「HG」カテゴリーアーカイブ

HGUC RGM-79 ジム レビュー

今回のガンプラレビューは「HGUC 1/144 RGM-79 ジム」を見ていきます。

HGUCシリーズでNo.020とかなり初期のキットを2023年目線で見ていきたいと思います。

機体紹介

地球連邦軍、最初の量産型モビルスーツ「ジム」、RX-78-2ガンダムのデータをもとに開発製造がおこなわれた機体となっています。組立説明書によりますと終戦までに288機が生産されたとのことです。

キット紹介

キットは2001年04月に発売、既に20年以上が経過したものになっています。

完全新規の商品で、1/144ジムとしては1981年の旧キット以来の商品となります。

以外にも、このキットベースの派生キットはなく、20年以上の長きにわたりファースト版ジムを支えています。

2023年6月にはガンダムベース限定商品として、「HG 1/144 ガンダムベース限定 ジム/ジムII/ジムIII セット」も発売されています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーはなんと!2枚!!(+ポリキャップ) どちらも「1/144 HGUC ジム」表記(なぜかスケールが先に)、すべてPS素材です。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 RGM-79 ジム」を見てきました。

合わせ目は目立つし、ヒジやヒザは曲がらないですが、ジムの立体物としては非常によくできてました。

立ち姿は20年以上経った今でも、見劣りすることはない、かっこよさがありました。シンプルな機体はバランスをとるのが難しい面があると思うのですが、さすがはカトキデザインワークスというべきか破綻なくきれいにまとまっています。

ただ、合わせ目の処理や、関節構造は20年前の商品であることを感じずにはいられない内容となっております、仕方ないんですけどね。

知名度の割に、商品アイテムは思ったほど多くないノーマルジム、20年以上色あせない内容で、そろそろリニューアル検討してほしいと、バンダイスピリッツさんにはお願いしたいと、改めて思いました。(アレンジ薄目で)

ただ、現状は唯一のジム(ORIGIN版でミキシングする手もなくはないですが)、特に合わせ目消し、マスキング塗装などの基本工作を習得するにはうってつけのキットだとも思いました。初心者、ベテラン問わず、間口の広い作り甲斐の有る1台です。入手のチャンスがあればぜひ手に取ってもらいたい1台でした(価格も手ごろだし、何台あってもいいですし)。

以上、「HGUC 1/144 RGM-79 ジム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 今でも見劣りしないスタイリング
  2. これのキットが定価だと¥770!!
  3. 基本工作を学ぶにはうってつけ

キットの残念ポイント

  1. 頭部も腕も脚も中央を走る合わせ目
  2. 部品精度はやや落ちる(隙間はないが一部段差高め)
  3. ヒザ関節が最初から緩い

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:胴体側固定軸+腕側3軸
  • 脚部付け根:ボールジョイント型ポリキャップ
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(一応二重)、首(頭側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:頭部バイザー(のみ)

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:RGM-79
  • 名称:ジム
  • 搭乗者:一般兵(シン少尉など)
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:770円(税10%込)
  • 発売:2001年04月下旬
  • パッケージ:HGUC 二期型
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGAC ガンダムデスサイズヘル レビュー

今回のガンプラレビューは「HG 1/144 ガンダムデスサイズヘル」を見ていきます。

機体紹介

ガンダムデスサイズヘルはTV版「新機動戦記ガンダムW」に登場したMSです。

オズとの戦闘で大破したガンダムデスサイズをガンダム開発のドクター陣がシェンロンガンダムと共に大改修を行った機体です。

その最大の特徴は両肩に装備されたアクティブクロークで、防御力が大幅に向上したほか、メイン武装のビームデスサイズやバスターシールドも強化されたものになっています。

キット紹介

キットはプレバン限定商品として2023年5月に初回出荷された商品です。

2021年5月に一般店頭販売された「HG 1/144 ガンダムデスサイズ」をベースにはしておりますが、特徴的なアクティブクロークをはじめ、外装のほとんどが新規パーツとなっています。

ただ、その新規パーツですが、アクティブクロークや脚部は「ガンダムブレイカー バトローグ プロジェクト」に登場した「HG 1/144 ガンダムリヴランスヘブン」ですでに商品デビューはしておりました。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です(ポリキャップ以外)。新規のデスサイズヘル表記とデスサイズ共通、ガンダムWシリーズ共通のランナーで構成されています。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

アクティブクローク

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムデスサイズヘル」をレビューしてきました。

デスサイズにアクティブクロークを取り付けただけかと思いきや、外装もかなりの部分が新規パーツとなっており、関節とバックパック以外はほぼ新造となっていました。

最大の特徴であるアクティブクロークもボディギリギリまできちんと閉じることができ、浮いている感じはなく、装着感も上々でした。

全体的な部品精度も高く、パーツとパーツをとり付けた際の接続感も高い印象でした。特にあばら(?)の黄色い部分はきれいなラインになっています。

そしてなんといっても驚異的な頭部のパーツ分割!!ここだけ見るとRGに匹敵するオーバークオリティでした。

惜しむらくは、この良質なキットがプレバン販売のみで、手に入れることができる機会が少ない事です。MG同様に、デスサイズヘルぐらいは一般発売してもよかったんでは?と思ってしまいます。逆にノーマルのデスサイズ、ヘビーアームズ、サンドロック、シェンロンをプレバンでもいいのではと。

とにかくよくできているこのキット、手に入れるチャンスがある方は、ぜひ入手して作成してほしい1台です。

以上「HG 1/144 ガンダムデスサイズヘル」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 変態的執念を感じる、頭部のパーツ分割
  2. スライド機構も付いた肩の引き出し&ヒザ関節
  3. 色分けも、装着感もうまくまとめられているアクティブクローク

キットの残念ポイント

  1. 手首関節の保持力がもう少し欲しい
  2. 胸部のグレーのシールはうまく貼るのが難しそう
  3. この出来なのに販売ルートがプレバン限定

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ
  • 腕付け根:スライド機構付き前方向引き出し式ポリキャップ
  • 脚部付け根:本体側スライド軸、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重+スライド)、首(ストレート両端ボールジョイン)
  • クリヤーパーツ:ツインビームサイズおよびバスターシールド用ビーム部

機体&キットデータ

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW
  • 型式:XXXG-01D2
  • 名称:ガンダムデスサイズヘル
  • 搭乗者:デュオ・マックスウェル
  • 所属:L2コロニー
  • 商品価格:2,420円(税込)
  • 発売:2023年5月(プレバン)
  • パッケージ:プレバン標準
  • 積みプラ解消: -8.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:HG ガンダムデスサイズ、HG ガンダムリヴランスヘブン
  • 派生キット:

HG ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版) レビュー

今回のガンプラレビューは劇場版「機動戦士ガンダム ククルスドアンの島」から、「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」を素組で見ていきたいと思います。

機体紹介

「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」はその名の通り『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』に登場したMSです。みなさんおなじみホワイトベースに搭載されている機体で、ORIGIN版では宇宙へ上がる前から2機が配備されています。

また、機体ナンバー「104」がカイ機、「109」がハヤト機で、それぞれ装備が異なり、104にはキヤノン砲、109にはスプレーミサイル・ランチャーが両肩に搭載されています。

しかし、お世辞にも劇中で活躍したとは言えませんが、慣れ親しんだカイとハヤトの最新版のガンキャノンとなっています。

キット紹介

ORIGINシリーズ準拠でのガンキャノンの本命バージョンではありますが、ORIGINシリーズの通し番号は入っておらず、かといってHGUCでもなく、「ククルス・ドアンシリーズ」の扱いのようです(他のキットは今のところすべてプレバンですが)。

