今回は東芝から発売されています、保温トレイ「HW-91」をレビューしていきます。
いったい何に使うんだ!?といわれそうですが、水転写デカール貼りの強い味方がこの商品です。
水転写デカールで使用する水ってみなさんどれくらいの温度のものを使用してますか?組立説明書を見るとだいたい「ぬるま湯」を使用してくださいとなっています。
実際に作業する場合、ぬるま湯(より熱い場合もありますが)と冷たい水では作業のやりやすさに天と地ほどの開きがあります。
冷たい水だと、いつまでたっても台紙から外れずに、無理して外そうとしてデカール破損の原因にもなりかねません。
ところが、ぬるま湯使うときれいに、あっさり台紙から外すことができます。
しかし、このぬるま湯の温度を保つのが難しい!特にこれから冬になると、せっかくポットで温めたお湯も直ぐに冷めてしまいまい、使いずらい温度になってしまします。
そこでデカール皿の水の温度をキープできるものがないかと探して見つけたのが今回の保温トレイになります。
目次
パッケージ&内容物紹介
パッケージは思いっ切り生活家電です。
取説も普通に家電です。
本体
本体はシンプルに板状のプレートに持ち手(丸い部分)、パイロットランプ、電源ケーブルが出ているだけです。
銀色の部分が保温用のプレートになります。
サイズ
ほぼ正方形に近い形ですが、長いほうで21cmぐらいです。
使用方法
使い方は簡単で、プレートの上にデカール用の水皿載せてコンセントを入れるだけです。
プラ製の物は本来使用NGですので、陶器やガラス、金属製のものを使用します。近日中に100円ショップで物色します。
使用したところ、しっかりぬるま湯よりちょっと熱いぐらいで温度キープが出来、デカール貼り付け作業が非常にはかどりました。
若干熱くなるので、電源のオンオフで調整します。
これで冬場のデカール貼りもバリバリ行ける気がします。
まとめ
今回は東芝保温トレイHW-91を使ってみました。
結果としてはデカール貼るときには非常に使える1品となりました。
実勢価格で3000円台なので、冬場のデカール作業を考えたら1台あってもいいと思います。
使用感まとめてみると
商品のグッドポイント
- 適度な温度がキープできる
- 大きさもそこそこで使いやすい
- 冷たい水からでも10分程度で適温になる
商品の気になるポイント
- 手元にスイッチがないので温度調整はコンセントの抜き差しのみ
- 電源入れっぱなしは要注意(勝手に切れる安全対策なし)
- プラスチック素材は使用できず
- 取説によると収納時に縦置き不可(なぜかは不明)
どこかのツールメーカーさんで皿もセットになったもう少し小ぶりなやつとか出ませんかね、waveさんとかクレオスさんとか?
以上となっています。