「MG」カテゴリーアーカイブ

MG ガンダムヴァーチェ レビュー(ナドレ編)

今回は「MG 1/100 ガンダムヴァーチェ」をレビューしていきます。

機動戦士ガンダムダブルオー1stシーズンに登場した機体で、ソレスタルビーイングのガンダムマイスター、ティエリア・アーデの乗機となっています。

大火力、重装甲で4機のガンダムの中では大型の機体ですが、皆さん既にご存知の通り、装甲をパージすると、中から「ガンダムナドレ」が出てくるという秘密があります。

今回のMGでは、そんなナドレの隠れ機能もしっかり再現されたキットとなっています。

今回は大ボリュームのキットなので、前半(ナドレ編)と後半(ヴァーチェ編)に分けてレビューしていきます。

一応、塗装も念頭にはおいていますが、まずは素組で見ていきます。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材は全てPS素材でABSなし、ポリキャップのなしです。関節部はKPS、ナドレの髪のIパーツは少し柔らかい仕上げになっています。表記は「GNフレーム」、「ガンダムヴァーチェ」、「ガンダムナドレ」の3種類あります。

ナドレ表記があるってことは、そのうち単体で発売されるのか!?と勘ぐってしまいます。

各部組立 ナドレ編

頭部

胸部

太陽炉&GNドライブ

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

フレーム

外装装着

ギミック&可動

アクション

比較

ガンダムヴァーチェ編へ続く

  • 登場作品:機動戦士ガンダム00
  • 型式:GN-004
  • 名称:ガンダムナドレ
  • 搭乗者:ティエリア・アーデ
  • 所属:ソレスタルビーイング
  • 商品価格:8,800円(税10%込)
  • 発売:2021年11月27日
  • 積みプラ解消: -cm(パッケージの高さだけで算出)

MG ガンダムデスサイズヘル EW レビュー

今回は『MG 1/100 ガンダムデスサイズヘル EW』をレビューしていきます。

設定が混乱しやすい、ガンダムWシリーズ。こちらはOVAのエンドレスワルツ版(EW版)のデスサイズヘルになります。MGのウイングシリーズは、TV版ウイングガンダム以外、全てEW版としての商品化になっており、EWには登場しない、素のデスサイズもEW版として商品化されております。

一方、最近シリーズ展開中のHGはTV版での商品化となっています。

簡単な見分け方としては、大河原デザイン=TV版、カトキデザイン=EW版といった表記になっているというのが、一番わかりやすいかもしれません。

では、デュオの相棒見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

各部組立

頭部

黒サフ、シルバー、クリアーグリーンで塗装したところ、暗くなってしまったので、上から蛍光グリーン吹いてます。透明感無くなって下地シルバーの意味なくなってしまっております。

胸部

アクティブクローク

腕部

腰部

足首

脚部

つま先でデスサイズと判断できそうです。

武装

フレーム完成

素組完成

アクティブクローク閉じた状態

ギミック&可動

アクション

塗装

now paiting

比較

完成後の専有面積の観点では成績悪い2台です。ウイングはさすが最新のVer.Kaと言うべきか、情報量多いです。

まとめ

今回は『MG 1/100 ガンダムデスサイズヘル EW』を 見てきました。

商品はガンダム2.0やザク2.0から2年後の発売となっており、最近のMGよりもフレーム部がしっかりしている印象でした。

ただし、当時物の特徴として、フレームはほぼ全部ABS製となっているため、PS素材と比較して、組み易さや塗装時の安全性などが劣る点はありますが、致し方なしかと思います(とはいえ、今回はラッカー系のクリアコートしておりますが)。

また、頭部のバルカン部や、ほほのダクトのフィンまでキッチリ色分けされており、ツインアイ以外はマスキングする必要が無い点も高評価かと思います。

素のデスサイズから追加されたアクティブクロークも存在感バツグンで、可動、収容状態への変形、そして大きさも申し分ないです(展示時の場所の確保は大変ですが)。

ただ、アクティブクロークも肩の白い部分も引き出し可動時の動きがもう一つ固くて、動かすのは結構苦労します(クリアコートしていなければスムーズかもしれませんが)。

最近のMGに比べるとMSの中身にもこだわっている時代のキットで、(たぶん)シリーズでフレームも統一されていて、開発経緯なんかも妄想しながら組み立てられるつくりは楽しいです。(MGシリーズの醍醐味だと思っていましたが、最近はRGにとってかわられてきてますね)

一般販売のノーマルセットにプレバン&一般販売のヘビーアムズ改、サンドロック改、アルトロンにデスサイズヘル、更に武装追加(アーマディロやイーゲル他など)タイプ、どのセットでそろえるかはそれぞれの好みになりますが、自宅にガンダム5機並べるのは悪くないです(我が家にはEW版で揃っているんであと3台作るだけか)。

以上、MG デスサイズヘルのレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 頭部は1パーツだが、フルフレーム構造
  2. 収納形態もアクション時もよく動くアクティブクローク
  3. マスキング不要なパーツの色分け

キットの残念ポイント

  1. 収納時のアクティブクローク中央部のロックが貧弱
  2. ビームシザース持たせるときの、反った親指が再現できず
  3. 肩アーマーの白い部分とアクティブクロークの引き出しが硬い

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
  • 型式:XXXG-01DD2
  • 名称:ガンダムデスサイズヘル
  • 搭乗者:デュオ・マックスウェル
  • 所属:L2コロニー
  • 商品価格:4,950円(税10%込)
  • 発売:2011年02月26日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka レビュー

今回は『MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka』をレビューしていきます。

TV版終了後に作成されたOVA作品「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場した機体です。筆者などは「ゼロカスタムじゃなかったっけ?」みたいな感じでございますが、現在は「ウイングガンダムゼロEW」で統一されているようです。

一般店頭発売のMGとしてはMGEXも含めると2020年4つ目のキット、ウイングガンダムEWとしてはMGでは2度目の商品化、Ver.Kaブランドで実質の2.0となっております。

残念ながら1.0版は手元にないので、比較はできませんが、完全新作の最新MG Ver.Ka の出来はどのようなものか?といった視点で見ていきたいと思います。

インナーフレームはクリアコートのみ、素組の後、外装は塗装、デカール、クリアコートで仕上げていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

GパーツのみABSとなっております、それ以外はPS&KPS素材です。ABS使用されているのはちょっと驚き。

スタンド付属です。大きさはアクションベース1と一緒ですが、台座のモールドは異なります。

以下作成中…

各部組立

インナーフレームはつや消しクリアコート済みです。ABSのGパーツは水性のプレミアムトップコート、PS素材パーツはMrスーパークリアUV Cutつや消しを使用しています。

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

スタンド

フレーム完成

素組完成

翼なし状態

翼有り

ギミック&可動

アクション

変形

大気圏突入モード

ネオバードモード(大気圏外モード)

ネオバードモード(大気圏内モード)

まとめ

今回は「MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka」をレビューしてまいりました。

アナザー宇宙世紀の機体は久々のレビューとなります(Gガンダム以来かな)。背中に生えた大きな翼など、UCものではおそらく絶対付かない装備も背負える辺りがアナザー物の魅力の一つだと改めて実感したキットです。

一昔前でしたら、こんなに大きな翼はパーツ数やコスト制約のために若干小振りだったり、目に見える形で残念な部分があったりしていたものですが、時代は変わり、本体とのバランスを取りながら、よりボリューミーにカッコ良く仕上がっております。

また、こんなに大きなパーツを背中に背負っているにもかかわらず、(ポーズには制約ありますが)自立できるところも驚きです。

膝の可動範囲を広げるためのふくらはぎの仕掛けも少ないパーツ数で非常に効果的に行われていたりと、MGシリーズとしてのレベルアップ部分も見ることができ、作成してて、なかなか興味深いキットでした。

新設定のバード形態もあり、ウイングガンダム自体の可能性を広げ、またキットとしてもバリューを高めている点も評価できる好キットだと思います(変形させるかは置いといて)。

ここ最近のVer.KaがMGEXのユニコーンや、ダブルゼータ関連と派手めなものが続いていたので、正直なところ次回作が「ウイングガンダムEW」と聞いた時は、少し物足りなさを感じた部分もありましたが、流石は最新のVer.Kaと感じることができる、シリーズの基本を支えるであろう1台でした。

キットのグッドポイント

  1. 後ろヘビーですが、ぎりぎり自立可能なボディバランス
  2. 膝の屈伸に対する新しい試み
  3. 全体的に組みやすいがしっかり動くパーツ構成

キットの残念ポイント

  1. シールドの取り付けがゆるめ
  2. 同じく前腕のアーマー部がゆるめ
  3. バスターライフルのパーティングラインを消すのが結構大変
  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
  • 型式:XXXG-00W0
  • 名称:ウイングガンダムゼロEW
  • 搭乗者:ヒイロ・ユイ
  • 所属:
  • 商品価格:6,050円(税10%込)
  • 発売:2020年11月28日
  • 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)

MGEX ユニコーンガンダム Ver.Ka レビュー

今回は『MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka』を全塗装でレビューしていきます。

ガンプラ40周年に合わせて立ち上げられた新グレード「MGEX」(MASTER GRADE EXTREME)の第一弾として発売となりました。EXTREMEを調べてみると、「極度の、非常な、極端な、過激な、いちばん端の、先端の」といった意味だったので極限のマスターグレードといったところでしょうか。

キットは「極限の“発光機構”」をテーマとして、1/100でサイコフレームの発光(赤、緑)を新開発の「フレキシブルLEDシート」で再現したものととなっております。

またキット本体もカトキハジメ氏完全監修による完全新規造形、可動範囲や変形機構も見直されてアップデートされていると盛りだくさんな内容となっております。

内容も盛りだくさんですが、価格もびっくり25,300円(税10%込)!!! パーフェクトグレード+LEDユニットとほぼ同額、通常サイズの1/100 MSとしてはかつてない高額商品となっております。

果たして、超弩級の新製品はその価格に見合ったキットになるのか、興味が尽きない新ブランドのユニコーンガンダムをレビューしていきたいと思います。

フレーム含め本体は全塗装の予定です。

ボリューム満点な内容なので、都度アップの追記型で行きます。

正直、(9月12日の)朝まで、購入するか、見送るか悩みましたが(だって2万円オーバー)、PS5のために溜めてたポイント半分放出で購入、やはりガンプラブログやっている以上避けて通ってはいかんと矜持を胸にレビューしていきます!