キットはORIGINシリーズの「ガンキャノン最初期型」の関節パーツなどを流用し、さらに新規パーツと組み合わせたものとなっています。

2023年05月20日に一般店頭発売されています。

パッケージ&内容物紹介

一般販売ですが、機体解説が少し薄いです、劇中の行動なぞっただけのものになっています

(最初期型との違いとかを解説してほしかった)。

ランナー紹介

ポリキャップ以外のランナーは全てPS素材、表記はD1のみ「HG1/144 ガンキャノン(オリジン)」で、それ以外は「HG 1/144 ガンキャノン(ククルスドアンの島版)」となっております。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

おまけ

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」を見てきました。

ORIGIN版の本命ガンキャノン、作成した感想としては期待に違わぬ出来でした。

「HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)」と、どの程度部品共通化されているかとみていきましたが、ランナーベースですと関節&フレーム部のD2パーツのみで、外装は、ほぼ新規パーツとなっておりました。

また、新規パーツにするにあたり、色分け不要な部分はパーツ分割も変更されており、一体パーツ化で、組み立てやすさも考えられた内容となっており、個人的には「おお!」と一人感心しておりました。

コンパチ仕様もシール以外は後からの変更もしやすく、プレイバリューの高い一台となっています。

私もそうですが、機会があれば104と109の二台をそろえて並べたいキットでした。

以上、「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」のレビューでした。

(このキット用の水転写デカールでないのかな~)

キットのグッドポイント

  1. シンプルな構造ながらもよく曲がるヒジ、ヒザ
  2. 腰の関節構造が秀逸
  3. どちらか悩む「104」、「109」コンパチ仕様

キットの残念ポイント

  1. 足首の接地感がもう一つ
  2. グレー部分の色指定がわかりずらい
  3. 胸部パーツのゲートが太目で跡が残りやすい

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ+細ゲート
  • 腕付け根:胴体側前方向引き出し式ポリキャップ、腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:本体側スライド軸、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(胴体側1軸、頭部側ボールジョイント接続)
  • クリヤーパーツ:頭部バイザー

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
  • 型式:RX-77-02
  • 名称:ガンキャノン
  • 搭乗者:カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ
  • 所属:地球連邦軍(ホワイトベース所属)
  • 商品価格:2,530円(税10%込)
  • 発売:2023年05月20日
  • パッケージ:ORIGINシリーズ準拠(ククルス・ドアンの島シリーズ)
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • ベースキット:HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)

HG ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機) レビュー

今回のガンプラレビューは「HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)」を見ていきます。

機体紹介

ガンキャノン 最初期型は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の第4話「運命の前夜」に登場したMSで(TV版だと第7話)、連邦へ亡命しようとしたミノフスキー博士を守るべく1個中隊(12機)が月面のスミス海へ出撃しましたが、ランバ・ラルを隊長とするジオン公国の5機のMSに、性能の差を見せつけられ全滅するという、MS同士による初の戦闘を演じた機体になります。

キット紹介

キットはORIGINシリーズのNo011として2016年11月に完全新規キットとして発売となっています。

このキットをベースに同シリーズの「ガンキャノン起動試験型/火力試験型」や、劇場限定の「ガンキャノン鉄騎兵中隊隊長機」、プレバン限定の「ガンキャノン最初期型(ロールアウト1号機)」などの派生キットを生み出しております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ポリキャップ以外のランナーは全てPS素材、表記はベースを除いて「HG1/144 ガンキャノン(オリジン)」となっています。スイッチがいろいろ入っていて今後のバリエーション展開を予測させます。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

おまけ

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)」を見てきました。キットとしてはORIGINシリーズ共通ですが、色分けも可動もよくできており、そのまま組みあげるだけで劇中のガンキャノンが組みあがります。ただ、ORIGINシリーズでよくあるのですが、成型色が少しイメージと違っています(もう少しグレー寄りの薄い色かな)。

本編では月面での暗いところでの戦闘だったので、「正しいカラーはどれなの?」といった気もするので、そのままでも問題ないかとは思いますが、気になる方は納得いく色調で全塗装もよいのではと。

あとは、キャノン砲を打つための踏ん張りポーズをとらせたいのですが、足首の接地感が低めなので、ポージング固定は少し苦労しました(そのための台座か!?)

最近少し手に入れずらいキットですが、ブグやザクⅠ、ORIGIN版ガンダムや、発売間近のドアン版ガンキャノンと並べても面白い1台なので、ファーストガンダムのシンプルラインのMSが好きな方には手に取っていただきたいキットでした。

以上、「HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. シンプルな構造ながらもよく曲がるヒジ、ヒザ
  2. 腰の関節構造が秀逸
  3. 耳に刻印された鉄騎兵中隊マークなど、モールドが多く情報量も多い

キットの残念ポイント

  1. 足首の接地感がもう一つ
  2. ORIGINシリーズに多い、微妙に違う成型色
  3. 全体的に接続ピン硬め(仮組からばらすときは要注意)

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ
  • 腕付け根:胴体側前方向引き出し式ポリキャップ、腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:本体側スライド軸、脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(胴体側1軸、頭部側ボールジョイント接続)
  • クリヤーパーツ:頭部バイザー

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜
  • 型式:RCX-76-02
  • 名称:ガンキャノン最初期型
  • 搭乗者:地球連邦兵
  • 所属:地球連邦軍
  • 商品価格:1,980円(税10%込)
  • 発売:2016年11月19日
  • パッケージ:
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)
  • 派生キット:HG ガンキャノン機動試験型/火力試験型

HG ガンダムルブリスソーン レビュー

今回のガンプラレビューは水星の魔女から、「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」を素組で見ていきます。

機体紹介

ガンダムルブリスソーンは、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSです。

ルヴリスウルと同様に、ルブリス量産試作モデルをモデルをベースに大幅なアップデートが施された機体となっています。

ボディサイズと比較して大きな前腕部と、華奢なヒザ下となっており、単体運用以外の秘密があるのではと勘ぐりたいバランスの機体になっています。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.18として、2023年3月に「ガンダムルブリスウル」より2週遅れて「ガンダムエアリアル(改修型)」と同日に店頭発売となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材で、表記は「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」となっており、サーベル以外はすべて新規パーツです。

シール

各部組立

頭部

胸部

腕部

腰部

足首

脚部

武装

武器(フェーズドアレイキャノン)

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

と、いうわけでとりあえずルブリスウルの下半身と取り換えてみました。胸部と腰部分の接続穴は同一ですが、パーツが干渉して接続部にすき間ができるので、この形はありえないようです。ただ、これでも腕が長く感じるので、合体するならもう1機必要なのかも…

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」をレビューしてきました。

キット自体は大きな問題点もなく、腕の長い一般の機体とは異なるバランスをうまく再現できていると思います。

ルブリスウルと同じく搭載されているフェーズドアレイキャノンや大型のビームディフューズガンなどの装備も過不足なく安定の1台でいた。

また、このキット組み立てて立体物で見るとなおさら、他の機体との連携機能があるような気がしてなりません。特にヒザ関節のつくりに対して、貧弱すぎるヒザ下など気になってしょうがないです(とか言ってて何もないかもですが)。

そんな秘密があるかもと期待しながら、第二シーズンも見ていこうかなと。

以上、「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 頭部のパーツ分割
  2. 胸部シェルユニット内部が別パーツ化
  3. 合わせ目が出ずらい分割構造

キットの残念ポイント

  1. 水星の魔女シリーズにしてはゲートが太目
  2. 足首の横ロールがないため、脚部の接地感が低い
  3. (塗ればいいんですが)こちらも本体成型色はいかがなものか

