前回の「素体編」に引き続き、劇場版「機動戦士ガンダムNT」から「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」にサイコフレームを取り付けて見ていきます。
機体紹介
RX-9 ナラティブガンダムC装備はサイコフレームをナラティブガンダムへ装備した状態になります。
”RX-0” ユニコーンガンダム”のサイコフレームを最低限の加工で組み込んだ急造仕様で、元々のプランには存在しない兵装ですが、便宜上C装備の名称で呼ばれている機体となります。
キット紹介
キットは素体状態のナラティブガンダムにサイコフレームを装着していく形となります。
発光状態のピンクのサイコフレームの他に、未発動状態を再現するグレーの成型色のパーツも付属しており、素体、サイコフレームグレー、サイコフレームピンクと3種類を再現することができる内容となっています。
目次
各部組立
武装
ライフル、シールドはC装備になってからの携帯なので、こちらでご紹介です。
ビームライフル
シールド
サイコフレーム未発動
胸部
また、脇下のセンサー部がスライドロックも兼ねています。
バックパック
腕部
肩アーマー正面は固定用パーツを追加します。
腰部
足首
脚部
脚部
サイコフレーム未発動(完成)
サイコフレーム発動
胸部
バックパック
腕部
腰
部
足首
脚部
サイコフレーム発動(完成)
フレームギミック&可動
アクション
比較
同じ形状のサイコフレームを使用しています。また、写真では判りづらいですが、ナラティブガンダムの方がピンクの発色が良いです。
まとめ
今回は「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」を素組で完成までレビューしてきました。
素体編でも、フレームの出来の良さを感じておりましたが、サイコフレームを組み込みで、さらに出来の良さを実感しました。
各サイコフレームを差し込む場所のクリアランスを確保する、細かなパーツの移動や、ロック構造など、非常によく考えられており、感嘆しました。
また、全体の剛性感も損なうことなく、カチッとしており、自重や武装の重みで姿勢が傾くなんてこともありませんでした。
実際、比較で使用した「MGユニコーンガンダム」とは雲泥の差でした。
少なくとも現時点では「最新(設計)のMG=最高のMG」といった内容でした。
「ナラティブ見たことない」とか、「見たけど面白くなかった」といったことは全部ぶっ飛ばして、ガンプラ好きなら、一度は作っておきたい1台だと思います。
以上、「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」(C装備編)のレビューでした。
キットのグッドポイント
- ピンクとグレーのサイコフレームを選択できる(青も欲しかったと言ったら贅沢か)
- サイコフレーム搭載しても、強度の高いボディ剛性
- 発色の良いピンクのサイコフレーム
キットの残念ポイント
- 差し替え時に肩やシールドのパーツを外すのに少々苦労する
- サイコフレームはABS製なので、グレーの塗装は気を使いそう
- ジェガンタイプのライフルはいつ使う?
技術ポイント
- ゲート:クサビ形Ⅱ 一部アンダーゲート
- 腕付け根:3軸伸縮式可動ピン 腕側2軸
- 脚部付け根:胴体側 スライド機構付き軸受け 脚側 3軸
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(本体側二段式二軸+頭部側ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:ツインアイ(アイ部分のみ)、メイン&リアカメラ、ビームサーベル、サイコフレーム、コアファイターキャノピー、センサー類
機体&キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダムNT[ナラティブ]
- 型式:RX-9
- 名称:ナラティブガンダム
- 搭乗者:ヨナ・バシュタ
- 所属:地球連邦軍
- 商品価格:7,700円(税10%込)
- 発売:2024年04月27日
- パッケージ:Ver.ka仕様
- 積みプラ解消: -10.5cm(パッケージの高さだけで算出)