パッケージ&内容物紹介

パッケージの縦横はFAZZやMGサザビーと同サイズ(高さは違うかも)です。パッケージのユニコーンは右の肩と胸だけサイコフレームが赤になっています(変色途中ということか?)左側にはユニコーンモードの頭部がアップになっています。プレバン仕様のパッケージはどちらもユニコーンモードなのか、左側はデストロイモードなのかは不明です。

サイズが大きすぎて、我が家のバックシートではカバーしきれませんでした。

組立説明書は全64ページの冊子タイプとなっています。

これ見ているだけでも1日楽しめそうです。しかし、完成写真は少な目です。

ランナー紹介

クリアパーツ(J~M)とMP1 (エモーションマニュピレーター)はABS素材、それ以外はPS素材になります。

ライフルとバズーカ(N、Oパーツ)は通常MGと共通ですがライフルのグリップ部は新造(Aパーツ)されています、「MG1/100ユニコーンガンダム」表記。MSケージ部分(P~Y)は全て「MG1/100 MS CAGE」表記となっています。LEDの配線に絡む、P、R、X、Yの各ランナーは新規かともいますが、それ以外のケージ用のパーツは以前の物のようです(MS CAGEは手元にないため確認できず)。

本体周りはここまでで、これ以降はMS CAGEと一部ビームガトリングのランナーになります。

各部組立

台座

発光ユニット組み込んだ台座部分から組立となります。本体台座と発光用の配線が必要なシールドの台座から組んでいきます。

ケージの上物は一番最後になっています。

普通のアクションベースとは違い、結構重要パーツになるので塗装はしませんが、つや消しクリアーコートは行います。

ここからいよいよ本体に入っていきます。

今回の仕上げ方法ですが、せっかくの高額キットなので、全塗装、水転写デカール&スミ入れ、クリアコート仕上げで行っていきます。

LEDシート通しながらの製作で、分解に気を使いそうなので、塗装してからの組立となります。速報レビューは他サイトでもございますので、ここではそれなり仕上げで行い、スピードにはちょっと目をつぶっていきますので、よろしくお願いします。

胴体部フレーム

足首フレーム

脚部フレーム

腕部フレーム

頭部フレーム

腰部フレーム

フレーム完成

塗装

外装はあとからの取り外しがかなり難しいと思われるので、塗装、水転写デカール、クリアコートを全て終わらせてからかぶせていきます。

今回はホワイト部分はRGのユニコーンに習って、真っ白とちょいグレーのツートン仕上げにして情報量の増加を狙っています。パーツ分割が異なっていた、コクピット上部の段差のみ塗り分けしておりませんが、それ以外はまんまRGからパクッテます。

また、本体の白はパール塗装も考えたのですが、真っ白ににこだわって隠ぺい力の強いアルティメットホワイトにしてみました。

塗装レシピ

  • 胴体ホワイト:ガイアノーツ アルティメットホワイト 半光沢クリヤー仕上げ
  • 胴体薄いグレー:ガイアノーツ コールドホワイト フラットクリヤー仕上げ
  • ランドセル・スリッパ青:ミスターカラー ティターンズブルー2 フラットクリヤー仕上げ
  • 関節部:ミスターカラー マホガニー6:ブラック3:グレー2 ぐらいで混ぜて調整 フラットクリヤー仕上げ
  • Vアンテナ黄色部:ガンダムカラーイエロー10(メタスのボディ色) 光沢クリアー仕上げ

スミ入れはガンダムマーカーシャープペンを使用し、水転写デカール貼ってから、それぞれの艶でクリアコート仕上げとなっています。

クリアコートに関してはUV CUTタイプを使用しています。半光沢はUV CUT仕様がないので、いったんUV CUTの光沢を吹いてから半光沢にしています。

せっかくのコーションデカールも日に焼けるのは勘弁してほしいので上記の対応を行っています。

外装胴体

外装足首

外装脚部

ランドセル

外装腕部

頭部外装

武装

塗装済み完成

ギミック&可動

身体全体にLEDシートが張り巡らされているため、関節を大きく動かす際は緊張いたします

アクション

発光3パターンです、頭部のみ、サイコフレーム赤、同じく緑です。

発光

比較

まとめ

今回は『MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka』をレビューをレビューしてきました。

RG以来の新ブランド『MGEX』! その第一弾として選ばれたユニコーンガンダムですが、1/100サイズで発光、しかも赤と緑に変色し、本体も可動し、変形もすると内容盛りだくさんなキットとなっております。

肝心な本体も各関節や変形機構もかなりしっかりしており、触るだけで部品がボロボロ落ちてきてた(便宜的に)Ver.1.0のMGからは大きな進化をしております。

変形もかなりやりやすくなっており、一度変更したら二度と行わない!といったことはなさそうです。

サイコフレーム発光させると、非常に美しく、完成させるとかなりな満足感を得られます。赤で発光させても頭部だけはきちんと緑で発行する辺りがよくできてます。またユニコーンモードでスリットから漏れる光がかっこいいです。

ただ、発光制御用の重要パーツを入れるため、台座がかなり大きいサイズとなっています。もう少し小回りの利くサイズの小さい台座が欲しかったのと、この台座自体はMGユニコーンのケージ付きモデルからの流用となっているため、ユニコーンガンダム登場シーンに引っ張られ、カーディアス・ビストの最後のシーンを再現するフィギュアとコクピットのバナージは私服バージョンとなっております。それはそれで構いませんが、パイロットスーツタイプも欲しかったというのが正直な感想です。

また、武器(マグナムの一部、バズーカ、ガトリング)もMG1.0からの流用となっており、バズーカ後方パーツが差替えだったり、ガトリングのスコープの裏に肉抜きがあったりと、ちょいちょい気になる部分も散見されます。

それもこれも、やはり定価 25,300円(税10%込)に見合った内容かと考えるとどうしても目につきます。

内容的には確かに画期的な部分も多いのですが、組んだ印象としては1万円台後半が妥当かなといった感じです。実際この記事を書いている2021年1月後半では大手通販サイトでは1万6千円台で探すことができます。おそらくこのあたりが適正価格かなと思います(結構下がってて個人的にはショック)。

また今回の肝である新開発LEDシートも、初めて扱う場合はやはり気を使いました。プラモデル作り馴れている方は、全神経をLEDシートの折り曲げや内蔵させることに集中できますが、初心者には少しハードルが高い内容かと感じました。

しかし、動かせて、変形して、二色に光る1/100ユニコーンは手間暇かけて作っても納得の一台でした。正直水転写デカールと6個のビームガトリングの途中で何度か折れかけましたが完成までたどり着けて良かったです。

1万円台後半であれば、オススメ出来る1台です(2万円超えたらちょい考慮)。

以上、『MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka』のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. しっかりした作りの本体
  2. サイコフレームの輝きが美しい
  3. 変形も洗練された
  4. ビームマグナムのアップデートは何気にうれしい

キットの残念ポイント

  1. 台座がデカすぎる、また乾電池の入れ替えが非常にきつい。ケージは無くても良かったのでは。
  2. パイロットスーツのバナージもつけてほしかった
  3. (価格を考えると)ガトリングのスコープ裏の肉抜きはいただけない
  4. エモーショナルマニュピレーターの指がポロリしやすい。
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:RX-0
  • 名称:ユニコーンガンダム
  • 搭乗者:バナージ・リンクス
  • 所属:フリー
  • 商品価格:25,300円(税10%込)
  • 発売:2020年09月12日
  • 積みプラ解消: -13cm(パッケージの高さだけで算出)

MG リ・ガズィ(ユニコーンVer.)レビュー

今回はMG リ・ガズィ(ユニコーンVer.)をレビューしてまいります。

UC版の渋めなカラーリングもいいのですが、やっぱりなじみのある「逆襲のシャア」仕様のカラーリングで外装は塗装して仕上げていきます。

はっきり言って、このキットの発売がアナウンスされるまで、ユニコーン本編にリ・ガズィが出ていることを全く知りませんでした。手持ちのガンダムユニコーン設定資料集にも記載されていませんでしたし、登場シーンも1秒前後と予備知識なしで気が付くのは至難の業だったかと。

UC版のレビューはあちこちで行われているともいますので、逆シャア版Ver.1.5といった完成を目指します。

作業工程は、パーツ切り出し、外装部を全塗装→スミ入れ→クリアコート、フレームはつや消しクリア、合わせ消しは最小限、デカールは状況見てといった内容で製作してまいります。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはボディカラーをイメージした紫がかったブルーです。

側面はいつも通り注意事項と製品番号などです。

取説は専用の物になっています。表紙はパッケージの完成写真、イラストではなくキットベースの加工写真です。

背表紙以外の中面はモノクロで機体解説などもないため、この機体が逆襲のシャアでアムロが使用したものを修理したのか、別機体なのかといったことも謎のままです。

ランナー紹介

ベースのリ・ガズィのランナーに先行販売されていましたリ・ガズィカスタムと今回オリジナルになるランナー構成です。素材は全てPS素材となっています。

Aパーツ イロプラ  リ・ガズィ 共通 ライフルは余剰になります。

B1・B2パーツ ブルー BWSになります。

Cパーツ ライトグレー 旧MG共通 胴体や頭部は余剰パーツになります。

Dパーツ  ブルー  胸部、シールドは使用しません。

Eパーツ  ライトグレー  脚部の外装中心です。

Fパーツ グレー 2枚付属 脚部のフレームです。2枚入っています。

Gパーツ  グレー  胴体やバックパックのフレーム部になります。

H1パーツ パープル 今回はこのランナーは全て赤に塗装される予定です。

H2パーツ  ブルー  変形時の台座です。

Iパーツ  ライトグレー  シールドと機首になります。

Jパーツ  ブルー  足首周りです。

Kパーツ  グレー  旧MGから変更のない脚部のフレーム

Lパーツ  ライトグレー  主翼です。

Mパーツ クリアーイエロー サーベルのビーム刃です。

MPパーツ グレー 追加されたハンドパーツになります。

XAパーツ イロプラ 頭に「X」ついたパーツが新規パーツになります。新規のライフルとクリアパーツです。

XBパーツ グレー 表示はリ・ガズィですが、リ・ガズィカスタムと共通です。

XCパーツ グレー リ・ガズィカスタムの同パーツから部分使用です。2枚入っています。

XDパーツ  ライトグレー  新設された頭部や腹部です。

XEパーツ ライトグレー こちらもUC版用の新規パーツです。

XFパーツ ブルー こちらもリ・ガズィカスタムからの部分使用です。

PC-122パーツ ポリキャップになります。

ベースキットの古さを感じさせられるビスです。

ホイルシールです。眼とセンサー部になります。色分け用のシールは無しです。

水転写デカールです。新規デザインです。

各部組立

頭部

今回の目玉の一つ頭部です。この時点ですべて塗装済みです。

塗装の詳細はまとめの項目で説明いたしますが、目とカメラはガンダムマーカーの蛍光グリーン使用しています。目の周りはタミヤのエナメルブラックです。

頭部バルカン部分も色分けされています。

余剰パーツで組むことができる、旧頭部との比較です。幅も高さもスリムになりました。

パーツ分割も見直され側面に出来ていた合せ目も無くなっています。

後頭部カメラ部分は大きく変更されています。

胸部

胸部のベースはリ・ガズィカスタムと共通です。外装が新規となっています。

水色部分の下から二つ目のブロックの真ん中の合せ目にすき間ができるのが気になります。背中にたくさん穴が開いていますが、リ・ガズィカスタム共通化のためで、実際に使用するのは2カ所です。

こちらも余剰パーツで組むことができる、旧MGの胸部との比較です。胸部ダクトやコクピットハッチの位置でもわかるように、全体的にバストアップされており、形状の見直しが大きく行われています。

ランドセル

ランドセルは旧キットと共通です。サーベルラックの機構が少し複雑です。

腕部

上もマニュピレーター以外は旧キットと一緒になっています。指は親指だけ可動であとの4本は固定差し替えです。

腰部

腰も旧キットと共通です。

足首

足首も共通部分になっています。

脚部

脚部は付け根部分に関節が増設されています。リ・ガズィカスタムと同じ構造になっています。

太もも部分の外装は新規パーツとなっています。全体的に細くて長い印象です。

武装

ライフルは新規パーツとなっています(比較わすれてた)。ライフル用のハンドパーツが付いています。グリップの正面側にダボ穴があるタイプになっています。

B.W.S

B.W.Sは変更ありません。翼の前の黄色いダクトパーツが緩いので接着しました。

その他

B.W.S合体用のパーツと置台、立ち姿のパイロットフィギュアです。

塗装済み完成

各部塗装、スミ入れ後に組上げた状態です。塗装だけで逆襲のシャア版Ver.1.5 にすることができます。

ギミック&可動

首は前後に大きく動かすことができます。

肘はしっかり折りたためます。

胴体側の関節の可動範囲が広いので、大きく腕を上げることが可能です。

引き出しも出来ますが、あまり可動範囲は大きくありません。

腰も新設されたブロックの恩恵で前後左右に可動が出来るようになりました。

膝は良く曲がります、足首もそれなりに可動範囲が広いです。

腕のグレネードのふたが開いて弾倉が前にスライドします。ふた部分はもうちょっと開いてほしい感じです。

本体側のパーツが変更になっているせいか、サーベルラックのふたを開けるとき ボディと干渉します。既に塗装がはがれ気味…

ランドセル側面の小翼が開閉します、背中のスタビはゼータタイプのお約束。

腰のグレネードもスライドして発射形態になりますが、一度本体から外す必要があります。

アクション

ライフルリニューアルされましたが、構えずらさは相変わらずです。

B.W.S

変形手順の動画です。なかなかカチッとは出来ておりません。変形時に頭部のアンテナ折はしないかと、かなりヒヤヒヤしました。

おそらくもう二度とB.W.S形態にすることは無いと思います。

段落撮影後に各部調整してきっちりできました。

スタビ立て忘れておりました

横から見ると厚みが気になります。この角度では見ちゃいけませんね。

比較

リ・ガズィカスタムとの比較です。骨格は同じパーツ使用しておりますので、全高は変わらずです。

カスタムは背中が重いです。

まとめ

「MG リ・ガズィ(ユニコーンVer.)」のレビューを行いました。といっても、出来上がりは「逆襲のシャアVer」となっております。

キットの内容としては、リ・ガズィカスタムで肩や脚部、腹部の関節を増設したフレーム使用して、頭部や胸部パーツをリニューアルして元々のリ・ガズィの形状を再現した内容となっておりました。