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:引き出し式胸部ブロック+ボールジョイント(KPS)
  • 脚部付け根:本体側固定軸+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(L字ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームサーベル刃、シェルユニット
  • パッケージ:水星の魔女シリーズ標準
  • 派生キット:-

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:EDM-GA-02
  • 名称:ガンダム・ルブリス・ソーン
  • 搭乗者:ノレア・デュノク
  • 所属:フォルドの夜明け
  • 商品価格:1,760円(税10%込)
  • 発売:2023年03月18日
  • 積みプラ解消: -cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ガンダムルブリスウル レビュー

今回は水星の魔女から、「HG 1/144 ガンダムルブリスウル」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ガンダムルブリスウルは、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSです。

プロローグに登場した、ルブリス量産試作モデルをベースに発展させたガンダムタイプとのことですが、それ以上の情報はSeason2で明らかになってくるのと思われます。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.17として、2023年3月に店頭発売、僚機「ガンダムルブリスソーン」より2週間先の発売となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材で、表記は「HG 1/144 ガンダムルブリスウル」となっており、サーベル以外はすべて新規パーツです。

シール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装(ビームガトリングガン)

武器(フェーズドアレイキャノン)

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムルブリスウル」をレビューしてきました。

敵方(まだわかりませんが)のガンダムとしてスレッタの前に立ちはだかったこの機体、物語の中でも重要な役どころを担っているためか、キットも力の入った(と思われる)1台でした。

シールに頼らず再現されたツインアイ周りや、差し替えなしで展開状態も再現可能なフェーズドアレイキャノンなど、水星の魔女シリーズの作りやすさを保ったまま、全体の完成度も上がっている印象でした。

大型の武器を保持するための手首も、手の甲部分のパーツが外れづらくなっており、安心して持たせることができます。

また、このキット見る限りは、変形用の謎パーツとか、スライド機構とかは見受けられませんでしたが、ルブリスソーンとの合体機構はあるのかもちょっと楽しみにしております(デザイン見る限りネットでささやかれているのもよくわかる)。

以上、「HG 1/144 ガンダムルブリスウル」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. ツインアイ周りのパーツ分割
  2. 手の甲のパーツが外れずらくなっている
  3. 装甲部のスリットによりフレーム部がチラ見え

キットの残念ポイント

  1. 水星の魔女シリーズにしてはゲートが太目(特に胸部シェルのクリアーパーツ)
  2. つま先部の接地感が低い(つま先が跳ね上がる)
  3. (塗ればいいんですが)本体成型色はいかがなものか

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:引き出し式胸部ブロック+ボールジョイント(KPS)
  • 脚部付け根:本体側固定軸+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(L字ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームサーベル刃、シェルユニット
  • パッケージ:水星の魔女シリーズ標準
  • 派生キット:-

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:EDM-GA-01
  • 名称:ガンダム・ルブリス・ウル
  • 搭乗者:ソフィ・プロネ
  • 所属:フォルドの夜明け
  • 商品価格:2,090円(税10%込)
  • 発売:2023年03月04日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGUC ナラティブガンダム用 B装備拡張セット レビュー

今回はナラティブガンダムA装備用の追加パーツ「ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ナラティブガンダムB装備は追加バックパックに有線式遠隔攻撃端末、両腕のミサイルポッド内蔵小型シールドを装備した形態になります。

メガ粒子砲を備えた有線式の遠隔攻撃端末は、NT-D発動時にはケーブルをパージし、クロー型へ変形しキャプチャーフィールドを展開します。

キット紹介

「HG 1/144 ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」は2019年4月に初回発送されたプレミアムバンダイ(以下プレバン)限定商品です。

一般店頭発売されました「ナラティブガンダムA装備」に付属のナラティブガンダム素体をB装備仕様にするための拡張パーツセットです。

各部追加装備とサポートパーツの構成となっています。クロー型へはパーツ差し替えで再現しています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表示は全て「HG 1/144 ナラティブガンダム」、素材はPS素材になります。

各部組立

バックパック

有線式遠隔攻撃端末

サーベルラック

小型シールド

装備取り付け

腰部

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は、「HG 1/144 ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」をレビューしてきました。

キット自体は拡張パーツセットなので、可もなく不可もなくといった印象でしたが、色分けもしっかりされており、形状なども気になる部分はありませんでした。

やせっぽっちなGが、ボリュームアップするので、いい感じではあるのですが、肝心のナラティブガンダム本体の関節が経年によるものなのか、かなりゆるゆるになっており、フル装備だとポーズ固定するのが難しい状況でした(特に胸と足の付け根)。ここらで全塗装して関節に踏ん張りが効くように調整が必要と感じました。

A装備購入したけど、置くところが確保できずに素体のまま飾っているのであれば、オススメなセットになっています。

また、最初からA装備は置けないと断念される方には、ガンダムベース限定(しかも品切れ状態)ではありますが、B装備と本体セットもありますので、そちらを検討されてもいいと思います。

あとは、定期的に再販していただけることを願うばかりです。

以上、「HG 1/144 ナラティブガンダム用 B装備拡張セット」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. リード線を使用した有線攻撃が再現可能
  2. 大型シールドへ展開可能なオリジナルギミック搭載
  3. 全体的にボリューム感があって、ナラティブガンダムの迫力が増す

キットの残念ポイント

  1. クロー展開は差し替えではなく、可動で再現してほしかった
  2. ミサイルポッドの塗分けはかなり大変そう
  3. (再販されそうですが)安定した入手(購入)がむずかしい

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • クリヤーパーツ:パーツサポートパーツ(支柱)
  • パッケージ:プレバン標準
  • 派生キット:HG 1/144 ガンダムベース限定 ナラティブガンダム B装備

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムNT
  • 型式:RX-9/B
  • 名称:ナラティブガンダムB装備
  • 搭乗者:ヨナ・バシュタ
  • 所属:地球連邦軍(またはルオ商会か?)
  • 商品価格:1,404円(税込)
  • 発売:2019年4月
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ミカエリス レビュー 【ガンプラ】

今回は機動戦士ガンダム 水星の魔女から「HG 1/144 ミカエリス」を素組で見ていきます。

機体紹介

水星の魔女に登場する「ミカエリス」はグループ御三家の一社、グラスレー・ディフェンス・システムズ製のMSになります。その一番の特徴は右腕に装着された「ビームブレイザー」。これはビームサーベル、ビームキャノン、ビームマシンガンの各モードへ変形し、なおかつ同社の特徴でもあるGUNDフォーマット妨害装置「アンチドート」も搭載された攻守両面を支える武装となっています。また有線で遠隔攻撃にも対応しています。

パイロットはシャディク・ゼネリ、本編第1クールでは、あまり活躍する姿は見せられていませんが、彼が乗っている以上、第2クールでは中ボスぐらいの活躍をするのではと、勝手に期待しております。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.11として2023年1月に発売。同社の量産機「ベギルペンデ」と同時発売となっております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

スタンドとサーベル以外のランナー表記は「HG 1/144 ミカエリス」、すべてPS素材になります。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ミカエリス」をレビューしてきました。

スリム体形と、右腕に搭載されたビームブレイザーが印象的な機体でした。

体形に合わせて、足首も小さめなので自立させるのが大変かと思いきや、全体的に軽めなボディによる好バランスと、足首付け根の広い可動域のおかげで、思いのほか安定してポージングができました。

