レビューNO:031

RG 1/144 シナンジュ

今回は『RG 1/144 シナンジュ』をレビューしていきます。

2016年8月発売のこのキット、この記事を書いているは2019年なので既に3年が経過しております。その後に「ユニコーンガンダム」や「サザビー」、「クロスボーンガンダムX1」そして2019年8月には「νガンダム」も発売となりますが、RGシリーズのクオリティのターニングポイントは「シナンジュ」だったのではないかと思い、3年遅れではありますが、改めて見ていきたいと思います。

キットは袖付きモビルスーツの悩みの種、エングレービングがパーツ分割で色分け再現されていたり、各部スラスターや装甲の可動、装甲裏面のメカニカル表現など、1/144の大きさに中身がぎっしり詰まったキットとなっています。

今回はMGシリーズ同様にフレーム部分を作成してから外装をかぶせていく方法で製作していきます。

また仕上げ方法はグレーのフレーム部分はランナー切り離し前にスミ入れ→つや消しクリアコート。

メタリック部分は成型色だとやはり少し物足りないので、シルバーは塗装。

外装の赤部分はグロス処理されておりますので、それを活かす形で、パーツ切り出し状態でシール、シール貼り付け部のみクリアーコート(光沢)仕上げ。ブラック部分はクレオスのスーパースムースクリア(つや消し)で仕上げる予定です。

シールは悩みましたが、ナンバーやラインの白いものは水転写デカール(RGシナンジュ用)を使用、スコープやメタリック部分はリアリスティックデカールで使い分けていきます。

