今回は から「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」を素組でレビューしていきます。
機体紹介
「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」はガンダムビルドファイターズトライに登場した機体です。
ガンプラ心形流の門下生、サカイ・ミナトがダブルゼータガンダムをベースに作り上げたガンプラです。
その最大の特徴は3機のトライマシンが合体することで、3機分の粒子エネルギーを1機に集約することで実現した、高機動、重装甲、趙火力で、まさに「最強機動」と呼ぶにふさわしい機体となっています。
そして、この機体とサカイ・ミナトは天王寺学園のチーム「ビルドダイバーズ」に所属し、「全日本ガンプラバトル選手権」中高生の部を席巻しました。
キット紹介
HGビルドファイターズシリーズのNO.038として、2015年06月06日に一般店頭発売されています。見ての通り、ベースキットは「HGUC ダブルゼータガンダム」ですが、ダブルゼータとは異なる合体変形機構が与えられています。
また、大型武装の「超咆剣ハイパーミノフスキー」が新規パーツで付属しています。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
ランナーはA~Fが「HGUC 1/144 ZZガンダム」表記、G~Lが「HG 1/144 ガンダムトライオン3」表記、それにエフェクトランナーとポリキャプなどになっています。
また、素材はPS素材とABS素材が混在しております。
Aパーツ
Bパーツ
Cパーツ
Dパーツ
Eパーツ
Fパーツ
Gパーツ
Hパーツ
Iパーツ
Jパーツ
Kパーツ
超咆剣のビーム刃になります。
Lパーツ
EF1パーツ
SB1パーツ
PC-132
PC-7
シール
各部組立
頭部
胸部
バックパック
腕部
腰部
足首
脚部
武装
コア・ファイター(おまけ)
余剰パーツ
素組完成
ギミック&可動
ただ、つま先もかかとも固定です。
また、脚部側は青いパーツ部と太もも部が1軸接続です。
アクション
それよりもこのデザインだと日輪の力を借りて”サンアタック”を繰り出してくなります。
分離・合体
リクトライオン
ソラトライオン
ウミトライオン
比較
まとめ
今回は「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」レビューしてきました。
ガンダム×スーパーロボットといったコンセプトで、ダイターン3のような腰部デザインに、ダルタニアスのような胸部のライオンヘッド、ベース期待とは異なる変形合体に、必殺の大型武装「超咆剣」とビルド系ならではのキットでした。
惜しむらくは、ヒジや脚の付け根の行動息の狭さなど、ベースキットのダブルゼータでの弱点をそのまま引き継いでいる点でした。アクション性も高い機体なので、もう少し動かしたいところでした。
ただ、HGUC ダブルゼータ最大の問題点だった、左の平手が追加されたことは非常に喜ばしい変更点でした。たかが左手首ですが、ダブルゼータ用にもう1機買い足したいぐらいの変更点でした。
こんなのアニメチックなロボットはモビルスーツじゃないだろと、なんて硬いことは言わずに、素直に楽しみたい1台でした。
以上、「HGBF 1/144 ガンダムトライオン3」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- ダブルゼータの泣き所だった、左の平手、右の握り手が追加された
- ベースのダブルゼータとは異なる変形フォームを採用
- ハイパーミノフスキー・トライザンの豪快な長さ
キットの残念ポイント
- ベースキット同様、ヒジの可動域が狭い
- 同じく股関節ももう少し余裕が欲しかった
- ライオンの瞳はシールではなく色分け(クリアーパーツなど)にしてほしかった
技術ポイント
- ゲート:ノーマル
- 腕付け根:胴体側1軸ピン、腕側2軸ポリキャップ
- 脚部付け根:胴体側 固定ボールジョイント軸、脚側ボールジョイント受けポリキャップ+1軸
- 関節構造:ヒジ(シングル)、ヒザ(二重)、首(胴体側1軸、頭部側ボールジョイント)
- クリヤーパーツ:ソード刃、各種ビームエフェクト、ソラトライオンウイング部
機体&キットデータ
- 登場作品:
- 型式:最強機動
- 名称:ガンダムトライオン3
- 搭乗者:サカイ・ミナト(リクトライオン)、イサカ・ヒデオ(ソラトライオン)、サトウ・ハルト(ウミトライオン)
- 所属:天王寺学園 チーム「ビルドバスターズ」
- 商品価格:3,080円(税10%込)
- 発売:2015年06月06日
- パッケージ:HGBFシリーズ標準
- 積みプラ解消: -11cm(パッケージの高さだけで算出)
- ベースキット:HGUCダブルゼータガンダム