ミカエリスの肝になる「ビームブレイザー」もよく動き、触っていて楽しいです。

欲言えば、左手の平手があれば、もっとポージングに幅が出るのではないかと思いました。

ただ、全体のパーツ数を抑えながらも、色分け可動と申し分ない出来かと思います。

また、より完成度を上げるには、カラーリングが単調になりやすいので、肩やフロントアーマー、太ももにある太目のスリット(?)部分はしっかりスミ入れ(または塗装)してあげたいところです。

これで、御三家寮長のMSが揃いましたので、各社の特徴などを立体物で見比べられるのも楽しみの一つかと思います。

以上、「HG 1/144 ミカエリス」のレビューでした。第2クール本編での活躍を期待しましょう。

キットのグッドポイント

  1. 肩アーマーのパーツ分割がよく考えられている
  2. ビームブレイザー用のスタンドが付属
  3. 少ない部品点数でもよく動くビームブレイザー

キットの残念ポイント

  1. ビームブレイザー内部の発光部分、ガイドのモールドがない
  2. ビームブレザーのどの形態がどのモードかの説明がない
  3. 左手だけなので、平手も付けてほしかった

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ+細ゲート
  • 腕付け根:ボールジョイント(KPS)+前方向引き出し式
  • 脚部付け根:本体側固定穴+脚部側3軸
  • 首付け根:ストレート両端ボールジョイント
  • 関節構造:ヒジ、ヒザともにシングル構造
  • クリヤーパーツ:センサーカバー、ビームサーベル
  • パッケージ:水星の魔女シリーズフォーマット

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:CFK-029
  • 名称:ミカエリス
  • 搭乗者:シャディク・ゼネリ
  • 所属:グラスレー寮
  • 商品価格:1,760円(税10%込)
  • 発売:2023年01月14日
  • 積みプラ解消: -6cm(パッケージの高さだけで算出)

水星の魔女 ウェポンディスプレイベース レビュー

今回は2023年1月に発売になったオプション商品、「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」をレビューしていきます。

キット紹介

序盤から戦闘シーンでガンビットが飛び交う水星の魔女、各MSのガンビットやドローンをうまく展示するためのディスプレイベースとなります。ビット系は空間に浮いているためにディスプレイベース無しに配置するのは難しく、また小さかったり、独特の形状のパーツをどのように設置するのか見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

各部組立

本体

ギミック&可動

おまけ

まとめ

今回は「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」を見てきました。

途中のディスプレイ写真見てお気づきの方も多いかと思いますが、各MSのガンビットやドローンをすべてディスプレイしようと思うと、この商品は2個必要になります(今回は1セットしか購入できず)。

エアリアルはガンビットの数が9個(ライフルにつけなければ11個)あるので、支柱も足りない計算ですが、ファラクトのアタッチメントとダリルバルデの接続パーツぐらい、最初からもう2個ずつ入れてくれてもいいのではと思ってしまいました(本当はエアリアルも)。

エアリアル対ファラクトのシーン再現したいというのであれば、2セット購入して然りだと思いますが、MS1機分を展示するのに2セット必要ですってのは、さすがに商売しすぎではないかと。

あと100円足してでも、接続部品きちんと1機分フルで入れてほしかったと思います。

確かにエアリアルなんかは、まったくもうからない価格設定で、こういったオプションで利益出さなければならないのかもしれませんが、ちょっとがっかりでした。

ただ、純正だけあって、専用パーツ(特にファラクト)の接続時の安定感はさすがでした。

以上、「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 純正ならではのしっかり接続

キットの残念ポイント

  1. 2セットなければ、どのMSもフル展示できない商品構成

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 商品価格:550円(税10%込)
  • 発売:2023年01月14日

HG ミラソウル社製フライトユニット装備 レビュー

今回は機動戦士ガンダム水星の魔女から「HG 1/144 ミラソウル社製フライトユニット装備」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

「ミラソウル社製フライトユニット」は、第6話のガンダムファラクトとの決闘時に、決闘場所がフロント外宙域と設定されため、ニカ・ナナウを中心に急遽、中古部品の寄せ集めからエアリアル用に製作されたものとなっています。

劇中を見る限り、機動性が売りのペイル社新型MSとも互角に渡り合える性能を備えていたようで、ニカ姉のメカニックとしての優秀さを証明するパーツとなっていました。残念ながらファラクト戦で破損、損壊し、その後の登場は今のところありません。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.13とし2023年1月に発売、キットに本体は付属せず、フライトユニット本体と、エアリアル用の平手が付属する、オプションパックとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナー表記は「HG 1/144ミラソウル社フライトユニット装備」、素材はPS素材です。

シール

各部組立

本体

平手(エアリアル用ハンドパーツ)

本体取り付け

ギミック

アクション

比較

デミトレーナー(チュチュ機)

ディランザ

ダリルバルデ

ガンダムファラクト

まとめ

今回は「HG 1/144 ミラソウル社製フライトユニット装備」をレビューしてきました。

エアリアルはもちろん、他の水星の魔女シリーズのMSにも違和感なく取り付けられることができて、楽しめました。

2個のボールジョイントによる可動域も良好で、付属の平手とともにエアリアルに躍動感を与えるオプションでした。

サーベルラックもシンプルですが、スムーズに展開可能です。

しかし、それなりのお値段で、バックパックだけの商品なので、メインや左右のスラスターのオレンジ部分は成型色で再現してほしいともったのは、正直な感想です。

ただ、全体の形状や可動、平手のおまけつきと、総合的にはエアリアルのオプションとして、押さえておいて損はないユニットでした。

以上、「HG 1/144 ミラソウル社製フライトユニット装備」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 別売りでも平手が手に入った
  2. シンプルな構造だが、サーベルラックもきっちり可動
  3. 他の水星シリーズにも違和感なく取り付け可能

キットの残念ポイント

  1. ランドセルだけで800円(税別)と思うと、高くなったよな
  2. メイン及び左右のスラスター内部のオレンジは成型色で再現してほしかった
  3. ハイマニューモード時のスラスターが引き出しずらい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形ゲートⅡ
  • 腕付け根:-
  • 脚部付け根:-
  • 関節構造:-
  • クリヤーパーツ:なし
  • パッケージ:水星の魔女シリーズ標準

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:-
  • 名称:ミラソウル社製フライトユニット装備
  • 搭乗者:-
  • 所属:-
  • 商品価格:880円(税10%込)
  • 発売:2023年01月14日
  • 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGUC ディジェ 全塗装 レビュー

今回は以前レビューいたしました「HGUC 1/144 ディジェ」を全塗装していきます。

ディジェを塗装するきっかけとなったのは、ガイアノーツのNAZCA(ナスカ)シリーズから昨年(2022年)後半に出た新色「NC-015 ダークブルーイッシュパープル」を入手したところが大きいです。ガンダムMk-Ⅱの胸部などでも使える、いままでありそうでなかった濃い紺色が発売されたおかげで、ディジェのボディの紺色も塗装意欲がわいてきたことに起因します。

塗装レシピ

サーフェイサーは黄色部分のみGSIクレオスの「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ピンク」、それ以外の部分は同じくクレオスの「サーフェイサー 1200」、仕上げのクリアコートは「Mr.スーパークリアー UVカット つや消し」使用しています。

以下は使用した塗料です。

本体グリーン部:ウォーカーグリーン(WM-04 ガイアノーツ)

関節などグレー部:ジョイントグレー(NC-007 ガイアノーツ)

本体ブルー部:ダークブルーイッシュパープル(NC-015 ガイアノーツ)ライフルの一部にも使用

シールド、スラスター部:ニュートラルグレーⅣ(074ガイアノーツ)

本体レッド部:ブラッドレッド(AT-15 ガイアノーツ)

本体イエロー部:マンダリンイエロー(NC-014 ガイアノーツ)ライフルのチューブ部にも使用

スラスター内側レッド:モンザレッド+黒少々(GSIクレオス)

