月間ホビージャパン4月号(2021)の一気読みレビューです。
今月はディオラマテクニック特集です。
目次
巻頭特集
匠が教えるとっておきのディオラマテクニック2021
HJライター陣による、ディオラマテクニックの紹介と作例中心の巻頭特集です。
山田卓司氏による、ディオラマとは何ぞや?といった製作の心得から各ライターのとっておきテクニックまで写真もふんだんに丁寧に解説されております。
便利素材や塗装テクニック、材質表現などディオラマ製作に必要な技術が詰め込まれた巻頭特集となっております。
個人的にはトタン工場のやれ具合にグッときました。
ガンダム
ガンプラは新製品も少なめなので、作例も少な目な感じです。
A.O.Z中心に「MG ガンダム TR-1[ヘイズル・アウスラ]」(キットはビックボリュームな1台)、「ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 復刻セット」(HJでこれが見られるとは!)、「HG ガンダムTR-1 [ヘイズル・アウスラ]次世代量産機(実戦配備カラー)」、まさかのキット化「HG ライトライナー」&ジムインターセプトカスタム、12月に一般公開が開始された横浜のガンダムファクトリー限定キット「1/100 RX-78F00 ガンダム」、「1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドック」といったラインナップになっています。
ガンプラ凄技テクニックで「高機動型アクトザク」がミキシングビルド(アクトザク+06R)で製作されていて、なかなかかっこいい感じです。(問題はキシリア隊のアクトザクの入所が困難ってところか)
キャラクターモデル
ついにエグゾフレームがカラー3ページに縮小となっています。その前に30MMの新商品紹介が同じく3ページ使用されています。
エルガイム(MK-Ⅰ)のアップデート版のテストショットをはさんで、
特別企画「ボトムズ模型を楽しむ」の小特集が組まれております。
作例はバンダイの「1/20 ATM-09-ST スコープドック」(こちらはパープルのメルキアカラー)、同じくバンダイのファッティー改造による「1/20 B・ATM-03 ファッティー地上用(A型)」、関東特集と連動した山田卓司氏によるウェーブ「1/35 ベルゼルガ」、「1/35 ダイビングビートル」を使用したクメン編のディオラマ、最後は同じくウェーブの「1/35 ATM-09DD バーグラリードッグ」となっております。
個人的にはATは小さめなキットで種類並べたいので1/35派です(本当はもっと小さいミニプラでもいいんですが)。
サンライズ・メカニック列伝は魔道王グランソードから「アクアビート」(タカラ)、スーパーミニプラの新製品(レイズナーが楽しみ)から、「バイオロボ」&「バイオドラゴン」、ダイナミック企画は今月も「鋼鉄ジーグ」F.S.Sからはボディカラーが鮮やかな、ボークスの1/144「V・サイレン・ネプチューン」、コトブキヤの「1/35 覚醒ワイルドライガー&ファングライガー」もあります。
サクラ大戦から1/24「HG霊子戦闘機・無限(クラリス機)」、「HG霊子戦闘機・無限(アナスタシア・パルマ機)」、「HG霊子戦闘機・無限(望月あさみ機)」と後発の3機そろい踏み、MODEROIDの「スーパーピピ美BARIモード」、攻殻機動隊 SAC_2045からスクラッチによる「1/48ステルスドローン&タチコマ」、HJから発売の「ジェネシックガオガイガーオプションセット」といった内容になっています。
スケールモデル
スペシャルホビーから1/72「ハインケル He 162 シュバルツ」、グレートウォールホビーの1/144「アメリカ空軍 B-52H 戦略爆撃機」、艦船は最上型の特集で、フジミの1/700「最上(昭和17年)」、二番艦「三隈」(キット紹介だけです)、三番艦「鈴谷(昭和19年/捷一号作戦)」、四番艦「熊野(昭和19年/捷一号作戦)」、更には幻の五番艦「伊吹」まで紹介されております。2ページに及ぶ最上型ヒストリーも読み応えありです。
カーモデルはタミヤの最新作1/24「マクラーレン・セナ」エンジンまで再現されたフルキットです。ミニディオラマで同じくタミヤの1/24「ロータス スーパー7 シリーズⅡ」、更にリニューアルされたタミヤの1/24「ロータスヨーロッパ スペシャル」(JPSのデカール欲しくなりますね)
まとめ
ディオラマ特集、匠の技が満載な巻頭でした。水や錆びなどの模型表現のテクニックの数々が惜しげもなく紹介されており、ディオラマこれからやろうか、または今作ってる方には参考になるかと思います。
しかし、私はディオラマ(今のところは)やらないのよね、時間の制約があるもんで。
来月は(おそらく)HGエルガイムまつりに合わせて、サンライズ・ロボット列伝2021、別冊付録でサンライズ・ロボット大全集1980’S リアルロボット編が付きます。
以上、ホビージャパン2021年の4月号でした!