HG

HG ガンダムエアリアル(改修型) レビュー

2023年7月1日

今回のガンプラレビューは、機動戦士ガンダム水星の魔女から2ndシーズンの主役機、「HG 1/144 ガンダムエアリアル(改修型)」をレビューしていきます。

機体紹介

ガンダムエアリアル(改修型)は「機動戦士ガンダム水星の魔女」2ndシーズンの主役機、グラスレー寮と地球寮の決闘時に大破した「ガンダムエアリアル」を改修、強化した機体となっています。

ただ、改修機といっても機体外装や武装などは大幅刷新となっています。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.19として1期と2期の間のお休み中の2023年3月に一般店頭発売されました。

外装のほとんどが変更となっているため、エアリアルからの引継ぎパーツは無く（ビームサーベル刃以外）完全新規のキットとなっています。

目次

パッケージ＆内容物紹介

水星の魔女シリーズ準拠で、ガンビットライフルを構えているシーンを再現しています。

側面はキット紹介と作品＆機体紹介です。

側面はキット紹介と作品＆機体紹介です。

組立説明書も片面カラーの標準タイプです。

組立説明書も片面カラーの標準タイプです。

部品注文の説明部も最新版です。

ランナー紹介

ビームサーベルエフェクト以外は「HG 1/144 ガンダムエアリアル(改修型)」表記でPS素材です。

Aパーツ　イロプラ　武器類とワンポイントカラーがまとまっています。

Bパーツ　グレー　フレームや関節です。

C1パーツ　ホワイト　腕や頭部、腰部、ガンビットです。

C2パーツ　ホワイト　脚部と胸部です。

Dパーツ　ブルー　胸部やバックパックなどの青い部分がまとまっています。

Eパーツ　イエロー　羽や脚部などのイエロー部です。

Fパーツ　クリアー+インモールド成形　シェルユニットになります。

SB-9　クリアーブルー　ビームサーベルです、断面は丸ではなく、平型です。

シール

ホイルシールです、センサー類やシェルユニット、ガンビットの色再現ようです。エアリアルで採用されていた糊面に印刷されていたダブルサイドシールは採用されていません。

各部組立

頭部

頭部は相変わらず、驚異のパーツ分割です。フロントマスクにルブリスの面影があります。

成型色だけで、スリットの裏のグレーまで再現されています。

リアカメラも色分けずみです。アンテナは安全ダボ付きになっています。

胸部

基本構造はエアリアルと共通です。

黄色い部分が無くなって派手さはなくなりました。

バックパック穴は共通です。

ランドセル

今回大きく変更となった部分です、フライトユニットが標準装備になった感じです。

ガンビットが接続される部分ではありますが、下のスラスターの中身が空っぽなのがちょっと気になります。

腕部

ヒジ関節はシングルの片持ち接続です、肩アーマー接続部はC型関節になります。

ハンドパーツは左右どちらも1種類で、武器を持つ場合も全て子の握り手になります。

腰部

胸部との接続部も脚部の接続部も固定の接続穴になります。

ワンポイントで赤いパーツが付きます。

足首

足首はエアリアル同様にブロックごと左右方向への可動軸がありません。

脚部

今回は貼っていませんが、脚部シェルユニットのシールはクリアーパーツではなく、太ももの白いパーツに貼り付ける方法に変更となっています。

ヒザ下のパーツ分割と色再現がよくできています。

ヒザ下のパーツ分割と色再現がよくできています。

武装

ビームライフルは差し替えで両手持ちバージョンに変形します。

この状態がノーマルになります。

持ち手と銃身をロングタイプに変更して両手持ちになります。

11基のガンビットとシールドの接続パーツです。

シールド型にした状態のエスカッシャンです。

ビームサーベルです、柄はランドセルから外してきます。

素組完成

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ビットオンフォーム

足首の接地感は低め。

足首の接地感は低め。

ギミック＆可動

頭部は左右方向へ1周できます。

首のL字接続の恩恵もあり、前後方向へは大きく動きます。

首のL字接続の恩恵もあり、前後方向へは大きく動きます。

肩アーマーを跳ね上げると腕は大きく上げることができます。

ヒジ関節はシングルなので、完全に折りたたむことはできません。

腕の付け根は肩ブロックごと動く形になっています。

腕の付け根は肩ブロックごと動く形になっています。

上半身も首同様に1周可能です。

体側は気持ち程度です。

体側は気持ち程度です。

前屈は胸部を中心に大きく屈めることができます。

前屈は胸部を中心に大きく屈めることができます。

ヒザは二重関節で大きく曲げることが可能です。

脚の付け根は3軸構造ですが、形状の問題であまり大きくは動きません。

脚の付け根は3軸構造ですが、形状の問題であまり大きくは動きません。

接続軸が脚部アーマーの切りかけに干渉します。

足首は前後に大きく動きます。つま先部はボールジョイント接続なので独立可動います。

足首は前後に大きく動きます。つま先部はボールジョイント接続なので独立可動います。

つま先部は横方向へも動かす事が可能です。

つま先部は横方向へも動かす事が可能です。

バックパックのウイング部は3軸可動で大きく動かせます。

バックパックのウイング部は3軸可動で大きく動かせます。

上下にも大きな可動を確保しています。

羽根はピッタリ閉じるところまで動きます。

羽根はピッタリ閉じるところまで動きます。

足裏とかかと部分は部分塗装必要になります。肉抜きもあり。

アクション

ガンビットライフルにすると、かなり大型の武装です。

立ち膝はきれいに決まります、ミラソウル社製フライトユニットに付属の平手は使用できます。

比較

エアリアルとです。ボディのバランスは共通ですが、外装はほぼ新規です。

武器はかなり大型化しています。

改修型はバックパックにノズルついていないけど、どんな原理なんだ？

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムエアリアル(改修型)」をレビューしてきました。

改修型ではありますが、エアリアルからの引継ぎパーツは無く、完全新規のキットでした。

主役機だけあって、頭部の色分け、インモールド成型されているシェルユニットなど、他の水星の魔女シリーズよりワンランク上の仕上がりとなっています。

きれいに決まる立膝など可動に関しても申し分なく（足首の横方向への可動は相変わらずありませんが）、ガンビットの展開など遊び応えも十分な内容です。

初心者からベテランまで納得の良キット、ガンプラの裾のを広げるための戦略的１台なので、その恩恵に素直に乗っかるのが良いかと思いました。

以上、HG 1/144 ガンダムエアリアル(改修型)」のレビューでした。

キットのグッドポイント

もはや定番化しつつある、執念を感じる頭部の色分け
バックパックは重いが自立可能
やっぱりシェルユニットはインモールド成形がいいな

キットの残念ポイント

ガンビット接続するのは判っているが、バックパック下部のユニットの中身が空っぽ
ビームライフルの差し替え多し
かかと～足裏のグレー部分は今回も要塗装

技術ポイント

ゲート：くさび形Ⅱ
腕付け根：ボールジョイント（KPS）+胸部ハの字可動
脚部付け根：本体側固定+脚部側3軸
関節構造：ヒジ（シングル）、ヒザ（二重）、首（L字接続）
クリヤーパーツ：シェルユニット、サーベル刃

機体＆キットデータ

登場作品：機動戦士ガンダム水星の魔女
型式：XVX-016RN
名称：ガンダムエアリアル(改修型)
搭乗者：スレッタ・マーキュリー、プロスペラ・マーキュリー
所属：株式会社ガンダム
商品価格：1,870円（税10%込）
発売：2023年03月18日
パッケージ：水星の魔女シリーズフォーマット
積みプラ解消： -6.5cm（パッケージの高さだけで算出）

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