後、塗装(今回は合わせ目消さないと辛いかな~)して仕上げていきたいと思います。

刻の涙とはまさにこの機体か!?とゼータシリーズの中でも印象的なMSを見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはMGと同等の大きさになっています。香港での場面が描かれています。

ランナー紹介

A1・A2パーツ PS素材 ブラック 取説ではA1と2で分かれて掲載されていますが、実際はつながった状態になっています。頭部や前腕、肩、脚部となっています。

Bパーツ PS素材 ブラック シールドと脚部です。2枚入っています。

Cパーツ PS素材 ブラック胴体部分です。パーツが非常に大きいです。

Dパーツ PS素材 グレー 胴体やモモなどのブルーグレー部分です。

Eパーツ PS素材 レッド シールドとスリッパ部分です。

Fパーツ PS素材 レッド 頭部などの赤い部分です。

G1パーツ ポリエチレン イエロー Vアンテナ部は軟質樹脂になっています。ディスプレイ用のPS素材の物は付属していません。

G2 PS素材 イエロー

Hパーツ ABS素材 ホワイト 脚部のフレームが中心です。

Iパーツ ABS素材 ホワイト 胴体部のフレームやハンドパーツになります。

Jパーツ PS素材 ブラック 2枚入りで腕部や肩パーツになります。

PC-129 ポリキャップです。

ビス7本+1(予備)です。

ホイルシールです。本体のイエローのラインとツインアイになっています。メインカメラやバックカメラ、その他の色分け部分は付属しておらず、最小限といった感じです。

各部組立

頭部

前後のモナカこうぞうです。マスクはコクピットハッチ部が別パーツとなっています。

この後もそうですが、ゲート跡部分のヤスリ痕が目立っておりますが、気にしないでください。実は、ほほの部分が左右非対称。軟質樹脂のアンテナですが、安全ダボあります。

側面の合せ目部分に凸モールドが入る、イジワル分割となっています。

胴体部

胴体は腰の前半分を先に製作します。

変形機構があるため、ボディ内部のパーツが多めです。

本体組立時に脚部と頭部も一緒に組み込む形となっていましたので、今回は逆らわず説明書通りに組んでみました。

ランドセル

変形時に頭部をカバーする部分が真ん中に配置されています。

腕部

腕部も変形するための内部パーツがあるため、部品点数は多めです。

肩パーツの胴体接続部分は塗装が必要です。

足首

脚の甲の部分は、中央からの見事なモナカ割です。さすがに合せ目消そうかと思います。

脚部

太ももから仕方は白いフレーム作成して外装かぶせる形です。脚の付け根や足首はポリキャップ頼みの関節です。

武装

シールドは同じものを2個作成します。2個とも上下どちらでも対応可能です。

素組完成

プロポーションはサイコガンダムらしく力強い印象でカッコよくまとまっています。シールド巨大です。

ボディの黄色いライン部分はシールですが、全てモールドがありますので、マスキングで塗装しやすいかと思います。脚の甲は見事に合わせ目出ます。

ギミック&可動

首は上下に稼働しますが、あまり大きい可動範囲ではありません。

肘は90度弱といったところでしょうか、上腕の出っ張りがあるため干渉しております。

腕は水平近くまでは上がります。

肩の板部分が稼働するので、腕も上まで上げられます。前腕部にある穴(変形時にシールド接続するところ)の中が赤と白の成型色が丸見えなので塗装が必要です。

膝の可動も90度といったところです。

足首はポリキャップボールジョイントなので、大きく自由動きます。

真っ黒でわかりづらいですが、頭部のコクピットハッチが開閉します。

アクション

武器もなく、関節数も決して多くは無いのでポージングもありきたりな感じになります。何となく故ジャイアント馬場さんを思い出しました。

変形

モビルフォートレス形態へ変形可能です。見事な塊感です、プロポーションもいい感じです。

太もものシールド接続部のふたを外す程度で、ほぼ完全変形です。

比較

我が家には完成済みの1/144のMk-Ⅱが無いため、RGのゼータとの比較となっております。ゼータの2倍以上って感じです。こんなデカいものが動いて、空飛ぶとは到底思えません、ミノフスキークラフトおそるべし。

塗装

こちらのサイトでレビュー中

まとめ

今回は「HG サイコガンダム」をレビューしてきました。

15年前のキットというのを各所で感じる内容でしたが、完成後の圧倒感はさすがと言わざるを得ないキットであることを再確認したかたちになりました。モビルスーツ形態、モビルフォートレス形態ともにプロポーションも良好です。

関節可動範囲の狭さは気にはなりますが、もともと躍動的に動くMSでもないので十分かとも思います。

ただ色分けに関しては、シールでも再現されていない部分が多々あったり、本体の白い部分が全てABSなので、塗装時も注意が必要な点、現在のキットと比較するとヒケも目立ったりと、しっかり仕上げようと思うと結構手間がかかる1台です。

しかし、他のHGシリーズの何物にも似ていない唯一無二の存在は大きな魅力でした。

ゼータシリーズが好きな方、家にMk-Ⅱやゼータをお持ちの方には家に1台置いておきたいオススメのキットです。(置き場所もMG級ですが)。

2020年9月にバウンドドックの発売が決まりましたので、ボリノーク・サマーンの後にHGゼータシリーズの最後を飾るイベントキットとして、最新技術でサイコガンダムMkⅡも出していただきたいところですね。

キットのグッドポイント

  1. 他の何物にも似ていない、圧倒的な存在感(よくぞキット化してくれました)
  2. 今見ても十分かっこいいプロポーション
  3. モビルフォートレス形態も良好

キットの残念ポイント

  1. やはり古さを感じるパーツ分割
  2. 同じく、シールでも再現されていない色分け数か所
  3. 変形用のロック機構が弱く、何度も遊ぶと固定できなくなりそうな予感

  • 登場作品:機動戦士ゼータガンダム
  • 型式:MRX-009
  • 名称:サイコガンダム
  • 搭乗者:フォウ・ムラサメ
  • 所属:地球連邦軍(ムラサメ研究所)
  • 商品価格:5,500円(税10%込)
  • 発売:2004年8月
  • 積みプラ解消: -12cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ピクシー(フレッド・リーバー機) レビュー

今回は『HG 1/144 ピクシー(フレッド・リーバー機)』を素組→全塗装でレビューしていきます。

PS3ソフトの「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場するスレイヴレイス隊に所属する、コードネーム「リッパー」ことフレッド・リーバー軍曹が駆るガンダムピクシーです。

HG初のプレバン専用キットとして発売された「ガンダムピクシー」とパーツ構成自体(ランナー配置は一部異なります)は同一で、カラーリングがスレイヴレイス隊仕様のグレー調のロービジカラーに変更されています。

こちらのピクシーもプレバン販売で、同時期にスレイヴレイス、陸戦型ジム スレイブレイス隊、イフリート(ダグ・シュナイド機)が一気に商品化されています。

パッケージ&内容物紹介

スレイヴレイス隊共通で濃い目のブルーの2色印刷です。

取説はモノクロで味気ない内容になっています。

ランナー紹介

素材は全てPS(B3,B4、CはおそらくKPS)AとBはガンダムピクシー表記、Cは陸戦型ジムの表記です。

A1パーツ イロプラ 胴体、腕部とビーム刃になっています。

A2パーツ イロプラ 脚部中心です。

A3パーツ イロプラ 写す向き間違えましたが、一部がA2と共通でイロプラ部分のスイッチで白部分、グレーの一部などに変更点があります。凝った設計になっています。

B1パーツ グレーパープル 脚部、腕部になります。

B2パーツ グレーパープル B1と対になる部分でランドセルなどが省かれています。

B3パーツ グレー サブ・マシンガンなどです。

B4パーツ B3から手首パーツを抜いたものです。

C1パーツ グレー 陸戦型ジム表記 関節部分になります。平手は余剰パーツになっています。

C2パーツ グレー C1と対になるパーツです。

PC-002 ポリキャップです。

ホイルシールです。センサー類と色再現用、また膝の三角部分などのスミ入れ部分のシールも付属します。スレイヴレイス隊のどくろマークは残念ながら付属しません。

各部組立

頭部

メインカメラの真ん中にパーティングラインが思いっ切り出ます。この段階ではツインアイのシール貼っていません。

Vアンテナはダボ付きです。合わせ目目立ちます。

胸部

ボディの構造は陸戦型ジム以降の連邦系と共通の作りです。

ランドセル

ランドセルは新規デザインです。あっさりした感じの形状です。

腕部

前腕部が独特の形状です。マシンガンのマガジン(おそらく)を通常だとシールド用接続穴に取り付けます。

腰部

腰は再度アーマーにビームダガーが収納される形になっています。リアアーマーの左右の穴にはサブマシンガンが取り付けられます。

足首

足首は前後2ブロック、アンクルガードは左右のベースに挿し込むタイプで左右対称です。

脚部

陸戦特化の機体のせいか、足首のクリアランスが広めです。ふくらはぎのツーロンカラーも色分け再現されています。

武装

90mmサブ・マシンガンは握り手部分が手首バーツと一体化しているものと、銃単体用のトリガーとになっており、持たせるかマウントさせるかでの選択式になっています。

余剰パーツ

シールドの裏側のみと、マシンガン、平手などが余剰パーツになります。マシンガンはパーツ全て付属しており組立可能ですが、ピクシー側に握り手が付いておりません。

素組完成

ツインアイのシールのみ貼ってあります、眼が大きめ。

機動力重視の機体なので、アーマーやランドセルなど全体的に軽快なかんじです。

可動&ギミック

胴体側の首の付け根の可動範囲が異様に大きいです。

首は横方向には360度回転します。

肩はほぼ真横まで上がります。

肘も完全に下りたたたむことが可能です。

上半身は多少持ち上がる程度です。

左右のひねりは大きめです。

膝関節は二重構造できれいに折りたためます。

足首はスネ側のアーマー類が少な目なため、前後にも大きく稼働します。左右へは一回転します。

ビームダガーの持ち手はサイドスカートに挿し込む形になります。

サブマシンガンは左右のダボに取り付け可能です。

アクション

ビームダガーは基本逆手持ちのようです。

忍者風なカラーリングといい、この武器、この持ちかた、ネオドイツのモビルファイターやケロロ小隊のトラウマスイッチ付きのアサシン思い出すのは私だけでしょうか。

ビームダガーは振り回しているときのエフェクトタイプのビーム刃もあります。

足裏の前側の周囲に肉抜きっぽい(なkにモールドあり)のがあります。

銃口の穴貫通していないのは、ディテールアップの宿題ということで。

塗装、スミ入れ+シール

Painting now…

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ピクシー(フレッド・リーバー機)」をレビューしてきました。

陸戦特化の軽量タイプらしく、足首をはじめ、全体的に可動範囲が広く、良く動く1台です。

平手も欲しいですが、武器は基本両手持ちという解釈になるのかなといった感じです(余剰の平手使用する手もありますが)。

ベースキットが新しいので、組み易く稼働範囲も広く、目立ったネガティブな面が少ない良キットでした。

くさび型ゲートは若干傷が残りやすい印象でしたので、ゲート切り出しは少し注意が必要かもです。

塗装後に挑戦となりますが、幅広スリットが多いので、スミ入れではなく、塗装が必要な細かい部分(膝の三角やふくらはぎや、後頭部)が少し面倒かもしれません。

成型色もグレーでなかなかカッコよく、同時期発売のスレイブレイス隊各モデルと合わせて飾りたいモデルでした。

キットのグッドポイント

  1. 全体的に良く動く、足首の可動範囲が広い
  2. シールド無し、軽武装など割り切った機体を変にアレンジすることなく商品化
  3. 渋いカラーリング、スレイヴレイス隊3種でそろえたい。

キットの残念ポイント

  1. ピクシーだけスレイヴレイス隊の部隊マークがない
  2. ヤスリ掛けるとパープルグレイとダークブルーの色の違いが判別しずらい。(パーツ番号みて判断)
  3. ガンダムマーカーでは手に負えなさそうな、太目のスリットが多い
  • 登場作品:機動戦士ガンダム ミッシングリンク(PS3ソフト)
  • 型式:RX-78XX
  • 名称:ガンダム・ピクシー
  • 搭乗者:フレッド・リーバー軍曹
  • 所属:地球連邦軍 スレイブ・レイス隊
  • 商品価格:2200円(税込み)
  • 発売:2020年2月(プレミアムバンダイ)
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー) レビュー

今回は『HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー)』をレビューしていきます。

キットはプレミアムバンダイ商品として2020年4月に第一次、6月に二次発送で販売されております(2020年4月末現在は在庫なし)。

以前ガンプラEXPOで限定販売された商品の成型色を深みのあるオレンジと質感あるホワイトに(たぶん)変更、以前はシールだったマーキング類が水転写デカールに変更となっています。

パーツ構成は一般販売されています「ゼータプラス(ユニコーンVer.)」と同じものとなっています。

カラバで開発され、アムロがテストを行っていた機体といった設定で、本体はオレンジに近い赤とオフホワイトのツートンカラーで、Aをベースとしたアムロのパーソナルマークが付きます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはプレバン標準の二色印刷、機体カラーに合わせた赤で印刷されております。

