今回は機動武闘伝Gガンダムから、「HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起」をレビューしていきます。
機体紹介
主人公ドモン・カッシュの師匠である東方不敗ことマスターアジアの駆るネオホンコン所属のガンダムです。前回大会の優勝機体「クーロンガンダム」をベースにデビルガンダムのDG細胞で構成されたモビルファイターです。
マスターアジアの精神力でDG細胞を完全にコントロール下に置き、本体の自己再生にのみにその能力が発揮されています。
ドモンのシャイニングガンダム、ゴットガンダムと戦いを繰り広げ、ガンダムファイト第13回大会最終バトルロイヤルで、石破天驚拳の壮絶な打ち合いの末、石破天驚ゴッドフィンガーで敗北、機体は破壊されます。
キット紹介
HGFCシリーズとしてゴット、ノーベル、シャイニングに続き商品化されたキットです。時期的にはユニコーンシリーズが始まる直前になります。
パーツはポリキャップ以外、完全新規です。ウイングバインダーのノーマルモードとアタックモードは差し替え対応となっています。
なにより、大きなトピックスとしては、モビルホース”風雲再起”もセットになっている点ではないでしょか。
それでは、マスターガンダム本体とモビルホースを見ていきたいともいます、レディ、ゴー!
目次
パッケージ&内容物紹介
ランナー紹介
パーツはすべてPS素材でABS製パーツは使用していません。
ランナースイッチが効かなさそうな構成なので、RG ゴットガンダム拡張パーツのランナー構成が気になります。
グレーのシールはすべて風雲再起用です。
各部組立
頭部
胸部
ウイングバインダー
腕部
ダークネスフィンガー用の大型ハンドが作品世界再現するのに効果的に思えます。
腰部
足首
(正確には足の甲ですが)
脚部
武装
素組完成
ギミック&可動
アクション
風雲再起
ここからは風雲再起を作成していきます。
頭部
胴部
前脚
後脚
台座
素組完成
アクション
比較
後ほど…
まとめ
今回は「HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起」をレビューしてきました。
マスターガンダム本体は、シンプルな作りながら関節もよく動き、モビルファイター独特のポージングもよく決まる、良キットでした。
ただ、ウイングバインダーの重量で後ろヘビーなため、スタンドなしで直立させるには、絶妙なバランス感覚が必要です。
一方、風雲再起もついて2,860円(税10%込)という価格設定をクリアするためか、割り切った部分も見受けられます。風雲再起含め、黄色い部分はすべてシールまたは塗装対応となっています。
そして、その風雲再起ですが、なんと足首が動きません!パーツ見ているとボールジョイント方式のように見えますが、実際に組み込むと固定されています。
そのため、前脚の付け根やヒザ関節は稼働しますが、足首の角度調整ができないためスタンドなしでの立ち姿は前脚が少し不自然、バンダイ公式写真ではスタンドありきのものしかなく、馬型の立派アクションベースといった状況です。
何かしらの理由はあるにしろ、可動するようにしてほしかった。
全体的には、オーソドックスな作りで、初心者にも優しい内容と思われ、オススメな1台です。
以上、「HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- 凝った作りはないが、シンプル設計でも機体の特徴や世界観が表現されている
- 片方だけではなく、左右ともに用意されているダークネスフィンガーなどのハンドパーツ
- 風雲再起とセットで販売した商品構成
キットの残念ポイント
- 手首パーツがポロリしやすい
- 風雲再起をしっかり仕上げるには、塗装もスミ入れも結構必要
- 基本、スタンドありきな風雲再起(立派なスタンド状態)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 型式:GF13-001NHⅡ
- 名称:マスターガンダム
- 搭乗者:マスター・アジア(東方不敗)
- 所属:ネオホンコン
- 商品価格:2,860円(税10%込)
- 発売:2011年08月27日
- 積みプラ解消: -10cm(パッケージの高さだけで算出)