頭部の小型化や、胸部の形状変更で見た目はかなりかっこよくなり、新造された関節部のおかげでポージングの幅も広がり、20年前のキットが令和でも見劣りすることのないMGとなって蘇っております。

今後、素組でもこのカラーリングで完成させることができる、逆襲のシャア版Ver.1.5がどういった方法で販売されるのか、または販売されないのかは気になる所です。

リ・ガズィはまだ色の塗り替えだけで再現可能でしたが、MGドワッジからのドムや、HGビルドガンマガンダムからのHGリックディアスなど、お金と時間かけてニコイチ+小改造で再現しなければならないのか、または何らかの形でVer.1.5として販売されるのか、今後の展開や発表を見守っていきたいと思います。

あと、やはりB.W.Sはデカい!、そして合体させることはもうないかも&飾りもしないかも… 

もし一般でもプレバンでも逆襲のシャア版1.5が発売されるのならば、B.W.Sなしでも問題ないかもと思います。果たしてリ・ガズィ購入した人の何%が作成後にB.W.S使用しているかといったら、3%以下と予想します。

塗装に関して

どうせ塗装して作るならということで、なじみのないユニコーン版ではなく、逆襲のシャア版カラーで塗装いたしましたが、塗り分けパターンも全く同じだったため、ランナーの色ごとに塗装しなおすだけで、良く知ったアムロ大尉のリ・ガズィとなりました。

今までかたくなに、クレオスのMrカラーばかり使用しておりましたが、今回は初めてガイアノーツカラーを本体の水色と青、武器、バーニアのグレーの部分に使用しております。

店頭で見ててかなり近い色味だなと思い使ってみましたが、ほぼイメージ通りでした。

水色部分はボトムズカラーの「ライトブルー」、青の部分は同じくボトムズカラーの「ネービーブルー」を使用しています。説明見たところ、ボトムズ用ですがサンライズ監修とのこと。ガンダムで使用されててもおかしくないと思われイメージに近く仕上がったのも納得です。

武器とバーニア部のグレーは「ニュートラルグレーⅣ」を使用、赤はミスターカラーのモンザレッド+黒少量、イエローはストックがまだあるガンダムカラーのイエロー2、関節部は缶スプレーのつや消しクリア(UV CUT)です。バーニア中央部などはタミヤのエナメルブラック使用してます。

ガイアノーツ使用して驚いたのは、その隠ぺい力の強さです、結構感動ものでした。工程的にも結構短縮できたかと思います。今後も積極使用していきたいと思いました。こんないいいなら「早く言ってよ~」って感じです(みんな言ってたって)。

キットのグッドポイント

  1. カッコよくなった頭部、やっと納得いくリ・ガズィの顔を手に入れたか!?
  2. 顔だけにと止まらず、胸部にライフルなど気になる部分も手抜かりなく新造
  3. 良く動く腕の付け根

キットの残念ポイント

  1. リニューアルしきれなかった足首と脚の付け根のボールジョイント型ポリキャップ(将来的に緩みそう)
  2. 変形機構があるためか、足首の接地感がいまいち
  3. リニューアルされても構えが決まらないビームライフル(元々のデザインの問題ですが)
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:RGZ-91
  • 名称:リ・ガズィ
  • 搭乗者:アムロ・レイ、ケーラ・スウ
  • 所属:地球連邦軍ロンドベル隊
  • 商品価格:5830円(税込み)
  • 発売:2019年12月
  • 積みプラ解消: -12.5cm(パッケージの高さのみで算出)

MG マラサイ レビュー

今回は『MG 1/100 マラサイ』のレビューを行います。

ザクVer.2.0以降に完全新規で開発、販売されたマスターグレードになっています。

機体は本来、アナハイムエレクトロニクス社からエゥーゴへ納品される寸前で、政治的な配慮で急遽ティターンズへ無償提供された経緯があります。

ティターンズもは本来ジオン残党せん滅を目的に組織されたはずなのに、ハイザックだけではなく、無償提供とはいえマラサイまで、こんな見た目がザクっぽい機体をよく使用するよな~とも思ってしまいます。

そんなザク系の外観を持つこのMS、スタンダードな量産機に、LEDユニット搭載や新しい形のアクションベース取付ジョイントなどの試みが試されています。

今回は関節などのグレー部分はつや消クリアー、それ以外の外装部分は全塗装で仕上げていきます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはマラサイが初めて登場した、月面での強襲シーンと思われます。

店頭販売商品だけあってサイド面もしっかり解説入っています。

取説はMG準拠の中面カラー解説付きの豪華なものです。地味に2-3ページ目にある機体解説も毎回楽しみにしております。

ランナー紹介

ビームサーベルとポリキャップ以外は全てマラサイ専用でPS素材となっており、ABSは使用されていません。

Aパーツ  イロプラ シールドや動力パイプの芯になっています。

Bパーツ レッド 胴体やバックパックです。

Cパーツ レッド 2枚付属で足首や前腕です。

Dパーツ グリーン 動力パイプです。 2枚入っています。

Eパーツ オレンジ 脚部や頭部です。

Fパーツ オレンジ 脚部中心で2枚入っています。

Gパーツ グレー ライフルやバーニアです。このランナーは他のグレーのランナーと色味が違っています。

Hパーツ グレー ランドセルと胴体のフレームです。

Iパーツ グレー 脚部やハンドパーツです。

Jパーツ グレー 脚部、腕部のフレームです。

PC-200 ポリキャップです。

SB1 クリアーイエロー ビームサーバルの刃です。

左がガンダムデカール、右がマーキングシールです。マラサイ用の水転写は無かった気がするので、どこかでティターンズマーク探してこなければって感じです。

各部組立

頭部

頭部のフレームです。組立説明書見た段階では、フレームだけで組む場合、オレンジの部分(ここでは未塗装)必要かと思いましたが、なくても形になりました。

逆に首周りのオレンジのパーツが無いと胴体とつながらないので、この後の工程からは入れ替えています。

この時点ではもう見えませんが、モノアイが点灯するように、回転用の支柱の下半分はクリアーパーツになっています。

この時点で塗装終わっています。モノアイはクリアーグリーンで塗っています。

兜かぶせる前の状態です。何となくスターウォーズ エピソード6でマスクを外したダースベーダーを連想しました。

さすがMGといった感じで、難しい裾の部分の形状も見事に再現されています。

首の付け根にLEDユニットを組み込みます。

胸部

肩の引き出し部分の構成はザクVer.2.0によく似ています。

LED組み込む関係で襟部分は頭部側についています。

腕部

腕のフレームの作りもザクによく似ています。

シールドの大きさが特徴的です。

腰部

リアスカートは外装付けないときちんと固定されません。

動力パイプは腰側につきます。

足首

足首もかかと部分の可動はオミットされていますが、ベースはザクとよく似ています。

がっちりした足首です前後で可動します。

脚部

動力パイプは固定パーツです(よかった)。

バーニア部分の赤い部分は色分けされています。

ランドセル

バーニア内部の赤い部分だけは今回マスキング塗装が必要な部分でした。緑のセンサーはクリアーグリンです。

武装

武装はライフルとサーベルだけでシンプルです。

ハンドパーツ

固定指(親指のみ可動)と可動指の2種類のベースがあります。

可動指は第二関節しか動かず、武器の持ち手というよりは平手に代わる、表情付けのハンドパーツとなっています。

ラウンドフォーミングジョイント

大気圏突入シーンを再現する、専用ジョイントです。

フレーム完成

フレーム状態での可動域、バランスは良好です。フレームの段階でザク色強いです。

塗装済み完成

塗装済みの外装取り付けています。オレンジ部分は塗装する前まで、調合でグレー入れすぎでリアルタイプカラーになっちまったかと思いましたが、実際塗ってみるとちょうどよかった感じです。ほぼ組立説明書のレシピ通りです。

ギミック&可動

首は左右も前後も大きくは動きません。

肘はしっかり曲がります。写真撮ってませんが肩の上りはショルダーアーマー干渉してあまり上がりません。

腰は左右はあまり回転しません、左右へは写真で見るより大きく動く印象です。

膝は外装が干渉して90度強といった感じです。

足首も残念ながら大きくは動きません。

コックピットハッチは開閉します。残念ながら暗くて中見えませんが、パイロット座っております。

モノアイは兜の頭頂部を外してレバーで回します。

分かりやすくモノアイ光らせてみました。

モノアイはクリアーグリーンで塗装していますが、発光には影響ありません。

バックパックのパネルを開いてラウンドフォーミングようの取り付けパーツを接続します。

このようにアクションベースへ取り付けられます。

アクション

普通のアクションベースへの取り付けも可能です。

バリュートも欲しくなります。

比較

ハイザックとの比較です。ハイザックもプロポーションは悪くないのですが、並べると古さを感じます。ただ、この2機が1/100で並べられることに感謝です。

まとめ

今回は『MG 1/100 マラサイ』をレビューしてきました。

MGですので、フレームから構造確認しながら作成して外装をかぶせていきますが、このマラサイ、どっからどう見ても「ザク」です!