武器本体部:ニュートラルグレーⅤ(075 ガイアノーツ)

センサーグリーン部:ホイルシール

モノアイピンク部:シルバーの下地に蛍光ピンク(GSIクレオス)

塗装済み完成

マスキングポイント

アクション

まとめ

今回は「HGUC 1/144 ディジェ」を全塗装でレビューしてきました。

前述した「ダークブルーイッシュパープル」と同時発売になった「NC-014 マンダリンイエロー」も黄色の部分では使用しています。

以前、3本セットで販売していたころのガンダムカラー(GSIクレオス)のイエロー2を置き換え可能なアイテムになっており(イエロー2重宝してました)、今後レギュラー商品として入手できることは個人的には喜ばしいです。

また、四肢のグリーンはMr.カラー391(機体内部色ターコイズ)とガイアノーツのAM-05 オーラグリーン2とで悩みましたが、結果としてはウォーカーグリーンでよかったと思っています。水色に振る手もありましたが、グリーン派です。

本体はマスキング必要箇所は少な目でしたが、ライフルは手間がかかりました。ある程度割り切ってもいい部分かもしれません(パイプのイエローのみ塗分けるなど)。

以上、「 HGUC 1/144 ディジェ」全塗装レビューでした。

HGUC シャア専用ゲルググ レビュー

今回のガンプラは、ファーストガンダムより「HGUC 1/144 シャア専用ゲルググ」を素組でレビューしていきたいと思います。

機体紹介

ゲルググは1年戦争終盤にジオン公国が投入した量産型機体になります。シャア専用ゲルググは先行量産型として一部指揮官向けに配備された中の1台とされています。

ゲルググの特徴は、ジオン軍初になるビーム兵器(ライフル&ナギナタ)を標準装備した機体であり、基本性能も連邦のジムを凌駕しており、「実戦投入がもう少し早ければ~」と語られる機体でもあります。

キット紹介

HGナンバー070と、ファーストガンダムのMSの中では遅めのキット化(ゲルググより遅いのはアッガイとゾック)、ゲルググJやMよりも後から本家が登場しております。

また、量産型よりも先にシャア専用が商品化されるのはMGのゲルググ(1.0も2.0も)と同様です。そして、量産型以降もプレバン商品として(ガトーやジョニーなど)ラインナップを増やしていったゲルググ最初の1台です。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材ですが、以前はDパーツがABSでした。途中から(おそらく青バンダイに変更時)ランニングチェンジで素材KPSとなっています。塗装派にはうれしい変更です。表記は全て「HG 1/144 ゲルググ」となっており、シャア専用の文字はありません。

シール

各部組立

頭部

胸部

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 シャア専用ゲルググ」をレビューしてきました。

さすがに発売から15年以上も経過しているため、今の目で見ると厳しい部分もいくつか目につきました。

目立つ合わせ目もいくつかあったり、ヒジ関節の可動域の狭さ、ハンドパーツでしっかり固定できない武器類、特にナギナタは手首に角度が付いているとスーッと滑り落ちてきて、ポージングには苦労します。

また、足首のスリッパ部やヒザの黒い部分、コックピットハッチなど、そのまま組み立てると二度と外れない勢いの組付けなど、組んだ後に塗装などで分解する必要がある場合は、ピンや穴の加工などが必須となります(そのまま組むなら問題ないですが)。

しかし、難しいといわれる頭部や、全体のシルエットはうまくまとめられており、ゲルググらしさはうまく再現されていると思います。

ただ、個人的にはリバイブなりRGなりで、最新技術を詰め込んだ1/144のゲルググが欲しいと思いました。バリエーションもほぼ一巡したので、バンダイさん2週目突入いかがですか?

以上、「HGUC 1/144 シャア専用ゲルググ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 難しいといわれるゲルググの頭部も、よくまとまっている
  2. 足首の接続部分がユニーク
  3. サイドスカートのロック機構

キットの残念ポイント

  1. しっかり握れず固定できない武器類(ふらつくライフル、滑るナギナタ)
  2. さすがにひじ関節シングルは厳しいか
  3. 仮組注意、加工なしに取り付けたら外れないパーツが数か所

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル
  • 腕付け根:本体側2軸ピン+腕側2軸ポリキャップ
  • 脚部付け根:本体中央1軸+脚側ボールジョイント型ポリキャップ
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(ストレート片側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:なぎなた用ビーム刃
  • パッケージ:HG二期タイプ
  • 派生キット:量産型ゲルググ、ガトー専用ゲルググ、ジョニー・ライデン専用ゲルググ、ゲルググ(ユニコーンVer.)リゲルグ、ゲルググ ウェルテクス など

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MS-14S
  • 名称:シャア専用ゲルググ
  • 搭乗者:シャア・アズナブル
  • 所属:ジオン公国
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2006年10月14日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ガンダムファラクト レビュー 【ガンプラ】

機体紹介

ペイル社が開発したGUND-ARMを搭載したガンダムタイプのモビルスーツです。しかしエアリアルとは異なりパイロットに負荷がかかる「ガンダム=危険」を払しょくできていない機体になります。

GUNDフォーマットを使用することにより、慣性制御の高次化による飛行性能の向上や、ガンビット(コラキ)を使用した攻撃方法など、他の機体にはない特徴を持っています。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNO.7 として2022年12月に発売。当初の発売日から2週間ほど後ろ倒しになった影響で、シリーズナンバーが先に発売された「ダリルバルデ」のNO.8と逆転しております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、表記は「HG 1/144 ガンダムファラクト」となっています。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は機動戦士ガンダム水星の魔女から「HG 1/144 ガンダムファラクト」を見てきました。

水星の魔女シリーズの既存キットの中では(おそらく)最大のボリュームで、なかなかに作りごたえのある1台でした。特にバックパックに接続された大推力ユニットは部品点数も多く、ブースターやガンビットの展開などギミックも多彩で楽しめます。

腕のサーベル収納ギミックや、スネと一体型になっている足首などもうまく再現されており、今のところシリーズの中では、一番のお気に入りキットです。

GUNDフォーム特有のシェル部分もシールや塗装できれいに仕上げたいです。

細身な身体とは裏腹に、組みごたえのある、オススメしたい1台でした。

以上、「HG 1/144 ガンダムファラクト」のレビューになります。

キットのグッドポイント

  1. ボリュームがあり、ギミックもよくできた大型推力ユニット
  2. 複雑な足首部分の構造もよくできている
  3. マスクに隠されたガンダムフェイス

キットの残念ポイント

  1. すねの開き具合はどのあたりが適正位置かわかりずらい
  2. 頭部中央、アンテナの間に設けられた処理しずらいゲート
  3. ブースターの取り付け基部が外れやすい

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ
  • 腕付け根:胸部ブロックボールジョイント可動+腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:本体側固定穴+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(シングル)、首(ストレート両端ボールジョイント+胴体側引き出し可能)
  • クリヤーパーツ:シェルユニットカバー、ビームサーベル刃
  • パッケージ:水星の魔女シリーズ標準

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:FP/A-77
  • 名称:ガンダムファラクト
  • 搭乗者:エラン・ケレス
  • 所属:ペイル寮
  • 商品価格:2,090円(税10%込)
  • 発売:2022年12月17日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ダリルバルデ レビュー【ガンプラ】

