今回のガンプラならぬオーラバトラーレビューは、プレバンからの嬉しいサプライズ、「HG 1/72 ダンバイン」を素組で見ていきます。
最新技術でよみがえったオーラバトラーをじっくり見ていきたいと思います。
機体紹介
ダンバインはその名の通り「聖戦士ダンバイン」の主役機です。
地上界から呼び寄せられた聖戦士ショウ・ザマが駆る試作型オーラバトラーで、全部で3機が製造され、ショウ機の他にトッド機(ダークブルー)、トカマク機(グリーン)が登場しましたがストーリーの早い段階で撃墜(トカマクに至っては第1話)、そのためラベンダーカラーのこの機体のみが最後まで劇中で活躍しました。
また、物語後半にショウがビルバインに乗り換えた後はマーベル・フローズンが搭乗し、最終話まで戦い続けています。
キット紹介
今回のキットはプレミアムバンダイ限定商品として2023年11月に発売、またオーラバトラーとしては2年前の2021年に「サーバイン」が同じプレバンから発売されていましたが、忘れたころにTVシリーズの主役機ダンバインが満を持して完全新規令和版として発売になりました。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
素材は全てPS素材です。さらに、ポリキャップもABSも使用されていません。
また、表記も全て「HG 1/72 ダンバイン」となっています。
シール
各部組立
頭部
ただ、接着などで駆使すれば、どうにかなるレベルかと思います。。
胸部
しかし、残念ながら旧キットにあったパイロットフィギュアは付属していません。
オーラコンバーター
ただし違っていたらすみません。
翅(はね)
腕部
腰部
足首
しかし、この技術が成型材なのかコーティングなのかは判断付かずです。
脚部
武装
素組完成
ギミック&可動
アクション
比較
まとめ
今回は「HG 1/72 ダンバイン」レビューしてきました。
ときに今年はTV放映開始から40周年と記念の年、まさかダンバインの新作キットが令和の今、手にすることができるなんて思ってもいませんでした。
そうした中、手にしたキットは40年待たされた甲斐が大いにあったと思わされる、大変優れた良品でした。
なぜならば、プロポーション、色再現、組みやすさとどれをとっても今できうる最高のオーラバトラーに仕上がっています。
また、新たな技法を取り入れたクリヤーパーツ類も非常にきれいな仕上がりで、既存のROBOT魂を抜いて、ダンバインとしては過去最高の立体物ではないかと思います。
ただ、多少残念だったのは、旧HGにはあったパイロットフィギュアが付属していないことと、もうひとつはROBOT魂では再現されていたコックピットハッチの開閉機構がないことぐらいでしょうか。
そして、ビランビーの発売も既にアナウンスされておりますが、このオーラバトラーシリーズ、ぜひとも最後のゲド(勝手に最後と決めつけていますが)までたどり着いてほしいです(フォウやガラバが欲しいとは言いませんから)。
とにかく、ダンバイン好きな方も、あるいはそうでない方も、とにかくチャンスがあれば必ず手に入れて、組み立ててほしいと思える1台でした。
以上、「HG 1/72 ダンバイン」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- どっから見てもイメージ通りのダンバイン
- ほぼ完ぺきな色再現
- 更に艶まで(爪は光沢処理)コントロールされている
キットの残念ポイント
- 部品の取り付けで、結構硬い部分がある
- 将来的に保持力が保てるか疑問の残る関節とオーラコンバーター
- 聖戦士のパイロットフィギュアが欲しかった
技術ポイント
- ゲート:クサビ形Ⅱ、細ゲート
- 腕付け根:胴体側固定穴、腕側ボールジョイント
- 脚部付け根:胴体側二重ボールジョイント、脚側ボールジョイント受け
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸ピン+ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:コックピットハッチ、翅
機体&キットデータ
- 登場作品:聖戦士ダンバイン
- 型式:-
- 名称:ダンバイン
- 搭乗者:ショウ・ザマ、マーベル・フローズン(30話~)
- 所属:ゼラーナ
- 商品価格:3,850円(税込)
- 発売:2023年11月16日発送
- パッケージ:フルカラーパッケージ
- 積みプラ解消: -9.5cm(パッケージの高さだけで算出)