肩や腕、足首のフレームなどザクとの共通点を多数見て取ることができます。

ジムⅡとジムⅢの間にネモがあるように、ザクⅡとザクⅢの間に「マラサイ」といったところでしょうか(どちらも同時期にAEで開発されていましたし)。

キットは後発(といってもすでに7年前)のおかげもあり、マラサイの独特な形状をよくとらえており、非常にカッコいい1台になっています。

旧キットのマラサイでは正直「どうなんだ?」と思った頭部の難しいデザインも、非常にカッコよく再現されています。

フレームからくみ上げることによって、ザクから続くのMSの開発の歴史も感じられ、出来あがり後の満足度も高い好キットでした。

マラサイを知っている方には、ぜひ一度てにとっていただきたいです(LEDもオススメです)。

キットのグッドポイント

  1. 細かい色再現まで可能にしたパーツ分割
  2. 特徴的なデザインがうまく表現された頭部
  3. 組み立てやすいパーツ構成

キットの残念ポイント

  1. ここまでできたのなら、バーニア内部も再現してほしかった
  2. スパイクアーマーの取り付け部がザク2.0と比較して簡略されているため可動範囲が狭い
  3. 肩関節の動きがだるい(伝わるかな~)
  4. 隙間が微妙に空く 頭とランドセルの動力パイプ&ふくらはぎ部
  5. ダボがないので、ビームライフルが手の中でふらつく

  • 登場作品:機動戦士ゼータガンダム
  • 型式:RMS-108
  • 名称:マラサイ
  • 搭乗者:ジェリド・メサ、カクリコン・カークラー他
  • 所属:ティターンズ
  • 商品価格:4320円(発売時税込み)
  • 発売:2012年5月
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

MG ハイザック レビュー

今回はZガンダムに登場した1/100『MG ハイザック』をレビューいたします。

一年戦争後に連邦が作った「ザク」です。キット解説によると戦後余っていたザクの部品使用して、消耗部分や各ブロックの接続部分(ランドセルの取り付け部など)を連邦制の部品に変更してリニアシートにしたものとのことです。

ビーム兵器も同時に2種類使用できないとのことで、いまだにザクマシンガンを装備しております。

中途半端さが災いしたのか、パイロットにもあまり人気は無いらしく、逆襲のシャアでホビーハイザック(払下げ品)は登場しておりますが、ユニコーンで登場することもなく、1年戦争時のMS以下の扱いだったのかと想像してしまいます。

キットは2004年発売の15年落ち、しかしこの後ハイザックがリニューアルされる可能性は決して高くは無いと思うので、1/100のハイザックはこの先もしばらくはこのキットとなりますので、令和の時代に果たして通用するのか!?とみていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

Zガンダム前半のイメージです。

当時のMG標準フォーマットです。

解説はモノクロ、カラーとボリュームたっぷりです。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ 動力パイプが萎えます

Bパーツ PS素材 ダークグリーン

Cパーツ PS素材 ダークグリーン ランドセルと明日のバーニアユニットです。

Dパーツ PS素材 グリーン 脚部です。

Eパーツ PS素材 グリーン 脚部と腕部です。

Fパーツ PS素材 武装です。

G1パーツ PS素材 グレー 関節部ですがABSではありません。

G2パーツ PS素材 グレー ヒートホークです。

Hパーツ PS素材 ダークグリーン シールド中心です。

Iパーツ ABS素材 グレー 胴体フレームです。

I2パーツ ABS素材 グレー 肩関節、頭部動力パイプ、ミサイルランチャーの接続部です。

Jパーツ 合成ゴム イエロー 曲者の別素材です。色味がPS素材のパイプ部と違います。

SB1パーツ クリアイエロー ビーム刃です。

ポリキャップです。多種。

色再再現のホイルシールはつま先部分だけです。

マーキング用のガンダムデカール(苦手!)と部隊マークなどのマーキングシールです。

各部組立

頭部

モノアイは蛍光ピンクで塗装してます。

ザクといえば動力パイプその1 何度作っても面倒な部分1位って感じです。

胸部

ザクといえば動力パイプその2 パイプパーツは3種類あって気を使います。

腕部

腕の動力パイプが可動面から見ると、非常にネックになっています。

腰部

スカートはリアが固定、左右のアーマーは1パーツ構成です。

足首

足首は上半分の薄い緑部分と甲のグレー部分が可動します。

脚部

黄色い動力パイプは軟質樹脂です。

バックパック

バックパックはなんとなく百式の物に構成が似ている感じです。

武装

ザクマシンガンとビームライフルです。

ヒートホークが大きいです。長年積まれていたせいか、サーベル曲がってます。

フレーム完成

腕はフレームが無いので完成版を取り付けている影響もあると思いますが、この状態だとザク2.0と比較するとかなりかっこ悪いです。モビルワーカーに近い印象を受けます。

片足立ちも可能です。

素組完成

ハイザックらしさがよく表現されていると思います。この写真では少しわかりずらいですが、首の付け根の隙間が少し気になります。

ギミック&可動

頭部のパネルを開いて⊖部分加点させてモノアイを動かすことができます。

コクピットハッチ開閉します。奥にパイロットも載っておりますが、ほとんど見えません(塗装したのに)。

ミサイルポットにヒートホークが懸架できます。

シールド裏のふたを開けると予備マガジンが2個入ります。

立膝はそれなりに決まります。

アクション

腕の可動が窮屈なので、これ以上上に構えるのが難しいです。

キット解説によるとマシンガンはMS-06のザクマシンガンのスコープ部を新しくしただけなそうな。

マラサイと共通のビームライフルです。

取説の解説によると、エンジン出力の関係でビーム兵器が同時に2種類使用できないとのこと。ビームライフル持たせるときはヒートホークが正解のようです。

今回作成するまで、ビームサーベル装備していることを忘れておりました。

肩に付属しているのだから、腕にはシールドいらないのではと思ってしまいます。

ランドセルや脚部のバーニアの成型色は赤なので、部分塗装の場合は外側のグレーを塗る感じです。部分塗装派には優しいつくりです。

比較

元祖MS-06との比較です。全高はあまり変わりませんが、肉付きがかなり違います。シャアザクはスリムでカッコいいです。

顔が似ていたり、スパイクアーマーや肩のシールドが共通なのでザク系統といわれて違和感ありませんでしたが、2台並べてみると全然違うMSです。

まとめ

今更レビューシリーズで『MG 1/100 ハイザック』をレビューいたしました。

このレビュー書いている時点で15年落ちのキットでしたが、肩の引き出し関節や膝も二重関節で折りたためたたりと、今のMGに通じる部分もみうけられ、思いのほかよくできているなと、また組みあがりがハイザックのイメージをよくとらえていて立ち姿は非常に良いなと感じました。

ただ、デザイン的な問題ではありますが、腕の動力パイプが干渉して腕周りの可動範囲が狭くまた、肘の関節部もシングル構造のため、マシンガン構えたりするのがなかなか、難しいものになっています。

Ver.2.0化やリガズィやドワッジのような関節含めたリニューアル化が行われる場合(ハイザックカスタムか連邦カラーか!?)はこの腕の動力パイプのデザイン的解釈も含めて検討しなければならない部分化と思います。

また、肩シールドのパーツ剛性も低く接着でないと隙間が空いたり、足首の接続部分の保持力が低いため、飾っておくと知らぬ間に倒れていたりと、古さを感じる部分も多々あることは否めません。

上下左右を気にしなければならないパーツも多いです(膝関節など)。今だと右左どっちでも大丈夫なかんじですが、当時はこだわりあったのだと思います。

ただ、ハイザックらしい、無骨さやスタイリングはうまく表現されており、きちんとゲート処理や塗装するだけで、なかなかいいものに仕上がるであろうと思いました。残念ながら、今回は素組でレビューしてしまったので、塗装せずに組上げてしましましたが、チャンスがあればそれこそ、連邦カラーとかで仕上げたいと思わせるキットでした(足裏や腿のフレームなどは一回はめ込むと外れなくなるので、仮組時に加工などが必要です)。

ゼータシリーズお好きな方は、世界観広げるために1台あってもいいキットでした。(しかし肩にシールドついているのに腕にもいるのか!?)

キットのグッドポイント

  1. そのまま組むだけでハイザックらしいスタイリング
  2. 脚部の可動範囲は広い
  3. 丁寧に作成すれば、なかなかいい素材

キットの残念ポイント

  1. 足首のポリキャップの緩さのせいか、気が付いたら倒れてる踏ん張りの悪さ
  2. 如何ともしがたい、腕の動力パイプ
  3. 全体的に甘めなモールドと肩シールドの低い剛性感
  4. ザクである以上、避けては通れぬ動力パイプ
  • 登場作品:機動戦士Zガンダム
  • 型式:RMS-106
  • 名称:ハイザック
  • 搭乗者:ジェリド・メサ、カクリコン・カークラーなど
  • 所属:ティターンズ、地球連邦
  • 商品価格:3240円(税込み)
  • 発売:2004年8月

MG 1/100 ガンダムF90 レビュー

今回のレビューは『MG ガンダムF90』です。

プレバン初の完全新規マスターグレードキットとして2019年8月に発送となった商品です。

とりあえず、オールカラーのボックスアートに驚き、機体解説もしっかり掲載されている組立説明書に喜ぶ、一般店頭発売商品と同じ仕様でお届けとなっているキットです。

また、オプションのミッションパックもA to Z計画ということで、今後順次発売される予定となっております (最後まで完走できるのか!?) 。

F90は小型MS開発計画である「フォーミュラ計画」においてS.N.R.I.が開発した試作MSで、その後F91へとつながっていく機体です。

前述したミッションパックにより、あらゆる任務に対応可能な機体となっております。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは一般店頭発売商品仕様となっております。ボックスーとも左右の機体&キット解説も掲載されております。

組立説明書も表紙と中面にカラー解説と塗装指示、モノクロの1ページ目にも期待の成り立ちが掲載されており、今までのプレバン商品とは一線を画するものとなっています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材 青、黄色、赤のポイント部分のパーツになります。

Bパーツ PS素材 ホワイト シールドや腰、頭、足などです。

Cパーツ PS素材 ホワイト 2枚付属、肩や足首になります。

Dパーツ ABS素材 ブルーグレー 胴体のフレーム部になります。

Eパーツ  ABS素材 ブルーグレー  2枚付属 腕と脚のフレームです。

F1パーツ ABS素材 ダークグレー 武器と足首などのフレームです。

F2パーツ ABS素材 ダークグレー F1の対になるパーツです。

Gパーツ ブルー 足首などです。

SB-13パーツ クリアーブルー ビーム刃です。

メッシュパイプとリード線 何故かリード線が曲がっていました。これでいいのか!?

水転写デカール ナンバリングやコーションマークです。F90マークも水転写デカールです。

ホイルシールです。▼の各部はシールのようです。

各部組立

頭部

眼は瞳と隈取部分で別パーツ!となっております。せっかくなんで塗装してみました。アップで見ると塗り方下手だな。最初は馬鹿正直にクリアーブルーで塗装しましたが、発色がいまいちだったので、ガンダムカラーのGセルフブルーで塗装してます。

メインカメラの縁は塗り分けチャレンジ必要でした。

バルカン部も色分けされております。

胸部

左下の胸の外装のブルーグレー部分はABS素材となります。塗装する場合はちょっと気になりますね。襟元のパーツ入れ忘れております。

フレームと腰との接続で必要最低限のパーツ構成だと、このようになります。

コックピットはクリヤーパーツになっていますが、ほとんど見えないです。パイロットもあまり見えないので、塗装しなくていい気がします。

胸部はすっきりしたデザインです。胸のブルーグレー部分はABS素材です。

腕部

残念ながら、前腕部分はフレームが無く外装付けないとつながりませn。

黒い部分はハードポイントになるようです。

腰部

パーツ数も多いですが、股関節部分が凝った作りになっています。スイングする幅が今までのよりもスムーズに大きくなった印象です。

リアの武器マウントのデザインのやっつけ感が試作MSっぽいです。反面フロントはファーストのデザインに未来要素足した感じです。

足首

足首は1ブロックになっていて、つま先などに可動部分はありません。

見えずらいかもしれませんが甲の黄色いパーツの少し上にメッシュパイプ(リード線入り)を取り付けしますが、あまり目立ちません。

アキレス腱部分のデザインがUC100年以前の物とは一線を画してます。

外装付けるとメッシュパイプはほとんど見えません。

脚部

脚部は部品数少な目ですが、しっかり可動します。シンプルな感じで太もも部分などはあっさりしてます。

脚部の外装の構成はシンプルな印象です。

外装を装着しても膝関節の可動域は変わりません。

ランドセル

ランドセルは未来チックなデザインです。サーベルラックは左右に開きます。

武装

ライフルのビームパックは4個付属します。1個はビームライフル本体に、2個はシールド背面に装着して、1個は予備です。

フレーム完成

股関節の可動幅が広がったので、前屈気味にダッシュしているようなポーズも取れます。

フレーム状態だと立膝も決まります。外装付けるとどこまで干渉するのかも見ていきたいです。

素組完成

素組完成状態です。ポイントポイントで色分けされているので、ちょっとうるさい感じがします。

ABS素材のブルーグレーの部分も結構表面に出ています。

ギミック&可動

コックピットは下から上に開きます。中のパイロットはほとんど見えません。

腰のラックにビームライフルを懸架することができます。

ランドセルのふたを外しすと接続穴が出てくるので、シールドを接続できます。

シールド裏にエネルギーパックを2個装着することができます。

ビームサーベルのラックは角度がけられます。ここのパーツは外れやすいです。

肘、ヒザ、足首と申し分ない可動域です。

足首の横ロールの幅も広いので開脚もしっかり決まります。

アクション

股関節の可動範囲が広いので立膝が決まります。

比較

フォーミュラシリーズそろい踏み

太もも部分だけ似ていますが、 F90だけちょっと別物っぽいです。 F91とクロスボーンの方がデザイン的な共通点が見受けられます。

ガンダムの肩までといった感じです。(この世界の基準値1ガンダムとの比較)

