今回は から「HG 1/144 ギャンシュトローム(アグネス・ギーベンラート専用機)」を素組でレビューしていきます。
機体紹介
ギャンシュトロームは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツです。
グフイグナイテッドの後継機種としてザフトにて開発、先行機がコンパスで使用されていますが、ザフトでも量産機としての運用も視野に入れた機体となっております。
また、近接戦に特化した機体で、武装もそれに合わせたものが装備されています。
アグネス機は裏設定(?)では、イザーク用を想定した機体で、白を基調としたカラーリングだったものに、アグネスが目元にアイシャドウ代わりの赤を塗装したと言われています。
キット紹介
キットはHGUCシリーズNo.249として2024年04月に一般店頭発売されました。
本体は完全新規、武装など一部パーツにゲルググメナースからの流用パーツがあります。
付属の新型バックパック(B.O.L.E.L.O)は宇宙用パックが付属します。
豊富な武装やビームエフェクトパーツも入った、ボリュームのあるキット内容となっています。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
パーツはPS素材、一部ポリキャップ使用です。ゲルググメナースからライフルとバックパックの一部(Aパーツ)が転用されています。
Aパーツ
Cパーツ
D1パーツ
D2パーツ
E1パーツ
E2パーツ
F1パーツ
F2パーツ
G1パーツ
G2パーツ
XA1パーツ
「XA」ナンバーなので将来他のキットにも転用されそうです。
XA2パーツ
XBパーツ
SB6パーツ
PC-7
シール
各部組立
頭部
ただパーツは黒なのでシールか部分塗装必要です。
胸部
バックパック
腕部
腰部
足首
脚部
武装
素組完成
ギミック&可動
ただ、つま先部が大きく動くので接地にはあまり苦労しませんでした。
アクション
比較
まとめ
今回は「HG 1/144 ギャンシュトローム(アグネス・ギーベンラート専用機)」レビューしてきました。
可動域にも影響しそうな、ギャンの甲冑のようなデザインですが、肩アーマーのスライド機構や、つま先側の独立可動などで、あまり制約なく自由に動かせるものになっています。
また、豊富な武装や派手目なエフェクトパーツなどもあり、プレイバリューを高めています。
ただ、バックパックは、かなりの部分をシール頼みにしているため、少々残念でした。キット価格も高騰気味なので、バックパックには泣いてもらったってところかもしれません。
もう一つ気になった点としては、ヒザ先端や前腕などに隙間が若干できるところでした。
しかし、ヒザに関してはアンダーゲートになっていたので、筆者のゲート処理がいまいちだった可能性はあります。
ヤマト隊を家庭で再現するには欠かせない当機。元は良いキットなので、気になるところは各自改修、塗装などで完成度を上げたい1台でした。
以上、「HG 1/144 ギャンシュトローム(アグネス・ギーベンラート専用機)」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- バックパック背負ってもしっかり自立できるボディバランス
- 手持ちでもしっかりホールドできるシールド
- ビームガトリング用の胸部ハッチがぴったり閉まる
キットの残念ポイント
- バックパックの色再現の大部分がシール頼み
- ヒザ先端(アンダーゲートの処理ミスかもですが)や、前腕に隙間ができる
- スレイヤーウィップが右手にしか装備できない
技術ポイント
- ゲート:クサビ形Ⅱ、一部アンダーゲート
- 腕付け根:胴体側:大型ボールジョイント+軸受け、腕側:ボールジョイント型ピン
- 脚部付け根:胴体側:固定穴、脚側:3軸ピン
- 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(1軸+ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:ビーム刃、シールド用ビームエフェクト
機体&キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- 型式:ZGMF-2027/A
- 名称:ギャンシュトローム
- 搭乗者:アグネス・ギーベンラート
- 所属:世界平和監視機構コンパス
- 商品価格:3,190円(税10%込)
- 発売:2024年04月27日
- パッケージ:HG Ⅳ型
- 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)
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