取説はベースのユニコーンVer.の物に部分差替えのためのモノクロ(4ページ)の追加取説が付属しています。主にシール部分の変更です。

ランナー紹介

ユニコーンVer.同様、素材はポリキャップ以外全てPS素材、表記もポリキャップとサーベル刃以外は全てゼータプラスとなっております。

Aパーツ レッド 胴体と脚部、変形用ユニットになっています。

Bパーツ ホワイト 頭部、脚部、ウイング部などです。脚部の色分けに再現のためにA,B分かれておりました。

Cパーツ ホワイト 2枚入っています。脚部の部品になります。

D1パーツ ホワイト 脚部のフレームや、エアインテークなどの白い部分です。

D2パーツ ライトグレー スリッパ部分です。

E1パーツ グレー 関節や武装のグレー部分です。

E2パーツ グレー E1と対になる部分です。

Fパーツ グレー股関節や変形用パーツのメインブロックです。

SB6 クリヤーブルー ビームサーベルのビーム部分です。

ポリキャップ PC132となっています。

ホイルシール 翼の色分けはシールとなります。襟元のイエローもシール再現となっているため、ユニコーンVer.よりも多めになっています。

こちらは水転写デカールです。センチネル風のナンバリングはゼータプラスC1にも使えそうです。

各部組立

頭部

頭部のマスク部とツインアイ部は一体成型になっています。部品点数少なめで白一色です。

色分け無いため、一瞬旧キットかと思ってしまいました。

胸部

襟部分は黄色指定です、シールです。

結構、パンチのある赤です。

ランドセル

主翼の前側の縁は赤となるので、シーツまたは塗装が必要です。

腕部

変形を考慮して、肩ブロックの装甲は上から差し込む独特の計上となっています。肩ブロック以外は白一色で、少し味気ないです。

腰部

リアスカートの裏側は表面のモールドがそのまま反映されていて裏側感満載です。

足首

足首は本体唯一のグレー部分になります。

脚部

腰のビームガンのパーツ分割があまり考えられちないため、中途半端な色再現となっています。筆やマーカーで部分塗装か、マスキング必要になります。

武装

武装はシールドがツートンカラーになっています。ライフル後端の接続パーツの使用方法が不明です。

変形用パーツ

ウエイブライダー用のボディになります、こうしてみるとボディカラー派手です。

素組完成

カラーリングは派手目ですが、素組だと情報量足りないかんじです。最低限でもスミ入れはしてあげたいところです。

ギミック&可動

可動範囲はユニコーンVer.で確認ねがいます(時間できたら撮りなおします)

首は前後には動きますが、左右の可動範囲は狭いです。

肘は90度程度しか曲がりません。

横へは水平にちょっと届かない感じです。

腰のひねりも大きくは曲げられません。

可変機の恩恵もあって、膝は折りたたむことが可能です。

デザイン的にも足首を大きく曲げるのは苦手です。

アクション

左手が握手しかないので、表情付けずらいです。プレバンの完成写真でも左手にサーベル持たせてお茶を濁している気がします。

左手のポージングはサーベルでごまかしております。

ウエイブライダー

横から見てもきれいなウエイブライダー形態です。

比較

ユニコーンVer.と、グレーの方が素組ではいい感じな気がします。

まとめ

今回は『HG ゼータプラス(テスト機イメージカラー)』をレビューいたしました。

以前、ガンプラEXPOで限定販売された商品のマイナーチェンジ版となっております。(色味の変更、ナンバリングがシール→水転写デカールに)

水転写デカールのナンバリングがゼータプラスC1にも使用できそうなところはグッとです。

カラーリング以外は、ゼータプラス(ユニコーンVer.)と同一なので、可動範囲などキット自体の完成度は2020年の眼で見ると今一つです。

本体の赤も深みは増したとの触れ込みですが、色見的には玩具っぽさが残る感じでした。

色数も少なく単調になりがちなので、スミ入れや塗装などしっかり行って、デカール貼って情報量きちんと増やして仕上げたいキットだと思いました(このあと塗装する予定です)。カッコよく仕上げるには意外と中級者以上向けのキットかも…

さぁ、一気にC1と行くか、間に何かはさむかは、ちと考えよう。

キットのグッドポイント

  1. センチネル調のナンバリング、他のキットでも使えそうな水転写デカール
  2. シールは増えたが、追加ランナーなしで基本部分は再現されている本体の色分け

キットの残念ポイント

  1. 赤だとさらに目立つ、腰のビームガンの色分け
  2. 肘や腕、脚の付け根の可動範囲
  3. 深みは増した(?)かもしれないが、やはり安っぽく見えやすい赤の成型色
  • 登場作品:ガンダムユニコーン
  • 型式:MSZ-006A1
  • 名称:ゼータプラスA1型
  • 搭乗者:アムロ・レイ(?)
  • 所属:カラバ
  • 商品価格:2,750円(税10%込)
  • 発売:2020年4月発送(プレミアムバンダイ)
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ゼータプラス(ユニコーンVer.) レビュー

今回は『HG ゼータプラス(ユニコーンVer.)』をレビューしていきます。

キットは2020年4月に久々に再販(今回のレビューはこの再販物)され、同月プレバンではテスト機カラーがエキスポ版からリニューアル登場、C1タイプも同時再販となっており、プチゼータプラス祭りとなっております。

劇中では、いいところなくトライスターのジェスタに踏みつぶされておりましたが、なんといってもゼータガンダムの派生機、センチネル登場機体でもあり、待望のHG化といったキットでもあります。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは標準的なHG仕様です、パッケージアートはシャイアン基地での一コマとなっており、グスタフカールも登場しております。

取説もHGユニコーンシリーズ準拠で同系統のMS紹介ページもあります。片面カラー(裏面モノクロ)仕様です。

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外全てPS素材、表記もポリキャップとサーベル刃以外は全てゼータプラスとなっております。

Aパーツ グレー 胴体と脚部、変形用ユニットになっています。

Bパーツ グレー 頭部、脚部、ウイング部などです。おそらくテスト機カラーの配色考慮してA、B分かれているものと思われます。

Cパーツ グレー 2枚入っています。脚部の部品になります。

D1パーツ ホワイト 脚部のフレームや、エアインテークなどの白い部分です。

D2パーツ ブルー スリッパ部分です。

E1パーツ グレー 関節や武装のグレー部分です。

E2パーツ グレー E1と対になる部分です。

Fパーツ グレー股関節や変形用パーツのメインブロックです。

SB6 クリヤーブルー ビームサーベルのビーム部分です。

ポリキャップ PC132となっています。

ホイルシール 瞳と側頭部のブルーライン、各センサーの赤とスタビライザーの黄色い帯となっています。

こちらはマーキングシールになります。センチネル風のナンバリングは入っておりません。

各部組立

頭部

頭部のマスク部とツインアイ部は一体成型になっています。部品点数少なめです。

口の三角部分は安全ダボ付き(?)と思われるので、段差以降の後端部は削りたいところです。

胸部

腕の接続部分はポリキャップ(前後の可動軸)のみで引き出し関節などは備えていません。

お腹の一番下のブロックは下半身とはさんで固定するため、この時点では乗っかっているだけで固定されていません。

ランドセル

ランドセルというか、主翼とスタビライザーになります。スタビ裏面はモールドなどなく、かなりあさりしています。このあたりに手を少し手を加えるといいかもしれません。

腕部

変形を考慮して、肩ブロックの装甲は上から差し込む独特の計上となっています。前腕部も色分け必要がないためか、パーツ二分割のみで、細かいパーツ分けなどは行われておりません。手首もポリキャップによる可動のみで関節軸などはありません。

腰部

股関節は完全固定されています。サイドスカートはなく、脚部にビームキャノンを接続する形になります。

足首

足首は前後で可動します(変形用)。

脚部

ひざ下は左右ではなく前後での分割となります(テスト機カラー対策)、バーニアの中央部(黒)はシールもないので塗装の必要があります。

武装

武装はライフル、シールド、サーベルと標準的なものになります。サーベルは収納場所なしです。

変形用パーツ

ウエイブライダー用のボディになります、肩パーツも差し替えとなります。

素組完成

ギミック&可動

首は前後には動きますが、左右の可動範囲は狭いです。

肘は90度程度しか曲がりません。

腰のひねりも大きくは曲げられません。

可変機の恩恵もあって、膝は折りたたむことが可能です。

デザイン的にも足首を大きく曲げるのは苦手です。

アクション

ゼータ系のポージングが苦手です、平手が欲しい。

ウエイブライダー

ウエイブライダー形態はきれいにまとまっております。

比較

盟友(?)グスタフカールとです。迷彩カラーのジェガンもそろえたいところです。グスタフの大きさを改めて実感いたします。

全塗装

全塗装レビューはこちら

まとめ

今回は『HG ゼータプラス(ユニコーンVer.)』をレビューいたしました。

2014年発売の商品なので、それなりに期待しておりましたがトータル的にはちょっと残念な商品でした。

ユニコーンバブル時に大挙して出てきたHGシリーズの1台なので、手抜きとは言いませんが、やっつけ仕事だったのか、忙しすぎて新人にマニュアルだけ渡して仕上げさせたのか、パーツ分割や関節構造などに古さというか、工夫が感じられないというか、一昔前のMGっぽいというか、HGオリジンガンダムを見た後では古臭さを感じる内容でした(6年の歳月の差以上に)。

本文途中にも記載しておりますが、いくつか具体例を上げると、頭部のマスクとツインアイ部分が1パーツであったり、ビームライフルの白のチューブ部分が一体パーツだったり、ハンドパーツが最小限(左右握り手と右手ライフル用)のセットだったり、腕の付け根は引き出し関節はなく(まあまあ動きますが)、脚の付け根も固定式で脚部側のポリキャップ頼みになってたりと、気になる部分が多々あります。

取説も途中に「右腕の組立」とか「左脚」といった表記がなく組立順番号のみだったので、少しわかりずらい感じがしました。

まあ、当時の勢いで出せるものは、この機会に一気に商品化しろ!といった裏事情も考えられますので、1/144のお手軽価格で購入できる立体物として、商品化されただけでも、ありがたいと思うべきなのかもしれませんが(その後のC1やテスト機などのバリエーション展開も含めて)。

ゼータ系の売りである、ウエイブライダーへの変形は、専用パーツを使用した差替え変形で再現されています。

専用パーツ使用しているだけあって、変形後もきれいなシルエットになっており、場所とアクションベースがあるならこちらで飾ってもいいかなと思えるほどです。

作り終わっての感想としては、我が家で積みプラとなっている、「リバイブ版のゼータ、もしくはUC.0088版と作り比べてみたい」という欲求がわいてくる1台でした。

余談ですが、取説のストーリー部分のパイロット目線の文章が面白かったです。

キットのグッドポイント

  1. 専用パーツ使用で美しいウエイブライダー形態
  2. ゼータタイプの系譜を知る上では外すことのできない1台

キットの残念ポイント

  1. コスト削減?新人の設計?とも思えるパーツ分割
  2. 肘や腕、脚の付け根の可動範囲
  3. 説明足らずな取説
  • 登場作品:ガンダムユニコーン
  • 型式:MSZ-006A1
  • 名称:ゼータプラスA1型
  • 搭乗者:一般兵
  • 所属:カラバ・地球連邦軍(シャイアン基地)
  • 商品価格:2,640円(税10%込)
  • 発売:2014年7月12日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) レビュー

今回は『HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)』をレビューしていきます!

令和最初のRX-78-2、そしてガンプラ40周年を祝うアイテムとして、発売前からバンダイスピリッツの情熱がビシビシ伝わってくるキットです。

果たしてその期待に応えているアイテムなのかをガンプラ40年の歴史をリアルタイムで知るこの目で確かめていきたいと思います。

キットは素組でチェックしてから全塗装、スミ入れ、シール、クリアコートで仕上げる予定です。

また今回は、期待のNewアイテムですので、作成&撮影したところから随時アップしていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはハイパーバズーカを構えた前期型です。

一般店頭商品なので、当然ながらサイドスペースにもカラーで解説が入っております。下段右側のYouTube動画「GUNDAM RISING」の紹介が載っています。

シャアセイラ編以降のガンダム本編にも触れられており、気になるなる文章となっています。

取説は片面カラーの10ページとなっています。

4月から再開されるビルドダイバーズRe:RISEの紹介チラシが入っていました。エクスヴァルキランダー(6月発売)ってどこかに載ってましたっけ?

