今回はプレバン限定で発売されていた、「HG Gディフェンサー&フライングアーマー」のレビューをしていきます。
商品としては、「RGガンダムMK-Ⅱ」が発売されたタイミングで、「HGスーパーガンダム」(2002年11月発売)と「HGガンダムMK-Ⅱ+フライングアーマー」(2005年5月発売)の二つのキットからMK-Ⅱ本体を取り除いて、RGとの接続パーツ、リアリスティックデカールを追加した仕様になっています。
劇中ではカツのオモチャといった印象で、スーパーガンダムの活躍も最終決戦でハンブラビを落としたぐらいしか記憶に残っていないのが正直なところです(あとオープニングもか)。
今回は手元にあったキットが若干いわくつきで、プレバンで買い逃していたため、フリマアプリでGディフェンサーのみの商品を購入したあとに、オークションサイトで素組完成品(ジャンク扱い)のフライングアーマーのみを購入しております。
Gディフェンサーは素組にてレビュー、フライングアーマーはオマケ程度に全塗装した状態のレビューです。
目次
パッケージ&内容物紹介
中古で購入したため取説はコピーだったため、写真なしです。
ランナー紹介
ランナーもGディフェンサーの一部のみですので参考程度で見ていただければともいます。
各部組立
コア・ファイター
機首部
エンジン部
機体センター部
ロングライフル
素組完成
ギミック&可動
スーパーガンダム&Gフライヤー
グリップ数ミリ削る必要があります。
残念ながらジムⅢには対応してませんでした(バーザムは未確認)。
Gフライヤー形態
アクション
フライングアーマー
フライングアーマーは素組完成(ジャンク)状態の中古を購入したので、ペイント&シール貼りとコーティングのみです。
塗装レシピ
白:ニュートラルホワイト(ガイアノーツ9
黒:ミッドナイトブルー(GSIクオレス)
赤:モンザレッド+黒少々(GSIクオレス)
グレー:ニュートラルグレーⅣ(ガイアノーツ)
といったところです。
シールは説明書通りになっています。
まとめ
今回は「HG Gディフェンサー&フライングアーマー」をレビューしてきました。
Gディフェンサー単体としてみた場合は、非常に劇中の雰囲気を押さえていていい感じでした。
ただ、MK-Ⅱ本体と接続したときの後付け感(元々もそうかも)や分割ラインや組み合わせたときのパーツ精度(段差など)は、やはり古さを感じるキットでした。
ポリキャップがむき出しだったり、合せ目もたくさんあるので、きちんと仕上げるには結構大変なキットだと感じました。
また、Gフライヤーへの合体後の完成写真がなく、これでいいのか?と、よくわからないのも困りました。
一方、フライングアーマーは単純構造のためか、なかなか良くできていて、カッコいいです。
今回は他の人が作ったものだったので、ビフォーの写真はなしで、塗装後だけですが、素組でも色分けしっかりでいいキットでした。
サポートメカは出るだけありがたいと思うべきなのか、メーカーとしても商品的に難しいのかもしれません。
ただ、このセットもRG発売時にプレバンで発売されましたが、その後は再販一度のみ(2016年)。RGのMK-Ⅱ本体なんて、何度も再販されているので、この辺のオプションは欲しい人もたくさんいるだろうに、と思いますが、それ以降は一向に再販されることはなく、中古価格だけが高騰するのもいかがなものかと。
スーパーガンダムの状態は必ずしもカッコいいとは言えませんが(個人の感想です)、再現してみたくなる気持ちもわかりますので、お手頃価格で入所できるようであれば、押さえておきたい1機です。
以上、Gディフェンサーとフライングアーマー(おまけ)のレビューでした。
(個人的にはテンション上がらず作成に異様に時間がかかった1機でもありました)
キットのグッドポイント
- Gディフェンサー単体でのプロポーションはよくできている
- RGにもREVIVE HGにも(本体は)装着可能
- フライングアーマーが思いのほかカッコよい
キットの残念ポイント
- MKⅡとの合体方法(特にGフライヤー形態)の説明が少ない
- 合せ目の場所や段差など、設計の古さは否めない
- ロングライフルはそのままではREVIVE版HGに持たせることができない
- 登場作品:機動戦士ゼータガンダム
- 型式:FXA-05G
- 名称:Gディフェンサー
- 搭乗者:カツ・コバヤシ
- 所属:エゥーゴ
- 商品価格:1800円(税別)
- 発売:2012年5月
- 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)