HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム レビュー

今回は劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』から「HGCE 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」を素組でレビューしていきます。

機体紹介

ストライクフリーダムガンダム弐式に強化パーツの「プラウドディフェンダー」がドッキングした形態。出力が大幅に向上し、頭部にある収束重核子ビーム砲ディスラプターも使用可能となる。

キラとラクスの二人での操縦となり、主な部分はキラが、マルチロックオンや戦闘宙域の把握などはラクスが担当する描写が描かれていました。

また、頭部のディスラプター以外にも日本刀を思わせる「対艦刀フツノミタマ」や、プラウドディフェンダーのナノ粒子による雷撃など、駆動系はストライクフリーダムから大きなバージョンアップは行われていないが、武装面では強力な力を手に入れた機体となっています。

キット紹介

HGCE マイティーストライクフリーダムガンダムのキットは、2024年05月25日にHGCEシリーズのNo.250として、一般店頭発売されました。

パーツは全て新規パーツで、ABS素材、ポリキャップは使われていません。

背中のプラウドディフェンダーは分離可能で、単体ディスプレイにも対応しております。

パッケージ&内容物紹介

ランナー紹介

パーツは全てPS素材、「HG 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」表記です。

シールは色再現のホイルシールとプラウドディフェンダー用のプラスチックシールが付属します。

Aパーツ

B1パーツ

B2パーツ

Cパーツ

Dパーツ

E1パーツ

F1パーツ

F2パーツ

G1パーツ

H1パーツ

SB-13

プラスチックシール

ホイルシール

各部組立

頭部

胸部

バックパック

腕部

腰部

足首

脚部

武装

プラウドディフェンダー

素組完成

ギミック&可動

アクション

比較

比較② HGUC ストライクフリーダム

弐式

ストライクフリーダムからバックパックを拝借して弐式にしております。

細かい違いはあると思いますが、現状できる最善作かと。

ちなみに、この形態にすると重くて自立できないため、アクションベース使用しています。

まとめ

今回は「HGCE 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」レビューしてきました。

映画のヒットも相まって、注目度が非常に高い商品でしたが、そんな期待に応えているキットだと感じました。

特にストフリは避けて通れない金色表現も、ワンランク上の段階に進んだと感じる成型色でした。

背景には、MGEX ストライクフリーダムの金色表現のフィードバックがあったのではと考えます。

また、キット本体もHGCE No.201 からのキャリーオーバーのパーツは無く(サーベルエフェクトは除く)、完全新規となっているのもバンダイスピリッツの情熱を感じます。

プラウドディフェンダー単体でのディスプレイや、No.201 のストフリからバックパックをお借りして弐式も再現できたりと、プレイバリューも高い一台でした。

ただ、取付方法が新しくなったビームサーベルの腰へのマウントは、撮影中何十回とポロリを繰り返したため、非常にイライラする作りでした。

SEED FREEDOMのネット配信も始まり、さらに、手に取る人が増えると思いますが、万人が手にして満足できる良キットだと思います。

以上、「HGCE 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」のレビューでした。

キットのグッドポイント

  1. コーティングまでされたゴールドの成型色
  2. HGCEのストフリを使い回さず、全てが完全新規パーツ
  3. プラウドディフェンダーの羽根のスライド機構

キットの残念ポイント

  1. もはや苦行に近い、ビームサーベルの腰からのポロリ
  2. 首の付根が緩い
  3. (武器は若干手抜き気味なのか)ライフルはゲート太目、パーティングラインが強め

技術ポイント

  • ゲート:クサビ形Ⅱ 一部ノーマル
  • 腕付け根:本体側2軸ピン+腕側ボールジョイント
  • 脚部付け根:本体側二軸ピンパーツ+脚部側2軸
  • 関節構造:ヒジ(二重)、ヒザ(二重)、首(本体側一軸+頭部側ボールジョイント)
  • クリヤーパーツ:頭部メインカメラ+リアカメラ+ツインアイ、ビームシールド、ビームサーベル

機体&キットデータ

  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • 型式:ZGMF/A-262PD-P
  • 名称:マイティーストライクフリーダムガンダム
  • 搭乗者:キラ・ヤマト
  • 所属:世界平和監視機構コンパス
  • 商品価格:2,970円(税10%込)
  • 発売:2024年05月25日
  • パッケージ:HG Ⅳ型
  • 積みプラ解消: -8.5cm(パッケージの高さだけで算出)

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