RG RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)レビュー

今回は「RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」をレビューしていきます。

RGの第8弾キットとして、2012年に一般店頭発売されたものとなっています。

最近のRGではアドバンストジョイントがほとんど使用されていないキットもございますが、このキットは頭部以外の骨格として使用されております。

ゼータの第1話から、ダブルゼータの最終話(その1つまえまでだったか?)まで約2年間にわたり活躍した傑作MSを見ていきたいと思います。

今までRGはデカール+クリアコートでの仕上げばかりでしたが、今回のレビューでは塗装(ABS系のパーツは水性クリアーコートのみ)と別売りの水転写デカールで手間かけ仕上げで行ってい見たいと思います。

パッケージ&内容物紹介

RGフォーマットの顔のアップと全身像の組み合わせです。

取説もRG標準です。

ランナー紹介

Aパーツ PS素材 イロプラ 胸部やスリッパ部分などです。

Bパーツ ABS素材 グレー アドバンストジョイントです。

Cパーツ PS素材 イロプラ バックパックや黄色の部分です。

D1パーツ PS素材 ホワイト 腕、脚、頭部やシールドです。

D2パーツ PS素材 ホワイト D1と対になるパーツです。

E1パーツ PS素材 グレー 胸部フレームやライフルです。

E2パーツ PS素材 グレー E1と対になるパーツです。

Fパーツ ABS素材 グレー 手首などです。

G1パーツ PS素材 ホワイト② 脚部や肩です。グレー濃い目の白です(変な日本語かな)。

G2パーツ PS素材 ホワイト② G1と対になるパーツです。

SB1 PS素材 クリーピンク ビーム刃です。

リアリスティックデカールです、今回は水転写使用するので、メタリックの部分の未使用の予定です。

個人的には嫌いなメッシュパイプです。

今回はオプションのガンダムデカール使用します。

ガンダムデカールは再販と再販の感覚が長いのを改善してほしいです。

各部組立

フレーム 脚部

膝裏のパイプはバンダイさんが大好きなメッシュパイプです。個人的には普通のプラパーツの方がいいと思います。

フレーム 胴体+腕部

コクピットブロックは塗装(ガイアノーツ フレームレッド)しております。

フレーム完成

フレームだけ見ているとMGかと思ってしまいます。

ボディバランスも良好です。

外装組立

外装はパーツごとに塗装、スミ入れ、水転写デカール、クリアコートを行ってからくみ上げています。

RGシリーズは一度組むと、パーツ外すのに苦労するイメージが強いので、この方法を採用しております。

塗装レシピは

白 ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ

濃い白 ガイアノーツ ニュートラルグレーⅡ

青 ガンダムカラー ブルー14

赤 ガイアノーツ フレームレッド

黄色 白3:ガンダムカラーRX78イエロー7

濃い黄色(スネとかたのバーニア) ガンダムカラーイエロー2

グレー ガイアノーツ ジョイントグレー+ニュートラルグレーⅤ

武器 濃い部分はガイアノーツニュートラルグレーⅤ、薄いグレーはMrカラーのニュートラルグレー+ミディアムブルー

ABSパーツとアドバンストジョイントは水性のプレミアムトップコートつや消しのみです。

それ以外の塗装部分はMr.スーパークリアーIVカットつや消しを使用しています。

頭部

ツインアイはシルバーの上から蛍光グリーンで塗装しております。

口の上のモールド部分、雑な塗装になっていましまいたが、マスクの鼻の部分がスリットになっているので、中の赤い部分が見えてしいます。なんでもいいので、黒などのダーク系で塗装しておくことをオススメいたします。

頭頂部のグレーはもう少し薄いほうがよかったと後から思っております。(しかしリペイントはせず)