まとめ

今回はプレバン限定キットの『MG 1/100 ガンダムF90』をレビューいたしました。

プレバンキットの初の完全新規マスターグレード!ということで、いろいろ気になるキットでありました。

キットとしてみた場合は、KPS素材ではなく、ABS素材に戻った関節部分、そして関節部分だけにとどまらずグレー及びブルーグレーの成型色になる部分は外装もライフルもランドセルも全てABSとなっており、全塗装行う場合は少し疑問符が付く構成となっております。

また、メッシュパイプも付属しておりますが、実際には素材を変更している効果があまり感じられず(普通のプラ部品で何が問題なんだ!?)、ただ面倒なだけといった印象でした。

ただ、ABSを選択した効果と思いますが、全体の剛性が高く非常にがっちりした手ごたえです。おそらくこの後に装備するミッションパックを装備したときに、この関節含めた強さが生きてくると思います。

多少大き目なバックパックやその他装備にも負けない本体をといった開発コンセプトがあったかと想像します。

瞳だけ別パーツになっていたりと、成型色での色分け再現なども含め、製品としての出来はなかなかなものですが、やはり元々のデザインが少し気になります。

これをベースにF91は開発されているとの解説となっておりましたが、どうしても統一感がなく別物に感じてしまいます。F90前後のUCシリーズものと比較しても少し浮いた感じが否めません。試作開発用だからだと脳内変換してしまえばいい事ではありますが…

とはいえ、プレバン限定の完全新作キット、パッケージや取説も一般店頭販売と同仕様であったり、今後26種類発売になるといわれているミッションパックなど何かと今後も話題に取り上げられる1台ではないかと思います。

キットのグッドポイント

  1. かっちりした仕上がり、剛性感の高さ(ぐらつく関節がない)
  2. ツインカメラも別パーツとなっている色分け再現
  3. 今後の展開が楽しみ(?)なハードポイント

キットの残念ポイント

  1. 外装の一部やビームライフル、ランドセルもABS素材
  2. スミ入れ箇所が結構多い
  3. 今更ですが、未来チックなデザインが好き嫌いが分かれるかも
  • 登場作品:ガンダムF90
  • 型式:F90
  • 名称:ガンダムF90
  • 搭乗者:
  • 所属:地球連邦
  • 商品価格:4000(税別)
  • 発売:2019年8月

MG 1/100 Gガンダム レビュー

今回は今更レビューで「MG 1/100 Gガンダム」を見ていきます。

MGシリーズも発売して24年、HGUCも約20年と結構な年数経てきました。

人気モデルは順次リニューアルしていますが、全てのモデルがVer2.0なりリバイブ(終了したのか?)が行われるとは限りません。

そこでここでは少し古めのMGやHGは現在の目で見たときに果たして今でも買いなのか否かを検証していきたいと思います。

MGリックドムに続きまして、起動武闘伝Gガンダムの後半の主役機「Gガンダム」を取り上げてみたいと思います。

Gガンダムはガンダムファイト用にネオ・ジャパンが開発したモビル・ファイターでパイロットはドモン・カッシュ。

ミカムラ博士がドモンのためだけに開発し作り上げたMFです。

キットは2001年11月に発売、Gガンダムの格闘中心の世界観を再現するために、
「アクションフレーム」を採用したキットになっています。

MGロゴの下にFIGHTING ACTIONのロゴがついています。

現在のフルフレームとも少し違いそうな、アクションフレームについても見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

当時のMGには付属している中蓋です。正面からの大きな完成写真は大概これしかないので、なかなか捨てられない厄介なやつです。

裏面は背中らのショットになっています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材 ゴットフィンガーのクリヤーオレンジのパーツが付いています。

Bパーツ ブルー PS素材 胸部やコアランダーなどです。

Cパーツ グレー PS素材 脚部フレームなどです。

Dパーツ レッド PS素材 肩や足首などになります。

Eパーツ グレー 合成ゴム 足底と手首になります。

Fパーツ ホワイト PS素材 2枚入り 脚部などです。

Gパーツ グレー ABS素材 アクションフレームがこのランナー1枚にまとめられています。

Hパーツ イエロー PE素材 頭部アンテナの軟質樹脂素材の交換パーツです。アクションモデルならではの配慮かと思われます。

I1パーツ ライトブラウン PS素材 ドモンのフィギュアです。

SB4パーツ クリヤーグリーン PS素材 ビーム刃です。

PC-123 ポリキャップです。

ビス4種類です。

胸部に貼るジュエルシールです。キングオブハートの紋章がプリントされています。なぜか説明書には記載されていないのですが、貼るときは向きに注意です。

色再現用のホイルシールとマーキングシールです。ライン部分中心ですが、ホイルシールによる色再現部分が結構必要になっています。

アクションフレーム組立

腰パーツブロックのボールジョイントを上半身のパーツで前後からはさんでビスで止める方式になります。1パーツですが、腕の引き出し関節もあります。

腕の主要関節もビスで絞めていく形になります。ここのビスの締め具合で関節の肩さも変わってきます。

脚部も足首はボールジョイント挟み込み、膝はビス止めしていく形になります。

腕は鍵穴式の差し込み、脚部はポリキャップでのボールジョイント接続になります。

今でこそ、MGのフルフレームは当たり前ですが、当時としては結構画期的だったはず(すみませんよく覚えておりません)です。

各部組立

頭部

頭部のツインアイには先にシール貼っております。頭部の二段カメラはVアンテナパーツ部分が担っていますので、シールや部分塗装を行わないと黄色になってしまいます。

胴体

フレームの段階で腰パーツが分割できないので、胴体は上半身と下半身を一気に組み立てます。

腕部

フレームに外装パーツを取り付けていきます、手首がゴムパーツとなっています。なぜゴムパーツにしたかは今となってはよくわからずですが、あまり効果はなさそうです。

脚部

足裏もゴムパーツです。こちらはその重量で接地性向上には多少役立っているかとは思いますが、プラでもいいのではといった感じです。

コアランダー

コアランダーは機種が90度曲がって合体モードになります。

武装

ビームソードとゴットフィンガー用の手首です。

その他

ドモンのフィギュアです。

素組完成

背中のバーニア部が結構出っ張っています。

額のカメラはシール使う予定でしたが、失敗したためガンダムマーカーで塗装しております。

ギミック&可動

胸のマルチプライヤーゲートが開閉します。中にはジュエルシールでキングオブハートの紋章が浮かび上がっています。

腕組ポーズ再現のために、飛び出している胸の上部が胴体内に引っ込みます。ただこの可動部分のクリアランス確保するために胴体上面プレートとの間にすき間ができます。

腕のプロテクタークロウもハイパーモード時に展開します。

フクラハギの装甲が展開します。

背部のエネルギー発生装置の開放状態(右)です。6本のエネルギー発生装置にはそれぞれ幻、夢、影、泡、電、露と名前がついています(シールもついてます)。

肩のマシンキャンは開閉します。

コアランダーのキャノピーも開閉します。

コアランダー着脱できます。

動画

アクション

やはり、拳を燃やしてこそのGガンダム!

腕組ポーズはもう一つ手首をうまく持っていけませんでした。

アクションベースには対応していないので無理やり乗せている感じです。

取説のイメージほど足が上がりません。

立膝も可能です。

比較

ガンプラの基準機「RX78-2」との比較です。Gガンダムの方が身長低いのは驚きです。

まとめ

今回は『MG Gガンダム』をレビューいたしました。

既に20年近く前のキットやいかにと思いながら作成してまいりました。

各関節部にネジが必要であったり、パーツも最近はあまり見かけない「ヒケ」や、合せ目が目立つパーツ分割、全体的にモールドが甘めであったりと、最新のキットと比較してしまうと、気になる部分はたくさんありますが、完成した(素組ですが)キットは紛れもない「Gガンダム」でなかなかの存在感を感じさせます。

首の付け根と胸の部分の隙間などは気になりますが、ボディバランスなどは今でも十分通用するかともいます。

今ならパーツ分割で色再現されている部分もマスキング必須で 部分塗装または全塗装で再現してみたり、パーツの合せ目や少し大きめなパーティングラインにヒケの処理、スミ入れ、ドライバー使ったねじ止めなどプラモ工作の基礎技術を高めるにはうってつけな素材とも感じました。

このキットちゃんと時間をかけて仕上げることができれば、素組とは一味違った完成品になるともいます。

くしくも先日、ハイレゾリューションモデルのGガンダム発売も発表されましたので、20年の年月を経て商品化されるバンダイの進歩もチャンスがあれば確認したいともいます。

キットのグッドポイント

  • 当時としては抜群の可動域 引き出し関節も搭載!
  • プロポーションは今見てもなかなか良好
  • MGとしては比較的安価(HGのマスターガンダム&風雲再起より安い!)

キットの残念ポイント

  • 謎のゴム素材(足底はともかく、手首はちょっと)
  • あまり効果のない胸部が中へ入る可動(腕組ポーズ用の動作)
  • 結構多いネジどめ部分
  • 緩いよりは100倍いいが、ネジどめのために関節が固い&動きがぎこちない(絞めすぎ?)
  • 全体的にモールドが甘い

スペック

  • 型式:GF13-017NJⅡ
  • 名称:Gガンダム
  • 搭乗者:ドモン・カッシュ
  • 所属:ネオ・ジャパン
  • 商品価格:2700円
  • 発売:2001年11月

MG 1/100 ジム(寒冷地仕様)

今回はガンダム0080 ポケットの中の戦争から、『RGM-79D ジム(寒冷地用)』のレビューを素組でレビューしていきます。

キットはMGジム・コマンドベースで、形状が変更されている部分や武装に新規造形パーツが追加されています。

機体は俗に言う”ジム後期型”に分類され、0080の劇中では北極基地でアレックス破壊を目的としたサイクロプス隊の前に、見事なやられ役を演じております。

キット単体の状態とジム・コマンドとの比較も交えレビューしていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

プレバン仕様のモノカラーですが、しっかりボックスアートも描かれています。

側面は相変わらず機体番号などテキストオンリーです。箱の厚みが結構あります。MGジムⅡ同様、余剰パーツも多いのか?といった予想がたちます。

取説は表紙の1枚が片面カラーで中はモノクロ印刷です。ボックスアートがカラーで見ることができます。

裏面は塗装とデカール指示書です。情報量少なくてデカール貼るとき少し苦労するパターンです。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材 せっかくのイロプラですが半分くらいは余剰パーツです。ジムスナイパーⅡ共通です。

