今回のガンプラレビューは『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』から「MG 1/100 ジム・ドミナンス」を素組で見ていきます。
機体紹介
ジム・ドミナンスは『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』のコミック版に登場するMSです。一年戦争時に主人公のユウ・カジマの搭乗機として配備、オーガスタ研究所がジム後期生産型をベースにしたハイスペック機で、ジム系の機体改修のデータ収集用としての側面も持っていました。
ユウ・カジマがブルーディスティニーに乗り換えた後は、同僚のフィリップ・ヒューズが引継ぎ、機体カラーを黒と白に再塗装し、ガンターレット×2基が追加装備されています。
キット紹介
プレミアムバンダイ限定商品として2018年4月に発送・発売(2025年に再販)されています。
実機同様、「MG ガンダムVer.2.0」をベースに、「MG ジムスナイパーカスタム」、「MG ジムスナイパーⅡ」のパーツで一部をアップデートしたフレームに、専用パーツを織り交ぜた外装をなっています。
目次
パッケージ&内容物紹介







ランナー紹介
ランナー
表記は「MG 1/100 ジム・ドミナンス」の他に「MG 1/100 ガンダムVer.2.0」、「MG 1/100 RX-78 ガンダム」、「MG 1/100 ジムVer.2.0」、「MG 1/100 ジム・スナイパーカスタム」、「MG 1/100 ジム・スナイパーⅡ」と多岐にわたっています。
また、素材は全てPS素材、ガンダムVer.2.0ではABSだったランナーもPS仕様に改まっています。
Aパーツ

A1パーツ

A2パーツ

Bパーツ(ジム・スナイパーⅡ)

Bパーツ(ジムVer.2.0)

B1パーツ

B2パーツ

Cパーツ

C1パーツ

C2パーツ

Dパーツ

D1パーツ

D2パーツ

D2パーツ(ジム・ドミナンス)

E1パーツ

E2パーツ

Fパーツ

Hパーツ

Iパーツ

Jパーツ

Kパーツ

Lパーツ

MPパーツ

SB-1パーツ

PC-202

水転写デカール

各部組立
頭部






胸部






バックパック






腕部




腰部






足首




脚部






また、この写真では判りずらいですが、アンクルガードのつなぎ目の段差が気になります。
武装


余剰パーツ

素組完成
フレーム







外装装着状態










ギミック&可動



























アクション








比較



まとめ
今回は「MG 1/100 ジム・ドミナンス」レビューしてきました。
ガンダムVer.2.0フレームをベースに、実機同様に「ジムスナイパー」、「ジムスナイパーⅡ」のパーツを部分的に採用したフレームはジム系の開発史を体現出来て組んでて楽しいキットでした。
外装部分もカスタム機らしい、脚部の増加スラスターや、量産機とは異なるバックパックの形状、専用武装など、想像力を掻き立てられる内容でした。
また、色分けも成型色で再現されており素組でもイメージ通りの出来となっています。塗装時もマスキングが必要ないため塗りやすいを思われます。
安心・安全のジム系のカスタム機、完成後の剛性感も高くオススメな一台です。連邦好き、ジム好きの方はコレクションに加えてほしいキットでした。
以上、「MG 1/100 ジム・ドミナンス」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- RX-78→ジムスナイパー→スナイパーⅡと実際の進化を体現できるフレーム構成
- 専用部分はきちんと新規パーツで再現
- 些細な部分は有れど、色分けは成型色で完全再現
キットの残念ポイント
- 頭頂部の外装、前後に隙間ができる
- アンクルアーマー左右の接続部処理
- 立派な懸架ラックはあるのにハイパーバズーカが付属しない
技術ポイント
- ゲート ノーマル、クサビ形Ⅱ
- 腕付け根 胴体側:2軸可動ピン
- 脚部付け根 胴体側:固定穴、脚側:3軸
- 関節構造 ヒジ:二重、ヒザ:二重、首:両端ボールジョイント+1軸
- クリヤーパーツ 頭部バイザー及びセンサー、ビームサーベル刃
機体&キットデータ
- 登場作品:『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』
- 型式:RGM-79DO
- 名称:ジム・ドミナンス
- 搭乗者:ユウ・カジマ
- 所属:地球連邦軍モルモット隊
- 商品価格:¥5,500(税込)
- 発売:2018年6月発売
- パッケージ:MG プレバン標準(モノカラー)仕様
- 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)
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