今回のガンプラレビューはビルドダイバーズRe:RISEから「HGBD:R 1/144 サタニクス ユニット」を素組で、別売のコアガンダムに装着してみていきたいと思います。
機体紹介
土星の名を関した6番目のプラネッツシステム。
サターンアーマーとコアガンダムⅡが合体し、サタニクスガンダムとなります。
圧倒的なパワーで相手を粉砕することをコンセプトとした重装格闘戦使用の位置づけとなっており、そのため装備も工具と重機をモチーフにしたものが採用されています。
また、陸上での高速移動を実現するためにかかと部にローラーユニットが装備されています。
キット紹介
キットは2020年5月に一般店頭での発売となっています。
他のアーマー類と同様に、サターンアーマーとコアハンガーⅡの構成となっており、コアガンダムⅡ本体や武装は付属しておりません。
そのため、サタニクスガンダムをフルで完成体にするには、コアガンダムⅡ(ティターンズカラー、G3カラー、ユーラヴェンガンダムなど)とサタニクスウェポンを別途調達する必要があります。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
素材は全てPS素材です。
シール
各部組立
コアハンガーⅡ
頭部、胸部、腰部、手の甲部 各アーマー
脚部パーツ
腕部パーツ
素組完成
ガンダムベース限定のコアガンダムロービジセットに付属のコアガンダムⅡに装着しております。ウェポンセットは使用していません。
ギミック&可動
アクション
比較
まとめ
今回は「HGBD:R 1/144 サタニクス ユニット」レビューしてきました。
外装のオレンジ部分はユーラヴェンガンダムのウラヌスアーマー以降と共通形状で、白い部分(G1パーツ)でデザイン的違いを生み出している構成となっていました。
ただ、限られたパーツでうまくサタニクスガンダムのキャラクターを表現している内容になっており、その点は好印象でした。
しかし、脚部のローラーはもう少し何とかしてほしかった部分です。若干靴底面から浮いているのと、ローラーの回転機構も手伝って、コアガンダムⅡの背面ユニットを取り付けると直立させるのが非常に難しいです。
一般的に、重装使用と言えば、どっしり感を求めたいと個人的には思うのですが、残念ながら少々不安定な立ち姿となっております。
しかしながら、プラネッツシステムの中では比較的キャラクター(重機がモチーフ、ウェポンセットも必要ですが)がしっかりしており、1セット手元に置いておきたい機体かと思いました。
以上、「HGBD:R 1/144 サタニクス ユニット」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- 重装型を体現している独自パーツ
- 肩の武器マウント部が可動するのは良い
- 足首の可動部の自由度が高い
キットの残念ポイント
- 完成形まで3商品の購入が必要
- 足首の構造上の問題で、直立させることも苦労する
- シリーズ共通の弱点ですが、肩アーマーが外れやすい
技術ポイント
- ゲート:クサビ形ゲートⅡ
- 腕付け根:使用コアガンダム準拠
- 脚部付け根:使用コアガンダム準拠
- 関節構造:使用コアガンダム準拠
- クリヤーパーツ:-
機体&キットデータ
- 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
- 型式:PFF-X7Ⅱ/S6
- 名称:メルクワンユニット
- 搭乗者:クガ・ヒロト
- 所属:ビルドダイバーズ
- 商品価格:935円(税10%込)
- 発売:2020年05月30日
- パッケージ:ビルドダイバーズシリーズ標準
- 積みプラ解消: -4.5cm(パッケージの高さだけで算出)