今回はやっと公開されます「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」から、マフティことハサウェイが搭乗する主役機「HG クスィー ガンダム」をレビューしていきます。
全高26mを超える、大型MS、1/144のキットも完成すると約18cmとかなりな巨体となっています(ちなみにバウンドドックが約19cm)。
MS単体で飛行ができるミノフスキークラフトを搭載し、通常MSフォームからフライトフォームへ変形機構を備えています(変形というほどでもないような気もしますが)。設定画だけでは複雑な構造を完全に理解するのは難しいと感じるこの機体、立体物を自分の手で組み立てることによって、クスィーをより理解しながら見ていきたいと思います。
レビューはとりあえず素組でいったん終了し、7月に発売が決まっているガンダムデカールの新作「No.122 HG 1/144 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 汎用(1)」の発売を待って塗装していきたいと思います。
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
ランナーは全てPS素材、表記は「HG 1/144 クスィーガンダム」となっています(ビームサーベル以外)
各部組立
頭部
側面のダクト部分は色分けされています。
胸部
腕部
手首の接続部分が、肘関節の延長線上から外側にずれているため、違和感を覚えるデザインになっています。
前腕部も回転軸があるので360度回せます。
肩部(フライトユニット)
主翼
腰部
足首
脚部
以下続く…
武装
素組完成
ギミック&可動
変形
フロントよりもリアの大きさにびっくりです。
アクション
比較
まとめ
今回は「HG クスィー ガンダム」をレビューしてきました。
複雑な形状で、昔から「いったいどんな構造になってんだ?」と思っていたクスィーの全容がようやくちゃんと解りました。やはり立体物重要です。
しかし、その複雑な構造のデメリットとも言うべきか、フライトユニット移動すれば何とか正面までは向かせられますが、肘より上は上方へ動かす事ができなかったりと、プラモのせいではありませんが、なかなかに制約が多いデザインであることもよくわかりました。
しかし、キットはその大きさも相まって存在感は抜群です。プロポーション的にもあまり問題はなく、可動範囲は狭いですが、カッコいいです。
また、大きさの割には部品点数も抑えられていて、組み易いキットでした。その分、気持ちシール多めではあります。この大きさで、バンダイの技術があればもっと突き詰められたとも思いますし、変形時の差替え部分ももうひと頑張りあれば差替えなしでも再現できたのではないかと思います。
この巨体で1/100の商品化は結構ハードル高い気もしますので、クスィーが欲しいと思ったときは、何も迷うことなく買いな1機だと思います。ただし、映画の2とか3の公開に合わせて、追加武装付き(ミサイルコンテナとか)が発売される危険性ははらんでます。
キットのグッドポイント
- 大きいが組み易い設計
- ゲートも痕が残りにくいものが多い
- HGですが、MG並の存在感(しかし価格もMGなみ)
キットの残念ポイント
- シール多し、もうひと頑張りしてほしかった
- 平手の手のひらに肉抜き?もしくは元デザインがこれなのか?
- 50肩並みに上に上がらない腕
- 登場作品:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- 型式:RX-105
- 名称: Ξ(クスィー)ガンダム
- 搭乗者:ハサウェイ・ノア(マフティー・ナビーユ・エリン)
- 所属:マフティー
- 商品価格:6,600円(税10%込)
- 発売:2021年04月24日
- 積みプラ解消: -10.5cm(パッケージの高さだけで算出)