HG

HG ガンダムルブリスソーンレビュー

2023年3月26日

今回のガンプラレビューは水星の魔女から、「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」を素組で見ていきます。

機体紹介

ガンダムルブリスソーンは、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSです。

ルヴリスウルと同様に、ルブリス量産試作モデルをモデルをベースに大幅なアップデートが施された機体となっています。

ボディサイズと比較して大きな前腕部と、華奢なヒザ下となっており、単体運用以外の秘密があるのではと勘ぐりたいバランスの機体になっています。

キット紹介

キットは水星の魔女シリーズNo.18として、2023年3月に「ガンダムルブリスウル」より2週遅れて「ガンダムエアリアル（改修型）」と同日に店頭発売となっています。

目次

パッケージ＆内容物紹介

パッケージは水星の魔女シリーズ標準です、後方に僚機ガンダムルブリスウルが描かれています。
こちらもパッケージトップに「8+」（おそらく対象年齢８歳以上）の注意ロゴが新設されています。

側面はキット紹介と機体紹介になっております。

側面はキット紹介と機体紹介になっております。

組立説明書も水星の魔女シリーズ標準で片面カラーとなっています。

ランナー紹介

パーツは全てPS素材で、表記は「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」となっており、サーベル以外はすべて新規パーツです。

Aパーツ　イロプラ　頭部と胸部のシェルユニットはクリアーパーツ、赤の色味はルブリスウルと同じようです。

B1パーツ　ブラウン　胸部から火薬部まで満遍なく配置されています。

Cパーツ　グレー　フレーム部中心です。

Dパーツ　グレー　武装中心です。

Eパーツ　ホワイト　本体白色部分がまとまってます。

SB-13　クリアーブルー　サーベル刃です。

シール

頭部やビームガンのセンサー、シェルユニット、フェーズドアレイキャノン展開時の赤色部分、胸部ダクトが対象となっています。

各部組立

頭部

頭部ヘルメット部は一体型になっています、ルブリスウルは左右分割でした。

こちらも頭部の色再現は、かなり気合が入っています、ツインアイまわりの黒の隈取も成型色再現はルブリスウル同様です。額のシェル内はシールで再現です。

リアカメラが色分けされいないのも一緒です。

胸部

シェルユニット内部にモールドが別パーツになっています、より塗装しやすそうです。

胸部のインテークはシール（または部分塗装）必要です。

背面はフェーズドアレイキャノンの接続用穴ありますが、バックパックはありません。

腕部

肩アーマー、ヒジ関節ともにC型関節です。大き目な前腕ですがパーツ構造はいたってシンプルです。

左右の平手が標準装備です。

腰部

サイドスカートはなく、リアスカートにバーニア3基を搭載しています。

脚の付け根は可動軸の受け側だけで、関節構造はありません。

シンプル構造です。

足首

三角接地タイプの足首です。つま先もかかとも可動軸なく固定です。

接地面積小さめです。

脚部

太もも部とヒザ下のバランスが大きく異なります。

重力下での行動は最小限と思われる脚部です。

重力下での行動は最小限と思われる脚部です。

武装

メインの武器です、サーベルとシールドはルブリスウル共通です。前腕部にサーベルユニット内蔵されていますが独立タイプも装備されています。

ビームディフューズガンは、かなり大型装備です。

シールド裏にサーベール収納できます。

武器（フェーズドアレイキャノン）

カラーリング以外はルブリスウルと共通です。

展開状況も一緒です、展開時の赤い部分はシール使用です。

展開状況も一緒です、展開時の赤い部分はシール使用です。

素組完成

腕の長さがに目が行きます、脚部というよりはヒザ下がないイメージです。魔力が切れかけて魚に戻りそうなポニョ、または懐かしのチェンジングガラットを思い出します。