パッケージ&内容物紹介

パッケージはRG標準、頭部のアップと全身のイラストになっています。

箱の縦横サイズは一般的なHGサイズですが、厚みはあります。サイドには完成見本写真がたっぷり掲載されています。

ランナー紹介

Aパーツ イロプラ PS素材  濃いグレー、ホワイト、グレー、クリアーグリーンと使用率が少ない色がまとめられています。

Bパーツ グレー ABS素材 アドバンストジョイントパーツです。各部の内部フレームになります。頭部以外全身です。

Cパーツ レッド PS素材 頭部やスカート、シールドになります。

Dパーツ レッド PS素材 脚部やスラスター部です。2枚入っています。

E1パーツ グレー PS素材 脚部や胴体部のフレームになります。

E2パーツ グレー PS素材 E1と対になる部分です。

F1パーツ グレー PS素材 腕部などのフレームが中心です。

F2パーツ グレー PS素材 F1の対になるランナーです。

Gパーツ ブラック PS素材 エングレービングのブラック部分が中心です。

H1パーツ ゴールドメッキ PS素材 エングレービングの金色部分です。

H2パーツ イエロー PS素材 スラスターなどのイエロー部分です。

Iパーツ シルバー PS素材 2枚付属 装甲裏側のシルバー部です。 このランナーは全てシルバーで塗装いたします。

Jパーツ クリアーイエロー PS素材 2枚付属 ビーム刃です。

リアリスティックデカールです。右下のメタリック部分のみ使用予定です。

キャンペーン時に購入したのでプレミアムデカールもあります。こちらは状況見ながら部分使用するかもといった感じです。

各部組立

頭部

モノアイ部分がクリアーグリーンになっています。モノアイの周囲も別パーツになっています(小さい)。

モノアイ部クリアーパーツですが、組み込むと目立たなくなります。リアリスティックデカール使用したほうがよさそうです。999の機械伯爵に似ています。

後頭部の襟足に分割線が少しだけ発生します。頭頂部のグレー部分も色分けされています。

胸部

アドバンスドMSジョイントにコクピットブロックと腰との接続を取り付けていきます。コクピットポッドは赤く塗るべきか…

塗り分けも、部分塗装も全くすることなく、エングレービング部分もこの仕上がりになります(ベースの黒部分はつや消しクリアコートしております)。

ランドセル

勢いあまってプロペラントタンクは両方組み立ててしまいました。ランドセルでもこのボリューム!スペシャルなMSです。

スラスターの開閉もスムーズに動きます。

腕部

腕もアドバンスドMSジョイントを骨にして組上げていきます。

シルバー部分は塗装して、オレンジっぽい金属表現部分はリアリスティックデカールを使用しています。水転写デカールも組む前に張り付けています。

腰部

腰も上部と下部のアドバンスドMSジョイントのブロックになっています。

腰部分のパーツの多さに驚かされます。ここも部分塗装することなく色分けはばっちりです。

足首

足首も可動部が多いです。

脚の甲の赤い部分は合わせ目発生しますが、それほど目立ちません。

脚部

脚部もアドバンスドMSジョイント中心にフレームパーツ取り付けていきます。

フレームだけ先に組むと後でばらさないと外装取り付けられない部分が出てくるので注意して下さい。

曲線多用した脚部もしっかり再現されています。材料ケチっていない感がいいです。

武装

こちらはライフルとグレネードです。

グレネードはライフルに装着可能です。シールドにも取り付けられます。

サーベル&トマホークです。トマホークは接続してナギナタとしても使用可能、またシールドにも取り付けられます。

シールドも色分けばっちりです。

フレーム完成

この写真だけだとMGと見間違えるほどの密度になっています。最近のMGは内部フレームが簡略されていますので、少し前(ザク2.0やガンダム2.0あたり)のMGに通じる作りになっています。

立膝も難なく再現、フレーム状態だと関節よく曲がります。

ボディバランスも良好です。支え無しで片足立ちも可能です。

素組完成

水転写デカールとクリアコート(光沢&つや消し)だけですが、十分満足できる仕上がりです。

ギミック

前腕部のサーベルラックの展開です。動きはスムーズです。

腕も各部が内部のシルバー部分と 外装部が開放状態になります。

ランドセルのメインスラスターは上下に開きます。

腰のサイドアーマーのスラスター部がスライドします。

脚部のスラスターは後方にスイングしてカバーが開きます。

コックピットハッチも開閉します。パイロットは乗っていません。モノアイも一応稼働するのですがほとんどわからないので割愛いたします。

途中で刃向きを180度回転させます。

シールドに装着したままでのビームアックスの展開です。

アクション

立っているだけでカッコいい機体

コロニー内も含め両脚で立っているイメージがあまりない機体です(ほぼ宇宙戦だった気が)

腰の関節が上半身の重みに耐えられず、思ったところで固定できないです。

比較

こうして並べてみると上腕とプロペラントタンク以外はほとんどの部分に手が加えられているように見受けられます。袖付きのみなさん結構頑張っています。

まとめ

今回は「RG シナンジュ」をレビューいたしました。正直、ここまでカッコよく、よくできたキットだとは思っていませんでした。RGはサザビー、 クロスボーンX1 と作成してきて、その出来の良さに RG 初期の若干ネガティブな印象(ポロリ、何となくトイチック等)を改めていましたが、2016年のシナンジュの時点でRGは新たな段階に既に移行していたようです。3年も気が付かずにすみませんでした。

脚部や腰再度アーマーのバーニア展開、腕部のアーマーオープン、そしてなによりエングレービングの成型色での完全再現など、1/144でここまで再現出来ていることには特筆に値すると思います。

製作方法は成型色を活かして、レッド部分は水転写デカールを張った部分だけミスターホビーの「UV Cut光沢」でコーティング、グレー、オレンジ、ホワイト、ダークブラウンは同じく[ UV Cutつや消し」でコーティング、ブラック部分はミスターカラーのつや消しスーパースムースクリアーを吹いています。シルバー部分だけは成型色では心もとないので(しかし、過去最高のメタリックの成型色でした)、黒サフからミスターカーラー8番のシルバーで塗装しております。

リアリスティックデカールは金属表現関連のシールのみ使用して、それ以外は水転写デカールとなっております。

外装の赤部分は、どうするべきか迷って答えが出なかったのでスミ入れはしておりません。

ブラック部分のスーパースムースクリアはなかなかいい質感ですが、初めて使用したので、塩梅がよくわからず、少し吹きすぎました。

曲面が多いので水転写デカールの効果は多分高かったと思います。

完成品見てても思いますが、かなり満足度の高いキットです。

RGνガンダムが世間注目されておりますが、このシナンジュも是非おススメしたい1台です。RGシリーズ要チェックです!

キットのグッドポイント

  1. 加工しずらい部分もありますが、機体の性格が表現されたグロス仕上げによるゴージャス感
  2. 曲線多用された機体も見事に再現されている造形(単純にかっこいいです)
  3. エングレービングも完璧な色分け再現、バンダイおそるべし。

キットの残念ポイント

  1. 膝のアーマーがポロリしやすい
  2. アンダーゲートも多用されているのに、そこそこ大きなゲート跡が残る部分がある
  3. バックパックや、シールドの重さに耐えきれない腰の関節
  • 登場作品:機動戦士ガンダムユニコーン
  • 型式:MSN-06S
  • 名称:シナンジュ
  • 搭乗者:フル・フロンタル
  • 所属:ネオジオン
  • 商品価格:4104円
  • 発売: 2016年8月6日

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