足首

つま先の凹み部分と足裏のグレーは塗装断念しました。

脚部

腰部

胸部

胸のダクトと襟周り、頭部Vアンテナの黄色は色味変えています。

腕部

肩部分は上から差し込む形になっています。接続部分のパーツが写っていないです(置き忘れ)。

ランドセル

取説ではバーニア内側はグレーでしたが、設定どおり赤にしました。

武装

バルカンポッドは本体胸部と同色で塗装しています。

ライフルのエネルギーパック1個は余剰パーツです。各武器のメタリックグリーン部分はシール使用しています。

完成

痛恨!サーベルのデカールの位置左右で間違えております。

ギミック&可動

首の前後の可動域は広めです。

腰も左右、前後に稼働します。

ひじも難なく折りたためます。

肩部分も大きく上げることができます。

膝もしっかり落り曲げられます。

つま先はおそらくGディフェンサーとの接続用に大きく稼働します。

立膝は少しバランスが悪いです。

シールド接続部分は設定に縛られることなく、丸穴とL字の接続パーツ使用しています。ポージングの幅が広がっています。

腰のマウントラックを開いてハイパーバズーカを搭載可能です。

バルカンポッドは頭部側面の接続穴に両側からはさむ形になります。塗装がはがれないかと少し気をもみます。

コクピットハッチも開閉します。青い上半分は前に引き出すだけとなっています。

腰のラッチにビームライフルやバズーカの弾倉を懸架出来ます。

シールドは差し替えなしで伸縮します。

シールド裏にエネルギーパック装着可能です。ただシールドののぞき穴を完全にふさいでしまいます。

アクション

劇場版で印象的なキックシーンも再現可能です。

サーベル引く抜くポーズも余裕で取れます。

サーベルのビーム刃が長めです。

ニューハイパーバズーカも無理なく構えることができます。

せっかくなので、ドダイ改にも乗せてみました。百式もリックディアスも手持ちがないのが残念!

比較

同じRGのゼータガンダムとの比較です。

思いのほか大きさに差があることが分かります。変形機構ない分、プロポーションはMkⅡの方がよいですね。RGで百式も欲しいですね。

エゥーゴの主力3機種です。来月プレバンから発送されるリックディアスが待たれます。

まとめ

今回は「RG ガンダムMkⅡ(エゥーゴから)」をレビューいたしました。

サイコガンダムを作成した際に、1/144のMkⅡが1台もないのはちょいと問題かと思い、クローゼットから引っ張り出しての製作となりました。

RGシリーズとしては8番目の製品だけあって、初期のキットで指摘されていた、部品のポロリもほとんどなく(塗装している影響もあると思いますが)、組立を行っていて、ストレスを感じる箇所はありませんでした。

強いて言えばシールが多くて、根気がいつも以上に必要だということぐらいでしょうか。

個人的にはいまだに、定義がよくわかっていないのですが、ムーバルフレーム(RGやMG2.0のRX-78だって同じ様な作りだし)をユーザーに意識させるためか、説明書通りに組み立てると、フレームのみの全身が完成して、外装パーツを順番に取り付けていく演出など(おそらくそういった意図のはず)、楽しみにながら製作できる点も高評価でした。

今回は、RGをはじめて全塗装+水転写デカールで作成してきました。細かいパーツ分けや、デカールの数も多く、手間と時間はかかりましたが、仕上がりは満足度の高いものとなっています。

もちろん、未塗装、シールなしでも十分な結果(完成品)を手に取ることができる好キットだと思います。

最近はMGよりもRGの方が組みごたえや、出来上がった時の達成感が得られるような気がします。メーカー内における商品の位置づけとかも少しずつ変化しているのかもしれませんね。

キットのグッドポイント

  1. 説明書どおりに組むだけでイメージ通りのMkⅡが組みあがります
  2. ムーバルフレームを意識させられる組立順番
  3. RGですが、目だたポロリもなし(塗装したからかも)

キットの残念ポイント

  1. 黄色とオレンジの違いなど、細かい色分けが取説でもオミットされていた。
  2. 腰のスイングロックや股関節のロックが使いずらい

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ
  • 型式:RX-178
  • 名称:ガンダムMk-II
  • 搭乗者:カミーユ・ビダン、エマ・シーン、エル・ビアンノ
  • 所属:エゥーゴ
  • 商品価格:2,750円(税10%込)
  • 発売:2012年05月12日
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

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