ランナー紹介

ポリキャップ以外は全てPS素材です。

Aパーツ イロプラ 青、赤、黄色の部分は全てこのランナーにまとめられています。ランナー表記は「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

B1パーツ グレー 武器や関節部です。こちらも表記は 「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

B2パーツ グレー  B1と対になるランナーです。

Cパーツ グレー インナーフレーム中心ですランナー表記は「HG 1/144 ORIGIN MS」オリジン系の連邦MS共通ランナーとなっています。

D1パーツ ホワイト 肩と脚部の外装中心です。ハイパーバズーカの砲身が付いています。 表記は 「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

D2パーツ ホワイト  D1と対になるランナーで、バズーカの砲身がないものになっています。

Eパーツ グレー ビームライフル2種とランドセルです。 表記は 「HG 1/144ガンダム(オリジン)」です。

Hパーツ グレー ショルダーキャノンです。ランナー表記は「HG1/144 局地型ガンダム」となっています

PC-001タイプのポリキャップです。

ビームサーベルです。SB-13となっています。

ホイルシールです。メインカメラはじめとしたセンサー部と、股間のVマーク、オリジン版は横棒無くなっていますが、⊖部分のグレーがシール再現となっています。

マーキング関連のシールです。

各部組立

このキットは前期型と中期型のコンパチ仕様となっております。今回はせっかくショルダーキャノンもついているので前期型で組み立てて言います。

頭部

ツインアイ部分は黄色の成型色となっています。クリアではないので、目の部分の凹凸も見やすいです。

頭部バルカンも色分けされています(RGか!?)頭部メインカメラも色分けされています。この段階で目の部分はホイルシール使用しています。

残念ながら、後頭部のリアカメラは色分けされておらず、シール対応になります。アンテナには安全ダボついています。

胸部

胸部のパーツ構成です。赤い部分の上のブロックは胸部の青い部分で前後から挟み込むような形で固定します。

ちなみにこちらが中期型の胸部前半分です。違いはほとんどわかりませんが、右胸のモールドが違っています。

右肩のバルカン部分のふたは前期型と共用になります。

ランドセル

ランドセルは肩部キャノン砲とビームサーベルラックを差替えて変更します。ポリキャップが基部に仕込まれています。

構造的にキャノン砲は左右どちらにも取り付けられそうです。

こちらは中期型、見慣れたランドセルです。

腕部

写真の握り手、平手の他に武器用のハンドパーツが左右付属します。

肩ブロックと右手前腕部分が前期型と中期型で異なります。

腕部のモールドは今までのHGより多い印象です。

腰部

脚の付け根はスイング機構ついています。

フロントの黄色の四角い部分はきっちりはめ込むと外せなくなりそうなので、塗装のことをかんがえてゆるめに取り付けています。

足首

足首はつま先部分が別パーツで稼働します。

細身な印象で、スリッパ部分つま先が鋭角気味です。

脚部

脚部フレームは膝アーマーが独立稼働するようにスネ側が二重になっています。

ふくらはぎのバーニアが開閉します。片足ずつですが、接地感は良好です。

武装

ライフルスコープの黄色い部分は取り付けると外せなくなりますので、塗装のことを考えてここでは取り付けしておりません。

ライフルは両方とも、マウント用のパーツが付いていて、回転させることで収納できます。バズーカも色分けばっちりです。

素組完成

前期型です。

前回の「HG スレイヴ・レイス」と比較すると、格段に脚の設置感がいいです。

ここからはパーツを組替えて中期型です。

見慣れたRX-78になっております。

ギミック&可動

頭部は前後へ非常良く動きます。

水平より高く引き上げることができます。

標準的な引き出し関節です。

肘もほぼ完全に折りたたむことが可能です。

腰は非常に良く動きます。後ろにそらせすぎると、腹部前側に思いっ切りすき間ができます。

膝もよく曲がります。膝部分のアーマーが独立して動くの、180度近く曲げることがでいます。

股間の軸をスイングすることによって、立膝も難なくこなします。

背中のキャノン砲の付け根アーム部分は丸い箇所2カ所で可動します。

ランドセルにシールド装着可能です。

腰のラッチに武器をマウントできます。

アクション

黄色のスコープ部分は取り付けていません。

左手グリップがうれしいです。

中期型と中期型ライフルです。こちらもスコープ付けていません。

塗装+シール貼り付け完成

塗装レシピは

白:ニュートラルホワイト(ガイアノーツ)

青:ブルー44(ガンダムカラー)

レッド:レッド13(ガンダムカラー)

イエロー:RX-78イエローVerアニメカラー

関節:取説通りのブラウン系グレー(2021年1月訂正)

ランドセルグレー:ニュートラルグレーⅤ(ガイアノーツ)

武器グレー:ニュートラルグレー+ミッドナイトブルー

シールは付属のマーキングシールをそのまま使用しています。残念ながら肩部分の赤いコーション1セット無くしました。

比較

同じオリジン系のヘビーガンダムと並べてみました。

当然ベースは同じ機体なので身長も手足のバランスも一緒ですが、肩のキャノン砲がそれぞれ右と左に分かれていて興味深いです。

まとめ

今回は話題の新作キット「HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) 」をレビューしてきました。

さすがRX-78!、ガンプラの節目節目(今回だと40周年第一弾)でバンダイが持てる力を注ぎこんで設計されているキットだと実感できる好商品でした。

可動、プロポーション、プレイバリューと文句ない出来だと思います。

そりゃプロモデラーさんの手にかかると、まだ手を加えるところが出てくると思いますが、一般人はアンテナのダボだけカットして、色塗るか塗らないかで悩む程度で十分だと思います。

細かいところでも、くさび型ゲートが(おそらく)改良されているのか、今までの物よりパーツ側の傷口が浅く目立ちづらいものになっていると感じました。

今までのくさび型ゲートは傷口は小さいが、傷が深いといった状態で、きれいにするのに意外と手間がかかりましたが、このキットは改善されていると思います。

メーカー写真で気になっていたシールドが上下逆なのは選択式で、どちらも選べたりと、原作一辺倒ではなく作る側の感情にも配慮されているのがよいと思いました。

当然、コアファイター搭載された「後期型」の販売されるのか?といった疑問や、6月に販売が控えている「BEYOND GLOBAL 」版にも非常に期待が持てる内容となっています。

今までガンプラに振れたことがある人はもちろん、これからガンプラを作ってみたいといった方にもオススメできる、令和のスタンダードな1台となっております。

発売時だけかとは思いますが、何が苦労したかといえば購入するのが大変だったのが一番かもしれません。

店頭に並ぶ12日は仕事が16:30終わりだったのですが、全国のヨドバシの在庫が休み時間に見るたびにどんどんなくなっていて、かなり焦りました。かつての朝6時から近所のスーパーに並んでいた時代ほどではありませんが、キットによっては発売日当日に手に入れるのが結構困難になりつつあるのはうれしいやら、面倒やらで複雑な心境です。(次の入荷は5月らしいし)

以上、 「HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版) 」 レビューでした。

(このあと塗装ご含め写真追加予定です)

キットのグッドポイント

  1. 広い可動域だが、プロポーションも良し
  2. 前期型、中期型を再現できるバリューの高さ
  3. (改良された?)くさび型ゲートでゲート跡が小さい

キットの残念ポイント

  1. ショルダーキャノンがゆるめで動かしているとポロリします(共用パーツ故か)
  2. Vアンテナの真ん中の赤い部分も外れやすいかも、無くすと大変です。
  • 登場作品: GUNDAM THE ORIGIN
  • 型式:RX-78-02
  • 名称:ガンダム
  • 搭乗者:アムロ・レイ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格: 2,530円(税10%込)
  • 発売:2020年3月14日
  • 積みプラ解消: -6.6cm(パッケージの高さだけで算出)

HG スレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様) レビュー

今回は『HG 1/144 スレイブ・レイス(パラシュート・パック仕様)』を素組→全塗装でレビューしていく予定です。

「スレイブ・レイス」はPS3ソフトの「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場する陸戦型ガンダムのカスタム機となっております。

頭部、肩アーマー、ランドセルがベース機と異なっております。特に頭部はヘッドギアをしたような独特の形状となっており、他ではあまり見ない形となっております。

キットも陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)をベースに上記の頭部、肩アーマー、ランドセルを新規パーツで追加し、成型色を渋めのグレーに変更した内容となっております。

パッケージ&内容物紹介

キットのイメージカラーで濃い目のブルーの3色印刷です。

取説は専用の物ですが、モノクロで機体解説などはありません。

ランナー紹介

A1パーツ ブラック バックパックや足首です。

A2パーツ ブラック 胴体などの部分です

B1パーツ ブルーグレー 陸戦型ガンダム表記 足の外装中心です。

B2パーツ ブルーグレー B1と対になるパーツです。

C1パーツ グレー 陸戦型ジムの表記になっています。 関節部中心です。

C2パーツ グレー C1と対になる部品です。

Dパーツ クリアーグリーン こちらは陸戦型ガンダム共通です。

D1パーツ グレー HGUC1/144 ロケットランチャー表記です。汎用武器といったところでしょうか。

Eパーツ イロプラ 陸戦型ガンダムパラシュート・パック表記です。

G1パーツ イロプラ スレイブレイス専用のランナーです。

SB-13パーツ

PC-002 ポリキャップです。

スレイブレイス隊の部隊マークは残念ながらホイルシールです。せめてマーキングシールにしてほしかった。やはり厚みが気になります。

各部組立

頭部

ヘッドギア装着する前の段階です。

アンテナが結構大きいです。

胸部

黒い部分の下から2段目のブロックはかっちり固定するのではなく、浮いた状態になっていて、可動範囲を広げてます。

ランドセル

ベースがガンダムだけによく似たデザインです。

ランドセルに装着する形になります。

パラシュート・パックもそれなりに部品点数が多いです。

腕部

平手は左だけです。

肩ブロックが新規パーツとなっています。

腰部

いままでは暗黙の了解でしたが、今回の取説ではフロントアーマーは左右分割するように指示が入っていました。

足首

足首は前後2ブロック、アンクルガードはここでも左右非対称です。

脚部

膝のスパイクも別パーツで色分けされています。

武装

ビームライフル、100mmマシンガン、サーベル、シールドです。

長めな武器とハンドパーツです。

素組完成

頭部のヘッドギアが特徴的です。ツインアイ周りの黒はこの段階では塗っていません。シールか塗装となります。

パラシュート・パック装備です。かなり後ろヘビーになっています。

つま先が浮くぐらい微妙なバランスです。

ギミック&可動

首は胴体側と頭側の付け根で動くので前後に大きく振ることができます。

肩はほぼ真横まで上がります。

肘も大きく曲がります。

腰の可動軸のおかげで上半身を大きく起こすことができます。

左右のひねりも効きます

最新キットがベースとなっているので、膝もしっかり折りたたむことができます。

足首は前後二ブロック、付け根からも良く動きます。

立膝はしっかり決まります。

シールドが展開します。

アクション

夫々の武装は両手持ちも可能です。

足裏の前側の周囲に肉抜きがあります。

ビームサーベルはふくらはぎ部分に装備されています。

ロケットランチャーになります。パラシュートパック背負っているとこういった空中戦が様になります。

おまけ(!?)の 180mmキャノン です。取説には組立自由となっておりました(作らない人いるのか?)、ネモにも持たせてみたいです。

グリップをもってぶら下げることも可能です。

塗装、スミ入れ+シール

塗装、スミ入れ後にスレイブレイス隊の部隊マークをシールドに張り付けて、上からつや消し(UVカット)コートして完成です。

塗り忘れですが、パラシュートパックの下部に本当は黒が入ります(縦2本線部分)。

全体のグレー:ガイアノーツ(NAZCA) ブルーフォグホワイト

胸部濃い青;ガンダムカラーブルー14(MkⅡの胸部カラー)

関節、腹部、ランドセルなど:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ

ヘッドギアの青:ガンダムカラー ブルー9(百式のボディのブルー)

武器:ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ

赤:モンザレッド+黒少々

黄色:ガンダムカラー RX-78イエロー Ver.アニメカラー

センサーグリーン部:白の下地に蛍光グリーン

クリアコート:MRホビーのUV Cutつや消し

塗装レシピは以上になっています。 

本体のグレーは調合しようかとも思ったのですが、ガイアノーツ(NAZCA) ブルーフォグホワイトが比較的近い感じだったので、そのまま使用しました。ほぼイメージ通りでしたので、調合にかかる時間節約できました。この後に控えるピクシー(フレッド機)は取説見ると色の配合違いますが、この色で押し通す予定です(当然ジムもこの色で)。

他にも積みプラならぬ、積みガンダムカラーから色味が近いものは積極的に使用し、積みカラー解消を行っております。

メインカメラ横のスリット状のグリーン部分は左右の位置合わせに苦労しました(最終的にも右が下がり気味ですが)。

比較

まとめ

今回は「HG スレイブ・レイス」をレビューしてきました。

ベースとなっている陸戦型ガンダムがかなり新しめなキットなだけあって、肘も膝も腰も良く曲がります。

ここまでよく動くのですが、足裏の接地感はもう一つといった感じです。(つま先の肉抜きの影響で軽いのか?)

