モデルグラフィックス2020年の1月号一気読みです。
今月はなかなか興味をそそられる特集タイトル『一年戦争のときガンダムって何機いた?』です。
目次
巻頭特集『 一年戦争のときガンダムって何機いた? 』
HGで6号機マドロックが出荷されたタイミングで、ガンダム特集です。
ファースト世代の筆者としては、一年戦争時にガンダムといえば、アムロが載っていたRX-78が唯一無二の絶対的な存在として君臨しておりましたが、その後OVAやゲームなどで、増殖した~0080までのガンダムタイプを網羅しております。
1/100はMGのガンダム3.0を基準にそのままの78-2の作例にG-3(写真だけ)、4号機(表紙も)、プロトタイプ、マドロック、そして今年発売のアレックス、最新フォーマットに合わせたMG陸戦型ガンダムの改修作品が掲載されております。
HGからはピクシーが取り上げられています。
1~7号機にNT-1、陸戦、ピクシーの各機体解説にRX-78はいったい何機あったのかといった検証など、モデグラらしい読み応えのある内容となっております。
個人的にも4~7号機は(ゲームやってなかった影響もありますが)、デザイン的にも一年戦争と時のMSと並べたときに違和感しか感じんかったので、ほぼスルーしてきていたので、改めてまとめて知ることができました。
作例も含め、意外と取り上げられることの少ない(?)RX-78系統の特集で楽しめます。
キャラクターモデル
「スケールモデルが、キャラクターモデルになる日」と題して、この世界の片隅にとコラボ(?)での呉軍港など、スケールモデルとキャラクターモデルの融合のお話です。ガルパンも艦これも、コトブキも基本的には同じ路線だと個人的には考えております。スケールモデルの間口を広げることは業界的には非常に重要な仕事になると思います。私もガンプラこんなに積んでなければ、エリア88シリーズの航空機なんかも作りたいんといった願望は常に抱えております。
巻頭特集がガンダムですが、最新作例も取り上げられています「HG ペーネロペー」、そして「HGアースリーガンダム」となっております。ペーネロペーはカラー8ページとなかなかなボリュームです。
アオシマのヴァリアブルファイターガール(V.F.G)のVF-31Dが瞳の描き方などの解説も含め紹介されています。
スケールモデル
イタレリの「1/24アルファロメオジュリエッタスパイダー」今見てもカッコいいです。ハセガワの「ニッサン R92CP」、航空機はキネティック1/48「F-104J スターファイター 航空自衛隊」、エデュアルドの1/48「スピットファイヤ」、ポーランド軍の「ステルスタンク」、モンデルの1/35「ロシア自走式対空システム96K6 パーンツィリS1」、フジミの1/700「熊野」といった陣容です。
ニューカマー
来年2月発売のFAZZの先行解説、こちらも先駆けでテストショットで見るFigre-riseの初音ミクとなっています。
まとめ&来月の予告
機体としてのガンダム特集。前述しておりますが、4~7号機には懐疑的な印象を持っておりましたので、あらためるにはいい機会でした(マドロックは購入してしまってますし、2次ですが)。作例以外の記事がなかなか楽しめる1月号です。
来月は、「もっと電飾のススメ」とモデグラ得意の電飾の応用発展編です。
以上、月刊モデルグラフィックス1月でした。