今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダムZZ』から「HGUC 1/144 R・ジャジャ」を素組で見ていきます。と言っても既にレビュー済みの記事をリライトしたものになります。
このサイトの初期に取り上げたキットのため、今見ると少々物足りない内容でしたので、最近のフォーム準拠で写真等を追加したものになります。
機体紹介
R・ジャジャはネオジオンが開発した指揮官用試作モビルスーツです。
その設計思想はジオン公国軍のギャンを引き継ぎ、白兵戦能力を重視して開発されています。
両肩に装備されたバリアブル・シールドが特徴的で、守りと共に機動性を向上させる装備となっています。
劇中ではキャラ・スーンが使用し、マシュマーのハンマ・ハンマと共同してゼータガンダムを落とすなどの成果を上げています。
キット紹介
キットは2019年01月12日に一般店頭発売されています。
ベースキットはHGBFシリーズのR・ギャギャ、頭部とバリアブルシールドの一部に新規パーツを追加した形での商品化となっています。
ただ、一部パーツの差し替えキットですが、2015年のR・ギャギャ発売から発売にこぎつけるまでに5年ほどかかっております。
目次
パッケージ&内容物紹介





また、色指定で黄色部とオレンジ部とあるのですが、どの部分が異なるのか明確には判らずです(ふくらはぎのスラスターかな?)。

ランナー紹介
素材は全てPS素材でABSは使用されていません。また表記は「HG 1/144 R・ギャギャ」と「HG 1/144 R・ジャジャ」表記、元のR・ギャギャにスイッチでパーツ追加されているランナーはダブル表記になっています。
Aパーツ

Bパーツ

C1パーツ

C2パーツ

Dパーツ

E1パーツ

E2パーツ

Fパーツ

F2パーツ

Gパーツ

PC-002

PC-7

シール

各部組立
頭部



胸部



腕部


バリアブルシールド



腰部

また、脚部の接続ピンは中央水平ピンで左右の足がシーソー状態になります。


足首


脚部



武装


素組完成









ギミック&可動




















アクション







比較



まとめ
今回は「HGUC 1/144 R・ジャジャ」レビューしてきました。
発売時は「R・ギャギャ」のキット化から結構待たされたな、といった感想が一番最初でした。
全体的にはスタイリッシュなプロポーションとなっています。また、色分けが必要な脚部のバーニアのイエロー部分も、ダークレッドのカバーパーツを取り外せば、マスキングしなくても比較的容易に塗り分けしやすい構造なので、ガンダムマーカーでもよいので、ぜひ塗り分けてあげたいところです。
赤の成型色も、発色がいいので素組でもいい線いってますが、カラーリングが赤と黄色と派手でおもちゃっぽくなりやすいので、トップコートや全塗装もオススメです。
ガルスJの発売もアナウンスされており、ダブルゼータに登場MSのコンプリートにも望みが出てきましたので、今のうちに棚に並べておきたい1台です。
以上、「HGUC 1/144 R・ジャジャ」のレビューでした。
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キットのグッドポイント
- しっかり展開するバリアブル・シールド
- 質感高い成型色
- カッコイイ左の平手
キットの残念ポイント
- 痕が残りやすいゲート
- 腹部のポリキャップがチラ見え
- バリアブルシールドと腕の重さを支えきれない腕の付根
技術ポイント
- ゲート クサビ形Ⅰ
- 腕付け根 胴体側:前方向引き出し式ポリキャップ、腕側ボールジョイント軸
- 脚部付け根 本体側:中央水平軸付き固定ピン、脚部側:3軸
- 関節構造 ヒジ:二重、ヒザ:二重、首:本体側一軸+頭部側ボールジョイント
- クリヤーパーツ ビームサーベル刃
機体&キットデータ
- 登場作品:機動戦士ガンダムZZ
- 型式:AMX-104
- 名称:R・ジャジャ
- 搭乗者:キャラ・スーン
- 所属:ネオ・ジオン
- 商品価格:2,090円(税10%込)
- 発売:2019年01月12日
- パッケージ:HGⅢ型
- 積みプラ解消: -7.5cm(パッケージの高さだけで算出)
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