HGUC パラスアテネ レビュー

今回は「HGUC 1/144 パラスアテネ」をレビューしていきます。

機動戦士ゼータガンダムに登場機体で、ティターンズのパプティマス・シロッコの元へ走ったレコア・ロンドの乗機となっています。

開発はジュピトリス内でそのシロッコが行った4機のMSの内の1機で、超重攻撃型MSとして、腕部にマウントした2連ビームガンや背面のムーバルシールド(シールドだったんです)に装備した8基の大型ミサイルなど火力が充実したモデルです。

キットは2006年発売と少し古めな部類になりますので、色分け、可動域など、令和の今、実際どうなの?ってところを見ていきたいと思います。

今回はクローゼットに長期保管されていた物を引っ張り出してきています。ランナーから部品の8割がたを外した状態だったので、ランナー紹介はなしでいきなり組み立てていきたいと思います。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

今回はランナーからパーツ外した状態でしたので、シールのみの紹介です。

各部組立

頭部

胸部

ランドセル

腕部

腰部

足首

脚部

武装

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

まとめ

今回は「HGUC 1/144 パラスアテネ」をレビューしてきました。

やはりというか、15年以上前のキット、関節可動域も色分け再現もやはり古さを感じずにはいられませんでした。

おそらく、この2021年に新たに設計しなおしたら色再現のホイルシールはなし、肘関節も二重関節で完全に折りたためて、足首前のカバー部も稼働して足首も大きく曲げられたり、腰も前後、左右にスイングするんだろうな~などと、容易に想像がつくぐらい、足りない部分が多々ありました。

またパーツをしっかり組んでも浮いて隙間ができるため、接着必要と思うところも散見されました。

塗装せず、シールも貼らない状態だと、一瞬旧キットかと思うほどでした。

しかし、これはプラモデルなので、足らざるは克服することも可能です。関節仕込むもよし、固定モデルにしてみるも良し、黄色のラインだけでも部分塗装してみるもよし、各々持てる力で作り込む素材としは非常に良いキットだと思います。幸いプロポーションは脳内イメージに近い良好なもので、立ち姿は紛れもなくパラスアテネ、手にした一人一人の完成を目指せばいいと思います。

ちなみに私は全塗装でこの後しっかり塗って仕上げたいと思っています。

シロッコが作ったMSもあとボリノークサマーンが発売されればコンプリート(ゼータ登場のMSコンプリートもあと少し)なので、ぜひとも生きてるうちに4機並べたいと願っております。

以上、「HGUC 1/144 パラスアテネ」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. 連邦系でもジオン系でもない独特のパプティマスデザインだが、プロポーションは良好
  2. 大型ミサイル装着すると立ち姿は迫力あり
  3. 数少ないパラス・アテネのスケールキット

キットの残念ポイント

  1. シールまたは塗装が必須な色分けレベル
  2. 関節の可動範囲は今のキットと比べると狭い
  3. サーベルは二本ついているが、左のハンドパーツには装着不可

  • 登場作品:機動戦士ゼータガンダム
  • 型式:PMX-001
  • 名称:パラス・アテネ
  • 搭乗者:レコア・ロンド
  • 所属:ティターンズ
  • 商品価格:1800(税別)
  • 発売:2006年2月
  • 積みプラ解消: -8cm(パッケージの高さだけで算出)

1 thought on “HGUC パラスアテネ レビュー

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