今回は機動戦士ガンダム水星の魔女から「HG 1/144 ダリルバルデ」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ダリルバルデはジェターク社が第5世代実証機として開発して機体です。その最大の特徴は意志拡張AIによって自立行動を行う次世代ドローン技術を採用し、GUNDフォーマットを使用することなく立体攻撃を可能にしています。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.08として一般店頭発売されています。”イーシュヴァラ”と呼ばれる遠隔攻撃を再現できる両腕やシールド、脚部のクローなども再現できる内容となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全てPS素材、表記もサーベル以外は「HG 1/144 ダリルバルデ」になっています。

シール

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

その他

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は機動戦士ガンダム水星の魔女から、「HG 1/144 ダリルバルデ」をレビューしてきました。

全体的に関節の可動範囲が広く、左手だけですが平手が付いているおかげでポージングも決まりやすいよいキットだと思います。

”イーシュヴァラ”による2組の前腕とシールドによる攻撃状態(年寄りはオールレンジ攻撃と呼びたくなる)や、脚部のシャルクロウの再現などが可能でプレイバリューも高い内容でした。

ただ、脚部周り(ヒザやかかと)の関節が若干緩めに感じましたが、全体的にはカチッとした塊感もあり、期待以上の1台かと思います。

ジェターク社の共通デザインが随所に見られますので、会社ごとのデザインの違いを感じるのも、水星の魔女の楽しみ方の一つではと思いました。

以上、「HG 1/144 ダリルバルデ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 複雑な頭部デザインもよく再現されている
  2. フレキシブルによく動くシールド
  3. 背中の第二の腕や、クローのリード線など、実機装備の再現性が高い

キットの残念ポイント

  1. シェル部はシール対応(エアリアルが特別か)
  2. ビームジャベリンにダボなどが無いため、思ったところで固定できない
  3. かかと部のクローパーツが緩め&接地時にも少し心配

技術ポイント

  • ゲート:くさび形+細ゲート
  • 腕付け根:胴体側前方向引き出し式+ボールジョイント(KPS)
  • 脚部付け根:本体側固定穴+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(ストレート両端ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:ビームアンカーとクナイ、サーベルのビーム刃
  • パッケージ:水星の魔女シリーズ標準

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:MD-0064
  • 名称:ダリルバルデ
  • 搭乗者:グエル・ジェターク
  • 所属:ジェターク寮
  • 商品価格:2,090円(税10%込)
  • 発売:2022年12月03日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HGBD:R アースリィガンダム レビュー

今回のガンプラレビューはガンダムビルドダイバーズRe:RISE前半の主役機「HGBD:R 1/144 アースリィガンダム」を素組で見ていきます。

機体紹介

ガンダムビルドダイバーズRe:RISEの主人公クガ・ヒロトが制作したオリジナル機体。

その最大の特徴はヒロトが考案した「プラネッツシステム」。コアガンダムとサポートメカのドッキングにより、基本性能や武装が向上することはもちろん、サポートメカを変更することによって、あらゆる地形や戦術に対応した機体へと換装することができるシステムとなっています。

キット紹介

キットはHGBD:Rシリーズの第一弾として登場。ノーマルカラーのコアガンダムとアースアーマーがセットとなった商品です。マーズフォーやヴィートルーガンダムはコアガンダムとユニットアーマーだけで武装は別売りですが、アースリィガンダムは主役機&第一弾商品のおかげか、ライフルやシールドも付属したフルパッケージとなっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材 スイッチをうまく使ってコアガンダムだけとかアースアーマーだけのランナーにはなっていません。

シール

各部組立 (コアガンダム)

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成(コアガンダム)

ギミック&可動(コアガンダム)

シールド裏にある腕との接続部は可動格納式です。

アクション(コアガンダム)

アースアーマー

素組完成(アースアーマー)

ドッキング

素組完成(アースリィガンダム)

ギミック&可動(アースリィガンダム)

アクション(アースリィガンダム)

比較

まとめ

今回は「HGBD:R 1/144 アースリィガンダム」をレビューしてきました。

正直、組み立てる前はあまり期待していなかったのですが、組みごたえもあり、合体システムも破綻なく、合体後の可動域も確保されており、完成度の高い1台でした。

さすがは映像作品の主役機といったところです。既存キットのパーツ差し替えキットが中心のビルド系商品のでは、数少ない完全新規パーツのMSで、コアガンダムも小さいながらも手抜き感がない、よくできた物でした。

「ビルド系キットだからと言って、敬遠しているのはもったいない!」というのが、作った後の率直な感想です。

他のプラネットシステムも含め、ぜひ一度手に取ってみてもらいたい1台でした。

以上「HGBD:R 1/144 アースリィガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 予想以上に組みごたえあり
  2. 合体ものだがヒジもヒザもよく曲がる
  3. 面積小さいが接地性の高い足首

キットの残念ポイント

  1. 手首の構造の影響もあるが、シールドの持たせ方が不格好
  2. 前腕のドッキング部分のなんとなくついている感
  3. コアガンダムの足首をうまく逃がさないと、脚部の取り付けが少し難しい

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形ゲートⅡ
  • 腕付け根:胸部側ポリキャップ+ボールジョイント
  • 脚部付け根:腰側固定軸+脚部側3軸可動
  • 関節構造:腕部二重関節、ヒザ二重関節
  • クリヤーパーツ:胸部センサー、サーベル刃
  • パッケージ:ビルドダイバーズ系標準
  • 派生キット:コアガンダム(リアルタイプカラー)&マーズフォーユニット、コアガンダム(G-3カラー)&ヴィートルーユニット、ジュピターヴガンダム

キットデータ

  • 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
  • 型式:PFF-X7/E3
  • 名称:アースリィガンダム
  • 搭乗者:クガ・ヒロト
  • 所属:ビルドダイバーズ
  • 商品価格:1,540円(税10%込)
  • 発売:2019年10月12日
  • 積みプラ解消: -6.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ディランザ(一般機/ラウダ専用機) レビュー

今回のガンプラは、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場する「HG 1/144 ディランザ (一般機/ラウダ専用機)」を素組でレビューしていきます。

先に発売になった、ディランザ (グエル専用機)からの変更点を中心に見ていきたいと思います。

機体紹介

ディランザはジェターク社の汎用MSです。強力なパワー、堅牢な装甲、それによる機動性の低下を推進機の容量拡大とホバークラフトユニットの搭載で補い、高次元でバランスの取れた機体となっています。

ラウダ専用機はグエルの異母兄弟で弟にあたるラウダ・ニール専用にカスタマイズした機体、一般機は文字通り、ディランザの標準機体となります。

キット紹介

今回のキットは、水星の魔女 HGシリーズNo.05として、ディランザのラウダ専用機と量産タイプの一般機のコンパチ仕様となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全て「HG 1/144 ディランザ」表記でグエル機との区別はされていません。素材は全てPS素材になります(一部KPS)。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

上下ではなく前後でカラーが違うののは、少し新鮮な印象です。

脚部

武装

素組完成

ラウダ機

一般機

ギミック&可動

フロントスカートとリアスカートは可動します。

アクション

ラウダ機

一般機

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)」をレビューしてきました。

本体の基本構造は先にレビューいたしました、HG ディランザ (グエル専用機)と同様なので、跡の残りずらいゲートや、初心者の方にも配慮した組み立てやすさなどはそのままで、武装や細部の仕様変更など、機体バリエーションを楽しむことができる1台になっていました。

このキット2個入手して、ラウダ機と一般機でディスプレイしてもよいのではと思えるほどでした。

先のグエル専用機だけではわからなかった、バリエーション展開のための分割やオプションパーツ(ランドセルやリアスカート)など、今後も登場してきそうなディランザ系モデルとも組み合わせて、オリジナル機体へのカスタマイズなども楽しめそうです。

