今回は『MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka』をレビューしていきます。
TV版終了後に作成されたOVA作品「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場した機体です。筆者などは「ゼロカスタムじゃなかったっけ?」みたいな感じでございますが、現在は「ウイングガンダムゼロEW」で統一されているようです。
一般店頭発売のMGとしてはMGEXも含めると2020年4つ目のキット、ウイングガンダムEWとしてはMGでは2度目の商品化、Ver.Kaブランドで実質の2.0となっております。
完全新作の最新MG Ver.Ka の出来はどのようなものか?といった視点で見ていきたいと思います。
インナーフレームはクリアコートのみ、素組の後、外装は塗装、デカール、クリアコートで仕上げていきたいと思います。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
GパーツのみABSとなっております、それ以外はPS&KPS素材です。ABS使用されているのはちょっと驚き。
スタンド付属です。大きさはアクションベース1と一緒ですが、台座のモールドは異なります。
以下作成中…
各部組立
インナーフレームはつや消しクリアコート済みです。ABSのGパーツは水性のプレミアムトップコート、PS素材パーツはMrスーパークリアUV Cutつや消しを使用しています。
頭部
胸部
写真で見るとかなり荒いですが、実物はそれほどでも(と思いたい)、私の技術じゃ、今はこれが精一杯。しかし、こんな小さなパーツでもしっかりヒイロしています。
ランドセル
腕部
腰部
足首
脚部
武装
スタンド
支柱と支柱の接続部分が外れない構造になっているのと、ビスを使用しなくても良い構造になっています。
フレーム完成
素組完成
翼なし状態
翼有り
ギミック&可動
アクション
変形
大気圏突入モード
ネオバードモード(大気圏外モード)
ネオバードモード(大気圏内モード)
まとめ
今回は「MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka」をレビューしてまいりました。
アナザー宇宙世紀の機体は久々のレビューとなります(Gガンダム以来かな)。背中に生えた大きな翼など、UCものではおそらく絶対付かない装備も背負える辺りがアナザー物の魅力の一つだと改めて実感したキットです。
一昔前でしたら、こんなに大きな翼はパーツ数やコスト制約のために若干小振りだったり、目に見える形で残念な部分があったりしていたものですが、時代は変わり、本体とのバランスを取りながら、よりボリューミーにカッコ良く仕上がっております。
また、こんなに大きなパーツを背中に背負っているにもかかわらず、(ポーズには制約ありますが)自立できるところも驚きです。
膝の可動範囲を広げるためのふくらはぎの仕掛けも少ないパーツ数で非常に効果的に行われていたりと、MGシリーズとしてのレベルアップ部分も見ることができ、作成してて、なかなか興味深いキットでした。
新設定のバード形態もあり、ウイングガンダム自体の可能性を広げ、またキットとしてもバリューを高めている点も評価できる好キットだと思います(変形させるかは置いといて)。
ここ最近のVer.KaがMGEXのユニコーンや、ダブルゼータ関連と派手めなものが続いていたので、正直なところ次回作が「ウイングガンダムEW」と聞いた時は、少し物足りなさを感じた部分もありましたが、流石は最新のVer.Kaと感じることができる、シリーズの基本を支えるであろう1台でした。
キットのグッドポイント
- 後ろヘビーですが、ぎりぎり自立可能なボディバランス
- 膝の屈伸に対する新しい試み
- 全体的に組みやすいがしっかり動くパーツ構成
キットの残念ポイント
- シールドの取り付けがゆるめ
- 同じく前腕のアーマー部がゆるめ
- バスターライフルのパーティングラインを消すのが結構大変
- 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 型式:XXXG-00W0
- 名称:ウイングガンダムゼロEW
- 搭乗者:ヒイロ・ユイ
- 所属:
- 商品価格:6,050円(税10%込)
- 発売:2020年11月28日
- 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)
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