Bパーツ ライトグレー PS素材 胸部とスリッパ部です。ジムスナイパーⅡ共通です。

Cパーツ ホワイト PS素材 ここも半分以上余剰となります。ジムスナイパーⅡ共通です。

Dパーツ ホワイト PS素材 シールドとバズーカの砲身ですが、バズーカの他の部品は付属していません。ガンダムVer.2.0と共通です。

D2パーツ ホワイト PS素材 2枚入っています、脚部中心です。ジムスナイパーⅡ共通です。

E1パーツ グレー PS素材 内部フレームやスカートの裏側です。ジムスナイパーⅡ共通です。

E2パーツ グレー PS素材 E1の対になる部分です。

Fパーツ グレー PS素材 胴体部のフレーム中心です。ジムスナイパーⅡ共通です。

Hパーツ グレー PS素材 腰部分のフレームです。 ガンダムVer.2.0共通です。

Iパーツ グレー PS素材 腕部のフレームです。ABSではなくKPSになっています。ガンダムVer.2.0共通です。

J パーツ グレー PS素材 脚部のフレームです。こちらもABSではなくKPSになっています。ガンダムVer.2.0共通です。

Lパーツ イロプラ PS素材 必要な部分だけなので変な形のランナーになっています。ジムコマンド共通です。

M2パーツ グレー PS素材  寒冷地仕様専用のマシンガンです。

N1パーツ ホワイト PS素材 寒冷地仕様専用の脚部外装です。

N2パーツ N1の対になるランナーです。

Pパーツ ホワイト PS素材 こちらも寒冷地仕様専用の外装部になります。

R1パーツ ライトグレー PS素材  寒冷地仕様専用のランドセルです。

R2パーツ グレー PS素材 こちらは専用のフレーム部になります。寒冷地仕様専用です。

ポリキャップ PC-202になります。

SB-1パーツ クリアピンク ビーム刃です。サーベルは1本ですが、ビーム部は2個です。

MPパーツ グレー PS素材 マニュピレーターです。

WPパーツ グレー PS素材 汎用のマシンガンになります。

ホイルシールです。各部センサーと股間の連邦Vマークです。

水転写デカール コーションマークやナンバリングなどベーシックなものになります。下の方に雪国っぽい部隊マークも付属しています。左下の角の四角いデカール㉜は肩の色分けようです。

各部組立

頭部

頭部は寒冷地仕様専用になっています。ジムコマンドなどにあった単眼風なカメラはなく、ノーマルジムに近い面タイプのセンサーになっています。あごのダクト部分も色分けされています。

バイザーは大き目です、ジムⅢぽいです。

ダクトもバルカンもしっかり色分けされています。前後のカメラ部分にシールが設定されていますが、このままでもいい気がします。

胸部

腕の引き出し関節部分がガンダムVer.2.0から引き継いでいます。フレーム部はジムスナイパーⅡと共通になります。

ボディのカラーリングは渋いです。

ランドセル

サーベルラックの裏側は思いっ切り肉抜きされていますが、本体に装着されるとわかりません。

腕部

腕はジムスナイパーⅡ共通です。上腕、前腕部はガンダムVer.2.0のパーツを使用しています。

肩カバーのグレー部分は寒冷地仕様専用ではホワイトなので、付属の水転写デカール使用か塗装が必要になります。

腰部

腰はジムスナイパーⅡ共通で、リアスカートは固定です。

股間の連邦Vマークはシールになっています。ここまで色再現されているので、ここも頑張ってほしかったと思います。

足首

足首はアンクルガードのみジムスナイパーⅡからの部品で、本体はガンダムVer.2.0です。Ver.2.0での欠点の一つだったアキレス腱部分の装甲取り付け部分も含めて アンクルガードが改良されています。

アキレス腱部分の装甲が、がっちり装着できるようになってますが、その分可動範囲が狭まった気がします。

脚部

膝関節部分がジムスナイパーⅡですが、ふくらはぎの部分は バーニアの無い 寒冷地仕様専用になっています。

白とグレーのシンプルなカラーリングです。

フレーム完成

全体的なシルエットはジムスナイパーⅡやジムコマンドと一緒です。

立膝必須のジムスナイパーⅡの恩恵もあり、きれいに決まります。

膝関節の曲がり角度と、膝完成浸から前の部分の厚みがきれいに決まるポイントになります。

ガンダムVer.2.0フレームのバランスの良さも引き継いでいます。

武装

汎用マシンガンと専用マシンガンが付属します。専用の赤い部分はグレネードです。写真にはありませんが、本体と同じグレーのパーツもついています。

ビームサーベルは2本付属してますが、装備できるのは1本だけです。

以下続きます! Coming Soon

素組完成

余計な物がなく、非常にシンプルな構成です。個人的にはこのあっさり感が結構好きです。

ギミック&可動

MGなのでコクピットハッチもしっかり開閉します。(パイロットは足しか見えませんが)

専用ライフルはグレネードとばれるの取り外し、銃床の可動ギミックがあります。

アクション

取説にも左手でバレルが握れるとの説明になっていますが、実際にはちょっと難しいです。左手はそえるだけ。

比較

左から右へ進化、改良が見て取れます。

ジム→寒冷地仕様で形状変更、寒冷地仕様→ジム・コマンドで細かいモールド追加やランドセル、頭部デザインの変更といったところでしょうか。

まとめ

今回は『RGM-79D ジム(寒冷地用)』のレビューを行いました。

ジムコマンドをベースに頭部やランドセル、バーニアがない脚部など、本来の設定にあわせて新規パーツが追加されたキットでした。

成型色での色分け再現もしっかりされていて部分塗装をしなくてもほぼイメージ通りに組みあがるキットです。

ガンダムVer.2.0のフレームより簡略化(といってもジェガンよりは手間がかかりますが)されて組み易さと、ボリュームのバランスもちょうどいいと思います。

頭部の分割ラインなどもよくできていて、フレームに外装を取り付けていく作業が楽しいキットでした。

一般販売なら3個ぐらい購入して小隊でも作ってみたい気分になります。

新規で付属しているライフルも両手持ちはしずらいですが可動ギミックもあったりと、しっかり作られています。

プレバン限定なので、入手は店頭販売商品よりも少し面倒ですが、MG好き、ジム好き、量産型LOVEの方は1台押さえておいて損はない、ジム(寒冷地仕様)でした。

キットのグッドポイント

  1. 組み易さとボリュームのバランスの良さ
  2. 新規造形の頭部の色分け再現
  3. いい意味で、ジムらしいひ弱な印象

キットの残念ポイント

  1. 材質変更(ABS→KPS)の影響か、肩の引き出し関節部分がゆるめ
  2. 専用ライフルが両手で構えずらい
  3. ローソク立のような貧弱なサーベルラック
  • 登場作品:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
  • 型式:RGM-79D
  • 名称:ジム(寒冷地仕様)
  • 搭乗者:連邦軍一般兵
  • 所属:北極基地他
  • 商品価格:4212円
  • 発売:2019年6月(発送)

MG 1/100 Sガンダム

今回は『MG 1/100 Sガンダム』です。といっても最新の『Ex-S/Sガンダム』ではありません。2002年発売のMGのSガンダムです。

発売直後に購入していたので、16年以上、我が家のクローゼットに積まれていたことになります。

そういった意味ではリニューアル版の 『Ex-S/Sガンダム』 が発売されたこのチャンスを逃しては、一生作る機会を失いかねないので、新型も到着しておりますが、あえてこのSガンダムから先に作成指定と思います。

15年落ちのキットの実力と、この後に紹介予定の最新キットと比較を念頭に素組でレビューしていきたいと思います。

変形・合体ギミックがあると塗装してしまうと塗装剥がれ気になって、絶対変形させることなく終わるので、一旦は素組で変形機構含めて確認いたします。

パッケージ&内容物紹介

パッケージは作戦行動中のSガンダムです、後方にゼータプラスも見えます。

サイドはキット紹介が変形分離も含め紹介されています。

当時のMGにはこういった中ブタが付いてます。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材 画面下の黄色い部分は軟質樹脂になっています。ディスプレイ用のシャープなアンテナは付属していません。

Bパーツ ホワイト PS素材 胴体や翼部分です。

Cパーツ ホワイト PS素材 2枚入っています。腕部中心です。

Dパーツ ホワイト PS素材 脚部中心です。

Eパーツ ブルー PS素材 肩や胸部です。

Fパーツ レッド PS素材 脚部、腕部、胴体の赤い部分です、このランナーは新型で大きく変わってくるのかと思いわれます。

Gパーツ グレー ABS素材 胴体のフレーム中心です。

Hパーツ グレー ABS素材 肩のパーツが目立ちます。

Iパーツ グレー ABS素材 脚部のフレームになります。

J1パーツ グレー PS素材 武装になります。

J2パーツ グレー PS素材 こちらも武装関連のようです。

Kパーツ グレー PS素材 

ポリキャップ こちらも2枚付いてます。

SB1 クリアーブルー PS素材 ビームサーベルです。

当時の大型キットなのでビスもたっぷりです。

色再現のホイルシールです。

ガンダムデカールになります。

こちらはマーキングシールです。

おまけで、当時購入したガンダムデカールです。白い部分が黄ばんでしまっています。このまま使うか悩ましいところです。

各部組立

頭部

新しいMGでは頭部がリニューアルされているので、ここの部分は旧キットでしか使用されない部分になります。確かに頭部が大きいイメージです。アンテナ部分及び、ほほのフィンの黄色い部分は軟質樹脂になっています。

目はシール貼っています。1枚ものではなく、左右で独立しています。額のメインカメラ部はシールが用意されていないので、部分塗装が必要になります。

後頭部のグレーの部分がFAZZとのデザイン的共通部分として見受けられます。

胸部

胸部は背中部分~首回りと前側の胸の部分に分かれての作成になります。

背中のGアタッカーの機種部分は一番伸ばすと結構な長さがあります。

こちらが、前半分の胸側のパーツです。

前後をくっつけた状態です。

バックパック

バックパックは左右に分かれています。ビームキャノンも巨大です。

腕部

腕自体は変形部分がほとんどないため、オーソドックスな作りです。指は人差し指と親指が独立可動です。指の関節は固定です。

Sガンダムの変形は肩部分が肝になっています。ベースブロックと外装部分のスライド構造や前腕部分の収納ギミックなど、15年以上前のキットとは思えない作りになっています。最新盤では、ここに外装のスライドも再現されているとなると、組むのが今から楽しみで仕方ありません。

羽の部分は本来後方に回す形になりますが、ここでは上に起こしています。

上半身完成

確かに頭部が少し大きい印象かも…

背中のGアタッカーの機種が巨大です、アクションベースの支柱と重なって少しわかりずらい写真になってしまいました。

足首

足首もかかと部分がスライドする程度で変形用に特別な作りはありません。

パーツナンバーI-15の脚との取り付け部品の向きに要注意です。間違えて逆に取り付けてしまったんですが、これを外すのが非常に大変、部品請求が頭をよぎりました。

脚部

当時のMGでは脚部はフレーム構造になっているものが多いです。膝や脚の付け根部分などはネジでの取り付けになります。変形時の可動強度などを考えると妥当な選択かと思われます。

膝も90度近くまでは曲がります。

フレームに外装を取り付けていくのは最近のMGと大きな違いはありません。ここだけ見ている分には、変形キットか判断できない作りになっています。

腰部

こちらが腰の基本ブロックになります。

おしり部分にCボマーの主翼と左腰にビームスマートガンのエネルギーサポートユニットが付きます。

Gボマーの主翼が巨大ですので、アクションベースに挿してみました。

GコアなしでもAパーツとBパーツだけで接続可能です。

Gコア

Gコアは2種類付属します。

こちらはGコア本体にGアタッカー、Gボマーのコクピットブロックがくっついているタイプです。

Gコアのコクピット部分の青なども再現されずグレー一色です。

こちらはセパレートタイプのGコア部分です。

Gアタッカー、Gボマーのコクピット部分です。

完成するとこのようになります。

セパレートタイプの方が色再現はしっかりされています。形状的にはどちらも大きな差はありません。一体型の優位点としてはコクピット部にそれぞれパイロットが着座してハッチ開閉で確認できる部分です。

武装

武装は大型のビームスマートガンとビームサーベルです。サーベルのブルーのビームがきれいです。

スマートガンはグリップ部と本体接続部分が可動します。

素組完成

後ろヘビーですが、しっかり自立出来ます。合体の接合部分もしっかりしていて剛性感も高いです。

ただこの時代のキットなので、合体してなおかつ腰部分に可動域があったりはしません。

ギミック&可動

上半身変形→Gアタッカー

ロック機構もしっかりしていてカチッと決まります。

変形中は頭部アンテナが軟質樹脂で助かった場面が何度かありましたが、新型では大丈夫なのか!?