そんな、「HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. コンパチ仕様ででも量産機を商品化してくれたこと
  2. ランドセルのオプション交換部がよくできてる
  3. 跡が残りずらいゲート

キットの残念ポイント

  1. ヒートアックスの黄色い部分はシールぐらいほしかった
  2. ヒートアックスは肩手持ちだと手首で固定できない
  3. 脚部側面にできる、大きな合わせ目

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ+細ゲート
  • 腕付け根:ボールジョイント(KPS)+引き出し関節
  • 脚部付け根:本体側固定+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)
  • クリヤーパーツ:ビームトーチのビーム刃
  • パッケージ:水星の魔女シリーズフォーマット
  • ベースキット:ディランザ (グエル専用機)

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:MD-0031L(ラウル専用機)/MD-0031(一般機)
  • 名称:ディランザ (ラウル専用機)/ディランザ(一般機)
  • 搭乗者:ラウダ・ニール 
  • 所属:ジェターク寮
  • 商品価格:1,760円(税10%込)
  • 発売:2022年11月05日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG デミトレーナー (チュチュ専用機)レビュー

今回のガンプラレビューは機動戦士ガンダム 水星の魔女から「HG 1/144 デミトレーナー (チュチュ専用機)」を素組で紹介していきます。

機体紹介

デミトレーナー (チュチュ専用機)はアスティカシア高等専門学園で生徒の訓練用として普及しているMS「デミトレーナー」を地球寮所属のチュアチュリー・パンランチ用としてカスタマイズした機体です。

その特徴は大型ビームライフルを活用した一撃離脱戦法を主体とし、激しい急加速と急減速を繰り返しパイロットにも耐G能力を求める機体となっています。

キット紹介

水星の魔女シリーズのNo.06として、ベースとなるデミトレーナーより先に専用機が発売されております。目を引く専用の大型ビームライフルや頭部、肩部ブロックやシールドや脚部などが専用パーツとなっております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材です。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 デミトレーナー (チュチュ専用機)」をレビューしてきました。

水星の魔女の世界では一番ベーシックなMSのカスタム機でしたが、なかなか発展性のある機体だと感じました。

武器の換装や、なにも付いていないサイドアーマー、前腕やヒザ外側のハードポイントなどを使用して自分好みに仕上げる楽しみを持った1台でした。

「オラザク」ならぬ「俺のデミトレ」とかザクにとって代わることができる、ポテンシャルがありそうな感じがしました(褒めすぎか!?)。

ただ、作りやすさと価格を抑える事を両立した影響か、足首が縦方向へ動かないのは結構な驚きでした。

しかし、実際のデミトレーナーは足裏の車輪移動機能があり、本来足首は動かない構造なのかもしれません。今後のオンエアで足の動き確認したいと思います。車輪で移動しだしたら、ますますATっぽい気がしますが…

今回レビューしたチュチュ機は専用機ですが、12月に発売になる一般機は自分なりのカラーリングやカスタマイズしても楽しめそうです。「HG 1/144 デミトレーナー用拡張パーツセット」も同じ12月に発売を控えていますので、バンダイスピリッツさんもそのあたりを狙っているのではと思います。

以上、「HG 1/144 デミトレーナー (チュチュ専用機)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 頭部や胸部の色再現
  2. リアアーマーのロック機構と可動
  3. オリジナル機体への改造などの素材として優秀そう

キットの残念ポイント

  1. 足首の前後方向への可動無しはバランスがとりずらい
  2. 大型ライフルの銃床部接続の合成が低い
  3. 両手でライフルを持たせるのが結構大変

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ+細ゲート
  • 腕付け根:ボールジョイント(KPS)+引き出し式胸部ブロック
  • 脚部付け根:本体側固定+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)
  • クリヤーパーツ:頭部モノアイ部
  • パッケージ:水星の魔女シリーズフォーマット
  • 派生キット:デミトレーナー

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:MSJ-105CC
  • 名称:デミトレーナー チュチュ専用機
  • 搭乗者:チュアチュリー・パンランチ
  • 所属:地球寮
  • 商品価格:1,540円(税10%込)
  • 発売:2022年11月05日
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ガンダムアストレイ レッドドラゴン レビュー 【ガンプラ】

今回は「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ガンダムSEEDシリーズの公式外伝、『DESTINY ASTRAY R』に登場するMDです。ガンダムアストレイレッドフレーム フライトユニット装備から頭部をドライグヘッドに換装し、マルチツール「カレトヴルッフ」3基を装備した形態になります。

フライトユニットに装着された「カレトヴルッフ」が翼のように見え、名前の通り赤い竜を模した形になっています。

キット紹介

キットはガンダムベース限定商品とし2022年10月に発売されています。

ベースは実機同様に「HG ガンダムアストレイレッドフレーム (フライトユニット装備)」に、ドライグヘッドとカレトヴルッフ3基を追加した構成になっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外、全てPS素材になります。

シール類

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

バックパック(フライトユニット)

腕部

腰部

足首

脚部

武装

余剰パーツ

素組完成

ノーマルアストレイ

フライトユニット装備

ギミック&可動

中央の接続アームの取り付け部分です。接続部の穴の形がアーム側の形状そのままで驚きます(しかもしっかり接続できます)。使用しないときの蓋もあります。

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」をレビューしてきました。

ベースのガンダムアストレイレッドフレームにオプションてんこ盛りといったキットで、いろんな形態を再現することができ、組んだ後も楽しめる1台でした。

ベースキットがHGCEではなく、少し前(2013年)のHGだったので、あまり期待はしていなかったのですが、思のほかよくできており、考えを改めさせられました。

新規造形のカレトヴルッフもよくできており、各モードも無理なく再現できます。

ただ、どうしてもバックパックの重量がかさみ、正しい姿勢で自立させるのはかなり困難な状況です。リアを支える支柱やスタンドを同梱してほしいところでした。

また、非常によくできた良いキットなのですが、ガンダムベース限定なので入手できる地域が限定されるのも少し残念な気がいたします。

ガンダムベースだけで購入ができるというバリューもあると思いますが、ガンダムベースオンラインショップなどでも、同時に発売されればいいな~とも思います。

自立は苦手ですが、遊びごたえは抜群なガンプラでした。

以上、「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. ノーマル、フライトユニット装備と3形態を再現可能なプレイバリュー
  2. あまり古さを感じさせない、本体キット
  3. 新規造形のカレトヴルッフも多彩な変形で楽しめる

キットの残念ポイント

  1. ヘビーなバックパックをサポートするスタンドや支柱が欲しかった
  2. 頻繁に武器の持ち替えをしていると、手首の甲がポロリしやすくなる
  3. 販路がガンダムベースのみなのは少し残念

技術ポイント

  • ゲート:ノーマル 追加ランナーは跡の残らないクサビ型
  • 腕付け根:胸部側スイング機構、腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:腰側固定軸(左右スイング軸有)、脚側二軸
  • 関節構造:ヒジ二重関節 ヒザ二重関節
  • クリヤーパーツ:ドライグヘッド用ビームエフェクト ビームサーベル
  • パッケージ:ガンダムベース限定商品標準
  • ベースキット:HG ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
  • 型式:MBF-P02
  • 名称:レッドドラゴン
  • 搭乗者:ロウ・ギュール
  • 所属:ジャンク屋組合
  • 商品価格:3740円(税込み)
  • 発売:2022年10月8日(ガンダムベース限定)
  • 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ディランザ (グエル専用機) レビュー

機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場する「HG 1/144 ディランザ (グエル専用機)」を素組でレビューしていきます。

今までのレビューは多少なりとも紙やすり使ってゲート整えておりました。しかし、今回はゲートの進化を実感するために、ニッパーとデザインナイフのみ使用で、紙やすり使わず制作していきます。

