HGAC ガンダムデスサイズ レビュー

今回は2021年5月に一般店頭発売となりました『HGAC ガンダムデスサイズ』のレビューをしていきます。

ガンダムWのTVシリーズの機体を1/144のHGACシリーズで商品化されたものとなります。

ウイング(2013年)とウイングゼロ(2014年)は主役機枠で既に商品化されておりましたので、昨年発売されたサンドロック、ヘビーアームズに続き、一般店頭発売の新制HGAC第三弾となったこのキット、一部サンドロックやヘビーアームズとの共通パーツはありますが、最新技術で立体化された死神を見ていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

素材はポリキャップ以外全てPS素材です。B1パーツのみ「ガンダムW フレーム」表記で、それ以外は「ガンダムデスサイズ」表記となっています。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

Now shooting

まとめ

今回は『HGAC ガンダムデスサイズ』を見てきました。

同じフォーマットでウイング以外の5体は開発されるのかと思いきや、当然共通パーツ、共通部分はありますが、膝や腕の付け根のスライド関節や、肩ブロックがショルダーアーマー側にくっついているなど(おそらく部品点数を抑えるためか)、新しい試みがいくつか試されている意欲的な1台でした。

特に膝の作りはなかなか面白い構造になっています、スライド機構を追加することによって今までのHGと変わらない部品点数で大きな可動域を実現させています。

肩部ブロックに関しては干渉部分を稼働させて、クリアランスを生んではいますが両腕が水平に上がらないなど、元々デザイン的に上がりずらいかとは思いますが、可動域には「?」が残ります。

ただ、こうして新しい試みを行うことで、新しいスタンダードも生まれてくると思いますので、大歓迎ではあります。

デスサイズとしては関節は良く動き、色分けもそれなりにきちんとされていて、小さなボディ(クスィーの後だと余計そう感じます)ながらしっかりしています。

色分けがそれなりと表現したのは、このデスサイズ、取説のカラーガイドにもありますが、同じ色かと思われるグレー系も細かく分けれていたり、脚の甲のワンポイントのダークグレーなども含め、全て再現しようと思うと、手間がかかりそうです。

また、プロポーションに関してはTV版を謳っている以上、もう少し無骨な方がよかったような気がしますが、最近の流行や、今後出るであろうエンドレスワルツ版との部品共通化も見越すと、このあたり何だろうなとも思います。

個人的にはオペレーションメテオの初期5台の中では1番好きな機体だったので、先に発売されている2台を一旦スルーしてデスサイズからスタートしましたが、サンドロック(我が家の在庫は改ですが)とヘビーアームズ(買い損ね)も一緒に並べたいと思わせられるキットでした。

この後、シェンロンガンダムも出てくると思いますが、おそらくビルドダイバースの「ジーエンアルトロン」ベースになると思われるので、最新設計機はこのデスサイズかもしれませんね。

この1年ぐらいのうちに出るであろうシェンロンと6月発売のRGウイングとで、早く5台並べたいですね。

キットのグッドポイント

  1. 新基準になりそうな膝関節
  2. 全体的にカチッとした作り
  3. 豊富なハンドパーツ

キットの残念ポイント

  1. 肩の水平方向への可動域
  2. グレーの種類が多い&取説だけだと写真が少なくわかりずらい
  3. 後から外すのが大変な、「パチッと」はめる部分多し

  • 登場作品:新機動戦記ガンダムW(TVシリーズ)
  • 型式:XXXG-01D
  • 名称:ガンダムデスサイズ、、ガンダム02(ozによるコードネーム)
  • 搭乗者:デュオ・マックスウェル
  • 所属:L2コロニー
  • 商品価格:1,650円(税10%込)
  • 発売:2021年05月22日
  • 積みプラ解消: -5.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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