今回は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』から「HG 1/144 デュエルブリッツガンダム」を素組でレビューしていきます。
機体紹介
デュエルブリッツガンダムは劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するMSです。
先の大戦後に行方不明だったデュエルガンダムを秘密裏に改修した機体となっています。
動力を核エンジンへ換装し(条約違反ではありますが)、コックピットをザクウォーリアなどのニューミレニアムシリーズタイプへ変更しています。
また、アサルトシュラウドも改良され、武装の変更や軽量化が行われると同時に、ブリッツガンダムの装備であったグレイプニール、ランサーダートを左右の腕に追加装備されています。
キット紹介
キットは2024年7月にHGCEシリーズNo.252として、一般店頭発売となっています。
設計は完全新規となっています。また、アサルトシュラウドは脱着式でデュエルガンダム単体も再現可能です。
グレイプニールの射出状態を再現するリード線と台座が付属、別売りのミーティアユニットとの連携も可能となっています。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
ランナーは全てPS素材、ポリキャップレスです。また、本体部分のパーツの表記は「1/144 GAT-FRAME」、「HG 1/144 デュエルガンダム」、「HG 1/144 デュエルブリッツガンダム」の3種類あります。
そのまま、受け止めるとGATシリーズ共通で使用できるパーツ、デュエルブリッツではないノーマルデュエルガンダム共通、デュエルブリッツ専用の3種類と思われます。おそらくシリーズ展開確定とみて間違いないか(?)
Aパーツ
B1パーツ
B2パーツ
C1パーツ
C2パーツ
デュエルガンダム用パーツと思われますが、⑧はグレイプニールのスラスターになります。
D1パーツ
D2パーツ
Eパーツ
F1パーツ
F2パーツ
SB-12
CE-1
リード線
ホイルシール
各部組立
頭部
胸部
バックパック
ただ、一度取り付けると後から分解するのが大変です。
腕部
腰部
足首
脚部
武装
素組完成
アサルトシュラウド
ギミック&可動
アクション
比較
まとめ
今回は「HG 1/144 デュエルブリッツガンダム」レビューしてきました。
大ヒットした劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、その結果、初期GAT-Xシリーズが最新フォーマットで発売されたことにまず感謝です。
作り終えた感想としては、背面スラスター部など、細かい塗分けが必要になりますが、キットとしては目立った欠点もなく、アサルトシュラウドを装備した状態でも、プロポーション、可動とも良好で流石は最新版といった内容でした。
ただ、一部のパーツで処理が少々大変な太目のゲート箇所が気にはなりました。
また、ランナーの項目でも触れましたが、デュエルガンダム(SEED版)への転用も十分以上に考えられたパーツ配置に、他のGATシリーズもにらんだAパーツなど、今後の展開に期待せずにはいられない状況となっています。
それゆえ、このフォーマットで5機揃えたいと思うのは筆者だけではないはず、と思っています。
今後の発売される(かもしれない)、GAT-Xシリーズ並べる楽しさも味わいたい1台でした。
以上、「HG 1/144 デュエルブリッツガンダム」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- アサルトシュラウドを装着しても、重たくならないスタイリッシュな外観
- アサルトシュラウドを装着しても、しっかり動く各可動部(デュエル単体には劣りますが)
- 最新フォーマットのデュエルガンダムが手に入る(シールドも欲しかったが…)
キットの残念ポイント
- 組立説明書やパッケージにデュエル単体の背面写真が無い(バックパックの色分け不明)
- 一部(スリッパやグレイプニールの爪など)のゲートがかなり太目で処理が大変
- スラスター内部など、シール未対応の塗分け箇所もそれなりに発生
技術ポイント
- ゲート:クサビ形Ⅱ、ノーマル
- 腕付け根:胴体側二軸ボールジョイント、腕側
- 脚部付け根:胴体側 上下スライド機構付きピン、脚側 3軸
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:ツインアイ、ビームサーベル刃
機体&キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- 型式:ZGMF-1027M
- 名称:デュエルブリッツガンダム
- 搭乗者:イザーク・ジュール
- 所属:ザフト
- 商品価格:2,970円(税10%込)
- 発売:2024年07月20日
- パッケージ:HG Ⅳ型
- 積みプラ解消: -9.5cm(パッケージの高さだけで算出)
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