下半身変形→Gボマー

ビームスマートガンの取り付け位置が取説だと少しわかりずらいです。

Gボマーはメインエンジンらしきものが見当たりませんが、どうやって移動しているんだ!?

Gコア変形

Gコアは部分塗装でもいいので、塗り分けしてあげたいです。RX-78のコアファイターに似ています。

新型では改良されているようですが、旧タイプはアクションベースへの取り付けが設定されていません。

アクション

ビームスマートガンは左右の腰にジョイントされているので、ポージングの自由度はかなり低めです。その反面しっかり構えることはできます。

左腰のエネルギーサプライユニット接続しないで撃てるのかは?ですが、片手持ちも様になります。

サーベルは自由に取り回し可能です。

まとめ

今回は『MG 1/100 Sガンダム』をレビューいたしました。

新型の『EX-Sガンダム/Sガンダム』が発売されたタイミングでしたが、先に旧モデルを組んでみました。

感想としては、15年以上前のキットとは思えない出来、特に変形シークエンスに関しては、その複雑さ(特に肩部分)にもかかわらず、MS形態、分離形態共にしっかちロックされ、形態も可動部分も犠牲にならることなく両立されている点が素晴らしいと思いました。

確かに肩のスライド機構や、頭部の大きさなど新型見てしまうと気になる点はありますが、令和の時代になっても十分価値あるものだと感じました。

それに価格も新型の半分!! EX-Sガンダムにするならいいですが、コンパチキットでSガンダム選択するつもりでしたら、購入前に旧キットも是非検討していただければと思います。

反面、どうしても年代を感じてしまうのが、成型色の色むら(肩の青い部分に思いっ切りあります)や、ABSパーツが多様されていて組んだ後外しずらい(間違って取り付けて苦労しました)、ネジも多用されていたり、ネジの受け側のプラが弱くてつかなかったり(Gボマーの主翼はまいった)と今の技術なら回避されそうな部分も見受けられます。

ただ、キットとしてはよくできていますので、繰り返しになりますが、新型購入する前にぜひこちらも思い出してほしいキットです。

我が家でも17年半も眠らせておくべきではなかった…

キットのグッドポイント

  1. 古さを感じさせない変形機構、思いのほか素晴らしくてびっくり
  2. 変形時のロックもしっかりしていてMS形態も分離形態も剛性感がたかい
  3. 価格は最新モデルの半分

キットの残念ポイント

  1. ポージングの幅が狭いビームスマートガン
  2. 頭部アンテナはディスプレイ用のPS素材の物も欲しい
  3. 個体差ですが、青いパーツで成型色ムラがあるので素組だけだとちと厳しいか
  4. パーツの接合部がかっちりしすぎてて仮組後に外すのが大変
  • 登場作品:ガンダムセンチネル
  • 型式:MSA-0011
  • 名称:Sガンダム(スペリオル ガンダム)
  • 搭乗者:リョウ・ルーツ
  • 所属:地球連邦軍 α任務部隊
  • 商品価格:2002年10月
  • 発売:6480円(税込み)

MG 1/100 リ・ガズィ・カスタム

今回は『MG 1/100 リ・ガズィ・カスタム』を素組(予定)でレビューしていきます。

プレミアムバンダイでは2019年5月発送ですが、ガンダムベース東京でプレバン10周年記念イベントの一環として先行予約販売で4月17日から引き渡しが開始されております。

今回はその、ガンプラベース先行分の商品でレビューしていきます。

『MG 1/100 リ・ガズィ』をベースに各関節を中心にリニューアルとなっておりますが、どれくらいベースキットを使いながら変更されているかを中心に見ていきたいと思います。

せっかくなので、スピード重視で各区切りで記事アップして追記していきたいと思っています。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはプレバン標準の2色刷りです、イメージカラーのブルーでパッケージイラストあり、側面は注意事項だけとなっています。

取説は表紙と裏面のみカラーで中面は全てモノクロです。機体解説などもないので、機体のプロフィールはキットだけではわかりません。こういったMSVは解説欲しいですよね~

ランナー紹介

Eパーツ ライトグリーン PS素材 2枚付属してます。後述しますが、ほとんど余剰パーツになります。

Fパーツ グレー ABS素材  本体やシールド周りになります。

Iパーツ ライトグリーン PS素材  シールドのみ使用します。

Jパーツ ブルー PS素材  足首部です。2枚入ってます。

Kパーツ グレー PS素材(訂正してます) スネとバーニアです。

Zパーツ クリアイエロー PS素材  おそらくナラティブガンダムA装備のものと同じ大きさと思われます(あとで確認)

MPパーツ グレー PS素材 手首の汎用パーツになります。

XAパーツ(イロプラ) PS素材 このXA以降はリ・ガズィ・カスタム専用のランナーになります。

XBパーツ(グレー) ABS素材  胴体のフレームです。

XCパーツ(グレー) ABS素材  足のフレームの新規パーツです。2枚入ってます。

XDパーツ(ライトグリーン) PS素材  胴体と頭部です。

XEパーツ(ライトグリーン) PS素材  2枚入り 脚部と羽、肩などです。

XFパーツ(ブルー) PS素材  濃いブルーの新規パーツです。

XG1パーツ(パープル) PS素材  結構はでなパープルです。

XG2パーツ(パープル) PS素材  XG1の対になるパーツです。

XH1パーツ(イエロー) PS素材  アンテナやバーニア部分です。

XH2パーツ(イエロー) PS素材  XH1の対になるパーツ。

XI1パーツ レッド PS素材 機首やハッチ類です。

XI2パーツ レッド PS素材 XI1の対になるパーツです。

ポリキャップ 半分以上が余剰になりそうです。

ビス 比較的古いキットがベースなのでビスも使用します。

デカール 新規の水転写デカールです。マーク類が中心です。アムロのパーソナルマークも見えます。

ホイルシール 色再現用のシールです。赤いラインはバーニア部のようです。

おまけで今回ガンダムベースで配布しているガンプラカタログになります。発売年ごとにプレバンキットが一覧で掲載されています。

各部組立

頭部

ツインアイとメインカメラはクリアーパーツです。頭部に関しては、この後からホイルシール貼って進めていきます。

頭部バルカンも色分けされています、優秀です。

後頭部は段落ち加工されています、頭部に合せ目はありません。(これも優秀)

Vアンテナ外すと、元祖リ・ガズィっぽくなります。ボーナスパーツでノーマルリ・ガズィ用頭部とか、付けてくれると嬉しいところでした。

胸部

胸部と腰部の接続部分はフレームがありません。腕の付け根も引き出し機構が搭載されています。

フレーム部と外装部です。胸の青いパーツは左右のダクトに続く部分が分割されています。

背中に大穴たくさん空いてます。

腕部

真っ白ではありませんが、ゼータっぽい腕部です。指は親指のみ可動(第一関節も可動)で残り4本は固定差し替え式です。

グレネードはふたが開いて弾頭がスライドします。

部品点数が多かったので肩部分けました。黄色のノズル部分も成型色で再現されています。

腰部

こちらもバーニア部分の色分けが再現されています。サイドスカートはビームガンが脚部についているのでありません。

足首

唯一、ノーマルリガズィから変更のない部分です。

脚部

膝から下のフレーム部分はノーマル共通ですが、足の付け根部分に横方向の可動軸が新設されています。

右がノーマル、左がカスタムです。分割して可動軸追加されていますが、フレームのモールドも結構デザインが違います。

太もも部分の裏側に装甲がないのが驚きました。

ランドセル

こちらが変形したときに機種になる中央部分です。

こちらは両サイドのエンジンと主翼になります。羽の大きさが目を引きます。

こちらが完成状態。大きさもさることながら、紫色が派手です。

武装

専用ライフルにハイパービームサーベル、シールドです。

シールドは表面下半分の濃い青のパーツ以外はノーマルの部品です。

ライフルの茶色い部分ってやっぱり木(?)なんでしょうか?

変形用アシストパーツ

余剰パーツ

余剰パーツになります。腕や脚中心に発生してます。

素組完成

分かりやすくバックパックのない状態で

ここまででは、色分けほぼOKって感じです。

バックパック装着するとこうなります。ジャスティスガンダムっぽいです。

今のところは何とか自立してますが、バックパックはかなり重いです。アクションベースなしでのポージングは結構厳しい予感がします。

ギミック&可動

腰のヒンジが増えたので前後にも動くようになりました。

左右にも一般的なMGレベルの可動域は確保しています。

肩も胴体側に可動部が設けられたので開く動きも苦になりません。

少し狭い気はしますが、肩も引き出し可能です。

肘もしっかり折りたためます。

可変機の恩恵もあって、膝の可動域も広く確保されています。

今回の大きな変更点、足の付け根に追加された左右の回転軸のおかげで、こういったポーズも取ることができます。

しかし、立膝は少し厳しいです。

コクピットハッチが開閉します。

アクション

シールドが接続パーツ1本で取り付けているので、全く動かせずポージングで取り回しがしずらいです。

さすがハイパー!ビーム刃がデカい

ウエイブライダー

説明書通りにやってみましたが、もう一つカチッと来てない気がします。

真横から見ると結構厚みがあります。

比較

最近のMGであるジェガンと並べてみました。本当はノーマルのリ・ガズィと並べたかったんですが、すでに私の手元には無かったので、同じ年代の量産機に登場いただきました。デザイン的な共通部分はほとんど見られません。

まとめ

今回は『MG リ・ガズィカスタム』をレビューいたしました。

MGリ・ガズィをベースに「関節部をアップデートといった」といった内容でプレバンで商品発表された時には、「いったいどんなもんなんだ!」と非常に興味が引かれ、実際手にするのが待ち遠しいキットでした。

実際にキットを手にしてみると、関節部のアップデートというよりは、最低限使えるパーツだけを残して、ほとんど新規といった内容でした。

ノーマルの共通ランナーであっても、使用するパーツは数個で、大多数は余剰パーツといった感じでした。

ここまでするなら、完全新規でもよくない?とも思いましたが、金型一つ作るコストと天秤にかけて結果、こういった商品になっているのかもとも考えさせられました。

キットフルフレームとはなっていませんが、リニューアルされているだけあって、可動域や色再現、組みやすさといった点は特に問題になる部分は感じられませんでした。

ただ、元の原画に寄せる必要があるためか、バックパックの紫のカラーリングや、本体の色数の多さ、ライフルの茶色い部分などは全塗装するなら色調やカラーリング変更なども検討するに値すると思います。

また、ウェーブライダーへの変形はできますが、正直あまりカッコよくないといった感想です、本体の厚みはいかんともしがたいです。また、主翼も特にMS形態では大きすぎると感じます。どうせ大気圏内では使用しないんだから小っちゃくてよくね?と思いました。

ただこういったキットのリニューアルの新しいアプローチは大歓迎なので、ノーマルのリ・ガズィもVer1.5表記でも何でもいいので、商品化していただきたいと願います。

キットのグッドポイント

  1. リニューアル(新規?)されたことにより、断然広くなった可動領域
  2. 成型色による高い色分け再現
  3. 少し古いMGに対するバンダイの心意気が感じられる

キットの残念ポイント

  1. デザイン的な問題ではあるがカラーリングとバックパックの重さ
  2. やはり多かった余剰パーツ
  3. ウェーブライダー形態があまりカッコよくない
  4. ABS素材のパーツが外装部分(グレー部分)に点在、塗装はどうする!?
  • 登場作品:逆襲のシャア MS-V
  • 型式:RGZ-91B
  • 名称:リ・ガズィ・カスタム
  • 搭乗者:アムロ・レイ(?)
  • 所属:地球連邦軍 ロンドベル隊
  • 商品価格:5940円(税込)
  • 発売:2019年4月17日(イベント先行販売)

MG リックドム

今回は『MG リックドム』をレビューいたします。20世紀の傑作キットも発売されてから、間もなく20年!? 出来がよすぎて2.0にアップデートするタイミングを逸したともいわれておりますが、果たして平成が終わる今でもまだ通用するのか?を見ていきたいと思います。

このあと、プレバンからMGドムベースで関節部の改修がされるMGドワッジの発売も控えているので、あらためてチェックするにはいいタイミングだとも思いました。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはビームバズーカを構えた姿になっています。このビームバズーカ、ファーストシリーズをリアルタイムで見ていたオールドタイプの自分には後付け設定だったんでイマイチなじめてないんですよね。

組立説明書は当時のMGスタンダートで裏面に背面写真、中面にカラーの解説、ページひらいて最初の方にはカトキ氏のイラストに解説もあるしっかりしたものになっています。考えてみると、当時のキットはある意味みんなVer.Kaだったともいえるんでしょうかね?