専用パーツも特に問題なく、気になる所は肩の上部のヒケぐらいです。

頭部のデザインは好みがわかれるところではありますが、プレバンの商品紹介ページの写真より、実物の方がカッコよくは見えます。

また、ツインアイはクリヤーグリーン成型ですが、裏側の赤いパーツの色が干渉してどうしても暗く見えがちです。裏側だけ白やシルバーで塗装してもいいかしれません。

以前からガンダムタイプのツインアイはクリアーにする意味あるのだろうかと疑問に思っていいた(コラムで書こうかと思っていました)ので、色付きになったのは素直に歓迎です。

成型色もグレーでなかなかカッコよく、同時発売のピクシー(フレッド・リーバー機)、一月遅れで発売される陸戦型ジム スレイブレイス隊モデルとも合わせて並べたい1台です。

そのうちフルアーマースレイブ・レイスも発売されるのかな~などと思いながら、スレイブ・レイスのレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全体的に良く動く、特に腰の可動範囲
  2. (おまけの180mm砲など)豊富な武装
  3. 決してメジャーな機体ではないですが、新規パーツも含めて商品化されたこと(プレバンの利点か)

キットの残念ポイント

  1. 足裏の肉抜きのせいか、接地感がいまいち
  2. パラシュート・パック重いっす
  3. 腰かどこかに、マウントラッチが欲しかった
  4. HGじゃ 股間のVマークのパーツ分割はやはり厳しいか
  • 登場作品:機動戦士ガンダム ミッシングリンク(PS3ソフト)
  • 型式:RX-79[G]SW
  • 名称:スレイヴ・レイス
  • 搭乗者:トラヴィス・カークランド中尉
  • 所属:地球連邦軍 スレイブ・レイス隊
  • 商品価格:2420円(税込み)
  • 発売:2020年2月(プレミアムバンダイ)
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ レビュー

今回は『HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ』をレビューしていきます。

「HGシャア専用 ゲルググ」をベースに、カラー変更、B型バックパックと専用武装のロケットランチャー、専用シールが追加され、プレバン限定商品となっております。

現時点ではMGシリーズでは発売されておりませんので、プラモデルとしてはこのキットと旧キットの1/144のみとなっております。

ファーストガンダムシリーズのHGとしては比較的後の方に発売されたゲルググですが、既に14年前(2006年発売)のキット、2020年現在の眼で見てレビューしていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

プレバン標準の2色刷りですが、側面にもキット写真が載っている珍しいタイプです。パッケージはイラストではなくキットの写真加工です。

メインの取説はシャア専用ゲルググになっています。

モノクロの追加の取説が入っています。これ見ると隊長マーク無しの頭部も選択可能となっています。

ランナー紹介

ポリキャップ以外は全てPSパーツとなっています。

Aパーツ イロプラ 足首やシールドなどです。シールドの縁の色に引っ張られ、ナギナタも赤になっています。

B1パーツ レッド 腕部中心です。

B2パーツ レッド 脚部の下半分です。

Cパーツ(ブラック) 右側の胸部を使用します

Cパーツ(レッド)色再現用に追加されています。

Dパーツ ブラック 内部パーツや武装になります。

G1パーツ レッド B型バックパックの赤い部分です。

G2パーツ ブラック ロケットランチャーとバックパックの黒い部分です。

ポリキャップ

マーキングシール 専用のマーキングシールです。水転写デカールではありませんでした。

ホイルシール モノアイ部分のホイルシールです。

各部組立

頭部

頭部はモノアイ部分がシールとなります。展開図右端の丸いパーツがモノアイ部になり、塗装+モノアイ部のシールか、黒い部分も全てシール再現かの選択式になります。

胸部

展開図で置き忘れた胸部下面です、右上の背中の凹みふさぐパーツはランドセル装着するため必要ありませんでいした。

ランドセル

B型バックパックです。こちらもパーツで色分け再現されております。

腕部

上腕部が黒になっています。ハンドパーツは左右夫々2種となっています。

腰部

背中にバックパックが付くため、ナギナタラックはスカート後ろになります。

スカート裏のバーニアです。

足首

足首はシンプルなワンブロック構造です。

脚部

膝パーツは黒ではなく、赤なので取り付けしておりますが、一度付けると外すのが大変なので、塗装する場合は安易に取り付けないほうがいいです。

武装

通常武装にロケットランチャーが追加されています。

余剰パーツ

色分け再現のための余剰パーツです。

素組完成

モノアイはベースの黒い部分も一体型になっているシール使用しています。

ギミック&可動

首のジョイントは一か所なので、前後の動きは小さいです。

肘の可動範囲も90度付近です。

真横まで腕を上げることができます。

腰というよりは、胸部を左右にスイングする形になります。

左右はゲルググの構造上360度回転が可能です。

サイドスカートは横に広げるというよりは、前側にはね上げる形になります。

膝は肘よりは曲がりますが、完全に折りたたむまでにはなりません。

デザイン的な制約もあり、足首の動きもそれなりです。

アクション

ロケットランチャーは両手持ち可能です。パーツの分割構造の関係で砲身の穴が浅めです。

標準的なゲルググのビームライフルです。スコープ部分は塗装が必要です。

ナギナタは片刃用のビームパーツは付属していません。

塗装+シール貼り付け

ビンの中の塗料の色見ていた時はちょうどよいかと思っていましたが、塗ってみると思いのほか明るめ。素組の写真と比較すると結構、別物感があります。もうちょっと濃い目に出したかったところですが、これはこれでありかと。

チラ見せですが、スカート内部のバーニアはシルバーで塗装しています。

バックパックの赤い部分は本体の赤と色味を変えてみました。(わかりずらいですが)

水転写デカールではないので、曲面にぴったり貼るのがなかなか難しいです。

最終的にはデザインナイフで切れ目入れて、浮いた部分を逃がしてやりました。

モノアイはWAVEのH・アイズ3ミニのピンクを使用しました。背面をシルバーで塗装して、両面テープでつけております。おそらく直径3mmです。

中隊長マーク無しも選択式となっておりましたので、1枚。

本体赤部分:ガンダムカラーレッド4(サザビーの濃い赤)

本体黒部分:ブラック9:艦底色1

関節・武器:ガンダムカラーブラック1

バックパック赤:ガンダムカラーレッド3(サザビーの明るい赤)

ナギナタの黄色:ガンダムカラーイエロー10(メタス本体色)

まとめ

『HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ 』をレビューしてきました。

めぐりあい宇宙の公開直後ぐらいに発表された大河原先生のB型バックパックに憧れていた世代としては、お手軽にHGでこのユニットが手に入るのは大歓迎の状態です。当時のイラスト同様に、一般発売のシャア専用にも付けてほしいぐらいです。

旧キットのMSVシリーズでも人気だった、ジョニー専用ゲルググの特徴でもある、ロケットランチャーも新規金型で追加されてあり、キット内容としては満足いくものかと思います。

ただベースの「シャア専用ゲルググ」が2006年10月発売とMG2.0より1年早く発売されたキットなため、肘関節の折りたたみや、足首ブロックの可動部追加などは行われておらず、可動面では少し物足りない印象です。

各部の合せ目も結構目立つところにあり、きれいに仕上げるにはそれなりに加工や処理が必要になります。

キットのグッドポイント

  1. 1/144サイズのB型バックパック
  2. 難しいゲルググ頭部もよく再現されている

キットの残念ポイント

  1. ダボもないためホールドが弱く、片手持ちだと手首の中でロケットランチャーがふらつく
  2. ビームナギナタも柄が長いため固定させるのに一苦労
  3. 合せ目や関節など、キット自体の古さは否めない

  • 登場作品: 機動戦士ガンダムMSV 、 機動戦記ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
  • 型式:MS-14B
  • 名称:ジョニー・ライデン専用ゲルググ
  • 搭乗者: ジョニー・ライデン 少佐
  • 所属:ジオン公国 キマイラ隊
  • 商品価格:2160円(税込み、当時)
  • 発売:2018年9月発送
  • 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ジムⅢ レビュー

今回は『HGUC 1/144 RGM-86R ジムⅢ』をレビューいたします。

いつものレビューとは少し違いまして、途中まで作って筆者のクローゼットで長い間眠っていた物を引っ張り出して完成までこぎつけております。

そのため、ランナー写真は撮影できず、パーツも一部接着済みだったため、分解写真も注釈付きの物となっていることをご了承いただければと思います。

個人的には「ジムⅢ」は非常に好きなMSで、商品化してほしいキットのアンケートなどがあった時は、必ず投票しておりました。

待ちに待ったキット化で、発売直後に購入したのですが、何故完成までに8年も(キットは2011年発売)要したのかも併せてレビューしていきたいと思います。

製作方法は全塗装ですが、合せ目消しはほどほどにといった内容で仕上げていきます。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーから部品9割ぐらい切り出した状態で放置されておりましたため、ランナー撮影は出来ておりません。

以前レビューいたしました、「ジムⅡ(エゥーゴカラー)」がある程度参考にはなります。

ジムⅡのキット自体がジムⅢの派生キットとなっておりますので、構造的には近いものとなっております。

各部組立

頭部

頭部は前後分割です、すでに接着済みで、合せ目消し済でした。クリアのバイザーは額のメインカメラとつながっていて大き目です。

8年眠っていた理由①:メインカメラの枠の塗装

クリアパーツにホワイトをこの大きさの物にうまくの載せるのがハードル高い気がして、ワクワクする頭部作成にブレーキが…

後頭部のカメラはシール使用しています。

胸部

胸部も前後分割ですが、すでに接着済み、肩にできる合せ目消しておりました。

8年眠っていた理由②: 今はカラーの調合全く苦にしませんが、この何とも言えない微妙なボディカラーを作るのが面倒に感じたのが2点目の理由です。

ランドセル

ランド説本体、左右のサーベルラック兼用のスラスターも前後分割です。

本体の合せ目の段差が大きいので、完全に消そうと思うと結構大変です。

ガンダムMkⅡと同型ランドセルです。本体接続部ががっしりしています。

腕部

肩ブロック接着済みです。

8年眠っていた理由③: 肩ブロックのバーニア部分の合せ目消し、および塗装がかなり面倒な構造です。

この後の完成写真で確認取れますが、合せ目部分に結構な段差残っています。また、上面の凹モールドの中に合せ目発生するためきれいに整えるのがかなり面倒です。

腕単体とミサイルポット装着した状態です。

8年眠っていた理由④:大型ミサイル以外の黒い部分、かなり奥まっていてマーカー系は届かず、エナメルブラックからのふき取りとなっておりますが、ふでも届きずらいためなかなかうまくいかず。これが理由の4つ目です。

ハンドパーツです。握り手は親指部分も別パーツです。

腰部

腰部分はジムⅡと共通です。

足首

グレーのブロック部分は左右に分割されています。スリッパはユニコーンバージョンの形状となっています。

8年眠っていた理由⑤:アンクルガードが左右の足首の両方とも右側に合せ目が出来る左右非対称な構造です。この部分も合せ目完全に消そうと思ったら、なかなか面倒な工程になるなと直感的に感じたので眠らせておきました。

脚部

最大の難所脚部です。組立自体は大したことはありませんが、色分けが強烈でした。

8年眠っていた理由⑤: なんといってもこの脚部の塗り分けの面倒くささ!どんだけ色分けしてんだよ!と。これ塗り分けるぞ!という、気力をためる作業が大変でした。

塗装の順番は

グレー→レッド→グリーン→ホワイトをエアブラシ、マスキングの繰り返しで行い、最後に筆でエナメルのブラック、はみ出したところは綿棒&薄め液でふき取っております。

このカットだと外側のバーニア見えないですが、そちらも塗り分けされています。足裏も塗り分けてます。

膝の緑のバーニア(?)部分の合せ目は消すのを諦めています。

武装

武器類です。シールドとライフルはジムⅡ作るときにまとめて塗装しております。

腰のミサイルランチャーもマスキングして塗り分けしています。ここはマスキングのし易さで、ホワイト吹いてからグレー塗っています。

普段は肉抜きあまり気にしなしんですが、さすがにこれは目に余ったので、対策してます。

ランナーの表記部分(AとかジムⅢって書いている平らな部分)を適当にカットして、接着、はみ出た部分をカットしてヤスリ掛けしてます。出来上がりは二つ上の写真で確認してください。

塗装済み完成

塗装済み完成状態です。肩のミサイルポット有り無しで比較です。

ギミック&可動

肘の可動は標準的な範囲です。

膝も90度前後です、脚の付け根が意外と干渉して前まで大きく振ることはできません。

足首は前後へ大きく動きます。

肩のミサイルポッド接続部分です、残念ながらミサイルポッド外した場合のフタはありません。

マイクロミサイルと大型ミサイルは部品の差し替えで再現です。

ミサイルポッド外すとこういったモールドになっています。

そして、8年眠っていた理由③がこの凹モールド部分の合せ目です(右肩が分かりやすい)。もうちょっと分割する場所考えてほしかった、真ん中から割るならだれでもできる。

腰のラッチのミサイルランチャー取り付け部です。

アクション

確か初登場のシーンはこんな感じだったような…

ユニコーン見た後だとジャベリンも欲しくなります。なにしろ、スリッパ形状もユニコーンバージョンですし。

比較

ありそうで、なかったエゥーゴ(カラバ)の量産機そろい踏み。

何故かダブルゼータではネモもジムⅡも登場ありませんでしたからね。

まとめ

今回は『HG 1/144 ジムⅢ』をレビューいたしました。

途中でも書いておりますが、まぁ手のかかるHGでした。

もっとも、完成した今となっては、お気に入りの1台ではありますが(元々好きなMSですし)、8年はかかりすぎと思われます。

工程の面倒くささもありますが、合せ目消すのには目を瞑るなどの、割り切りの考え方が出来るまでに8年かかったのかもしれません。

ただ、8年前の私だと、目に見える部分に合せ目あるのは許してなかったからな~

そういった部分を考えすぎることなく、完成させることに重きを置いたおかげで、棚にジムⅡやネモと並べて飾ることができました。

以上、「HG 1/144 ジムⅢ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. なんだかんだといっても、数少ないジムⅢの立体物
  2. 豊富なハンドパーツ

キットの残念ポイント

  1. 8年眠っていた理由 ①~⑤
  2. スリッパ形状(ダブルゼータ版をうたうなら)

MGで早く出してほしい1台です。

おそらくRX-78をベースに設計されている最後のMS、ガンダムVer.2.0フレームを利用できるキットの集大成として、早く作ってみたいです。MGならこんなにマスキングして色分けもすることないだろうし。

