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HGBF カミキバーニングガンダムレビュー

2023年10月10日

今回のガンプラレビューは「HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム」を素組で組み立てていきたいと思います。

機体紹介

カミキバーニングガンダムは『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場した機体です。主役ガンプラチーム「トライ・ファイターズ」のカミキ・セカイが、優勝を成し遂げた第13回全日本ガンプラバトル選手権全国大会の後に、ビルダーとしてのガンプラ修行をライバルでもあったキジマ・シアと行い、自ら作成した機体になります。

選手権で使用したビルドバーニングガンダム、トライバーニングガンダムを参考に、格闘戦に主眼を置いた点に変更はありませんが、新たに太刀が装備されています。

物語本編では（たしか）最終にしか登場しませんでしたが、そのあとに本編の1年後を描いた「アイランド・ウォーズ」でも登場しております。

キット紹介

キットはHGBDのNo.043として2015年09月に一般店頭発売されております。

格闘に特化した機体を再現すべ広い可動域や豊富なハンドパーツ、バトルエフェクトなど本編のイメージを再現することを念頭に置いたキット内容になっています。

目次

パッケージ＆内容物紹介

パッケージはHGBF標準（？）、トライファイターズを表す三色の六角形マークが入っています。
また、2023年再販品のためバンダイナムコロゴが追加されています。

側面は片側にキット解説にシリーズ解説と盛りだくさん、もう片方にも機体解説とストーリ解説が入り、情報量多めです。

側面は片側にキット解説にシリーズ解説と盛りだくさん、もう片方にも機体解説とストーリ解説が入り、情報量多めです。

シリーズナンバーは043です。
ビルドファイターズからの通算ですが、実はシリーズ点数が思いのほか多いことがわかります。

組立説明書は片面カラーのHG標準です。解説文多めです。

ランナー紹介

パーツ素材はポリキャップ以外すべてPS素材になっています。

Aパーツ　グレー　「HG 1/144 ビルドバーニングガンダム」表記　主に関節部やハンドパーツ中心です。このランナーだけビルドバーニングと共有になります。

Bパーツ　グレー　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　バックパックや鞘などのグレー部分です。

Cパーツ　ホワイト　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　ボディの白い部分まとめられています。

Dパーツ　レッド　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　こちらは肩アーマーやスリッパ部などです。

E1パーツ　ブルー　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　おなか部分です。

E2パーツ　イエロー　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　Vアンテナや胸部ダクトです。

Fパーツ　クリアーブルー　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　各部の青い部分（正式名称どなたかしりませんか）になります。

EF3パーツ　クリアーオレンジ　「バーニングエフェクト01」表記　腕と脚のエフェクト本体になっています。

EF4パーツ　クリアーオレンジ　「バーニングエフェクト02」表記　こちらは腕、脚の流れている部分と背中の小さな方の炎です。

EF6パーツ　クリアーオレンジ　「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記　背中の大きな炎になります。