機体紹介

ディランザ (グエル専用機)は、物語本編の舞台となる「アスティカシア高等学院」の決闘委員会の筆頭で、最強パイロットの証である「ホルダー」の座に就く、グエル・ジュダークの専用機です。

その、グエルの父がCEOを務めるジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の汎用MS「ディランザ(量産型)」を専用チューンし、頭部の羽飾りの装飾の追加と、マゼンタ系のカラーで塗装されているのが特徴です。

緑色系の量産機を赤系に塗装して、頭部に飾りを追加すれば、通常の3倍強そうに感じますが、第1話では見事にエアリアルの引き立て役として、大破、敗北しております。

キット紹介

今回のキットは、水星の魔女 HGシリーズNo.03として、テレビ放映開始の翌週に発売となっております。本来、ディランザ量産型がベースの機体ですが、第1話での活躍(?)もあってグエル専用機から発売となっています。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

ランナーは全て「HG 1/144 ディランザ」表記でPS素材になります(一部KPS)。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HG 1/144 ディランザ (グエル専用機)」をレビューしてきました。

前週作成したガンダムエアリアルと同様に、コスト抑えながら、作りやすさや完成レベルを維持することに成功している良キットでした。

ただ、C形関節(パチンとはめるタイプ)やポリキャップを使用しない、KPS同士のボールジョイントなど、「すぐに関節ゆるゆるになるんじゃないの?」といった心配はあります。

しかし、組み上げた今現在は、関節もしっかりしているし、比較的大きく曲げるのは苦手そうなデザインですが、各部もよく曲がり、ポーズも決まるので、今後発生するかわからない事を心配をするのではなく、今を楽しめばいいのかなとも思います。

また、冒頭にも書きましたが、今回はゲート処理ほとんど行っていません。

前回エアリアル作成した時にかなり進化したゲートだと感じたので、ニッパーと軽くデザインナイフのみ使用して作っています。

切れ味がいいニッパーは必要ですが、白化もすることなく、傷になることもほとんどなく組み上げられました。あまり目立ちませんが、ゲート部も大きく進化しています。

一話では完全にかませ犬となっていた、グエル君。今後、ライバルとしてちゃんとのし上がってくるのか、ジェリドのように汚名挽回を繰り返して最後まで行くのか、1年間見守っていきたいと思います。

それより、この機体って、3話以降に出てくるのだろうか?、2話見た限りでは新型機(?)に乗り換えちゃうような…(出番終了なのか!?)

そんな、「HG 1/144 ディランザ (グエル専用機)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 今回は胸部の色分け頑張っています
  2. シールド内にマシンガンもトーチもマウント可能
  3. 跡が残りずらいゲート

キットの残念ポイント

  1. 赤紫部分の成型色はもうちょっとピンクよりでもよかったのでは
  2. 脚部側面にできる、大きな合わせ目
  3. 平手も欲しい

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ+細ゲート
  • 腕付け根:ボールジョイント(KPS)+引き出し関節
  • 脚部付け根:本体側固定+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)
  • クリヤーパーツ:パルチザンとトーチのビーム刃
  • パッケージ:水星の魔女シリーズフォーマット
  • 派生キット:HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:MD-0032G
  • 名称:ディランザ (グエル専用機)
  • 搭乗者:グエル・ジェターク
  • 所属:ジェターク寮
  • 商品価格:1,760円(税10%込)
  • 発売:2022年10月08日
  • 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)

HG ガンダムエアリアル レビュー

鉄血以来5年ぶりのガンダムTVシリーズの主役機、ガンダムエアリアルのHGモデルを見ていきます。

機体紹介

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主役MS

水星からスレッタ・マーキュリーとともにアスティカシア学園に編入してきMSが「ガンダムエアリアル」です。

この世界ではGUND(身体拡張機能技術)を使用しパイロットとMSをGUNDでリンク可能とするシステム、GUNDフォーマット搭載MSをガンダムタイプと呼ぶとのことです。

平たく言うと、水星で開発された主人公の乗る、GUNDという技術でサイコミュみたいに機体や武装の制御ができるガンダムタイプMSといったところでしょうか。

キット紹介

2022年10月2日の放送開始に合わせて、前日の10月1日発売されたのが「HG 1/144 ガンダムエアリアル」です。

PROLOGUEで登場した2機のMSが先に発売されていたため、主役機ですがシリーズナンバーは03、完全新規でのキットとなっています。

新しい年号、A.S.(アド・ステラ)の物語なので、どのような機能があるのか、詳細は不明ですが、シールドが分割してビットのように攻撃できたり、機体のハードポイントに接続して機体性能の向上にも使用できるようです。

デザイン的なポイントとしてはシェルユニットと呼ばれる、クリアーパーツの裏側にある配線のようなものが発光するのがポイントのです。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

表記と素材は全て、「HG 1/144 ガンダムエアリアル」でPS素材です。CパーツはおそらくKPSです。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

おまけ

「GUNDAM NEXT FUTURE –TOKYO BASE-」の入場特典のディスプレイスタンド使ってみました。

水星の魔女のロゴが入っている簡単なものですが、これ見てエアリアル購入しようかなと思ったので、まんまとバンダイスピリッツの販促策に引っかかっております。

周辺の穴はこの後発売のスレッタのFigure-riseや来年発売予定のウエポンディスプレイに対応とのことです。

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムエアリアル」をレビューしてきました。

久々のTVシリーズの主役機とあって、なかなか力の入った1台でした。

価格設定を抑える工夫、肘の片持ち関節や、ヒザや足首のC型関節、腰のサイドアーマーも可動はするけど、はめ込むだけと、コストダウンを感じるところと、頭部の色分け、シェルユニットの印刷仕上げ、クリアーパーツの多用と、初心者がプラモデルを作ったときに、ちょっとがっかりしそうなネガ要素を極力つぶした製品に思われました。

また、これはデザイン的な特徴にもなりますが、スミ入れしやすそうなラインも多数あるので、ちょっとしたバージョンアップの入り口としてもすぐれていると感じました。

テレビ放映という機会を活かして、新しい顧客を逃すまいと、バンダイスピリッツの気合を感じるコストと作りやすさを両立したキットでした。

長いものに巻かれてみるのも悪くないと思った、「HG 1/144 ガンダムエアリアル」でした。

キットのグッドポイント

  1. 執念を感じる、頭部の色分け
  2. 価格も抑えつつ、商品力も維持する努力が感じられる
  3. 低価格でも発光状態再現済みのシェルユニット付属(主役機のなせる技か!?)

キットの残念ポイント

  1. 腕を動かすと、胸のシェルユニットが外れて飛ぶ(個体差または工作制度の問題かも)
  2. 足首ブロックが左右に振れない
  3. ひざや足首などのC型関節は将来的に強度が不安

技術ポイント

  • ゲート:くさび形Ⅱ+細ゲート
  • 腕付け根:ボールジョイント(KPS)+胸部ハの字可動
  • 脚部付け根:本体側固定+脚部側3軸
  • 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(L字接続)
  • クリヤーパーツ:各部シェルユニット、ビームサーベル、ライフル用ビームエフェクト
  • パッケージ:水星の魔女シリーズフォーマット
  • 派生キット:なし(2022年10月現在)

キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
  • 型式:XVX-016
  • 名称:ガンダムエアリアル
  • 搭乗者:スレッタ・マーキュリー
  • 所属:シン・セー開発公社
  • 商品価格:1,430円(税10%込)
  • 発売:2022年10月01日
  • 積みプラ解消: -6cm(パッケージの高さだけで算出)