  • 登場作品:ガンダムダブルゼータ、機動戦士ガンダム逆襲のシャア、ガンダムユニコーン
  • 型式:RGM-86R
  • 名称:ジムⅢ
  • 搭乗者:カラバ一般兵、連邦軍一般兵
  • 所属:カラバ、地球連邦軍
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2011年7月9日
  • 積みプラ解消: -6cm(パッケージの高さだけで算出)

HG 1/144 ジムⅡ(エゥーゴカラーVer.) レビュー

今回は「HG ジムⅡ(エゥーゴカラー)」のレビューを行ってまいります。

MG版が出るのを待っておりましたが、一向に発売されませんので2019年にプレミアムバンダイで再販されましたHGをレビューします。

キット自体は一般販売しているジムⅡと成型色以外は共通となっております。

元の設定でも敵味方の識別をしやすくするために色が変わっただけなので、装備や仕様も同一で、純然たるカラーバリエーション機となっております。

今回は全塗装ですが、合せ目消しにはあまり注力しないVT工法(詳しくはこちら)で作成していきます。

頭部や肩は均す程度ではありますが合せ目はヤスリかけていますので、一部組上げてから塗装している部分もございます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは本体カラーをイメージしたグリーンです。ゼータの設定画に近い感じのジムⅡが描かれています。スリッパ部分や肩のスラスターはこの絵が正解です。これ見ると親指の付け根も白なのか!?(今気が付く)

サイドは型番と機体ネームになっています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ 胴体部分中心です。

Bパーツ レッド シールド部でジムⅢと共通です。

C1パーツ グレー 関節部 ジムⅡ表記ですが中央の関節部のランナーはジムⅢと共通です。

C2ランナー グレー C1と対になるランナーです。

D1ランナー ホワイト 頭部、腕部、脚部です。

D2ランナー ホワイト 腕部、脚部のD1と対になるパーツです。

SB6 クリアーイエロー ビーム刃です。

ポリキャップです。

マーキングシール 一般のジムⅡと共通です。ホイルシールは付属しません。センサー部のグリーンや首の色再現のグレーもこちらになります。

組立説明書は一般のジムⅡの物が入っています。

組立部分、パーツ共に共通なのでカラーガイドと部品注文カードのみの簡単なプリントが入っています。

本体の白部分の指定がホワイト+セールカラーとなっていますが、イメージとかなり違っていたのでホワイト+胸部のグリーン(5%ぐらい)に変更しました。

各部組立

頭部

頭部パーツ(塗装前)です。アンテナがジムとの大きな違いです。

頭部バルカン、メインカメラ部分、バイザー内センサー部は筆塗りしております。センサー部分は奥まっているので塗りずらいです。

頭頂部メインカメラはシルバーベースで蛍光グリーンで塗装してます。

胸部

胸部パーツ 塗装済みです。

胸のセンサー部も蛍光グリーンで塗装しております。先に塗装して、付属のシールでマスキング後にボディのグリーンを塗装してます。

腕部

腕部パーツ(未塗装) 塗装しない場合は手首の甲の部分の色がグレーのままになってしまいます。

この写真だとわかりませんが肩のスラスターも塗装しています。

前腕部分の合せ目消しは行っていません。

腰部

腰パーツです。

ここだけ見ていると初代ジムとの違いが分からない感じです。

足首

足首のパーツです。スリッパ部分がユニコーン版仕様になっています。

アンクルガードは部品構成上、合せ目が左右非対称になります。

脚部

脚部パーツです。ふくらはぎのバーニア部はマスキング塗装してます。

武装

武装はライフル、シールド、サーベルとスタンダードな構成です。

シールドの縁とサーベルは本体色に合わせず、調合なしのホワイトで塗装してます。

このあたりは連邦、エゥーゴ関係なくユニット提供であると推測しております。

組立完成

塗装とスミ入れした状態です。

ライフルとシールドを装着した状態です。

ギミック&可動

首は上下に動きはしますが、可動範囲は小さいです。

肘は完全には折りたためませんが、問題ないかと思います。

腰は左右には動きますが、前後はほとんど動きません(写真割愛です)

膝は90度強まがります、脚の付け根が干渉してあまり高く上がりません。

足首は前後に大きく動きます。

アクション

ライフルグリップが稼働して、両手持ちも可能です。

ももが水平ぐらいまでしか曲がらないので、立膝は少し窮屈です。

ランドセルのビームサーベルラックが結構きつくて、外すのに力いります。塗装部が剥げました。

マスキング塗装箇所

  1. メインカメラ蛍光グリーンで筆塗り後に付属シール貼り付け
  2. 本体ホワイト塗装
  3. メインカメラのシール剥がし、バルカン部とカメラセンサー部のシルバー筆塗り

といった工程で作成しています。頭部前後は接着して、合せ目は段差が解消する程度にヤスリ掛けしています。

肩のスラスターです、本来は2ブロックの設定ですが、キットは省略されています。

  1. 赤い部分をエアブラシ塗装
  2. エナメルで黒い部分を塗装
  3. 前後接着、軽くヤスリ掛け
  4. スラスター部マスキングしてホワイト部塗装

マスキングがうまくいかずはみ出た部分はリタッチしましたが、写真で見るとまだまだ修正したい感じです。

  1. センサー部のグリーン塗装後にシールでマスキング
  2. 全体塗装
  3. バーニア部をマスキングしてサフ、モンザレッドを塗装

といった内容でランドセルは塗装してます。センサー部分は塗装にこだわらず、シールでもいい気がします。

脚のスラスターはサイド部はエアブラシ、後ろの部分は筆塗りです

  1. 本体白塗装
  2. マスキングでサイド部分をエアブラシで塗装
  3. 後部の赤い部分を筆塗り
  4. 黒い部分をエナメルで塗装&はみ出た部分はリタッチ

後部の赤い部分の色むらが気になります、連邦カラーはエアブラシで仕上げてみたいと思います。

⊖部分の黒は全てエナメル塗装後に薄め液浸した綿棒で、はみ出た部分をふき取っています。

足裏も塗り分けております

  1. 本体グリーン塗装
  2. マスキングでグレー部分塗装
  3. さらにマスキングして赤部分塗装
  4. 中央部ブラック部はスミ入れペンで塗装

ここも思いっ切りマスキングしております。

シールド裏は白を塗ってからマスキングしてグレーを吹いています。のぞき穴はティシュ詰めてマスキングしました。

比較

ジムⅡ(赤)塗装済みとの比較です。

こちらはネモと並べてみました。

左からエゥーゴ(全塗装)、連邦(部分塗装)、連邦(全塗装)となっております。

スネのバーニア塗ると塗らないとでは結構印象変わります。

まとめ

今回は『HG ジムⅡ(エゥーゴカラーVer.)』をレビューいたしました。

たかがジム、されどジムということで、素組でもしっかりジムにはなりますが、塗装して仕上げるとさらにかっこよくなります。

このキットが設計された時期(ベースは2011年発売)ですと、色分けも完全とはいかず、マスキングを駆使して塗り分けてやる必要があります。

おそらく、今発売されるとするならば、ふくらはぎのスラスターの赤い部分などは塗り分けする必要はないもので出てくると思います。

ま、HGジムⅡがリニューアルされるなんてのは待つだけ無駄な時間なので、マスキング技術の向上のための練習台としてはいいキットだと思います(店頭販売の連邦カラーで十分ですが)。

同じカラーで小隊を作るもよし、カラバリ並べるも良し、量産機の夢が広がる1台です。軽~く考えていた製作前の予想をいい意味で裏切ってくれたキットになりました。

また今回はジムⅡ、ジムⅡセミストライカーとジムⅢのカラーが共通部分(武装やランドセルなど)はまとめて塗装をおこなって量産効果を高めてみました。面倒な部分もまとめて行うと手慣れてくるので、トータルでは製作時間の短縮につながっているかと思います(実測はしてませんが)。

キットのグッドポイント

  1. 少ないパーツ数でもしっかり動く、 機体の性格通りのスタンダードキット
  2. こういったわき役機の商品化自体がうれしいポイント

キットの残念ポイント

  1. 肩のスラスターやスリッパ部分など、ゼータ版の形状が再現されていない部分が散見される
  2. 白い部分の色指定(本体白と関節部)がイメージカラーと違う
  3. ちゃんと設定どおりに仕上げるにはマスキング必須
  • 登場作品:機動戦士ゼータガンダム
  • 型式:RMS-179
  • 名称:ジムⅡ(エゥーゴカラー)
  • 搭乗者:エゥーゴ一般パイロット
  • 所属: エゥーゴ
  • 商品価格:1540(税込み)
  • 発売:2012年

HG 1/144 ド・ダイ改 レビュー

今回はエゥーゴのサブフライトシステム『HG 1/144 ド・ダイ改』をレビューしていきます。

今回はパーツ組上げる前に塗装を行って組上げる方法で作成していきます。

ガンプラの世界観を広げるMSアクセサリを見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。

A1パーツ 本体背面と尾翼になります。

A2パーツ 本体上面と反対側の尾翼、中央の脚部です。

Bパーツ 2枚入ってます。左右のエンジン部中心です。

C1パーツ エンジンのエアインテークと出力部になります。

C2パーツ本体中央の黄色い部分です。

ホイルシール コクピット部分の色分け用です。

各部組立

今回はランナー切り離した状態で、全て塗装しております。

サフ→指定色→スミ入れ→つや消しクリアーで仕上げてます。

塗装色は説明書通りで、本体の青(インディブルー6:レッド3:ブラック1:ホワイト少々)、赤(シャインレッド5:あずき色5:ネイビーブルー少々)、イエロー(ガンダムカラーイエロー2 絶版)、黒(ブラック100)

本体部

本体部分です。エアインテーク部とフットレストを間に挟めて行く構造となっています。

エンジン部

エンジン部です。左右で同じ部品構成となっています。

上面細部と全体組付け

組みあがった本体部、左右のエンジン部などを取り付けていきます。

下面細部

着陸時のギアはふたと差替えです。中央はアクションベースの取り付け部分です。

塗装済み完成

ランディングギア取り付けて着陸状態です。

尾翼にナンバリングのデカール貼ってもカッコ良さそうです。

後方から。

ギミック&可動

フットレストがスライドします。動きもスムーズです。

MS用のグリップは差替え式で長さ変えられます。短いほうをしっかりはめ込むとは外すのが少し大変です。

アクションベース1の取り付け部分です(胴体中央部分)。アクションベースの取り付け部分を曲げて挿し込む形になります。しっかり固定出来てなかなかいいです。

着陸時の支柱は差替え式です。カバー部分の端っこを押すと簡単に取れて交換しやすいです。塗装しているので多少きつくなっているかもしれませんが、支柱も緩くも固くもなくちょうどいい感じです。脚部は部分塗装してます。

アクション

MSを乗せて何枚か、モデルはHGディジェとネモです。

「ダカールの日」見直したくなります。

着陸姿勢です。

アクションベースへの取り付け部がしっかりしているので、MS載せてもぐらつくことはありません。

スタンディングも問題なく安定してます。

2機搭載も可能ですが、左側のMSはライフルを左手で持たせたいのですが、ライフル用ハンドパーツが無いので少し残念な感じです。

まとめ

今回は『HG 1/144 ド・ダイ改 』 レビュー いたしました。

たかがゲタ、されどゲタではありませんが、完成してみるとなかなかの存在感で、MS載せた状態ではサマになります。

単体でも航空機テイスト(各部スジボリなど)もあり、カッコいいです。

作成して気が付いたのですが、尾翼の傾きなどが元祖ドダイを彷彿させ「改」であることを認識させられました。

アクションベース使用でも、着陸姿勢でもいい雰囲気が出ているので、エゥーゴのMSお持ちの場合は良いアクセサリになると思います。

設置場所は取りますが、アクションベース設置と同じような考か、ドダイ1機のスペースでMS2機飾れると思えば、それほど大きな負担にもならないかと。

手軽に組めますが、MSと共演させると展示時のワクワク感が高い1台です。

塗装に関しては、こういった板状の広い面積を塗装する場合、やはりむらなく塗るのが結構難しかったです。部分的には3回塗りなおしてますが、まだ納得いく出来にはなっておりません。

以上、HGド・ダイ改のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 普通に組むだけで、色分け含め見事にドダイとなるスタイリング
  2. アクションベースの取り付け部の構造が優秀で、MS載せてもびくともしない剛性感
  3. 完成後も外しやすい下面の各ハッチ

キットの残念ポイント

  1. (ドダイの問題ではないが)2機載せたときの左手用ライフルのハンドパーツが欲しい
  2. MS単体と比較すると完成品を飾る際に場所をとる。
  • 登場作品:機動戦士ゼータガンダム、 機動戦士 ガンダムダブルゼータ
  • 型式:-
  • 名称:ド・ダイ改
  • 搭乗者:ハヤト・コバヤシなど
  • 所属:エゥーゴ
  • 商品価格:1,296円(税込)
  • 発売:2019年8月

HG 1/144 ヘビーガンダム(ロールアウトカラー) レビュー

オリジンのMSDシリーズ、「HG 1/144 ヘビーガンダム(ロールアウトカラー)」をレビューいたします。

今回の製作手順は、

  1. 色ごとにパーツ切り出し
  2. 塗装、スミ入れ
  3. ブロックごとに組上げ
  4. シール
  5. クリアコート

で行ってまいります。

塗装レシピはほぼ説明書通り、白とニュートラルグレーの混ぜ合わせでホワイト部とグレー部分作ります。ホワイト部は黒サフ吹いてから結局3度塗りとなってます。関節のブラウン部は鑑底色と黒をベースに、武器類はネイビーブルーそのままです。