ヒザ下と背中に何か増加パーツ的なものを取り付けたくなります。

ヒザ下と背中に何か増加パーツ的なものを取り付けたくなります。

脚部の接地感が低めです。

ギミック＆可動

左右方向へは一周します。

首はL字の接続パーツの恩恵でよく動きます、側面は肉抜きあります。

首はL字の接続パーツの恩恵でよく動きます、側面は肉抜きあります。

インド舞踊的左右への動きも可能です。

インド舞踊的左右への動きも可能です。

肩アーマー跳ね上げて、腕を大きく上げることが可能です。

ヒジはシングル関節なので、折りたたむことまでは出来ません。

腕の付け根はボールジョイントで上下左右へ可動します。

腕の付け根はボールジョイントで上下左右へ可動します。

胸部のボールジョイントで屈む動きが多少可能です。

胸部のボールジョイントで屈む動きが多少可能です。

体側も左右に動きます。

体側も左右に動きます。

腰は水平方向へ一周します。

ヒザは二重関節構造になっています。

ヒザは二重関節構造になっています。

足首も前後に大きく可動します、鳥のような足首です。

足首も前後に大きく可動します、鳥のような足首です。

脚の付け根は左右に90度程度開けます。

脚の付け根は左右に90度程度開けます。

足首も外側へ開けます。

前腕のビームサーベルユニットが展開します。

前腕のビームサーベルユニットが展開します。

本体に装着した状態でのフェーズドアレイキャノンの展開です。

本体に装着した状態でのフェーズドアレイキャノンの展開です。

発射口を前方へ向けることが可能です。

発射口を前方へ向けることが可能です。

アクション

大型の武器ですが、しっかりホールドできます。

比較

僚機と並べてみましたが、各部のバランスは大きく異なります。

共通のシールドとフェーズドアレイキャノン以外はデザイン的にも共通項が少な目です。

と、いうわけでとりあえずルブリスウルの下半身と取り換えてみました。胸部と腰部分の接続穴は同一ですが、パーツが干渉して接続部にすき間ができるので、この形はありえないようです。ただ、これでも腕が長く感じるので、合体するならもう1機必要なのかも…

まとめ

今回は「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」をレビューしてきました。

キット自体は大きな問題点もなく、腕の長い一般の機体とは異なるバランスをうまく再現できていると思います。

ルブリスウルと同じく搭載されているフェーズドアレイキャノンや大型のビームディフューズガンなどの装備も過不足なく安定の1台でいた。

また、このキット組み立てて立体物で見るとなおさら、他の機体との連携機能があるような気がしてなりません。特にヒザ関節のつくりに対して、貧弱すぎるヒザ下など気になってしょうがないです（とか言ってて何もないかもですが）。

そんな秘密があるかもと期待しながら、第二シーズンも見ていこうかなと。

以上、「HG 1/144 ガンダムルブリスソーン」のレビューでした。

キットのグッドポイント

頭部のパーツ分割
胸部シェルユニット内部が別パーツ化
合わせ目が出ずらい分割構造

キットの残念ポイント

水星の魔女シリーズにしてはゲートが太目
足首の横ロールがないため、脚部の接地感が低い
（塗ればいいんですが）こちらも本体成型色はいかがなものか

技術ポイント

ゲート：ノーマル
腕付け根：引き出し式胸部ブロック+ボールジョイント（KPS）
脚部付け根：本体側固定軸+脚部側3軸
関節構造：ヒジ（シングル）、ヒザ（二重）、首（L字ボールジョイント）
クリヤーパーツ：ビームサーベル刃、シェルユニット
パッケージ：水星の魔女シリーズ標準
派生キット：-

キットデータ

登場作品：機動戦士ガンダム水星の魔女
型式：EDM-GA-02
名称：ガンダム・ルブリス・ソーン
搭乗者：ノレア・デュノク
所属：フォルドの夜明け
商品価格：1,760円（税10%込）
発売：2023年03月18日
積みプラ解消： -cm（パッケージの高さだけで算出）

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