PC-002　ポリキャップです。

シール

ホイルシール　ツインアイにセンサー部、黒のラインに「神」マークです。

各部組立

頭部

Vアンテナの留め方が一風変わっていて面白いです。
赤い三角形に黄のアンテナを取り付けて、本体に差し込みます。

ツインアイ、前後センサーはシール対応です。

頭部の合わせ目はデザイン上の段差で吸収しています。

胸部

胸部は左右ブロックが独立して可動します。

首の付け根が緩くて外れやすいです。

背中のバックパック接続はスライド型です。

バックパック

部品点数は少な目です。

円形のシンプルなものになっています。また、エフェクト接続用の穴があります。

スライド接続なので、汎用性は低いかもしれません。

腕部

ハンドパーツは基本的に左右各4種類、このほかにエフェクト接続用の物もあります。また、肩アーマーは「神」マーク部があるので、左右非対称です。

ヒジアーマーもクリアーブルーです。

腰部

腰部、およびおなか部分です。

腹部と上半身は差し込み接続になります。

足首

残念ながら足首は前後で一体型のため、可動軸はりません。

クリアーブルーが目立ちます。

脚部

ヒザ周りの赤い部分が少し変わったデザインになっています。

脚の付根は3軸可動です。

脚の付根は3軸可動です。

武装

太刀は真っ白です。やはり刃だけでも塗装したいところです。

一応黄色いパーツは付いていますが、やっぱり鞘も金色でグレードアップしたいです。

エフェクトパーツ

左が脚用、真ん中が腕用です。専用のハンドパーツがあります。

背中の炎（小）です。こちらは接続部分で角度変えることができます。

こちらは専用の大型の炎です。やはり3本の放射線状の物は角度変更可能です。

素組完成

道着をモチーフにしたデザインとのことです。

ギミック＆可動

首はよく動きま、左右へは1周可能です。

前後方向へもよく動きますが、外れやすいです。

前後方向へもよく動きますが、外れやすいです。

腕は付根の可動域が寄与して大きく上がります。

ひじも二重関節でしっかり折りたためます。

手首の付根にも関節あるので手のひらを反す動きが可能です。

手首の付根にも関節あるので手のひらを反す動きが可能です。

腕の付根は筒形のポリキャップが仕込まれていて、若干ですが前後、上下へ動きます。

腕の付根は筒形のポリキャップが仕込まれていて、若干ですが前後、上下へ動きます。

また、左右の胸ブロックも独立可動します。

また、左右の胸ブロックも独立可動します。

上半身と下半身の接続部は左右方向へ1周します。

ただ、残念ながら腹部はボールジョイントのみのため、屈む動きはほとんどできません。

ただ、残念ながら腹部はボールジョイントのみのため、屈む動きはほとんどできません。

ヒザもきれいに折りたためます。

足首は脚部側のデザインがすっきりしているため、前後方向へ大きく動きます。

足首は脚部側のデザインがすっきりしているため、前後方向へ大きく動きます。

同じく左右方向へもほぼ1周可能です。

同じく左右方向へもほぼ1周可能です。

脚の付根も1周回ります。

アクション

こちらのパンチエフェクトは両手分あります。

背中の大型の炎エフェクトはカミキバーニングで採用されてタイプです。

立膝も決まります。また、背中の炎はビルドバーニングやトライバーニングに付属しているものと同じものになります。

キックエフェクトも迫力があります。

比較

格闘系MS（MF）界の雄、ゴットガンダム（RG）とです。

この2台が戦うシーンとかそのうち出てきませんかね。

まとめ

今回は「HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム」レビューしてきました。

全シリーズを見てもGガンダムシリーズ以外では珍しい格闘系モビルスール、手首の可動や腕の付根の構造など、他のMS（MFか？）ではあまり味わえない楽しさがありました。

ただ、腹部に可動部が設定せれていなかったり、せっかくの手首が外れやすかったりと、気になる点もちらほらありました。

そしてなんといっても、デザイン上の最大のポイント肩の「神」マークがシールのみ（2枚付いてますが）で、モールドでは再現されていません。ここはシールまたは塗装対応も可能な刻印付きのパーツを入れてほしかったです。このあと発売される後継機「神バーニングガンダム」で変更があるか気になるところです。

しかし、全体としてはきれいなクリアーブルーのパーツやド派手なエフェクトパーツ、よく動くヒジにヒザと完成してからも楽しいキットでした。

たまにはライフルを持たないガンダムもいかがでしょうか。

以上、「HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

迫力のエフェクトパーツ
美しいクリアーブルーのパーツ類
前腕や頭部Vアンテナなど興味深いパーツ分割

キットの残念ポイント

肩の「神」マークがホイルシールのみでモールドなし
全体的に関節緩め＆首、手首、腕の付根がポロリしやすい
格闘タイプなので、腹部に可動部欲しかった

技術ポイント

ゲート：一部細ゲート
腕付け根：本体側胸部ハの字可動＋腕側ボールジョイント
脚部付け根：本体側中央軸付き固定ピン+脚部側3軸
関節構造：ヒジ（二重）、ヒザ（二重）、首（ストレート両端ボールジョイント）
クリヤーパーツ：粒子発生部、エフェクトパーツ

機体＆キットデータ

登場作品：ガンダムビルドファイターズトライ、ガンダムビルドファイターズトライアイランド・ウォーズ
型式：KMK-B01
名称：カミキバーニングガンダム
搭乗者：カミキ・セカイ
所属：トライ・ファイターズ
商品価格：1,980円（税10%込）
発売：2015年09月12日
パッケージ：HGBF標準
積みプラ解消： -7.5cm（パッケージの高さだけで算出）
ベースキット：HG 1/144 ビルドバーニングガンダム
派生キット：神バーニングガンダム

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