シール貼った後に「UVカットつや消しクリアー」でコーティングしております。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはグリーン基調です。

ブラウンのヘビーガンダムの取説に1枚専用の物が追加されています。主にシールの貼り付け変更部分の指示になっています。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ ボディやフレームランチャ部です。ヘビーガンダム専用です。

B1パーツ PS素材 ホワイト 脚部や腰部になります。 ヘビーガンダム専用です。

B2パーツ PS素材 ホワイト B1と対になるパーツです。

Cパーツ PS素材 ブラウン 関節部です、多分KPS ORIGIN MSD MSの表記です。

C2パーツ PS素材 ダークブルー 目と口部分 局地型ガンダムの表記になっています。

Dパーツ PS素材 ダークブルー 武器類です、ヘビーガンダム専用です。

Eパーツ PS素材 イロプラ シールドです、こちらもORIGIN MSD MSの表記です。

D2パーツ PS素材 クリアーブルー ORIGIN MSD MS表記のバイザーです。

SB-13 クリアーピンク ビームサーベルのビーム部です。

PC-001 ポリキャップです。

ホイルシール 目と頭部カメラ部分です。

マーキングシール ブラウンのヘビーガンダムと構成は一緒でカラー違いとなっています。

各部組立

頭部

この時点で塗装とホイルシールは貼り付け済みです。ちなみに頭部のカメラの赤は塗ってます。バイザー内の瞳部分は金色でした。

後頭部のシール1組失敗して貼っておりません。全体的にかなり細かい作業となります。

側面の合せ目が目立ちます。

胸部

バックパックは独立していなかったので、一気に製作してます。

肩のキャノン砲は左右と先端部で分割されていますが、ここはやすりで合せ目消したので先に接着、ヤスリ掛けしてます。

腕部

左前腕のアーマーはシールド取り付け用とで2種ついてます。

ラインシールはコーションシールを貼る場所計算して貼る必要があります。

腰部

股関節のスイング機能が入っています。

フロントアーマーの黄色い部分にスミ入れしてますが、上から白▽のシールを貼る格好となり意味ありませんでした。

足首

足首は1ブロックで前後で関節部などはありません。

脚部

アンクルガードは付け根ではなく、中央部分での接続となります。

武装

ビームライフル

RX-78-2の物とは若干デザインが違い、左手用のグリップがありません。専用の手首が付きます。

フレーム・ランチャー

かなりがっちりした作りです。こんなに大きいのにシール貼り付け箇所ゼロは少し驚き。

シールド

こちらも塗り分け不要です。

完成

塗装とスミ入れ

カラーリングが地味なので、シール無いと非常にあっさりしております。

シール貼り付け

一気に情報量が増します。緑のラインがきれいです。

ギミック&可動

肘はしっかり折りたためます。

肩も引き出し式となってます

腰も前後の可動が確保されたいます。

膝の関節も大きく可動域が確保されています。

立膝も可能です、キャノン砲抑える右手の平手が欲しいです。

シールドは下半分が跳ね上がって折りたためます。

アクション

当たり前ですが、フレームランチャーは取り回しがしずらそうです。

さすがガンダム!ビームライフルが様になります。

この機体はあまりビームさベルの出番はなさそうです。

比較

In production

まとめ

今回は「HG 1/144 ヘビーガンダム(ロールアウトカラー)」のレビューをおこないました。

最近のキットだけあり、可動に関しては申し分なくよく動きます。特に腰と股関節周りの可動範囲が確保されているので、前かがみや反らせたりする動きがよいです。

色分けもほぼ再現されており、そのまま組んで、シールを貼れば完成見本写真のように仕上がります。

ただ、スケールの関係でシール貼り結構大変です。特に小さいもの(襟のワンポイントオレンジや頭部Vアンテナの中心など)は貼るのに苦労しました。

また、頭部側面、脇の下に合わせ目出ます。頭部はもう少し何とかしてほしかった。

本体自体はMGチックに関節や骨部分ベースに外装装着する方式で組み立てやすいつくりでした。また、巨大な フレーム・ランチャー を装備しても右側に傾くことなくしっかりと姿勢が保てます。

そして何より、このロールアウトカラーで良いのがカラーリング!

グレーのボディにグリーンのラインが非常にかっこいいです。ブラウンの見慣れたカラーもいいですが、このグリーンラインにやられました。

グリーンのバイザー部分もクールです。

ブラウンカラーも力強くていいですが、個人的にはこのグレートーンが好きです。

キットのグッドポイント

  1. カラーリングがかっこいい
  2. 武装の重さに負けないカッチリした作り
  3. フレームランチャーの装着も無理なくすんなりできる

キットの残念ポイント

  1. 頭部の合せ目がちょっと目立つ
  2. 肩部キャノン砲を構える平手が欲しい
  3. 一部のシールが小さすぎて貼り付けに苦労する
  • 登場作品:THE ORIGIN MSD
  • 型式:FA-78-2
  • 名称:ヘビーガンダム(ロールアウトカラー)
  • 搭乗者:不明
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:2420(税込み10%)
  • 発売:2018年10月18日発送

HG 1/144 ディジェ(ナラティブVer.)& ディジェ

今回は2018年12月に発売された『 HG 1/144 ディジェ 』とプレミアムバンダイで2019年5月に発送となった『HG 1/144 ディジェ(ナラティブVer.)』 を比較しながらレビューしていきたいと思います。

アムロ搭乗の機体なので、それなりに知名度もあるディジェですが、2015年のRE/100でキット化されるまで 、なかなかキット化には恵まれなかった1機です。

その反面、キット化が遅かった分、最新フォーマットで再現されたディジェをZ版とナラティブ版で比較しながらレビューしたいと思います。

写真が分割されているものは基本的に左がZ版、右がナラティブ版になっております。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはZ版がキリマンジャロイメージのパッケージ、ナラティブは映画でのマーサ強奪のシーンです、プレバンのモノカラー印刷(紺)になっています。

メインの取説は共通です。ナラティブVer.は追加でモノクロ両面の物が追加されています。

ランナー紹介

A1 パーツ  PS素材 紺 部品点数も色味も共通です

A2 パーツ  PS素材 紺 A1と対になるパーツです。

B1パーツ PS素材 グリーン・グレー 脚部と頭部になります。ナラティブVer.は左下にライトユニット用のパーツが追加されています。

B2パーツ PS素材  グリーン・グレー  こちらはパーツ共通です。

C1パーツ PS素材 グレー 武装になります。

D1パーツ PS素材 グレー ナラティブVer.は専用ビームライフルとライトユニットが追加されています。

D2パーツ PS素材 グレー パーツ共通です。

E1パーツ PS素材 イエロー パーツ共通ですが色味が違います。

E2パーツ PS素材 レッド・レッド&ブルー ナラティブVer.は色再現のために赤と青の2枚が付属しています。

Fパーツ PS素材 グレー パーツ共通です。

Gパーツ TPE樹脂 グレー・ブルー パイプ類です。

SB-20パーツ クリヤーイエロー ビーム刃で共通です

PC-002 ポリキャップ 共通です

ホイルシール ナラティブVer.のほうが色再現の関係で量が多いです。モノアイは1つに減っています。

各部組立

ここからは基本ナラティブVer.で作成し、Z版と相違があるばあいは比較していきます。

頭部

パーツ一つずつだた頭部だとわからないような分割です。やはりゲルググに似ています。

胸部

お腹の赤い部分も独立して可動します。肩も引き出し式になっています。

腕部

左肩のウェポンラックが1パーツだという事実に、バンダイの進歩が感じられます。

腰部

フロントスカートはきれいに分割されています・。

足首

足首は関節なしです。

脚部

デザインの割には膝もしっかり曲がります。

ランドセル

武装

補足 Z版からの追加パーツ

ライフル、肩のサーチライトと取り付け用の肩です。

素組完成

ギミック&可動

肩のウェポンラックに接続パーツ取り付けることによってクレイバズーカを懸架出来ます。

もちろん背中のバックパックにも接続可能です。

サーチライトなしの一般機も再現できます。

アクション

Z版も何枚か

比較

グレーも渋くてかっこいいですが、やっぱりグリーンのイメージが強いですかね。

まとめ

今回は『HG ディジェ(ナラティブVer.)』と『HG ディジェ』を2台まとめてレビューいたしました。

本体カラー、肩のサーチライト、追加のビームライフル以外は全く同じなこの2台。当然組立やすさも出来上がりのプロポーションも同じになっています。

購入のしやすさは店頭販売されているZ版が圧倒的ですが、ナラティブ見た後ではグレーの機体も気になる1台です。希望小売価格では100円(税別)違いと(実勢価格だともっと違いますが)、どちらを選択するかはタイミングと好みの問題かと思います。

キット自体は2018年製だけあって可動域、プロポーション、色分けと、普通に作る分には全く問題がない好キットでした。

組立してて難しい部分もなく、説明書通りに作成すれば、出来の良いディジェがご自宅にやってきます。

ツインアイも選択できる頭部パーツなど、細かいところですがマニア心もくすぐられます。

関節もKPS素材なので、仮組いた後でもパーツが外しやすく、ばらして塗装する際にも楽そうだなーと感じました。(前回のMG Sガンダムは二度と外れないのではと感じる部分が多数ありました)

ただ、ナラティブVer.のサーチライトは正直ちゃっちいので、取り付けないほうがいいかもと思いました。

いずれのディジェもいい出来ですので、オススメできる1台です。

全くの余談ですが、旧キットのディジェもパーツの合せ目が非常にきれいでびっくりした記憶が残っています(スカートの切り離しの途中で断念しましたが)。

キットのグッドポイント

  1. どこから見ても色分けばっちりなディジェが手に入る
  2. モノアイとツインアイを選択できる心憎いパーツ
  3. ROBOT魂並に動く胴体の可動部
  4. 前部スカートの分割が秀逸

キットの残念ポイント

  1. シールドがポロリしやすい
  2. 頭部も少しポロリする場合が…
  3. ビームライフル(Z版)のチューブが塗りずらそう
  4. クレイバズーカのグリップをたたむと元に戻すのがチョー大変
  • 登場作品:機動戦士Zガンダム
  • 型式:MSK-008
  • 名称:ディジェ
  • 搭乗者:アムロ・レイ
  • 所属:カラバ
  • 商品価格:2,052円(税込)
  • 発売:2018年12月8日
  • 登場作品: 機動戦士ガンダムナラティブ
  • 型式: MSK-008
  • 名称: ディジェ
  • 搭乗者:ミシェル・ルオ、ヨナ・バシュタ
  • 所属:ルオ商会
  • 商品価格:2,160円(税込)
  • 発売:2019年5月 二次配送:2019年7月

HG 1/144ジェスタ レビュー

今回のレビューは「HGUC ジェスタ」です。

なぜ今頃ジェスタかというと、我が家にジェスタがたまっているんです。HGのシェザール隊AとB&C、MGのジェスタキャノン、そして4月中には届くと思われるMGシェザール隊B&C仕様とそこそこの数量が積まれております。

ではなぜ、積まれたまま消費されないか考えたところ、思い当たる点はただ一つ!本体カラーの塗り分けがよくわからん!!といった点につきます。

本体のメインカラーの濃いブルーの他にも黒に近いブルー部分があったりするんですが、取説やパッケージ見ただけじゃどこが黒に近いブルーなのかがよくわからず、ユニコーンの設定資料など見てもはっきりせず、色が似通っているので成型色も一緒ですし、当然シールでの再現がされているわけでもない現状となっています。

この塗り分け部分がはっきりしないのを解明(?)するのが面倒で、思いっきり積み上げておりました。

しかし、このままではいかんということで、一番被害の少ない(!)HGのノーマルジェスタをテストヘッドとして組上げていきたいと思います。

今回はVT方(仮組無し、合せ目処理なし、全塗装)で仕上げていきます。

パッケージ&内容物紹介

地上戦でのトライスターの活躍場面が描かれています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ ボディ中心です。バイザーはオレンジです。(ん~写真思いっ切りブレてた)

B1パーツ ブルー 脚部中心です。

B2パーツ B1と対になる部分です。

C1パーツ グレー 関節部と武装です。

C2パーツ グレー C1の対になるパーツ群です。

MP1 マニュピレーターセットになります。平手と握り手が左右あります。 ここまで全てのランナーはPS素材です。

SB6パーツ ビーム刃になります。

PC-001 ポリキャップです。関節周りはスタンダートにポリキャップ可動です。

各部組立

頭部

左ほほのセンサーのグリーンがワンポイントになっています。メインカメラはシールです。

胸部

トライスターマークがボディーカラーに埋もれてます。襟と胸ダクトがブラックブルーです。

ランドセル

ランドセルはシンプルです。両端のとがった部分を外してシールドアーム装着します。

腕部

腕は左右非対称で右手にマガジン、左手にビームサーベルを収納してます。

腰部

腰のグレネードは色分け別部品です。股間のVマークの塗装は多少てこずりました。

足首

ここからではわかりませんが、足裏も塗りわけてます。

脚部

ふくらはぎ辺りは複雑な形状ですが、見事に再現されています。

武装

ライフルはモナカ構造です、シールドのグレネードの塗り分けも苦労しました。

素組完成

ギミック&可動

脚はもも上げ、膝関節ともに90度といった感じです。

足首は良く動きます。

肘は90度ちょっと可動範囲です。

アクション

平手付属がうれしいです。

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 ジェスタ」を見てきました。

穴が開くほど(ちょっと大げさか)、組立説明書とパッケージ見て、色の塗り分け部分に自分なりの回答を出して作成に当たりました。

ブラックに近いブルーの部分は、「後頭部」、「襟部分」、「胸のダクトのトップ部」、「肩ブロックのダクト部」、「シールドの下半分」と解釈いたしました。

また、色分けは前述したブラック部の判別が難しい以外にも、シールドのミサイル部が、ベースカラーがグレーなののもあり、筆塗りだと白を乗せるのに一苦労でした(最終的にはタミヤのエナメルのお世話に)。

