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現実と向き合う
ここ最近のバンダイから発売される新製品のペースは年々上がってきているのは間違いないと思っていますが、自宅の積みプラの量もそろそろ真剣に向き合う問題となりつつあります。
ちなみにクローゼットの中と部屋の状況がこんな感じです。
これも氷山の一角なんで、おそらく未組立でそろそろ100に達しているのではと思われます。
プレバン限定とか、デカールキャンペーンとか、バンダイさんに「今買わなきゃ!」と乗せられている部分があるのも確かですが、どれもこれも作りたい!と思って購入したキットなのは間違いありません。
今でもいつか作るぞ!と全てのキットに対して思っているし、「あそこの色はどうしようか」とか、「こいつと一緒に並べたいからこの2体は連続して作成しよう」などの妄想だけは膨らんでいます。
しかし、現実問題このすべてのキット、またこれからも購入するであろうキットを全て作り終えるとが出来るか?と考えると、今のままでは残りの人生では足りない気がしてきたのも事実です。
製作方法を見直そう
積みプラの山をみて、考えた結果導き出されたのが、
- この先新製品を購入しないという選択肢はない
- ただこのまま山を増やすわけにもいかない
- 売却するのは最後の手段
- やっぱり自分の手で作りたい
という結論となったのですが、これを実現するためにはただ単に製作時間短くするしか手はないなという結論に至りました。
そこで問題となるのが、製作クオリティ。
今までは、ゲート処理、合せ目消し、サフ、塗装、スミ入れ、デカール、クリアコートで完成としてましたが、時間もそれなりにかかっておりました。
そんな中、「プラつく」で記事書かせていただいて素組で仕上げてみると、「これはこれでありかも」といった気持ちにもなりました。
ただ、素組だと将来的な退色や、ゲート後を紙やすりで処理すると目立つなどの問題点があるのも事実ではあります。
しかし、今まで通りの手順で作っていたのでは山が増える一方なのも明らかです。
そこで全塗装と素組の作業内容と出来上がりを見比べて次のような結論を出しました。
合せ目の処理を放棄しよう!
今までの作成方法で時間使っていて、なおかつカットできる部分はどこかと考えた結果、合せ目の処理ではないかという結論になりました。
少し古めのキットの場合は要検討とはなりますが、最近のキットであればMGもHGも大きく気になる合せ目は非常に少なくなっています。
素組でも結構問題なくいけているので、昔みたいに頑張って消す必要ないんじゃないかと最近思い始めました。
旧キット時代の合せ目というより段差の解消や、結構な幅のすき間埋めたり、今じゃありえないバリの処理など 、どうしても記憶の奥底に パーツの合わせ目は処理が必要をいう刷り込みがあるので気が付きづらいですが、最近のキットで本当に必要なのかを見直してみようと思います。
そこでこれからは
- ゲート処理
- サフ吹き
- パーツの成型色で塗装(ホイルシール部は塗り分け)
- スミ入れ、デカール
- クリアコート
- 組立
- 完成
といった手順で行ってみようと思います。(仮組もカットです)
仮組もカットでパーツごとに成型色で塗装とクリアコートも終わらせてから、組上げて完成する形です。
またMGのフレーム部はつや消しクリア吹くだけで終了にする予定です。
外装はゲート跡はきれいにして、塗って、UVカットクリアコートして仕上げたいと思っているので、ここらあたりで折り合い付けたいです。(RGなど、キットによっては塗装なしクリアコート仕上げにする物もあると思いますが)
これで、どれくらいスピード改善されるかはまだ?ですが、月に3個ペースで作っても100個作るには3年以上はかかる計算なので、さらに効率化可能なところは追及していく必要アリです。
残して死んでもあの世に持っていけるわけでもないし、お宝鑑定団で高値がつくとも思えないので、全て作って終わらせます。
何しろ完成品並べて置くと、見てるだけでワクワクしますからね。
というわけで、仮組無し、合せ目処理なし、塗装先にして組立のVT(ボランチトール)工法で次の記事から書いてきます。