今回のレビューは「HGUC ジェスタ」です。
なぜ今頃ジェスタかというと、我が家にジェスタがたまっているんです。HGのシェザール隊AとB&C、MGのジェスタキャノン、そして4月中には届くと思われるMGシェザール隊B&C仕様とそこそこの数量が積まれております。
ではなぜ、積まれたまま消費されないか考えたところ、思い当たる点はただ一つ!本体カラーの塗り分けがよくわからん!!といった点につきます。
本体のメインカラーの濃いブルーの他にも黒に近いブルー部分があったりするんですが、取説やパッケージ見ただけじゃどこが黒に近いブルーなのかがよくわからず、ユニコーンの設定資料など見てもはっきりせず、色が似通っているので成型色も一緒ですし、当然シールでの再現がされているわけでもない現状となっています。
この塗り分け部分がはっきりしないのを解明(?)するのが面倒で、思いっきり積み上げておりました。
しかし、このままではいかんということで、一番被害の少ない(!)HGのノーマルジェスタをテストヘッドとして組上げていきたいと思います。
今回はVT方(仮組無し、合せ目処理なし、全塗装)で仕上げていきます。
目次
パッケージ&内容物紹介
地上戦でのトライスターの活躍場面が描かれています。
ランナー紹介
Aパーツ イロプラ ボディ中心です。バイザーはオレンジです。(ん~写真思いっ切りブレてた)
B1パーツ ブルー 脚部中心です。
B2パーツ B1と対になる部分です。
C1パーツ グレー 関節部と武装です。
C2パーツ グレー C1の対になるパーツ群です。
MP1 マニュピレーターセットになります。平手と握り手が左右あります。 ここまで全てのランナーはPS素材です。
SB6パーツ ビーム刃になります。
PC-001 ポリキャップです。関節周りはスタンダートにポリキャップ可動です。
各部組立
頭部
左ほほのセンサーのグリーンがワンポイントになっています。メインカメラはシールです。
胸部
トライスターマークがボディーカラーに埋もれてます。襟と胸ダクトがブラックブルーです。
ランドセル
ランドセルはシンプルです。両端のとがった部分を外してシールドアーム装着します。
腕部
腕は左右非対称で右手にマガジン、左手にビームサーベルを収納してます。
腰部
腰のグレネードは色分け別部品です。股間のVマークの塗装は多少てこずりました。
足首
ここからではわかりませんが、足裏も塗りわけてます。
脚部
ふくらはぎ辺りは複雑な形状ですが、見事に再現されています。
武装
ライフルはモナカ構造です、シールドのグレネードの塗り分けも苦労しました。
素組完成
ギミック&可動
脚はもも上げ、膝関節ともに90度といった感じです。
足首は良く動きます。
肘は90度ちょっと可動範囲です。
アクション
平手付属がうれしいです。
比較
まとめ
今回は「HGUC 1/144 ジェスタ」を見てきました。
穴が開くほど(ちょっと大げさか)、組立説明書とパッケージ見て、色の塗り分け部分に自分なりの回答を出して作成に当たりました。
ブラックに近いブルーの部分は、「後頭部」、「襟部分」、「胸のダクトのトップ部」、「肩ブロックのダクト部」、「シールドの下半分」と解釈いたしました。
また、色分けは前述したブラック部の判別が難しい以外にも、シールドのミサイル部が、ベースカラーがグレーなののもあり、筆塗りだと白を乗せるのに一苦労でした(最終的にはタミヤのエナメルのお世話に)。
キットは2011年発売なので、最新のものと比べると関節周りに目新しさはありませんが、HGスタンダート以上にはよく動きます。
そしてなにより、ジェスタは完成したら非常にかっこいいです。決して大きなMSではありませんが、適度なメリハリと密度高めなデザインで模型映えします。シェザール隊各機にジェスタキャノンまでそろえたくなる勢いでした。
ユニコーンシリーズの名わき役として、ぜひコレクションに追加していただきたい1台でした。
以上、「HGUC 1/144 ジェスタ」のレビューでした。
キットのグッドポイント
- 濃い目のカラーリングも相まって、完成すると非常にかっこいい
- 小さいながらも情報量が多く、密度の高い造形
- ハンドパーツの種類も豊富
キットの残念ポイント
- そのまま組むと肩と腕の合せ目が目立つ
- シールドアームの肉抜きも加工が必要レベル
- やはり、わかりずらい色分け
- 登場作品:ガンダムユニコーン
- 型式:RGM-96X
- 名称:ジェスタ
- 搭乗者:ナイジェル・ギャレット大尉、ダリル・マッギネス中尉、ワッツ・ステップニー中尉
- 所属:地球連邦軍ロンドベル隊
- 商品価格:¥1728(税込み)
- 発売:2011年9月