キットは2011年発売なので、最新のものと比べると関節周りに目新しさはありませんが、HGスタンダート以上にはよく動きます。

そしてなにより、ジェスタは完成したら非常にかっこいいです。決して大きなMSではありませんが、適度なメリハリと密度高めなデザインで模型映えします。シェザール隊各機にジェスタキャノンまでそろえたくなる勢いでした。

ユニコーンシリーズの名わき役として、ぜひコレクションに追加していただきたい1台でした。

以上、「HGUC 1/144 ジェスタ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 濃い目のカラーリングも相まって、完成すると非常にかっこいい
  2. 小さいながらも情報量が多く、密度の高い造形
  3. ハンドパーツの種類も豊富

キットの残念ポイント

  1. そのまま組むと肩と腕の合せ目が目立つ
  2. シールドアームの肉抜きも加工が必要レベル
  3. やはり、わかりずらい色分け
  • 登場作品:ガンダムユニコーン
  • 型式:RGM-96X
  • 名称:ジェスタ
  • 搭乗者:ナイジェル・ギャレット大尉、ダリル・マッギネス中尉、ワッツ・ステップニー中尉
  • 所属:地球連邦軍ロンドベル隊
  • 商品価格:¥1728(税込み)
  • 発売:2011年9月

HG ナラティブガンダムC装備

パッケージ&内容物紹介

パッケージは最終決戦の場面が描かれています。

組立説明書はHG標準の片面カラーの物です。

初回特典でナラティブのメカニカルレポートがついてました。連邦のMSの紹介のみで、袖付きのMSは載っていませんでした。

ランナー紹介

A1パーツ PS素材 脚部と腰がメインです。

A2パーツ PS素材 A1と対になるパーツです。

B1パーツ PS素材(KPS) 関節部分中心のランナーです。

B2パーツ PS素材(KPS)B1と対になるパーツです。

Cランナー イロプラ PS素材 A装備ではわかれていたVアンテナなどがまとめられてます。

Dパーツ PS素材 足底やランドセルなどダークブルーの部分です。

Eパーツ PS素材 サイコフレーム一式です。

F2パーツ PS素材 コアファイターの機種です。

Gパーツ PS素材 C装備専用のパーツ群です。

Hパーツ PS素材(KPS) 脚部関節とライフル C装備専用です。

ホイルシール ツインアイとセンサー部のシールです。

各部組立

頭部

Vアンテナの安全ダボは削っています。額のメインカメラのシールがはがれたのでガンダムマーカーの蛍光グリーンで塗装しています。

頭部はA装備と一緒です。

胸部

胸部のサイコフレームは少な目です。

写真だとわかりずらいですが、ユニコーンの肩についているものと同型のセンサーが脇の下についています。

ランドセル

サイコフレームを前後からはさむ形になっています。

サーベルの取り付け方法が往年のRX-78を踏襲しています。

腕部

肩と前腕部にサイコフレームが追加されています。

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

肘、膝含め、手足は良く動きます。

アクション

すみません、Ⅱネオジオングは持ち合わせがありませんでした。

比較

まとめ

『HGナラティブ C装備』のレビューを行いました。

HGのクオリティがワンランクアップした2018年以降のキットだけあって、色分け、可動域ともにHGトップクラスの出来になっています。

サイコフレームを本体に無理やり取り付けた感や、ユニコーンとの共通点(わきの下のセンサーなど)も見て取れて、組んでて楽しかったです。

キットはナラティブA装備の素体で共通ですが、同じランナーでも微妙にスイッチかまして変更されていたりと、設計段階からかなり入念に作られていたことがうかがい知れます。(A装備ランナー紹介はこちら)

HGの単体MSとしてはちょっとお値段高い印象ですが、標準的な武装も追加され、弱っちい印象だった本体もサイコフレームでバージョンアップ、組み立てやすさに広い可動域、色分けもしっかりできているので万人にオススメできる好キットに仕上がっています。

キットのグッドポイント

  1. 組んでいて気持ちい、パーツ精度の高さ
  2. サイコフレームついてやっと主役機らしくなった本体
  3. ダイナミックなポーズもしっかり決まる広い可動範囲

キットの残念ポイント

  1. せっかくよく動くんだから平手も欲しい
  2. クリアパーツが見ずらいので、ランナーからの切断部分が分かりずらい
  3. ここまで色分けできたのに、首周りのグレー部に塗装が必要
  4. サイコフレームついたランドセルのデザインがいまいちな気がする
  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/C
  • 名称:ナラティブガンダム
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:2484円
  • 発売:2019年3月9日

HG グスタフ・カール(ユニコーンVer.)-後編

「HG グスタフ・カール(ユニコーンVer.)」のレビュー後編です。(前編はこちら

ランナーごとにサフ吹き、各色塗装して、スミ入れからつや消しクリアコートした状況から組み立てていきます。

「塗装に意外と時間がかかったな」というのが正直な感想ですが、気を取り直して組上げていきます。

各部組立

頭部

胸部

左の背中にシールドが接続されています。ジェスタと同様のイメージです。ただ前方にシールドを回す場合は接続パーツの差替えが必要です。

腰部

サイドスカートにビームサーベルの収納ができます。

腕部

左腕にはグレネードラックが付属しています。頭部、胸部に続き腕も左右非対称です。

脚部

武装

武装は標準的なビームライフルになります。この他にビームサーベルが2本付属します。

素組完成

連邦のMSらしからぬ左右非対称な構造です。特に頭部のアンテナの長さが左右で違うのが目立ちます。

重量感のあるリアビューです。

かなり重厚なスタイルです。本当は見かけによらず軽快に動くものと思われます。

ギミック&可動

ひざ下をスライドさせて、スネのタンク(?)部も下方向にスライドします。

関節部を伸ばすこととスネ部分のパーツ逃がすことで、太目な脚でも大きく膝関節を曲げることが出来ます。素直にHGの進化が感じられる部分です。

シールド接続パーツは差替え式になります。前方へ展開するときは左側のパーツを使用します。ここのパーツはあと3つ4つ部品追加して差し替えなしで表現してほしかったです。

サイドスカートのサーベルラックの収納ギミックがあります。

バイザーの中の部分をシルバーで塗装しています。効果が出ていて、メインカメラとの差がなく感じられます。。

アクション

腕のグレネード発射口が開閉します。

シールド展開!

比較

ナラティブとの比較ですが、ボリューム感が全く違います。

まとめ

「HGグスタフ・カール」のレビュー後編をお送りしました。

太目な機体ですが、新しい構造の各部関節など意欲的なHGキットとなっています。プロポーションと可動の両立が昨年あたりから新しい次元に入ってきていると改めて認識することができました。

この構造利用してGP02当たりをリニューアルしてくれるとかなりいいものが出来るのではと、勝手に期待してしまう出来となっています(ザクⅢあたりにも生かせそうですよね)。

また1パーツごとの複雑さが増しているにも拘わらず、目立った引けなどもなく、成型技術の進歩にも少し感動を憶えました。

このHGシリーズの技術インフレ、どこまで高まるのかしかと見届けたいともいます。

いまいちマイナーだし、劇中の活躍シーンもほぼありませんが、2019年のHGの進化を確認するにはいいキットです。

左右非対称なデザインに量産機といった立ち位置など、個人的には結構惹かれる1台でもあります。ゼータプラスユニコーンVer.と並べたい欲求にかられます。

キットのグッドポイント

  1. スタイリングからは想像がつかない関節可動域
  2. 目立つ肉抜きなどもないしっかりした作り
  3. 脚のライン以外の色分けもほぼ完ぺき

キットの残念ポイント

  1. 専用の右手だが、ライフル保持力が低くて構えが決まらない
  2. 肩ブロックの合わせ目も左右非対称
  3. パーツが複雑で、塗装に手を焼く
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン 機動戦士ガンダムナラティブ
  • 型式:FD-03
  • 名称:グスタフ・カール
  • 搭乗者: 連邦軍一般兵
  • 所属: 地球連邦軍
  • 商品価格:¥ 2,592(税込み)
  • 発売: 2019年2月16日

HG グスタフ・カール(ユニコーンVer.)-前編

今回は「HG グスタフ・カール(ユニコーンVer.)」をレビューいたします。

閃光のハサウェイの小説に出てきたのが最初かと記憶してますが(違っていたらごめんなさい)、ユニコーンガンダムとガンダムNTに登場したのをきっかけに、今回の商品化となっています。

とはいえ上記2作品では全くいいところなく、見事なやられメカでしたが、本来は連邦軍が誇る高性能量産機、今冬の「閃光のハサウェイ」ではきっと活躍場面が用意されていると期待したいところです。

連邦らしくない太目な機体ですが、最新のHGフォーマットでどのように仕上げられているかレビューしていきます。

今回はパーツを先にすべて塗装(サフ→各色→スミ入れ→クリアー)してからくみ上げていく方式をとっています(勝手にVT工法と命名中)。

塗装が思いのほか手間取ったので前後編で紹介いたします。

パッケージ&内容物紹介

ボックスアートはユニコーンでの登場場面から切り取ったものとなっています。

左右の側面にはキット解説と機体解説になっています。

組立説明書もHGスタンダートな片面カラー印刷のものになっています。完成写真が少ないが少し気になりました。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ 素材はポリキャップ以外全てPS素材 脚部と白、赤、クリヤー部分になります。

B1パーツ 腕部のグレー部分中心です。

B2パーツ B1と対になる部分です。

C1パーツ 胴体と足首の青い部分です。

C2パーツ C1と対になる部分です。

Dパーツ 胴体など関節部分です。

Eパーツ グレー こちらも関節やバーニアなどになっています。

ポリキャップ

ビームサーベルです。

ホイルシール センサー部と足のラインになります。

塗装

ほぼ、各ランナーのカラーごとに塗装しました。

青はガンダムカラーのガンタンク用のブルー6(デットストック)、赤い部分はレッド60%+あずき色40%、白はホワイトにネイビーブルーごく少量、本体のグレー部分は軍艦色1にブラック5%ぐらい、関節のグレーと脚のラインはニュートラルグレー75%+ブラック20%+マホガニー5%といった感じです。マシンガンはガンダムカラーのジオングレー、バイザー内のカメラ部分はシルバーで塗装しています。

ほぼ説明書通りとなっています。

塗り分けが必要なアンテナのブルーと脚部の黒いラインはホイルシール利用してマスキングしています。

HGとなめてかかっていたわけではありませんが、思いのほかパーツ数が多くて塗装に時間がとられました。

特に関節中心のDとEランナーがてこずりました。

また、青いパーツは平面が広いのでエアブラシでもムラになりがちだったのと、ついついノズル開き気味になり、粒子が大きくなり塗装面が粗くなったのが反省点です。

中締め

とりあえず塗装終了までで前編とします。

色も塗り終わったので、ここからはサクサク組上げていきたいと思います。

4月号のHJもMGも作例載っているので、手直しもしたいところですが、キット完成を優先して塗装までといたします。

キットのグッドポイント

  1. 完全新規の最新HGフォーマット
  2. HGとは思えぬパーツの多さ
  3. 色再現シールも少な目

キットの残念ポイント

  1. 塗装指示書の黒とダークグレー部がどこなのか違いが判らず
  2. パーツ数多くのと、形状が複雑なので、塗装に時間がかかる(残念ではないか…)
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:FD-03
  • 名称:グスタフ・カール(ユニコーンVer.)
  • 搭乗者:連邦軍一般兵
  • 所属: 地球連邦軍
  • 商品価格:2592(税込み)
  • 発売:2019年2月16日

後編へ続く!

