HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)全塗装レビュー

今回は以前レビューしました、「HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」を全塗装していきたいと思います。

・今回の塗装にあたっては、なるべく調合しないで近い色を探す

・合せ目消しは程々に

の、2つを念頭に進めていきます。

リニューアル版とはいえ、基本設計は古いキットですので、最新のHGと比較すると合せ目は多め、また武器類などは段差も高めな印象です。

そのため全てをきれいに上げていたら時間がかなりかかりそうでしたので、あくまで全塗装仕上げを行うことを優先しました。

調合に関しても、時間短縮と色切れの心配を払しょくするため、なるべく市販の物をそのまま利用しております。

塗装レシピ

今回基本カラーは全てガイアノーツ使用しています。モノアイだけミスターカラーです。

本体レッド:003 ブライトレッド

本体ブラウン:203 レッドブラウン

本体パープルグレー:NC-007 ジョイントグレー

スカート裏、クレイバズーカ:AT-27 スチールブラック

頭頂部レッド:023 スカーレット

モノアイ:シルバー下地+蛍光グリーン

と、全て瓶から100%で使用しています。

本体の赤は取説の指定でもモンザレッド65%+シャインレッド35%に白少々をかなり明るめな赤なので、今回のブライトレッドは結構近いと思います。

ブラウン部はもう少しトーン落とすと更に良い気もしますが、個人的には十分許せる範囲でした(指定ではレッドブラウン45+ココアブラウン40+ブラック15+ホワイト少々)。

関節部などのパープルグレーはNAZCAのジョイントグレーです。以前使用したときは、あまりパープル感出なかったんですが、ただ単に攪拌が足りてなかっただけのようです。

クレイバズーカはプレバンの完成見本だとパープルグレーだったんですが、アニメ画見る限りダークグレーのようなので、スチールブラックで塗装しています。

モノアイはクリアーパーツそのままだと、何となく浮いた感じがしたので、シルバーの下地に蛍光グリーン吹いています。

また、今回のワンポイントとして頭頂部のレッドは本体のレッドと異なる赤を使用しています。脳内イメージだと今回使用したスカーレットのような朱色に近い記憶だったので、本体とは色味を変えてみました。

塗装済み完成

アクション

比較

まとめ

「HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」を全塗装してまいりました。

マスキング箇所は2カ所(前腕内側とサイドアーマーのパイプ部)だったので、それほど手間ではありませんでした。サイドスカートのパイプ部はあまり目立ちませんが、前腕部の内側の赤い部分は素組のままだとグレーになってしまうので、きちんと塗り分けてあげる必要があります。

それよりも大変だったのは合せ目処理でした。

肩ブロックは、最初からあきらめていましたが(プレバンの完成見本写真でも割り切ってましたね~)、バインダーやクレイバズーカは結構目立つので、それなりにはヤスリ掛けしたのですが、完成写真見ると左右差あったりで、部分的には消し切れておりいませんでした。

全体的な色味に関しては若干トーン明るめな印象ですが、イメージには近い仕上がりかと思います。瓶から100%そのまま使用でこの内容でしたら十分OKとします。

ただ、肩のバーニア部などは、エアブラシでエナメル塗料吹付でしっかり色出したかったと、少し後悔しております。どうしても下地透けたりしている部分があるので、気になります。

派手目な赤もなかなかにカッコいいリックディアス、並べたときのバランスもあるんで、黒いほうも塗らなきゃな~と宿題をもらった気になります。

以上、「HG リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」の全塗装レビューでした。

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