今回のガンプラレビューはビルドシリーズ10周年記念作品「ガンダムビルドメタバース」から「HG 1/144 神バーニングガンダム」を素組で組み立てていきたいと思います。
機体紹介
神バーニングガンダムは「ガンダムビルドメタバース」に登場した機体になります。
カミキ・セカイがカミキバーニングガンダムにさらなるカスタムビルドを加えて完成した機体です。
外見上の特徴として、左肩の「神」マークに加えて右肩に「炎」の文字が追加されたことや、攻防性能を向上させる翼型のユニット「ウィングバーニング」が追加装備された内容となっています。
キット紹介
キットはHGガンダムビルドメタバースシリーズ No.04として2023年11月に一般店頭発売されております。メタバースシリーズですが、HGの後ろにBFとかBDが付かず、ただのHG表記になっています。
もちろんベースキットは「HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム」、本体は右肩、Vアンテナ、前後スカートが変更され、新たなバックパック「ウィングバーニング」が追加されています。
また、新規のエフェクトパーツと本体ブルー部のクリアーパーツに新たな素材「偏光樹脂」が採用されています。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
パーツ素材は全てPS素材、A~Fパーツはカミキバーニングガンダムと共通でAのみ「HG 1/144 ビルドバーニングガンダム」表記、B~Fは「HG 1/144 カミキバーニングガンダム」表記です。
カミキバーニングガンダムと同一パーツですが、偏光樹脂に置き換わっています。
シール
各部組立
頭部
赤い三角形に黄のアンテナを取り付けて、本体に差し込みます。
胸部
バックパック(ウイングバーニング)
腕部
腰部
足首
脚部
武装
エフェクトパーツ
素組完成
ギミック&可動
アクション
比較
まとめ
今回は「HG 1/144 神バーニングガンダム」レビューしてきました。
カミキバーニングガンダムからの正常進化といった内容で、新たに追加されたウイングバーニングも見慣れたマスターガンダムっぽくて違和感なく受けいられたと思います。
ただ、腹部に可動部がなかったり、肩のマークがシール対応などカミキバーニングガンダムで気になっていたところもそのままでした。
しかし、同じパーツ構成にもかかわらず、首関節や手首の緩さは改善されていました(個体差なのか?)。
また、クリヤーブルー部分や、エフェクトパーツに採用された偏光樹脂も見る角度で色が変化し、面白みがあります。ただし使いすぎると安っぽくなりそうなのでバランス感覚は必要かと思いました。
ちなみに、キットとは関係ありませんが、筆者は店頭予約時に「カミバーニングおねがいします」と言って店員さんにキョトンとされ恥ずかしい思いをしたので、普段より思い入れの有る機体となりました。
以上、「HG 1/144 神バーニングガンダム」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- 緩めだった手首や首が改善された
- 偏光樹脂で新たな表現
- 前腕や頭部Vアンテナなど興味深いパーツ分割
キットの残念ポイント
- 肩の「神」「炎」マークがホイルシールのみでモールドなし
- 新規H2パーツのゲートが二昔前ぐらいの太さ
- 格闘タイプなので、腹部に可動部欲しかった
技術ポイント
- ゲート:一部細ゲート
- 腕付け根:本体側胸部ハの字可動+腕側ボールジョイント
- 脚部付け根:本体側中央軸付き固定ピン+脚部側3軸
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(ストレート両端ボールジョイント)
- クリヤーパーツ(偏光樹脂):粒子発生部、エフェクトパーツ(偏光樹脂)
機体&キットデータ
- 登場作品:ガンダムビルドメタバース
- 型式:SBG-E01
- 名称:シンバーニングガンダム
- 搭乗者:カミキ・セカイ
- 所属:(トライ・ファイターズ)
- 商品価格:2,640円(税10%込)
- 発売:2023年11月11日
- パッケージ:HGガンダムビルドメタバースシリーズ標準
- 積みプラ解消: -8.5cm(パッケージの高さだけで算出)
- ベースキット:HGBF 1/144 カミキバーニングガンダム