ガンプラ進化論 (MG ストライクガンダム編) 

ガンプラ進化の歴史を探るこのコーナー「ガンプラ進化論」 今回は「MG ストライクガンダム」の進化を見ていきます。

使用キット

MG エールストライクガンダム 2003年10月発売 価格 4,180円(税10%込)

・MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM 2013年05月発売 4,620円(税10%込)

Ver.RMは実質2.0にあたり、ビームサーベルのビーム部、ポリキャップの一部、専用ディスプレイスタンドが共通パーツとなっていますが、それ以外はすべて新規パーツでの構成となっています。

また、二つのキットの間にはほぼ10年の間があり、この記事を書いているのはVer.RMが発売されてからさらに10年後となっています。

フレーム状態での比較

どちらも頭部以外はフルフレームなので、外装を付けない状態で比較します。

写真は基本左が初代、右がVer.RMの配置になっています。

全体形状

可動部

Ver.RMで追加されているところを中心に見ていきます。

外装装着状態での比較

外装を装着した完成状態で見ていきます。

全体形状

色分け及び、細部形状

武装

シール

カラーリング

まとめ

今回はMGストライクガンダムを見てきました(エールストライカーはページ分けます)。

発売時期が10年ほど離れた2台でしたが、Ver.1.0の健闘も光る内容でした。

フレーム状態では、腹部の可動軸、脚部の付根が大きな違いでしたが、ヒジ、ヒザ、足首などの可動はそん色ない内容でした。

しかし、外装、特に色分けに関してはVer.RMの完成度に軍配が上がります。

また、装甲のスリットから見えるフレームは、いいアクセントになっており(スミイレと同じ効果)、パネル分割によるラインの追加や、細かいスジボリディテールも合いまり、情報量が増え、完成度に違いを与えています。

頭部の大きさや、全体的なボディバランスなど、Ver.RMは今風な小顔になっておりますが、設定画に近いバランスなのはVer.1.0かとも思います。この辺も時代に合わせた変化であって、いい悪いではない部分かと(Ver.RMの方がぱっと見カッコよく見えますけどね)。

新劇場版も公開が発表になり(ストライクの出番はないかな)、しばらく盛り上がりそうなSEEDシリーズ。その原点ともいえるストライクガンダム、HGでもMGでもEGでもよいので、一家に一台クラスのMSではないかと思います。

以上、ガンプラ進化論「MG ストライクガンダム編」でした。

追伸 

もし「ストライクガンダム+I.W.S.P.」や「ストライクノワール」がVer.1.0ベースだからと、ちょっと躊躇している方がおりましたら、あまりネガティブにならずにGoしてみましょう!

手を入れにくいフレームはしっかりしているので、外装部のちょっとした部分塗装やスジボリなどで、完成度の違いを感じることができる、いい素材になるはずです。

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