HG ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)[ゴールドコーティング]

今回はHGフェネクスのゴールドコーティングのレビューをいたします。

正式には、HG 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)[ゴールドコーティング]とカッコが2種3か所と過去のガンプラでも最も長いキットネームになっております。

ベースは当然ながらHGユニコーンガンダムデストロイモードに尻尾付きアームドアーマー2枚と接続用パーツを追加してゴールドメッキしたものになっています。

今回はグレーとブルーのメッキされていない部分は組む前に塗装、スミ入れ、クリアコートを行ってから組みあげる方式としてます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージにも「ゴールドメッキ仕様」と表記されています。

組立説明書はHGの標準的な使用になっています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ メッキ以外のパーツになっています。

Bパーツ 胴体中心のメッキパーツです。

Cランナー 2枚入っています、脚部中心です。

Dパーツ 足裏とバーニア、マグナムになります。

Eパーツ クリアーブルー サイコフレーム一式です。

Fパーツ アームドアーマー表記のランナーです 、2枚入ってます。

H1ランナー フェネクス専用ランナーです、2枚入ってます。

表記ないですがこちらもFパーツ 追加のサイコフレームです。

こちらもFパーツになります。アームドアーマー接続部1個だけ使用します。

ポリキャップです。

ホイルシールです。目の部分は黄色と赤が選択できます。

各部組立

頭部

Vアンテナがフェネクス専用です。ツインアイは黄色を選択しました。

胸部

肩のセンサー上部はホイルシールを使用しました。グレー部分は塗装、つや消しクリアでコーティング済みです。グレーはガンダムカラーのジオン系グレー使用してます。

ランドセル

青部分はストックしてるガンダムカラーのブルー⑨(百式のボディ部の青)仕様したのですが(左)、赤味が足りなかったのでクリアーブルーにクリアーレッド混ぜたものを重ね塗り(右)しました。写真ではわかりずらいですが、いい感じに仕上がってます。

ビームサーベルのゴールドが目立ちます。

腕部

前腕部のゲート跡が少し目立ちます。ゲート跡はガンダムマーカーのゴールドでリタッチしてます。

腰部

背部のバーニアの展開する部分のふたの固定角度が分かりずらいです。

足首

脚部

脚部もパーツ多めです、ももの左右分割が新鮮です。

アームド・アーマーDE

尻尾も入れると結構な大きさです。

武装

一応ついてますが、フェネックスの場合もたせなくてもいいかもと思います。

完成

眩いばかりの輝きです。光が強すぎて肉眼だと細部の面がよくわからないです。

ギミック&可動

アクション

マグナム持っている印象はあまりありませんが。

膝関節が緩めなので、飾るときはアクションベースがあった方がいいかもしれません。

逆にメッキ部分は重ね塗りされているので、腕関節などは少しきつめです。

比較

こうして見るとナラティブがとても貧弱に見えます。

ナラティブA装備作った時に、「これがやりたい!」と思った構図です。

まとめ

昨年ナラティブの映画を観終わって最初に思ったのは「フェネクス買おう(しかもメッキ)」でした。

映画館のスクリーンで動くフェネクスは製作意欲を刺激する1台でした。

製作してみての感想は、それほど目新しい構造ではありませんが、サイコフレームとデストロイモードでスライドする装甲を再現するために同じクラスのHGと比較するとパーツ数がかなり多くなっています。

今回はメッキ仕様だったので、塗装する手間はありませんでしたが、通常モデルでボディ部分も塗装するならばそれなりに手間はかかります。

グレーとブルー部分は塗装しないとボディのゴールドに負ける気がしたので、サフ→機体色→スミ入れ→クリアコートとしています。

グレーはつや消し、ブルーは半光沢で艶に差を出したかったのですが、もう一つ狙った感じにはなりませんでした。

膝関節が緩いので、自立させているとカクンといくのと、サーベルのビーム部がが付属していない点、握り手しかないのが多少気になりますが、それ以外は問題も無いと思います。

なにはなくとも、このゴールドとサイコフレームのブルーで仕上げられた機体の美しさが圧倒的な存在感を放っていて、ずっと眺めていたくなる存在です。

基本メッキ仕様やチタニウムフィニッシュなどの表面加工キットはあまり手を出さないのですが、このフェネクスはお勧めしたい1台でした。

以上で、HGユニコーンガンダム3号機フェネクスのレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 全身ゴールドの美しさ
  2. クリアーブルーのきれいなサイコフレーム
  3. 豪華絢爛、完成したときの存在感バツグン

キットの残念ポイント

  1. どうしても目立つゲート跡
  2. そして指紋も目立つ
  3. 膝関節が緩め
  4. 平手も欲しい
  • 登場作品:機動戦士ガンダムナラティブ
  • 型式:RX-0
  • 名称:ユニコーンガンダム3号機フェネクス
  • 搭乗者:リタ・ベルナル
  • 所属:地球連邦軍→暴走、行方不明
  • 商品価格:5400(税込)
  • 発売:2018年10月6日

HG R・ジャジャ

パッケージ&内容物紹介

パッケージはコロニー内でガンダムダブルゼータとの戦闘シーンになっています。

側面はキット解説と機体解説になっています。機体解説見るとキャラ機以外にも確認されていると載っていますが、ダブルゼータ本編で出ていたかは私は記憶がないです。ムーンガンダムに出てくるアルス・ジャジャへの橋渡しか(?)

組立説明書は片面カラー4面の構成です。

写真にはありませんが、白黒面に改良が!最近の取説のモノクロ面はパーツにスクリーントーン(?)貼られてたのか、カラーで描いたものをモノクロ印刷していたのか、パーツに網掛けで色ついていたのが非常に見づらくパーツの向きがよくわからい物がありました。

しかしR・ジャジャはすっきり線画に戻ておりました!よかったよかった。

ランナー紹介

Aパーツ レッド PS素材 R・ギャギャ表示

Bパーツ レッド PS素材  R・ギャギャ表示

C1パーツ グレー PS素材  R・ジャジャ表示

C2パーツ レッド PS素材  R・ジャジャ表示

Dパーツ ダークレッド PS素材  R・ギャギャ/R・ジャジャ ダブル表示

E1 パーツ グレー PS素材  R・ギャギャ表示

E2 パーツ グレー PS素材  R・ギャギャ表示

Fパーツ イエロー PS素材  R・ギャギャ/R・ジャジャ ダブル表示

F2パーツ ダークレッド PS素材  R・ジャジャ表示

Gパーツ クリヤーイエロー PS素材  R・ギャギャ表示

PC-002とPC-7のポリキャップです。

色分け用とネオジオンマークのホイルシールです。モノアイもシールとなります。ネオジオンマークは貼り付け先の赤ベースの上に描かれてます。

各部組立

胸部

胸の段差に黒いシールを貼る形になります。色分けもしっかり再現されています。

頭部

頭頂部の角(?)は長いですが頭自体は小さいです。モノアイはシール再現なので、HGアイズなどを用意いたしところです。

腕部

小さいながらもしっかりいと分けされて、可動もしっかりします。

足首

足首は1ブロックで分割可動はしません。

脚部

ジオン系のデザインですが膝もしっかり曲がります。側面のバーニア部の黄色はシールでも再現されていないので、塗装が必要になります。

腰部

腰部分は正面と側面のスカートが稼働します。色分けも細かくされています。

左側のジョイントはビームサーベルの取り付け部になります。

バリアブル・シールド

取説通りだと肩のポリキャップを前後ではさめて組上げますが、肩のポリキャップ外してシールド側に組み込んでも組立可能です。デザイン的にエルガイムのヌーベル・ディザート思い出しました。

武装

ビームサーベルは柄からは外してビーム部と差替えます。ビームライフル意外と大きいです。

素組完成

ギミック&可動

バリアブル・シールドは無理なく前方へ展開できます。

右肩にライフル懸架できます。

アクション

モノアイシールなしだと締まらないので、この次の写真からはシール貼りました。

ライフルのグリップから後ろが長すぎて、持たせた状態であまり肘を曲げることができません。そのため腕事全部で照準付けるような形になります。

ビームサーベルの方がポージングが決めやすいです。

比較

RGのゼータとの比較です。
ゼータも決して小さい部類ではないんですが、思いのほか大型MSだったことを認識させられます。

まとめ

今回は「HG R・ジャジャ」をレビューいたしました。

「R・ギャギャ」発売からなのか、HGシリーズ発売からというべきなのか、やっとこさ発売になったことをまずは素直に喜びたいと思います。

本体は非常にスタイリッシュで色分けも脚部以外はほぼ設定どおりとなっています。脚部のバーニアのイエロー部分もダークレッドのカバーパーツを取り外せば気合入れてマスキングしなくても比較的容易に塗り分けしやすい構造なので、ガンダムマーカーでも通常の塗料でもよいので、ぜひ塗り分けてあげたいところです。

赤い部分の成型色の質感も高いので、脚の部分塗装、スミ入れ&つや消しクリアコート、モノアイを市販パーツで置き換えするなどで、ただの素組から大きく完成度がアップすると思います。

ただ、黄色と赤のボディカラーはどうしてもおもちゃっぽくなりやすいので全塗装への誘惑も非常に強いです。

この後、プレバンからガズR、ガズLも発送されますので、並べておくのが楽しみな1台ではあります。

今まで不遇だったダブルゼータのMS達もHGシリーズコンプリートも夢じゃないかなと。(個人的には量産型キュベレイが欲しいな~)

キットのグッドポイント

  1. 小顔、くびれたウエストとスタイリッシュ
  2. しっかり展開するバリアブル・シールド
  3. 赤の成型色の質感が高い

キットの残念ポイント

  1. 脚部側面の黄色は再現できなかったか…
  2. 腹部のポリキャップがチラ見え
  3. デザイン的な問題だがビームライフルでのポージングが難しい
  4. 肩や足など合わせ目が結構目立つ
  • 登場作品:機動戦士ガンダムダブルゼータ
  • 型式:AMX-104
  • 名称:R・ジャジャ
  • 搭乗者:キャラ・スーン
  • 所属:ネオ・ジオン
  • 商品価格:2052円(税8%込)
  • 発売:2019年1月12日

HG ナラティブガンダムA装備 素組完成

今回はナラティブガンダムのA装備を素組で作成いたします。

サイズ的には結構な大型アイテムですが、組立はいかがなものか見ていきたいと思います。

各部組立

本体部

エンジン部分は大き目なパーツ分割です。

デザインの雰囲気的にはZZのメガライダーっぽいです。写真ないですが、後部スラスターの黄色い部分はシールでの再現になります。

本体メガ粒子砲

腰部分のみ差替えになります。フロントアーマー角のグレー部分外してメガ粒子付きのパーツに変更します。

腰部分を横から見た図です。

上面の装甲外して脚部を中に入れてふたをいます。すんなり入るので、無理なく組めます。

本体接続部&台座

最初スタンドだけかと思いましたが、ナラティブとA装備のジョイントも含まれています。

ジョイントパーツ単体です。ビームサーベルラックはここにありました。

ナラティブ本体に装着するとこんな感じです。サーベルとバーニアが若干干渉します。

大型ブースター

本体との取り付けパーツ(一番上のグレーのパーツ)は向きあります。この写真だと正しいのは一番右の1本だけで他3本間違っています。(要注意です)

取り付けると、結構なボリュームです。

アーム部

作りは単純ですが、サイコキャプチャーの爪が片方で3セットあるので、パーツ数は多めです。

レールが長くて撮影ボックスに収まりきりません。

素組完成

A装備に乗るのではなく着こむって感じになります。

手綱握ってソリに乗っている風にも見えます。

ギミック

サイコキャプチャー

取説だと少しわかりずらいですが、サイコキャプチャーの展開はスムーズにおこねます。ナラティブの腕部分に干渉しなしようにレールを90度ぐらい回転させて前方へずらします。

L字の別パーツ使用してキャプチャーモード再現できます。なかなかの迫力になります。中に早くフェネクス入れたいところです。

大型ビーム・サーベル

ビーム部だけで22㎝あります。本体と合わせて63㎝!!この状態でディスプレイできる人は日本国内にどれだけいることか!?

その他ギミック

ミサイルポットのカバーが取れて中を見ることができます。残念ながらミサイルの赤はシール対応です。ただこれぐらいならガンダムマーカーで塗装チャレンジしてもいいかもです(うまく発色するか微妙ですが)

スラスターは若干ではありますが稼働します。ただPS素材同士スライドなのでギシギシしてスムーズではありません。

A装備取り外し

まとめ

今回は「HGナラティブガンダムA装備」素組で完成いたしました。

A装備も見た目は複雑な感じですが、組立自体はサクサクできます。サイコキャプチャーの爪を6個作ったりするあたりが少し面倒でしたが、特に難しいことはありませんでした。

ただ、MSと違って大型パーツが多いので、サイコキャプチャーのレールやロケットブースターなどの合わせ目は少し目立ちます。パーツが大きいのできちんと処理するなら時間かかりそうです。

また、色分けもナラティブ本体ほど気合は入っていないため、爪の黄色い部分の根元の青や、ミサイルポッドの赤い部分がシール再現となっています。この辺も技術的には全く問題ない部分なので、コストの問題っぽいですね。

全体としては大型キットにもかかわらず、パーツ剛性も高くスタンドもしっかりしているため、飾っていてたわんだり、何となくダラーとならなずにカッチリしているのは「ほほう」となりました。ナラティブ本体との合体(?)も無理なく出来て合体変形ものでありがちな、一度変形させたら二度と戻す気力がなくなるといったことはありませんでした。

サイコキャプチャー展開してぜひともフェネクス(NT版)と並べて飾りたいところです。展示場所確保の問題はついて回りますが…

キットのグッドポイント

  1. 大きい割にはかっちりした作りで、しっかりディスプレイが出来る
  2. サイコキャプチャーを展開するとなかなかな迫力で、完成したときの満足感が高い
  3. 複雑そうなA装備も組立自体は比較的シンプル
  4. ナラティブの装着が容易

キットの残念ポイント

  1. ナラティブ本体と比較するとA装備の色分けがもう少し
  2. 大きさ的にしょうがない面もあるが、目立つ合わせ目も多数
  3. 何故か、一番白化に気を付けたい紺色のランナーがくさび型ゲートになっていない
  4. やっぱり大きい 飾る場所確保が難しい

機体データ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/A
  • 名称:ナラティブガンダム
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:5940円
  • 発売:2018年11月30日