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PSとABS混在です。

Bパーツ ブラック PS素材 足のパーツがでかいです。

Cパーツ グレー PS素材 ジャイアントバズとフレームなどです。

Eパーツ パープル PS素材 

Fパーツ グレー PS素材 内部フレーム中心です。

Hパーツ パープル 脚部スカートです。

Iパーツ ブラック 頭部や肩部分です。

Jパーツ グレー PS素材 脚のフレーム部になります。

Kパーツ パープル PS素材

Mパーツ 追加のポリキャップです。

Nパーツ グレー PS素材 ビームバズーカ本体です。

Oパーツ グレー PS素材 リックドム専用のランナーです。

ポリキャップです。

マーキングシール こちらは剥がして張るタイプのシールです。

ガンダムデカールになります。上から子するタイプです。個人的には苦手なシールです。

ビームバズーカで使用するジュエルシールです。

各部組立

頭部

頭部のモノアイは頭部を外して、動かす形になります。

胸部

背中のバーニア部がリックドム専用となっています。

腰部

サイドスカートも本体にはポリキャップで接続していますが、なぜか稼働しません。フロントのみ動きます。

腕部

指は5本が独立で稼働します。肩アーマーの内側のあかが気になります。

脚部

あらためて見ると、足首の大きさに驚きを感じます。足首のフレームへの接続方法が今はあまり見ない形で新鮮です。

武器

ヒート剣は発熱時の青いものは付属していません。

素組完成

接地面がどっしりしているドムのフォルムが再現されています。横から見ると猫背気味です。

各バズーカを構えた立ち姿はかっこいいですが、腕のクリアランスやマニュピレーターの保持力の問題で持たせるのは一苦労です。

ギミック&可動

肘はしっかり曲がります。

膝も思いのほか曲がりますが、ももの前方への可動域があまり広くないので生かし切れていません。

足首も関節が二か所あるので思いのほか大きく動きます。

肩は横への開きも、上方へもきれいに上がります。

多少ですが首も上下します。

頭部を外してモノアイを稼働させます。

5本独立可動がなせる技!

上半身と下半身の接続部分のボールジョイントで前後左右に動きます。

アクション

肩関節は引き出し式になっていないため、バズーカ構えるのは結構苦労します。特に左手がうまく届かないためグリップ握らせるのが一苦労です。

脚部が重いので、アクションベースでも大胆のポージングは不向きです。

ヒートサーベルは黄色のみなのが残念です。

比較

ドムも大きいイメージだったんですが、ゲルググの方が頭一つ大きいです。こんなに差があるとは思っていませんでした。これもスケールモデルならでは気が付けた点かと思います。

やはりVer2.0と並べてしまうと、パネルラインのスジボリなど一緒に並べると差を感じます。

まとめ

今回は『MG リックドム』をレビューいたしました。

さすがは20世紀の傑作キット、プロポーションやドムらしさといったところは今見てもなかなかのものでした。

関節の構造なども最近は見ない作りであったりして、なかなか興味深いものでした。

しかし、やはりここ最近発売されているキットを知ってしまった後だと、物足りなさや古さも感じられるものでした。

可動域では肩関節の引き出し構造が採用されていないため、バズーカを構えるのにどうしても無理が出てくる点や、ももの可動域、手足の付け根もポリキャップ頼りなので、重みでダレることや、全体的なパーツ剛性の低さなど、気になる点も散見されます。

今度プレバンで発売される「MG ドワッジ」は肩の引き出し部含め、関節部分がリニューアルされているとのことなので、どれくらいの進歩がみられるか楽しみに待ちたいと思います。

いっそのことドムVer.2.0にしてしまえばいいのにとも思いおますが、部分改良だけでまだいけるというバンダイ判断をしかと見届けたいともいます。

とはいえ、1/100でドムが欲しいとなると、現状は今のドム&リックドムしかないので、そろそろまた20年持つ傑作キットを期待したいところです。

キットのグッドポイント

  1. 雰囲気通りのドムが誰でも組み立てることができる。
  2. しっかり曲がる肘と膝
  3. 色再現もほぼOK

キットの残念ポイント

  1. バズーカ構えるのが一苦労
  2. 各スカート裏の赤い部分と黒い部分との接合性がいまいち
  3. ポリキャップ頼りの手足の付けね
  4. つなぎ目が豪快な ビームバズーカ
  • 登場作品:機動戦士ガンダム
  • 型式:MS-09R
  • 名称:リックドム
  • 搭乗者:ジオン一般兵
  • 所属:ジオン公国
  • 商品価格:4320円
  • 発売:1999年10月

MG 1/100ジェガン(素組完成)

MGジェガンの外装部取り付け~素組完成までレビューしていきます。フレーム完成から少し時間空きましたので、改めて各部見ていきたいと思います。

組立部分は動画も入れてありますので参考にしていただければと思います。

各部外装取り付け

胸部完成

シンプルながらもジェガンの特徴とらえてます。

後ろはそっけなく…

バックパック完成

頭部完成

パーツ数はそこそこあります。メインカメラのシール貼ってます。

かなりかっこいいです。

腕部完成

フレームパートで肩フレーム紹介忘れてました。左右共通でオレンジのバーニア部を付ける位置で左右に違いを出してます。

基本は左右同一ですが、バーニアと穴の目隠しパーツで違いをだしてます。

足首完成

脚部完成

武装完成

武器はいたってシンプルです。バズーカ欲しかった。

素組完成

シンプルさの中に力強さも感じます。

アクション

ジムⅢは残念ながら用意できないので、ジムⅡとの比較です。

もうちょっとジム色強いかと思っていましたが、 こうして並べてみると、同じ系列とは思えぬ別の機体ですね。 世代が全く違う印象です。

まとめ

今回で素組完成となりました。作ってみての感想としてはMGなのに簡単すぎる…といった印象です。

元々のデザインが非常にシンプルなので、ある程度簡単なのは仕方がないとは思いますが、内部シリンダーの動きの再現とか、関節曲げるために装甲の一部がスライドするといった、これぞマスターグレードといった仕掛けが無くなっております。

成型色での見事なカラー再現や、今後のシリーズ展開を予感させるパーツ分割など、良き点もたくさんありますが、MGの組ごたえといった点では物足りなさを感じました。

あと、気になった点では首が少し緩くてポージングが安定しないのと、足の付け根の最初の関節が緩くてくるくる回ってしまう点が少々気になりました。

スタイルがいいだけに、内部フレーム中心にもう少しパーツ数増やして、組立満足度を上げてほしかったです。

しかし、今後のジェガンシリーズのバリエーション展開は期待したいです。スタークジェガンとエコーズは最低限でも押さえたいですな。

MG 1/100ジェガン

レビュー第二弾はMGジェガンになります。映画「逆襲のシャア」に初登場して以来、「ガンダムユニコーン」、「ガンダムF91 」と数多くのバリエーション機を生みながら30年もの間、第一線で活躍した連邦の傑作機です。

今回、晴れてMG化されたのは逆シャア版に登場した、素のRGM-89になります。まずは基本機体をしっかり押さえて、今後発売されるであろうD型をはじめとした派生機を待ちたいと思います。

パッケージ&内容物

おそらく、逆シャアの最終決戦の場面かと思われます。
メイン画像含め11.5機も描かれてます。

側面はキット開設のてんこ盛りです。両面とも機体の解説は無く、キットアピールの場となっています。

プレバンで発売予定のベースジャバーのチラシです。

ガンダムベーストーキョーの夏休み向けチラシも入ってました。

ランナー紹介

パット見た感じ部品点数はかなり抑えられているようみ見受けられました。

また、今まであまり見たことのない細長いランナーや、L字型になっているランナーがやけに多かったりと、今後の派生機に対応するための設計がなされていると感じました。

A1パーツ ライトグリーン PS素材 腰回りです。部品点数少ないです。

A2パーツ グリーン PS素材 襟やバルカンポットが見えます。微妙な色合いです。

Bパーツ ダークグレー PS素材 内供フレームです。

Cパーツ ダークグレー PS素材 脚部フレームと思われます。

D1パーツ ダークグレー PS素材 脚部フレームです。2枚あります。

D2パーツ ダークグレー PS素材 足首と思われます。2枚あります。

Eパーツ ダークグレー PS素材 武器のグレー部分です。

F1パーツ イエロー PS素材 バーニア周りです。

F2パーツ イエロー PS素材 バーニア周りでF1で足りない分になります。

G1パーツ ライトグリーン PS素材 肩周りです。ランナーの形がミョーに細長です。

G2パーツ ライトグリーン PS素材 肩周りでG1だけでは足りない分です。

H1パーツ ライトグリーン PS素材 ふくらはぎとシールドになります。

H2パーツ ライトグリーン PS素材 脚部になります。

Iパーツ ライトグリーン PS素材 バックパックと頭部です。ここもランナーの形が変に欠けてます。おそらく一番手前のバックパックユニットが無くなって左側の空いているところに別のモデルのバックパックパーツが入ったりしそうです。

J1パーツ レッド PS素材 コクピットハッチなどの赤い部分です。

J2パーツ クリアブルー PS素材 バイザーなどのクリアー部分です。

SB1パーツ クリアピンク PS素材 1本は余剰パーツです。

OPパーツ ダークグレー PS素材 マニュピレーターです。今回も指は可動しません。

つや消しのマーキングシールになります。ホイルシールはありません。

フレーム作成

胸部フレーム作成

胸部のパーツ群になります。部品点数は少ない印象です。肩の引き出し関節もパーツ二個で構成されてます。

パイロットはあとから乗せるのが大変そうだったので、先に塗装しました。

胸部パーツのモールドの細かさが目を引きます。

裏側は蓋されていないため、少し残念な感じです。

頭部フレーム作成

頭部フレームもパーツ最小限です。頭本体は1パーツです。

単眼部分には後ほどシールを貼ります。

腕部フレーム作成

ハンドパーツは親指以外固定の差替え式です。上腕に肉抜き(?)があります。

足首フレーム作成

足裏はつま先のオレンジ部分のみが可動部分です。

オレンジ部分の先端以外はグレーに塗装したいところですが、完成後はおそらく見えません。

脚部フレーム作成

脚部のバーニア部もきちんと色分けされてます。バーニアの内側は塗装面倒なので、非常にありがたいです。ここも脛部のシリンダーなどもパーツではなくモールドで再現されてます。

ふくらはぎを別パーツにすることによって、今後のバリエーション展開に対応するのだと思います。

フレーム部完成

上腕部のパーツ構成が左右で前後反対になっています。右腕は前に、左腕は後ろに肉抜き部が出来ます。

つま先やシリンダー部などは塗装したいところです。

腹筋も出来ます…

To be continued